『相棒』第1話、視聴率17.3%も……杉下右京(水谷豊)が「抜けすぎ」?  “らしくないミス”の意外な展開

 水谷豊が主演を務める連続ドラマ『相棒season21』(テレビ朝日系)が10月12日からスタート。初回2時間スぺシャルの世帯平均視聴率は17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、昨年10月に放送された『season20』の初回15.2%を2.1ポイント上回った。

 歴代最長となる7シーズンにわたって、杉下右京(水谷豊)の4代目相棒・冠城亘役を演じた反町隆史が、今年3月終了の『season20』をもって卒業。今シーズンから、初代相棒・亀山薫役の寺脇康文が約14年ぶりに登板となった。

「寺脇の復帰が発表された際、ネット上では『右京さんと薫ちゃんのコンビ、好きだったなあ。戻ってくるなら見ようかな』『最近、離れてたけど、黄金コンビ復活なら見なきゃね』と懐かしむ声が目立ちました。水谷が今年70歳を迎えたこともあり、『そろそろシリーズが終了するのではないか』というウワサもあるようですが、“2ケタいけば万々歳”といわれるドラマ業界でこの好発進となれば、テレ朝はあと数年は続けたいでしょうね」(テレビ誌ライター)

※本記事は、『相棒season21』初回のネタバレを含みます。

 初回では、南アジアのサルウィンで腐敗政府を倒した反政府運動のリーダー・アイシャ(サヘル・ローズ)が、親善目的で来日。パーティーに招待された右京が会場へ向かうと、そこには元相棒・薫の姿があった。そんな劇的な再会も束の間、薫のスマホに何者かから「アイシャを殺さなければ、旅客機を墜落させる」という脅迫文が届く。

 該当の便には、薫の妻・美和子(鈴木砂羽)が搭乗しており、右京と薫は脅迫者を追跡し始めるが、その矢先、アイシャがドライヤーで首を絞められる事件が発生。その後、右京がアイシャのいる部屋を訪れると、首から血を流し、死亡した彼女を見つける……という展開。なお、事件は初回で解決せず、第2話に持ち越されることとなった。

 ネット上では「このコンビ、やっぱり安心感がある」「やっぱ右京さんの相棒は薫ちゃんがいいね」と好意的な声が上がったほか、「VRやCGの変な演出がなくて良かった」「薫ちゃんが安っぽいVR空間に連れて行かれなくてホッとした」といった意見も。

 同作といえば『season19』以降、右京と亘が現実と仮想空間を行き来する“VR捜査”を取り入れ、AI(人工知能)やVR(バーチャルリアリティ)といった最新技術がたびたび登場。しかし、この演出が多くの視聴者から不評だったため、今回の展開に安堵した人も多かったようだ。

 その一方で、「国賓である被害者に護衛をつけないとか、右京さんにしては抜けすぎ」「殺されそうになってるアイシャさんが、一人になったら危ないという発想がない右京さんに違和感」「これはさすがに右京さんのミスだと思う」と疑問の声が続出している。

「アイシャの命が狙われ、実際に首を絞められる事件まで起きているにもかかわらず、その後、護衛もつけず部屋に一人きりにした右京の判断には甚だ疑問が残ります。ただ、これが意図的な脚本だとしたら、今後、判断力が鈍ってしまった右京を薫が支える展開もあり得そうです」(同)

 また、薫が復帰したことで、『season21』とかつて寺脇が出演していた『season7』までのクオリティを比較する視聴者も多いようだ。

「現在、テレ朝は『相棒21開幕記念』と銘打ち、平日の午後に連日、寺脇が出演していた頃の『相棒』を再放送しているんです。そのため、『これなら夕方やってる再放送を見たほうが、よっぽど面白い』『やっぱり昔の脚本って面白かったんだなあと、新作と再放送を比べて思った』『再放送と比べると、昔はもっと登場人物の葛藤や心情の揺らぎが丁寧に描かれていたなあと感じる』といった声が噴出する事態となっています」(同)

 「右京さんらしくない」と物議を醸している最新回。第2話で、この事態をどう収めるのか注目したい。

フジ、大みそかに『逃走中』放送で“やらせ疑惑”再燃! ヒカキン勝利の元日SPは4.6%と惨敗

 フジテレビは10月9日、今年の大みそかのゴールデンタイムに、ゲームバラエティ番組『run for money 逃走中』を放送すると発表。同局は2015年以降、大みそかは7年連続で格闘技の祭典『RIZIN』を放送してきたため、大きく舵を切ったこととなるが、ネット上では「『ワンピース』の二の舞になりそう」と危惧する声もあるようだ。

 不定期放送の開始から19年目となる『逃走中』だが、大みそかに放送されるのは初。逃走者が限られたエリア内でハンター(追手)から逃げ、賞金獲得を目指す内容で、大みそか放送の豪華出演者については後日発表されるという。

「フジは今年1月1日、ゴールデン帯で『逃走中 元日3時間SP~美女とハンターと野獣~』を放送し、東京オリンピックで活躍したレスリング・須崎優衣、柔道・高藤直寿、卓球・水谷隼をはじめとするアスリート5名のほか、アイドルや芸人らが参戦。結果はYouTuber・ヒカキンの勝利となりました。ただ、この放送は世帯平均視聴率が午後6時から60分間が3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、午後7時から120分間が4.6%と惨敗。そのため、定着していた格闘技の中継をやめ、『逃走中』で大みそかの勝負に挑むフジには疑問も残ります」(芸能記者)

 ネット上では、「子どもが大好きだから、大みそかに放送されるのはうれしい」「出演者が気になる。ジャニーズ枠にも期待!」と好意的な声が上がる一方で、「昔は見てたけど、最近はマンネリ気味で飽きた」「番組が盛り上がってた頃ならまだしも、今さら感ある」などの指摘も目立つ。

 さらに、「『逃走中』って、どうしてもやらせを疑っちゃう」「台本ありそう」と冷めた声も少なくないようだ。

「『逃走中』はこれまで、できすぎた展開や不自然な編集に対して『やらせがあるのでは?』とささやかれてきましたが、今回の発表を受け、ネット上では疑惑が再燃しているようです。ただ、過去には出演者自ら“ガチ”であることを強調したケースも。20年8月の放送後には、最後まで逃げ切り賞金117万円を獲得したEXIT・兼近大樹に対してやらせの疑いが浮上しましたが、本人がTwitterで問題の場面について説明し、『やらせは一切なしだから逃走中ファンはご安心を!』と理解を促していました」(同)

 フジテレビといえば、14年の大みそかのゴールデンタイムに、アニメ作品『アニメ15周年記念「ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜」2014年特別版』を放送。内容は08年に公開された劇場版第9作の特別版だったが、結果は世帯平均視聴率3.3%の大爆死となり、同時間帯でテレビ東京を含む民放キー局のうち最下位となってしまった。

「近年のフジは若いコアターゲットを重視しているため、子どもに人気の『逃走中』を大みそかの目玉番組に持ってきたのでしょう。しかし、どうしても『「ワンピース」の二の舞になってしまうのではないか』と8年前の大惨敗を思い出さずにはいられません」(同)

 マンネリを指摘する声も多い『逃走中』。まずは、豪華出演者の発表を待ちたい。

ドラマ『silent』、Snow Man・目黒蓮に「ジャニーズなの!?」と驚きの反応! 川口春奈は「夏帆に食われそう」?

  主演の川口春奈とSnow Man・目黒蓮の共演が話題の連続ドラマ『silent』(フジテレビ系)。10月6日に15分拡大で放送された初回は、世帯平均視聴率6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同枠で前クールに放送されたHey!Say!JUMP・中島裕翔主演『純愛ディソナンス』の初回4.8%を1.6ポイント上回った。

 完全オリジナルストーリーの『silent』は、川口演じる主人公・青羽紬が、目黒演じる“若年発症型両側性感音難聴”を患った学生時代の元カレ・佐倉想と8年ぶりに再会する、切なくも温かいラブストーリー。紬の現在の交際相手・戸川湊斗役には鈴鹿央士、想に寄り添う聴覚障害者の女性・桃野奈々役に夏帆、手話教室の講師役に風間俊介、想の母親役に篠原涼子と、豪華キャストが揃う。

「『純愛ディソナンス』が、第4話から最終回まで3%台と大爆死。『silent』がこの不調を引きずってしまうのではないかと心配されていましたが、やはり目黒の出演作とあって、初回6.4%とまずまずの結果に。今後、同作が、聴覚障害をどのように扱っていくのか注目を集めています」(芸能記者)

※以下、初回のネタバレがあります。

 初回では、8年前と現在のシーンが交互に登場。紬が想に告白する姿や、想が「好きな人がいる。別れたい」と一方的に別れを告げる切ない場面などが描かれた。

 また、初回の終盤では、想の難聴を知らない紬が、街で偶然想を見かけた想に「無視することないじゃん!」「ちょっと話そうよ」と声をかけるシーンも。この時、手話で「声で話しかけないで。一生懸命話されても、何言ってるかわかんないから」と涙ながらに訴える想に対し、心を動かされた視聴者は多かったようだ。

 ネット上では、「想役の子の演技がすごいと思ったら、ジャニーズの子なのか! 思いを手話に乗せて話す姿が圧巻」「目黒さんは手話がうまいし、病気のつらさを見事に表現されていますね」「めめ(目黒の愛称)の繊細な表情と役柄が合ってる」と目黒を称賛する声が続出しているほか、「川口春奈がとにかくかわいい」というコメントも多いようだ。

 一方で、川口の演技に対して「顔はかわいいんだけど、演技が一本調子で何を演じても川口春奈にしか見えない」「いつも同じ演技だと感じる」「話し方が単調で、セリフ回しが強めだから、恋する切なさを表現するにはミスキャストかな」と厳しい声も目立つ。

「特に、高校時代の告白シーンや、想から別れを告げられる場面において、主人公の表情や口ぶりがあまりにもあっさりとした印象であったことから、『夏帆ちゃんが主演なら、もっと印象的なシーンになりそう』といった意見も。そんな夏帆は、初回の登場シーンは少なかったものの、『表情の演技がすごい』『セリフないのに、心の機微の表現が見事』と話題になっていて、『川口春奈もいいんだけど、夏帆に食われそう』『夏帆ちゃんの演技が豊かすぎて、川口春奈の能面演技が目立っちゃった感じ』という指摘も見られます」(同)

 視聴者から「泣いた」報告が相次ぎ、Twitterでタイトル名のハッシュタグがトレンド1位を獲得するなど、大反響を呼んでいる『silent』。『純愛ディソナンス』のような大爆死は免れたいところだが、果たして……。

Hey!Say!JUMP・山田涼介『親愛なる僕へ殺意をこめて』初回4.5%! BPOが「残虐描写」を問題視する可能性

 Hey!Say!JUMP・山田涼介が主演を務める連続ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系/水曜午後10時~)の初回が10月5日に放送され、世帯平均視聴率4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。ネット上では、「開始10分で見るのやめた」「残酷すぎて、早々に脱落した」といった報告が相次いでいるようだ。

 同名コミックを原作とした同作は、連続殺人犯の父をもつ主人公・浦島エイジが、知らぬ間に殺人事件に関係していることから展開していくサスペンス。山田のほかに、川栄李奈、門脇麦、尾上松也、早乙女太一、はじめしゃちょーらが出演する。

「4月に新設されたばかりの同枠ですが、4月期の間宮祥太朗主演『ナンバMG5』の初回は6.6%、7月期の町田啓太主演『テッパチ!』の初回は7.6%で、『親愛なる僕へ殺意をこめて』はこれを大きく下回る数字に。加えて、同じく今月5日から同時間帯でスタートした奈緒主演『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)は、初回8.9%と健闘。『親愛なる僕へ殺意をこめて』は裏番組に大惨敗してしまいました」(芸能記者)

※以下、初回のネタバレがあります。

 初回では、15年前に起きた連続殺人事件の容疑者・八野衣真(早乙女)の息子・エイジ(山田)が、自宅アパートの天袋から札束とスマートフォンを発見。不審に思いながらも大学へ向かうと、知らぬ間に自分が3日間も寝込んでいたことを知らされる。その3日間は、河川敷で遺体として発見された畑葉子(浅川梨奈)が、失踪してから発見されるまでの期間でもあり、そのことを刑事の桃井薫(桜井ユキ)から聞かされたエイジは動揺する……という展開が描かれた。

「初回は冒頭、椅子に縛られた女性(工藤美桜)が白衣姿の人物から、ハサミや金槌で拷問を受けるシーンからスタート。その後も真が火だるまになり自殺するシーンや、拷問に遭った末に殺された葉子の遺体を見て刑事が嘔吐するシーン、幼少期の主人公が首を吊った母を見つけるシーン、半グレ集団のリーダー・佐井社(尾上)が椅子に縛りつけた男性の指をハサミで切り取るシーン……と、刺激的な描写のオンパレードでした」(同)

 5日に行われた同作の記者会見に出席した山田は「だいぶ攻めたドラマが生まれた」と語り、「一番大変なのは拷問シーン。体の負担がすごくかかります」と撮影の苦労を明かしていたが、そういったシーンがネット上で物議を醸しているようだ。

「視聴者からは、『この時間帯に放送するドラマではない』『グロすぎて見てられない』『拷問が怖すぎてつらい』『海外ドラマでもグロシーンはあるけど、こんなに何度も繰り返し出てこないよ』といった批判が相次いでいます。過去にも、綾瀬はるか主演『天国と地獄~サイコな二人』(TBS系)や竹内涼真主演『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)など、グロテスクなシーンがプライム帯で流れることはありましたが、それはドラマの中の一部であり、『親愛なる僕へ殺意をこめて』のようにしつこくは登場しませんでした」(同)

 また、Netflixなどで配信されているドラマには、残虐描写があることも珍しくないため、一部ネット上では「フジが対抗した可能性もある」と指摘されている。

 ただ、過去には放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会が、テレビ番組で残虐なシーンを放送することについて「猟奇的に殺された姿を突然、前触れもなく放送することは、一部の人に『嫌悪感』『過度の刺激』を与える可能性がある」として、「視聴者に『見る』『見ない』を選択するための情報を(事前に)示すことが公共性の点から必要」などと配慮を促すコメントを出しており、『親愛なる僕へ殺意をこめて』が今後、問題視される可能性もありそうだ。

「そもそも“水10”枠は、コア視聴率を重視するフジが、『今、貴方に必要なのは何系男子?』をコンセプトに、イケメン俳優を起用した若者向けのドラマを放送する枠として設けたもの。確かに山田は若者に人気ですが、このままでは、『ナンバMG5』や『テッパチ!』で取り込んだ同枠の視聴者を逃してしまうのではないでしょうか」(同)

 視聴者に、十分すぎるインパクトを与えた『親愛なる僕へ殺意をこめて』。これ以上、視聴率が下がらないといいが……。

秋ドラマ、業界内の前評判を調査! 期待作2トップ『アトムの童』『エルピス』、大コケ予想は『ファーストペンギン!』?

 2022年の秋ドラマシーズンに突入し、10月5日にはHey!Say!JUMP・山田涼介主演の『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)と、奈緒主演の『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)が第1話を迎えた。今後も続々と各局のゴールデン・プライム帯の連続ドラマが放送を開始するが、業界関係者は「全体的に盛り上がりに欠けそう」(テレビ誌ライター)と苦い表情だ。

 テレビ業界では「夏ドラマは視聴率で苦戦しがち」(同)というのが定説。今年7月期の作品で、全話世帯平均視聴率2ケタ台を獲得できたのは、TBS系「日曜劇場」枠で放送された『オールドルーキー』の10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、テレビ朝日系「水曜午後9時」枠で放送された『刑事7人』の10.2%だけだった。

山崎賢人『アトムの童』長澤まさみ『エルピス』が10月期ドラマの期待作なワケ

「各局とも10月期の作品で巻き返したいところでしょうが、どうにも“秋枯れ”というのか、パッとしない印象。一応、期待作としては『オールドルーキー』と同じTBS系『日曜劇場』枠で放送される『アトムの童』(10月16日スタート)が挙げられます。山崎賢人演じる主人公・安積那由他は天才ゲーム開発者というキャラクターで、倒産危機にある老舗玩具メーカー・アトム玩具と手を組んで“ものづくり”を追求し、ゲーム業界の大資本企業に立ち向かっていく姿が描かれます」(同)

 山崎といえば、近年は主演映画『キングダム』シリーズが大ヒットしているほか、Netflixドラマ『今際の国のアリス』(土屋太鳳とダブル主演)シリーズなどにも出演。地上波連ドラでの主演は、18年7月期に放送された『グッド・ドクター』(フジテレビ系)以来となるが、同ドラマは“低視聴率枠”とされるフジテレビ系「木曜劇場」枠で全話世帯平均11.2%と、2ケタ台を達成したことも話題になった。

「業界内で今の山崎は、『俳優として最も脂が乗っている状態』と言われています。このところ、映画を主戦場にしていた人気俳優・山崎を地上波ドラマに引っ張ってこられただけで、『TBSの大勝利』といってよいでしょう」(同)

 加えて、『アトムの童』は放送前から香川照之の降板騒動で注目を集めた。香川は8月24日発売の「週刊新潮」(新潮社)により、過去のホステス女性に対する“性加害”を報じられ、同誌9月1日発売号でも続報が伝えられたことで、次々と仕事を失う事態に発展。

「『アトムの童』への出演は情報解禁前だったものの、複数のメディアによると、香川は那由他と敵対する“ラスボス”役でキャスティングされていたそうで、結局は降板に至りました。代役はオダギリジョーとなったのですが、世間はこの“緊急登板”に『大歓迎』などと好意的。同作に興味がなかった層も、オダギリの悪役は気になるようで、香川との“交代劇”は結果的に、かなり効果的な宣伝になったとみられます」(制作会社スタッフ)

 また、長澤まさみが4年半ぶりに連ドラ主演を務める『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系)も、業界の注目度は高いとのこと。

「10月24日にフジテレビ系『月10』枠で放送を開始する同作は、スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)が、バラエティ番組の若手ディレクターらとともに“連続殺人事件の冤罪疑惑”を追っていくという内容。プロットははっきり言って地味ですが、長澤や脇を固める眞栄田郷敦、鈴木亮平といった出演者がとにかく魅力的。長澤の主演ドラマとしては特異なテーマの作品を、プライム帯に持ってきたフジの“チャレンジ精神”も、業界内で話題になっています」(スポーツ紙記者)

 一方、期待できない作品として名前が挙がったのは、すでに日本テレビ系「水曜ドラマ」枠でスタートした『ファーストペンギン!』。主人公のシングルマザー・岩崎和佳(奈緒)が、5歳の息子・進(石塚陸翔)と暮らし始めた港町で、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んでいくというストーリーだが……。

「全体的に物語のスケールが小さい印象で、連ドラというより小規模の映画作品のような雰囲気。その“地味さ”により、秋ドラマの中で埋もれてしまわないかと不安になります。一応、共演には堤真一、劇団EXILE・鈴木伸之といった有名どころも起用されているものの、奈緒はまだ連ドラ主演を張れるほどのネームバリューがないのも気がかり。同ドラマは業界内で、“今期ワースト候補”とささやかれています」(同)

 また、このところ視聴率低迷が顕著なフジテレビ系「木曜劇場」枠の『silent』(川口春奈主演、10月6日スタート)も、先行きが不安視されている。同ドラマは、主人公の青羽紬(川口)が、若年発症型両側性感音難聴を患った高校時代の恋人・佐倉想(Snow Man・目黒蓮)と8年ぶりに再会するというラブストーリーだ。

「フジテレビ系の『木曜劇場』自体に視聴者が定着していないということもありますが、そもそも主演の川口が“数字を持っていない女優”というイメージの持ち主。川口が13年に鈴木砂羽とダブル主演した『夫のカノジョ』(TBS系)は、初回4.7%で低空スタートしたのち、途中から3%台を連発し、“打ち切り”に。全8話の世帯平均は3.8%で、2000年以降のプライム帯に放送された民放ドラマ(テレビ東京を除く)史上、ワースト記録を刻んでしまいました。その後もこれといったヒット作がない川口だけに、『silent』にも期待が持てません」(週刊誌記者)

 さらに、10月8日スタートのKis-My-Ft2・玉森裕太主演『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』、10月16日スタートの清原果耶主演『霊媒探偵・城塚翡翠』(ともに日本テレビ系)も、業界内の前評判はいまいちだという。

「『祈りのカルテ』は、知念実希人氏の医療ミステリー小説『祈りのカルテ』(KADOKAWA)シリーズが原作。玉森が演じる主人公の研修医・諏訪野良太が、カルテを通して患者の“秘密”や“嘘”を優しく見破り、寄り添うというストーリー。かたや『霊媒探偵・城塚翡翠』は、相沢沙呼氏の小説『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社)が原作で、霊視能力を持つ主人公・城塚翡翠(清原)が難事件の犯人に迫るといったミステリーです。どちらもヒット小説の実写化で、若者視聴者をターゲットにしたいテレビ局の狙いはわかりますが、そうはうまくいかないのが連ドラの難しいところです」(同)

 期待作以上に、「コケそう」と予想される作品が多いという秋ドラマ。前評判を覆し、ヒットする作品はあるのだろうか?

黒島結菜『ちむどんどん』、全話平均15.8%で2010年以降最低! 永野芽郁も苦しんだ“脚本”への批判

 9月30日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の全話平均視聴率(世帯)が、15.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。2010年前期の朝ドラ『ゲゲゲの女房』以降に放送された25作品の中で最低記録だったうえに、放送中は視聴者から酷評が相次いでいたこともあって、ネット上では主演を務めた俳優・黒島結菜を案ずる声が上がっている。

 『ちむどんどん』は沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(黒島)やその兄妹の人生を描いた作品だが、ストーリー展開やメインキャラクターの言動に対して、ネット上では「非常識すぎる」「ありえない」などと批判が続出。放送後には、Twitterで「#ちむどんどん反省会」というハッシュタグとともに、作品への苦言や疑問の声が噴出することが常態化していた。

「朝ドラ後に放送される同局情報番組『あさイチ』の冒頭では、かねてより、その日の朝ドラの内容を振り返る“朝ドラ受け”が恒例となっていて、これを楽しみにしている視聴者も多い。しかし、『ちむどんどん』放送期間中は、この“朝ドラ受け”が激減。それどころか、『あさイチ』MCの博多華丸・大吉が、同作の登場人物の自分勝手な振る舞いを指摘することもありました。大吉はこうした状況について、5月25日放送のラジオ番組『たまむすび』(TBSラジオ)で『ものすごく楽しみにしてたんですが、(黒島が演じる暢子は)今のところ好かれるような主人公じゃないから』『その辺のモヤモヤが(“朝ドラ受け”に)乗っかっているっていうのは、正直あるんです』と明かしていました」(芸能ライター)

 最後まで酷評が飛び交った『ちむどんどん』だが、主演を務めた黒島に対し、ネット上では「気の毒になるほど酷い役柄だった」「これを上回る代表作ができればいいけど……」などと同情する声も少なくない。

「近年、朝ドラのストーリー展開がネット上で物議を醸すことは珍しくなく、18年前期の『半分、青い。』も酷評が相次いだ作品のひとつ。ヒロインを演じた永野芽郁が、夫婦喧嘩中に『死んでくれ』と言い放ち炎上するなど、脚本への批判が続出しました。当時はそうした役柄を演じる永野を心配する声もあり、実際、永野自身もクランクアップ後にブログで『朝起きるのがしんどくて、笑いたいのに笑えない日もあった』『色んなお薬を処方していただいて、飲むと顔がボールみたいになって、そんな姿でも毎日撮影するから、それが毎朝放送されることが悔しい!(笑)』などと告白。撮影中は、心身ともにダメージを受けていたようです」(同)

 もはや、ヒロインにとっては“脚本ガチャ”ともいえる朝ドラ。黒崎は今月21日にスタートするKing&Prince・平野紫耀演主演『クロサギ』(TBS系)で、主人公の詐欺師に複雑な思いを抱く検事志望のヒロインを演じるが、次作でイメージを一新することはできるだろうか……。

『呼び出し先生タナカ』、『めちゃイケ』に続き『ヘキサゴン』まで……「羞恥心のパクリ」ユニットが物議

 アンガールズ・田中卓志が司会を務めるクイズバラエティ番組『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系、日曜午後9時/以下、『タナカ』)。10月2日に放送された2時間スペシャルでは、番組発3人組ユニット“小中大”のオリジナル楽曲「諦めて正解」のロングバージョンがお披露目されたが、「羞恥心のパクリだ」とネット上で物議を醸しているようだ。

「同番組は4月にスタートすると、同局で過去に放送されたバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』の名物企画『めちゃイケ抜き打ちテスト』に内容が酷似しているとして、ネット上が騒然。5月には、『めちゃイケ』にレギュラー出演していたナインティナイン・岡村隆史が、自身のラジオ番組で『俺とか濱口(優・よゐこ)の顔とかは、まったく浮かべへんかったんかなあ』『(めちゃイケ)メンバーもどう思ってんのかなあ』と苦言を連発したほか、のちにフジがナイナイの所属する吉本興業に謝罪していたと一部メディアで報じられるなど、番組の詰めの甘さが浮き彫りとなっていました」(芸能記者)

 同番組は、9月より田中が「カシアス田中」名義で作詞した同楽曲がエンディングテーマに起用されているが、10月2日の放送では、楽曲のロングバージョンを初披露。小中大のメンバーである横川尚隆、NORD・島太星、小宮璃央がスタジオで歌とダンスを披露した。

 加えて、放送と同日にはフルバージョンがフジテレビ公式YouTubeで公開され、4日午前11時時点で約1万8,000回再生を記録している。

 ネット上では、3人のファンから「すごく良い曲! 売れるといいね」「応援したい」と好意的な声が相次ぐ一方で、「曲調だけじゃなくて、振り付けも羞恥心とほぼ同じじゃん。こんなにパクッてプライドないのかな」「『めちゃイケ』だけじゃなくて、『ヘキサゴン』までパクッててドン引き」と批判の声も続出している。

 「羞恥心」とは、かつて同局で放送されていたクイズバラエティ番組『クイズ!ヘキサゴンII』に“おバカキャラ”としてレギュラー出演していたつるの剛士、野久保直樹、上地雄輔によるアイドルユニット。2008年にデビューシングル「羞恥心」をリリースし、同年末の「日本レコード大賞」で特別賞を受賞したほか、『NHK紅白歌合戦』に出場するなど、テレビ局の枠を超えて活躍していた。

「そもそも小中大は、8月14日の放送回に出演したつるのが、成績ワーストとなった3人に対してユニット結成を提案したことが発端。作詞を担当した田中が『カシアス田中』を名乗っているのも、『ヘキサゴン』で島田紳助が作詞する際に『カシアス島田』を名乗っていたためであり、いわば小中大は羞恥心のオマージュといえます。しかし、そんな経緯を知らない視聴者が多く、『パクリだ!』と嫌悪感を抱いた人は多かったようです」(同)

 さらに、違和感を訴えるネットの書き込みには、「やるんだったらもっと衣装とか用意して、羞恥心のパロディ感を出してほしかった」「この番組って、いつも中途半端にパクるからモヤモヤする」「パクリって言われるのわかっててやってる、フジのスタンスが気持ち悪い」と否定的な声も見られる。

「フジは、『めちゃイケ』や『ヘキサゴン』を知らない子ども世代や10代に向けて、人気企画のリバイバルをやっているつもりなのでしょう。ただ、いくら同局がコア視聴率を重視しているといっても、世帯平均視聴率は前回9月4日放送が3.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、10月2日放送が4.9%と、午後9時台にしては低すぎる。いつ打ち切りになってもおかしくない状況といえるのでは」(同)

 “パクリ番組”のイメージがより濃くなった『タナカ』。『めちゃイケ』や『ヘキサゴン』の恩恵に預かり、視聴率は上昇するだろうか。

綾野剛『オールドルーキー』10.4%でトップ! King&Prince・永瀬とHey!Say!JUMP・中島はワースト3入り【7月期ドラマ視聴率ランク】

 2022年4月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が、続々と最終回を迎えた。視聴率ランキングのトップに立ったのは、全話世帯平均で10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した綾野剛主演の日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)だった。

※以下、ドラマのネタバレを含みます

 放送前は、暴露系YouTuberの“ガーシー”こと東谷義和氏が綾野の私生活に関する暴露を連発していたことから、放送自体が危ぶまれていた同作。

 しかし、フタを開けてみれば視聴率トップとなり、視聴者からは「やっぱり、綾野剛の演技は見応えがある」「脚本はご都合主義が気になったけど、綾野剛の演技は良かった」と綾野を評価する声が目立った。

 とはいえ、日曜劇場は前クールの嵐・二宮和也主演『マイファミリー』が全話平均12.9%、前々クールの阿部寛主演『DCU』が14.4%であったことを思うと、寂しい印象もある。

 また、主要キャラであるスポーツマネジメント会社社長・高柳雅史(反町隆史)について、「高柳社長のキャラが最後までブレブレだった」「最終回を見て、社長のことがますますわからなくなった」といった声が続出。視聴者にモヤモヤを残してしまったようだ。

 全話平均のベスト2は、東山紀之主演のドラマシリーズ『刑事7人』(テレビ朝日系)の第8シーズン。第1話で降板した倉科カナとほぼ入れ替わる形でジャニーズWEST・小瀧望が加入したが、小瀧演じる新人刑事・坂下路敏(さかした・ろびん)の“上から目線”の言動が「先輩刑事に対して偉そうにしていられる神経がわからない」「ロビンのキャラが、全然好きになれない」と最後まで物議を醸すことに。

 加えて、「ロビンは来期も続投なんですかね……」「第9シーズンがあるとしたら、ロビンくんはいないほうがいいわ」と不要論を訴える視聴者も。ただ、ジャニーズファンの中には「ジャニタレが嫌われ役を任せられたってことは、のんちゃん(小瀧の愛称)の演技力が認められてるからだと思う」「みんながロビンをウザがってるのって、それだけのんちゃんの演技が役になりきってるってことじゃない?」とポジティブに受け取る声もあるようだ。

 ベスト3は、竹内涼真が主演を務めた、韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本リメーク版『六本木クラス』(TBS系)で、全話平均9.4%。

 第7話放送後の8月24日、主人公の宿敵・長屋茂を演じる香川照之の“性加害疑惑”が週刊誌に報じられ、ネット上では「もう香川の顔を見たくない」「降板してほしい」といった批判的な訴えも少なくなかった。しかし、この報道後の第8話以降、視聴率は上昇。香川の報道がドラマのPRにつながった可能性もありそうだ。

 また、ドラマ開始当初は「『梨泰院クラス』の完コピでがっかり」「オリジナル要素がほとんどない」という感想も目立っていた。

 だが実際は、韓国版の最終回に見られたチャン・デヒ(ユ・ジェミョン)の土下座シーンが、日本版では長屋茂(香川)の“土下座未遂”シーンに変更されていたほか、韓国版で描かれていたことから多くの平手友梨奈ファンが覚悟していたと思われる“宮部新(竹内)と麻宮葵(平手)のキスシーン”が描かれないといったオリジナル展開も。

 しかし、それについても「土下座もキスもなくて、物足りない」「土下座がなかったのは、香川がやらかしたから?」「平手はキスシーンNG? だとしたら女優としてどうなの?」などと物議を醸しているようだ。

Hey!Say!JUMP・中島裕翔『純愛ディソナンス』、「木曜劇場」史上ワースト!

 残念ながらワースト1となったのは、Hey!Say!JUMP・中島裕翔が主演を務めた木曜劇場『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)で、全話平均3.9%。第4話以降、3%台が最終回まで続いた結果、同枠歴代ワーストであった19年10月期の新木優子&高良健吾ダブル主演『モトカレマニア』(全話平均4.4%)を0.5ポイント下回ってしまった。

 序盤では、主人公・新田正樹の大学の先輩・小坂由希乃(筧美和子)が失踪し、遺体で発見されるといったミステリアスな展開や、ヒロイン・和泉冴(吉川愛)の毒親役の富田靖子による“怪演”など見どころも多く、「先の展開が気になる」「先が見えなくてワクワクさせられるドラマ」と期待する視聴者も多く見られた。

 しかし、“5年後”の世界に移った第4話以降は、「5年後になってから明らかにつまらない」「途中から何がしたいのかわからない。恋愛モノなんだか復讐劇なんだか……」などと酷評が続出。そういった不満が、数字に表れたのかもしれない。

King&Prince・永瀬廉『新・信長公記』で全話平均4.4%、ワースト2

 ワースト2は、King&Prince・永瀬廉主演ドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)で、全話平均4.4%。日テレが大プッシュするジャニーズドラマとあって、小澤征悦、三浦翔平、満島真之介、濱田岳……と、永瀬の脇には主役級の役者が勢ぞろいするも、第3話以降は3~4%台が続き、大爆死状態に。

 最終回では、織田信長(永瀬)の目が赤く光り、豹変するシーンがあり、ネット上では「永瀬くんの表情の迫力にびっくりした」「永瀬廉、最初より演技が上達してない?」などと、役者としての成長を喜ぶファンも見られる。

 なお、2003年以降の日テレのプライム帯ドラマの歴代ワーストは、真中瞳主演『メッセージ~言葉が、裏切っていく~』(03年)だったが、同作の全話平均4.4%に『新・信長公記』が並ぶことになってしまった。

 ワースト3は、林遣都と仲野太賀がダブル主演を務めた『初恋の悪魔』(同)で、全話平均4.7%。『カルテット』(TBS系)『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)を手がける人気脚本家・坂元裕二氏によるオリジナル作品とあって注目されたが、開始数話で「脚本のクセが強くて苦手」「セリフが聞き取りづらい」「今のところ、面白さがわからない」などの不満がネット上に並んでいたことから、脱落者が続出した可能性も……。

 一方で、最終回まで見た視聴者からは、「脚本が優秀で、役者の力もすごい」「こんなに余韻が残る奥深いドラマは初めて」「秀逸なドラマ。ぜひ映画版が見たい」などと絶賛する声も相次いでいる。視聴者の好みを大きく分けた、挑戦的なドラマだったともいえそうだ。

 そんな日テレは、今期、もっとも数字が取れた橋本愛主演『家庭教師のトラコ』でさえ全話平均5.8%と、全滅状態。4月クールでも、やはりもっとも数字が高かった今田美桜主演『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』でさえ7.5%と振るっておらず、このところ不調が続いているようだ。

 特段のヒット作もなく、ジャニーズドラマの最下位争いばかりが注目された印象の夏ドラマ。10月期では、7月期以上に数多くのジャニーズドラマがスタートするが、果たして……。

1位『オールドルーキー』(TBS系、日曜午後9時) 10.4%
2位『刑事7人』(テレビ朝日系、水曜午後9時) 10.1%
3位『六本木クラス』(テレビ朝日系、木曜午後9時) 9.4%
4位『競争の番人』(フジテレビ系、月曜午後9時) 8.9%
同率4位『遺留捜査』(テレビ朝日系、木曜午後8時) 8.9%
6位『ユニコーンに乗って』(TBS系、火曜午後10時) 8.0%
7位『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(TBS系、金曜午後10時) 7.3%
8位『魔法のリノベ』(フジテレビ系、月曜午後10時) 6.4%
9位『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系、水曜午後10時) 5.8%
10位『テッパチ!』(フジテレビ系、水曜午後10時) 4.8%
11位『初恋の悪魔』(日本テレビ系、土曜午後10時) 4.7%
12位『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系、日曜午後10時30分) 4.4%
13位『純愛ディソナンス』(フジテレビ系、木曜午後10時) 3.9%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。

フジ『ポップUP!』を、TBS『ラヴィット!』が「泥棒」? 川島明が「出すな!」とツッコんだモノ

 9月27日に放送された情報バラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)。この日は、お笑いコンビ・相席スタートの山添寛の発言が視聴者の話題を集めた。

 番組冒頭、かつて読売ジャイアンツなどで活躍し、送りバントの世界記録保持者である元プロ野球選手・川相昌弘氏が、放送同日に誕生日を迎えたと紹介。それになぞらえ、出演者たちが“世界一だと思うもの”をテーマにトークを繰り広げた。

「この中で山添は、“世界一ご飯が欲しくなる料理”として、東京・新大久保にある韓国料理店の『国産プレミアム カンジャンケジャン』を紹介。新鮮なワタリガニを自家製の醤油ダレに漬け込んだこの一品のおいしさについて、『少し食べてからご飯を投入したら、もう止まりません』と熱弁を振るっていました」(芸能ライター)

 山添が紹介を終えた後、MCを務めるお笑いコンビ・麒麟の川島明が「いつも通ってる店なんですか?」と質問すると、山添は「これね、『ポップUP!』で初めて食べたんですよ」と返答。山添は、フジテレビ系で放送されている昼の情報番組『ポップUP!』の番組内で試食し、ハマってしまったという。

「山添はさらに、『「ポップUP!」の“がちウマ韓国グルメ番付”で1位でした』と同番組について続けたため、共演者たちは爆笑。そんな中、画面左下に『ポップUP!』のロゴがテロップで表示されたため、川島は『ロゴを出すな、堂々と! 大泥棒か、この番組は!』とツッコミを入れていました」(同)

 その後、お笑いコンビ・コットンの2人とビビる大木が、このカンジャンケジャンを試食。食べ方がわからずに困惑する3人の様子を見て、川島が「『ポップUP!』では、どう食べてはってん?」と山添に食べ方を教えるように促したり、ビビる大木が「『ポップUP!』すごい!」とその味を絶賛するなど、他局の番組をイジり倒していた。

「最終的に、川島が『「ポップUP!」すみません、お力をお借りしました』としつつ、『山添はスパイです』と言ってオチを付けることに。ネット上では、『「ラヴィット!」で「ポップUP!」の話してるの笑える』『「ラヴィット!」にテレビ局の壁はないのかな(笑)』『もはや兄弟番組でしょ』など、面白がる声が多く上がりました」(同)

 なお、フジテレビは28日に、『ポップUP!』の年内終了を正式に発表。今年4月にスタートしたばかりで、1年もたたずに終わりを迎えた。

「同番組は、初回で世帯平均視聴率3.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したあと、1%台を連発。視聴率の低迷が続き、ついに終了となりました。そんな同番組をイジっていた『ラヴィット!』ですが、こちらも連日2%台を記録中。『ポップUP!』ネタで笑っていられるのも、今のうちかもしれませんね」(同)

 “兄弟番組”のように、仲良く終了してしまわないと良いのだが、果たして……。

King&Prince・永瀬廉『新・信長公記』全話平均4.4%! 「夢中で見た」「ついていけなかった」と賛否

 King&Prince・永瀬廉主演ドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)の最終回(第10話)が9月25日に放送され、世帯平均視聴率4.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。全話平均も同じく4.4%となった。

 同作は、甲斐谷忍氏の漫画『新・信長公記~ノブナガくんと私~』(講談社)を原作とした学園エンターテインメント。織田信長、徳川家康、豊臣秀吉ら名だたる戦国武将のクローンが通う日本一の不良校・銀杏高校で起こる騒動が描かれる。

※本記事は、『新・信長公記』最終回のネタバレを含みます。

 最終回では、徳川家康(小澤征悦)との最終決戦に勝利した織田信長(永瀬)が「本当の戦いはこれからだ」と語り、学園を支配する総長と対峙することに。その後、総長の正体が学園の理事長・別府ノ守与太郎(柄本明)であることが発覚。理事長は武将たちを集めて戦わせてきた目的を語り始める。さらに、自分たちが実在した戦国武将のクローンであることや、18歳までしか生きられないことを聞かされた黒田官兵衛(濱田岳)は、何も知らないクラスメイトたちに事実を明かすか思い悩む……という展開だった。

 ネット上では、「最終回は、永瀬くんの演技の迫力がすごかった!」「設定が奇想天外で、最後まで笑わせてもらった」「永瀬くんかっこよかった~。終わっちゃって悲しい」「夢中になって見ていたドラマ。歴史好きにはたまらない」と好意的な声が相次ぐ一方で、「最後までなんだかよくわからなかった」「キャスト目当てで見てたけど、結局、ハテナだらけでついていけなかったな」「ラストまで何を見させられてるんだろうって感じだった」との声もあり、クセの強い世界観に入り込めなかった視聴者は少なくなかったようだ。

「プライム帯のジャニーズドラマとあって、キャストはかなり豪華でしたが、世帯平均視聴率は第3話以降、3~4%台が続くなどと散々な結果に……。22日に最終回を迎えたHey!Say!JUMP・中島裕翔主演『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)が全話平均3.9%と壊滅的だったため、今期プライム帯ドラマのワースト1は免れましたが、ネット上では『永瀬の黒歴史』と厳しい声も見られます」(芸能記者)

 そんな永瀬について、22日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、来年1月クールで放送される広瀬すず主演の恋愛ドラマに、相手役として出演すると報道。記事によると、木村拓哉と山口智子がダブル主演を務めた『ロングバケーション』(フジテレビ系、1996年放送)をはじめ、数々の大ヒット恋愛ドラマを手がけた北川悦吏子氏が脚本を担当するという。

 ネット上では、国民的女優ともいえる広瀬の相手役とあって、「廉くん、広瀬すずと共演できるまでになったの、ほんとにすごい!」「広瀬すずとの共演なんて、名誉なこと」などと喜びの声が上がる一方で、「広瀬すずと共演しないでほしい」「広瀬すずとの恋愛ドラマ、しんどい!」と困惑するファンも少なくないようだ。

「広瀬との共演に否定的なファンからは、『ラブシーンを見るのがしんどい』という意見や、単純に『広瀬が苦手』という声が上がるなど、理由はさまざま。加えて、北川氏が手掛けることを不安視する永瀬ファンも多い様子です。北川氏といえば、近年、脚本の内容が『価値観が時代遅れ』『押しつけがましい』などと指摘されることがある上、Twitterの投稿がたびたび物議を醸しています。昨年2月には、『キンキの堂本くんも書きたくて書きたくて仕方のない時期がありました。青春もの。縁がなかったです』とKinKi Kidsについてつづった後、『あ、剛くんの方です。めっちゃ、美しい方ではなくて(失礼!)』と投稿。これに対し、『剛くんに失礼だから、削除してください』『美しさに優劣をつけるなんて』とジャニーズファンから怒りの声が噴出しました」(同)

 永瀬としては、次に出演するドラマはどうにかヒットさせたいところだろう。とりあえず、広瀬との共演については公式発表を待ちたい。