『めざましテレビ』で「ノンコタニシ」!? 突然の関西ジャニーズJr.推しに「ステマ」の声

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『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』映画パンフレット

 今回ツッコませていただくのは、12月12日放送分『めざましテレビ』(フジテレビ系)の「ココ調」コーナーで「進化するシブヤ語」として9位にランクインした「ノンコタニシ」。

 何のことかわからない人も多いだろうが、これは関西ジャニーズJr.(7WEST)の小瀧望の愛称。彼の相性が「のんちゃん」であること、彼の憧れの赤西仁がアメリカで「ジン・アカニシ」と名乗っていることから、「ノン・コタキ」→「ノン・コタニシ」と名乗ったこと(※正確には、それを7WESTのメンバー・重岡大毅に『ザ少年倶楽部』(NHK BS)で暴露されたこと)がきっかけだった(しかし、本人がしばしば口にしている憧れの先輩は、Hey!Say!JUMPの山田涼介。赤西のことはてっきり「カッコいい(笑)」というネタだと思ってた……)。

「ミュージシャン」「ハリウッドスター」と褒め殺された赤西仁、“らしさ”を喪失

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そっか、もうアイドルじゃないんだ……

 ジャニーズタレントは、何かしらの理由で休業モードに入って少したつと、なぜか出世したような雰囲気をまとってソロタレントとして活動を再開することがある。

 例えば内博貴なんかがそうだが、赤西仁もそんな1人だろう。2010年にKAT-TUNを脱退、全米デビューするなどソロ活動を充実させていたが、12年に黒木メイサと突然結婚。これが事後承諾だったことがよくなかったのか、この後しばらくは露出がパタッと減った。と思っていたら、いきなり「ハリウッドスター」になって帰ってきた。

 キアヌ・リーブス主演の最新作『47RONIN』に抜擢、キアヌはじめ、真田広之、浅野忠信、菊池凛子、柴咲コウと、そうそうたる顔ぶれの中にクレジットされることになった、赤西仁。嵐・二宮和也に続くジャニーズ界のハリウッドスターになっていた。さすが、世界のJIN AKANISHIだ。

作り手の「お付き合い」事情と「こだわり」が寒々しかった、『FNS歌謡祭』

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『2013 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)公式サイトより

 今回ツッコませていただくのは、12月4日放送『2013 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)。「生歌」にこだわるフジテレビだが、その意気込みは良いとして、実際にはお客様が食べたいものではなく、作り手側のこだわりのみを押し付ける「シェフの気まぐれメニュー」みたいな自己満足番組に見えてならなかった。

 数々の「名(迷)珍場面」を挙げてみたい。

フジのトレンディー呪縛と“遊び心”がスベり続ける、『独身貴族』の“なにもない”感

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『独身貴族』(フジテレビ系)公式サイトより

 今回ツッコませていただくのは、11月22日放送分の『独身貴族』(フジテレビ系)。

 視聴率は初回から12.6%、11.3%、11.6%、10.6%、12.7%、10.1%、10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、かろうじて2ケタをキープし続け、数字の上では『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(TBS系)に続いてジャニーズドラマの2位の作品ではある。にもかかわらず、不思議なのは、何かと話題になる『安堂ロイド』に比べて、ビックリするほど「無風」だということだ。今回は、北川景子演じる「春野ゆき」が書いた脚本『8月のボレロ』の制作が実現し、その主演を、本人が演じる「山下智久」が務めるという内容だったのだが……。

ももクロにいじられ続けた堂本光一、うれし恥ずかしのまるで“メイドカフェ客”状態に

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あら光一さん、ミュージカルスイッチ入ちゃった?
 11月10日放送の『新堂本兄弟』(フジテレビ系)。ゲストは、ももいろクローバーZと、ももクロの大ファン(モノノフ)だという南明奈。ももクロがトーク番組などにゲスト出演する時には、彼女たちがいつもやっている「点呼」ネタをはじめとする“集団芸”を披露し、そのまま流れで番組MCに参加する、というのがお約束になっている。ももクロは、この番組には何度も出演しているが、今回もそんな流れになった。

 番組中盤にアッキーナが、「今夜どうしても叶えたい夢」として、ももクロの「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」という曲の、全員でぐるぐる回るパフォーマンスを、メンバーと一緒にやりたいとリクエストしたため、挑戦することに。アッキーナの夢が叶ったところで、堂本剛が、

『ショムニ2013』風の“寒い”演出で、『半沢』どころではない『リーガルハイ』

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『リーガルハイ』(フジテレビ系)公式サイトより

 今回ツッコませていただくのは、10月9日にスタートした『リーガルハイ』(フジテレビ系)。

 もともと前作が好評だったことに加え、夏の大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)の堺雅人が主演ということから、『半沢』の視聴者なども「新規」として多数取り込めるのではないかという期待がされていた。

 しかも、半沢の決めゼリフ「やられたらやり返す」のパロディ「やられてなくてもやり返す」のセリフを入れてくる大胆不敵さも予告されたため、放送開始前に話題になり、間違いなくヒットするだろうと思われた。結果、初回視聴率は、関東地区で21.2%、関西地区で23.1%(ビデオリサーチ調べ)と好調な滑り出しである。

『貞子3D』、2D放送では総コント化! 空回りする「飛び出す貞子」演出

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『貞子3D 2Dバージョン』/角川書店

 <地上波初登場>という触れ込みで、「金曜プレステージ」枠(フジテレビ系)で8月30日に放送された、『貞子3D』。同日に劇場公開された続編の『貞子3D 2』の宣伝を兼ねた放送だ。本編が始まる前に、本作出演の山本裕典と瀬戸康史が登場して見どころなどを紹介してくれた。

「呪いのビデオは呪いの動画に進化いたしました」(瀬戸)
「時代にマッチして進化を遂げた貞子の復活にご注目ください」(山本)

Sexy Zone・佐藤勝利の「決めゼリフ」が醸す、緊張感とシュールな間の味わい

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ワンフレーズ芸人を目指せばいいのかな?

 今回ツッコませていただくのは、視聴率・評判ともに苦況にある月9ドラマ『SUMMER NUDE』(フジテレビ系)の“ちょっとイイところ”。

 主演・山下智久のぼそぼそしゃべりは聞きとりにくいし、どういうわけか見ていても内容がまったく頭に入ってこないし、音楽や景色をBGM的に流しておく以外の楽しみ方がよくわからない作品だが、そんな中、見事な手腕が発揮されているのは、山下のバーターとして出演しているSexy Zone・佐藤勝利の使い方である。

 佐藤勝利といえば、ドラマ『ハングリー!』(同)で放った伝説的な棒読みセリフ「父ちゃん、野菜泥棒がいるよー」が話題となり、以来、彼の演技力といえば「野菜泥棒」の一言で語られるほどになっている。

近藤真彦、SMAP、Kis-My-Ft2は、ジャイアン、スネ夫、のび太の関係性? 

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歌唱力がジャイアンだなんて言ってないってば!

 マッチとSMAP、そしてKis-My-Ft2。この3組のジャニーズタレントが集まると、どんな感じになるのだろうか。8月19日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)は、<今夜はジャニーズ大集合SP!>と銘打ち、「ビストロSMAP」のゲストに近藤真彦とKis-My-Ft2の宮田俊哉、玉森裕太、千賀健永を迎えた。キスマイの3人は、マッチさんの半生を描く舞台『DREAM BOYS JET』でマッチさんと共演する3人だ。

 コーナー冒頭で中居正広が、「SMAPが狭間に立たされてしまいます」と言っていたが、この3組の関係性は、なんだかジャイアンとスネ夫、そしてのび太みたいに見えてしょうがなかった。

 マッチがジャイアンポジションになるのはまあ、仕方ない。カウントダウンコンサートやMarching Jなど、ジャニーズの大きなイベントに、たっぷりとした余韻を持たせて登場する姿には「さすがジャニーズの頂点」という風格が漂っている。トークのエピソードも、「先輩・川崎麻世を、“マヨ”と呼び捨てしてた」「合宿所の大部屋を独占していた」「美空ひばりに『おばさん歌うまいね』と言っちゃった」などの、やんちゃエピソード・武勇伝が多い。そこでのSMAPのポジションといえば、

いじりの神どころか救いの神! 東野幸治の的確でムダのない言葉と立ち位置

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『あらびき団リバイバル公演初回限定
BOX』/よしもとアール・アンド・シー

 今回ツッコませていただくのは、東野幸治のテレビでの活躍ぶり。東野といえば、「白い悪魔(人の不幸を良く笑う色白)」「人の血が通っていない」などと言われていたように、冷たく乾いた笑いの印象を持っていた人が、かつては多かったのではないかと思う。

 だが、近年は『あらびき団』(TBS系)のMCを務めるなど、数多の若手芸人を世に紹介し、ブレークのきっかけを作っている。実力は疑う余地なく、好感度だって低くはないと思う。にもかかわらず不思議なのは、テレビでの仕事が、それほど多くないことだ。なぜなのか。それをあらためて考えさせられたのは、4月17日より放送されているバラエティ番組『もはや神ダネ』(フジテレビ系、5月22日放送分)だ。