下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
来年10月、情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)が終了するとの報道が。小倉智昭が降板し、その後継に笠井信輔アナとのことだが、本当か。またしても芸人MCになってしまうのでは。そんな危惧さえ感じる、昨今のワイドショーの芸人氾濫だ。
第481回(10/24〜10/29発売号より)
1位「飯島直子 実業家夫が舞台女優と裏切りの“路チュー”不倫」(「週刊女性」11月12日号)
2位「KEIKOの実家にも借金! 小室哲哉 ドロ沼銭闘離婚裁判」(「女性セブン」11月7・14日号)
3位「チュートリアル徳井義実 『夢は税金なきドバイへ移住!』『タンスが貯金箱』の“銭ゲバ”素顔」(「女性自身」11月12日号)
「チュートリアル徳井義実 セコさが招いた『納税スルー』の代償」(「週刊女性」11月12日号)
セ、セツない。飯島直子の夫の不倫。不倫相手は舞台女優だという女性。すでにネットではこの女性の経歴などがアップされているが、飯島に比べても断然無名。そんな“同業者”と夫の不倫を週刊誌報道で報じられてしまった飯島。しかも「週刊女性」の直撃に、夫は不倫を「否定も肯定もしません」なんて答えている。でも、これって肯定でしょ。しかも夫はこの女性に“離婚する”とまで話したらしい。卑劣だ。そして“尽くす女”として知られている飯島は、今後どうするのか。
そう考えると、不動産会社経営の“一般人”の夫と、あまり有名じゃない舞台女優との不倫劇に疑問が湧く。路チューまでばっちり撮られているし。さらに面白いのが、「週女」の直撃を受けた夫が、「素人にもこういうことするんだ?」と逆質問していること。対して「週女」は「不倫相手の方が女優で、奥さまが飯島直子さんですから」と説明すると、夫は納得したんだって(笑)。しかし、このやりとりを含め、この記事を読むはずの飯島の心中を思うと本当にセツない。
さらにセツないことが、この記事には掲載されている。「週女」が飯島と夫の夫婦仲を調べるべく、夫の実家に行って、そこで兄嫁に話を聞いていることだ。この兄嫁は義弟の不倫写真を見せられてもそれを信じず、夫婦はチョー仲良しだと自信満々に断言する。セツない。しかも、兄嫁は飯島のことが大好きのようで、飯島夫妻のラブラブエピソードを記者に語るのだ。
なんてセツない不倫スクープなのだろう。そしてTUBE・前田亘輝、3億円をも貢いだといわれるホスト、そして今回と、飯島の男運の悪さ、男を見る目のなさも。セ、セツない。
先週「週刊文春」(文藝春秋)が報じた小室哲哉とKEIKOの離婚調停だが、同日発売の「女性セブン」も、この離婚劇についてかなり詳細な記事を掲載している。というか比べると「セブン」のほうが情報量は多い。
まず「文春」では“KEIKOの知人”からのコメント情報をメインに記事を構成されているが、「セブン」はKEIKO本人を直撃。そこで復縁は「もうそれは全っ然!」など肉声を複数伝えている。さらに「文春」では「彼女(KEIKO)やその家族が金銭的に小室を支えた時期もある」としか触れていないが、「セブン」には「KEIKOさんの実家からも多額の借金があるとされています」と実家からの借金が現在進行中であることも記されていた。そしてKEIKOと一緒にいた姉にも直撃、借金が億単位では、との質問を繰り出し、「そこまで(の額)はもうないのかなと思います」と、“かつては億単位”を認めるコメントも引き出した。やるなぁ、「セブン」。
それにしても小室である。詐欺事件の返済などでKEIKOの実家だけでなく、エイベックス・松浦勝人にも多額の借金があるのに、浪費セレブ生活をやめず、妻・KEIKOに生活費も入れない。仕方なくKEIKOが調停を申立てると、出てきた答えは月額8万円。小室の印税を含んだ収入は年に1億円はあるといわれているのにだ。
華原朋美のときから思っていたが、小室の薄情さ、身勝手さにはびっくりさせられる。ここまで化けの皮が剥がれた“元カリスマ”も珍しいのではないか。ただ、掲載されたKEIKOの元気そうで美しい姿が救いだった。
マスコミからも、世間からもぶっ叩かれまくりの“脱税”チュートリアル・徳井義実。まあ、みんなが怒るのも仕方ないが、こうなると書き放題なのが芸能マスコミだ。徳井のセコさ、銭ゲバぶりを「女性自身」と「週刊女性」がともに特集しているが、面白いのが「自身」が徳井の浪費について、そして「週女」がセコさについて、真逆に紹介している。
「散財エピソードも多数聞こえてきていました。後輩芸人たちにおごることも多かったらしく、まわりからは『金払いのいい先輩』として評判だったそうです」(「自身」)
「ピースの綾部祐二さんとスピードワゴンの小沢一敬さん以外の仲のよい芸人さんがいるって話はあんまり聞かないんです。少なくとも後輩芸人に奢ったみたいなエピソードはひとつも聞いたことがない」(週女)
奢っても、奢らなくてもどっちでもいいけど、なんでもあり、書きたい放題、ということだけはよくわかった。