『舞いあがれ!』飛行機作りのように小さなエピソードの数々で組み上がる朝ドラ(第4週)

 小さな部品が集まって大きな美しい飛行機になる。この朝ドラは飛行機作りに似ている。見逃しそうな小さなエピソードがあとで活きてくるので、毎朝じっと見つめてしまいます。

 子ども時代からいっきに大学生になった舞ちゃん(福原遥)は、大学で勧誘されて訪れた人力飛行機のサークル「なにわバードマン」で、美しさに見とれていた翼のリブを壊してしまう。先輩の由良(吉谷彩子)に「どないしてくれんの…

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『舞いあがれ!』自分らしく生きられる「心の居場所」で生まれる友情(第3週)

 舞ちゃん(浅田芭路)が美しい自然の中で駆け回る五島の日々が終わってしまいました。あの島は舞ちゃんのすてきな「居場所」だったから、東大阪に戻るのはさみしいな……と、月曜に思っていたのが嘘のよう。金曜日には「東大阪、いい町だなあ」としみじみ泣くことになりました。

 ウサギのスミちゃんが死んだことで「ウサギ殺し」なんてひどいあだ名をつけられた久留美ちゃん(大野さき)。彼女がクラスで…

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『舞いあがれ!』福原遥にプレッシャー 子ども時代までが完璧過ぎて「子役ロス」不可避

 

 前作の『ちむどんどん』は、かつてないほど批判の声が寄せられ、望ましくない形で話題になったNHKの朝ドラ。

10月3日からは、福原遥がヒロインを務める『舞いあがれ!』がスタートしたが、こちらの評判はすこぶる良好だ。

 同作は、ものづくりの街として知られる東大阪を舞台に、パイロットとして空を駆ける夢を抱くヒロイン・舞の姿を描く物語。現在は…

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乃木坂46山下美月、『舞いあがれ!』であざとさ封印演技! 本格女優として迎えるターニングポイント

福原遥が主演するNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』が好調だ。10月3日の初回視聴率は前作『ちむどんどん』を下回ったが、14日放送の第10話は自己最高の16.9%を記録。ストーリーの魅力で少しずつ数字を伸ばしている。

 その一因には、天才子役と評判の高い浅田芭路(はろ)が、主人公・舞の子ども時代を感情豊かに演じており、評判が高まっていることも大きい。

「浅田はこれ…

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『舞いあがれ!』大人だって失敗する。その痛みと成長を丁寧に描いた五島の日々(第2週)

 子どもの頃の「失敗」って、なんであんなに恐ろしかったんでしょう。毎回、これで世界は終わりだ……くらいの絶望感。今思い返すと、どれもたいしたことではないのに。

 舞ちゃん(浅田芭路)が、失敗するごとに落ち込んでくよくよし、やりたい気持ちを自分の中に閉じ込めてしまう気持ち、見ていて痛いほどわかる。お母さんのめぐみさん(永作博美)が東大阪に帰ってしまったので、五島に残された舞ちゃん…

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朝ドラ『舞いあがれ!』にNHKが絶対の自信を持っているワケ

 10月3日から放送がスタートしたNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』。女優の福原遥がヒロイン・岩倉舞を演じ、困難を乗り越えながら夢のパイロットになるため奮闘する人情ドラマだ。

 前作『ちむどんどん』の汚名を返上するためにNHKも総力を上げてプロモーションしているが、初回からの視聴率はあまり芳しくない状況だ。

「『ちむどんどん』の初回世帯視聴率16.7%(ビデオリ…

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