春風亭昇太、結婚で自虐ネタが使えず…『笑点』視聴率大幅ダウンで”あの人”と交代か

“まだ結婚できない男”でいたほうがよかった?

 日本テレビの看板番組『笑点』の視聴者離れが止まらない。10月13日放送回は平均視聴率13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前回の15.3%から2.3ポイントの大幅ダウンとなっている。

「かつては視聴率20%をとっていた『笑点』ですが、現在は13~15%あたりをウロウロ。悪いときには10%を割るときもあります。故・桂歌丸さんが2016年に番組を引退してからリニューアルし、新司会に春風亭昇太が就任。新レギュラーとして40代の林家三平を抜擢するなど若返りを図り、バラエティ路線へと方向転換したことが『軽すぎる』との批判につながっていました。しかし、ここにきて落ち幅が大きくなっている原因は、司会の昇太にある。“結婚できない男”というキャラが最大の武器だったのが、6月に結婚したため自虐ネタで笑いが取れなくなってしまったことが大きい」(テレビ誌ライター)

 苦戦が続いていることで、日テレでは期間限定で司会を交代させる案も検討されているという。

「三遊亭円楽にやらせてみてはとの声が多く出ています。円楽は脳腫瘍のため療養していましたが、10月6日放送で大喜利コーナーに復帰。来年、70歳を迎えるタイミングでもある。それに、またいつ病状が悪化する智限らない。花道を作りつつ、今のバラエティ路線から歌丸時代の落語的な笑いやユーモアへ戻したい狙いもあるようです」(テレビ関係者)

 既婚者の阿部寛が主演している『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)の視聴率が伸び悩んでいるのも、『笑点』と同じ理由なのかもしれない。

立川志らく、「TBS朝の顔」で好感度アップ目指すも、落語界からは”辛辣な人物評”

 秋の番組改編で、低視聴率が続く朝の情報番組『ビビット』を打ち切り、代わって新情報番組『グッとラック!』をスタートさせるTBS。MCには、『ひるおび!』で辛口コメンテーターとして頭角を現した落語家の立川志らくと、同局アナウンサーの国山ハセンを起用することが発表されたが、放送前から早くも“炎上”が危ぶまれている。

 志らくといえば、立川談志の弟子として知られるが、その談志さんはブラックユーモアと毒舌で独自の世界を作り上げた“落語界の風雲児”。ただ、数々の言動で落語界からは異端児扱いされ、1983年にはそれまで所属していた落語協会と袂を分かち、立川流を立ち上げた。

「弟子から上納金をとったり、家元制度を導入したりして賛否を集めましたが、そのブラックユーモアと毒舌に相通じるところがあったビートたけしが弟子入りしたことでも話題を集めました。芸能人では、他に上岡龍太郎や高田文夫も弟子入りしています」(落語関係者)

 談志さんが11年11月に喉頭がんで亡くなると、その翌年、立川流は談志一門会として新たにスタート。主要メンバーは、談志さんの遺志を継ぎ、“落語ブーム“の火付け役になった立川志の輔、立川談春らといった超売れっ子だが、他方で、志らくとの間ではしばしば確執が囁かれてきた。

「志らくは、談志さんの死後も先輩方を差し置いて談志さんの自宅に移り住み、遺族とも家族のように仲良くなった。また、『自分だけが談志師匠のDNAを受け継いでいる』と公言したという噂が流れて、噺家仲間から反感を買ったのです」(前同)

 実際、生前の談志さんが志らくを高く評価していたことはよく知られ、志らくの口調や仕草も談志さんを彷彿させるものがある。志らく自身もそれを意識しているようだが、落語家としてはその足下にも及ばない。にもかかわらず、横暴ぶりだけは談志さんばりだ。

「志らくは劇団『下町ダニーローズ』を主宰していますが、今年5月、その舞台稽古に弟子が一度も来なかった、と激怒。二つ目の弟子7人全員を前座に降格させました。“弟子なら師匠の劇団に興味を持って手伝いに来るべき”と擁護する声もありますが、弟子が見学にも手伝いにも来なかったのは師匠として人望がないだけ。今年の夏の真打ち昇進が決定している弟子まで落とすのはやりすぎで、このご時世、パワハラと言われても仕方ないでしょう」(前同)

 同じ落語家としては、国民的長寿演芸番組『笑点』(日本テレビ系)の大喜利メンバーのほうが知名度も好感度も高い中、『ひるおび!』でたびたび“炎上”している志らくが、朝の情報番組のMCとして相応しい人選か、はなはだ疑問だ。 

 もっとも、4月に放送された『ひるおび!』で、志らくは自分の子どもを幼稚園に送ってからTBSに来たことや、夜は子どものミルクの担当をしていることなどを明かし、子煩悩な一面も見せている。

「この頃は、既にTBSの朝の番組のMCに志らくが内定したという情報が流れていました。朝8時からの番組といえば、視聴者の大半は主婦層。計算高い志らくですから、それを意識して、“良きパパ“をアピールしたのではと勘ぐられていますよ」(前同)

 落語家の間ではあまり良い評判を聞かない志らくだが、はたしてそのアピールは主婦層に伝わるのか? あるいは“炎上商法”が功を奏するのか? 9月30日からスタートする志らくのMCに注目したい。

林家正蔵、立川談春の俳優業高評価で“落語界”に熱視線!「ネクスト談春を探せ!」

「高視聴率の一因を担っているのが談春さんの演技であることは間違いないですよ。彼がドラマで活躍していることで、若手のキャスティング担当は落語の寄席にも結構通って“ネクスト談春”を探そうと必死になってますからね」(テレビ局関係者)

 阿部寛主演で日曜午後9時に放送されているドラマ『下町ロケット』(TBS系)。重要な役どころを演じているのが落語家の立川談春だ。

「今年はドラマ以外にも映画『あいあい傘』にも出演し、来年はTBSのチームで制作する『七つの会議』にも出演します。最近の落語家で映画といえば林家正蔵さんのイメージが強いですが、そこにも食い込んでいきそうですよ」(映画関係者)

 その林家正蔵は、山田洋次監督のシリーズ作品『家族はつらいよ』に出演している。

「今はNHKの大河ドラマ『西郷どん』にも出てますし、若い人には正蔵師匠が落語家だと知らない人もいるかもしれませんね。それくらい映像作品の方で重宝されています」(同)

 実際、山田洋次監督も正蔵のことを落語家だとは思っていない節があるという。

「今年5月に公開された『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』には、同じ落語家の立川志らくさんも出てたんです。そこで志らくさんに『山田監督は落語家には芝居の稽古はつけないし、優しいと聞いてたのに、めちゃ怒られるんですよー』と愚痴をこぼしていました。志らくさんも『山田監督は正蔵師匠のことを上手い役者と思ってるんです。だからダメ出ししてるんです。落語家とは思ってませんよ』と、さすがの返しをしてましたね。やはりイメージとして談春さんや志らくさんは噺家のイメージがありますが、正蔵さんは“こぶ平”のイメージがまだ強いですからね。実際、山田監督も一俳優として接している感じでした。それが噺家さんにとっていいのか悪いのかは分かりませんが、少なくとも俳優としての評価は今のところ談春さんよりも上だと思いますよ」(芸能事務所関係者)

 しばらくは正蔵と談春の2トップが続きそうだ。