AKSと関係断絶のSNH48、今年も総選挙を開催していた!

 AKB48の姉妹グループとして秋元康のプロデュースにより誕生したものの、2016年6月に「契約上のトラブル」により、運営会社のAKSと関係断絶となったSNH48が7月27日、総選挙を開催した。

「網易新聞」(7月29日付)によると、第6回となる今回の総選挙では、前回第1位に輝いたリー・イートンが二連覇を達成するかについて大きな注目が集まっていたが、全投票数の半数以上となる148万票を獲得し、その強さを見せつけた。今回の総選挙はネットでも生配信され、視聴者数は1,700万人を超えたという。

 投票券の入手方法は、投票券付きのCD、投票券付きのギフトパック、投票券付きの音楽ダウンロード、ファン会員向けの投票券の購入の4つだ。投票券の単体販売の価格は、1票当たり3.5元(約56円)で、李の得票数である148万票のすべてが単体販売された投票券によるものだとしても、546万元(約7,900万円)ものマネーが動いていたことになるのだ。ちなみに、投票券付きのCDは、発売3時間で20万枚が購入されたという。

 ただ、ドル箱イベントである総選挙にも陰りが見え始めていると指摘する声もある。昨年の総投票数は297万票と過去最高を記録した一方、今年は228万票と50万票以上も投票数を減らしているのだ。これまでSNHグループの絶対女王として君臨していたキクちゃんこと、ジュー・ジンイーが昨年グループを卒業したことも大きいとみられる。

 しかし、ファンの減少にもかかわらず、グループ自体は拡大を続けている。姉妹グループとして、北京を本拠地に活動するBEJ48や広州のGNZ48、重慶にはCKG48、瀋陽にSHY48が設立され、各姉妹グループを合わせたメンバーは200名を超える大所帯となっている。

 やみくもな多角化戦略は、倒産寸前の中国企業に見られがちな迷走パターンだが、SNHと姉妹グループは来年も総選挙の日を迎えられるだろうか?

(文=青山大樹)

「史上最もブサイクなアイドルグループ」が大躍進! 新人賞に続き、初の全国ツアーへ!!

 これまで本サイトでは、中国のブサイクすぎる地下アイドル「3unshine」(旧・Sunshine)について何度かお伝えしてきたが(参照記事1参照記事2)、この数年で中国のアイドルブームは全盛期を迎えていることもあり、すっかり淘汰されたと思われていた。しかしここへきて、なんと大人気アイドルとして成功を収めつつあるというのだ。

「網易新聞」(7月18日付)は、「嘲笑の対象だった3unshineの逆襲が始まった」と、彼女たちの活躍について大きく報じている。3unshineは2015年に高校の同級生5人で結成。16年2月にCDデビュー後、2人の脱退を経て、現在は3人組アイドルユニットとして活動している。

 そんな彼女たちだが、その独特の容姿が原因で、デビュー当初から厳しい批判にさらされてきた。中国国営メディア「環球網」が「史上最もブサイクなアイドルグループのファンになれるか」という記事を配信するなど酷評が相次ぐ中、彼女たちはめげずに次々と新曲を発表。有名俳優を起用したPVなどが話題となり、同年12月に行われた音楽祭で新人賞を獲得。18年には、メンバー3人が主演を務めるラブコメドラマも人気を博した。

 音楽やドラマで成功を収めた彼女たちは、モデルとしての活動も始める。同年4月には、人気ファッション雑誌「VOGUE」の中国版「VOGUE me」に3unshineの特集ページが設けられ、衝撃のモデルデビューを飾ったのである。この頃になると、彼女たちは再評価されるようになり、SNS上には「ブスカワという新たな分野の頂点を極めた彼女たちを応援している」「彼女たちの出てる雑誌全部買ったよ。めっちゃカッコいいよ」「彼女たちの美しさと才能は標準的な尺度では測れない」といった意見が多数上がった。

 そして今年9月からは、いよいよグループ初となる中国全国ツアーが行われることが決まり、5都市を巡ることとなった。さらにSNSでは、170万人ものフォロワーを獲得するなど、その活躍はとどまるところを知らない。日本で目にする日も近いかも!?

(文=青山大樹)

少数民族出身で初の快挙! 中国芸能界”注目度No.1”のエキゾチック美女って!?

 中国の大手インターネットメディア「テンセント」が、2018年にネットで注目された芸能人ランキングを発表。女優のディリラバ(迪麗熱巴)が女性部門の1位に輝いた。

 ディリラバは、新疆ウイグル自治区のウルムチ市出身の26歳。彫りの深いエキゾチックな顔立ちと、身長168㎝、体重47kgという抜群のスタイルを武器に、モデルや女優として活躍している。男女問わず支持されており、中国のサッカーチームでプレーする、元ブラジル代表のアレシャンドレ・パトの“お気に入り女優”として、海外でも話題になった。

 彼女の中国版Twitter「微博」公式アカウントのフォロワー数は6,000万人を超え、レディー・ガガのTwitterのフォロワー数にも迫る勢いだ。

 彼女は上海戯劇学院を卒業後、2013年に地元新疆のテレビドラマで女優デビュー。15年放送のドラマ『克拉恋人』で人気を集めた。その後も話題作に出演し、全国区の人気を獲得していく。18年には、中国のテレビ番組に関する賞『中国電視金鷹奨』で、観客賞と女優賞をダブル受賞した。

 ちなみに、少数民族出身の芸能人が中国の人気ランキングで1位になるのは異例なこと。中国の主要民族である漢族が芸能界でも大部分を占めており、制作されるドラマや映画でのメインキャストは基本的には漢族であることが多い。結果的に、人気の俳優も漢族がランキング上位となりやすい。そんな中でのディリラバの1位は、ある意味、快挙なのだ。

 中国の芸能界に詳しいライターは、ディリラバの人気の背景についてこう見る。

「以前はドラマや映画がヒットすることで、演じた役柄を通じて女優たちは人気を獲得していましたが、今はSNSに自撮り写真をアップしたりすることで、知名度を上げています。彼女の顔は立体的な美しさで特徴があるし、覚えやすい。SNSなしでは、ここまで人気を獲得できなかったはず」

 中国ではこの数年、グーリー・ナーザー(古力娜扎)やトン・リーヤー(佟麗婭 )など、新疆ウイグル自治区出身の女優が人気を集めている。

 中央政府による漢民族との同化政策が強められている同自治区だが、彼らの活躍がウイグル族の地位向上につながることを期待したい。

ネットで物乞い行為? 中国で酒井法子に大バッシング!

 衣料通販大手のZOZOの前澤社長が「アカウントをフォローしてツイートをRTした人から抽選で100人に、100万円を現金でプレゼントする」と表明して大きな話題となっているが、中国ではある日本人がSNSでフォロワーに金を無心して批判を浴びている。

 その人物とは、2009年に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕、起訴された酒井法子だ。ここ数年、日本国内ではディナーショーくらいしか活動が見られない彼女だが、中国をはじめとする中華圏では絶大な人気を誇っており、昨年も香港で大規模なコンサートを開催している。

 そんな彼女に今、大バッシングが集中している。理由は、酒井が1月7日に中国版Twitter・ウェイボーに投稿した、中国語での新年の挨拶にある。

 彼女は「ファンの皆さん、明けましておめでとうございます。酒井法子です。昨年の多大な応援ありがとうございます。今年もよろしくお願いします」と投稿。しかし、そこにはQRコードが記載されていた。このQRコードが問題で、スマホなどで読み取ると、電子マネーの振り込み先に案内されるものだった。

 ファンに対して金を無心するような今回の行為は、またたく間にネット上で拡散され、中国のネット上では「酒井法子 乞丐行為(酒井法子 物乞い行為)」という検索キーワードが急上昇してしまったのである。中国人ネットユーザーたちは続々とコメントを寄せており、「薬物ババアは日本へ帰れ。恥知らず」「日本でダメになったからって中国でこんなことするな」「金を振り込まないとファンじゃないって言いたいんだろうね」などの厳しい意見が目立っている。

 酒井の今回の投稿文はすでに削除されており、1月8日付で、中国語の謝罪文が投稿されている。謝罪文では「日本で行っている有料ファン会員制度を中国でも普及させる狙いがあったが、誤解を与えてしまった」と、今回の事件について騒動となった経緯を弁明している。

 中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏も、のりピーをこう擁護する。

「彼女の中国語レベルは、ウェイボーに投稿した内容を自分で書けるほどではなく、別人が運営していたことは明らか。問題のQRコードの記載についてもその人物か、事務所の判断でしょう」

 酒井のウェイボーには、批判も一方で根強いファンからは温かいコメントも寄せられており、「有料会員の宣伝のつもりだったのなら何の問題もない。これからも彼女のことを応援したい」と語るファンも多くいるようだ。世紀のスキャンダルから復活を遂げたのりピーには、この程度のバッシングには負けることなく頑張ってもらいたいものだ。

(文=青山大樹)

香港の有名俳優が北海道で自動車事故! 香港警察の高官の車と衝突で「下半身麻痺も……」

 香港の有名俳優、エリック・ツァン(曾志偉、65歳)が12月25日、北海道・小樽を旅行中に自動車事故を起こしたと、香港の各メディアが伝えた。

 それによると、エリックが運転する車は7人乗りのバンと衝突。バンに乗っていたのは、香港警察の高官である李志恒氏とその家族で、李氏は意識はあるものの下半身が麻痺しており、手術を受けるため、搬送先の病院からヘリコプターで別の病院へ移された。また、李氏の妻もケガを負い、命に別状はないものの、緊急手術の必要があるという。

 一方、エリックと同乗者の40代女性にはケガはないという。

 エリックは香港を含む中華圏では大スターで、コメディアンや俳優として絶大な人気を誇っている。日本でもヒットした香港映画『インファナル・アフェア』や、馳星周原作の小説を映画化した『不夜城』にも出演しており、日本でもそれなりに名の知れた俳優である。

 しかし5年ほど前には、サッカーのブラジルワールドカップの前哨戦として行われたコンフェデレーションズカップを中継した香港のテレビ番組で、女性タレントが「日本代表を応援するわ」と発言したところ、エリックが「君は慰安婦か?」と言ったことから、“反日タレント”と呼ばれたことも。

 その一方で、2011年の東日本大震災の後には、日本観光親善大使となり、自ら被災地などを回って、香港に向けて日本観光の安全性をアピールする役も買って出ている。

 今回の事故は、香港メディアでは大々的に取り上げられたものの、日本のマスコミにはほとんど取り上げられなかった。

 北海道を旅行中の香港人が起こした自動車事故の被害者が同じ香港人だったというのもすごい偶然ではあるが、それだけ多くの香港人観光客が北海道に来ているという証左でもある。

 外国人旅行客や居住者が急激に増加している現在、トラブルや事件、事故も増加することを予兆させる出来事でもあったといえるだろう。

(文=佐久間賢三)