沢尻エリカ『母になる』初回10.6%! 「子役が棒演技」「現実味ない」とシラケる視聴者続出!?

 沢尻エリカ主演の新ドラマ『母になる』(日本テレビ系)が4月12日にスタートし、初回平均視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。今期ゴールデン・プライムタイムのドラマは、前日に始まった小栗旬主演『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)は初回13.9%だったため、『母になる』は3ポイント以上の差をつけられてしまった。

 同ドラマは、主人公・柏崎結衣(沢尻)が夫・陽一(藤木直人)と3歳の息子・広(吉武歓)と幸せに暮らしていたが、広が姿を消す事件が起こったのをきっかけに、家庭が崩壊。しかし9年後、結衣は児童福祉司・木野愁平(Hey!Say!JUMP・中島裕翔)の働きかけで、13歳になった広(関西ジャニーズJr.・道枝駿佑)と再会し、家族が失った時間を埋めていくというストーリー。

「第1話では、結衣と陽一の出会いから広の誕生、そして誘拐事件や家族崩壊の流れなどが描かれたほか、小池栄子演じる門倉麻子が3歳当時の広を保護した後、そのまま母親のふりをして一緒に暮らしているようなシーンもありましたが、空白の9年間の真相は、これから明かされていくようです」(芸能ライター)

 放送開始早々、ネット上では「沢尻エリカの演技には、やっぱり引き込まれる」「美人で可愛くて華があって、さすがエリカ様!」「ナチュラルな感じの役も似合うんだね」など、沢尻への称賛が相次いだ。

「しかし、ドラマ内容に関しては、『ツッコミどころ多すぎ!』と不満が続出していました。まず、今回起用された子役の演技力に違和感を覚えた人が多かったようで、『子役の棒読みが気になって、感情移入できない』との声が噴出。最近は、演技派の子役が増えただけに、世間もそれに慣れきっていたのかもしれません。また、麻子が隣の部屋から聞こえた泣き声に気付いて、広を発見するシーンには、『ギャン泣きしてたならまだしも、すすり泣き程度で、勝手にほかの部屋に入ったりしない』といったツッコミも。さらに、広が行方不明になった後の幼稚園で、お遊戯会が開催されていた場面にも、『いやいや、この状況ならお遊戯会は自粛でしょ。ほかの保護者が普段通りなのも異常』『期待してたドラマなのに、現実味がなくて冷めちゃうな~』などの指摘が上がり、視聴者の間にはシラケムードがまん延していました」(同)

 ほかにも、事件後の結衣と陽一の自宅がきちんと片付いてたことに対して「部屋がキレイすぎる。子がいなくなったなら、何も手に付かないほど荒れている方が自然」というツッコミが散見されるなど、全体的に「リアリティのなさ」が指摘されていた。ひとまず2ケタ発進はできたが、ここから数字を伸ばせるだろうか。

小栗旬『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』初回13.9%も、「あのドラマに似てる!」と視聴者苦言

 4月11日、小栗旬が主演を務める連続ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)の第1話が放送され、視聴率13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の好スタートを記録。しかし、ネットからは「『MOZU』と『SP』を薄めただけのドラマ」といった声が上がっている。

 同ドラマは、元自衛隊員の稲見朗(小栗)と元公安の捜査員・田丸三郎(西島秀俊)が所属する“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を描いたアクションエンターテインメント。小栗と西島の民放連続ドラマ初共演作品、直木賞作家・金城一紀が脚本を務めるアクション作品として話題を集め、手堅い視聴率が見込める作品として、テレビ局関係者からも注目をされていた。

「第1話では『大臣がテロのターゲットになっている』との連絡を受けた公安機動捜査隊特捜班が、新幹線に乗り込んで犯人を確保するといったシーンが放送されました。派手なアクションシーンや爆破シーンは、『小栗と西島さんのアクションは見応えがある』『映画みたいに内容が濃くて面白い!』と好評ですが、『薄っぺらい設定とリアリティが皆無な組織描写をどうにかしてほしい』といった不満の声も上がっています」(芸能ライター)

 また同作には、同じく公安が登場する『MOZU』(TBS系)と『SP警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)に「似ている」と指摘する声も。

「『CRISIS』のキャストである西島や石田ゆり子は『MOZU』に、また同じく野間口徹は『SP』に出演しており、さらに金城氏は同作でも脚本を手掛けていたため、『似ている』と指摘されるのは、致し方ないかもしれません。特に、『SP』と比較して見た視聴者が多かったようで、『「SP」はワクワクして見たけど、今回は既視感がありすぎて盛り上がれなかった』『「SP」とほかの公安ドラマを足した内容でオリジナリティがない』『「SP」は監督が本広克行さんだったから、面白かったのかも』といった声が上がっています」(同)

 視聴者からツッコミを浴びた『CRISIS』だが、1月期に同枠で放送されていた、草なぎ剛主演『嘘の戦争』の初回視聴率11.8%を大きく上回る滑り出しとなったのも事実。このまま好調をキープできるのか注目したい。

「視聴率取れなければフジ大打撃」嵐・相葉雅紀『貴族探偵』が、業界で注視されている理由

 ドラマ視聴率の低下がささやかれ出して久しい。一昔前まで、民放の人気ドラマといえば最低でも20%超、30%以上を取る作品もあったが、2017年、現在までの単話最高視聴率は、水谷豊主演『相棒season15』(テレビ朝日系)の第10話17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だという。ちなみにベスト2位以下は、木村拓哉『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)の16.0%(第10話)、吉高由里子『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の13.8%(第1話)、沢口靖子『科捜研の女』(テレビ朝日系)の13.7%(第5話)、草なぎ剛『嘘の戦争』(フジテレビ系)の12.0%(第2話)となっている。

 テレビ局にしたら、こんな低視聴率ではやっていられない。当然、製作スタッフのギャラは値切られ、仕事量だけが増えている。だからこれからも、テレビ局は、安上がりなバラエティやクイズ番組の製作に走ることとなるだろう。

 ドラマ出演者に魅力がないのかといえば、そんなことはない。『A LIFE』は木村のほかにも、竹内結子、浅野忠信、松山ケンイチ、木村文乃といった主演クラスの俳優・女優陣が名を連ねている。加えて内容についても、好評の声が目立っていたように思う。

 ドラマ視聴率の低迷は、一概に出演者や内容の問題ではなく、テレビが大型化し、簡単に録画できるシステムが取り込まれた影響も大きい。「ドラマはリアルタイム視聴したい」という人より、「ドラマは時間のあるときにじっくり見たい」という人の方が、今では圧倒的に多いだろう。それでも「すぐに見たいと思ってもらえるドラマが作れれば、視聴率は取れる……」と、ドラマ製作者たちは信じているのだ。

 そんな中、いよいよ4月ドラマがスタートする。業界内で最も注目されているのが、嵐・相葉雅紀の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)で、相葉のほか、武井咲、生瀬勝久、中山美穂、井川遥といった豪華キャストが出演するという。月9は、かつて『HERO』『ラブジェネレーション』『ロングバケーション』など、木村の代表作を生んだフジの“鉄板枠”だったが、1月期の西内まりや『突然ですが、明日結婚します』は全話平均6.7%と大爆死していた。さまざまな人気俳優・女優に出演オファーを断られ続けた影響で、ネームバリューの低いキャストしか集まらず、さらに内容も「穴だらけ」と酷評されてしまった。『突然ですが~』に比べ、フジが『貴族探偵』の方に力を注いでいるのは火を見るより明らかだが、もしこれで視聴率が取れなければ、『突然ですが~』の大コケ以上の大打撃を食らうこととなる。

 果たして、春ドラマで笑うのはどこの局になるだろう。

石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。

NHK大河ドラマ『直虎』、まったく話題集まらず!? 12%台低迷で「1ケタ陥落も時間の問題」

 NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(柴咲コウ主演/日曜午後8時~)の苦戦が続いている。初回は16.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、史上ワースト4位のスタート。第2話は15.5%と下落し、第3話は14.3%とさらに下げたが、第4話では16.0%まで持ち直した。

 子役による演技が終了し、メーンキャストである井伊直虎(おとわ)役の柴咲、いいなずけの井伊直親(亀之丞)役・三浦春馬、幼なじみの小野政次(鶴丸)役・高橋一生が本格的に登場した第5話も16.0%をキープしたものの、第6話は14.5%と急降下。その後は、12.9%(第7話)、13.4%(第8話)、14.0%(第9話)、12.5%(第10話)、13.7%(第11話)、12.9%(第12話)と低迷が続いている。

 自己最低の12.5%を記録した第10話(3月12日)は、裏で25.2%の高い視聴率をマークした『2017WBC2次ラウンド 日本対オランダ』(テレビ朝日系)とバッティングしたため、同情の余地はあった。しかし、その後の第11話(同19日)、第12話(同26日)は、裏に強力なスペシャル番組があったわけではない。同時間帯で絶対的な強さを誇る日本テレビ系の『世界の果てまでイッテQ!』(同19日)は16.7%、『ザ!鉄腕!DASH!!』2時間スペシャル(同26日)は15.6%と、普段より視聴率がやや低調だっただけに、言い訳は苦しいだろう。

 昨年の『真田丸』(堺雅人主演)は、初回19.9%で発進し、20%超えこそ第2話の1回だけだったが、全話通じて高視聴率を維持。15%を割ったのは、わずか6回だけで、全話平均は16.6%と上々。おまけに地上波より2時間早く放送されるBSプレミアムの視聴率も、軒並み好調だった。

 それに比べ、『直虎』は明らかに不振といえるだろう。大河史上、ワーストタイとなった2015年の『花燃ゆ』(井上真央主演)の悪夢が早くもチラついてくる。『花燃ゆ』は初回16.7%でスタート。第2話で13.4%まで落ち込み、第3話で15.8%まで戻したが、第4話以降は最終回まで、一度も15%を超えることがなかった。途中5回の1ケタ台を記録し、終わってみれば全話平均12.0%、12年の『平清盛』(松山ケンイチ主演)と並んで、大河史上ワーストタイの視聴率となってしまった。

「ある意味、悲しいことではありますが、メディアも『直虎』の視聴率が低調であることに意外性を感じなくなったようで、もはや話題にすることすらなくなりました。『直虎』は、『花燃ゆ』同様、歴史上、主人公の知名度がイマイチで、視聴者の関心が低く、感情移入もなかなかできないのでしょう。おまけに、超豪華キャストだった昨年の『真田丸』に比べれば、キャストも弱く、数字が取れないのは必然といえます。NHKも、半ば諦めモードに入りつつあり、早くも来年の『西郷どん』に関心がいってしまいそうな気配になっています」(テレビ誌関係者)

 大河ドラマが放送されても、メディアやお茶の間でまるで話題にならないのは、なんとも寂しい話。『花燃ゆ』は第15話で初の1ケタ台を記録したが、これだけ注目が集まらない『直虎』の1ケタ台陥落も、時間の問題か?
(田中七男)

ドラマ『火花』1%台の大コケ! ベストセラー原作でも「中身スカスカ」「見る価値なし」の酷評

 NHKで2月26日から放送されている連続ドラマ『火花』(日曜午後11時~)。第5話までの平均視聴率が2.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、大爆死していることがわかった。

 同ドラマは、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が書いた「第153回芥川龍之介賞」受賞作『火花』(文藝春秋)を実写化したもの。売れない若手芸人・徳永(林遣都)が、熱海で天才肌の先輩芸人・神谷(波岡一喜)と出会い、弟子入りを懇願する…… といったストーリーが描かれている。

「ドラマ『火花』は、もともとオンライン動画サービス『Netflix』で配信されていたものを再編集して放送されています。話題作が地上波放送されるとあって期待の声が多かったのですが、フタを開けてみれば大爆死。視聴者からは『まったく面白くない。民放なら打ち切りレベル』『日常のくだらない映像の垂れ流し。見る価値なし』と辛らつな声が噴出しています。視聴率は初回4.8%と午後11時台のドラマとしては好スタートを切ったのですが、第2話で2.9%に急降下、第3話は1.5%にまで下がってしまいました。第4話は3.4%と回復したものの、3月26日に放送された第5話では再び2.1%に急落しています」(芸能ライター)

 大ベストセラーの実写化とあって視聴率も期待されていたが、爆死の原因はどこにあるのだろうか。

「視聴者の感想として『全3回くらいでまとめられる内容』『10回に分けると魅力がなくなるのが、よくわかった』『中身がスッカスカすぎて見てられない』といった意見が多く上がっています。もともと原作小説はストーリーに大きな起伏がなく、比較的静かで穏やかな日常を淡々と描いた作品。ドラマに大切な“次も見たい”と思わせる引きもなく、全10話に引き延ばしてしまったことが低視聴率の原因だと考えられます。また、『やっぱり林くんの演技が残念』『主役をもっと泥臭い俳優に変えるべき』といった声もあり、起伏のないストーリーと、主演の演技力が足りていないことも爆死の要因だといえるでしょう」(同)

 11月には監督に板尾創路を迎え、菅田将暉と桐谷健太のW主演で映画化される『火花』。すでに『火花』というコンテンツ自体に「もうとっくに旬は過ぎた」との声もあるが、映画は大コケを回避してくれることを祈りたい。

ドラマ『火花』1%台の大コケ! ベストセラー原作でも「中身スカスカ」「見る価値なし」の酷評

 NHKで2月26日から放送されている連続ドラマ『火花』(日曜午後11時~)。第5話までの平均視聴率が2.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、大爆死していることがわかった。

 同ドラマは、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が書いた「第153回芥川龍之介賞」受賞作『火花』(文藝春秋)を実写化したもの。売れない若手芸人・徳永(林遣都)が、熱海で天才肌の先輩芸人・神谷(波岡一喜)と出会い、弟子入りを懇願する…… といったストーリーが描かれている。

「ドラマ『火花』は、もともとオンライン動画サービス『Netflix』で配信されていたものを再編集して放送されています。話題作が地上波放送されるとあって期待の声が多かったのですが、フタを開けてみれば大爆死。視聴者からは『まったく面白くない。民放なら打ち切りレベル』『日常のくだらない映像の垂れ流し。見る価値なし』と辛らつな声が噴出しています。視聴率は初回4.8%と午後11時台のドラマとしては好スタートを切ったのですが、第2話で2.9%に急降下、第3話は1.5%にまで下がってしまいました。第4話は3.4%と回復したものの、3月26日に放送された第5話では再び2.1%に急落しています」(芸能ライター)

 大ベストセラーの実写化とあって視聴率も期待されていたが、爆死の原因はどこにあるのだろうか。

「視聴者の感想として『全3回くらいでまとめられる内容』『10回に分けると魅力がなくなるのが、よくわかった』『中身がスッカスカすぎて見てられない』といった意見が多く上がっています。もともと原作小説はストーリーに大きな起伏がなく、比較的静かで穏やかな日常を淡々と描いた作品。ドラマに大切な“次も見たい”と思わせる引きもなく、全10話に引き延ばしてしまったことが低視聴率の原因だと考えられます。また、『やっぱり林くんの演技が残念』『主役をもっと泥臭い俳優に変えるべき』といった声もあり、起伏のないストーリーと、主演の演技力が足りていないことも爆死の要因だといえるでしょう」(同)

 11月には監督に板尾創路を迎え、菅田将暉と桐谷健太のW主演で映画化される『火花』。すでに『火花』というコンテンツ自体に「もうとっくに旬は過ぎた」との声もあるが、映画は大コケを回避してくれることを祈りたい。

ディーン・フジオカも「役立たず」!?  NHK超大作『精霊の守り人』大コケの大ピンチ

 NHKが全精力を注ぎ込んで、3部作で制作している大河ファンタジー 『精霊の守り人 悲しき破壊神』(綾瀬はるか主演/土曜午後9時~)の『シーズンII 悲しき破壊神』の放送が終了し、大爆死で幕を閉じた。

 各回の視聴率は、初回8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話8.1%、第3話6.8%、第4話6.5%、第5話7.4%、第6話6.3%、第7話6.7%、第8話6.6%、第9話最終回6.0%で、全話平均は7.0%と低迷。特に大詰めの最終回は、15.7%の高視聴率をマークした、テレビ朝日系『アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」第一夜』(仲間由紀恵主演)とのドラマ対決で惨敗を喫し、自己最低視聴率を記録する有様。昨年3月19日から4月9日まで、全4話でオンエアされた『シーズンI』の平均は9.1%(同)で、今回の『シーズンII』は、それを大きく下回った。

 NHKとて、無策だったわけではない。『シーズンI』が、全話平均で10%を取れなかったことで、テコ入れを図り、絶大な女性人気を誇るディーン・フジオカ、2018年の大河ドラマ『西郷どん』で主役を務める鈴木亮平、真木よう子、高良健吾、壇蜜、柄本明、伊武雅刀、鈴木梨央らを豪華俳優・女優陣を投入したものの、まるで数字には結びつかなかった。

 こうなってくると、不安視されるのが、11月にスタート予定の『シーズンIII 最終章』だ。すでにキャストは決定済みで、ディーン、鈴木、真木、壇蜜らに代わって、渡辺いっけい、武田鉄矢、林家正蔵らが新たに起用されるが、『シーズンII』より、面々が地味というウィークポイントがある。

「キャストをテコ入れしても、視聴率が大きく下がったのですから、ドラマ自体が視聴者から支持を受けていないのは明らかで、完全に企画倒れ。NHKとしては、『シーズンIII』は放送中止にでもしたいくらいでしょうが、そうもいきません。『シーズンIII』も全9話で放送予定ですが、もはやすっかり“お荷物”になったといってもいいでしょう」(テレビ誌関係者)

 爆死濃厚でも、「土曜午後9時」のゴールデン帯で放送しなければならないNHKにとっては、それこそ“地獄絵図”になりかねないだろう。
(田中七男)

木村『A LIFE』草なぎ『嘘の戦争』2ケタ完走、爆死フジはワースト独占! 1月期ドラマ視聴率ランク

 元SMAPメンバーの主演ドラマなど話題作が目白押しだった1月スタートの連続ドラマ。各作品が最終回を迎え、平均視聴率トップは木村拓哉主演の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)で、14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。SMAP解散後初の連ドラで、3位には草なぎ剛主演『嘘の戦争』(フジテレビ系)がランクインし、共に国民的スターの底力を見せつけた。

 木村が初めて医師役に挑戦した『A LIFE』は、欲望や友情、嫉妬が渦巻く医師や看護師たちの人間模様を描いた医療ドラマ。木村演じる主人公・沖田一光の幼なじみで壇上記念病院の副院長・檀上壮大(浅野忠信)と、沖田の元恋人で後に壮大の妻となった深冬(竹内結子)との三角関係も見どころの1つになっていた。木村は天才外科医として真面目に患者と向き合う沖田を熱演したが、視聴者は浅野演じる壮大の“不自然な前髪”やダミ声、アクの強いキャラクターに注目。Twitterなどでは「まさお」に関する実況が賑わっていた。初回視聴率は14.2%で、“視聴率王”の異名を持つ木村にしては低いスタートを切ってしまったものの、最終回は自己最高の16.0%をマーク。堂々の首位を飾った。

 平均視聴率2位は、吉高由里子主演の『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)。東村アキコ氏による同名人気漫画の実写版で、アラサー独身女性の悲喜こもごもを吉高や大島優子、榮倉奈々が演じた。初回は13.8%で『A LIFE』に次ぐ2位と好発進だったが、最終回直前の第9話で初の1ケタ(8.5%)を記録。

 また、最終話の放送当日、22日には吉高と共演者の坂口健太郎が同局の情報番組『ZIP!』に出演したが、吉高の言動に疑問の声が続出する事態に。日本テレビ・小熊美香アナウンサーがイケメンモデル・KEYを演じた坂口について「ド突かれたいです」とコメントすると、吉高が「ドーン!」と言いながら突然、隣の坂口を突き飛ばし、小熊アナも巻き添えを食らいよろめいてしまったのだ。小熊アナは現在第1子を妊娠中のため、「吉高、妊婦に何やってるの?」「妊娠してる人に向かって、坂口くんを押すとか性格悪い」などと批判が噴出。肝心の最終回は11.1%で幕を閉じ、全10話の平均は11.4%だった。

 草なぎが主演を務めた『嘘の戦争』は平均11.3%(全10話)を記録し、3位にランクイン。初回は11.8%で4位だったが、スリリングな展開が視聴者を惹きつけ、全話2ケタで完走した。2015年1月期の草なぎ主演作『銭の戦争』に続く“復讐シリーズ第2弾”で、幼い頃に家族を殺された主人公が天才詐欺師となり、ターゲットに罠を仕掛けていくストーリー。同作は関西テレビ制作だが、同局は『銭の戦争』を手掛けた後のドラマ『戦う!書店ガール』『HEAT』などが次々と大コケしており、今作で久しぶりに平均2ケタに到達した。「相性が良い」とされているだけに、今後もカンテレ×草なぎのドラマに期待したい。

◎フジが大爆死でワースト総ナメ
 そして、ワースト3作品は全てフジ系ドラマという残酷な結果だった。ワースト3位は西内まりや主演の月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』で、全9話の平均は6.6%で終了。かつては高視聴率を記録していた月9枠も、フジ全体が不調のため下降傾向にあり、キャスティングが難航したと伝えられている。今作のオファーを受けた西内も急きょ海外留学予定を中止し、出演に至ったことを制作発表会見で明かしていた。また、相手役としてロックバンド・flumpoolの山村隆太が演技に初挑戦するも高視聴率にはつながらず、月9ワースト記録を大幅に更新した。

 ワースト2位は香里奈が主演を務め、NEWS・加藤シゲアキも出演した『嫌われる勇気』。初回は8.1%で、以後はほぼ6%台を推移していたものの、最終回は自己最低の5.7%だった。同作は、心理学者のアルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」の解説本『嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え』(ダイヤモンド社)を、大胆にも刑事ドラマにアレンジ。しかし放送が中盤に差し掛かる頃、日本アドラー心理学会は2月3日付でフジ側に抗議文を送付したことを発表。「日本のアドラー心理学の啓発・普及に対して大きな妨げになる」などと主張し、放映中止あるいは脚本の見直しの検討を求めていた。

 結果的になんとか打ち切りにならず最後まで走り抜けたとはいえ、全10話の平均は6.5%と大爆死。最終回でDVDやBlu‐ray化の告知がなかったといい、主に加藤のファンが映像化の有無を気にかけている状況だ。

 1月期ドラマの最下位は、小雪主演の『大貧乏』で、全10話の平均は4.9%だった。小雪演じる二児のシングルマザーが理不尽な社会に立ち向かう奮闘劇で、伊藤淳史、ジャニーズWEST・神山智洋らが出演。苦戦している日曜午後9時枠だが、今作も初回7.7%を記録後、4~5%台の低空飛行が続いた。こちらも映像化の詳細を打ち出しておらず、公式サイトには「DVD化してほしいです」といった要望が相次いでいる。

 フジドラマで2ケタをキープできたのは草なぎ主演の『嘘の戦争』のみだったが、4月期は嵐・相葉雅紀主演の月9ドラマ『貴族探偵』、小栗旬と西島秀俊が出演する『CRISIS(クライシス)公安機動捜査隊特捜班』や『人は見た目が100パーセント』(桐谷美玲主演)、『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(観月ありさ主演)というラインナップ。他局では沢尻エリカ主演『母になる』(日本テレビ系)や、KAT-TUN・亀梨和也と山下智久が久しぶりにドラマ共演を果たす『ボク、運命の人です。』(同)ほか藤原竜也主演『リバース』(TBS系)が控えており、春ドラマのスタートに期待が高まる。

【2017年冬ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】

1位『A LIFE~愛しき人~』(TBS系・日曜午後9時)全10話/14.5%
2位『東京タラレバ娘』(日本テレビ系・水曜午後10時)全10話/11.4%
3位『嘘の戦争』(フジテレビ系・火曜午後9時)全10話/11.3%
4位『就活家族 ~きっと、うまくいく~』(テレビ朝日系・木曜午後9時)全9話/9.7%
5位『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系・土曜午後9時)全10話/9.5%
6位『視覚探偵 日暮旅人』(日本テレビ系、日曜午後10時30分)全9話/9.2%
7位『カルテット』(TBS系・火曜午後10時)全10話/8.9%
8位『下剋上受験』(TBS系・金曜午後10時)全10話/8.2%
9位『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~』(テレビ東京・金曜午後8時)全8話/7.1%
10位『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系・月曜午後9時)全9話/6.6%
11位『嫌われる勇気』(フジテレビ系・木曜午後10時)全10話/6.5%
12位『大貧乏』(フジテレビ系・日曜午後9時)全10話/4.9%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。昨秋から2クール連続で放送された『相棒』『科捜研の女』(ともにテレビ朝日系)は対象外とする。

『東京タラレバ娘』全話平均11.4%! 「最悪の最終回」と原作ファンからクレームの嵐!?

 3月22日に放送された『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)最終回である第10話の平均視聴率が11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。2ケタ台で終えたとはいえ、ネット上では「最悪の最終回だった」と大ブーイングが巻き起こっているようだ。

 同ドラマは、吉高由里子演じる30歳の鎌田倫子が、独身仲間の山川香(榮倉奈々)、鳥居小雪(大島優子)と“タラレバ話”ばかりして過ごしてきたものの、モデル・KEY(坂口健太郎)との出会いを機に、恋愛や仕事に奮闘するというストーリー。これまでに、倫子はKEYと関係を持ち、別の男性とも短期間交際したが、第9話からはドラマプロデューサー・早坂哲朗(鈴木亮平)と本格的に交際を開始。一方、香は元恋人・涼(平岡祐太)の“セカンドポジション”になり、小雪は既婚者の丸井(田中圭)と不倫していたが、それぞれ関係を精算していた。

「初回は13.8%と好発進で、その後は第5話まで11%台を推移しつつ、第6話では12.5%に上昇しました。しかし、第7、8話で10%台に下降したかと思えば、第9話で8.5%と1ケタ台に急落。最後はなんとか再び2ケタに回復でき、全話平均は11.4%となりました。しかし内容的には、最後の最後で視聴者をガッカリさせてしまったようです」(芸能ライター)

 第9話で、倫子は早坂と会う約束をしていたが、向かっている途中で弱りきったKEYと遭遇するシーンでラストとなった。最終回では倫子が早坂に嘘をつき、KEYを自宅に泊めていたシーンからスタート。この時点で、ネット上では「早坂さんに内緒でKEYを連れて帰るとか、倫子サイテー!」「せめて彼氏の家に連れて行けよ。アラサーなのに常識なさすぎ」「倫子がこんなゲス女だったなんて、不快でしかない」「最終回で主人公が嫌いになった。とんだ地雷だよ」などと、倫子への不満を大爆発させていた。

「そんな倫子が早坂に振られた場面では、『倫子ざまーみろ! 自業自得!』『捨てられて当然!』と盛り上がりましたが、その後、倫子が香や小雪と慰め合うシーンになると、『悲劇のヒロインぶるんじゃないよ』『お互いに正当化して美談にまとめようとしてるけど、何も共感できない』というように、ネット上の怒りが再燃しました。さらに、倫子がKEYに告白するというエンディングに対しても、『今までのは茶番だったのね』『途中まで面白かったのに、最終回でポカーンだわ』などと、冷めたコメントが続出。原作はまだ完結していないので、ドラマオリジナルの結末だったわけですが、原作ファンからも『結局、ありきたりな少女漫画みたいなラスト』『不完全燃焼』といった愚痴めいた声が出ていましたね」(同)

 出だしは好調だったものの、多くのドラマ視聴者に、最悪な印象を残したまま幕を閉じてしまったようだ。

『東京タラレバ娘』全話平均11.4%! 「最悪の最終回」と原作ファンからクレームの嵐!?

 3月22日に放送された『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)最終回である第10話の平均視聴率が11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。2ケタ台で終えたとはいえ、ネット上では「最悪の最終回だった」と大ブーイングが巻き起こっているようだ。

 同ドラマは、吉高由里子演じる30歳の鎌田倫子が、独身仲間の山川香(榮倉奈々)、鳥居小雪(大島優子)と“タラレバ話”ばかりして過ごしてきたものの、モデル・KEY(坂口健太郎)との出会いを機に、恋愛や仕事に奮闘するというストーリー。これまでに、倫子はKEYと関係を持ち、別の男性とも短期間交際したが、第9話からはドラマプロデューサー・早坂哲朗(鈴木亮平)と本格的に交際を開始。一方、香は元恋人・涼(平岡祐太)の“セカンドポジション”になり、小雪は既婚者の丸井(田中圭)と不倫していたが、それぞれ関係を精算していた。

「初回は13.8%と好発進で、その後は第5話まで11%台を推移しつつ、第6話では12.5%に上昇しました。しかし、第7、8話で10%台に下降したかと思えば、第9話で8.5%と1ケタ台に急落。最後はなんとか再び2ケタに回復でき、全話平均は11.4%となりました。しかし内容的には、最後の最後で視聴者をガッカリさせてしまったようです」(芸能ライター)

 第9話で、倫子は早坂と会う約束をしていたが、向かっている途中で弱りきったKEYと遭遇するシーンでラストとなった。最終回では倫子が早坂に嘘をつき、KEYを自宅に泊めていたシーンからスタート。この時点で、ネット上では「早坂さんに内緒でKEYを連れて帰るとか、倫子サイテー!」「せめて彼氏の家に連れて行けよ。アラサーなのに常識なさすぎ」「倫子がこんなゲス女だったなんて、不快でしかない」「最終回で主人公が嫌いになった。とんだ地雷だよ」などと、倫子への不満を大爆発させていた。

「そんな倫子が早坂に振られた場面では、『倫子ざまーみろ! 自業自得!』『捨てられて当然!』と盛り上がりましたが、その後、倫子が香や小雪と慰め合うシーンになると、『悲劇のヒロインぶるんじゃないよ』『お互いに正当化して美談にまとめようとしてるけど、何も共感できない』というように、ネット上の怒りが再燃しました。さらに、倫子がKEYに告白するというエンディングに対しても、『今までのは茶番だったのね』『途中まで面白かったのに、最終回でポカーンだわ』などと、冷めたコメントが続出。原作はまだ完結していないので、ドラマオリジナルの結末だったわけですが、原作ファンからも『結局、ありきたりな少女漫画みたいなラスト』『不完全燃焼』といった愚痴めいた声が出ていましたね」(同)

 出だしは好調だったものの、多くのドラマ視聴者に、最悪な印象を残したまま幕を閉じてしまったようだ。