『校閲ガール』12.7%! 石原さとみ&菅田将暉の「見どころナシ」で視聴者不満の声

 11月23日に放送された『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の第8話が、平均視聴率12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前週の12.5%からわずかに上昇したものの、視聴者からは内容に関し不満が続出しているようだ。

「同ドラマは、石原さとみ演じる主人公・河野悦子が、出版社の校閲部で経験を積み、困難を乗り越えつつ成長していく“お仕事ドラマ”。その一方で、悦子と、若手作家兼モデルの折原幸人(菅田将暉)の恋愛要素もあり、ネット上の視聴者は2人の関係性が変化していく様子を楽しみに見守ってきました」(芸能ライター)

 そんな中、第8話は校閲部部長・茸原渚音(岸谷五朗)と恋愛小説家・桜川葵(伊藤かずえ)が過去に恋人関係にあったことが発覚。かつて桜川の“全力の愛”を受け止めていた茸原は、今回校閲を担当する悦子にも全力を出すよう命じ、悦子もそれに応える……という展開だった。

「ドラマの序盤には、茸原と桜川の熱い抱擁シーンがあり、終盤には病気で入院した桜川と茸原が手を握り合う場面もありました。このように今話は、茸原&桜川の話がメインだったことで、悦子&幸人の絡みはほぼナシ。そのため、ネット上では、『今日は主役が目立たないからつまらない』『見どころがない回だな』『オジサンとオバサンの恋愛なんて興味ないよ』『みんなが期待するような石原さとみや菅田将暉の良さを生かせてない脚本。今日は特にいらない話だね』などと、不満が噴出したんです」(同)

 中には、「悦子と幸人にハッキリした進展がないから、途中で飽きてる人いそう」という指摘もあった。

「また、今回はキャスティング面についても“違和感”があったとネット上でいわれています。伊藤は同月11日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)でダイエット企画に挑戦し、106日間で体重を9.8キロも落としてスッキリした姿を披露したばかりでしたが、ドラマではふっくら体形が目立ち、ネットでは『痩せたんじゃなかったの?』『病人役に見えない……』『役作りに失敗している』といったコメントが飛び交いました」(同)

 残り2話となった『校閲ガール』だが、肝心な悦子と幸人のラブストーリーはどのように落ち着くのか。中途半端なオチでは、視聴者も納得しないだろうが……。

『校閲ガール』12.7%! 石原さとみ&菅田将暉の「見どころナシ」で視聴者不満の声

 11月23日に放送された『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の第8話が、平均視聴率12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前週の12.5%からわずかに上昇したものの、視聴者からは内容に関し不満が続出しているようだ。

「同ドラマは、石原さとみ演じる主人公・河野悦子が、出版社の校閲部で経験を積み、困難を乗り越えつつ成長していく“お仕事ドラマ”。その一方で、悦子と、若手作家兼モデルの折原幸人(菅田将暉)の恋愛要素もあり、ネット上の視聴者は2人の関係性が変化していく様子を楽しみに見守ってきました」(芸能ライター)

 そんな中、第8話は校閲部部長・茸原渚音(岸谷五朗)と恋愛小説家・桜川葵(伊藤かずえ)が過去に恋人関係にあったことが発覚。かつて桜川の“全力の愛”を受け止めていた茸原は、今回校閲を担当する悦子にも全力を出すよう命じ、悦子もそれに応える……という展開だった。

「ドラマの序盤には、茸原と桜川の熱い抱擁シーンがあり、終盤には病気で入院した桜川と茸原が手を握り合う場面もありました。このように今話は、茸原&桜川の話がメインだったことで、悦子&幸人の絡みはほぼナシ。そのため、ネット上では、『今日は主役が目立たないからつまらない』『見どころがない回だな』『オジサンとオバサンの恋愛なんて興味ないよ』『みんなが期待するような石原さとみや菅田将暉の良さを生かせてない脚本。今日は特にいらない話だね』などと、不満が噴出したんです」(同)

 中には、「悦子と幸人にハッキリした進展がないから、途中で飽きてる人いそう」という指摘もあった。

「また、今回はキャスティング面についても“違和感”があったとネット上でいわれています。伊藤は同月11日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)でダイエット企画に挑戦し、106日間で体重を9.8キロも落としてスッキリした姿を披露したばかりでしたが、ドラマではふっくら体形が目立ち、ネットでは『痩せたんじゃなかったの?』『病人役に見えない……』『役作りに失敗している』といったコメントが飛び交いました」(同)

 残り2話となった『校閲ガール』だが、肝心な悦子と幸人のラブストーリーはどのように落ち着くのか。中途半端なオチでは、視聴者も納得しないだろうが……。

新垣結衣『逃げ恥』大ヒットの要因は……「かわいいだけの女優」評価を逆手に取る演出法?

 新垣結衣主演のTBS系連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(火曜午後10時~)が、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

 同ドラマは初回10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、“数字が取れない枠”とされてきた同局の「火10」ドラマで、初の2ケタ発進。第2話で12.1%まで上げると、以後、第3話12.5%、第4話13.0%、第5話13.3%と、回を重ねるごとに上昇し、15日放送の第6話では13.6%の高視聴率をマーク。これで、脅威の5週連続視聴率アップとなり、第6話までの平均は12.4%。この推移を見るかぎり、今後大幅に数字を落とす可能性は低く、全話平均で2ケタキープは確実となってきた。

 新垣は昨年10月期の『掟上今日子の備忘録』(日本テレビ系)で主演し、寝ると記憶を失うため、事件をスピード解決させる探偵役を演じたが、視聴率は全話平均9.8%で、2ケタに届かなかった。

「これまで、新垣は演技力よりも、“かわいさ”で視聴者を引きつけてきたタイプ。『掟上今日子』がヒットしなかっただけに、関係者の間では『かわいいだけでは数字は取れない』『そろそろ賞味期限切れでは?』などといった意見も出ていたようです。しかし、今回、低視聴率枠で高い視聴率を取ったことで、見事に『掟上今日子』のリベンジを果たし、健在ぶりをアピールし、その評価は一変したようです。今作は役柄や、脚本、演出が新垣のキュートさにピッタリ合っており、まさに適役。“かわいさだけが売り”ならば、それを最大限に生かす……という戦略だったのではないでしょうか。主役が新垣でなければ、これだけの高視聴率は取れなかったはずです」(芸能ライター)

 一時は評価を下げかけた新垣だが、『逃げ恥』のヒットで、その評価が高まることとなり、今後も主役級オファーが舞い込むのは必至。さしあたって、来年3月に放送される特集ドラマ『絆~走れ奇跡の子馬~』(役所広司主演)で、NHKドラマの初ヒロインを務めることが決まっている。同ドラマでは、『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)『掟上今日子』の共演者・岡田将生と兄妹役を演じるだけに、さらに注目を集めそうだ。これまであまり縁がなかったNHKで、新垣がどのような演技を見せるか。今から、そのオンエアが待ち遠しい。
(田中七男)

“日7”対決、フジ『フルタチさん』意外な健闘! 一方で“一人負け”状態なのは……

 当初は爆死も予想されていたフジテレビの新番組『フルタチさん』(日曜午後7時~)が、意外にも健闘している。11月6日の初回では8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったが、第2回となった13日放送分も8.1%で、ほぼ横ばいをキープしたのだ。

 同日同時間帯の他局の主な視聴率は、日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』が19.3%で、前週より0.1ポイント減、同『世界の果てまでイッテQ!』が22.2%で、0.2ポイント増。前週、8.0%だったテレビ朝日系『日曜もアメトーーク!』は休止で、代わりにオンエアされた『侍ジャパン強化試合2016 日本対オランダ』は8.1%で、局としてほぼ変動なし。TBS系『クイズ☆スター名鑑』は5.8%、同『ピラミッド・ダービー』は5.9%で、前週の『ピラミッド・ダービー』2時間スペシャルの7.6%より大幅ダウン。NHK総合『ダーウィンが来た!』は10.8%で前週より、1.9ポイントダウン。大河ドラマ『真田丸』は15.2%で、0.1ポイント減だった。

 10月より、『日曜もアメトーーク!』『クイズ☆スター名鑑』がスタート。テレビ東京の人気バラエティ『モヤモヤさまぁ~ず2』はアシスタントに若手の福田典子アナを起用。11月に入り6日から、フジは『フルタチさん』の放送を開始し、民放4局がテコ入れを図ったが、日テレ、大河ドラマの牙城はまったく揺るがず。取り残された4局がわずかなパイを奪い合っている状態だ。中でも現状では、TBSが“一人負け”の様相を呈してきた。

 フジは前番組『日曜ファミリア』が5%前後しか取れていなかったことを思えば、『フルタチさん』の8%台は上々ともいえる。だが、鳴り物入りでスタートしたことを思えば、なんとか2ケタに乗せてほしいのが同局のホンネだろう。

 日テレ、大河ドラマが不動の強さを発揮する中で、『フルタチさん』は3回目以降の放送で、どこまで視聴率を取ることができるか、引き続き注目していきたい。

(田中七男)

『校閲ガール』12.5%で絶好調も……石原さとみ演じるヒロイン・悦子が“不人気”な理由

  石原さとみ主演の『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の第7話が16日に放送され、平均視聴率12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。好成績ながらも、第6話で叩き出した13.2%を下回った。

 同ドラマは、ファッション誌の編集者を目指す主人公・河野悦子(石原)が、一見地味な校閲部に配属され、仕事に奮闘するというストーリー。第7話で悦子は、思いを寄せる若手作家でモデルの折原幸人(菅田将暉)と、大御所作家・本郷大作(鹿賀丈史)が親子関係ではないかと疑問を抱く。編集者・貝塚八郎(青木崇高)から、首を突っ込まないよう釘を差される悦子だったが、真っ直ぐな性格と校閲者としてのサガを押さえきれず、真実に迫ろうとする……という展開だった。

「石原は2014年に嵐・松本潤主演の月9『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)でヒロインを演じ、その“ゆるふわ小悪魔”なキャラクターで視聴者のハートをつかみました。一方、『校閲ガール』の悦子は、キャンキャンとまくしたてるようにしゃべる主人公なので、ドラマ開始当初はネット上にもガッカリ感が漂っていた。しかし、最近は視聴者が悦子に慣れてきたこと、さらにドラマが面白くなってきたことで、前週は最高視聴率を記録しました」(前出の記者)

 このまま順調に数字を伸ばしていくかと思われたが、「今回で雲行きが怪しくなった」(同)という。

「第7話にして、悦子の“ウザさ”が強調されて描かれたんです。例えば、幸人と本郷の親子関係が発覚する前、悦子は幸人に本郷の話をしまくったことで、『ウザい』と言われていたのですが、親子だと知った後も、ソワソワとその事実を聞きたそうにする……といった展開がありました。こうした悦子の態度に、ネットユーザーからは、『幸人にもウザいって言われたのに……』『イライラしてしまう』といった否定的な声が上がり、さらに、悦子が校閲者の立場から、幸人本人に“事実確認”を行うシーンは、『校閲がそこまで踏み込む必要ないし、非現実的すぎる』『正直な言動が悦子のいいところだと思ってたけど、さすがに面倒くさい』などと、非難ごうごうでした」(同)

 中には「今回に限らず、やっぱり悦子って、いろいろウザいよね……」といった声も上がるなど、悦子という主人公の不人気ぶりが露呈する回となってしまった。

「また、悦子はキャッチボールをしながら幸人に事実確認したのですが、この時の石原の過剰な“ぶりっこ演技”も話題に。『あざとすぎる』『ぶりっこ意識しすぎ』『演技でもマジ無理!』などと、拒否反応を示す視聴者がネット上で散見されました。あくまでドラマ上の演出ですが、主人公への共感が失われることは、視聴率を下げる要因になりかねません」(同)

 残すところ、あと3話になった『校閲ガール』。次週以降の視聴率にも注目が集まる。

『校閲ガール』12.5%で絶好調も……石原さとみ演じるヒロイン・悦子が“不人気”な理由

  石原さとみ主演の『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の第7話が16日に放送され、平均視聴率12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。好成績ながらも、第6話で叩き出した13.2%を下回った。

 同ドラマは、ファッション誌の編集者を目指す主人公・河野悦子(石原)が、一見地味な校閲部に配属され、仕事に奮闘するというストーリー。第7話で悦子は、思いを寄せる若手作家でモデルの折原幸人(菅田将暉)と、大御所作家・本郷大作(鹿賀丈史)が親子関係ではないかと疑問を抱く。編集者・貝塚八郎(青木崇高)から、首を突っ込まないよう釘を差される悦子だったが、真っ直ぐな性格と校閲者としてのサガを押さえきれず、真実に迫ろうとする……という展開だった。

「石原は2014年に嵐・松本潤主演の月9『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)でヒロインを演じ、その“ゆるふわ小悪魔”なキャラクターで視聴者のハートをつかみました。一方、『校閲ガール』の悦子は、キャンキャンとまくしたてるようにしゃべる主人公なので、ドラマ開始当初はネット上にもガッカリ感が漂っていた。しかし、最近は視聴者が悦子に慣れてきたこと、さらにドラマが面白くなってきたことで、前週は最高視聴率を記録しました」(前出の記者)

 このまま順調に数字を伸ばしていくかと思われたが、「今回で雲行きが怪しくなった」(同)という。

「第7話にして、悦子の“ウザさ”が強調されて描かれたんです。例えば、幸人と本郷の親子関係が発覚する前、悦子は幸人に本郷の話をしまくったことで、『ウザい』と言われていたのですが、親子だと知った後も、ソワソワとその事実を聞きたそうにする……といった展開がありました。こうした悦子の態度に、ネットユーザーからは、『幸人にもウザいって言われたのに……』『イライラしてしまう』といった否定的な声が上がり、さらに、悦子が校閲者の立場から、幸人本人に“事実確認”を行うシーンは、『校閲がそこまで踏み込む必要ないし、非現実的すぎる』『正直な言動が悦子のいいところだと思ってたけど、さすがに面倒くさい』などと、非難ごうごうでした」(同)

 中には「今回に限らず、やっぱり悦子って、いろいろウザいよね……」といった声も上がるなど、悦子という主人公の不人気ぶりが露呈する回となってしまった。

「また、悦子はキャッチボールをしながら幸人に事実確認したのですが、この時の石原の過剰な“ぶりっこ演技”も話題に。『あざとすぎる』『ぶりっこ意識しすぎ』『演技でもマジ無理!』などと、拒否反応を示す視聴者がネット上で散見されました。あくまでドラマ上の演出ですが、主人公への共感が失われることは、視聴率を下げる要因になりかねません」(同)

 残すところ、あと3話になった『校閲ガール』。次週以降の視聴率にも注目が集まる。

『逃げ恥』驚異のタイムシフト視聴率のウラで……フジドラマは録画でも大爆死!?

 10月3日から、タイムシフト視聴率(7日内=168時間内で録画再生された視聴率)の調査を本格的に開始したビデオリサーチ社が、10月度の「タイムシフト視聴率上位30番組」を公表。その結果、リアルタイム視聴率も好調な『逃げるは恥だが役に立つ』(新垣結衣主演/TBS系)、『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(石原さとみ主演/日本テレビ系)がタイムシフトでも高い数字をマークしていることがわかった。

 同調査は10月3日から10月30日までに放送された15分以上の番組が対象となり、関東地区に居住する900世帯(約2,300人)で調査が実施された。同一番組は順位が高い回のみ抽出されている。

■『ドクターX』『相棒』はリアルタイムが有利?

 ランキングを見ると、1位の『逃げ恥』第3話は13.7%と、リアルタイムを超える驚異的なタイムシフト視聴率を記録。2位の『校閲ガール』第4話は10.8%で、リアルタイムと同等の数字をマークした。さらに、初回から第5話まで、リアルタイムで2ケタ台をキープしている『IQ246~華麗なる事件簿~』(織田裕二主演/TBS系)は、タイムシフトでも初回8.3%と上々の数字。

 リアルタイムで20%を超えた『ドクターX~外科医・大門未知子~』(米倉涼子主演)初回は、タイムシフトで9.5%、総合視聴率(重複視聴は除く)は28.3%と、30%近い視聴率を記録。同じく、テレビ朝日の人気ドラマシリーズ『相棒season15』初回2時間スペシャルは、リアルタイム15.5%、タイムシフトは6.8%だった。人気ドラマは、やはりリアルタイム視聴者が多いことが如実に表れている。

 NHKの人気番組、大河ドラマと朝ドラも好調だ。日本シリーズの影響により、10月23日放送分がリアルタイムで13.0%と自己ワーストを記録した『真田丸』(堺雅人主演)第42話は、タイムシフトで6.9%、総合では19.0%とまずまず。リアルタイムで20%前後を推移する『べっぴんさん』(芳根京子主演)は、タイムシフトでも上位に食い込んでおり、根強い人気を示している。

■大爆死『Chef』は意外にも健闘

 リアルタイム視聴率が好調なドラマは、タイムシフト視聴率も好調ということがわかるデータである一方、リアルタイム視聴率は低調ながら、タイムシフトで健闘しているドラマも。初回から第4話まで、リアルタイムが1ケタ台に低迷した『砂の塔~知りすぎた隣人』(菅野美穂主演/TBS系)は、タイムシフト視聴率がリアルタイムとほとんど変わりない数字を残している。また、第4話がリアルタイムで4%台の大爆死を記録して話題になった『Chef~三ツ星の給食~』(天海祐希主演/フジテレビ系)は、第3話のリアルタイムが6.2%だったのに対し、タイムシフトは7.1%を記録した。しかし、低迷を続けるフジドラマは、総じてタイムシフトの数字も伸び悩んでいることがわかる。

 テレビ番組はリアルタイムでなくても、まずは“見てもらう”ことが大事。ただ、CMのないNHKならともかく、民放にとっては、CM部分を早送りできるタイムシフト視聴率がいくら高くても、スポンサーから評価されにくい。その意味では、タイムシフトは単なる参考にしかならず、やはり、民放各局としては、リアルタイムでの視聴率を上げるしかなさそうだ。

★10月度タイムシフト視聴率ランキング(10月3~30日放送の番組が対象、連続ドラマのみ)

1位 13.7% 『逃げるは恥だが役に立つ』第3話(TBS系、25日放送)

リアルタイム視聴率=12.5%、総合視聴率=23.4%

2位 10.8% 『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』第4話(日本テレビ系、26日放送) リアルタイム視聴率=11.2%、総合視聴率=19.9%

3位 9.5% 『ドクターX~外科医・大門未知子~』第1話(テレビ朝日系、13日放送)

リアルタイム視聴率=20.4%、総合視聴率=28.3%

4位 8.5% 『砂の塔~知りすぎた隣人』第1話(TBS系、14日放送)

リアルタイム視聴率=9.8%、総合視聴率=17.5%

5位 8.3% 『IQ246~華麗なる事件簿~』第1話(TBS系、16日放送)

リアルタイム視聴率=13.1%、総合視聴率=20.3%

6位 7.2% 『べっぴんさん』(NHK総合、10日)

リアルタイム視聴率=18.7%、総合視聴率=24.7%

7位 7.1% 『Chef~三ツ星の給食~』第3話(フジテレビ系、27日放送)

リアルタイム視聴率=6.2%、総合視聴率=12.4%

8位 6.9% 『真田丸』第42話(NHK総合、23日放送)

リアルタイム視聴率=13.0%、総合視聴率=19.0%

9位 6.8% 『相棒season15』第1話(テレビ朝日系、12日放送)

リアルタイム視聴率=15.5%、総合視聴率=21.4%

10位 5.9% 『カインとアベル』第1話(フジテレビ系、17日放送)

リアルタイム視聴率=8.8%、総合視聴率=14.0%

11位 5.7% 『THE LAST COP/ラストコップ』第1話(日本テレビ系、8日放送)

リアルタイム視聴率=8.6%、総合視聴率=13.5%

12位 5.6% 『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』第1話(フジテレビ系、11日放送)

リアルタイム視聴率=8.8%、総合視聴率=14.0%

13位 5.1% 『キャリア~掟破りの警察署長~』第3話(フジテレビ系、23日放送)

リアルタイム視聴率=7.4%、総合視聴率=12.0%

14位 4.7% 『家政夫のミタゾノ』第1話(テレビ朝日系、21日放送)

リアルタイム視聴率=8.2%、総合視聴率=12.2%

15位 4.5% 『レンタル救世主』第1話(日本テレビ系、9日放送)

リアルタイム視聴率=10.2%、総合視聴率=14.0%

16位 4.0% 『運命に、似た恋』第3話(NHK総合、7日放送)

リアルタイム視聴率=5.2%、総合視聴率=9.0%

16位 4.0% 『勇者ヨシヒコと導かれし七人』第4話(テレビ東京、28日深夜放送)

リアルタイム視聴率=3.9%、総合視聴率=7.4%

17位 3.8% 『スニッファー臭覚捜査官』第1話(NHK総合、22日放送)

リアルタイム視聴率=5.9%、総合視聴率=9.6%

 

『逃げ恥』驚異のタイムシフト視聴率のウラで……フジドラマは録画でも大爆死!?

 10月3日から、タイムシフト視聴率(7日内=168時間内で録画再生された視聴率)の調査を本格的に開始したビデオリサーチ社が、10月度の「タイムシフト視聴率上位30番組」を公表。その結果、リアルタイム視聴率も好調な『逃げるは恥だが役に立つ』(新垣結衣主演/TBS系)、『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(石原さとみ主演/日本テレビ系)がタイムシフトでも高い数字をマークしていることがわかった。

 同調査は10月3日から10月30日までに放送された15分以上の番組が対象となり、関東地区に居住する900世帯(約2,300人)で調査が実施された。同一番組は順位が高い回のみ抽出されている。

■『ドクターX』『相棒』はリアルタイムが有利?

 ランキングを見ると、1位の『逃げ恥』第3話は13.7%と、リアルタイムを超える驚異的なタイムシフト視聴率を記録。2位の『校閲ガール』第4話は10.8%で、リアルタイムと同等の数字をマークした。さらに、初回から第5話まで、リアルタイムで2ケタ台をキープしている『IQ246~華麗なる事件簿~』(織田裕二主演/TBS系)は、タイムシフトでも初回8.3%と上々の数字。

 リアルタイムで20%を超えた『ドクターX~外科医・大門未知子~』(米倉涼子主演)初回は、タイムシフトで9.5%、総合視聴率(重複視聴は除く)は28.3%と、30%近い視聴率を記録。同じく、テレビ朝日の人気ドラマシリーズ『相棒season15』初回2時間スペシャルは、リアルタイム15.5%、タイムシフトは6.8%だった。人気ドラマは、やはりリアルタイム視聴者が多いことが如実に表れている。

 NHKの人気番組、大河ドラマと朝ドラも好調だ。日本シリーズの影響により、10月23日放送分がリアルタイムで13.0%と自己ワーストを記録した『真田丸』(堺雅人主演)第42話は、タイムシフトで6.9%、総合では19.0%とまずまず。リアルタイムで20%前後を推移する『べっぴんさん』(芳根京子主演)は、タイムシフトでも上位に食い込んでおり、根強い人気を示している。

■大爆死『Chef』は意外にも健闘

 リアルタイム視聴率が好調なドラマは、タイムシフト視聴率も好調ということがわかるデータである一方、リアルタイム視聴率は低調ながら、タイムシフトで健闘しているドラマも。初回から第4話まで、リアルタイムが1ケタ台に低迷した『砂の塔~知りすぎた隣人』(菅野美穂主演/TBS系)は、タイムシフト視聴率がリアルタイムとほとんど変わりない数字を残している。また、第4話がリアルタイムで4%台の大爆死を記録して話題になった『Chef~三ツ星の給食~』(天海祐希主演/フジテレビ系)は、第3話のリアルタイムが6.2%だったのに対し、タイムシフトは7.1%を記録した。しかし、低迷を続けるフジドラマは、総じてタイムシフトの数字も伸び悩んでいることがわかる。

 テレビ番組はリアルタイムでなくても、まずは“見てもらう”ことが大事。ただ、CMのないNHKならともかく、民放にとっては、CM部分を早送りできるタイムシフト視聴率がいくら高くても、スポンサーから評価されにくい。その意味では、タイムシフトは単なる参考にしかならず、やはり、民放各局としては、リアルタイムでの視聴率を上げるしかなさそうだ。

★10月度タイムシフト視聴率ランキング(10月3~30日放送の番組が対象、連続ドラマのみ)

1位 13.7% 『逃げるは恥だが役に立つ』第3話(TBS系、25日放送)

リアルタイム視聴率=12.5%、総合視聴率=23.4%

2位 10.8% 『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』第4話(日本テレビ系、26日放送) リアルタイム視聴率=11.2%、総合視聴率=19.9%

3位 9.5% 『ドクターX~外科医・大門未知子~』第1話(テレビ朝日系、13日放送)

リアルタイム視聴率=20.4%、総合視聴率=28.3%

4位 8.5% 『砂の塔~知りすぎた隣人』第1話(TBS系、14日放送)

リアルタイム視聴率=9.8%、総合視聴率=17.5%

5位 8.3% 『IQ246~華麗なる事件簿~』第1話(TBS系、16日放送)

リアルタイム視聴率=13.1%、総合視聴率=20.3%

6位 7.2% 『べっぴんさん』(NHK総合、10日)

リアルタイム視聴率=18.7%、総合視聴率=24.7%

7位 7.1% 『Chef~三ツ星の給食~』第3話(フジテレビ系、27日放送)

リアルタイム視聴率=6.2%、総合視聴率=12.4%

8位 6.9% 『真田丸』第42話(NHK総合、23日放送)

リアルタイム視聴率=13.0%、総合視聴率=19.0%

9位 6.8% 『相棒season15』第1話(テレビ朝日系、12日放送)

リアルタイム視聴率=15.5%、総合視聴率=21.4%

10位 5.9% 『カインとアベル』第1話(フジテレビ系、17日放送)

リアルタイム視聴率=8.8%、総合視聴率=14.0%

11位 5.7% 『THE LAST COP/ラストコップ』第1話(日本テレビ系、8日放送)

リアルタイム視聴率=8.6%、総合視聴率=13.5%

12位 5.6% 『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』第1話(フジテレビ系、11日放送)

リアルタイム視聴率=8.8%、総合視聴率=14.0%

13位 5.1% 『キャリア~掟破りの警察署長~』第3話(フジテレビ系、23日放送)

リアルタイム視聴率=7.4%、総合視聴率=12.0%

14位 4.7% 『家政夫のミタゾノ』第1話(テレビ朝日系、21日放送)

リアルタイム視聴率=8.2%、総合視聴率=12.2%

15位 4.5% 『レンタル救世主』第1話(日本テレビ系、9日放送)

リアルタイム視聴率=10.2%、総合視聴率=14.0%

16位 4.0% 『運命に、似た恋』第3話(NHK総合、7日放送)

リアルタイム視聴率=5.2%、総合視聴率=9.0%

16位 4.0% 『勇者ヨシヒコと導かれし七人』第4話(テレビ東京、28日深夜放送)

リアルタイム視聴率=3.9%、総合視聴率=7.4%

17位 3.8% 『スニッファー臭覚捜査官』第1話(NHK総合、22日放送)

リアルタイム視聴率=5.9%、総合視聴率=9.6%

 

フジ年間トップは9.8%『フラジャイル』!? ドラマ視聴率オール1ケタの大惨事

 10月期の秋ドラマ前半戦がほぼ終了した。2年ぶりの連続ドラマ化となった米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系/木曜午後9時~)は平均視聴率で20%の大台を超え、変わらぬ強さを見せつけている。同局の鉄板ドラマ水谷豊主演『相棒season15』(水曜午後9時~)も、過去のシリーズより低調ながら、15%前後の安定した視聴率をキープ。また、新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系/火曜午後10時~)、石原さとみ主演『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系/水曜午後10時~)も好調な数字を維持している。

 そんな中、今期も“一人負け”状態なのが、低迷続くフジテレビだ。Hey!Say!JUMP・山田涼介主演『カインとアベル』(月曜午後9時~)は、初回8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、“月9”史上最低のスタート。その後も一向に上向かず、11月14日放送の第5回までの平均は7.8%。このペースで推移すれば、今年4月期の福山雅治主演『ラヴソング』の全話平均8.5%を下回り、“月9”史上ワースト視聴率を更新する可能性が高くなった。

 今期より、放送時間が午後10時から午後9時に移動した火曜ドラマ、吉田羊主演『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』は、初回から5週連続8%台。低レベルで安定しており、この先、2ケタ台に乗せるのは難しい状況だ。

 悲惨なのは、“高視聴率女優”だったはずの天海祐希が主演する『Chef~三ツ星の給食~』(木曜午後10時~)。これまで、主演ドラマで着実に視聴率2ケタ台をマークしてきた天海だが、同ドラマは初回から1ケタ続きで、第4話では4.9%と、よもやの5%割れを記録。11月10日放送の第5話までの平均は6.8%で、今期プライム帯の民放連ドラ(テレビ東京を除く)でビリという低迷ぶりだ。ここ最近、西島秀俊、篠原涼子、福山、松嶋菜々子といった大物俳優・女優に、ことごとく赤っ恥をかかせてきたフジは、天海をも潰してしまった。

 玉木宏主演の『キャリア~掟破りの警察署長~』(日曜午後9時~)は6~7%台をウロウロしており、11月13日放送の第6話までの平均は7.2%。今年4月期、3年ぶりに復活した「日9」ドラマは、TBS日曜劇場との競合もあり、苦戦続き。4月期の芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックス主演『OUR HOUSE』の全話平均4.5%、7月期のHey!Say!JUMP・中島裕翔主演『HOPE~期待ゼロの新入社員~』は全話平均6.1%で、これらと比べると、『キャリア』はまだましだが、よほどのことがないかぎり、2ケタに乗せるのは厳しそうだ。

 今期も低迷が続くフジの連ドラ。実は今年に入って、最高全話平均視聴率を獲得したのは、1月期のTOKIO・長瀬智也主演『フラジャイル』の9.8%。つまり、このままいけば、全話平均で2ケタに乗ったドラマが年間を通して1つもないという惨状に陥りそうだ。ここから先の巻き返しに期待したいものだが……。

(田中七男)

米倉涼子『ドクターX』、「侍ジャパン強化試合」も一蹴! 20%割れを阻止した立役者は?

 

 米倉涼子主演の連続ドラマ『ドクターX~外科医・大門美知子~』(テレビ朝日系/木曜午後9時~)第5話が10日に放送され、視聴率は20.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークした。裏のTBS系では『侍ジャパン強化試合 日本対メキシコ』が中継放送されたが、同番組の視聴率は9.7%で、『ドクターX』は、ダブルスコアで軽く一蹴した。

 シリーズ第4弾となる同ドラマは、初回20.4%で好発進。第2話は19.7%と微減したが、第3話は前番組の『日本シリーズ 広島対日本ハム 第5戦』が17.4%の高視聴率を獲得した効果もあり、24.3%まで上昇。第4話は21.3%で、第5話も20%を突破し、3週連続で大台をキープ。これで、第5話までの平均視聴率は21.1%となり、好調を維持している。

 第5話には、視聴者の待望論が高かった海老名敬医師(遠藤憲一)がエンディングで登場。東帝大学病院の金沢分院に飛ばされている海老名医師が、東京出張のため、かつての親分・蛭間重勝院長(西田敏行)のもとに、あいさつに訪れた。論文盗用問題で失墜の危機に瀕し、孤立していた蛭間院長は、腹心の海老名医師に泣きつく。すると、海老名医師は「お館様」と叫び、蛭間院長と抱き合ったところで放送がこの回が終了。遠藤は自身が出演するNHK大河ドラマ『真田丸』で、「お館様」と呼ばれている上杉景勝を演じており、これは同作をパロディ化したシーンだった。

 待ち望まれていた遠藤の復活に、ネット上での視聴者の反応も、「ラストの西田と遠藤の絡みはおもしろかった。遠藤は『Chef~三つ星の給食~』(フジテレビ系)との掛け持ちでスケジュール的に難しいだろうが、できれば最終回まで出てほしい」「蛭間病院長と海老名先生は最高の迷コンビ。来週も登場するみたいでうれしい」「待ってました! やっぱり遠藤さんの『御意』が好き。『お館様』には笑った」「海老名が出ただけで、なぜか笑顔になる」といった調子で賛辞の嵐。

 あいにく、遠藤の出演は今回と次回の2話のみの予定。『ドクターX』には欠かせない名脇役の登場で、次回第6話も高視聴率をマークするのは間違いなさそうだ。
(田中七男)