『相棒』『科捜研』などテレ朝がトップ3独占! 『silent』はワースト入りも「ハマった」報告相次ぐ【10月期ドラマ初回視聴率ランク】

 2022年10月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が続々とスタート。初回視聴率ランキングでトップになったのは、世帯平均17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した『相棒 season 21』(テレビ朝日系)だった。

 水谷豊演じる杉下右京の初代相棒を務めた亀山薫役の寺脇康文が、今シーズンから約14年ぶりに登板。放送前から、ネット上では「最近見てなかったけど、右京さんと薫ちゃんのコンビが戻ってくるなら見ようかな」と懐かしむ声が相次ぎ、実際、前シーズンの初回15.2%を2.1ポイント上回る好発進を切っている。

※以下、ドラマのネタバレを含みます。

 初回では、親善目的で来日した南アジア・サルウィンの反政府運動家・アイシャ(サヘル・ローズ)の関係者たちに、「アイシャを殺さなければ、旅客機を墜落させる」という脅迫文がメールで届く事件が発生。命を狙われる身となり、ドライヤーのコードで首を絞められるといった被害に遭ったアイシャだが、その後も右京は彼女に護衛すらつけず、部屋で一人にさせてしまう。その結果、アイシャは精神的に追い詰められ、自殺してしまったのだ……。

 この衝撃的な展開に、案の定、一部視聴者から「右京さん抜けすぎ」「さすがに右京さんのミスだろ」とブーイングが続出。今後の視聴率に影響が出る可能性もあり、推移を注視したいところ。

沢口靖子『科捜研の女』、卒業メンバーの「扱いがひどすぎ」!?

 2位は、今期新設された火曜午後9時のドラマ枠でスタートした沢口靖子主演『科捜研の女』(同)で、初回11.9%。長年続いた「木曜ミステリー」枠からの引っ越しに伴い、大幅なテコ入れを行った結果、スタイリッシュでシリアスなムードが漂う現代的な作風にブラッシュアップされている。

 ネット上では「前のほんわかした雰囲気のほうが好きだった」「変わりすぎて困惑してる」と戸惑いの声もあるが、「ミステリアスなBGMがかっこいい!」「スタッフの試行錯誤が伝わってきて、ワクワクした」と好意的なコメントも多い。

 また、今シーズンからレギュラーメンバーに加わった小池徹平の演技が好評である一方、小池と入れ替わるように卒業した渡部秀がクローズアップされなかったため、「5年以上出てたのに、卒業回ないの?」「扱いがひどすぎ」とファンから不満の声が続出しているようだ。

 同率2位には、岡田将生主演『ザ・トラベルナース』(同)がランクイン。同作は、米倉涼子主演『ドクターX ~外科医・大門未知子~』シリーズ(同)の中園ミホ氏が脚本を手掛ける医療ドラマで、フリーランスの看護師・トラベルナースとして働く那須田歩(岡田)が、赴任先の病院で伝説の看護師・九鬼静(中井貴一)とバディを組み、医療現場を改革していく痛快ストーリーだ。

 初回では、物腰の柔らかい九鬼が、態度の大きい那須田に対し「それはバカナースのすることです」「プライドばかり高いただのバカナース」と、「バカナース」を連呼。さらに、VIPの手術ばかり優先する外科部長・神崎弘行(柳葉敏郎)が倒れて窒息しそうになる場面では、ドスを効かせて「手術、するんじゃろうの? おんどれ、このまま死んでもええんか?」と脅すなど、その独特なキャラクターが、視聴者から「ナース版の喪黒福造みたい」などとウケているようだ。

 一方で、「中園ミホ氏の新たな医療ドラマが始まったということは、もう『ドクターX』の新作はないのかなあ」「『ザ・トラベルナース』って『ドクターX』と展開が似すぎてない? テレ朝はもう米倉さんを待てないってこと?」と悲観する『ドクターX』ファンも散見される。

 19年に低髄液圧症候群を患っていることを公表した米倉。今年11月から米・ブロードウェイで上演予定だった主演ミュージカル『CHICAGO』を“持病悪化”を理由に降板したばかりとあって、多くのファンは気が気でないのだろう。

 残念ながらワースト1となったのは、Hey!Say!JUMP・山田涼介が主演を務める連続ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)で、初回4.5%。以降、第2話が3.5%、第3話が3.7%と3%台まで落ち込んでいるが、TVerの「お気に入り」登録数では好調の様子。『相棒 season 21』の37.3万人(25日現在、以下同)や『科捜研の女 2022』の18.9万人を大きく上回る63.5万人を記録しており、テレビよりもネットの見逃し配信で視聴する若年層に響いているのかもしれない。

 同作は、連続殺人事件の容疑者という父親を持つ二重人格の主人公・浦島エイジ(山田)が、猟奇的な殺人事件に自身が関わっているのではないかと苦悩するサスペンス。初回からイスに縛りつけられた女性が拷問を受けるシーンや、主人公の父親が火だるまになり自殺するシーンなど刺激的な映像が続いたため、「悪趣味すぎて見てられない」「せめて深夜に放送してほしい」と批判も多い。

 加えて、フジでは時間を問わず、拷問シーンを含む同ドラマのCMが突然流れるため、「朝の身支度中に、子どもがCMを見て硬直してた」「CMで『死ね!』ってセリフを出すのやめてほしい」と世の母親からの苦言も相次いでいるようだ。

 ワースト2と3は、清原果耶主演『霊媒探偵・城塚翡翠』(日本テレビ系)と川口春奈主演『silent』(フジテレビ系)で、ともに6.4%。前者は“霊が視える”能力を持つヒロイン(清原)が、死者からのヒントを頼りに“霊媒探偵”として難解な事件と向き合っていくミステリードラマで、小芝風花、田中道子、及川光博、瀬戸康史らが出演するほか、主題歌は福山雅治が担当するという豪華さ。しかし、第2話では4.8%まで落ち込んでおり、勢いはあまり感じられない。

 なお、サイゾーウーマンでは今月、同作が水面下で“日テレの発注ミス”により脚本トラブルが発生していたことを伝えている。当初は、嵐・二宮和也主演の日曜劇場『マイファミリー』(TBS系)や大ヒット中のアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』などを手掛けたヒットメーカーが脚本を担当する予定だったが、日テレの要望通りに仕上げた脚本に原作者サイドからOKが出ず、脚本家が降板してしまうトラブルが発生していたようだ。

 一方、そんなドタバタな同作と同率の『silent』は、第3話で7.1%まで上昇。主人公・青羽紬(川口)が、かつて本気で愛した恋人・佐倉想(Snow Man・目黒蓮)と、音のない世界で“出会い直す”ラブストーリーだが、ネット上では初回で目黒が見せた“泣きの演技”が「すごい」と話題に。

 芸能人からも「ハマった」報告が相次いでおり、ナインティナイン・岡村隆史は『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の冒頭で、「ドラマ『silent』、だだはまりしました」と告白し、「青春ど真ん中、恋愛系かなと思っててんけど、最後まで見たら鳥肌立ってきて、“あ、俺泣くかも”ってなった」「久々にグッと熱くなるドラマやなって。たまらんね、木曜日熱いね」と絶賛。

 さらに、パンサー・向井慧も、第2話放送後にTwitterで「今すぐ世田谷代田駅でパンダが落ちる動画を観たいよ。第二話観終わってそれくらい切ない気持ち」と劇中シーンを引用した上で、心を動かされたことを報告していた。

 初回視聴率においては、トップ3をテレ朝が独占した秋ドラマ。このまま『相棒 season 21』の独走状態となるのだろうか。

1位『相棒 season 21』(テレビ朝日系、水曜午後9時) 17.3%
2位『科捜研の女 2022』(テレビ朝日系、火曜午後9時) 11.9%
同率2位『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系、木曜午後9時) 11.9%
4位『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系、月曜午後9時) 10.3%
5位『クロサギ』(TBS系、金曜午後10時) 9.2%
6位『ファーストペンギン!』(日本テレビ系、水曜午後10時) 8.9%
同率6位『アトムの童』(TBS系、日曜午後9時) 8.9%
8位『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系、月曜午後10時) 8.0%
9位『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系、土曜午後10時) 6.6%
10位『君の花になる』(TBS系、火曜午後10時) 6.5%
11位『霊媒探偵・城塚翡翠』(日本テレビ系、日曜午後10時30分) 6.4%
同率11位『silent』(フジテレビ系、木曜午後10時) 6.4%
13位『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系、水曜午後10時) 4.5%

※小数点第2位以下を四捨五入。

川口春奈&目黒蓮『silent』反響も……一部フジ局内に「不穏な空気が漂う」ワケ

 フジテレビ系「木曜劇場」枠で放送中の連続ドラマ『silent』が、10月20日に第3話を迎え、世帯平均視聴率7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。業界内外で大反響を呼んでいる『silent』だが、「フジ内部は、手放しで喜べない状況にある」(スポーツ紙記者)ようだ。

 同ドラマは、主人公・青羽紬(川口春奈)が、若年発症型両側性感音難聴を患い、聴力のほとんどを失ってしまった高校時代の恋人・佐倉想(Snow Man・目黒蓮)に、8年の時を経て再会するラブストーリー。

「第1話が6.4%、第2話は6.9%、そして最新の第3話で7%台に乗り、まだ1ケタ台ではあるものの、数字の推移は良好。さらに民放公式テレビ配信サービス『TVer』においても、今月14日時点で、第1話の見逃し配信が“民放歴代最高”の443万再生を突破したと伝えられました。ネット上でも、一般からはもちろん、著名人までもが感想を熱く語るなど、話題性抜群の注目作で、フジの今期ドラマで最も当たっているといえます」(テレビ誌ライター)

 なお、近年の「木曜劇場」は視聴率不振が取り沙汰され、前期にHey!Say!JUMP・中島裕翔主演が主演した『純愛ディソナンス』は全話を通しての世帯平均が3.9%と“爆死”して、同枠の歴代最低を更新してしまった。こうした経緯もあり、『silent』の絶好調ぶりには、フジ内部から歓喜の声が聞こえてきそうだが……。

「実際のところは、そうともいえないんです。局内でも一部では『このままだと、恋愛ドラマばかり制作していくことになりそう』と危惧されているとか」(前出・スポーツ紙記者)

 一時期、視聴率低迷に悩まされていたフジは、かつて同局の人気ジャンルだった恋愛ドラマの数を減らし、医療モノを中心とした職業ドラマを制作・放送するようになって徐々に再起。近年だと、山崎賢人主演の『グッド・ドクター』(2018年7月期)や、上野樹里主演の『監察医 朝顔』シリーズ(19年7月期/20年11月~21年3月)などが好評で、全話の世帯平均も2ケタ台を獲得している。

「そんな中、今年6月の人事により、かつて『東京ラブストーリー』(1991年1月期)や『101回目のプロポーズ』(同年7月期)といった同局の大ヒット作を手がけたプロデューサー・大多亮氏が専務取締役に昇進、ここ数年離れていた編成も担当することに。すると同氏は、手堅い職業ドラマを減らし、恋愛モノなどトレンディドラマを制作する路線に戻すことを、現場に要求し始めたそうです。現在、看板枠の『月9』では『PICU 小児集中治療室』(吉沢亮主演)と、やはり医療モノを放送していますが、実は当初、大多氏が難色を示し、危うく企画が消滅するところだったとか」(同)

 当然、大多氏による急な方向転換に、現場は大いに困惑しているそうだが……。

「『PICU』はなんとか放送にこぎ着けましたものの、実際に白紙になった企画もあるんだとか。現場では、大多氏に反発する声が多いといいますが、来年からは『月9』枠も大幅な路線変更が行われる見込みです。『月9』こそ、医療モノのおかげで息を吹き返した枠なんですけどね……」(同)

 ただ、『PICU』は初回10.3%で発進後、最新の第2話で一気に7.5%までダウンしている。今後の数字によっては、医療モノから離れる決断も必要かもしれないが……。

「実は、『silent』は大多氏が復帰するより前に企画されていたものだとか。とはいえ、彼がやりたいのはこういった作品で、実際に当たっていますから、さらに『恋愛ドラマを増やせ』と要求されることになりそう。もちろん、『silent』のようにヒット作を生み出せればいいですが、やはり恋愛ドラマは今の時代ウケが悪いんです。一部局内には不穏な空気が漂っているようです」(同)

 『silent』のヒットが、フジ内部の問題を複雑化してしまうことになるとは、なんとも皮肉な状況。来年以降の同局ドラマのラインナップに期待したいものだが……。

岡田将生『ザ・トラベルナース』、Tver登録者数は川口春奈&目黒蓮『silent』の「10分の1」! 木曜ドラマ対決の行方を占う

 10月20日、岡田将生が主演を務める新連続ドラマ『ザ・トラベルナース』がテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で放送を開始。世帯平均視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得し、現時点で放送を開始している10月期ドラマの中では、初回トップ視聴率を記録した。

 また同日、フジテレビ系「木曜劇場」枠では川口春奈主演の『silent』が第3話を迎え、世帯平均7.1%をマーク。業界内外で大きな話題を呼んでいる同ドラマは、第1話が6.4%、第2話で6.9%と、回を重ねるごとに着実に数字を上げてきている。「そのため今期は、『ザ・トラベルナース』と『silent』の“木曜ドラマ対決”に注目が集まりそうだ」(芸能ライター)という。

 『ザ・トラベルナース』は、フリーランスの看護師・トラベルナースとして働く那須田歩(岡田)が、赴任先の「天乃総合メディカルセンター」で伝説の看護師・九鬼静(中井貴一)とコンビを組み、医療現場を改革していく痛快ストーリー。脚本は、同枠の人気ドラマシリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』を手掛ける中園ミホ氏だ。

「テレビ朝日の木曜ドラマはもともと高視聴率枠で、しかも人気の“医療モノ”だけに、『ザ・トラベルナース』は好調なスタートを切ることができました。ちなみに今期、フジテレビ系『月9』枠でも医療現場を舞台とした『PICU 小児集中治療室』(吉沢亮主演)を放送していますが、第1話は10.3%を記録したものの、第2話で7.5%に急落。『ザ・トラベルナース』は“右肩上がり”に期待したいところです」(同)

 しかし、一部ネット上には「『ドクターX』に似すぎ」との指摘が。また、テレビ朝日といえば水谷豊主演の『相棒』シリーズも人気だが、男性看護師がタッグを組むという設定のため「医療ドラマ版『相棒』って感じだった」という声も噴出。その“既視感”により、「視聴者が早々に飽きてしまわないか」(同)が、マスコミ界隈で不安視されているという。

 一方、『silent』は主人公の青羽紬(川口)と、若年発症型両側性感音難聴を患った元恋人・佐倉想(Snow Man・目黒蓮)が高校卒業以来、8年ぶりに再会するという切ないラブストーリー。

「登場人物の心の機微をすくい上げる丁寧な脚本が大好評なだけでなく、『目黒の繊細な芝居が泣ける』と大きな話題になっています。同ドラマを放送中のフジテレビ系『木曜劇場』は、長らく不調が続いており、今年、同枠の作品で、単話視聴率7%以上を記録したのは、4月期の『やんごとなき一族』(土屋太鳳主演)の初回7.3%と、『silent』の第3話のみ。前クールの『純愛ディソナンス』(Hey!Say!JUMP・中島裕翔主演)に至っては3%台を連発し、全話平均3.9%で同枠の歴代ワーストを更新しました。それに比べると、『silent』は視聴率でもかなり好調といえます」(同)

 『silent』は今後さらに数字を伸ばすとみられ、「『ザ・トラベルナース』を逆転するのも夢じゃない」(同)とのこと。

「民放公式テレビ配信サービス『TVer』の“お気に入り”登録者数は『ザ・トラベルナース』が約14万人、『silent』は147万人(10月21日現在)。『ザ・トラベルナース』の登録者数はここからグンと伸びるとは思いますが、単純に比較すると、『silent』の10分の1で惨敗しています」(同)

 『ザ・トラベルナース』と『silent』――テレビ朝日とフジテレビの「木曜ドラマ対決」が今後も話題を呼びそうだ。

山田涼介『親愛なる僕へ殺意をこめて』TVer再生数は絶好調も……「死ね!」拷問シーン含むCMに苦情

 Hey!Say!JUMP・山田涼介が主演を務める連続ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系/水曜午後10時~)の第3話が10月19日に放送され、世帯平均視聴率3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第2話の3.5%から微増した。

 同名コミックを原作とした同作は、連続殺人事件の容疑者という父親を持つ二重人格の主人公・浦島エイジが、猟奇的な殺人事件に自身が関わっているのではないかと苦悩するサスペンス。初回から拷問や自殺のシーンがリアルに描かれ、視聴者の間では「ワクワクする。午後10時台にしては攻めてるね」「悪趣味で見てられない」などと賛否を呼んでいる。

「世帯平均視聴率は第1話が4.5%、第2話が3.5%と惨敗しているものの、民放公式テレビ配信サービス『TVer』のドラマ再生数の週間ランキングでは、同局『silent』に続く2位(10~16日集計)と絶好調。今期のフジテレビは、ドラマの見逃し配信でかなり数字を稼いでいるようです」(テレビ誌記者)

 第3話では、エイジが半グレ集団のリーダー・佐井社(尾上松也)によってイスに拘束され、顔に布と液体をかけられ「どうだ、呼吸できないだろ」と苦しめられるシーンが描かれた。

 加えて、エイジを紐で吊るし上げた佐井が「この“吊るし責め”を前にした罪人たちの中には、自殺する人間も多かったらしい」「死んだほうがマシだからだー。はっはっはっはっ」と大笑いする場面や、「死ぬかしゃべるか、好きなほうを選べ」と言いながら、エイジの首を絞めるシーンなどもあった。

「初回放送後、ネット上では『残酷すぎて、早々に脱落した』『10分で見るのやめた』といった“脱落報告”が目立ちましたが、今となっては視聴者がふるいにかけられようで、拷問シーンでの山田の演技を褒める声や、刺激を楽しむ視聴者の割合が増えている印象を受けます」(同)

 そんな中、同ドラマのCMに拷問シーンが含まれていることを疑問視する人は多く、「子どもがCMを見て硬直してた」「『死ね!』ってセリフを出すのやめてほしい」といった声が見られる。

「CMは突然流れるため、残酷さに苦情が相次いでいる模様。特に、子育て中の母親は、短い時間ではあるものの、子どもに残酷描写を見せてしまったことにショックを受けているようです。さらに、『CMを見ると気持ち悪くなるから』という理由で、フジテレビをつけないようにしていると報告する人も……。少なからず、一部視聴者の“フジ離れ”を引き起こしているのは間違いないでしょう」(同)

 同ドラマのCMがいつ流れるかと不安を募らせる一部視聴者たち。残酷シーンに関しては、放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会が「視聴者に『見る』『見ない』を選択するための情報を(事前に)示すことが公共性の点から必要」と配慮を促しているだけに、フジに対応を求めたいところだ。

『相棒21』第2話、視聴率15.4%にダウン――杉下右京(水谷豊)の捜査に「違和感」残るワケ

 水谷豊が主演を務める連続ドラマ『相棒season21』(テレビ朝日系)の第2話が10月19日に放送され、世帯平均視聴率15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第1話の17.3%から1.9ポイントダウンした。

※本記事は、『相棒season21』第1話と第2話のネタバレを含みます。

 12日放送の初回では、南アジア・サルウィンの反政府運動のリーダー・アイシャ(サヘル・ローズ)が親善目的で来日し、パーティーが開かれるも、会場にいた亀山薫(寺脇康文)を含む数人に「アイシャを殺さなければ、旅客機を墜落させる」という脅迫文が届く。

 早速、杉下右京(水谷)と薫が脅迫者を追跡し始めるも、アイシャが外務省幹部の厩谷琢(勝村政信)から首を絞められる事件が発生。アイシャは無事だったが、その後、右京が部屋で自殺している彼女を発見する……という展開で、この続きは第2話に持ち越された。

「初回終了後、ネット上では右京と薫のコンビ復活を喜ぶ視聴者が続出。一方で、命が狙われているアイシャに護衛もつけず、部屋で一人きりにさせた右京に対し、『右京さんにしては抜けすぎ』『これはさすがに右京さんのミス』との指摘が相次ぎました」(テレビ誌記者)

 そして第2話では、アイシャにも「お前が生きてると、みんなが苦しむぞ」という内容のメールが届いていたことや、脅迫による絞殺未遂事件が厩谷による自作自演であったことが発覚。アイシャは、厩谷がかつて彼女の母親を凌辱したことで生まれた子どもであり、その過去を隠すべく、彼女を自死に追いやろうと脅迫メール事件を企てたのだった。

 さらに終盤、捜査の過程でサルウィン政府から「好ましからざる人物」とマークされた薫とその妻の美和子(鈴木砂羽)は国外退去処分となり、日本に帰国。薫は嘱託職員として特命係に復帰し、ラストは「特命係に配属になりました。亀山薫です。出戻りです」とあいさつし、右京と握手を交わすシーンが描かれた。

 ネット上では、薫の帰国理由について「海外にいる薫ちゃんがどうやって戻るのかと思ったら、国外退去処分とはよく考えたな」「2話分使って、薫を日本に戻すためのストーリーが展開されていたのか!」と脚本に感心する視聴者がいると同時に、「薫ちゃんを戻すためとはいえ、展開がいろいろ雑すぎる」「強引で納得がいかない部分も多い」「今回ばかりはご都合主義と言わざるを得ない」と不満を抱く人も目立つ。

「第1話で、右京は捜査当局に事件を報告しないまま捜査を進めていたのですが、それには、犯人を刺激しないなどの理由があったようです。しかし、脅迫メールが届いた時点で、警視庁のサイバー犯罪対策課に差出人の特定を依頼するのが当然だと感じた視聴者は多かった模様。同シリーズは近年、VRやAIといった最新技術を捜査に取り入れる展開が描かれていただけに、今シーズンの右京のアナログぶりにはどうしても違和感が残ります」(同)

 薫を約14年ぶりに特命班へ戻すため、「強引で雑な展開になってしまった感も否めない」という『season21』。視聴者の心が離れないか心配になってしまうが……。

本田翼『君の花になる』第1話、4年ぶり6%台――TBSがブレークをお膳立てする8LOOMが「コケたらやばい」ワケ

 本田翼が主演を務める連続ドラマ『君の花になる』(TBS系/火曜午後10時~)の第1話が10月18日に放送され、世帯平均視聴率が6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同枠で前クールに放送された永野芽郁主演『ユニコーンに乗って』の初回8.7%を2.2ポイント下回った。

 同作は、石原さとみ主演『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』(同)や赤楚衛二主演『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)の吉田恵里香氏が脚本を手掛けるオリジナルストーリー。挫折を経験した元高校教師・仲町あす花(本田)が、ひょんなことから、崖っぷちのボーイズグループ・8LOOMの寮母となり、彼らの“トップアーティストになる”という夢に向かって一緒に成長する物語だ。

「『火曜ドラマ』枠で初回が6%台を記録したのは、2018年10月期に放送された有村架純主演『中学聖日記』以来、4年ぶり。8LOOMがK-POPテイストのボーイズグループであることから、BTSをはじめとする昨今のボーイズグループブームに乗じたドラマなのは明白ですが、このテーマで幅広い視聴者を取り込むのは限界があるのかも」(テレビ誌記者)

 8LOOMのメンバーを演じるのは、オーディションで決定した18~23歳の7人。所属事務所は、リーダー役の高橋文哉がA-PLUS、宮世琉弥がスターダストプロモーション、綱啓永がワタナベエンターテインメント、八村倫太郎がホリプロ……という具合にバラバラだ。

 そんな彼らは、ドラマの放送期間限定で実際にグループ活動を行うといい、TBSの公式YouTubeやParaviでは、オーディションから放送までの1年間のメンバーに密着したメイキング映像『君の花になるまでの365日』を5月より毎週配信してきた。

 さらに、9月21日に配信リリースされたファーストシングル「Come Again」に続いて、10月19日には同ドラマ主題歌であるセカンドシングル「君の花になる」を配信リリース。加えて、今月29日には写真集『8LOOM PHOTO BOOK』(PARCO出版)の発売も控えているという。

「そして19日には、11月に東京・大阪・福岡でライブツアーを開催することも発表されました。企画段階からグループを売り出すことが前提だったようですが、ドラマの放送で初めて8LOOMを知った視聴者も多いようで、ネット上では『え? もうセカンドシングル? 展開早くない?』『TBSの事前の仕込みぶりに驚き。稼ぐ気満々』『ブレークに導くためのお膳立てがすごい』などと驚きの反応も見られます」(同)

 また、TBSの通販サイト「TBS SHOPPING」では、9月よりメンバーカラーのオリジナルTシャツやタオル、8LOOM公式キャラクター「ブルーミー・リチャード2世」のぬいぐるみなど、数々の公式グッズを販売。今月18には、公式グッズ第2弾として、メンバーの写真が印刷されたジャンボうちわやアクリルスタンド、ペンライト、アクセサリーなども追加された。

「ドラマから派生した期間限定グループとは思えないほどのグッズ展開ですが、ネット上の一部アイドルファンの間では『価格設定が強気』と話題になっている模様。例えば、8LOOMメンバーの写真が印刷されたアクリルスタンドは1,500円(税込、以下同)、ジャンボうちわが1,200円、フェイスタオルが2,500円、ペンライトが3,000円なのですが、『ジャニーズより高いね』と指摘されています。ただ、BE:FIRSTの公式サイトで最近まで予約販売されていた『ライトスティック』は5,500円でしたから、単にジャニーズが良心的ということなのかもしれません」(同)

 8LOOMを各芸能事務所やレコード会社と一丸となって売り出す同ドラマに対し、「商売がうまい」「ここまでやって、コケたらやばいね」などさまざまな反応が見られるが、とりあえずは第2話以降の視聴率が心配だ。

沢口靖子『科捜研の女2022』、第1話11.9%で前作下回る――12年間出演の人気キャラ卒業で物議も、視聴者が“安堵したこと”

 沢口靖子主演の人気ドラマシリーズ『科捜研の女』(テレビ朝日系)が、『科捜研の女2022』にリニューアルし、今期新設された火曜午後9時のドラマ枠でスタート。10月18日に2時間スペシャルとして放送された第1話は、世帯平均視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、前作『Season21』の初回12.8%を0.9ポイント下回った。

 同作は、長年「木曜ミステリー」枠で放送されていたが、同枠の撤廃に伴い“お引っ越し”。近年は、コメディ要素もありつつ、人間味あふれる作風で知られていたが、今年7月、リニューアルの発表と共に、髪をオールバックにした主人公・榊マリコ(沢口)のスタイリッシュなイメージビジュアルが公開され、ファンを驚かせた。

「2009年に放送された『Season9』は、シリーズ最高となる全話平均14.5%をマークしていたものの、その後、シーズンを重ねるにつれ、視聴率は下降傾向にあったんです。今回のリニューアルは、視聴者の若返りをはかる狙いがあるようですが、初回の数字を見る限り、今後1ケタまで落ち込みそうで心配です」(テレビ誌記者)

※本記事は『科捜研の女2022』第1話のネタバレを含みます。

 初回では、公園で通話をしていた男性が、その後、ベンチに座った途端、体から発火する焼死事件が発生。早速、マリコが検視を始める中、科捜研には物理研究員・君嶋直樹(小池徹平)が新メンバーとして着任。しかし、君嶋が事件関係者と同僚だった事実が発覚し、藤倉甚一刑事部長(金田明夫)から鑑定に加わることを禁じられてしまう……という展開が描かれた。

「今シーズンからコメディ色がほぼなくなり、全体的にシリアスなムードに。映像の色味や音楽から、スタイリッシュな印象を受けました。ただ、リニューアルしたのはあくまでも演出部分で、キャラクターの設定は基本的にそのままの様子。これには安堵した視聴者も多かったようですね」(同)

 ネット上では、「ビビるぐらいリニューアルしてた。変わりすぎて正直戸惑っています」「前のほんわかした雰囲気のほうが好きだった」という声もあるが、「リニューアルを心配してたけど、2時間ずっとワクワクしっぱなしだった」「テーマ曲をアレンジしたミステリアスなBGMが良かった」「生まれ変わろうと試行錯誤するスタッフの熱意が伝わってきた。ずっと続いてほしい」と好意的なコメントも目立ち、評判は上々のようだ。

 また、今シーズンから加入した小池に対しても、「シリアスな雰囲気に合ってる」「大人っぽくなったせいか、演技に磨きがかかってる」と賛辞が目立つ。一方で、小池と入れ替わるように降板した俳優・渡部秀の扱いが物議を醸している。

「研究員・橋口呂太役の渡部は、『Season9』から『Season21』まで約12年間にわたり出演。橋口は愛嬌のあるキャラクターだけに人気が高かったんです。しかし、新シーズンの第1話で、橋口が教師を目指して文部科学省の化学教育機関へ研修に行ったことが判明。あまりにもあっさりとした卒業に、ネット上では『卒業回もなしに、いつの間にかいなくなってるって、あんまりすぎない?』『え、これだけ? 扱いがひどすぎるよ』と不満が続出しています」(同)

 一時は“シリーズ終了”や“主演変更”のウワサも駆けめぐった『科捜研の女』。1999年にスタートした同シリーズは、いつまで歴史を重ねていくのだろうか。

沢口靖子『科捜研の女2022』、第1話11.9%で前作下回る――12年間出演の人気キャラ卒業で物議も、視聴者が“安堵したこと”

 沢口靖子主演の人気ドラマシリーズ『科捜研の女』(テレビ朝日系)が、『科捜研の女2022』にリニューアルし、今期新設された火曜午後9時のドラマ枠でスタート。10月18日に2時間スペシャルとして放送された第1話は、世帯平均視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、前作『Season21』の初回12.8%を0.9ポイント下回った。

 同作は、長年「木曜ミステリー」枠で放送されていたが、同枠の撤廃に伴い“お引っ越し”。近年は、コメディ要素もありつつ、人間味あふれる作風で知られていたが、今年7月、リニューアルの発表と共に、髪をオールバックにした主人公・榊マリコ(沢口)のスタイリッシュなイメージビジュアルが公開され、ファンを驚かせた。

「2009年に放送された『Season9』は、シリーズ最高となる全話平均14.5%をマークしていたものの、その後、シーズンを重ねるにつれ、視聴率は下降傾向にあったんです。今回のリニューアルは、視聴者の若返りをはかる狙いがあるようですが、初回の数字を見る限り、今後1ケタまで落ち込みそうで心配です」(テレビ誌記者)

※本記事は『科捜研の女2022』第1話のネタバレを含みます。

 初回では、公園で通話をしていた男性が、その後、ベンチに座った途端、体から発火する焼死事件が発生。早速、マリコが検視を始める中、科捜研には物理研究員・君嶋直樹(小池徹平)が新メンバーとして着任。しかし、君嶋が事件関係者と同僚だった事実が発覚し、藤倉甚一刑事部長(金田明夫)から鑑定に加わることを禁じられてしまう……という展開が描かれた。

「今シーズンからコメディ色がほぼなくなり、全体的にシリアスなムードに。映像の色味や音楽から、スタイリッシュな印象を受けました。ただ、リニューアルしたのはあくまでも演出部分で、キャラクターの設定は基本的にそのままの様子。これには安堵した視聴者も多かったようですね」(同)

 ネット上では、「ビビるぐらいリニューアルしてた。変わりすぎて正直戸惑っています」「前のほんわかした雰囲気のほうが好きだった」という声もあるが、「リニューアルを心配してたけど、2時間ずっとワクワクしっぱなしだった」「テーマ曲をアレンジしたミステリアスなBGMが良かった」「生まれ変わろうと試行錯誤するスタッフの熱意が伝わってきた。ずっと続いてほしい」と好意的なコメントも目立ち、評判は上々のようだ。

 また、今シーズンから加入した小池に対しても、「シリアスな雰囲気に合ってる」「大人っぽくなったせいか、演技に磨きがかかってる」と賛辞が目立つ。一方で、小池と入れ替わるように降板した俳優・渡部秀の扱いが物議を醸している。

「研究員・橋口呂太役の渡部は、『Season9』から『Season21』まで約12年間にわたり出演。橋口は愛嬌のあるキャラクターだけに人気が高かったんです。しかし、新シーズンの第1話で、橋口が教師を目指して文部科学省の化学教育機関へ研修に行ったことが判明。あまりにもあっさりとした卒業に、ネット上では『卒業回もなしに、いつの間にかいなくなってるって、あんまりすぎない?』『え、これだけ? 扱いがひどすぎるよ』と不満が続出しています」(同)

 一時は“シリーズ終了”や“主演変更”のウワサも駆けめぐった『科捜研の女』。1999年にスタートした同シリーズは、いつまで歴史を重ねていくのだろうか。

山崎賢人『アトムの童』第1話8.9%、TBS日曜劇場「ここ20年で最低」! 視聴率上昇の起爆剤になるのもの

 山崎賢人が主演を務める日曜劇場『アトムの童(こ)』(TBS系)の第1話が10月16日に放送され、世帯平均視聴率が8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同枠の7月期に放送された綾野剛主演『オールドルーキー』の初回11.2%を2.3ポイント下回ってしまった。

 同作は、『相棒』(テレビ朝日系)、『この恋あたためますか』(TBS系)などを手掛けた脚本家・神森万里江氏による完全オリジナル作品。若き天才ゲーム開発者・安積那由他(あづみ・なゆた)が倒産危機の老舗玩具メーカーと手を組み、ゲーム業界の大資本企業に立ち向かい、成長していく姿を描く。

 なお、山崎のほかに、松下洸平、岸井ゆきの、岡部大(ハナコ)、風間杜夫、ドランクドラゴン・塚地武雅らが出演し、講談師の神田伯山がナレーションを務める。

「日曜劇場の1ケタ発進は、初回が9.8%を記録したTOKIO(当時)・長瀬智也主演『ごめん、愛してる』以来、実に5年以上ぶり。さらに初回が8%台となると、『東芝日曜劇場』から複数社提供の『日曜劇場』に切り替わった20年前の2002年10月期以降を見ても、前例がありません。最近は、見逃し配信などで見ている視聴者も多いとはいえ、日曜劇場枠のブランド価値低下が危惧されるほどの低発進といえます」(テレビ誌記者)

※本記事は『アトムの童』第1話のネタバレを含みます。

 初回では、廃業の危機に瀕する老舗玩具メーカー「アトム玩具」が、一発逆転の経営再建をはかるため、かつて「ジョン・ドゥ」の名でゲームを制作していた天才ゲーム開発者(安積)を探し始める。一方、オンラインゲーム事業を手掛けるグローバル企業「SAGAS」は、「アトム玩具」が持つ特許を欲しがり……という展開が描かれた。

 ネット上では、「原作は池井戸潤? って思ったら違うみたい。でも、中小企業と大企業の対決は『下町ロケット』風でワクワクする」「池井戸潤テイストで好み。日本が誇るゲーム産業を描くのも面白いね」といった賛辞のほか、「山崎さん、演技うまくなりましたね」「朝ドラの頃はただのイケメンだったけど、今では演技力も増して『日曜劇場』の主演にピッタリ」と、山崎の演技力向上を指摘する声も目立つ。

 また、「SAGAS」の興津晃彦社長を演じるオダギリジョーに関して、「オダギリジョーのスマートな見た目と立ち居振る舞いが、IT企業の社長役にはまってる」「主人公と敵対するIT社長に適任すぎる!」と好意的な声が続出している。

「興津は、主人公の“ラスボス”にあたるキャラクターで、初回ではゲームショーのステージ上で新作オンラインゲームのリリースを発表したり、社内を颯爽と歩くシーンなどで登場。スタイリッシュな出で立ちや、刈り上げたヘアスタイルが画(え)的にもIT社長役にはまっています」(同)

 だが、この興津というキャラクターは当初、「日曜劇場」ではお馴染みの俳優・香川照之が演じる予定であった。しかし、8月24日発売の「週刊新潮」(新潮社)の報道により、ホステス女性に対する過去の“性加害”が発覚。その後、香川が降板したため、急きょオダギリに白羽の矢が立った経緯がある。

「オダギリが妙に役にはまったせいか、視聴者からは『なんでこの役を香川に頼もうと思ったのか、TBSには甚だ疑問』『香川が演じる風景をまったく想像できない。完全なミスキャストだったと思う』と、制作側の判断を疑問視する声が噴出。香川がIT社長役をどのように演じるつもりであったかは、今となって知る由もありませんが、最近は『香川の演技が過剰でコントに見える』『香川のラスボス役は見飽きた』という声が相次いでいただけに、ドラマ的には結果的に万々歳では?」(同)

 第1話は微妙な視聴率となったものの、今後、巻き返しもあり得そうな『アトムの童』。オダギリの“ラスボスぶり”が、視聴率上昇の起爆剤となればいいのだが……。

吉沢亮『PICU』初回で早くも暗雲? 『監察医 朝顔』陣が集結も……好調月9枠に不調の兆し

 10月10日に第1話が放送された、吉沢亮主演の月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)。その内容にネット上でさまざまな意見が噴出している。

 同作品では、同じく月9枠で放送され、人気を博した『監察医 朝顔』シリーズの制作陣が再び集結。小児専門の集中治療室・PICUに配属された駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢)が、過酷な環境の中で、医師という職業に向き合う様を描くメディカル・ヒューマンドラマだ。

「第1話では、志子田が勤務する北海道の丘珠病院に新設されたPICUへの移動を命じられます。最初こそ栄転とも言える人事に喜んでいた志子田でしたが、PICUを訪れると、看護師の羽生仁子(高梨臨)が自身のことを『右も左も分からない小児科医』とこき下ろしているところに遭遇。さらに、PICU科長の植野元(安田顕)、ヘッドハンティングされた救急救命医の綿貫りさ(木村文乃)など、クセ者ぞろいの面子に囲まれることに……という内容でした」(芸能ライター)

 慣れない環境に戸惑う志子田だったが、そんな折、急性腹症の発症から4時間以上経過した女児がPICUに運びこまれる。しかし、手術室が埋まっていたうえ、そもそも女児が手術に耐えられる状態ではなかったことから、懸命の治療の甲斐なく女児は亡くなってしまった。

「その後、治療に関わった小児科医や救命医、麻酔医なども交えて、PICUはカンファレンスをしますが、淡々と話す植野に向かって志子田が『さっき女の子が亡くなったんですよ』と突っかかりる事態に。すると植野は、『亡くなったから、話すんです。人間が1人死んでしまったから、まだ皆の記憶が新しいうちに、正しい情報が集められる今のうちに、考えるんです。どうしたら助かったのか』と諭しました」(同)

 この展開に、ネット上では「重い内容だけど、本格的な医療ドラマだと思う」「1話から見応えがあった」と評価する声も多い一方で、「最初からヘビーすぎてつらい」「今後も見続けられる自信がない」「月曜日から重い内容のドラマはちょっと……」など、内容が重すぎるという指摘も上がっている。

「初回の視聴率は10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、ギリギリ2ケタを保ったものの、7月から9月にかけて放送されていた『競争の番人』の初回視聴率11.8%と比較すると、1.5ポイントダウンという微妙な結果に。その前クールで放送されていた『元彼の遺言状』の初回は12.1%だったので、不安を覚える滑り出しと言えるかもしれません」(同)

 2020年11月から21年3月の2クールで放送された『監察医 朝顔』の第2シリーズから、5作連続で全話平均視聴率2ケタ超えを記録してきた月9だが、『元彼の遺言状』と『競争の番人』は2ケタを割り、不調の兆しも見えている。

 初回からの衝撃展開にさまざまな意見が寄せられ、暗雲が立ち込めている『PICU』。今後、どのくらいの視聴者がついて来られるのだろうか。