ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、5月7日~13日公開の動画をチェックします!
Travis Japan、初リモート回が大好評
7日にアップされたのは「Travis Japan【祝!中村海人】初リモートで誕生日をサプライズ祝福」。新型コロナウイルス感染拡大を受けて外出自粛生活を送っているため、Travis Japan初のリモート収録を行っており、24分の長編動画となっている。冒頭、宮近海斗は「不安でいっぱい」とこぼしながらも、「ご自宅で皆さん、我慢して生活を送っている方々もいるので。僕らが元気づけようと。わちゃわちゃしていきましょう!」と、メンバーに呼びかけ。自宅にいるからか、七五三掛龍也に至っては「俺、完全にパジャマだね。だって起きたばっかだもん」と申告した。昨年12月配信の「【お泊まり】修学旅行気分でワイワイ!」(京都の旅館で撮影)の時に着ていたパジャマとみられ、プライベート感たっぷりの映像だ(しかも5分過ぎ頃にはトイレで一時離脱している)。
以降は「最近何してる?」と、フリートークに突入。「料理始めました」(松倉海斗)「夜ふかしをしてみてる」(七五三掛)「ちょうど、ついさっきカルボナーラ作った」(川島如恵留)「しじみで出汁とって、うどん作って」(吉澤閑也)など、ステイホーム期間ならではの過ごし方を明かしている。そんな中、4月15日(収録日)は中村海人の23歳の誕生日とあって、本題の企画「サプライズの手紙のプレゼント」へ。ちなみに、宮近は誕生日用のお祝いグッズも公開しつつ、「『あんた、YouTube撮るなら』ってお母さんが渡してきた」「『これやりなさい』って」と、実家暮らしであることを匂わせる一幕も(4分25秒頃)。
サプライズの手紙では、トップバッターの宮近が出会った当時を振り返った上で、「海人はよく『俺と海斗がケンカしたのを覚えてる?』と聞いてきますが、僕は毎回、『覚えてない』と言ってるけど、ずっとその話をしてきます。『僕のマスクをその時引っ張ってちぎった』みたいなことを言いますが、なんでそんなことまで覚えているのか、不思議でなりません。でもそういうった思い出がたくさんある」と、過去のエピソードに言及。紙を持って“朗読しているふう”だったが、「いろいろ考えた結果、思ったことを言おう」と実際は内容をメモしておらず、アドリブで思いを伝えていた。
七五三掛も、かつてティッシュやドライヤーの貸し借りで揉めた話について綴ったほか、松田元太は「海人にやめてほしいこと」として、「日に日に愛想笑いがうまくなってきて、本当に笑ってるのか、テキトーなのかなんなのか、気になってしまい、その時の話や状況に集中できません」と本音をポロリ。川島は、中村の存在が「グループの潤滑油」になっていると感謝し、「僕の夢は、先輩方のように、ライブ中にはけたら、メイクさんが海人の前髪をセットし直してくれるようになること」と、中村の前髪絡みの目標を掲げた。
また、吉澤は「今では考えられないけど、周りの人たちに『ダンス習ってたんだよね?』とふざけて言われてる海人が、今では『ダンスうまい』ってメンバーからも思われていたり、言われているのはスゴいな!」「努力、スゴいしたんだろうなと思います。そんな海人がメンバーであることが俺にとってうれしいし、誇りに思います」と、熱いメッセージを音読(周囲が吉澤の読み方に吹き出す場面も)。松倉は同じ高校に通っていた時代、ホームルーム前にケンカをしたのも「今ではいい思い出」と、感慨深げに述べていた。いずれも6人の“愛”が詰まった手紙になっており、中村がいかに愛されているかが十分に伝わる動画。朗読を聞いている時のやや照れくさそうな中村の笑顔にも注目してほしい。
ファンからは「うみがトラジャでよかった。いろいろ経験したけど、今の7人のトラジャが大好き」「初のリモート動画、トラジャの仲の良さやエモさがあふれる素敵な動画だった。今回の動画で、ファンも一緒に誕生日をお祝いできてうれしい」「声出して笑えるし、メンバーの優しさにジーンとするし、この動画マジで最高」「見てて幸せな気持ちになった」と、感激の声が続出している。なお、こちらの動画は約2時間遅れで更新され、再生回数は57万台(15日時点)。
9日の動画は「美 少年【ダンス動画?】水中で『Cosmic Melody』踊ってみた!驚いた!」。概要欄によると、これは「3月に撮影されたもの」だといい、室内プールにて撮影を行っている(すでに新型コロナウイルスの感染拡大が心配されていた時期ではあるが……)。そんな今回は、彼らのオリジナル曲「Cosmic Melody」を“水中で踊ってみよう”という企画。思わず、浮所飛貴が「イカれた企画考えましたね」と漏らすと、進行役の岩崎大昇は「イカれた企画ですけど、さらに(ルールが)イカれてる。自分のパートになるまで、水中に潜る」と、説明した。
当初、「音楽はスタートだけ聞くことができる」との条件下で挑戦してみるも、6人の動きはバラバラで、周囲を見渡して探り探のダンスが続く。1分52秒頃は、「これは…一体何を見せられているのか…」と、スタッフの心の声がテロップで表示されていたが、筆者は「それはこっちのセリフだよ!」と、ツッコミを入れたい気持ちになった。一応、美 少年はやり遂げようと頑張っていたが、「どうですか?」(浮所)と聞かれたスタッフは「これ、企画にならない気がする」と笑う始末。1回目の映像を確認した際、メンバーは「もたないな」(浮所)「ヤバいわ」(那須雄登)「地獄映像だわ」(佐藤龍我)と、危機感を抱いたようだった。
2回目は「音楽はずっと流しておく」とルールを変更し、開始前に浮所が「いくよ!」と、5人に発破をかける。撮影状況に対して「もたない」と冷静に判断した上に、不安が募る中で積極的に声を出して仲間を盛り上げる姿は好印象だ。しかし、相変わらずのグダグダぶりで、「やはり企画にちょっと無理がありました」(テロップ)と、自分たちの落ち度を認めるスタッフ。ここで、浮所が「1ニョッキ、2ニョッキやる?」と提案したことから、「というわけでね、さっき『Cosmic Melody』を水中で踊ってみたんですけど、非常に面白くない」(岩崎)「悲惨やったな」(藤井直樹)「ニョッキやります!」(岩崎)と、すんなり企画変更となった(こういう切り替えの早さは素晴らしい)。
水中で「たけのこニョッキ」ゲームを楽しんだ後、罰ゲームのスペシャルドリンクでは主に浮所&岩崎が「本当に無理!」(浮所)「待って、無理だ! 俺、待って、無理だ! 俺、トラウマだ! なんかたぶんこのニオイに……」「怖くて入れられないよ、口の中に!」(岩崎)などと動揺。相当、おいしくなかったのか、2人はカメラ前から逃走してギブアップしていたほどだ。また、最後は「おまけ」として、佐藤・浮所・那須チーム、藤井・金指一世・岩崎チームに分かれてリレー対決を実施。残念ながら浮所はややフライング気味だったが、特に指摘は入らずに勝敗が決まっていた。
この動画を受け、「美Tubeで過去イチ笑った」「『企画にならない』とか『おもしろくない』って言ってるけど、笑いすぎて呼吸困難になった!」「初見だけど、カオスすぎてめっちゃ面白かった」「美Tube、カオスすぎるけど、ツッコミどころ満載で面白い」「水中コズメロがカオスすぎ。本人たちが至って真剣なのもまた笑える」と、好意的なコメントも少なくない。
一方、本題の企画発案者はスタッフだとみられるため、「企画を考えて編集するのが『Jr.チャンネル』スタッフの仕事だから……さすがにもう少し工夫してほしい」「グダグダだし、クソ企画じゃない? スタッフは面白い企画を考えようという気持ちがある?」「内容が面白くないのはいつものことだけど、テロップがいちいちウザい」「ところどころでメンバーをバカにしているような編集がちょっと……本人たちにも問題はあると思うけど、企画が面白くなかったのを、美 少年のせいにしてるみたいに感じる」と、容赦ない声が噴出。さらには罰ゲームに関して、「最近、罰ゲームが多いと思う。美 少年がつらそうな姿を見るのはイヤ」「美Tubeのスタッフは、10代のアイドルにマズい飲み物ばっか飲ませて何がしたいの?」「ファンは美 少年が罰ゲームのジュースで苦しんでいる顔よりも、ご褒美とかで喜んでいる顔が見たい」と、辛らつな書き込みも。
こうしたスタッフ・編集サイドへの批判とは対照的に、「自分はそもそも美 少年にバラエティー能力が足りないと思う」「一番の原因は美 少年たちだと思う。『スタッフが~』とか言うより、どのメンバーも面白くないもん」「本人たちにもそれなりに原因はある。面白くしようという努力が見受けられない」「美 少年にはツッコミがいないから、スタッフのテロップで成り立っているところもあるし……」と、出演者側にも問題があると、深刻に捉える意見もあった。
企画を絞り出す苦労がある点は理解したいが、6人の特性を生かす内容を考えるのも、“大人”の役目ではないだろうか。もう少しファンの要望を参考にするか、メンバーを中心にテーマを決めるといった対応策を視野に入れるべきなのかもしれない。なお、需要が高いとみられる上半身裸の動画とあって、再生回数は15日時点で35万台と、順調に伸びている。
10日に更新されたのは、前週より続く企画「HiHi Jets【自力アキネイター】あなたも知ってるスターで…大逆転!!」(再生回数は15日時点で29万台)。これは、お遊びソフト「アキネイター」のHiHi Jetsバージョンで、プレイヤー(親)に「はい」か「いいえ」で答えられる質問を投げかけ、残るメンバーがその人物やキャラクターを予想するゲームだ。
前回、5人が大興奮で満喫したため、後半戦に突入。作間龍斗&高橋優斗が0ポイントの中、猪狩蒼弥が親になり、スタート。質問は全部で5ターン(4人×5=20個)あり、わかった場合は早押しで解答していく。1本目同様、視聴者にも答えが伏せられており、4人と一緒に考えながら楽しむことができるだろう。過去の猪狩との会話から、ヤマを張っていた高橋がポイントをゲットしたほか、後半は一部の層に響く「かいけつゾロリ」「ケロロ軍曹」「ハム太郎」「びんぼっちゃま」といったワード飛び出す場面も。
最終的に、ベネッセコーポレーションの幼児向け教材『こどもちゃれんじ』のキャラクターで、アニメ化もされている「しまじろう」の話題になった際は、「お世話になりました!」(猪狩)「お世話になってます!」(高橋)「あんなお世話になったのに当てられなくてごめんなさい!」(橋本涼)と、しまじろうに申し訳なさを感じた5人の様子に笑ってしまった人も多かったのではないだろうか。ちなみに筆者の個人的なリピートシーンは、穏やかな笑みを浮かべつつ、ふざけるメンバーを見守る猪狩スマイル(49秒頃~)だった。
13日にアップされたのは「少年忍者【行列のうどん店...春なのに雪】日本昔話聖地巡礼~金太郎編~第3弾」(再生回数は15日時点で15万台)。滝行ドッキリまでのダミー企画とは知らず、「第1回!おとぎ話聖地巡礼ツアー~金太郎編~」を巡っている少年忍者。前回、チーム対抗「体内時計チキンレース!」に勝った茶髪チームはバスで目的地の「足柄古道万葉うどん」へ向かい、敗北したポパイチームは気温3℃かつ大雨の中で徒歩移動。前者がお店に着いた頃には雪に変わっており、心配した茶髪チームがロケバスでピックアップし、ようやく全員で入店したのだった。
ポパイチームの長瀬結星が「1時間歩いたので、お腹ペコペコです」と訴えるも、進行役の川崎皇輝は「僕らも待っていただけなんですけど、めちゃめちゃお腹空いてる」「でもね、YouTubeなのよ。甘くないですよ」と、残酷な事実を発表。一番人気のカレーうどんをかけ、チームで「金太郎ストーリークイズ」を行うという。仲間で相談しつつ、「金太郎」の穴あき問題に答えていくが、結論から先に言うと、ここは同点でクイズが終了した。川崎が「これは、じゃんけんなんですか?」と確認すれば、スタッフは「すみません、あの(カレーうどんは)7つしか用意してなくて……」と、報告。豊田陸人VS青木滉平の戦いにより、ウォーキングで体力を奪われたポパイチームがご褒美のうどんをゲットした。
しかし、前週の予告映像の時点でポパイチームのメンバーが「美味しい」(内村颯太)「冷えた体にしみますね」(豊田)とコメントするシーンが公開されていたため、ほぼ想定通りの結果だ。そんな中で、個人的にはメンバーが大声を出すと口に人差し指をあてて「シー!」(10分20秒頃)と注意したほか、「いただきます」の時に厨房の方向を振り返ってお店の人にもペコリとお辞儀をする長瀬に好感を抱いた。
それにしても、たびたびファンの間で非難の声が上がっている通り、相変わらず少年忍者のロケは過酷な企画ばかり。今回で言うと、例えば勝利チームは1人一皿ずつ、負けたチームは2~3人前を注文して小皿で分け合うなどの案がスタッフの間で出なかったのかどうか、疑問が残る。気温が低い中、体力も使うロケに取り組み、負けた側が何も食べられないのは、いくら何でも可哀想だと感じてしまった。そもそも、お店のスペースを使わせてもらっているのだから、スタッフを含めてそこそこ大人数で来店しておいて、7食と言わず、もう少し売り上げに協力しても良かったのではないか(お店側にとってはいい宣伝になるのかもしれないが……)。この後には滝行も待ち受けているだけに、茶髪チームも何らかの形できちんと食事がとれていたことを願いたいものだ。
8日の動画は「7 MEN 侍【エンディング動画】俺らの最強20秒動画を作ろう!」(再生回数は15日時点で20万台)。今回は「20秒動画戦略会議」と題して、「侍Tubeがどうしたらさらに盛り上がるか」について話し合っている。彼らの言う「20秒動画」とは、エンディングで「チャンネル登録よろしく!」との案内が表示される場面。どのグループも20秒あるそうで、7 MEN 侍バージョンではオリジナリティを発揮すべく、さまざまに案を挙げていった。「20秒クッキング」(本高克樹)「プチ特技」(佐々木大光)「逆再生動画」(中村嶺亜)などの意見が出る中、「擬音ゲーム」を実践してはしゃぐ6人。
また、佐々木が「モノボケ」を提案すると、「じゃあ、ペンでモノボケで、思いついたら一人ずつやっていって……」(矢花黎)「やった人からはけていける」(中村)と、ルールを設定。実際にボケていくと、佐々木は太いサインペンを見つめた上で、“何か”を発していた。しかし、肝心のコメントはネコの鳴き声でかき消されており、一体なんと言ったのかは不明だ(4分58秒頃~)。この瞬間、メンバーは大爆笑するも、よほど危ないボケだったのか、「使えねぇよ! バカ!」(菅田琳寧)「アホか、お前!」(矢花)「マジでやべぇ、こいつホントに!」(本高)と注意されていた。
その後、中村が「みんなでお絵かき大会しようよ」と切り出し、ようやく本命の「お題当てお絵かき」コーナーが誕生。また、この日はやたらとふざけたがる今野大輝の独特な絵がメンバーのツボにハマり、大笑いするシーンも随所に見られた。やはり佐々木のモノボケに引っかかりを感じた視聴者は多かったようで、「大光のペンでの発言がめっちゃ気になる」「大光がなんて言ったのか気になるけど、どうせ下ネタ系」「大光、絶対に下ネタだけど、なんて言ったのかわからない」「大光は確実に下ネタ言ってる」「ペンを使う下ネタは限られる」と、下ネタではないかと予想する声が多く上がっている。