綾瀬はるかがマネジャーに“跳び蹴り”していた!? デビュー直後、楽屋での「アクション」に驚がく

 現在公開中の映画『今夜、ロマンス劇場で』に主演している綾瀬はるか。その彼女が、2月17日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)にゲスト登場。幼少期や学生時代のエピソードなどを語っていたが、中でも話題となったのが、“本格アクションをスタジオ生披露”の場面。綾瀬は、敵役の男性アクションアクターを相手に華麗なアクションを披露し、最後にはキメ顔を見せ、嵐からは「おお!」という声が聞こえていた。

 綾瀬は2017年に『精霊の守り人』(NHK総合)でのアクション演技が評価され、日本俳優連合のアクション部会が主催する『ジャパンアクションアワード』の「ベストアクション女優賞」を受賞している。さらに学生時代には陸上、バスケットボールなどさまざまなスポーツ経験も。運動神経が抜群の綾瀬だからこそ、できるアクション演技なのだが、実はデビュー直後からその運動神経の良さを生かした“裏の顔”をみせていたようだ。

「担当していた撮影が終わり、帰ろうとしていたところ、撮影していたスタジオの隣の控室から物音がしたんです。結構音が大きくて、気になったのでその控室の方へ行ったんです。部屋のドアが半分開いてたので、チラッと中をのぞいたら、なんと綾瀬さんがマネジャーに跳び蹴りを食らわせていたんです。『あのかわいらしい顔で、こんなことができるのか』と驚き、怖くなってその場から全速力で逃げました(笑)」(雑誌編集者)

 今でこそ、映画やドラマなどで主演を務めるほどの人気女優になり、老若男女から支持を受けている綾瀬。しかし、『嵐にしやがれ』ではデビュー直後はグラビアの仕事しかなく、「ビキニ姿で撮られるのが嫌で、仕事を3年以内にやめてやると思っていた」と告白。そこまで追い詰められていたために、出てしまった行動なのだろうか。

 17年10月期のドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)でも、元女スナイパーという役どころでアクションを披露していた綾瀬。前出の編集者はこのドラマを見ていたようで、「『あれは、地で演じている!』と思いましたよ」と語る。 

 過去の武勇伝が仕事につながり、なんだかんだよかったのかもしれない。

綾瀬はるかがマネジャーに“跳び蹴り”していた!? デビュー直後、楽屋での「アクション」に驚がく

 現在公開中の映画『今夜、ロマンス劇場で』に主演している綾瀬はるか。その彼女が、2月17日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)にゲスト登場。幼少期や学生時代のエピソードなどを語っていたが、中でも話題となったのが、“本格アクションをスタジオ生披露”の場面。綾瀬は、敵役の男性アクションアクターを相手に華麗なアクションを披露し、最後にはキメ顔を見せ、嵐からは「おお!」という声が聞こえていた。

 綾瀬は2017年に『精霊の守り人』(NHK総合)でのアクション演技が評価され、日本俳優連合のアクション部会が主催する『ジャパンアクションアワード』の「ベストアクション女優賞」を受賞している。さらに学生時代には陸上、バスケットボールなどさまざまなスポーツ経験も。運動神経が抜群の綾瀬だからこそ、できるアクション演技なのだが、実はデビュー直後からその運動神経の良さを生かした“裏の顔”をみせていたようだ。

「担当していた撮影が終わり、帰ろうとしていたところ、撮影していたスタジオの隣の控室から物音がしたんです。結構音が大きくて、気になったのでその控室の方へ行ったんです。部屋のドアが半分開いてたので、チラッと中をのぞいたら、なんと綾瀬さんがマネジャーに跳び蹴りを食らわせていたんです。『あのかわいらしい顔で、こんなことができるのか』と驚き、怖くなってその場から全速力で逃げました(笑)」(雑誌編集者)

 今でこそ、映画やドラマなどで主演を務めるほどの人気女優になり、老若男女から支持を受けている綾瀬。しかし、『嵐にしやがれ』ではデビュー直後はグラビアの仕事しかなく、「ビキニ姿で撮られるのが嫌で、仕事を3年以内にやめてやると思っていた」と告白。そこまで追い詰められていたために、出てしまった行動なのだろうか。

 17年10月期のドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)でも、元女スナイパーという役どころでアクションを披露していた綾瀬。前出の編集者はこのドラマを見ていたようで、「『あれは、地で演じている!』と思いましたよ」と語る。 

 過去の武勇伝が仕事につながり、なんだかんだよかったのかもしれない。

綾瀬はるか、主演ドラマ『精霊の守り人』は爆死続きで幕! 映画『今夜、ロマンス劇場で』は崖っぷち!?

 放送90年を記念し、綾瀬はるかが主演したNHKの大河ファンタジードラマ『精霊の守り人』最終章(シーズン3)の最終回(第9話)が1月27日に放送され、視聴率は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。

 2016年3月から3部作でスタートした同ドラマだが、その平均視聴率はシーズン1(全4話)が9.1%、シーズン2(17年1月~3月/全9話)が7.0%、シーズン3(同11月~)が5.6%で、爆死続き。章を追うごとに視聴率は下がっていき、足かけ3年にわたりオンエアされた“大作”は、さびしく幕を閉じた。

 近年、綾瀬が主演した連ドラは、16年1月期『わたしを離さないで』(TBS系)が平均6.8%と惨敗。それでも、昨年10月期の『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)は12.7%とヒットし、面目躍如を果たした。しかし、『精霊の守り人』が爆死したことで、『奥様は、取り扱い注意』の“いい流れ”も、かき消されてしまった感もある。

 その意味では、2月10日に公開される、坂口健太郎とのW主演映画『今夜、ロマンス劇場で』は、巻き返しを図る上で絶好のチャンスといえる。だが、逆をいえば、“崖っぷち”に立たされているともいえそうだ。

「ここ最近の綾瀬の主演映画は、『高台家の人々』(16年6月公開)、『本能寺ホテル』(17年1月公開)と2作連続で爆死が続いています。ですから、『今夜、ロマンス劇場で』もコケるようなことがあれば、かなり厳しい状況に追い込まれてしまいます。絶対にヒットさせなければならない状況です」(映画ライター)

 キャストも豪華だった『精霊の守り人』は、たぶんに“企画倒れ”といえる作品になってしまい、綾瀬に同情の余地はある。だが、低視聴率だったのは事実で、業界評を下げないためにも、イメージダウンを阻止する上でも、『今夜、ロマンス劇場で』こそはヒットを飛ばしたいものだが……。
(文=田中七男)

綾瀬はるか主演『奥様は、取り扱い注意』映画化へ!? Fカップ美巨乳ヌードが、ついに解禁か

「2018年に綾瀬はるかが巨乳を完全解禁する」と、業界関係者の間で持ち切りだ。

 綾瀬といえば、10月期に主演したドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)が全話平均12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。最終回は14.1%で有終の美を飾った。

「昨今のドラマはヒット作が激減しているだけに、日テレが視聴率2ケタドラマを放っておくはずがない。すでに来年の映画化の話が、水面下で進行しているようです」(テレビ関係者)

 12月6日の最終回では、元工作員の菜美(綾瀬)の愛する夫・勇輝(西島秀俊)が公安の人間であり、菜美を監視するために近づいてきたことが発覚。ラストシーンでは、家に帰った菜美を玄関で迎えた勇輝が銃を向けたと思いきや、画面が暗転して銃声だけが轟いてドラマが終了している。

「すっきりしないラストに視聴者からは不満の声が噴出しましたが、映画はこの続きから始まる模様。どうやら、勇輝が撃ったのは菜美に銃口を向けていたほかの公安で、2人で逃避行するという展開になると聞いています」(日本テレビ関係者)

 同ドラマはとっぴな設定もさることながら、毎回こっそり盛り込まれていた綾瀬の「セックスレス妻」ぶりが高視聴率につながったともいわれている。

「非日常的な演出で勇輝を驚かせ、ベッドに押し倒すシーンがあったり、あの手この手で夫を振り向かせようとする努力がけなげでした。そして、ついに映画版では、綾瀬と西島の激しい濡れ場が用意されているといいます。どこまで露出するかは今後の話し合いになるようですが、あの推定Fカップともいわれる巨乳が弾んだり揉まれたりするのかと思うと、興奮が止まりません。乳首とは言わないまでも、生乳房を見せてくれれば、大ヒット間違いなしなのですが」(同)

 綾瀬も来年は、もう33歳。「脱げる本格派女優」への変身に期待しようではないか。

綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』“伏線回収”失敗か? モヤモヤ最終回に賛否

 主演の綾瀬はるかの魅力が爆発しているアクションホームコメディ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。6日放送の第10話(最終回・10分拡大)の平均視聴率は、前回から0.5ポイントアップの14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。前回の煽り方が激しかったため、15%超えは必至と予想していましたが、自己2番目の高視聴率で終了しました。

 そういえば、主人公の夫役を好演中の西島秀俊が、家族スリーショットを初めてキャッチされた模様。発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)には、2時間サスペンスの犯人のような微妙なファッションに身を包む西島の姿が掲載されております(これの2枚目)。

 さて、そんな西島演じる勇輝の正体やいかに? 最終回のあらすじを振り返ります。

※過去のレビューはこちら
http://www.cyzo.com/tag/奥様は、取り扱い注意

■全てが明らかに!

 ハッカーの小雪(西尾まり)から、夫・勇輝の正体が公安の人間だと知らされた元特殊工作員の菜美(綾瀬)。勇輝が帰る前に、自宅に仕掛けられた監視カメラを全て撤去。帰宅した勇輝が、食卓に置かれた監視カメラを見た次の瞬間、キッチンでキャベツを切っていた菜美は勇輝の顔に向かって包丁をヒューン! 勇輝はとっさに持っていたバッグでガード。おもむろに靴下を脱ぎ捨てた2人は、「あなたのこと信じてたのに」「騙してたのは君も同じだ」とリビングで激しいバトルを繰り広げます。

 すると、勇輝のパンチが菜美にヒット。これでエンジンがかかった菜美は、再び包丁を持ち出しますが、壁に追い詰められた拍子に夫婦写真が落下し、フレームがパリーン。試合終了です。

 2人は食卓につき、勇輝は全てを打ち明けることに。勇輝は、菜美が以前の戸籍を捨てる半年前から監視していたものの、普通のOLになった菜美の行動が理解できず、近づくために出会い系パーティーに潜入。しかし、一目惚れした勇輝は「見慣れてるはずの君と面と向かって目と目が合っただけで、俺はあっという間にイカれちまったんだ」と言います。任務を忘れ、イカれちまったそうです。

 また、菜美への監視は結婚後1年の予定だったものの、(第8話で)与党幹事長代理の三浦(冨家規政)を破滅させたために、公安にとって菜美はテロリストに準じる存在に。そこで、菜美がこれ以上、国内で怪しい動きをしないよう、勇輝は上司に掛け合ってドイツ行きを提案したんだとか。これに菜美は、「ありったけの力で喧嘩をして、仲直りがしたかった。それなのに、あなたは私の首に首輪をはめたいっていうの?」と不満げです。

 一方、売春斡旋組織のリーダー・横溝(玉山鉄二)にはめられた優里(広末涼子)は、売春を拒否。すると、見せしめとして横溝の手下にボコられ、入院してしまいます。

 優里から事情を聞いた菜美は、横溝の事務所から優里のセックス映像など全てのデータを奪いますが、この行動に勇輝は「どうして言うことを聞かないんだ」と困惑。菜美は「自分の妻が冷たい人間でもいいの?」「あなたのために、かっこいい私でいたいだけ」と言い放ちます。

■救うのはあくまでも“町内”!

 翌日、京子(本田翼)を誘拐し、菜美に「データを持って、倉庫へ来い」と告げる横溝。菜美が映画『理由なき反抗』のジェームズ・ディーンのような動きやすい服に着替え、家を出ようとすると、勇輝が現れ「君が家に帰ってきたとき俺の姿がなかったら、もう二度と会えないもんだと思ってくれ」と別れを示唆します。

 倉庫に着くやいなや、横溝の手下たちを相手していく菜美。2本の警棒をブンブン振り回したり、金的にかかと落としをくらわしたりと大暴れ。そして、10人倒した菜美は、笑顔で「うああああああ!! ぎもぢいい!」と絶叫。もう、全く普通の主婦じゃないです。

 横溝を追い詰めた菜美は、「私たちの町から手を引け」と凄み、交換条件で横溝を見逃すことに。菜美の何がすごいって、毎度、日本を平和にしているわけではなく、あくまでもこの町内を平和にしているところ。ドイツに移住するかもしれないってときに、この激しい“町内愛”はどこから湧き上がってくるのでしょうか。

 そんなこんなで、横溝の組織はこの町から手を引き、優里の家族愛も復活。渉(中尾明慶)も浮気相手と別れて京子の元へ戻り、平和が訪れます。

 ラストは、自宅の玄関で待ち構えていた勇輝が、菜美に「動くな」と銃口を突きつけ、菜美がニヤリ。「なんというスリル。やっぱりこの人を、愛してる」という菜美の心の声が流れた後、黒い画面に「パーン!」と発砲音が響き、終了です。

■伏線回収失敗か

 小栗旬主演『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』(テレビ朝日系)や『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)と同様に、“モヤモヤエンディング”を突きつけてきた原作・脚本の金城一紀氏ですが、筆者としては今作の終わり方は大満足。いい意味で嘘っぽい世界観がウリの同作においては、むしろ主要キャストが最後、暗転するまでみんなピンピンしているこの結末のほうが、血生臭さがなくキレイな終わり方だったと思います。それに、続編もありそうだし。

 また、かねてより類似点が指摘されてきた映画『Mr.&Mrs. スミス』ですが、やっぱり最後も『Mr.&Mrs. スミス』のオマージュ感は色濃かったですね。映画も早々に夫婦でドンパチやった後、お互いの正体が判明したことで、さらに愛が燃え上がっていましたし。

 決定的な違いといえば、家が無傷だったことでしょうか。『Mr.&Mrs. スミス』は夫婦喧嘩の末、半壊していましたが、勇輝は「全部気に入ってるんだよ!」と調度品に傷をつけることを嫌がりましたから。やはり、綾瀬と西島がイメージキャラクターを務めるパナソニックの高級家電だらけの家に配慮したのでしょうか?

 一点、ミソをつけるとすれば、第5話で優里が乳がんでなかったことがわかった際、「思えば、このときが私たちの友情のピークだったかもしれない。この少し後に起こるある事件が、私たちの友情を激しく揺さぶることになる」という菜美の心の声が、回収できていないことでしょうか? この3人、最初から最後まで超仲良しだったんですけど……。

 また、「なんで出てきたの?」とツッコミたくなるほど意味不明だった、その優里が乳がん展開ですが、最終回で優里の夫・啓輔(石黒賢)が、「再検査で、悪い結果が出たとかじゃないだろうな」と、突然ぶっこんできたのには笑ってしまいました。

 というわけで、途中、“中だるみ回”はあったものの、娯楽レベルの高いハイセンスなものを見せていただいた『奥様は、取り扱い注意』。ぜひ、続編をお願いします!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

綾瀬はるか最強説を証明した『奥様は、取り扱い注意』稀代のコメディエンヌの“3つの才能”

 いよいよ次回で最終回となる『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。

『GO』(講談社)で直木賞を受賞した小説家・金城一紀が脚本を手掛けている本作は、かつて某国の諜報機関に属しており、今は主婦として暮らしている伊佐山菜美(綾瀬はるか)が、町内で起きる難事件を次々と解決していくというドラマだ。

『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)等のハードな刑事モノを得意とする金城が、水曜ドラマ(日本テレビ系夜10時枠)という働く女性や母親を主人公にした女性向け作品を中心とするドラマ枠で書くと知った時は驚いた。

 しかしいざ、蓋を開けてみると面白く、パヤパヤッティーヤというおしゃれなスキャットの劇伴に象徴されるようなライトなコメディとして見せようとする演出と、女性差別に苦しむ女たちがクズ男たちに戦いを挑むというハードな脚本がケミストリーを生み出しており、水曜ドラマと金城一紀どちらにとっても幸福な新境地となっている。

 普通に考えたらミスマッチ極まりない本作が成功した最大の功績は、なんと言っても主演の綾瀬はるかの、すべてを呑み込む包容力にあることは間違いないだろう。

 主婦でありながら格闘術に長けて、実は亡国の諜報部員だったというめちゃくちゃな設定もコメディエンヌでありながらアクション女優としても活躍する綾瀬だからこそ可能なことだと言える。何よりあのアルカイックスマイルが、某国に雇われた特殊工作員という過去を持つ伊佐山菜美という人物像に説得力を与えている。これは綾瀬はるかにしか演じられない難役である。

 綾瀬はるかは出演作を立て続けにヒットさせてきた、今のテレビドラマを牽引する人気女優の一人である。

 15歳の時に第25回ホリプロスカウトキャラバンに応募して、審査員特別賞を受賞した綾瀬は、広島から芸能活動するために上京する。グラビアアイドルとして活躍する傍ら、『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)や『僕の生きる道』(フジテレビ系)といったドラマに出演するようになり、人気が広がっていく。

 そして当時大人気だった純愛小説をドラマ化した『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)で難病のヒロインを演じる。劇中では白血病治療の副作用で脱毛症になってしまうためスキンヘッドになるという場面もあったのだが、綾瀬は見事に演じ、若手人気女優の仲間入りをする。

 これ以降、『白夜行』や『仁-JIN-』(ともにTBS系)といったドラマで、少し影のある日本的な美女を演じていき、20代後半になるとコメディエンヌとしての才能を発揮し、水曜ドラマの常連となり『ホタルノヒカリ』シリーズや『きょうは会社休みます。』に出演。ドラマ女優として不動の地位を確立する。

 どちらの作品でも、仕事はできるが恋愛面では奥手という女性を綾瀬は演じている。ともすれば痛々しくて見てられないキャラクターだが、綾瀬が演じると、途端に上品でかわいいキャラクターになるのが、彼女のコメディエンヌとしての圧倒的なセンスだろう。

『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)等のトークバラエティ番組にも出演する綾瀬だが、その時は、司会者を驚かせるような天然ボケを連発する。ゲストとしては対応に困るが、女性としてはめちゃくちゃ魅力的な振る舞いで、その姿は女優としてストイックに打ち込む姿からは想像できない面白さであると同時に、仕事はできるがプライベートはてんでダメという、過去に綾瀬が演じてきたヒロインたちの姿とも重なる。

 近年ではアクション女優としての才能も開花させており、先日は綾瀬が主演を務める大河ファンタジー『精霊の守り人』(NHK)シリーズの最終章(『精霊の守り人 最終章』)の放送がNHK土曜夜9時枠でスタートした。

 本作で綾瀬は短槍使いの用心棒・バルサを演じており、劇中では激しいアクションもおこなっている。『精霊の守り人』シリーズは3年にわたって断続的に続いているロングシリーズだが、初期作から最新作を続けて見ると綾瀬のアクションがみるみる洗練されていっているのがわかる。

 映画『僕の彼女はサイボーグ』や、大河ドラマ『八重の桜』(NHK)でも、その才能の片鱗をみせていたが、いよいよアクション女優としても本領を発揮し始めたと言えよう。

『奥様は、取扱い注意』の伊佐山菜美は、そんな綾瀬はるかの個性がすべて内包された役で、一見荒唐無稽な設定に見えながらも、ヒロインに妙な説得力があるのはそのためだろう。

 ヒューマンドラマで見せる古き良き日本人女性的な影のある芝居と、水曜ドラマでみせるコメディエンヌとしてのセンス。そして、ハードなアクションもこなせるという女優としての才能を3つも綾瀬は持っている。いや、デビュー当初から変わらないグラマラスな肉体が醸し出す健康な色気も含めれば四つだろうか。これだけの武器を兼ね備えているのだから、綾瀬が現時点で最強の女優であることは間違いないだろう。
(文=成馬零一)

●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆

 

日テレ・綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』、最終回は映画『Mr.&Mrs. スミス』まんまか

 綾瀬はるか主演のアクションホームコメディ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。29日放送の第9話の平均視聴率は、前回から1.2ポイントアップの13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。第5話の14.5%に次ぐ高視聴率となりました。

 前回、展開のとっぴさに全くついていけなかった筆者ですが(前回のレビュー)、体の柔軟性を生かした綾瀬のアクションシーンには大満足。今回は、どんなあっと驚く展開で次回の最終回につなげてくれるのでしょうか? あらすじを振り返ります。

※過去のレビューはこちら
http://www.cyzo.com/tag/奥様は、取り扱い注意

■初回ぶりのワクワク!

 結婚生活の息苦しさから、啓輔(石黒賢)と結婚したことを後悔する優里(広末涼子)。そのせいで、合コンで知り合った青年・安西(小関裕太)とデートを繰り返してしまいます。

 そんな中、近所の主婦・浦辺(中村映里子)が自宅で自殺。どうやら、優里に安西をあてがった謎の男・横溝(玉山鉄二)の組織にはめられ、娼婦をやらされていたっぽいです。

 一方、主婦の菜美(綾瀬)は、夫の勇輝(西島秀俊)から海外に赴任することを告げられ、「一緒にドイツに行かないか?」と誘われます。

 翌日、特殊工作員時代の仕事仲間でハッカーの小雪(西尾まり)に、勇輝の身辺調査を依頼する菜美。後日、小雪は電話で「怪しいところは見つからなかった」と伝えるも、その隣にはなぜか小雪に睨みを利かせる勇輝の姿が。さらに、勇輝は会社のパソコンから、菜美の動きを監視しており、怪しさ満点です。

 また、京子(本田翼)は、「今日も残業」のはずの夫・渉(中尾明慶)が、浮気相手とラブホテルに入っていく様子を目撃。夫婦関係をやり直すため、後日、渉に「もう残業はやめて」と詰め寄るも、逃げようとする渉。しかし、義母の良枝(銀粉蝶)が「家をおろそかにする男は、この家から出て行く。この家のしきたりなの」とピシャリ。渉は家を出て行き、京子は「帰ってこなかったらどうしよう」と不安を募らせます。

 その頃、安西に別れを告げることを決意した優里は、安西が指定したレストランへ。しかし、安西から「好きです」と迫られ、そのまま白昼堂々、テーブルの上でチョメチョメ。この店、店員いないのかしら……。

 翌日、優里が安西に改めて別れを切り出そうとすると、そこへ横溝が登場。昨日の情事を隠しカメラで撮影していたことを告げ、家庭を壊したくなければ体を売れと迫ります。

 ラストは、菜美が小雪をスーパーの女子トイレに呼び出し、「本当のことを教えて」と勇輝の本性を聞き出そうとして、第9話は終了です。

■映画『Mr.&Mrs. スミス』のパロディー?

 先の見えない展開が続き、アクションシーンもゼロ。最終回への橋渡し的な回でしたが、そこには初回で味わったワクワク感が! この煽りを見せられて「最終回だけ見ない」というトンマはそうそういないでしょうから、ずばり、次回の視聴率爆上げは間違いないでしょう!

 また、最後の「愛する人との対決のときが、近づいてきていた」というナレーションから、最終回は映画『Mr.&Mrs. スミス』的な“家庭内ドンパチ”が繰り広げられる!? 確か『Mr.&Mrs. スミス』は、お互いが別組織の暗殺者であることを知った夫婦が殺し合いを繰り広げた後、結局、2人は結託。愛が復活し、結婚生活を再開するんでしたよね。

 まあ、第3話では、菜美が「お仕置きするわよ!」と『Mr.&Mrs. スミス』のアンジェリーナ・ジョリーのキメゼリフをまんま言ったりもしてましたし。同作について、「綾瀬と西島に豪邸でドンパチさせたい!」という制作サイドの一心だけで作られたドラマだったと考えれば、中盤のダルダルな中だるみが納得できる気がしてきました。第5話、第6話あたりなんて、ほんと雑だったもの……。

 というわけで、次回はいよいよ最終回。綾瀬と西島がイメージキャラクターを務めるパナソニックの高級家電たちは、壮大な夫婦ゲンカに耐えられるでしょうか? 次回が待ち遠しいですね!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

日テレ・綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』、最終回は映画『Mr.&Mrs. スミス』まんまか

 綾瀬はるか主演のアクションホームコメディ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。29日放送の第9話の平均視聴率は、前回から1.2ポイントアップの13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。第5話の14.5%に次ぐ高視聴率となりました。

 前回、展開のとっぴさに全くついていけなかった筆者ですが(前回のレビュー)、体の柔軟性を生かした綾瀬のアクションシーンには大満足。今回は、どんなあっと驚く展開で次回の最終回につなげてくれるのでしょうか? あらすじを振り返ります。

※過去のレビューはこちら
http://www.cyzo.com/tag/奥様は、取り扱い注意

■初回ぶりのワクワク!

 結婚生活の息苦しさから、啓輔(石黒賢)と結婚したことを後悔する優里(広末涼子)。そのせいで、合コンで知り合った青年・安西(小関裕太)とデートを繰り返してしまいます。

 そんな中、近所の主婦・浦辺(中村映里子)が自宅で自殺。どうやら、優里に安西をあてがった謎の男・横溝(玉山鉄二)の組織にはめられ、娼婦をやらされていたっぽいです。

 一方、主婦の菜美(綾瀬)は、夫の勇輝(西島秀俊)から海外に赴任することを告げられ、「一緒にドイツに行かないか?」と誘われます。

 翌日、特殊工作員時代の仕事仲間でハッカーの小雪(西尾まり)に、勇輝の身辺調査を依頼する菜美。後日、小雪は電話で「怪しいところは見つからなかった」と伝えるも、その隣にはなぜか小雪に睨みを利かせる勇輝の姿が。さらに、勇輝は会社のパソコンから、菜美の動きを監視しており、怪しさ満点です。

 また、京子(本田翼)は、「今日も残業」のはずの夫・渉(中尾明慶)が、浮気相手とラブホテルに入っていく様子を目撃。夫婦関係をやり直すため、後日、渉に「もう残業はやめて」と詰め寄るも、逃げようとする渉。しかし、義母の良枝(銀粉蝶)が「家をおろそかにする男は、この家から出て行く。この家のしきたりなの」とピシャリ。渉は家を出て行き、京子は「帰ってこなかったらどうしよう」と不安を募らせます。

 その頃、安西に別れを告げることを決意した優里は、安西が指定したレストランへ。しかし、安西から「好きです」と迫られ、そのまま白昼堂々、テーブルの上でチョメチョメ。この店、店員いないのかしら……。

 翌日、優里が安西に改めて別れを切り出そうとすると、そこへ横溝が登場。昨日の情事を隠しカメラで撮影していたことを告げ、家庭を壊したくなければ体を売れと迫ります。

 ラストは、菜美が小雪をスーパーの女子トイレに呼び出し、「本当のことを教えて」と勇輝の本性を聞き出そうとして、第9話は終了です。

■映画『Mr.&Mrs. スミス』のパロディー?

 先の見えない展開が続き、アクションシーンもゼロ。最終回への橋渡し的な回でしたが、そこには初回で味わったワクワク感が! この煽りを見せられて「最終回だけ見ない」というトンマはそうそういないでしょうから、ずばり、次回の視聴率爆上げは間違いないでしょう!

 また、最後の「愛する人との対決のときが、近づいてきていた」というナレーションから、最終回は映画『Mr.&Mrs. スミス』的な“家庭内ドンパチ”が繰り広げられる!? 確か『Mr.&Mrs. スミス』は、お互いが別組織の暗殺者であることを知った夫婦が殺し合いを繰り広げた後、結局、2人は結託。愛が復活し、結婚生活を再開するんでしたよね。

 まあ、第3話では、菜美が「お仕置きするわよ!」と『Mr.&Mrs. スミス』のアンジェリーナ・ジョリーのキメゼリフをまんま言ったりもしてましたし。同作について、「綾瀬と西島に豪邸でドンパチさせたい!」という制作サイドの一心だけで作られたドラマだったと考えれば、中盤のダルダルな中だるみが納得できる気がしてきました。第5話、第6話あたりなんて、ほんと雑だったもの……。

 というわけで、次回はいよいよ最終回。綾瀬と西島がイメージキャラクターを務めるパナソニックの高級家電たちは、壮大な夫婦ゲンカに耐えられるでしょうか? 次回が待ち遠しいですね!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

綾瀬はるかは“腹見せNG”女優!? 『奥様は、取り扱い注意』好調も、突飛な展開に唖然……

 綾瀬はるか主演のアクションホームコメディ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。22日放送の第8話の平均視聴率は、前回から0.3ポイントダウンの12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。相変わらずの安定感です。

 そういえば先日、東京スポーツが、映画版『奥様は、取り扱い注意 天国と地獄編』の製作が決定したと報じました。もし本当だとしたら、最終回が「続きは劇場で!」的なモヤッとした終わり方になる可能性も? 原作・脚本の金城一紀氏は、『BORDER』(テレビ朝日系)や『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)でも、最終回で視聴者を「え、ちょっと……どういうこと?」と唖然とさせましたから……。

 というわけで、今回もあらすじを振り返りましょう。

※前回のレビューはこちら
http://www.cyzo.com/2017/11/post_142983.html

■序盤の展開にワクワク……

 菜美(綾瀬)は、主婦友の優里(広末涼子)と京子(本田翼)と共に、近所に住む三浦(冨家規政)とその妻・妙子(相築あきこ)主催のホームパーティーへ。与党の幹事長代理を務める三浦は以前、福祉施設の許認可で贈収賄疑惑が浮上したことが。当時、内部告発した女性職員が謎の自殺を遂げたため、マスコミが大きく騒ぎたてたとか。

 菜美たちは、そんな曰く付き人物のパーティーに居心地の悪さを感じ、そそくさと退散。すると、なぜか2階に続く階段から下りてくる藍子(笛木優子)に遭遇。藍子は「お手洗いの場所がわからなくて……」と説明しますが、どこか嘘っぽいです。

 このホームパーティー後、菜美の家の近所で空き巣被害が頻発。これを受け、菜美と勇輝(西島秀俊)は休日に防犯グッズを買いに行くことに。しかし、途中で財布を忘れたことに気付いた勇輝が自宅へ引き返すと、寝室で空き巣と鉢合わせに。犯人の攻撃を俊敏にかわすも、結局、顔を殴られ、犯人に逃げられてしまいます。

 犯人が金品目的ではないことから、被害者の共通点を探そうとする菜美たち。すると京子が、三浦夫妻のホームパーティーの参加者ばかりが狙われていることに気付きます。

■綾瀬は“腹見せ”NG?

 菜美は「私の愛の巣に土足で入り込み、愛する人を傷つけたらどうなるか、犯人は身をもって思い知るだろう」(心の声)と反撃を決意。藍子がこの事件に関係していると踏んだ菜美は、藍子の元へ。そこで藍子は、「盗聴器を仕掛けたの」「ほかの夫婦がベッドルームでどんなことを話してるのか聞きたくて」と、三浦夫妻の家に盗聴器を仕掛けたことを認めます。

 さらに藍子は、盗聴5日目に、三浦が以前の贈収賄事件を認めるような発言をしていたと告白。どうやら、盗聴器を仕掛けられていることに気付いた三浦が、裏稼業の男を雇って受信機のある家を探させ、贈収賄事件の証拠を揉み消そうとしていたようです。

 って、ものすごく突飛な展開! 藍子は盗聴器を仕掛けた理由を「ストレス発散したくて……」と説明していましたが、何者だよ、藍子! リビングじゃなくて、わざわざ夫婦のベッドルームを盗聴するなんて、悪趣味すぎる!

 それにこの時、「殺されちゃうのかな」と三浦を恐れる藍子に対し、菜美が「大丈夫、私がそんなことさせないから。私に任せて」と笑顔をかましていましたが、正直、どんな感情になったらいいのかわかりませんよ……。そういえば、第6話のラストも、こんな強引な感じだったな……(関連記事)。

 真相を知った菜美は、三浦の妻・妙子の元へ。わざと藍子が盗聴器を仕掛けたことを匂わせ、後日、藍子の家に侵入した窃盗犯を待ち伏せします。

 窃盗犯とのバトルシーンでは、体の柔軟性を活かしたアクロバティックな蹴りあり、跳ね起きありで、見どころ十分でした。やはり、敵が強そうな男だと、アクションも映えますね。ただ、ナイフで衣類を切られた際、綾瀬の肌がチラ見えしなかったのはちょっと残念……。綾瀬は、ニットの服やマラソンシーンでおっぱいを強調するのはOKのようですが、腹見せはNGなのでしょうか?

 ラストは、菜美が勇輝にベッドでもたれかかりながら、「三浦に雇われたあの男は、間違いなく一流のプロだった。そんな男を相手にして、ほとんど無傷だった」と、夫の別の顔に気付きつつ、第8話は終了です。

■突飛な展開にズコーッ

「三浦のせいで死んだ女性職員が、藍子の妹とか!?」「三浦と藍子が不倫してるとか!?」などとワクワクしながら見ていたものの、真相が強引すぎて全く付いていけなかった今回ですが、もっと雑だった第5話と第6話に比べれば……。いや、やっぱり、事件の核心が、素性もほとんど描かれていないイカれた主婦による盗聴って……。しかも、藍子が音声データを保管していたことで、三浦の贈収賄疑惑が再び騒がれるようになり、「藍子、お手柄♪」みたいな空気まで漂ってるし……。

 それにしても、第5話で優里が乳がんでなかったことがわかった際の、「思えば、このときが私たちの友情のピークだったかもしれない。この少し後に起こるある事件が、私たちの友情を激しく揺さぶることになる」という菜美の心の声がずっと気になってるんですが、「少し後」っていつのことなんですかねえ? 同作はあと2回で終わっちゃいますが、このまま3人の友情が揺さぶられなかったらどうしよう……。

 そんなわけで、回によって面白みにばらつきはあるにせよ、数字的には成功している『奥様は、取り扱い注意』。勇輝の正体を予想しつつ、次回を待ちたいと思います。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

綾瀬はるかは“民放向き”女優? 『奥様は、取り扱い注意』は好調も、『精霊の守り人』シーズン3は爆死スタート

 綾瀬はるかが主演するNHK総合『放送90年 大河ファンタジー「精霊の守り人」』シーズン3(土曜午後9時~)の初回が25日に放送され、視聴率は6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大爆死した。これは、これまでのシリーズで自己ワーストタイの低い数字で、極めて厳しいスタートとなった。

 現在、綾瀬は日本テレビ系連続ドラマ『奥様は、取り扱い注意』でも主演を務めているが、こちらは第8話までオール2ケタで安定しており、平均は12.3%と好調。『精霊の守り人』とは、くっきり明暗を分ける格好となってしまった。

『精霊の守り人』は、昨年3月にシーズン1(全4話)が放送されたが、平均9.1%と2ケタに届かず。今年1月から3月にオンエアされたシーズン2(全9話)は、オール1ケタで平均7.0%にとどまった。シーズン3は全9話の予定だが、初回でさえ、この低視聴率なのだから先が思いやられる。

 綾瀬は2013年のNHK大河ドラマ『八重の桜』で主演したものの、平均14.6%で大河としては厳しい数字に終わった。その後、14年10月期に主演した『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)は、年下の恋人役の福士蒼汰とのコンビが好評で、平均16.0%のヒットを飛ばした。

 ところが、昨年1月期のTBS系『わたしを離さないで』は、“臓器移植”を題材とした重く暗い作品であったため、視聴者になかなか受け入れられず、平均6.8%と爆死。皮肉なことに、同ドラマの原作者である日系英国人小説家カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞したが、「ドラマ向きの作品ではなかった」として、綾瀬に同情的な意見も多かった。

 昨年来、主演ドラマの不振が続いていた綾瀬だが、『取り扱い注意』が好調なことで、“主役級女優”として一定の信頼を回復したのは確か。ただ、『精霊の守り人』シーズン3は低視聴率で終わることが予想され、“数字が取れる女優”なのかどうか、その評価も定まらないことになってしまいかねない。

「『八重の桜』は一般的に、あまり知られていない新島(山本)八重が主人公ということで、視聴者の関心をあまり呼ばなかったのは事実。『精霊の守り人』は、これだけNHKが力を入れても、この視聴率しか取れないんですから、『つまらない』ということでしょう。主演が綾瀬でなくても、コケていたはず。いずれの作品も、綾瀬に低視聴率の責任はあまりないのでは?」(テレビ誌関係者)

『八重の桜』をきっかけに、NHKとのつながりが強くなった綾瀬は、19年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』への出演が決定。主人公・金栗四三(中村勘九郎)の妻・春野スヤ役を演じるが、そのキャラクターはどちらかといえば、NHKより民放向きといえそう。来年、大河の撮影が始まる前に、もう1作くらい、民放ドラマに出演してほしいものだが……。
(文=田中七男)