今井絵理子議員の“ありがた迷惑”RADWIMPS擁護に、政界関係者が大激怒「目立つことをするな!」

 アイドルグループ・SPEEDで一世を風靡し、参議院議員となった今井絵理子氏(34)が、またまた大暴走だ。12日、久しぶりにブログを更新し、ロックバンド・RADWIMPSの新曲「HINOMARU」の歌詞が軍歌のようだとして物議を醸している件について意見を述べた。

 今井氏は「表現の手法は作家の自由であり、言葉遣いや色使いに正しいも間違いもありません。決して誰かの同意や批判を得たくて作品をつくるわけでもありません。出来上がった作品がすべてなのです。誰にも伝わらない作品もあれば、世界中の人を共感の渦に巻き込むこともあります。それが芸術というもの」とした上で「受け手の個人的な解釈の拡散により作家に釈明と謝罪までさせてしまう今の社会の風潮には賛成することができません」と綴った。

 今井氏といえば、昨年7月、妻子ある神戸市議との不倫疑惑を週刊誌に報じられたが、説明責任を果たさないまま逃げ回り、しばらく雲隠れしていたことで知られている。

 それにもかかわらず、今回の騒動を受け、偉そうに持論を展開したとあって、ネットは案の定炎上した。

 政界関係者は「あまりにも間が悪すぎます。安倍政権は森友・加計問題で劣勢に立たされ、自民党の支持率が落ちている時期。こんな時期に末端の自民党議員が世間の批判を受けるようなことをするなんて信じられませんよ。自民党幹部は『目立つことするな。余計なことするな』と大激怒していますよ」と声をひそめる。

 しかも、ブログを更新した12日は、政界にとって最重要な日だったのだから、政治的なセンスのかけらもない。

「あの日は、今井の地元沖縄県の名護市辺野古移設をめぐり、防衛省が埋め立て海域への土砂投入を8月17日に開始すると通知した大事な日だったんです。それに加え、史上初の米朝首脳会談が行われ、政界が1日中、緊張感に包まれていた日だったのに、参議院議員が呑気にロックバンドの擁護をしているなんて、政治家としての素質がないと言われてもしかたありませんよ」(同)

 また、事態が収束しかけていたにもかかわらず、今井の炎上によって再び注目を浴びてしまった「RADWIMPS」。こればかりはありがた迷惑といったところだろう。今井のタイミングの悪さだけが際立つブログ更新となってしまったようだ。

今井絵理子議員の“ありがた迷惑”RADWIMPS擁護に、政界関係者が大激怒「目立つことをするな!」

 アイドルグループ・SPEEDで一世を風靡し、参議院議員となった今井絵理子氏(34)が、またまた大暴走だ。12日、久しぶりにブログを更新し、ロックバンド・RADWIMPSの新曲「HINOMARU」の歌詞が軍歌のようだとして物議を醸している件について意見を述べた。

 今井氏は「表現の手法は作家の自由であり、言葉遣いや色使いに正しいも間違いもありません。決して誰かの同意や批判を得たくて作品をつくるわけでもありません。出来上がった作品がすべてなのです。誰にも伝わらない作品もあれば、世界中の人を共感の渦に巻き込むこともあります。それが芸術というもの」とした上で「受け手の個人的な解釈の拡散により作家に釈明と謝罪までさせてしまう今の社会の風潮には賛成することができません」と綴った。

 今井氏といえば、昨年7月、妻子ある神戸市議との不倫疑惑を週刊誌に報じられたが、説明責任を果たさないまま逃げ回り、しばらく雲隠れしていたことで知られている。

 それにもかかわらず、今回の騒動を受け、偉そうに持論を展開したとあって、ネットは案の定炎上した。

 政界関係者は「あまりにも間が悪すぎます。安倍政権は森友・加計問題で劣勢に立たされ、自民党の支持率が落ちている時期。こんな時期に末端の自民党議員が世間の批判を受けるようなことをするなんて信じられませんよ。自民党幹部は『目立つことするな。余計なことするな』と大激怒していますよ」と声をひそめる。

 しかも、ブログを更新した12日は、政界にとって最重要な日だったのだから、政治的なセンスのかけらもない。

「あの日は、今井の地元沖縄県の名護市辺野古移設をめぐり、防衛省が埋め立て海域への土砂投入を8月17日に開始すると通知した大事な日だったんです。それに加え、史上初の米朝首脳会談が行われ、政界が1日中、緊張感に包まれていた日だったのに、参議院議員が呑気にロックバンドの擁護をしているなんて、政治家としての素質がないと言われてもしかたありませんよ」(同)

 また、事態が収束しかけていたにもかかわらず、今井の炎上によって再び注目を浴びてしまった「RADWIMPS」。こればかりはありがた迷惑といったところだろう。今井のタイミングの悪さだけが際立つブログ更新となってしまったようだ。

岸田政調会長と“記念撮影”の元暴力団幹部は関西キックボクシング界の「重鎮」だった! 関係者に広がる不安

 次期総理とも目される自民党の岸田文雄政調会長が、山口組系の元暴力団幹部と3月2日、大阪のホテルで開かれたイベントで記念撮影していたことで、脇の甘さが指摘されている。

 元暴力団幹部は9年前にヤクザの世界から抜けている「カタギ」の人間だというのだが、その名を轟かせた幹部時代の影響力が現在もあると見る大阪府警関係者もいるという。これを伝えた写真誌「FRIDAY」(講談社)では元幹部が、分裂した山口組間で移籍した組織の裏工作に関与しているという話も紹介された。森友問題で揺れる与党だけに、これにも野党が注目しているようだが、一方で格闘技界でもこの話が飛び火している。

 何しろ問題の元幹部は現在、名前を変えて大阪のキックボクシング団体「競拳インターナショナル」の代表理事を務めていることがわかっており、「代表者が元暴力団幹部」ということを初めて知った格闘技関係者らも衝撃を受けているのだ。

「私は、まったく知りませんでした。関係者からご本人を紹介されたとき、実業家の方だと聞いていましたし、元ヤクザだということは一度も耳にしてません」

「たくさん少年選手を育てている若獅子会館の館長ということで通っていたので、元暴力団だと聞いてビックリです」

 これらは、元幹部が関わったキックボクシングイベントに接した人々から聞かれたものだ。今後について聞くと、それぞれ「どうすることもないですが、正直、怖い」「子どもを道場に通わせているので不安は多い」と答えている。

 また、別のキック団体を運営する関係者は「更生されている方なら問題はないはずですが、キック界のイメージダウンは大きい」と話す。

「何しろキックは、暴力団と長く縁の切れない世界だったことが競技のメジャー化を邪魔してきたんです。昔、老舗団体の全日本キックボクシング連盟では、トップの会長が暴力団と組んでの偽装結婚で逮捕されていたり、歌舞伎町の有名な暴力団組長が後ろ盾になったりしていました。ほかにも、不良キャラで知られる人気選手がトラブルになった相手に知人組員の実名を出したこともありますし、ある大阪のキックボクサーは、暴力団傘下のドラッグディーラーが本業だったということもありました。そういう密接な関係をたびたびさらしてきたので、離れていったスポンサー企業も多かったんです」(同・団体関係者)

 最近でも、ジム経営者が暴力団と組んでの療養費詐欺で逮捕されたり、暴力団の影がウワサされる詐欺グループのメンバーとして現役キック王者が逮捕されたこともあった。また、先日、大規模な振り込め詐欺事件で逮捕されたグループのリーダー格も、裏社会との関係がウワサされていた人物だったという。

「元ボクシングの亀田興毅や、キック王者の梅野源治の後援をしていた人で、キックボクシングジムの運営者としても知られていました。ヤクザとの関係はハッキリしていなくても、振り込め詐欺のリーダー格が堂々と運営側になれるなんていうことが業界をダメにしているのでは」(同)

 そんな揺れるキック界で、またも浮かび上がってきたヤクザとの接点。もちろん元幹部であっても、組を脱退後、目安として5年経過すれば社会的には一般人と同じ扱いをされるのだが、それでも「怖い」という声が聞こえてしまうのが実情だ。

「実際、暴力団対策法逃れのための偽装離脱も多いので、更生したから大丈夫です、という話を鵜呑みにしにくいのは仕方ないです。過去、元ヤクザのキック関係者が、組員時代の人間関係を商売に利用していたということもありましたし」(同)

 逆に「元ヤクザ」という肩書きに、嫌がらせをするアウトローもいるという話だ。

 実際、件の元幹部にも2年ほど前から自身のFacebookなどのSNSで偽アカウントが複数出現。うちひとつは「元山口組です」と書かれており、過去の素性を知る人物による嫌がらせに見えたところもあった。本人と思われるFacebookの方は、なぜか元ボクシング世界王者でタレントの、具志堅用高とのツーショット写真が使われていて、今回の事態について「15年前に空手道若獅子会 10年前にキックボクシング若獅子会館を設立 その間暴力団には1度も所属した事は無く四六時中 格闘技振興に精進してまいりました。(中略)私はまさに風評被害者です」と書いている。

 長い間、興行の世界にヤクザは付き物といわれてきただけに、疑心暗鬼からなる偏見は消えそうにない。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

辞めな~い! 今井絵理子参院議員が勝手に“ミソギ”を終え、本格復帰を宣言!

 昨年7月に元神戸市議・橋本健氏との不倫疑惑が報じられた今井絵理子参院議員が9日、約5カ月ぶりにSNSを更新し、新年の挨拶を行った。

 今井氏はTwitterとインスタグラムで「遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。2018年、故郷沖縄から始動しました。今年もよろしくお願いします」と投稿。ハッシュタグに「心機一転」「がんばろう」の文字をつづった。また初詣に行ったと思われる沖縄の波上宮の写真もアップ。真っ青な空の下、多くの人が参拝する本殿の写真が投稿された。

 久々の投稿に、ファンからは「おかえりなさい」「頑張れ」という声も上がる一方で「説明責任は?」「まだ国会議員だったの?」と厳しい意見も殺到。今井氏を知る政界関係者は、「年が変わった途端にSNSを再開したのは、勝手に『ミソギは済んだ』と解釈しているからだ。これで有権者が納得するとは、到底思えない」と話す。

 さすがの今井氏も騒動後はショックに打ちひしがれ、支援者に「もう辞めたい」と漏らしていたようだが、「政界の母」と慕う後見人の山東昭子参院議員の“顔”を立て、議員を続行。19年夏に行われる次期参院選に出馬する可能性は「ほぼゼロ」(前出関係者)というが、任期途中の辞職は取りやめたという。

「橋本氏との“関係”も継続中で、すでに都内のマンションに橋本氏が転がり込む形で同居を始めたといわれています。彼の離婚が成立すれば、再婚もありうるでしょう。今井氏も当選当初は“客寄せパンダ”として講演依頼が殺到していましたが、いまや完全に腫れ物扱いで、永田町でも完全に浮いています」(永田町関係者)

 残りの任期は1年半。その間も、我々の税金から彼女の給料が支払われるのは納得できないところだが……。

豊田真由子よりもひどい!? “暴言女王”佐藤ゆかりの恋多き議員人生と永田町の評判

 8月3日に新しい安倍内閣(「第3次安倍第3次改造内閣」と言います)の顔ぶれが発表されました。安倍さんは、これで人気を回復したいようですが、果たしてどうなりますかね。特に目新しい人事はなかったように思いますし、改憲論議もトーンダウンしてしまいました。

■「このハゲーッ!」の豊田議員は、まだ自民党現職

 それにしても、ついこの間まで安倍人気は盤石と思われていたのに、これほどまでに支持率が落ちてしまうとは、誰も予想していませんでした。森友・加計学園や稲田朋美前防衛相の問題もありますが、やっぱり「このハゲーッ!」の豊田真由子衆議院議員(埼玉4区)の騒動から、メディアも一斉に安倍政権批判に転向した印象があります。

 豊田議員は、自分の記事が掲載された「週刊新潮」(新潮社)の発売日に自民党へ離党届を提出、「入院・療養中」とのお話でしたが、その後はどうされているのでしょうか? 調べてみると、なんと今も「自民党衆議院議員」でした。

 それでも、なぜか自民党・埼玉県連のサイトからは名前が削除されています。これは、7月20日に各支部への政党交付金の分配があったからかな、と思っています。報道後まったく姿を見せておらず、公務についている気配がない豊田議員にも政党交付金が渡されている可能性があり、そのことを批判されたくないのでしょう。でも、雲隠れしたままの豊田議員にも、税金からお給料が出ているはずなのです。

 豊田議員が離党しないことについては、秘書たちも「おかしいなあ」と言っています。「ハゲ」と呼ばれた豊田議員の元政策秘書は、すでに埼玉県警に被害届を提出して受理されていますから、傷害罪などで逮捕・起訴される可能性もあります。刑事事件が絡んでいるので、一般的には自民党から除名か、あるいは議員辞職でもおかしくない話です。

 自民党は、豊田議員を離党させてしまうと、次の選挙で自民党が議席を取れないことを恐れているようです。でも、地元だって、もう豊田議員を応援したくないと思いますが、どうなんでしょうか? そんなこともわからない自民党は、本当に不思議ですね。

 ところで、「ポスト豊田真由子」と自民党内でいわれているのが、大阪11区の佐藤ゆかり衆議議員です。以前から大勢の前で怒鳴ることで有名です。地元では、秘書が豊田事務所並みにしょっちゅう替わっていることでも知られ、「どうせこの秘書に陳情しても、来月には替わってるんでしょ」と、商工会などからは相手にされていないという話もあります。

 最近でも、地元・大阪府交野市のお祭りに来賓として呼ばれた際に、「あいさつの順番が気に入らない」と、主催者テントの中で怒鳴っていたそうです。佐藤議員の元秘書たちの話では、「手(暴力)が出ないだけで、それ以外は豊田真由子そっくり」だとか。現職の秘書がICレコーダーを購入したらしいと聞いたので、佐藤議員の怒声が証拠として公開されるのかどうか、気になりますね。

 そもそも佐藤議員は、選挙区も岐阜、東京、大阪と、どんどん替えていて、大阪の選挙区内での政治資金をめぐるトラブルなどがあったことは、報道でご存じの方も多いと思います。また、地元の自民党関係者が決めた事務所の場所について「気に入らない」とダメ出しをしたり、集会に遅刻したりなどもしょっちゅうで、党内の評判は最悪のようです。

 それでも、「小泉チルドレン」としてデビューした“美人エコノミスト”で、知名度があるので、今までは当選できたんですね。でも、これからはわかりません。先日は、次期衆院選の11区公認候補を佐藤議員とは別の人物に代えるよう、枚方・交野両市選出の自民党所属の地方議員たちが求めていると報じられました。

 今後の選挙のために二階俊博幹事長率いる二階派入りを切望しているようですが、「来る者は拒まず」といわれる二階派も、さすがに佐藤議員は断ったとのウワサです。二階幹事長のアポイントを取るため、ストーカーのようにしつこく事務所へ電話をかけたり、幹事長が会議に入る前に直接話しかけようとして、周囲の議員に止められたりと、エピソードには事欠きません。

 佐藤議員と豊田議員に違いがあるとすれば、それは「恋愛」です。佐藤議員は、なかなかの“恋多き女性”というか、「オンナの武器」を使って国会議員を続けているといわれています。選挙区をたびたび替えるのも、そういうことなのかもしれません。

 初出馬した2005年には、郵政民営化に反対した野田聖子候補の対抗馬(岐阜1区)として注目を浴びました。小泉純一郎首相の放った「刺客」ですね。この時の「お相手」は、大手マスコミ幹部といわれ、「不倫メールを500通も送っていた」という怪文書が永田町に出回り、「週刊文春」(文藝春秋)が報道しています。メールは、不倫相手の奥様が公開されたとのお話でした。佐藤議員は、「選挙妨害」として全面否定しましたが、選挙区では落選して、比例でなんとか復活当選しています。

 その後、09年に小杉隆・元文部科学大臣(東京5区)の後任として出馬し、「小杉先生へ色仕掛けをしたのだろう」と当時はウワサされていましたが、この時は落選しています。

 翌10年夏には参議院選挙に鞍替えして、比例代表で出馬して当選。当時の自民党選挙対策局長だった河村建夫議員に泣きついたといわれていました。

 そして、参議院の任期を残しながら、14年には井脇ノブ子元議員の不出馬で空白区となった大阪11区へ再び鞍替え。この時も同じく、河村議員が後見人となって11区の公認をもらったといわれています。このように、選挙区と秘書がどんどん替わっているので、どうしても「女の武器を使って生き延びてきている」とか言われてしまうんですね。

 そして、今回の新内閣のメンバーの中にも佐藤議員の「元カレ」がいると、永田町で話題になっています。すでに終わった関係とはいえ、バッチリ不倫で、当時から秘書たちはみんな知っていました。週刊誌はその頃の写真を押さえていると聞いていますから、そのうち報道される可能性もあります。その大臣が現在進行形で行っている「リアルな不倫事情」と合わせて、元カノである佐藤議員も脚光を浴びるかもしれません。ちなみに今回入閣したある大臣の弟も、かつて佐藤議員の「不倫相手」と報道されています。

 不倫なんかなんとも思わず、「悪名は無名に勝る」というのが永田町の常識ですし、議員本人たちは知名度が高まって、割とご満悦かもしれません。でも、地元の有権者たちは、そうは思いませんよね、きっと。

 まだまだ猛暑が続きます。みなさまご自愛くださいますよう。以前サイゾーウーマンで連載していたコラムが書籍『国会女子の忖度日記: 議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』(徳間書店)になりました。お手に取っていただければ幸いです。
(神澤志万)

都議選の目玉「都民ファースト」の勢いに水を差す、小池知事側近とアントニオ猪木のトラブル

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 昨年8月の就任から9カ月がたちますが、小池百合子都知事はまだ高い人気を誇っているようです。でも、小池さんが都知事になってからの都政はどうですか? 何かと騒がしいニュースは多いですが、実は具体的に都民に示せる政策はまだ実行していないのです。

■「都民ファースト」ではなく「小池ファースト」? 

 たとえば豊洲新市場の問題ひとつとっても、石原慎太郎元都知事の証人喚問などで時間を稼ぎ、決断を先延ばしにしているだけのように見えます。確かに豊洲新市場は開業しても年間140億円ものランニングコストの赤字が発生するという試算もあり、納税者である都民のみなさんにとっては見過ごせない一面もありますが、今もみなさんの税金で維持費がかかっていることを意識してほしいと思います。

 それに、2017年がもう半分終わりそうなのに、20年東京オリンピック・パラリンピックのことも全然進んでいませんね。5月11日には、小池知事が東京都以外の仮設施設の整備費を都の全額負担とする意向を示したと報じられました。これには安倍首相らが相当な圧力をかけたとの話もありましたが、議会を通さずに、そんな高額の公費支出を決めてしまって大丈夫なんでしょうか? 都議選にも影響が出ると思います。

 これらは小池知事だけの問題ではなくて、任期途中で辞めた舛添要一前知事の責任もかなりあるのですが、石原元知事や森喜朗元首相との対立構図を打ち出す小池知事のパフォーマンスにしか見えません。小池知事の存在感を示す、というもくろみは成功しているように思います。でも、これって「都民ファースト」ではなく、「小池ファースト」になってしまっていますよね。いつまでも「決められない小池さん」のままでは、都民の心も離れて行ってしまうかもしれません。

 7月2日投開票の都議選を前に、自民党都議会の危機感はすごいです。4月末の大手新聞社の世論調査では、現在の議席数56名の都議会議員のうち、3分の1の18名しか当選しないという厳しい予測が出たからです。さらに、民進党にいたっては風前の灯です。限りなくゼロに近い数字が示されていたそうです。

 でも、最近、都内でよく目にする街頭演説や駅前で配布される政策リポートなどで「民進党」の文字をほとんど見かけないことにお気づきですか? 実は民進党の都議会議員や候補者は、人気が低迷している自分たちの政党名を隠すことに必死なのです。会派の名称も「民進党都議団 都議会民進党」だったものを、今年の2月に「東京改革議員団」に改名し、“民進党隠し”をしています。

 小池知事の就任後、都議会では「離党ドミノ」が起こり、多くの民進党所属だった都議や候補者が小池さんの「都民ファーストの会」に移籍しました。また、民進党所属の都議の政策リポートにも小池さんとのツーショットの写真を使うなど、その人気にあやかりたいのがバレバレです。このような民進党の都議たちの動向を見ていると、民進党都議が限りなくゼロになってしまうのもわかる気がします。

■自民が狙う都知事の「スキャンダル失脚」

 こうした小池人気に危機感を持つ自民党は、小池つぶし戦略の一つとして、小池知事の特別秘書である都民ファーストの会代表・野田数氏のスキャンダルを広めようとしています。

 野田代表は、都議のほか、小池さんを含む国会議員の秘書をしていたことがありますが、永田町では「詐欺師」と陰口をたたかれていました。考え方も極端な右寄りで攻撃的なので、付き合いを遠慮する人が多かったです。以前、野田さんが小池事務所をクビになったという情報があったので、都知事選での小池さんの選挙責任者に野田さんが就任し、さらに特別秘書に任命された時は、永田町では「どうしちゃったの? 小池さん!」という声が上がっていました。

 野田さんはとにかく口がうまいので、最初はみな信用してしまうのですが、金銭面も含めてトラブルのうわさも絶えないのです。自民党は現在、それらのトラブルを洗い出していて、証拠があるものについては、マスコミに追及をさせるようです。

 その一つに、アントニオ猪木参議院議員の政策秘書をしていた時のものがあります。野田さんは、管理を任されていた政党支部の資金数百万円を着服していたのです。これが発覚して、すぐに解雇されました。猪木事務所は訴訟の準備をしていると聞きました。

 この件について、自民党が猪木議員に接近していますが、なんせウワサの新妻(元愛人兼秘書)がなかなかスケジュールを教えないので、アポイントが取れず苦労しているそうです。

 この新妻と野田さんは公設秘書時代から対立していて、過去にはトラブルも続出しています。たとえば、13年11月に猪木議員が北朝鮮を参議院の許可を得ずに訪問し、登院停止処分を受ける事態になったことがありました。この時、野田さんは参議院国際局へ提出する書類を作成していたのに、それに添付する行程表(飛行機の便名や出発地、到着地を記載)などに必要な情報を愛人兼秘書が頑なに教えなかったことで起きたそうです。

 これらのトラブルが公になることで、小池つぶしにつながるのかは疑問ですが、永田町ではもはや「老害」と言われる猪木議員も、まだまだ世間ではカリスマ的存在として人気があるようですから、その猪木議員ともめていた野田さんが小池さんに近いとなると、少しは選挙にも影響を与えるかもしれません。

「スーダンからは撤退だけど、私は撤退しませーん」稲田朋美防衛大臣が強気な裏事情

inadatomomi1a 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

■永田町のホワイトデーで重要なこと

 3月14日はホワイトデーでした。平日ということもあり、朝から大きな紙袋を持った男性秘書たちが、議員会館内をウロウロしていました。背が高くて爽やかな印象のイケメン秘書君とエレベーターで一緒になったので、どこのお店のスイーツを配っているのかな~と紙袋をのぞき込んだら、「神澤さんの分はないんですよ……」と顔を赤らめてました(笑)。10個以上はあったので、イケメン君はこういう時のお返しが大変ですね。そして、チョコレートをもらった男性国会議員の代わりにお返しを届けて回る女性秘書たちの姿も毎年の光景です。

 どのようなお返しをどのようなタイミングで渡すかーーということも、秘書の能力が評価されるポイントです。重要なのは、「ボスが、みんなの前でお礼を言ってもらえそうなタイミング」です。例えば顔を合わせる予定の会議前に届けたら、始まる前の挨拶で、女性議員からお礼を言ってもらえますからね。手に入りにくい評判のスイーツだったりすると、お礼のテンションも高くなり、周囲の評価も高まることにつながるのです。

 「国民の代表なのに、ナニをやってるんだ」と言われても仕方ないでしょう。でも、ギスギスした永田町には、こういう潤滑油も必要なんですよ。

 ちなみに神澤はバレンタインの時に誰にも渡してないから、お返しもいただけないはずなのですが、実はいくつかいただきました。おいしそうなスイーツを、素直に喜んでおきました。本当は代議士のアポイント目当てや、何かの時の仕事上の根回しが目的なのでしょうけどね。

■「私は撤退しませーん」

 それにしても、あっという間に卒業シーズンですね。2月の終わりの東京マラソンでは、小池百合子都知事がスターターを務めていましたが、豊洲市場移転問題もいまだ収拾がつかず、これからどうなっていくんだろうと心配しながら見ていました。女性の社会進出は喜ばしいものの、小池さんや蓮舫民進党代表を見ていると、女性リーダーの頼りなさにため息しか出てきません。

 森友学園問題も、どうなるんでしょうか? 連日、ワイドショーでも取り上げられていますが、特に稲田朋美防衛相への追及は、まったく収まる様子がありません。ちょっと前までは「女性初の首相候補」とまでいわれていたのに、国民の評価は急降下ですね。ここまでテレビで騒がれてしまえば、通常なら辞任しないといけないのではないかという勢いですが、永田町でも防衛省内でも、あまり辞任すべきという方向になっていません。もちろん民進党だけは追及の手を緩めていませんが。

 先日の喧々囂々(けんけんごうごう)の予算委員会審議終了後、エレベーターに神澤がたまたまひとりで乗っていたら、稲田大臣ご一行が乗ってきました。神澤は忍者のように気配を消していたところ、大臣はそこが身内しかいない空間であるかのように、秘書官やSPたちと和気あいあいとした雰囲気で談笑していました。「あれだけ叩かれても、お元気なんだなー」と、ほっとしたような、残念なような(笑)。

 秘書仲間の話では、防衛省内で先日行われた懇親会の場でも、お元気そうなご様子です。列席の国会議員や幕僚長などの職員の前で「スーダンからの撤退が決まりましたが……(2秒後)私は撤退しませーん」(爆笑)というスピーチをしていたそうです。国会答弁では深刻そうな表情を見せていますが、その実は、かなり余裕があるようですね。

■虚勢を張らないキャラで人気がある

 防衛省の職員によると、「稲田大臣は確かに頼りないけれど、虚勢を張らないキャラで、いつも素のままなので、けっこう人気がある」そうです。安倍晋三総理は、以前は自分の後継者として稲田さんを女性初の総理大臣に育てようとしていました。なので、自民党の政調会長、防衛大臣などの要職を経験させて、道筋をつけようとしていたんですね。さすがに今は総理もそこまでは持ち上げていないようだというウワサですが。

 服装も、まさかの網タイツなど、TPOをわきまえていないともいわれていますね。“ゆるキャラ”だけど頑固な一面もあり、服装に対する意見だけは、まったく耳を貸さず、自分のスタイルを貫いているようです。

 でも、森友学園関係のみならず、南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報の問題でも、野党の追及が収まらない状況になっています。日報を「廃棄した」としながら陸自内で保存していたことについて、意図的な情報隠蔽・データ廃棄の疑惑が浮上していますね。

 弁護士さんの資格もお持ちなのに、安易に「日報は廃棄した」「森友学園の裁判に一切関わったことはない」などと言い切ったのは大問題でした。自民党内では、安倍総理の元(?)秘蔵っ子ですし、混乱を避けるためもあって、まだ辞任論はありませんが、答弁のお粗末さを嘆く議員は多いです。

「スーダンからは撤退だけど、私は撤退しませーん」稲田朋美防衛大臣が強気な裏事情

inadatomomi1a 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

■永田町のホワイトデーで重要なこと

 3月14日はホワイトデーでした。平日ということもあり、朝から大きな紙袋を持った男性秘書たちが、議員会館内をウロウロしていました。背が高くて爽やかな印象のイケメン秘書君とエレベーターで一緒になったので、どこのお店のスイーツを配っているのかな~と紙袋をのぞき込んだら、「神澤さんの分はないんですよ……」と顔を赤らめてました(笑)。10個以上はあったので、イケメン君はこういう時のお返しが大変ですね。そして、チョコレートをもらった男性国会議員の代わりにお返しを届けて回る女性秘書たちの姿も毎年の光景です。

 どのようなお返しをどのようなタイミングで渡すかーーということも、秘書の能力が評価されるポイントです。重要なのは、「ボスが、みんなの前でお礼を言ってもらえそうなタイミング」です。例えば顔を合わせる予定の会議前に届けたら、始まる前の挨拶で、女性議員からお礼を言ってもらえますからね。手に入りにくい評判のスイーツだったりすると、お礼のテンションも高くなり、周囲の評価も高まることにつながるのです。

 「国民の代表なのに、ナニをやってるんだ」と言われても仕方ないでしょう。でも、ギスギスした永田町には、こういう潤滑油も必要なんですよ。

 ちなみに神澤はバレンタインの時に誰にも渡してないから、お返しもいただけないはずなのですが、実はいくつかいただきました。おいしそうなスイーツを、素直に喜んでおきました。本当は代議士のアポイント目当てや、何かの時の仕事上の根回しが目的なのでしょうけどね。

■「私は撤退しませーん」

 それにしても、あっという間に卒業シーズンですね。2月の終わりの東京マラソンでは、小池百合子都知事がスターターを務めていましたが、豊洲市場移転問題もいまだ収拾がつかず、これからどうなっていくんだろうと心配しながら見ていました。女性の社会進出は喜ばしいものの、小池さんや蓮舫民進党代表を見ていると、女性リーダーの頼りなさにため息しか出てきません。

 森友学園問題も、どうなるんでしょうか? 連日、ワイドショーでも取り上げられていますが、特に稲田朋美防衛相への追及は、まったく収まる様子がありません。ちょっと前までは「女性初の首相候補」とまでいわれていたのに、国民の評価は急降下ですね。ここまでテレビで騒がれてしまえば、通常なら辞任しないといけないのではないかという勢いですが、永田町でも防衛省内でも、あまり辞任すべきという方向になっていません。もちろん民進党だけは追及の手を緩めていませんが。

 先日の喧々囂々(けんけんごうごう)の予算委員会審議終了後、エレベーターに神澤がたまたまひとりで乗っていたら、稲田大臣ご一行が乗ってきました。神澤は忍者のように気配を消していたところ、大臣はそこが身内しかいない空間であるかのように、秘書官やSPたちと和気あいあいとした雰囲気で談笑していました。「あれだけ叩かれても、お元気なんだなー」と、ほっとしたような、残念なような(笑)。

 秘書仲間の話では、防衛省内で先日行われた懇親会の場でも、お元気そうなご様子です。列席の国会議員や幕僚長などの職員の前で「スーダンからの撤退が決まりましたが……(2秒後)私は撤退しませーん」(爆笑)というスピーチをしていたそうです。国会答弁では深刻そうな表情を見せていますが、その実は、かなり余裕があるようですね。

■虚勢を張らないキャラで人気がある

 防衛省の職員によると、「稲田大臣は確かに頼りないけれど、虚勢を張らないキャラで、いつも素のままなので、けっこう人気がある」そうです。安倍晋三総理は、以前は自分の後継者として稲田さんを女性初の総理大臣に育てようとしていました。なので、自民党の政調会長、防衛大臣などの要職を経験させて、道筋をつけようとしていたんですね。さすがに今は総理もそこまでは持ち上げていないようだというウワサですが。

 服装も、まさかの網タイツなど、TPOをわきまえていないともいわれていますね。“ゆるキャラ”だけど頑固な一面もあり、服装に対する意見だけは、まったく耳を貸さず、自分のスタイルを貫いているようです。

 でも、森友学園関係のみならず、南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報の問題でも、野党の追及が収まらない状況になっています。日報を「廃棄した」としながら陸自内で保存していたことについて、意図的な情報隠蔽・データ廃棄の疑惑が浮上していますね。

 弁護士さんの資格もお持ちなのに、安易に「日報は廃棄した」「森友学園の裁判に一切関わったことはない」などと言い切ったのは大問題でした。自民党内では、安倍総理の元(?)秘蔵っ子ですし、混乱を避けるためもあって、まだ辞任論はありませんが、答弁のお粗末さを嘆く議員は多いです。

女性秘書はお給仕係!? 永田町に根強い「男尊女卑」思想

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Photo by Norio NAKAYAMA from Flickr

 国会議員秘書歴20年の神澤志万と申します。セクハラ、パワハラ当たり前! 映画もテレビドラマもかなわないリアルな国会とその周辺について、現役議員秘書が暴露します。

■激高すると「女のくせに」と罵る議員や男性秘書

 民進党の山尾志桜里政調会長が予算委員会で安倍総理に対して「男尊女卑政権」という言葉を使用して問題になりました。「男尊女卑なんて、久々に聞いたわ」と思われた方も多いと思います。

 でも、永田町は、日常的に「男尊女卑」な感じです。そもそも事務所のスタッフについても、「男性=秘書」「女性=事務員」としか見られていません。実際には女性の秘書もいるのに、女性を一人前の秘書や議員として見ない傾向は、特に自民党は強いですね。

 いまだに激高すると「女のくせに」と罵る議員や男性秘書が、たーーーくさんいます。神澤がそう言われた回数は、優に1,000回を超えると思いますよ。そういう意味では、安倍総理の「1億総活躍」は、まずはお膝元の自民党内で実践してほしいですね。

 なので、山尾さんの発言の真意も理解できなくはないのですが、「衆議院予算委員会」というNHKで中継されていた場での「単なるパフォーマンス」との見方も強いです。だって委員会は議論の場なんですから。

■女性秘書の仕事は、議員の席に灰皿を用意することから始まる

 だいぶ慣れましたが、神澤も秘書になりたての頃は驚くことばかりでした。20年前の自民党の会議室は喫煙が当然で、たばこの煙で白い霧がかかってるようでした。女性秘書の仕事は、議員の席ひとつひとつに灰皿を用意することから始まるという感じで、女性秘書は、議員たちからすると「清掃員」か飲み物の「お給仕係」にしか見られてませんでした。男性=秘書、女性=事務員としか考えられていないんですね。「オンナはオトコの指示に従っておけ」ということです。

 その頃の政党の中で、女性も人間として扱われていた唯一の政党は、民主党だったと思います。民主党の女性秘書の中には、元総理の政策秘書として活躍した方もいました。当時の自民党では、女性の政策秘書なんて考えられなかった時代です。市販されている『国会議員要覧』という国会議員の名簿には、公設秘書の名も掲載されていますが、そのリストにも民主党議員事務所には女性らしき名前が多くありました。

■女を馬鹿にすると後が怖い

 でも、いくら民主党が女性の存在意義を認めていても、「女なんて」という世間の風潮はなかなか消えません。

 「はい、○○事務所です」「秘書に代わって」「私も秘書ですが?」「じゃあ、男の秘書に代わってよ」なんてやりとりは、自民や民進に限ったことではないのです。「女性は事務員」で「単なる電話番」のイメージが強いのです。

 議員への陳情で来訪される人たちも、同じです。女性の政策秘書には見向きもせず、スーツを着ている男子学生のインターンに対して懸命に内容を説明し、お願いする姿もよく見られます。「女性」というだけで、陳情団の皆さんの視界に入らないようなんですね。

 永田町でいう「インターン」とは、短期間だけ「社会勉強」に来る大学生で、バイト代ももらえません。政治どころかあいさつの仕方もわからない子たちなのに、「スーツを着ている」というだけで、ペコペコする大人がいるんです。

 もっともオンナをバカにすると、後が怖いですよ(笑)。自身がスルーされた政策秘書さんは、陳情もスルーしちゃいますからね。政策秘書が女性と知って、廊下で慌てて必死に謝る陳情団を何度か見かけました。「男尊女卑の実践者」が、きちんと対応してもらえるはずはないのです。