岡田将生『ザ・トラベルナース』がトップ! 本田翼『君の花になる』はワースト2、『科捜研の女』沢口靖子降板か?【10月期視聴率ランク】

 2022年10月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が続々と最終回を迎え、視聴率ランキングのトップに立ったのは、全話世帯平均で12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した岡田将生主演の木曜ドラマ『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日)だった。

※以下、一部ネタバレを含みます。

 同作は、同枠で放送されてきた米倉涼子主演『ドクターX ~外科医・大門未知子~』シリーズの中園ミホ氏が脚本を手掛ける医療ドラマで、フリーランスの看護師・那須田歩(岡田)が、赴任先の病院で伝説の看護師・九鬼静(中井貴一)とバディを組み、医療現場を改革していく痛快ストーリー。

 単話での自己最高は最終回の12.9%、自己最低は第2話の11.1%と、全話2ケタをキープした。

 今後のシリーズ化は既定路線とみられる同作だが、一方で「作風がそっくり」といわれる『ドクターX』より、視聴率は低い水準である。19年10月期の『ドクターX』第6期の全話平均は18.5%、昨年10月期の第7期は16.5%だっただけに、『ドクターX』の人気には及ばないと感じた視聴者もいたようだ。

山崎賢人『アトムの童』は「内容が薄っぺらい」?

 2位は、山崎賢人主演の日曜劇場『アトムの童』(TBS系)が全話平均9.6%でランクイン。初回は8.9%だったが、日曜劇場のここ20年を振り返っても8%台以下でスタートしたドラマはなく、期待値の低さがうかがえた。

 しかし、第2話で10.6%まで上昇するなど、全9回中3回2ケタを記録。若き天才ゲーム開発者が倒産危機の老舗玩具メーカーと手を組み、ゲーム業界の大資本企業に立ち向かう物語だが、ネット上では「ラストがハッピーエンドで良かった」「最後まで楽しく見れた」という感想がある一方で、「内容が薄っぺらい」「ゲーム好きには物足りない」など、ストーリーへの不満も目立つ作品だった。

沢口靖子『科捜研の女』、最終回の“サブタイトル”に古参ファン安堵のワケ

 3位は、沢口靖子演じる榊マリコが主人公の『科捜研の女 2022』(テレビ朝日系)で、全話平均9.0%。単話で2ケタを記録したのは初回のみで、その後は1ケタが続いてしまった。

 今シーズンからスタイリッシュなシリアス路線にリニューアルされ、ネット上で「ミステリアスなBGMや演出がかっこいい!」「以前の温かみのある作風がよかった」と賛否を読んだ同作。ただ、「目撃者が猿で、凶器が亀だった」第5話や、「乗馬ファームの馬に犯人を面通しさせた」第7話といった“謎の動物推し”が見られたこと、また、最終回のサブタイトルが「-50℃冷凍マリコ!!」だったことから、「以前のノリを忘れてない」と安堵した古参ファンもいたようだ。

 ただ、今月14日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、沢口が今シーズンをもって卒業するのではないかと報道。ネット上では、マリコファンから悲痛の叫びが上がっているが、果たして……。

 5位は、今年を代表する話題作となった川口春奈主演『silent』(フジテレビ系)で、全話平均7.6%。初回は6.4%と振るわなかったが、その後は上昇傾向を見せ、最終回では自己最高となる9.3%で有終の美を飾った。

 放送中は民放公式テレビ配信サービス「TVer」史上、最高再生数を記録したことが話題に。さらに、22日の最終回放送後、ラストシーンの“影キス”の演出をはじめ、数々の“仕掛け”がSNS上で話題となったため、「TVer」で見直す人も多かったようだ。

 一方で、脚本を手掛ける生方美久氏が、18日放送の対談番組で「(『silent』が)海外とかで配信されても、『あ、すごいんだ。おめでとう』って思うだけで、すごいうれしいとかは、ぶっちゃけない」「日本人に見てほしい。日本人っていうか、日本語がわかる人に見てほしい」などと排他的な発言をし、国内外で炎上。生方氏は22日に自身のTwitterを更新したが、今のところ騒動に関してはスルーを貫いている。

 残念ながらワースト2位となったのは、本田翼主演の火曜ドラマ『君の花になる』(TBS系)で、全話平均5.3%。単話での自己最高は初回の6.5%で、第6話と第7話で自己最低の4.6%を記録してしまった。

 同作は挫折を経験した元高校教師・仲町あす花(本田)が、崖っぷちのボーイズグループ・8LOOMの寮母となり、一緒に夢に向かって成長する物語。放送中は、本田の演技が物議を醸したほか、「8LOOMはかっこいいけど、演出がひどい」「8LOOM目当てで見てるけど、脱落しそう」と不満も目立った。

 なお、10月下旬に開催されたトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ』では、現在放送中の朝ドラ『舞いあがれ!』を絶賛した漫画家・久保ミツロウ氏が、『ちむどんどん』(ともにNHK)の時のような“毒が吐けない”と寂しがった際、本田と同じ事務所のタレント・ヒャダインが「本田翼のドラマ見てください。いっぱい毒出ますから」「演技がヘタなんじゃなくて、演出がひどい」と言い放つ場面があった模様。

 本田といえば、来年1月14日スタートの深夜ドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』(テレビ朝日系)に出演。高橋一生、橋爪功という名優2人との共演で汚名返上なるか……?

 また、『君の花になる』を下回りワースト1位となったのは、Hey!Say!JUMP・山田涼介主演の『親愛なる僕へ殺意をこめて』で、全話平均3.8%。ただ、回によっては放送後に「TVer」で総合ランキング1位になっており、緊張感のサスペンスにハマった視聴者も多かった印象だ。

 全話平均では、『ザ・トラベルナース』が唯一の2ケタをマークした秋ドラマ。来月から順次スタートする新ドラマの中から、『silent』のような話題作は生まれるだろうか。

1位『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系、木曜午後9時) 12.1%
2位『アトムの童』(TBS系、日曜午後9時) 9.6%
3位『科捜研の女 2022』(テレビ朝日系、火曜午後9時) 9.0%
4位『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系、月曜午後9時) 8.5%
5位『silent』(フジテレビ系、木曜午後10時) 7.6%
6位『クロサギ』(TBS系、金曜午後10時) 7.4%
7位『ファーストペンギン!』(日本テレビ系、水曜午後10時) 7.2%
8位『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系、土曜午後10時) 6.4%
9位『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系、月曜午後10時) 6.3%
10位『君の花になる』(TBS系、火曜午後10時) 5.3%
11位『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系、水曜午後10時) 3.8%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。年を跨ぐ『相棒 season 21』(テレビ朝日系)と、1クール中に2作品放送された『霊媒探偵・城塚翡翠』『Invert 城塚翡翠 倒叙集』(ともに日本テレビ系)は除く。

平野紫耀『クロサギ』最終回視聴率7.8%、全話平均は7.4%! King&Princeの現状と“リンク”するようなシーンが話題に

 King&Prince(以下、キンプリ)・平野紫耀が主演を務める連続ドラマ『クロサギ』(TBS系)の最終回が12月23日に放送され、劇中の“あるセリフ”に反応するキンプリファンが相次いでいる。

 同名漫画(小学館)が原作の同ドラマは、素人相手に詐欺を働く“シロサギ”によって家族を失った黒崎高志郎(平野)が、詐欺師を相手に詐欺を働く“クロサギ”となって、復讐を果たすという物語。

※以下、『クロサギ』最終回のネタバレを含みます

 最終回では、ヒロイン・吉川氷柱(黒島結菜)が誘拐され、黒崎が助けに向かうが、2人は絶体絶命のピンチに陥る。一方、黒崎が標的としているメガバンクの執行役員・宝条兼人(佐々木蔵之介)は、政治家・蒲生紗千子(秋山菜津子)の新党設立に向けて資金集めを急ぐも、過去の黒崎の動きが影響して雲行きが怪しくなる。

 そんな中、黒崎と“師弟関係”にあったものの、決別宣言した桂木敏夫(三浦友和)から連絡が入り、新たな問題が発生。そして、ついに黒崎と宝条の最終決戦を迎える……という展開だった。

「最終回の世帯平均視聴率は7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、初回の9.2%に続く自己2番目に高い数字となりました。なお、全話平均視聴率は7.4%で、同枠で2022年に放送された4作品の中では最高値を記録しました。また、見逃し配信サービス『TVer』の総合ランキングでは、川口春奈主演『silent』(フジテレビ系)最終回に次ぐ2位(26日現在)と健闘していて、人気の高さがうかがえます」(テレビ誌記者)

 また、11月4日に岸優太、神宮寺勇太とともに来年5月にKing&Princeを脱退し、ジャニーズ事務所も退所すると発表した平野だが、最終回で桂木が黒崎に放ったセリフに、多くのキンプリファンが反応していた。

「最終決戦を終えて病室のベッドで横たわる黒崎に対し、桂木が『ここからはお前の人生だ。自由に生きろ』と言うシーンがあり、ネット上では『この言葉、今の紫耀くんに言われている気がして……』『紫耀くんには自由に、幸せに生きてほしい』と平野の状況と重ねるファンが相次ぎました」(同)

 『クロサギ』はこの場面のみならず、キンプリや平野の現状とリンクするようなシーンがたびたび話題になってきた。

「第9話では、“もう二度と戻ってこないのではないか”と心配する吉川に対し、黒崎が『いつもの仕事と変わらないよ』『二度と会わないとか、大げさに考えすぎですよ』と告げ、吉川が『そうだね。待ってるよ。帰ってくるまで待ってるよ』と返すシーンがありました。これもまた、“平野からファンへのメッセージ”のようだと、動揺するファンが続出したんです」(同)

 ジャニーズ退所後について、「韓国の芸能事務所に所属するのでは?」などのうわさが飛び交っている平野。彼がどんな道を選ぼうと、ファンは「ここからはお前の人生だ。自由に生きろ」という寛大な気持ちでいられるだろうか……。

水谷豊『相棒21』、視聴率1ケタ転落ギリギリ! 初代・亀山薫復帰も好調続かず……打ち切り報道に「現実味」

 現在放送中の「Season21」が“シリーズ完結編”とささやかれている連続ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)。今シーズン当初は、主演・水谷豊演じる杉下右京の“相棒”役に、初代の亀山薫(寺脇康文)が復帰したことで、近年稀に見る盛り上がりを見せていたが、回を追うごとに世帯平均視聴率でかなりの苦戦を強いられていると、マスコミ界隈で騒然としだしたそうだ。

 2002年にシリーズ化、毎年度下半期に放送されている『相棒』シリーズ。かつては20%近い世帯視聴率をたたき出していたものの、ここ数年はその勢いに陰りが見られ、「公式発表はないものの、今シーズンが『最終章』と、各週刊誌で報じられている状況」(芸能ライター)だという。

「現在、元日に放送となるスペシャル版のキャストが次々と発表され、表向きには盛り上がりを見せていますが、12月以降の世帯視聴率の水準は“危機的状況”。というのも、12月7日放送の第8話が10.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)と、全話2ケタで推移するようになった『season4』(05~06年放送)以降の最低視聴率を更新してしまったんです。“最終章”報道に加え、初代相棒の亀山復帰と、話題性は抜群なはずなのに、視聴率低迷に歯止めが利かない状況といえます」(芸能ライター)

 15年の「season14」から反町隆史が“4代目相棒”を務めていたものの、「season19・20」では、現実世界と仮想空間を行き来して捜査を行う“VR捜査”が前面に打ち出され、あまりに突飛な内容に、不満を訴える視聴者が続出していた。しかし、今シーズンではそれも消滅したため、「視聴率は上昇するはずと見られていた」(同)そうだが、1ケタ転落ギリギリという数字をたたき出してしまったわけだ。

「今シーズンは、初回こそ17.3%で、前シーズンの初回15.2%を2.2ポイントも上回ったと話題になったのですが、結局、その好調ぶりも続かずじまい。こうなると、やはり打ち切りが現実味を帯びてきます」(テレビ誌ライター)

 相棒の“打ち切り説”についてはここ数年、何度も浮上していたが……。

「確かに最盛期の『相棒』はテレ朝の看板番組といって差し支えありませんでしたが、世帯視聴率だけでなく、現在のテレビ界で重視される若年層の視聴率が壊滅的なのだそう。同じくテレ朝のご長寿ドラマシリーズである米倉涼子主演の『ドクターX』は、若年層を含む全世代から支持を受けているといい、それと比べると、やはり『相棒』は、同局の“お荷物”になりつつあったのかもしれません。この視聴率水準が続けば、いずれは過去最低値を次々と更新するなど、ジリ貧になっていくのは目に見えているだけに、このタイミングでピリオドを打つのであれば、これまでの実績に傷をつけずに済む。ある意味妥当な判断といえるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)

 現時点で、今シーズンの最高視聴率は初回の17.3%。後半に向けて、V字以上の回復を見せてもらいたいが、果たして……。

SixTONES・京本大我、“吐血シーン”にファン悲鳴! 『束の間の一花』の演技に絶賛の嵐

 11月28日深夜に放送されたSixTONES・京本大我主演のドラマ『束の間の一花』(日本テレビ系)の第7話。この終盤に放送された次回予告に、視聴者から悲鳴が上がっている。

 同ドラマは、漫画アプリ「Palcy」で連載されていたタダノなつ氏による同名漫画(講談社)が原作。余命宣告を受けた哲学講師の萬木昭史(京本)と、同じく余命宣告を受けた大学生・千田原一花(藤原さくら)の儚い恋が描かれる。

※以下、『束の間の一花』第7話のネタバレを含みます。

「第7話では、入院していた一花の退院が決まり、萬木の家にカレーを作りに行くという展開でした。余命宣告を受けた後、大学を辞めてしまった萬木ですが、一花に『あの仕事、好きだったんだよ』と振り返りつつ、『続けようと思えば、続けられたのかもしれない。でも、体より先に心がくたばってしまった』と心中を吐露。『先生、もう一度大学に戻ってきてください』と頼む一花に対し、『ありがとう。でも無理だよ』と諦めの言葉を口にしていました」(芸能ライター)

 さらに、第7話のラストでは、一花のカレーを食べた萬木が、かつて家族に作ってもらったカレーと同じ味がすることに感動。「一度手放したものにまた会えるって、こんなにうれしいものなんだ。俺、自分の気持ちにフタしてた」と語り、再び講師に復帰することを決心するという展開だった。

「希望を感じさせるラストとなった同回ですが、終了後に流れた次回予告では、『儚く過ぎていく幸せな時間』というテロップと共に、『先生復帰計画は無理だ。こんな幸せな最期を迎えられるなんて思わなかった』という萬木の声とともに、彼が吐血しているようなシーンが流れました。この衝撃的な内容に、ネット上では『もう次回を見るのが怖い』『次回予告だけで泣いてる。来週やばそう』などの反応が見られています」(同)

 一方、萬木を演じる京本について、「演技がうますぎて、胸が苦しい」「萬木先生の心境の変化を目や表情で表すのがすごい」と、その演技力に対して絶賛の嵐が起こっている。

 しかし、ニュースサイト「ねとらぼ」で27日に公開された「【ジャニーズ】演技力が高いと思う『20代以下のジャニーズタレント』ランキングTOP32! 1位は「永瀬廉 」に決定!【2022年最新投票結果】」というランキング記事で、京本は32人中13位と、微妙な順位だった。

「2016年放送の『鼠、江戸を疾る 2』(NHK総合)以来、6年ぶりのテレビドラマ出演となった京本ですが、これまで数多くのミュージカルに出演しており、演技の実力は確かです。なお、深夜帯ということもあって、世帯平均視聴率は1%台後半から2%程度(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。ゆえに世間で大きな話題になっている印象は受けませんが、同作をきっかけに京本は今後、連ドラ出演が増えるのでは?」(同)

 ミュージカルで鍛えた演技力を存分に発揮し、視聴者を虜にしている京本。この先、“演技派ジャニーズ”としての位置を確立できるだろうか?

Hey!Say!JUMPファンが「嫌な予感」と困惑――山田涼介のドラマ主題歌リリース情報出ず、『FNS歌謡祭』に名前なし

 Hey!Say!JUMP・山田涼介主演の連続ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)の最終回が、本日11月30日午後10時から放送。そんな中、“ある情報”がまだ発表されていないことで、ネット上のHey!Say!JUMPファンから悲鳴に似た声が上がっている。

 同日朝のワイドショーでは、同ドラマでクランクアップを迎えた山田の様子を放送。山田は「僕史上、一番大変なドラマでした」と撮影の苦労を語りながらも、「これだけお芝居の達者な演者の皆さんとお芝居ができたことが、本当に僕にとってこれからの人生の財産になるなというふうに思っています」とコメントしていた。

 同ドラマの原作は、井龍一氏(原作)と伊藤翔太氏(作画)による同題漫画(講談社)。連続殺人犯・LLとされる父を持つ二重人格の主人公・浦島エイジ(山田)が、自身のもう一人の人格・B一も殺人を犯しているかもしれないと不安を抱きながら、その真相を明らかにしていくサスペンスストーリーだ。

 今回、「一番大変なドラマ」と振り返った山田だが、放送開始前の記者会見では、「僕が拷問されるシーンがあるんですけど、ホントに拷問されてまして……」と苦笑いしたほか、共演の川栄李奈も「山田さんが毎日アザを作って頑張ってる」とケガを伴っていることを明かしていたため、身体的にもきつい撮影だったことがうかがえる。

「同作は、リアルな拷問シーンや惨殺現場などの残酷描写が『“水10”枠で放送する内容ではない』などと物議を醸す一方で、緊張感のある展開にのめり込む視聴者も多かった模様。加えて、難役に挑んだ山田の好演ぶりを称賛する声も多く、『ただのアイドル俳優だと思ってたけど、役者として見直した』『こんなにちゃんと演技できる人だったんだ』と評価する声も目立ちます」(テレビ誌記者)

 なお、世帯平均視聴率は、第2~6話で3%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を連発したほか、第8話では中継番組『FIFAワールドカップ2022 1次リーグ・E組「日本×ドイツ」』(NHK)と裏被りした影響で、2.5%まで落ち込むなど、ジャニーズドラマ史上でも稀に見る“大爆死”となってしまった。

 しかし、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、総合ランキング、ドラマランキングともに1位になる瞬間があるなど健闘していたため、“配信で見たい層”からは大きな反響があったようだ。

 そんな同作もいよいよ最終回目前となり、展開を予想する視聴者が相次ぐ中、Hey!Say!JUMPファンからは「どうなってるの?」と困惑する声も。というのも、Hey!Say!JUMPが担当する主題歌「ウラオモテ」のリリースに関する情報が、いまだ何も発表されていないのだ。

「ネット上では、『ドラマは終わるけど、「ウラオモテ」は、いつリリースされるのでしょうか』『「ウラオモテ」の詳細、一切出ないの怖すぎ』『さすがに最終回で発売日の発表あるよね?』とヤキモキするファンが相次いでいます。またHey!Say!JUMPは、12月7日と14日に放送される同局の音楽特番『2022 FNS歌謡祭』の出演者にも現時点で名前がなく、一部ファンから『嫌な予感がする……』という声も。ここ最近、ジャニーズ事務所は、副社長を務めた滝沢秀明氏が電撃退社、King&Princeのメンバー3人が脱退・退所を発表するなど、激震続きですから、ファンがHey!Say!JUMPの活動に何かあったのではと不安になる気持ちはよくわかります」(同)

 フジテレビの山田主演ドラマで主題歌を担当しているにもかかわらず、いまだ『FNS歌謡祭』への出演が発表されないHey!Say!JUMP。そこに深い意味がないといいが……。

沢口靖子『科捜研の女』第5話、意外すぎる凶器に衝撃! 『相棒』の「イカ回」を思い出す人続出

 沢口靖子主演『科捜研の女2022』の第5話が11月15日に放送され、平均世帯視聴率8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。ネット上では、劇中に登場した“意外すぎる凶器”が話題になっている。

 「Season22」にあたる同作は、今期新設された火曜午後9時のドラマ枠で放送。前シーズンまでの人間味あふれる作風からリニューアルされ、スタイリッシュでミステリアスな雰囲気に様変わりしている。

「ネット上では、いまだにリニューアルが物議を醸しており、『前のままのほうがよかった』『雰囲気が暗くて受け入れがたい』などの否定的な意見も目立ちます。同作は第1話で11.9%の高視聴率を記録したものの、第2話で8%台まで下落。その後も1ケタ台が続いていて、初回を見て『違う』と感じた視聴者が多かったのかもしれません」(テレビ誌記者)

※以下、『科捜研の女2022』第5話のネタバレを含みます。

 とはいえ、沢口演じる榊マリコなどに根強いファンが多い。第5話では、大学の“動物音声学研究室”に所属する助教が、何者かに正面から切り付けられ、その衝撃で転倒し、後頭部を打ち付け絶命する事件が発生。マリコたちが調べを進めると、被害者の額から亀の排泄物が検出される。

 その後、生物学者の由井沙織(高田里穂)が、「日本にいない亀のDNAを見つけた」と報告。それは被害者の額の傷と同じDNAで、絶滅危惧種の“マラッカガメ”のものだった……という展開だった。

 なお、マラッカガメという名称のカメは存在せず、架空の名前のようだ。

「結局、犯人は盗んだマラッカガメを高く振りかぶり、助教を殴ったというのが真相でした。凶器が亀だったという衝撃展開に、ネット上では『生き物が凶器とは斬新! それにしても、亀に殴られて死ぬのは嫌だな』『甲羅が割れたりしないの?』『亀さんがかわいそう』などさまざまな反応が見られます」(同)

 加えて、同局『相棒』シリーズに登場した驚きの凶器を想起した人も続出したようだ。

「2003年に放送された『相棒 Season2』の第3話『殺人晩餐会』では、レストランシェフの犯人が“冷凍イカ”でグルメガイドの覆面審査員の腹を刺し、その後、料理に使用。そのイカ料理を亀山薫(寺脇康文)が食べていました。この回は、『相棒』ファンの間で『イカ回』などと呼ばれ、語り継がれています」(同)

 1999年のスタートから23年続く『科捜研の女』シリーズ。これまでさまざまな事件が描かれてきたが、長年見ているファンも、さすがに亀で殴りかかるシーンは衝撃だったようだ。

テレ朝『相棒』が「神回」と評判も……まるで「シリーズ終焉」の様相? 劇場版に成宮寛貴ら「歴代相棒総出」報道

 水谷豊が主演を務める連続ドラマ『相棒season21』(テレビ朝日系)。このたび週刊誌で、劇場版の新作に関する“ビッグプロジェクト”が報じられ、ファンの期待が高まっているようだ。

 11月2日にテレビ放送された第4話では、杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)がタクシーに乗り込んだ際、血液が付着したマフラーを発見。運転手から情報を聞き出して追跡すると、乗客の男は両親の遺産を食いつぶして暮らす堂島(矢柴俊博)。右京が身分を隠して堂島と行動を共にする間、薫は聞き込み捜査を行うと、どんでん返しの先に衝撃の結末が……という怒涛の展開だった。

 この第4話に対し、ネット上では「久々の神回。ラストに感動した」「『相棒』としては珍しくハッピーエンドで、ほっこりしました」「テロだの国家権力だのといった展開よりも、こういう終わり方が好きです」と好意的な感想のほか、「昔の『相棒』が戻ってきたよう」との意見も目立つ。

「『相棒』は『season19』以降、右京と4代目相棒・冠城亘(反町隆史)が、現実と仮想空間を行き来する“VR捜査”が採用されたものの、多くの視聴者から不評を買っていました。しかし、今シーズンでは今のところ最新技術を駆使する展開はなく、登場人物の内面が重点的に描かれている印象です。その中でも第4話は特に評判がよく、『薫ちゃんの復帰で、「相棒」が原点に戻った』とファンを喜ばせています」(テレビ誌記者)

 9日放送の第5話への期待も高まるが、そんな中、11月8日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、製作が予定されている劇場版の新作について報道。記事によると、水谷は歴代の“相棒”が全員登場する映画を作りたいと希望しているようで、3代目相棒・甲斐享役を演じ、現在は芸能界を引退している成宮寛貴(現在は、本名の平宮博重名義で活動)にも出演を打診しているという。

「亀山の復帰が発表された時から、『まるでシリーズが終わりに向かってるみたい』『亀山の出演を最後に終了してしまうのでは?』と一部ファンから心配されてきた『相棒』ですが、劇場版に“相棒”が総出演するとなれば、それこそ“大団円”といった様相。ますますシリーズが終焉に向かっているように感じてしまいます」(同)

 今シーズンの世帯平均視聴率は、初回の17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から回を追うごとに右肩下がりではあるが、それでも最新話は13.7%と2ケタを優にキープしている『相棒』。しかし、テレ朝の大人気シリーズが終了を迎える日は、そう遠くないのかもしれない……。

『silent』『エルピス』……視聴率からは見えてこない「フジドラマ」の突出した話題性

 民放各局のゴールデン/プライム帯の10月期ドラマが出そろった中、マスコミ関係者の間では“フジドラマの突出ぶり”が話題になっているという。

 各局ドラマの初回世帯平均視聴率を見てみると、トップ3はテレビ朝日系の作品が独占しているというが、「フジのドラマには、数字からは見えてこない話題性がある」(テレビ誌ライター)そうだ。

 フジテレビは今期、吉沢亮主演『PICU 小児集中治療室』、Hey!Say!JUMP・山田涼介主演『親愛なる僕へ殺意をこめて』、川口春奈主演の『silent』、長澤まさみ主演『エルピス-希望、あるいは災い-』の4作品を放送中。初回視聴率はそれぞれ、10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、4.5%、6.4%、8.0%となっている。

「初回2ケタを獲得できたのは『PICU』だけ。しかも『親愛なる僕へ殺意をこめて』と『silent』は全体のワースト1位、2位という厳しいスタートを切っています。また『エルピス』も、長澤の4年ぶりの連ドラ主演作としては、パッとしない数字といえるでしょう。しかし業界内外で注目を集めているのは、むしろ『PICU』以外の3作品です」(同)

 特に現在、抜群の話題性を誇っているドラマといえば『silent』だろう。

「同ドラマは、主人公・青羽紬(川口春奈)が、若年発症型両側性感音難聴を患い、聴力のほとんどを失ってしまった高校時代の恋人・佐倉想(Snow Man・目黒蓮)に、8年の時を経て再会するラブストーリー。ネット上では、『作品の質が高い』『映画を見ているようだ』と評価されるとともに、目黒の演技力も絶賛されています」(同)

 ジャングルポケット・斉藤慎二やパンサー・向井慧、ナインティナイン・岡村隆史など、芸能人も同ドラマにハマッていることを明かしている。

「Twitterでは、ドラマ名が毎週“世界トレンド1位”に輝き、民放公式テレビ配信サービス『TVer』の“お気に入り”登録者数も169.6万人(10月26日現在/以下同)まで数字を伸ばしています。なお、フジテレビは今月21日、『silent』の第1、2話が連続で『TVer』の“見逃し配信”の歴代最高記録を更新したとも発表していました」(同)

 一方、今期ドラマの初回世帯平均で最低となる4%台でスタートを切った『親愛なる僕へ殺意をこめて』は、連続殺人事件の容疑者という父親を持つ二重人格の大学生・浦島エイジ(山田)が主人公の物語。第2話は3.5%、第3話も3.7%と、かなりの苦戦を強いられているようだが……。

「“拷問”のシーンなど、残酷描写が物議を醸しており、ネット上にも『山田くんは好きだけど、見るのが怖い』『グロ表現が苦手だから、ツラい』といった声が寄せられています。しかし、『TVer』の“お気に入り”登録者数は64.7万人と、『silent』には遠く及ばないものの、今期初回視聴率第1位の『相棒 season 21』(テレビ朝日系)の38.1万人を大きく引き離し、若年層の人気を集めている様子がうかがえます」(スポーツ紙記者)

 また、『エルピス』は“攻めの姿勢”が評価されている模様。同作は、スキャンダルで失脚した女子アナウンサー・浅川恵那(長澤)が、若手ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)らと“冤罪事件”の真相を追っていく社会派ドラマだ。

「第1話から“骨太”な内容だったとしてドラマファンは歓喜しています。作中、報道番組出演前の副総理・大門雄二(山路和弘)に対し、報道局官邸キャップ・斎藤正一(鈴木亮平)が、番組内で『森友』に関する質問が出るのを『止めてます』と伝えるシーンがあったんです。現実の森友学園問題を“ぶっ込み”、暗に政権批判を行う脚本は、ネット上で『攻めてる』『これぞ社会派ドラマ』と大絶賛。また、大門はダミ声でハットをかぶっていることから、現自由民主党副総裁・麻生太郎氏を意識したキャラクターのように見えると、話題を呼びました」(前出・芸能ライター)

 かつては「トレンディドラマ」と呼ばれる恋愛ものを中心にヒット作を連発していたフジテレビ。しかし近年はドラマ分野が低迷し、「業界内外で“終わった”とまで言われていましたが、“復活”の兆しを感じる」(同)との声も。今後もこの調子で、視聴者を喜ばせる良作を世に送り出してほしいものだ。

川口春奈&目黒蓮『silent』第4話、90分繰り下げ騒動で「野球ファンとSNS場外乱闘」! 公式Twitterの気遣いもむなしく……

 話題沸騰中の連続ドラマ『silent』(フジテレビ系)が、10月27日に第4話を迎えた。この日はプロ野球「SMBC日本シリーズ2022」の試合中継延長による後続番組の繰り下げが予想されていた中、案の定、『silent』は通常より90分遅れの夜11時半から放送。Twitterでは「野球のせい」がトレンド入りし、「一部ドラマファンと野球ファンがギスギスしていた」(芸能ライター)ようだ。

 同ドラマは、主人公・青羽紬(川口春奈)が、若年発症型両側性感音難聴を患った元恋人・佐倉想(Snow Man・目黒蓮)と8年の時を経て再会するというラブストーリー。聴力のほとんどを失ってしまった想や、彼にあらためて寄り添おうとする紬、そんな2人を取り巻く人間模様が「切ない」と、ネット上で話題を呼んでいる。

「世帯平均視聴率は第1話が6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話が6.9%、第3話が7.1%と徐々に上昇。しかし、第4話は放送時間が遅くなったためか、5.2%となりました」(同)

 『silent』を放送するフジテレビ系「木曜劇場」枠は、通常、夜10時台に設置されているが、第4話放送日の27日、同局は夕方6時半から「SMBC日本シリーズ2022」を中継。そのため、一部『silent』ファンは「野球が延長して、ドラマの放送が遅れる可能性があるな」「録画失敗しそう」などと心配していた。

「そんなネガティブな雰囲気を察してか、『silent』公式Twitterは25日の時点で『第4話ですが、プロ野球日本シリーズの放送時間が延長になった場合、放送開始時刻が変更になる場合があります』『その際は、こちらで詳細をお伝えしますので、両チームを応援しながらお待ちいただければと思います」とツイート。ドラマファンをなだめつつ、野球ファンにも配慮したものとみられます」(同)

 また当日、野球中継が延長に入ってからも、公式Twitterは「放送まで、ドラマをより楽しんで頂けるように、いろいろな情報を投稿しますのでお楽しみに! 頂上決戦は凄い熱戦ですね、両チーム頑張ってください!!」とツイートし、その後は“作中で使われた小道具”を紹介しながらドラマ告知していたが……。

「公式Twitterのこうした気遣いを、ドラマファンも野球ファンも喜んでいた様子でしたが、やはり一部では『野球のせいで「silent」の放送が遅れてる』といった声もあり、Twitterでは『野球のせい』がトレンド入り。野球ファンが心を痛めたり、不快感を示したほか、ドラマファンの間でも意見が分かれたりと、『silent』公式側の気遣いもむなしく、SNSで場外乱闘が起こっている状態になったんです」(同)

 ただ、こうした騒動からも、いかに『silent』が注目されているかが伝わってくる。

「今回、世帯視聴率が5%台までダウンしてしまったのは残念ですが、一部報道によると、フジの同時間帯の前4週の平均は2.3%だったとのこと。つまり普段より倍以上高い視聴率をたたき出したということになり、やはり『silent』は大したものです」(同)

 ちなみに、第4話は紬と現在の恋人・戸川湊斗(鈴鹿央士)の関係性にも動きがあり、ますます目が離せない展開となった。今後、視聴率の巻き返しにも期待できるだろう。

『相棒』『科捜研』などテレ朝がトップ3独占! 『silent』はワースト入りも「ハマった」報告相次ぐ【10月期ドラマ初回視聴率ランク】

 2022年10月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が続々とスタート。初回視聴率ランキングでトップになったのは、世帯平均17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した『相棒 season 21』(テレビ朝日系)だった。

 水谷豊演じる杉下右京の初代相棒を務めた亀山薫役の寺脇康文が、今シーズンから約14年ぶりに登板。放送前から、ネット上では「最近見てなかったけど、右京さんと薫ちゃんのコンビが戻ってくるなら見ようかな」と懐かしむ声が相次ぎ、実際、前シーズンの初回15.2%を2.1ポイント上回る好発進を切っている。

※以下、ドラマのネタバレを含みます。

 初回では、親善目的で来日した南アジア・サルウィンの反政府運動家・アイシャ(サヘル・ローズ)の関係者たちに、「アイシャを殺さなければ、旅客機を墜落させる」という脅迫文がメールで届く事件が発生。命を狙われる身となり、ドライヤーのコードで首を絞められるといった被害に遭ったアイシャだが、その後も右京は彼女に護衛すらつけず、部屋で一人にさせてしまう。その結果、アイシャは精神的に追い詰められ、自殺してしまったのだ……。

 この衝撃的な展開に、案の定、一部視聴者から「右京さん抜けすぎ」「さすがに右京さんのミスだろ」とブーイングが続出。今後の視聴率に影響が出る可能性もあり、推移を注視したいところ。

沢口靖子『科捜研の女』、卒業メンバーの「扱いがひどすぎ」!?

 2位は、今期新設された火曜午後9時のドラマ枠でスタートした沢口靖子主演『科捜研の女』(同)で、初回11.9%。長年続いた「木曜ミステリー」枠からの引っ越しに伴い、大幅なテコ入れを行った結果、スタイリッシュでシリアスなムードが漂う現代的な作風にブラッシュアップされている。

 ネット上では「前のほんわかした雰囲気のほうが好きだった」「変わりすぎて困惑してる」と戸惑いの声もあるが、「ミステリアスなBGMがかっこいい!」「スタッフの試行錯誤が伝わってきて、ワクワクした」と好意的なコメントも多い。

 また、今シーズンからレギュラーメンバーに加わった小池徹平の演技が好評である一方、小池と入れ替わるように卒業した渡部秀がクローズアップされなかったため、「5年以上出てたのに、卒業回ないの?」「扱いがひどすぎ」とファンから不満の声が続出しているようだ。

 同率2位には、岡田将生主演『ザ・トラベルナース』(同)がランクイン。同作は、米倉涼子主演『ドクターX ~外科医・大門未知子~』シリーズ(同)の中園ミホ氏が脚本を手掛ける医療ドラマで、フリーランスの看護師・トラベルナースとして働く那須田歩(岡田)が、赴任先の病院で伝説の看護師・九鬼静(中井貴一)とバディを組み、医療現場を改革していく痛快ストーリーだ。

 初回では、物腰の柔らかい九鬼が、態度の大きい那須田に対し「それはバカナースのすることです」「プライドばかり高いただのバカナース」と、「バカナース」を連呼。さらに、VIPの手術ばかり優先する外科部長・神崎弘行(柳葉敏郎)が倒れて窒息しそうになる場面では、ドスを効かせて「手術、するんじゃろうの? おんどれ、このまま死んでもええんか?」と脅すなど、その独特なキャラクターが、視聴者から「ナース版の喪黒福造みたい」などとウケているようだ。

 一方で、「中園ミホ氏の新たな医療ドラマが始まったということは、もう『ドクターX』の新作はないのかなあ」「『ザ・トラベルナース』って『ドクターX』と展開が似すぎてない? テレ朝はもう米倉さんを待てないってこと?」と悲観する『ドクターX』ファンも散見される。

 19年に低髄液圧症候群を患っていることを公表した米倉。今年11月から米・ブロードウェイで上演予定だった主演ミュージカル『CHICAGO』を“持病悪化”を理由に降板したばかりとあって、多くのファンは気が気でないのだろう。

 残念ながらワースト1となったのは、Hey!Say!JUMP・山田涼介が主演を務める連続ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)で、初回4.5%。以降、第2話が3.5%、第3話が3.7%と3%台まで落ち込んでいるが、TVerの「お気に入り」登録数では好調の様子。『相棒 season 21』の37.3万人(25日現在、以下同)や『科捜研の女 2022』の18.9万人を大きく上回る63.5万人を記録しており、テレビよりもネットの見逃し配信で視聴する若年層に響いているのかもしれない。

 同作は、連続殺人事件の容疑者という父親を持つ二重人格の主人公・浦島エイジ(山田)が、猟奇的な殺人事件に自身が関わっているのではないかと苦悩するサスペンス。初回からイスに縛りつけられた女性が拷問を受けるシーンや、主人公の父親が火だるまになり自殺するシーンなど刺激的な映像が続いたため、「悪趣味すぎて見てられない」「せめて深夜に放送してほしい」と批判も多い。

 加えて、フジでは時間を問わず、拷問シーンを含む同ドラマのCMが突然流れるため、「朝の身支度中に、子どもがCMを見て硬直してた」「CMで『死ね!』ってセリフを出すのやめてほしい」と世の母親からの苦言も相次いでいるようだ。

 ワースト2と3は、清原果耶主演『霊媒探偵・城塚翡翠』(日本テレビ系)と川口春奈主演『silent』(フジテレビ系)で、ともに6.4%。前者は“霊が視える”能力を持つヒロイン(清原)が、死者からのヒントを頼りに“霊媒探偵”として難解な事件と向き合っていくミステリードラマで、小芝風花、田中道子、及川光博、瀬戸康史らが出演するほか、主題歌は福山雅治が担当するという豪華さ。しかし、第2話では4.8%まで落ち込んでおり、勢いはあまり感じられない。

 なお、サイゾーウーマンでは今月、同作が水面下で“日テレの発注ミス”により脚本トラブルが発生していたことを伝えている。当初は、嵐・二宮和也主演の日曜劇場『マイファミリー』(TBS系)や大ヒット中のアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』などを手掛けたヒットメーカーが脚本を担当する予定だったが、日テレの要望通りに仕上げた脚本に原作者サイドからOKが出ず、脚本家が降板してしまうトラブルが発生していたようだ。

 一方、そんなドタバタな同作と同率の『silent』は、第3話で7.1%まで上昇。主人公・青羽紬(川口)が、かつて本気で愛した恋人・佐倉想(Snow Man・目黒蓮)と、音のない世界で“出会い直す”ラブストーリーだが、ネット上では初回で目黒が見せた“泣きの演技”が「すごい」と話題に。

 芸能人からも「ハマった」報告が相次いでおり、ナインティナイン・岡村隆史は『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の冒頭で、「ドラマ『silent』、だだはまりしました」と告白し、「青春ど真ん中、恋愛系かなと思っててんけど、最後まで見たら鳥肌立ってきて、“あ、俺泣くかも”ってなった」「久々にグッと熱くなるドラマやなって。たまらんね、木曜日熱いね」と絶賛。

 さらに、パンサー・向井慧も、第2話放送後にTwitterで「今すぐ世田谷代田駅でパンダが落ちる動画を観たいよ。第二話観終わってそれくらい切ない気持ち」と劇中シーンを引用した上で、心を動かされたことを報告していた。

 初回視聴率においては、トップ3をテレ朝が独占した秋ドラマ。このまま『相棒 season 21』の独走状態となるのだろうか。

1位『相棒 season 21』(テレビ朝日系、水曜午後9時) 17.3%
2位『科捜研の女 2022』(テレビ朝日系、火曜午後9時) 11.9%
同率2位『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系、木曜午後9時) 11.9%
4位『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系、月曜午後9時) 10.3%
5位『クロサギ』(TBS系、金曜午後10時) 9.2%
6位『ファーストペンギン!』(日本テレビ系、水曜午後10時) 8.9%
同率6位『アトムの童』(TBS系、日曜午後9時) 8.9%
8位『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系、月曜午後10時) 8.0%
9位『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系、土曜午後10時) 6.6%
10位『君の花になる』(TBS系、火曜午後10時) 6.5%
11位『霊媒探偵・城塚翡翠』(日本テレビ系、日曜午後10時30分) 6.4%
同率11位『silent』(フジテレビ系、木曜午後10時) 6.4%
13位『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系、水曜午後10時) 4.5%

※小数点第2位以下を四捨五入。