ジャニーズ“最凶”の男、ジュリー社長に「はぁ!?」と抵抗――初詣で勃発した“とある事件”明らかに

 V6の20th Century(坂本昌行・長野博・井ノ原快彦)がパーソナリティを務めるラジオ番組『V6 Next Generation』(JFN系)。2月1日放送回では、年始に坂本の身に降りかかった“とある事件”について言及した。突如、重要な役目を任された坂本は、ジャニーズ事務所の現社長・藤島ジュリー景子氏に抵抗の姿勢を示したのだという。

 ジャニーズ事務所の新年行事といえば、神奈川県・川崎大師での初詣が定番。大みそかに開催される『ジャニーズカウンダウンライブ』などの仕事を終えたタレント陣が続々と同所に集まることが知られている。今回の初詣は井ノ原が不参加となったものの、坂本と長野は例年通り参拝したそうだ。また、坂本によると、いつもなら護摩焚きが終わった後、室内で年長者の少年隊・東山紀之から年頭の挨拶があり、お年玉をもらった上で、「今年もよろしくお願いします」と、解散する流れになっているとか。ところが、今回の初詣は東山が体調を崩して欠席したそうで、坂本はジュリー社長から急きょ“ご指名”を受けたという。

「急に俺が……。『坂本、あんたが一番上なんだから、年頭の挨拶しなさい』と、急に言われて。一応、もちろんしたんですけど。一番ドキドキしたのが、“ヤベー、お年玉持ってない”と思って。いつもヒガシくんがくれるから」

 と、肝を冷やす思いをしたと告白。東山の不在は、現場に着いてから聞かされたため、お年玉を含めて、話す内容も特に準備はしていなかったとか。お年玉を配ったかどうかについては明かしていなかったが、坂本は「あぁいうね、タレント・社員の皆さんを前にして、年頭の挨拶なんて初めての経験だったんで」と振り返り、これには「我々もね、先輩がいるからぬくぬくしてましたよね」(井ノ原)「実はもうそういうことなんですよ、僕らの歳というのは」(坂本)と、全員40代のトニセンはしみじみしていた。

 一方、当日の現場にいなかった井ノ原に向けて、長野は「ヒガシくんがいつも座るあの座布団に。坂本くん、あの位置に」と教えると、本人は「一番奥ですよ。いつもあの場所は、まぁ避けるわけじゃないけども、“そこにはまだ行けないよ”と思ってたけど。急に来ちゃいました(笑)。もうビビりましたね」と吐露。これを受け、井ノ原は「一つ言えるのは、ヒガシくんは若い頃からその位置にいたのよ。(すでに年齢やキャリアが)上の方だったから。で、そういう挨拶っていうのも、なんとなく慣れてたし。そこにいる一番年上だから、若い頃から、たぶんお年玉っていうのも用意してたはずなんですよ」と、先輩の偉大さを再確認していた。

 しかし、急に任命された坂本はというと、「普段ヒガシくん、何挨拶したっけ……」と考え込んでしまうほど、頭が混乱してしまったよう。「(『挨拶しろ』と)言われた瞬間、もうほかの会話が全然入ってこないですよね。何をしゃべろうか、どう言おうか……」「ジュリーさんにホント寸前に言われたから。俺、ジュリーさんに対して『はぁ!?』って(笑)。いや、なるって!」と、思わず自身を指名したジュリー社長に歯向かってしまったとか。長野いわく、坂本が奥ではなく手前に座ろうとした瞬間、ジュリー社長が「いやいや、(今日は坂本が)一番上だから」と、制止したそう。

 井ノ原は「はぁ!?」と声を上げたという坂本に「そりゃなるでしょ」「社長がやった方がいいんじゃない、それ? って話だよね」と同情。坂本は「そうですよ。社長が……(笑)」と話に乗っかりつつ、「でも、こういうタイミングでもないと経験できなかったことですからね」と、今となっては貴重な機会になったと捉えていた。

 そんな坂本といえば、昨年7月9日に亡くなったジャニー喜多川前社長に“恐れられていた”といった逸話を持つ人物。昨年7月26日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)にトニセンがゲスト出演した際、井ノ原はジャニー氏が坂本だけを「特別扱い」していたと、愚痴をこぼす場面が。例えば、V6が先輩のバックダンサーを務めた際、「ここは自由にやってもいいよ」と言われていたにもかかわらず、ジャニー氏から見ても「自由すぎだろ」と思うメンバーがいたという。最初は三宅健が疑われていたものの、坂本自らが「俺だけど、何?」と、申告。すると、それまで怒っていたジャニー氏が「あっ、そう……」と、すんなり帰っていったとのこと。

 その出来事を回顧し、井ノ原は「“坂本くんには何も言えない”みたいな」と、ジャニー氏の気持ちを想像。さらには、「アメリカナイズされてるんですよね。ジャニーさんって。敬語は基本使わないんで。だからまぁ、対等みたいな感じにはなるから。それにしても、坂本くんにはちょっと、ペコペコしすぎなんじゃないか」と続け、「たぶん、坂本くんのこと怖いんじゃないかな」(井ノ原)「僕が思うに、一回、坂本くんはジャニーさんのこと、シメてるんじゃないかな」(長野)と語り、笑いを誘っていたのだった。

 こうしたエピソードもあるだけに、今回のラジオを聞いたファンは「ジャニーさんに対して『俺だけど、何?』と言ったり、ジュリーさんに対しても『はぁ!?』と言っちゃったり。坂本くんの社長をも恐れない感じが好き」「ジュリーさんに『はぁ!?』と言えるから、坂本くんがジャニーズで一番強いと思う」「ジュリーさんにまで『はぁ!?』と言える坂本くん、もはや敵なし(笑)」「坂本くん、強すぎ。さすがジャニーさんが恐れた男」と、感嘆の声が上がっていた。

 突然のピンチで焦ったとはいえ、新社長・ジュリー氏にも強気に出た坂本。今後も彼の“伝説”は続いていくのかもしれない。

Kis-My-Ft2、ジュリー社長が台湾イベント“同行”報道――『紅白』に続き「推す」流れか

 CDデビュー9年目にして、大みそかの『NHK紅白歌合戦』への初出場を掴んだKis-My-Ft2。11月30日には、台湾・台北で行われた『ASIA FASHION AWARD 2019 in TAIPEI』のライブステージに登場し、海外初パフォーマンスを披露した。大きな仕事が舞い込む中、ジャニーズ事務所も彼らの売り出しやバックアップに本腰を入れているようだ。

 Kis-My-Ft2は2011年8月にシングル「Everybody Go」でデビュー。CDの売り上げは高水準をキープしているものの、これまで『紅白』の出演機会には恵まれず、同年11月にデビューしたSexy Zoneの方が先に13年の『紅白』に抜てきされた。しかし、今回はそのSexy Zoneが落選し、入れ替わる形でKis-My-Ft2が“ジャニーズ枠”に新加入。Kis-My-Ft2メンバーにとってもこのタイミングでの同番組出場は予想外だったのか、知らせを聞いた時は7人とも同じ反応をとっていたとか。

 メンバーの藤ヶ谷太輔は、11月30日放送のラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送)で、その瞬間を振り返った。

「出場が決まった時に、いろいろ当日の流れとかありますけど、自分がやっぱりね、一番印象的だったのが、事務所の方に……。まぁ、“社長”って言っていいのかな。社長にその、『おめでとうございます』と。『「紅白」出場決まりました』っていうのを、報告を受けた時に、全員やっぱり、同時に『えっ!』って言ったんですよね。『えっ!』って言って、その後みんな、なんて言っていいか、驚きすぎて。『よっしゃー!』とか叫ぶとか、『ワー!』とかっていう感情よりも、みんな『えっ!』って、止まったんですよね」

 そこにはマネジャーも同席しており、自分や周囲が何の言葉を発したのかも覚えていないそうだが、とにかく7人が同時に「えっ!」と反応したことが印象的だったという。藤ヶ谷の言う“社長”とは、今年9月27日付でジャニーズ事務所の代表取締役社長に就任した藤島ジュリー景子氏を指しているとされる。7月9日に亡くなったジャニー喜多川氏の姪っ子で、かねてより「次期社長候補」として名前が挙がっていた人物だ。

 そんな中、台湾での『ASIA FASHION AWARD 2019 in TAIPEI』に「ジュリー社長も同行していた」という説が一部ファンの間で話題になっている。香港在住のKis-My-Ft2ファンが、Twitter上に香港紙の「蘋果日報」の紙面をアップし、「ジュリーさんもキスマイと一緒に台湾へ行きましたよ」といった意味の日本語を投稿。その記事やWEB版「蘋果日報」を見る限り、藤島社長の名前に続いて日本語で「付き添い」を意味する「隨行」の文字が確認できる。

 報じているのは「蘋果日報」のみだが、これを知ったファンは「新聞に『藤島』って書いてあるから、ジュリーさん同行してるんだ!」「キスマイにジュリーさんが同行してたの、意外すぎてびっくり」「ジュリー社長が台湾同行? 少しはキスマイにいい風吹いてるのかな」と衝撃を受けている。そもそもKis-My-Ft2といえば、デビュー当時からしばらくは元SMAPのチーフマネジャー・飯島三智氏がマネジメントを担当。両グループはバラエティやドラマなどで頻繁に共演し、SMAPメンバーとの“セット売り”によって、キスマイの露出が増えていった経緯がある。また、中居正広は“後ろの4人”こと、千賀健永・宮田俊哉・横尾渉・二階堂高嗣による派生ユニット・舞祭組のプロデュースを手掛けるなど、“師弟関係”を結んでいるともいえる。

「しかし、16年1月に表面化したSMAPの解散騒動を受け、責任を取る形で飯島氏が退社。飯島氏がいなくなってしまい、SMAPも解散となったことから、一部ファンはキスマイの今後の活動を不安視していたんです。ところが、それは取り越し苦労だったようで、キスマイメンバーは今も個々でドラマ、舞台、映画、CMなどへの出演が続いています。今春にゴールデンタイムに昇格したレギュラーバラエティ『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)も好調で、アルバム『FREE HUGS!』(4月発売)はオリコン週間ランキングで初週20.5万、最新シングル『Edge of Days』(11月発売)が初週16.7万枚と、売り上げも決して悪くないんです。昨今のジャニーズは関ジャニ∞メンバーだった渋谷すばる、錦戸亮が脱退したほか、稼ぎ頭の嵐は2020年末をもって活動休止に入り、若手のHey!Say!JUMPは一時に比べて人気が落ちてきています。事務所にしてみれば、それなりの一般認知度があり、数字面でも結果を出しているキスマイを推すのは、当然の流れなのかもしれませんね」(同)

 飯島氏の退社やお世話になったSMAPの解散を乗り越え、大きな成長を遂げたKis-My-Ft2。ひとまず、『紅白』でのパフォーマンスに注目が集まる。

ジュリー新社長とJr.育成・滝沢秀明――東西のジャニーズJr.めぐる思惑と“事情”

 ジャニーズ事務所の新社長に就任することが確実視される、藤島ジュリー景子氏とは、どんな人物なのか――。素顔に迫る当シリーズ。

 ジャニーズ事務所にはデビュー組からJr.まで数百ものタレントが揃っているが、彼らからの信頼をジュリー氏はどれほど集めているのだろうか。そもそも、Jr.の育成やタレントの世代交代にジュリー氏は消極的であるともいわれているが――。

「なんでも、ジュリー氏は一時、Jr.をこれ以上デビューさせないと決めていたともいわれています。ジャニー氏が力をつけてきたJr.のデビューを指示しても、ことごとくジュリー氏に“待て”をかけられていた。デビュー組だけで手いっぱいで、これ以上、案件を増やしたくないというのが、その理由だといわれていますが、デビューという目標を失ったタレントたちは気の毒でしかありません。ジャニー氏が、『もう僕の会社じゃない』と周囲にこぼし、デビューのお預けを食らっているJr.に泣きつかれると、『こんな事務所は辞めたらいい』とまで話していたと報じられましたが、実際に辞めた者は何人も出ています」(音楽関係者)

 ジャニー氏が、育成の後継者に滝沢秀明を指名したのは、そんなJr.を立て直すためだったのだろう。ジャニーズの繁栄のカギは、次世代の育成にあることは自明だが、ジュリー氏にはそこへの意識と情熱が感じられなかったのだ。

「ジャニー氏は、自身が一代で築き上げたアイドル帝国の存続のカギこそ、Jr.の育成と考えていますが、これをジュリー氏には任せられないと思っているからこそ、滝沢を引き込んだわけです。そして現在は、滝沢の影響力が大きくなることを懸念してか、ジュリーは自身が育てた関ジャニ∞・横山裕を、関西Jr.の育成担当のようなポジションに置いて、なにわ男子、Lilかんさい、Aぇ!groupといった関西Jr.の動きを活発化させ始めました。こうして、それまで放置されていたようなポジションの関西Jr.を露骨に推しだしたものの、ジュリーさんがこれにどこまで本気かはわかりません」(同)

 東京のジャニーズJr.をまとめる滝沢と、関西をまとめる横山裕。その構図は、90年代のJr.黄金期を知るファンには胸が熱くなるものだが、その背後には一筋縄ではいかない“事情”が見え隠れするようだ。果たしてジュリー氏は、これからのジャニーズにどんな未来像を描いているのか――。
(渡邊孝浩)

ジャニーズ新社長、ジュリー氏が若き頃に明かした本音――「モノを扱う仕事をしたい」

 ジャニーズ事務所の新社長に就任することが確実視される、藤島ジュリー景子氏とは、どんな人物なのか――。素顔に迫る当シリーズ。

 ジュリー氏が学生時代に館長を務めた「アイドルワンダーランド」の役員に名を連ねた、俳優の津川雅彦は、共に仕事をするジュリーの性格について、「頭は切れるけど、誰にでも好かれる子」と評していた。

「要は、これといった個性が見いだしにくい優等生ということでしょう。ジャニーさんなら、『You、やっちゃいなよ』といった数々の語録が知られていて、メリーさんやSMAPのチーフマネジャーだった飯島(三智)さんも、その剛腕ぶりがさまざまに語られていて、良くも悪くもクセのあるキャラクターが見えてくる。しかし、ジュリーさんにはそうしたエピソードがほとんどありませんからね」(ワイドショー関係者)

 そんなジュリー氏の性質をあらわしているのは、過去のこんな発言だ。

 6歳にしてステージに立ち、10代ではテレビドラマへ出演するなど芸能活動を行い、ジャニーズ事務所黎明期の功労者、郷ひろみの元妻“二谷友里恵似”とも言われた彼女には、大学卒業後に女優・タレントとして再稼働する可能性も囁かれていた。そんな中、週刊誌の直撃を受けてこう答えているのだ。

「デビューする気はありません。母を見て、ヒトを扱う難しさは分かっているので、モノを扱う仕事をしていきたいです」(「週刊読売」1987年3月22日号)

 再デビューはなかったが、そんなジュリー氏が、現在行っているのは、言うまでもなくモノではなくヒトを扱うマネジメント、プロデュース業。現在も、その難しさを日々感じているに違いない。

「TOKIOや嵐を人気者に育て上げたことは間違いありませんが、TOKIOは山口達也を失い、嵐はリーダー・大野智の20年での活動休止が決まっており、関ジャニ∞も錦戸亮、大倉忠義の脱退のうわさが消えません。ジャニー氏という重しがなくなった今、ほかにも離脱者が出そうな気配です。ジャニーズ事務所を出た者たちが、その後、テレビでまともな芸能活動ができなくなることは、テレビから消えた元SMAPの3人を見れば明らかですが、先日は公正取引委員会からの“圧力”に対する注意もありましたし、今後は変わっていくでしょう」(同)

 しかし実際のところ、ジュリー氏がトップに立つことで圧力や忖度はなくなるのだろうか。

「ジュリーさんのライバルといわれていた飯島さんは、SMAPを国民的アイドルグループに育て上げたことで、ドラマのキャスティングから脚本選びにまで口を挟み、やりたい放題でした。しかし、SMAPという最強の交渉カードを持つ飯島さんを怒らせては、メンバーの起用はかないませんから、各局は飯島さんの言いなりとなり、その影響力は“女帝”と呼ばれるまでに拡大していきました。タレントたちにしてみたら、そんな飯島さんの下にいれば、相手よりも常に上位にいられるため仕事がしやすい。しかし、常識人で品のいいジュリーさんはそうした無茶苦茶な手法が取れないんです」(同)

 タレントが不祥事を起こした時の対応からも、そんなジュリーの性質はよくわかる。

「2018年6月、NEWSの小山慶一郎に未成年女性との飲酒問題が浮上し、キャスターを務めていた日本テレビ系『news every.』への出演を自粛。結局、そのまま12月に降板となった。メリー氏や飯島氏なら、『代わりにこのタレントを出しなさい。じゃないと、日テレから嵐の番組を引き上げる』と強烈に迫ってくるところですが、ジュリー氏はそうした要求もせず引き揚げました」(番組関係者)

 元TOKIOのメンバー・山口達也による女子高生への強制わいせつ事件への対応も、ジュリー氏の方針がよくわかる。

「ほかの芸能人、芸能事務所なら、謝罪会見は必須ですが、ジャニーズに限ってはこれがほとんど行われてきませんでした。しかし、ジュリー氏は事件が明るみになるや、すぐに会見を開いた。ところが、明らかに事前の打ち合わせ不足で、山口は『TOKIOに席があるなら戻りたい』と甘えた発言をしてしまった。これが批判の炎に油を注ぐこととなり、結局、退所が避けられなくなってしまいました。飯島氏なら、グループのイメージやCDの売り上げ、ファンクラブ会員数、コンサートへの動員に影響が出ないよう、ここぞとばかりにマスコミに“アメとムチ”のアメを大盤振る舞いし、報道コントロールに奔走しますが、ジュリー氏は正しい動きをしてしまう。それはそれで美しいことですが、タレントたちからしてみたら、“いざというときに守ってくれない人”と映ってしまうのでは」(スポーツ紙ジャニーズ担当記者)

 公取委によるジャニーズ事務所への「注意」を始め、吉本興業の岡本社長が発言したとされる「テレビ局は吉本の株主だから大丈夫」発言など、芸能界とテレビ局の歪んだ関係に世間の目が集まっている現在、ジュリー氏のスタンスは時代を読んだ真っ当なものだ。メリー氏や飯島氏が行っていたマスコミコントロールが現在でも跋扈していたら、“告発”のリスクは免れないだろう。ただ、これまでマスコミに対し圧倒的な権力を笠に着てきたジャニーズ事務所が、それを捨てた時、威光を維持することは可能なのだろうか。
(渡邊孝浩)

ジャニーズ新社長、ジュリー氏をめぐる3人の男――東山紀之、近藤真彦そして“元夫”

 ジャニーズ事務所の新社長に就任することが確実視される、藤島ジュリー景子氏。彼女は、どんな人物なのか、その素顔に迫るシリーズ。

 上智大学在学中から少年隊や光GENJIの衣装を担当し、そのプロデュースにも関わっていたジュリー氏だが、当時、少年隊の東山紀之との熱愛説が浮上する。

「お熱を上げていたのはジュリーさんの方で、当時、母・メリーさんが周囲に『東山と娘が付き合っていて困っちゃう。反対すると家出しかねないから』と周囲にこぼしていたと、当時報じられています。衣装を担当していた関係上、2人が行動を共にする時間が多かったことは間違いなく、デートの目撃証言もありました。とはいえ、ジュリーさんはほぼ同時期に俳優の中井貴一とのデートがスクープされたこともあり、東山とウワサがどこまで本当なのか、ハッキリしたことはわかりません。ただ、このジュリーとの熱愛報道以降、東山は将来のジャニーズ幹部候補に急浮上し、一部ではグループ会社の役員になったとも伝えられました」(芸能記者)

 いつしか2人の結婚が既定路線であるかのような空気が出来上がっていたが、ジュリー氏は2004年に一般男性と結婚。東山も10年に女優・木村佳乃と結婚している。2人の関係は、ウワサにすぎなかったのか。いや、そんなことはないだろう。

「ジュリーとの熱愛が報じられて以降、東山は気心の知れたスタッフや関係者からは、冷やかし半分に“社長”と呼ばれるようになっていたといいますからね。“ジャニーズの母”とも呼ばれた森光子さんとの、親子以上ともいわれた親密な関係性も、将来のジャニーズの幹部としての自覚があってのことだったはずです」(同)

 「週刊文春」15年1月29日号(文藝春秋)が掲載した、メリー氏の5時間独白記事からも、それはうかがうことができる。ジャニーズ事務所の後継者問題の話の中で、

「(東山が)ジュリーと結婚して、という話を言いたいのでしょう。一体、何年前の話をしているんですか?」
「それを言うなら、一番(結婚の可能性があったのは)は近藤真彦ですよ」

と、東山の話題から近藤に問わず語りを始めたのだ。

 メリー氏によれば、ジュリー氏はマッチの母親にとても可愛がられており、ジュリー氏もそんなマッチ母を慕っていたとのこと。マッチ母はジュリーを「マッチのお嫁さん」と決めており、彼女が新築した家には、ジュリー氏の部屋が用意されたほどだったという。

「その饒舌さには、実らなかったジュリーさんの恋について、それ以上、聞かれたくないという母心がにじみ出ているように見えました。一方で、メリーさんとマッチの関係は、ジャニーズの歴代タレントの中で最も深く、まるで母か妻のようにメリーさんが尽くしていたことが知られており、マッチが交際を続けていた中森明菜との関係も、その強すぎる“マッチ愛”ゆえぶち壊したともいわれています。それだけに、娘のジュリーさんと結婚させたいと思っていたことに嘘はないかもしれませんが、ジュリーさんはマッチとはそりが合わなかったようですね」(同)

 ちなみに、ジュリー氏が04年に結婚した一般男性・T氏は、藤島家に婿入りし、06年には嵐らを擁するレコード会社「ジェイ・ストーム」の取締役、さらにはグループ会社「アートバンク」の代表取締役に就任するが、2年後の08年にはどちらの役職からも、その名前が消えている。

「T氏は長い海外歴から英語はペラペラ。一部では高級外車やクルーザーをボンボン購入する放蕩ぶりも報じられましたが、実際はそこまで無茶苦茶な人物ではなく、ジュリーさんとの夫婦仲も悪くなかったといいます。しかし、メリーさんはT氏の仕事ぶりをまったく評価しなかった。事実上の追放だったと伝わっています。結局、09年にはジュリーさっmとの離婚が成立していますから、結婚生活は5年もなかったようですね」(同前)

 こう見ていくと、ジュリー氏の人生は母・メリー氏によってコントロールされ続けてきたように思えてくる。

「かつてジュリーさんは、『家にいるのが何より嫌い。じっとしていられない性格なんです』と取材に答えていたほどの行動派で、一方のメリーさんも放任主義の母親であったといわれているんです。ガチガチにコントロールしていたとは考えがたい。しかしながら、結果的には母の望むような人生を選んでいる。メリーさんは、そんなジュリーさんが今もかわいくて心配で仕方がないのです。とても親離れ、子離れができているとは思えませんね」(大手芸能プロ幹部)

 ジャニー氏は、87歳で人生の幕を閉じたが、メリーもすでに92歳。頼りになる叔父、実母がいなくなったとき、果たしてジャニーズの巨大なパワーを御せるだけの胆力はジュリー氏に備わっているのだろうか。
(渡邊孝浩)

ジャニーズ事務所・ジュリー氏、6歳からの“後継者”の歩み――知られざるメリー氏英才教育

 ジャニーズ事務所の新社長に就任することが決定的とされる、藤島ジュリー景子氏とは、どんな人物なのか――。

 まずは、その半生を振り返ってみよう。

 藤島ジュリー景子氏は、1966年7月20日生まれ。前年の65年は、ジャニーズ事務所の初代グループ「ジャニーズ」が、『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、トップアイドルとして人気を爆発させた直後。早くも追っかけファンが登場しており、ジャニー氏が運転する8人乗りのクライスラーを目印に、各現場にファンが押し寄せていたという。

 また同年には、ジャニーズのバックバンドとして、ジャニーズJr.のルーツといわれる「嶺のぼるとジャニーズ・ジュニア」が結成されている。人気グループがいて、その下には次代のスター候補であるJr.がいるという、現在のジャニーズシステムの原型が、この時すでに完成されつつあったのだ。つまり、ジュリー氏のこれまでの年月は、そのままジャニーズ事務所の歴史とともにあると言ってもいい。やはり、彼女以上に後継者に適した人材はいないだろう。

 母・メリー氏もそのつもりで、幼少期から彼女に十分すぎる環境を与え、英才教育を施してきた。

「ジュリーさんは6歳にして、“フジシマ・ジュリー”の名前でフォーリーブスのミュージカル『見上げてごらん夜の星を』に出演。以降、バラエティ、ドラマなどに出演し、たのきんトリオを輩出した『3年B組金八先生』にも生徒役で出演するなど、若い時から芸能界の空気を肌で感じられる環境に身を置いていました。その一方で、中学校は元麻布の『西町インターナショナルスクール』へ進学し、高校時代はアメリカ、大学時代にはスイスに留学。その大学は、叔父のジャニーさんと同じ上智大学と、早稲田大学を卒業。語学に力を入れてきたため、英語とフランス語はペラペラだといいます。これは、『うちの仕事を継ぐなら英語はマスト。だってミュージカルができないから。いい台本は、その国の言葉で読むべきです』(文藝春秋『週刊文春』2015年1月29日号)というメリーの強い信念があっての、教育方針でした」(芸能記者)

 経営者としての教育も20歳の時には、すでに始まっていたようだ。

 大学在学中に、ジュリー氏はジャニーズ事務所が原宿にオープンした、女性会員限定の総合テナントビル「アイドルワンダーランド」の館長に就任しているのだ。

「ブティックやアイスクリームショップ、少年隊のグッズショップなど、20軒ものテナントが入っていましたが、最大のウリは地下一階のスタジオでした。アイドル希望者がPVを作れるサービスがあり(有料)、これが自動的に協賛レコード会社に送られ、有名プロデューサーのオーディションにかけられるというシステムがあったんです。こうした事業の中で、10代の少女たちの好みやニーズをリサーチし、そのデータやアイデアをジャニーズ本体にフィードバックさせることが、ジュリーさんのミッションだったと言います。同時に、大学在学中から少年隊や光GENJIの衣装を担当し、そのプロデュースにも関わっていました」(同)

 大学卒業後はフジテレビに入社。秘書室勤務を経て退職し、満を持してジャニーズ入りしたのだ。

 こうして経歴を見ると、ジュリー氏の歩みは、全てがジャニーズ事務所を継承するために敷かれたレールの上にあったと言って間違いない。

 その中で、少年隊の東山紀之との熱愛・結婚説が浮上するのは、自然なことだったのかもしれない。次回は、ジュリー氏の知られざる異性関係を追う。
(渡邊孝浩)

 

ジュリー新社長、メリー氏&飯島氏と“真逆”の人物像――「礼儀正しく穏やか」「仕事しやすい」の評

 7月9日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が亡くなった。多くの男性アイドルを世に送り出し、一代でアイドル帝国を作り上げ、テレビ界・芸能界に絶大な影響力を持つようになった、この“巨人”の死は、連日あらゆるメディアがトップニュースで伝えており、その死を悼む言葉と、数々の功績を称える声はまだしばらくやみそうもない。

 しかし逝去して間もない18日、公正取引委員会がジャニーズ事務所に対し、「退所したSMAP元メンバー3人の番組起用を妨げるような動きがあった場合」は、独占禁止法違反につながるおそれがあると注意したというニュースが大きく報じられた。ジャニー氏への称賛ムードから一転、ジャニーズ事務所への不審の声が聞かれている。

「ジャニーズからテレビ局への直接の圧力はなかったはずです。当時、SMAPを解散に追い込んだことで事務所への批判が大きく、ブラック企業としてのイメージが広がらないようにと、ジャニー、メリー両氏は非常に気を使っていました。むしろ話は逆で、ジャニーズに批判が集中しないようにと、『彼らの番組を、すぐに終了させないでくれ』と申し入れをしていたほど。実際、稲垣吾郎の『ゴロウデラックス』(TBS系)は、今年の3月まで続いていました。ジャニーズタレントなしには編成もままならない各局が、ジャニーズとの付き合いを考えて忖度した結果、元SMAPの3人がテレビから姿を消したというのが実際のところです」(テレビ関係者)

 4月には香取慎吾が『人生最高レストラン』(TBS系)で、久々の地上波出演を果たしたことが話題になった。

「実は、香取の番組出演の裏には、ジャニーズの働きかけがあったといいます。公取委の動きにジャニーズは非常に敏感になっており、“圧力”がないことをアピールするために、あの唐突ともいえる番組出演が調整されたようですね」(同)

 華やかなスターを輩出する一方で、ブラックなイメージもつきまとうジャニーズ事務所。今後も帝国として、現在のような影響力を維持できるのだろうか。

「社長のまま亡くなってしまったジャニー氏に代わって、新社長に就くのは、長く事務所の経営面を牛耳ってきたジャニー氏の実姉・メリー喜多川(藤島メリー泰子)氏の実娘、藤島ジュリー景子副社長です。SMAP解散のきっかけともいわれる、メリー氏による5時間もの独白を記事にした15年1月の『週刊文春』の中で、『“次期社長候補”って失礼な。(ジュリーは)次期社長ですよ』との明言がありました」(週刊誌記者)

 ジャニーズ事務所の今後は、ジュリー氏に託されているのだ。

「彼女の経営手腕を不安視する声もありますが、TOKIOや嵐、関ジャニ∞を人気者にした実績は一定の評価をすべきでしょう。お嬢様育ちで品があり、礼儀正しく穏やかで頭も良いと、その人柄への評価も決して悪くなく、非常に仕事がしやすいといわれています」(テレビ関係者)

 母・メリー氏や、ライバル関係にあったといわれるSMAPの元チーフマネジャー・飯島三智氏は、強権・剛腕ぶりで知られ、絶大な影響力を持っていた一方、その強引なやり方をよく思わない関係者は多かった。しかし、ジュリー氏にはそうしたネガティブな評判は、ほとんど聞かれない。

 一部では、ジャニー氏からジャニーズJr.の育成を託された「ジャニーズアイランド」の社長・滝沢秀明氏との確執が囁かれているが、ジュリーであれば、うまくやっていけるのではないか――そう見えなくもないのだ。

「ジュリーさんは、言ってみれば常識の通じるまともな社会人です。しかし、これからジュリーさんが対峙しなければいけないのは、海千山千の芸能界・テレビ界の化け物や、わがままを言い出したら聞かないスターたち。さらに、一筋縄ではいかないネット世論も今後、より強い影響力を持つに違いない。“話せばわかってくれる”がまったく通じない者たちに、お嬢様育ちのジュリーさんがどう対抗していくのか。今のままでは外からも内からも食い破られてしまうのではと危惧されているんです」(大手芸能プロ幹部)

 果たして、ジュリー新社長によるジャニーズ事務所は芸能界をどう渡り歩いていくのか――。短期シリーズで検証、考察していく。次回は、アイドル帝国の後継者として幼少期から施された英才教育の数々と、その半生を追う。
(渡邊孝浩)

ジュリー新社長、メリー氏&飯島氏と“真逆”の人物像――「礼儀正しく穏やか」「仕事しやすい」の評

 7月9日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が亡くなった。多くの男性アイドルを世に送り出し、一代でアイドル帝国を作り上げ、テレビ界・芸能界に絶大な影響力を持つようになった、この“巨人”の死は、連日あらゆるメディアがトップニュースで伝えており、その死を悼む言葉と、数々の功績を称える声はまだしばらくやみそうもない。

 しかし逝去して間もない18日、公正取引委員会がジャニーズ事務所に対し、「退所したSMAP元メンバー3人の番組起用を妨げるような動きがあった場合」は、独占禁止法違反につながるおそれがあると注意したというニュースが大きく報じられた。ジャニー氏への称賛ムードから一転、ジャニーズ事務所への不審の声が聞かれている。

「ジャニーズからテレビ局への直接の圧力はなかったはずです。当時、SMAPを解散に追い込んだことで事務所への批判が大きく、ブラック企業としてのイメージが広がらないようにと、ジャニー、メリー両氏は非常に気を使っていました。むしろ話は逆で、ジャニーズに批判が集中しないようにと、『彼らの番組を、すぐに終了させないでくれ』と申し入れをしていたほど。実際、稲垣吾郎の『ゴロウデラックス』(TBS系)は、今年の3月まで続いていました。ジャニーズタレントなしには編成もままならない各局が、ジャニーズとの付き合いを考えて忖度した結果、元SMAPの3人がテレビから姿を消したというのが実際のところです」(テレビ関係者)

 4月には香取慎吾が『人生最高レストラン』(TBS系)で、久々の地上波出演を果たしたことが話題になった。

「実は、香取の番組出演の裏には、ジャニーズの働きかけがあったといいます。公取委の動きにジャニーズは非常に敏感になっており、“圧力”がないことをアピールするために、あの唐突ともいえる番組出演が調整されたようですね」(同)

 華やかなスターを輩出する一方で、ブラックなイメージもつきまとうジャニーズ事務所。今後も帝国として、現在のような影響力を維持できるのだろうか。

「社長のまま亡くなってしまったジャニー氏に代わって、新社長に就くのは、長く事務所の経営面を牛耳ってきたジャニー氏の実姉・メリー喜多川(藤島メリー泰子)氏の実娘、藤島ジュリー景子副社長です。SMAP解散のきっかけともいわれる、メリー氏による5時間もの独白を記事にした15年1月の『週刊文春』の中で、『“次期社長候補”って失礼な。(ジュリーは)次期社長ですよ』との明言がありました」(週刊誌記者)

 ジャニーズ事務所の今後は、ジュリー氏に託されているのだ。

「彼女の経営手腕を不安視する声もありますが、TOKIOや嵐、関ジャニ∞を人気者にした実績は一定の評価をすべきでしょう。お嬢様育ちで品があり、礼儀正しく穏やかで頭も良いと、その人柄への評価も決して悪くなく、非常に仕事がしやすいといわれています」(テレビ関係者)

 母・メリー氏や、ライバル関係にあったといわれるSMAPの元チーフマネジャー・飯島三智氏は、強権・剛腕ぶりで知られ、絶大な影響力を持っていた一方、その強引なやり方をよく思わない関係者は多かった。しかし、ジュリー氏にはそうしたネガティブな評判は、ほとんど聞かれない。

 一部では、ジャニー氏からジャニーズJr.の育成を託された「ジャニーズアイランド」の社長・滝沢秀明氏との確執が囁かれているが、ジュリーであれば、うまくやっていけるのではないか――そう見えなくもないのだ。

「ジュリーさんは、言ってみれば常識の通じるまともな社会人です。しかし、これからジュリーさんが対峙しなければいけないのは、海千山千の芸能界・テレビ界の化け物や、わがままを言い出したら聞かないスターたち。さらに、一筋縄ではいかないネット世論も今後、より強い影響力を持つに違いない。“話せばわかってくれる”がまったく通じない者たちに、お嬢様育ちのジュリーさんがどう対抗していくのか。今のままでは外からも内からも食い破られてしまうのではと危惧されているんです」(大手芸能プロ幹部)

 果たして、ジュリー新社長によるジャニーズ事務所は芸能界をどう渡り歩いていくのか――。短期シリーズで検証、考察していく。次回は、アイドル帝国の後継者として幼少期から施された英才教育の数々と、その半生を追う。
(渡邊孝浩)

テレビ局の「ジャニーズ忖度」実態――元SMAPめぐる「圧力報道」に制作現場の本音

 公正取引委員会が、独占禁止法違反の疑いをめぐって、ジャニーズ事務所に「注意」を行っていたことが判明した。ジャニーズが、2017年に独立した元SMAP3人のテレビ出演を阻止すべく、局に“圧力”を掛けていたとする疑惑は、以前からメディア関係者のみならずファン、一般人にまで伝わっていたが、今回の調査では「独占禁止法に違反する事実は認められなかった」、つまりは、事実とする証拠が得られなかったということだ。

 そんな中、ジャニーズ事務所も公式サイトで「弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません」と、圧力を完全否定。しかし、ジャニーズサイドによる圧力めいた言動が「一切なかったとは、到底言えない状況があった」(テレビ朝日関係者)という。

「最初にこうした“圧力めいた言動”が話題になったのは、テレビ朝日とサイバーエージェントの共同出資で設立された『AbemaTV』で、3人が3日間ぶっ通しの生番組『72時間ホンネテレビ』を放送した時のこと。ジャニーズ関係者は、テレ朝幹部に対して『放送にGOサインを出した人間は誰だ』と、かなり強い抗議を行ったようです。そのため、テレ朝サイドは『Abemaのチームが勝手に放送した』ことにすべく、Abemaに出向させていた局の制作スタッフを、ほぼ全員“出戻り”させるという騒動もあったとか」(同)

 ジャニーズサイドは、この「Abema騒動」直後、各局の幹部スタッフに対して、こんな“因縁”を付けていたといった話も聞こえてくる。

「元嵐のマネジャーで、藤島ジュリー景子副社長の“腹心”であるXというジャニーズ幹部が、各局に『そちらの局は、3人を「〇〇〇」という番組で起用し、これくらいの時間放送していますね』などと、嫌味のような物言いをして回っていたそうです。決して『降ろせ』といった直接的な言い方ではないだけに、『圧力の証拠』とはならなかったのかもしれませんが、各局の上層部はこれ以降、ジャニーズサイドの意向を“忖度”してしまうようになったそうです」(別のキー局関係者)

 その後、各局で放送していた3人の番組は次々と終了。この状況について、制作現場からは次のような声も出ている。

「現場に圧力を掛けていたのは、ある意味、局の編成スタッフなどの『上層部』とも言えます。彼らがジャニーズサイドの意向を忖度して、結果的に『3人はなるべく取り上げない』という空気が、どの局にも蔓延してしまった。地方局にしても、ジャニーズから直接の圧力こそないものの、忖度にまみれたキー局幹部が『3人を放送することは極力控えるように』などと指示を出していましたから」(制作会社幹部)

 ジャニーズは公式サイト上で「今後は誤解を受けないように留意したいと思います」としているが、これで各局の上層部が“忖度”をやめるのかどうか、推移を見守っていきたい。

テレビ局の「ジャニーズ忖度」実態――元SMAPめぐる「圧力報道」に制作現場の本音

 公正取引委員会が、独占禁止法違反の疑いをめぐって、ジャニーズ事務所に「注意」を行っていたことが判明した。ジャニーズが、2017年に独立した元SMAP3人のテレビ出演を阻止すべく、局に“圧力”を掛けていたとする疑惑は、以前からメディア関係者のみならずファン、一般人にまで伝わっていたが、今回の調査では「独占禁止法に違反する事実は認められなかった」、つまりは、事実とする証拠が得られなかったということだ。

 そんな中、ジャニーズ事務所も公式サイトで「弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません」と、圧力を完全否定。しかし、ジャニーズサイドによる圧力めいた言動が「一切なかったとは、到底言えない状況があった」(テレビ朝日関係者)という。

「最初にこうした“圧力めいた言動”が話題になったのは、テレビ朝日とサイバーエージェントの共同出資で設立された『AbemaTV』で、3人が3日間ぶっ通しの生番組『72時間ホンネテレビ』を放送した時のこと。ジャニーズ関係者は、テレ朝幹部に対して『放送にGOサインを出した人間は誰だ』と、かなり強い抗議を行ったようです。そのため、テレ朝サイドは『Abemaのチームが勝手に放送した』ことにすべく、Abemaに出向させていた局の制作スタッフを、ほぼ全員“出戻り”させるという騒動もあったとか」(同)

 ジャニーズサイドは、この「Abema騒動」直後、各局の幹部スタッフに対して、こんな“因縁”を付けていたといった話も聞こえてくる。

「元嵐のマネジャーで、藤島ジュリー景子副社長の“腹心”であるXというジャニーズ幹部が、各局に『そちらの局は、3人を「〇〇〇」という番組で起用し、これくらいの時間放送していますね』などと、嫌味のような物言いをして回っていたそうです。決して『降ろせ』といった直接的な言い方ではないだけに、『圧力の証拠』とはならなかったのかもしれませんが、各局の上層部はこれ以降、ジャニーズサイドの意向を“忖度”してしまうようになったそうです」(別のキー局関係者)

 その後、各局で放送していた3人の番組は次々と終了。この状況について、制作現場からは次のような声も出ている。

「現場に圧力を掛けていたのは、ある意味、局の編成スタッフなどの『上層部』とも言えます。彼らがジャニーズサイドの意向を忖度して、結果的に『3人はなるべく取り上げない』という空気が、どの局にも蔓延してしまった。地方局にしても、ジャニーズから直接の圧力こそないものの、忖度にまみれたキー局幹部が『3人を放送することは極力控えるように』などと指示を出していましたから」(制作会社幹部)

 ジャニーズは公式サイト上で「今後は誤解を受けないように留意したいと思います」としているが、これで各局の上層部が“忖度”をやめるのかどうか、推移を見守っていきたい。