嵐の「ラストライブ」と石原さとみの“セレブ夫”、女性週刊誌がこぞって報じる内容を比較

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 なぜか安倍晋三元首相が「日刊スポーツ」の単独インタビューに登場し、東京オリンピックについて語っている。アーチェリーのポーズを嬉々として取る安倍前首相の近影写真も。大変お元気そう。やはり仮病・投げ出しだったか――。

第527回(10/15〜10/20発売号より)
1位「嵐 『最後のライブ』100倍楽しむ入魂の準備&スケジュール舞台裏」(「女性セブン」10月29日号)
同「松本潤 新国立で『ひとりだけの嵐予行演習』」(「女性自身」11月3日号)
同「“極秘収録”嵐ラストライブを見守る『国立に集まるな!』ファンの結束」(「週刊女性」11月3日号)
2位「石原さとみ東大卒年収5000万 極秘結婚相手は海パングラビアデビューしていた」(「女性セブン」10月29日号)
同「年収5千万円セレブ夫 驚家訓に「海外別居婚」孤独の覚悟!」(「女性自身」11月3日号)
同「石原さとみ入籍前から心配の声…“ハイスペ夫”が轟かせる合コン伝説」(「週刊女性」11月3日号)
3位「竹内結子さん 警視庁捜査トップが動いた『最速で自殺断定』の謎」(「女性セブン」10月29日号)

 今週の女性週刊誌3誌全てで、かぶりネタが2つ。嵐と石原さとみネタだ。特に嵐に関しては、開催が心配された新国立競技場での『アラフェス2020』が11月3日に決まったことで、各誌さまざまな切り口で取り上げている。ラストイヤーの嵐だが、コロナの影響でマスコミも盛り上げる話が少なくて困っていたであろう中、延期されていた新国立競技場での初ライブ、しかも初の無観客ネット配信ライブということで、盛り立てようと必死なようだ。それを比較してみたい。

 まずは「女性セブン」。無観客、ネット配信という本来ならネガティブな状況に対し、こうエクスキューズする。

「嵐のライブチケットはファンクラブ会員ですら、なかなか取ることができないことで有名です。そのライブが誰でも視聴できる」

 確かに。嵐のライブチケット入手の困難さは有名だが、オンラインなら誰でも手軽に見られる。そして記事ではライブが二部制で演出も最新テクノロジーを駆使し凝りにこったものになりそうだと紹介、さらに嵐ファンクラブ、ジャニーズファミリークラブ、一般のチケット概要も図表にしてご案内。わかりやすいが、どんだけジャニーズの商売を応援しているんだか。そして記事にはこんな不思議な指摘も。

「配信を見られるのはチケットを購入した人のみで、家族で見る場合は人数分購入する必要がある」

 確かに主催者側の理屈ではそうなのだろうが、どうやってそれを判断するのか? 自己申請? 家族一緒に同じ端末で見るなら一人分だろ、とツッコみたくなるが、「セブン」はきちんと主催者側のルールを告知したかったのかも。

 次は「女性自身」。まずは演出の松本潤にスポットを当て、その動向を賛美する。

「松本さんは、すでに何度も、会場である新国立競技場に足を運んでいます」
「具体的に、会場の大きさやスタンドからの見え方、ライティング、ステージでの移動距離など細部まで、自分の目でチェックしているそうです」
「ジャニーズの後輩グループの配信ライブをチェックしていて、配信だからこその演出の仕方を研究しているそうですよ」

 松潤、頑張ってる感が満載だ。そして驚くのが、その警備体制だ。「自身」によると会場周辺には準備期間から収録本番まで延べ数千人〜1万人規模の警備体制を敷くというのだ。無観客だが、収録日にファンが殺到し、パニックになることを警戒してのことらしい。新国立競技場周辺に1万人って、警備員だけで“密”にならないのか心配だ。

 だが「週刊女性」を読むと、ちょっと様相が違った。いつ本番が行われているかトップシークレットとして公表されていない『アラフェス』収録。そのため「週女」はファンから、“毎日通えば音漏れを聞けるかもとファン同士シフトを組んで会場に通う”という話を聞きつけ、記者が現場に行ったという。しかし、そこにはファンらしい人影はなし。しかもファンの間では、嵐に迷惑がかかるから国立に集まるのはやめよう、と呼びかけられてもいるらしい。「自身」が報じた1万人の警備は不要だということか。

 ともあれ、11月3日まであと2週間。嵐のラストライブに向け、どれだけ世の中を盛り上げられるか、そして本番会場にどこのマスコミが取材できるのか、そしてできないのか。ライブの後のワイドショーはどんな報道をするのか。嵐ラストイヤーも後半戦を迎え、そのフィナーレに注目だ。

 もうひとつ、3誌がそろって取り上げたのが石原さとみ、というかクローズアップされているのは、お相手男性Aさんの“セレブ”ぶりだ。そのきっかけは「週刊文春」(文藝春秋)が石原の“一般人”お相手を、外資系金融機関のゴールドマン・サックスに勤めているスーパーエリートと報じたこと。その後も出るわ出るわのイケメン、スーパーセレブぶりが。

 「女性セブン」では大手電機メーカー元幹部の父親を持ち、父親の仕事の関係で海外生活が長かったこと。ドイツのインナーナショナルスクールから東大に進学、ゴールドマンからの収入4,000万円の加え、不動産投資など自分の会社も複数持ち、合計年収5,000万円! さらに以前、ファッション誌に登場し、海パン一枚だけの写真も掲載、小泉進次郎似のイケメンだと報じている。

 そして「女性自身」でも、数々の副業もこなすスーパービジネスマンぶりを紹介、またその人柄も申し分ないことを伝えている。さらにAさんが求める夫婦像も、「結婚後も共働きが理想」だということも。人柄もよく、仕事でも優秀で、石原の仕事を尊重するというAさん。しかし「自身」ではAさんが海外ビジネスを始めることを視野に入れており、そのため海外別居婚もあり得ることを示唆している。

 さらに「週刊女性」。Aさんのハイスペックぶりを紹介するのは他2誌と同様だが、気になる記述も。というのも、石原とAさんは“友人夫妻の紹介”で出会ったと公式に発表されたが、「週女」ではこんなコメントが――。

「石原さんは、結婚直前とも言われたIT社長の前田裕二さんと昨年に破局した後から婚活していて、“スペック”の高い独身男性たちとたびたび合コンしていたんです。その中で、Aさんと知り合ったそうです」

 「週女」から飛び出した“合コンで知り合った”説、その真偽は!?

 竹内結子の自殺に関し、警察の対応が異例だったことを「女性セブン」が報じている。所轄の渋谷署だけでなく警視庁本庁の刑事部長自らが渋谷署に駆けつけ、徹底的な情報統制が敷かれ、素早く自殺だと断定されたというのだ。確かに異例だ。解剖も行われなかったらしい。にもかかわらず自殺に関しては疑問を呈す記事ではない。そして、これまで明らかにされていなかった“自殺の方法”を匂わせている。妙な記事。

山下智久、「週刊女性」が繰り返し報じる“ジャニーズ事務所退社”説と“未成年女性の謝罪書面”の意味

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 池袋暴走死傷事故の初公判が行われ、被告男性に対し再び“上級国民”との批判が。しかし、そもそも逮捕しなかった警察や検察の判断・恣意性に対して、もっと疑問の目や批判を向けるべきではないか。不逮捕は被告本人が決められるものではないのだから。

第526回(10/8〜10/13発売号より)
1位「山下智久 盟友亀梨和也と『刑事ドラマ』で飾る’21年3月退社への花道」(「週刊女性」10月27日号)
2位「マツコ・デラックス 『今のキャラでは彼女はもう限界!』 “引退真意”を恩人事務所社長が初告白」(「女性自身」10月27日号)
同「マツコ・デラックス 『達観したのよ!』初めて明かした胸の内」(「週刊女性」10月29日号)
3位「東出昌大もバッサリ切った 唐田えりか『断髪』の再始動撮」(「女性セブン」10月22日号)
同「戸田恵梨香 東出昌大と『共演は絶対NG』!」(「女性自身」10月27日号)

 未成年女性との飲酒、ホテル連れ込みで謹慎中の山下智久だが、その進退について問題発覚当初から“退所”を強く主張しているのが「週刊女性」だ。今年9月1日号では、「山下智久ジャニーズ事務所を12月で退所 背中を押した“20億円”の夢舞台」と題された“今年12月の退所説”記事を掲載。山下は飲酒問題とは関係なく、すでに昨年の秋頃から退所を口にしていたことを報じている。そんな「週女」だが、今週も山下の退所を強く打ち出した。しかも、かなり断定的だ。

 記事によれば退所はあくまで「山Pの“海外志向”を尊重した事務所が了承した円満退社」だという。円満退社だから、退所までのスジュールも決まっていた。それが、同じく飲酒問題で処分されたKAT-TUN・亀梨和也とのユニット「亀と山P」のアルバム発売とライブだった。が、コロナと山下の活動自粛で白紙に。それで年内に退所するはずだった山下の退所時期は来年3月に延びた、というのが「週女」のストーリーだ。さらに、来年1月クールの亀梨主演ドラマで“山下ゲスト出演”も検討され、これが退所の“花道”になるのではないかとも。

 まあ、内容的にはすでに9月1日号で「週女」が報じたものと代わり映えはしない。が、“今年12月退所”をどうしても“来年3月退所”に訂正したかったのだろう。だが、しかし、記事には山下退所よりも重要な記述が紛れ込んでいた。それが未成年スキャンダルに関する「山下の知人」なる匿名コメントだ。

「今回の未成年スキャンダルに関して、ジャニーズ事務所は“スルー”する予定だったのですが、ネット上で“コロナ禍で未成年をお持ち帰りなんてありえない!”といった批判が予想以上に集中したことが理由で、山Pだけが処分を受けることになったのです。スキャンダル発覚から処分を発表するまでに、10日もかかってしまったのは、そういった経緯があったそうです」

 本欄でも当時指摘したが、この問題を「文春オンライン」が報じたのは8月7日。しかし、ワイドショーやスポーツ紙はこれを黙殺。ネットでの批判が高まり、ジャニーズ事務所が処分を発表したことで、マスコミがこのスキャンダルをやっと報じたという経緯があった。その陰で、ジャニーズはそもそもこの不祥事を“なかったことに”しようとしていたということだ。

 そしてもうひとつ、気になる情報が。本日の「日刊スポーツ」によると、山下らと一緒に飲酒した未成年女性が、弁護士を通して謝罪書面を出したという。そこには山下から年齢を確認されても20歳以上だと偽っていたことや、結果的に山下が活動自粛に至ったことへの謝罪などがつづられていたらしい。これは何を意味するのか? 活動再開への布石? そして年内か、来年かはわからないが本当に退所はあるのか。引き続き注目したい。

 番組降板で“引退説”を含め注目を集めているマツコ・デラックス。「女性自身」が、この問題について所属事務所の女性社長Aさんに取材しているのだが、その内容はコロナ禍の芸能界、そしてアラフォー以上になった人間の仕事、生き方を考える上でも、大変含蓄あるものだった。

 このA社長はマツコ・デラックスの育ての親であり、同事務所にはくりいむしちゅーや有働由美子なども所属。比較的小規模の事務所ながら大手に匹敵する収益を上げるやり手社長だという。そんな事務所だが今年夏、正社員を業務委託にするなどのリストラに着手した。その理由についてA社長はこう語ったのだ。

「私自身、10年後もいまのように元気で働いているかと問われれば自信がありません」
「(コロナで仕事が激減し所属タレントも若くない)だからこの機会に、それぞれが自分でタレントを見つけてそのマネージャーをやるなど、この業界で生きて行く覚悟を持ってほしい、ということです」

 そしてマツコについても「いまのキャラのままで、これからずっと将来も、というのは難しいです」としながら、他分野への目覚めについても語っている。

 ほかにもいろいろあるが、それは「自身」を読んでもらうとして、インタビューを読むだけで、A社長はなかなかの人物ではと思わせてくれる。

 一方、マツコ本人を直撃したのが「週刊女性」だ。引退について問われたマツコはこう答えている。

「長居するつもりはないけれど、いまテレビがアタシに辞められたら収入的に厳しいというのならば、世話になったところが滅びる日まで付き合おうと」
「このままだと身動きがとれないからね。だから降りられるものから降りようとしていますよ」

 潔い2人だ。

 不倫騒動で表舞台から姿を消した唐田えりかの近況について、「女性セブン」と「女性自身」が報じている。現在の唐田は、復帰を前提に所属事務所で事務所仕事をやっているらしい。「セブン」では髪を短く切った唐田の近況写真も掲載されている。一方、「自身」は全然別の切り口で唐田を取り上げた。来年1月に始まる宮藤官九郎脚本、長瀬智也主演の連ドラで東出昌大がキャスティングされるはずだった。が、これに同じく連ドラ出演予定であり唐田の事務所先輩でもある戸田恵梨香が反発したため、取りやめに。かわいい後輩を、東出!! といったところか。さすがです。

竹内結子さん追悼特集で、芸能人の環境変化と芸能界の問題を指摘する「女性セブン」

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 コロナ軽視のトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染! 世界中を衝撃が駆け巡ったが、当初心配だったのは日本の政治家たち。おじいちゃんばかりだし、幹部で会食もしていたからクラスターが起こったらどうするのだ、と心配していたが今のところ大丈夫そう。マスク効果?

第525回(10/1〜10/29発売号より)
1位「竹内結子さん 早逝の実母と分裂家族」(「女性セブン」10月15日号)
2位「竹内結子さん5歳年下夫 中林大樹『天国の妻へ…』涙の決断『14歳長男も俺が守る!』」(「女性自身」10月20日号)
参照「竹内結子さん自殺…イモトアヤコが大号泣した『1通の手紙』『空白の7日間』」(「週刊女性」10月20日号)
3位「杉田水脈議員 厚顔! 口癖は『嘘つき!』懲りない肉声現場」(「女性自身」10月20日号)

 芸能界で連鎖のように起こる自殺。そして竹内結子の自死も世間に大きな衝撃を与えた。女性週刊誌もすべてトップ特集は竹内結子というところからも、その衝撃の大きさがわかる。なかでも「女性セブン」は、関連記事合わせて10頁も割くという力の入れよう。内容もまた詳細だ。

 幼少期の複雑な家庭環境、たとえば竹内の実母がガンを発症した前後、両親が離婚したこと、実母が亡くなった1年後に実父が3人の男の子を持つ女性と再婚したこと、また家族間のトラブルなど竹内の軌跡を丹念に追っている。

 それだけでなく、特集PART2では同じく自殺した三浦春馬との絆や関係、PART3では多くの芸能人から慕われた竹内の実像などが記事化されている。だが、特筆すべきは追悼特集最後の「芸能界でいま本当に起きている残酷なこと」だろう。この記事は、芸能界の裏の事情や実像にスポットを当てることで、現在相次いでいる自殺との因果関係を浮き彫りにしようとしたからだ。

 まず、コロナでのドラマの中止や延期問題。これは端役より主役級の俳優に精神的ダメージを与えたという。

「“この作品は延期、この作品は中止”という選択を迫られます。主役級の俳優にとっては“俳優の序列”が如実にわかるというシビアな状況です」(テレビ局の編成担当者のコメント)

 また有名俳優は、ドラマがないからといってバラエティへ安易に出るわけにもいかないとの事情も指摘される。さらに、コロナ以前からテレビ局の広告収入が激減し、そのためドラマの予算や俳優のギャラも減る傾向にあること。YouTubeの登場によってどんどん旬な“有名人”が出てはいなくなり、そんな状況で、たとえドラマや歌で大ヒットを飛ばしても、その後安泰という世界ではなくなったこと。不倫や薬物事件などのスキャンダルが発覚すれば簡単に活動自粛に追い込まれること。スポンサーもコンプライアンス意識が高まり、またSNSでの誹謗中傷など、芸能人を取り巻く環境は孤独で過酷なものとなっていると指摘されている。

 もちろん、こうした芸能界事情と自殺との因果関係を断定することはできないし、その真相など他人がわかるものでもない。しかし、生い立ちやプライバシーばかりを書き立て“なぜ自殺したのか”とセンセーショナルに報じるだけではなく、こうした芸能界の問題を明らかにする切り口は“あり”だと思う。ワイドショーでは、竹内が常連だったというレストランの店主のコメントをさかんに流していたが、それよりよっぽど有意義だ。まあ、ワイドショーは“自分たちの問題”でもあるから、できるわけないだろうけど。

 そんな竹内の自殺関連だが、「女性自身」では唯一、“身内”への直撃に成功している。直撃の相手は竹内の夫・中村大樹の実父Aさん(奈良県在住)、竹内にとっては義父だ。Aさんのコメントから竹内と中村の家族の仲むつまじさが滲み出ているが、さらにいくつもの驚きの事実が。

 まず竹内は以前から何度もこの実家に遊びにきていて、コロナ禍では頻繁に電話をよこしていた。また亡くなる前日にも1月に生まれた赤ちゃんを抱っこしてテレビ電話をして、竹内から「コロナがおさまったら、また家族みんなで、そちらに帰りますね」と言われたというのだ。

 やはり自殺は不条理だ。特に亡くなった親しい人にとって。こんな状態で翌日、竹内が自殺するなんてAさんも想像できなかっただろう(とはいえ、「週刊女性」では、仲良しのイモトのインスタに必ず“いいね”を押していたが、竹内が亡くなる前の1週間、それが途絶えたとの“異変”も報じられている)。そんなAさんは、家族の今後のことについて息子の中林がこう吐露したことも明かしている。

「2人の子供たちを結子の分も育てていきたい。でも彼らを守るためには一生懸命頑張らないといけない。僕が子供たちを育て上げることが、結子がいちばん喜ぶことなんだ」

 実子ではない長男も――。本当に実現してほしい。

 これまでにも数々の女性蔑視発言を繰り返してきた自民党の杉田水脈衆院議員。9月25日に行われた自民党の合同会議で性暴力被害者の相談事業を巡り「女性はいくらでも嘘をつけますから」などと発言したことが大きな問題となっているが、これに関して「女性自身」が取り上げている。

 杉田議員の発言はまさに女性を蔑視し、性被害者を貶めるセカンドレイプだが、「自身」記事もことの経緯を説明し、また過去繰り返された“夫婦別姓ヤジ”や「LGBTに生産性がない」発言などについて遡って分析している。

 その中で興味深かったのが、政治評論家の有馬晴海氏と政治家のブランディング戦略家・鈴鹿久美子氏のコメントだ。

「失言を繰り返しても、自民党内でこういう発言をする人は『女性なのに本当にそう思うのか』と重宝されてしまう。彼女の党内評価は決して悪くないです」(有馬氏)

 じいちゃん議員の“本音”を杉田議員が代弁して、評価されているということか。実際、自民党はこれまでもまともな処分や調査をせず杉田議員を放置してきた。これは自民党の問題でもあるという有馬氏の指摘に納得。

 次は鈴鹿氏。杉田氏は発言とは真逆のかわいらしい服装であるとして、こんな指摘を。

「杉田さんは圧倒的多数の男性議員に気に入られたい一心なのだと思います。“女性を否定”しながら、“女性を売りにしていかないといけない”と思い込んでいるのかもしれませんね」

 男性社会の歪みを“差別”によって体現する杉田議員。だがこの問題を「女性自身」が取り上げたことに意義がある。今のところ他2誌はこの問題を取り上げていないが、女性週刊誌なのだから、今後もこの問題を注視し掘り下げてほしい。

山口達也と華原朋美に見る「依存症」の恐ろしさ――女性週刊誌が伝える“適切な支援”や治療の必要性

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 ドラマ『半沢直樹』(TBS系)が高視聴率、高評価の中で終了した。確かに面白かったが、一方で怖かった。キャスト同士がすっごく顔を近づけて、飛沫をとばしながら丁々発止、激しながらセリフをいうシーンが。今までならなんとも思わなかったはずの演出だが、これを見て怖いと思うのは、コロナで感覚までもが変わってしまったということか。あーいやだ。

第524回(9/24〜9/29発売号より)
1位「山口達也元メンバー “TOKIO再加入の夢”潰した『自暴の泥酔3カ月』」(「女性自身」10月13日号)
同「山口達也 食事はウーバー ガソリンはセルフ 徹底した“隠遁生活”で壊れていった理性」(「週刊女性」10月13日号)
参照「『松岡と息子たちの支え』裏切り『酒と徘徊』ワンルーム生活」(「女性セブン」10月8日号)
2位「華原朋美が抜け出せない『深刻病』」(「週刊女性」10月13日号)
3位「少年隊の大人の事情 三者三様の『カネ』と『オンナ』」(「週刊女性」10月13日号)

 元TOKIOの山口達也が9月22日、飲酒運転の現行犯で逮捕された一件は、いまだ大きな波紋を呼んでいる。飲酒・未成年女性問題で芸能界を事実上追放された山口が、それから2年半後、またも飲酒で事件を起こしたのだから。

 もちろん女性週刊誌各誌がこのことを取り上げているが、共通するテーマが依存症に関するものだ。まずは「女性セブン」。アルコール依存症はひとりでの治療は困難であり、周りに支えてくれる人が必要との医療関係者のコメントを紹介。その上で、この間山口には応援してくれる人がいた。山口を支えてきた実兄、TOKIOの松岡昌宏からの電話や城島茂の「つながっている」とのコメント、さらに息子たちとも連絡を取り合っていることを紹介している。つまり何人もの人たちが山口の周囲にいて、支えていた。しかしそれを山口は裏切った、と。

 しかし「週刊女性」はというとちょっと様相が違う。食事は毎日ウーバーイーツで済ませ、買い物はAmazon。近隣住民の目撃もないほど、家からほとんど出ていないと指摘している。支える人のいない山口の、あまりに孤独で社会生活から乖離した隠遁生活——。また山口の禁酒についても、施設などで治療する間はいいが、その後2年、3年が重要で、一度やめられたと思っても時間がたち、1杯、2杯と規範意識が薄れていった可能性を指摘するのだ。

 そして「女性自身」では山口の飲酒再開について衝撃的な情報が。それまで禁酒していたという山口だが、今年7月飲酒を再開してしまったという。そのきっかけはなんと長瀬智也の脱退だ。芸能関係者のこんなコメントが。

「正式発表の前に長瀬の退所報告を受けた山口さんは、“自分の思い描いていた居場所がなくなってしまうのでは……”と次第にふさぎ込むように。そして、飲酒を再開してしまったようなのです」

 ジャニーズを辞める長瀬に責任を押し付け!? とも思えるが、いずれにせよ、3誌の山口記事から浮かび上がってくるのは依存症の恐ろしさだ。引退時、アルコール依存症を否定した山口だが、アルコールをコントロールできていなかったのは前回、そして今回の事件でも明らか。そして「自身」には依存症の恐ろしさが専門医師のコメントでこう記されてもいた。

「依存症という疾患では、たった1回の飲酒で元の“やめられない自分”に戻ってしまいます。10年間やめられていたとしても、たった1回で、です」

 怖い。事件を起こしてしまった山口だが、しかしそれを非難するだけでなく、依存症を克服させるため、もっと多くの人たちの助けが必要なようだ。

 またしてもお騒がせ騒動の渦中にいる華原朋美。昨年第一子を出産した華原だが、今年の9月、親友だったバイオリニスト高嶋ちさ子から紹介されたベビーシッターに子どもを虐待されたと訴えたのだ。虐待疑惑が「フライデー」に掲載されたが、これに対し高嶋は虐待ではないと華原に反論。すると一転、華原はYouTubeで“私の勘違い”と涙ながらに謝罪している。

 心配だ、華原。「週刊女性」の記事には高嶋とも離れ、友人も見当たらないと華原の孤立状態が紹介されている。さらに心配なことも。精神科医・片田珠美氏がYouTubeでの華原の様子を見て、お酒と精神安定剤(または睡眠導入剤など)を大量に一緒に飲んでいる可能性を指摘、さらに境界性パーソナリティ障害の可能性もあるという。だが衝撃だったのがこうした華原の分析をしている片田氏本人の体験談だ。

「私もテレビで華原さんと共演した際、自己紹介をすると“私は精神科医の出した薬のせいで依存症になった”と突然、激高されたことがありました」

 そして片田氏は子育てのためにも誰かのサポートや、しっかりとした治療が必要だと提言する。1位の山口同様、またしても“依存”である。難しい問題だが、華原の場合はそれを自身も認めているようだから、片田氏がいうように治療をしてほしいと思う。トモちゃんの歌を、声をまた聞きたいから。あっ、面識もあることだし、今回の分析もあるし、ぜひ片田先生に治療をお願いできないものなのか!?

 ジャニーズ事務所のベテラン、少年隊の植草克秀と錦織一清の退所が発表された。もう続々と退所・独立だな。ジャニーさんいないからな。そんなことで「週刊女性」が退所する2人に加え、残留する東山紀之の過去のカネとオンナを掘りくりかえしている。いろいろあった。35年間だものね。なかでも一番傑作だったのは東山の女性問題。牧瀬里穂は「ポイ捨て」で、乗り換えた当時17歳だった深田恭子は「今だったらコンプライアンス的にアウト」だって。本当だーー!

皇室利用、報復人事、森友文書、Go Toイート……菅新首相の問題点を攻める「女性自身」

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 華原朋美の周辺にまたしても大トラブルが発生し、話題になっている。ベビーシッターの虐待疑惑に、そのシッターを紹介した高嶋ちさ子との絶交、所属事務所の契約解除――。まだ一波乱も二波乱もありそうだが、どうなるトモちゃん! そしてことの真相は!? でもこの人、やっぱりお騒がせなんだよね。好きなんだけど。

第523回(9/11〜9/15発売号より)
1位「雅子さまが危惧する菅新首相の「皇室利用」強権」
  「シリーズ人間“森友自殺”遺された妻・赤木雅子さん(49)、女ひとりで国に闘いを挑む「覚悟」の独占告白!」
  「「Go Toイート」の危陥穽!『高齢者切り捨て』と『12月危機』」(「女性自身」9月29日/10月6日合併号)
2位「嵐 二宮和也とメンバーの間にまたも“非情な”ディスタンス」(「週刊女性」9月29日/10月6日合併号)
3位「デヴィ夫人 59歳年下女子大生との驚同居生活1年4カ月」(「女性自身」9月29日/10月6日合併号)

 昨日14日、官房長官だった菅義偉氏が自民党総裁に選出された。新総裁の誕生に生い立ちがどうたら、人柄がどうたら、ファーストレディーが――などとヨイショ報道が溢れているが、今週の「女性自身」は攻めている!

 まずは新政権・菅首相の皇室利用の危惧を表明、これまで菅氏率いる官邸と皇室・宮内庁の対立について詳細しているのだ。その筆頭が上皇陛下の生前退位だ。そもそも宮内庁長官が2015年に上皇陛下の退位の意向を官邸に伝えたが、これを黙殺されてきた。そして16年7月になって、NHKが「生前退位ご希望」の第一報を打ったことで表面化するが、その裏でこんなことがあったと報じている。

「宮内庁側が世論を形成するためにリークしたと判断した菅官房長官は、(天皇の)ビデオメッセージ実現に尽力した風岡(典之)宮内庁長官を許さなかったのです。風岡氏は、定年のめどとされる70歳の誕生日を迎えた9月になるとすぐ退任させられました」

 これは露骨な報復人事の見方が強いと「自身」は記しているが、実際、宮内庁幹部の異動は春に行われるのが通例で、当時から官邸の報復人事だと大きな話題になっていた。しかも同時に、官邸は宮内庁に内閣危機管理監だった西村泰彦氏(第90代警視総監)を次長として就任させている。これは子飼いの人間を送り込んで宮内庁、そして天皇を監視する異例な人事だとも当時、指摘されたものだ。

 また「自身」は、内閣人事局創設での官邸による官僚支配にも触れ、こう指摘する。

「(安倍首相は)内政には疎く、官房長官の菅さんに丸投げ状態でした。すなわち菅さんこそが、この安倍政権の内政人事を握ってきたわけです」

 人事に長けた菅氏こそ、安倍政権の強権政治の源。そんな指摘だが、実際、菅氏はこれまでも自分に楯突く官僚は左遷し、意のままに動く官僚は昇進させてきた。そして、今回の総裁選でも官僚が反対したら「異動してもらいます」とも答えている。

 また記事では、宮内庁が反対した「皇居乾通り」の毎年開放の強行、東京五輪招致の際の高円宮妃久子さまのスピーチ問題などでの菅氏の強権ぶりを紹介、これに対し天皇陛下も雅子さまも危惧しているとも記されている。新政権発足、菅新首相の問題を皇室に絡めて記事化した「自身」。さすが皇室報道の女性週刊誌の面目躍如だ。

 そんな「自身」だが、ルポ企画「シリーズ人間」でも攻めている。何しろ取り上げている人物は赤木雅子さん。森友文書改ざん問題で自殺した近畿財務局職員だった赤木俊夫さんの妻だ。雅子さんは今年、俊夫さんが遺した遺書と手記を発表し、国などに対し裁判を起こしているが、このルポにはこれまでの苦悩の詳細が丹念に描かれている。著者は森友問題を追及し、また赤木さんの遺書と手記をスクープした元NHK記者の相澤冬樹氏。必読だ。

 まだある。「Go Toイート」の数々の問題点に切り込んだ特集記事。オンライン予約の問題点、感染対策不備、事前の準備をしない政府のずさんさが指摘されている。今週の「自身」は攻めていた!

 昨年の嵐・二宮和也の結婚以来、囁やかれ続けてきたメンバー間の不協和音。メンバー間の亀裂が指摘されると、それを否定する報道があったりと、なんとも目まぐるしいが、今週の「週刊女性」はまたも亀裂説を。その根拠として『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で個々のメンバーが担当する企画に二宮だけ出演が少ないこと。なんだか、かつてのSMAP分裂前後の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)を彷彿させるが、まあ、ギクシャクしているんだろう。

 それ以上に面白かったのが、二宮の現在のストレスについて。周囲の反対を押し切っての“結婚生活”だって。結婚してもおさまらない妻へのバッシング。思い描いていた普通の結婚生活も、一緒の外出もままならない。人の目が――。気の毒だけど、これは来年、嵐が活動休止しても変わらないかも。アイドルでいる限り――。

 先日、テレビ番組でも紹介されていたデヴィ夫人の同居人。13年にアメリカで行われた世界大会で優勝した口笛奏者の加藤万里奈さん、21歳だ。その2人が「女性自身」で対談しているのだが、これが面白い。料理をしなかったデヴィ夫人が加藤さんの朝食を作ったり、朝、なかなか起きない加藤さんを起こしたりと甲斐甲斐しく世話をしているようなのだ。しかも加藤さんデヴィ夫人にタメ語! 瀬戸内寂聴と秘書の瀬尾まなほさんコンビとの逆バージョンみたいだが、仲の良さは同クラス!?  デヴィ夫人の別の一面も見え、好感度が上がった。2人の生活がもっと見たい。

安室奈美恵「2021年9月復帰」報道と木下優樹菜バッシングに見る、芸能マスコミの“不条理”

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 やはりこの国のマスコミはおかしい。菅義偉官房長官が次期自民党総裁に確定的と見るや、ヨイショしまくり。問題が数多く指摘されて「菅話法」などと揶揄された官房長官会見も高く評価する始末――。政権発足前からこれだ――。

第522回(9/3〜9/8発売号より)
1位「安室奈美恵 水面下で進む’21年9月“電撃復活”プラン」(「週刊女性」9月22日号)
2位「直撃に『芸能界に未練ナシ』もインスタ新設 木下優樹菜の『嘘つき素顔を暴きたい!』原告女性が決意に激白」(「週刊女性」9月 22日号)
3位「安倍昭恵夫人 『首相官邸日参』にあった『Aファイル』隠滅!」(「女性自身」9月22日号)

 2018年の引退以来、その動向がほとんど報じられてなかった安室奈美恵。その理由は引退直前に弁護士を通しての強い報道自粛要請があったからだが、やっと出ました! 「週刊女性」が安室の21年9月の復帰を報じている。

 記事によれば、安室に近い音楽プロデューサーや関連グッズ製造販売を請け負う会社社長が復帰に向けて動いているらしい。その根拠のひとつが、昨年に引き続き開かれる、安室の名を冠した花火イベント。今年はコロナの影響でオンライン開催となるが、グッズも充実し、その数が毎年増えている。そして個人事務所から「namie amuro」のロゴが新たに商標登録され、その登録の範囲も広範囲だというもの。今後、安室がいろいろな事業を展開できるように――。

 うーん、でもこれを根拠に復帰というのはどうなのか。しかも安室の性格からしてこんな早い復帰ってあり!? というか復帰というのは歌手活動ってこと? 何を持って復帰なのかわからない。オンライン花火イベントにかこつけて復帰をこじつけた? それともイベントのPRか? そんな感じの記事なのだ。

 でもまあ、これがギリギリだったのかな。安室の名前で花火イベントするんだから、その動向を伝える。一応、大義名分がつく。何もないのに安室関連記事を、特にプライベートなどを報じれば訴訟になる可能性があるから。強いものには巻かれる。安室関連の記事の少なさと今回の記事を見て、改めて芸能マスコミの弱腰ぶりをみた。

 一方、弱いものには徹底的に食いつくのも芸能マスコミ。今年7月に芸能界を引退した木下優樹菜について、同じ「週刊女性」が手厳しい。

 9月1日、公式インスタグラムを開設した木下だが、このことを端緒にいまだ続くタピオカ訴訟について記事にしている、というか蒸し返している。

 これまでのタピオカ問題を最初から振り返り、活動休止、離婚、不倫疑惑、引退までを詳述。そしてタピオカ店オーナーとの裁判の進行具合を記した上、オーナーに直撃! 「私は真実を明らかにしたいだけ」というコメントも引き出した。極め付けはタイトルだろう。オーナーは「週女」の直撃取材に「裁判で嘘を暴いて、真実をハッキリさせたいと思って提訴しました」と語ったのだが、それを「嘘つき素顔を暴きたい!」と意訳しているのだから。

 いや〜激しい(笑)。それもこれも、木下が引退の際、所属事務所だった「プラチナム」が木下を切り捨てるようなコメントを出したからだろう。しかもこの事務所は“芸能界のドン”率いるバーニングプロダクション系列だったから。もうお墨付きがあるから、書きたい放題! そもそも、タピオカ騒動が持ち上がった当初、ネットで炎上しているのにマスコミはほとんど騒動に触れず、木下が芸能活動自粛を発表すると、急に騒動のことを報じ始める。さらに芸能界引退となると大バッシング! それは木下が芸能界を引退しても続いているのだ。

 同じく引退した安室と比べるのはどうかとは思うが、それでもこの扱いの差だ。強者の言いなりになって、あるときは口をつぐみ、あるときはバッシングに精を出す。不条理な芸能マスコミ、だ。

 「女性自身」が重大な疑惑記事を掲載している。政権を投げ出した安倍晋三首相だが、相方の安倍昭恵夫人が最近になって頻繁に首相官邸に姿を現すという。その理由が、「文書破棄」になるのではというのだ。

 政治評論家の有馬晴氏が解説しているのだが、官邸には昭恵夫人関連の資料がファイリングされ、その中にはおそらく森友学園関連書類もある。昭恵夫人の所有書類ゆえ、官僚は勝手に破棄できない。その確認、破棄のために通っているのでは、というのだ。

 大変だ! 阻止できないのか!? この疑惑をもっと掘り下げてほしい。「女性自身」。

嵐・櫻井翔、「年内結婚説」浮上で気になる結婚相手と“二股疑惑”のアノ女性

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 ヒャー! 本当に政権を投げ出した安倍晋三首相。世間やマスコミからは「ご苦労様でした」などと温かムードだが、森友・加計をはじめとするさまざまな問題、特に自殺者まで出した文書改ざん問題はいまだ真相解明には程遠い。一強、忖度、官僚人事掌握といった強権的安倍政権下でできなかったこれらの検証は、今後の日本にとって重要だ。

第521回(8/27〜9/1発売号より)
1位「櫻井翔 水面下で描く“年内入籍”の青写真」(「週刊女性」9月15日号)
2位「カズレーザー『デカイ仕事は好き!』」堂々ヤル気宣言」(「週刊女性」9月15日号)
3位「山下智久 出世ドラマのプロデューサーが打ち明けた“日本人で唯一”起用の真相」(「週刊女性」9月15日号)

 「週刊女性」巻末のワイド企画にびっくり。そのひとつが嵐の櫻井翔の結婚に関するものだ。最近、結婚願望が強くなっているという櫻井が、早ければ年内にも入籍の可能性も、だって。その根拠として二宮和也の結婚で“自分も結婚させてほしい”と思ったこと、そしてもうひとつは13歳年下の弟が7月に結婚したことが挙げられている。さらに櫻井自身、周囲に「ずっと我慢してたけど、もう限界。早く結婚したい」と語ってもいたらしい。

 確かに7月、大手広告代理店に務める弟が結婚したとの報道があり、それをとっかかりに櫻井の結婚が取り沙汰もされた。でも無理でしょ。今年いっぱいで活動を休止する嵐。その前に結婚はねぇ。

 ともあれ、そのお相手はもちろんあの方。今年1月に「週刊文春」で報じられたベトナム婚前旅行のお相手である慶応大同級生の女性で地方局の元女子アナA子さん。この旅行の際、櫻井は現地であまりに無防備にA子さんと休暇を楽しんだ。まるで開き直ったかのように。さらに、一度帰国した後に、速攻で今度はハワイへ。当時もラブラブぶりが伝わってきたが、その彼女と現在は結婚を切望しているという櫻井。でもあのことは解決したのか。そう、この婚前旅行報道の後に出た櫻井の二股騒動だ。

 正月旅行を無事終えた櫻井だったが、2月16日夜、これまた「週刊文春」に密会をすっぱ抜かれた。お相手はA子さんではない。櫻井の自宅マンションではなく、別宅の高層マンションでモデル風美女との密会が報じられている。

 もちろんA子さんとの婚前旅行も二股疑惑もワイドショーはスルーしたままで、今回の「週女」も二股には触れていない。記事を読む限りA子さんとの関係は良好に続いているということなのだろう。それではモデル風の美女はどうなった? 円満に別れたの? それとも――。

 用意周到な櫻井のこと、うまくやったと考えるのが妥当だが、でももし櫻井が結婚を発表すれば――。モデル風美女の逆襲なんてこともあり得るのかも。

 20年以上続いた朝の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)が来年3月での終了を取り沙汰されているが、そこで後継者として最有力視されているのが、メイプル超合金のカズレーザーだと「週刊女性」が報じている。カズレーザーといえば、同志社大卒のインテリで、バラエティやクイズ番組、そして情報番組のコメンテーターと大活躍中。人気、高感度も高く今年の「理想の上司ランキング」で2位にランクインしているほど。

 そんな話題のカズレーザーに「週女」が直撃したのだが、マスコミ対応も“神対応”だったらしい。わざわざ記者のもとにタクシーをUターンさせて、「最近やらかしてはいないとは思うんですが」とかました後、『とくダネ!』の後継者については何も聞いていないとしながらも謙虚に語る。

 でも、そうなると朝のワイドショー、テレビ朝日以外、司会者は“芸人系”ばかりに。いいのか、それで。カズレーザーは、そのインテリぶり、見識の高さが絶賛されているが、これまで鋭い政権批判をしたのはあまり記憶になく、また昨年の安倍首相主催「桜を見る会」に出席し、安倍首相と握手をしていたしなぁ。

 頭のいいカズレーザーのこと、もし番組MCとなればバランスをとるんだろうけど、しかも現在はコロナ禍の真っ只中。もし本当に司会に抜てきされたら、コロナだけでなく東京五輪、そして9月には自民党総裁選まである。それを仕切るカズレーザーを見たい気もするし、とんでもない方向に行くのではと怖い気もする。今後の『とくダネ!』とカズレーザー、すごく気になる。

 謹慎中の山下智久だが、山下のスタイリストでもある野村昌司氏が、SNSのライブ配信で涙を浮かべ謎の懺悔をしたらしい。その心境について「週刊女性」がこう推測、紹介している。

「山下さんは悪くない、誰かにはめられたんだ、というようなことを言いたかったんだと思います」

 先週、「女性セブン」で“山下の知人”が「彼は騙されたんですよ。ハメられたのではないかとさえ思っています!」と語っていたと報じられていたが、もしかしてこの匿名知人って……。

嵐・櫻井翔、「年内結婚説」浮上で気になる結婚相手と“二股疑惑”のアノ女性

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 ヒャー! 本当に政権を投げ出した安倍晋三首相。世間やマスコミからは「ご苦労様でした」などと温かムードだが、森友・加計をはじめとするさまざまな問題、特に自殺者まで出した文書改ざん問題はいまだ真相解明には程遠い。一強、忖度、官僚人事掌握といった強権的安倍政権下でできなかったこれらの検証は、今後の日本にとって重要だ。

第521回(8/27〜9/1発売号より)
1位「櫻井翔 水面下で描く“年内入籍”の青写真」(「週刊女性」9月15日号)
2位「カズレーザー『デカイ仕事は好き!』」堂々ヤル気宣言」(「週刊女性」9月15日号)
3位「山下智久 出世ドラマのプロデューサーが打ち明けた“日本人で唯一”起用の真相」(「週刊女性」9月15日号)

 「週刊女性」巻末のワイド企画にびっくり。そのひとつが嵐の櫻井翔の結婚に関するものだ。最近、結婚願望が強くなっているという櫻井が、早ければ年内にも入籍の可能性も、だって。その根拠として二宮和也の結婚で“自分も結婚させてほしい”と思ったこと、そしてもうひとつは13歳年下の弟が7月に結婚したことが挙げられている。さらに櫻井自身、周囲に「ずっと我慢してたけど、もう限界。早く結婚したい」と語ってもいたらしい。

 確かに7月、大手広告代理店に務める弟が結婚したとの報道があり、それをとっかかりに櫻井の結婚が取り沙汰もされた。でも無理でしょ。今年いっぱいで活動を休止する嵐。その前に結婚はねぇ。

 ともあれ、そのお相手はもちろんあの方。今年1月に「週刊文春」で報じられたベトナム婚前旅行のお相手である慶応大同級生の女性で地方局の元女子アナA子さん。この旅行の際、櫻井は現地であまりに無防備にA子さんと休暇を楽しんだ。まるで開き直ったかのように。さらに、一度帰国した後に、速攻で今度はハワイへ。当時もラブラブぶりが伝わってきたが、その彼女と現在は結婚を切望しているという櫻井。でもあのことは解決したのか。そう、この婚前旅行報道の後に出た櫻井の二股騒動だ。

 正月旅行を無事終えた櫻井だったが、2月16日夜、これまた「週刊文春」に密会をすっぱ抜かれた。お相手はA子さんではない。櫻井の自宅マンションではなく、別宅の高層マンションでモデル風美女との密会が報じられている。

 もちろんA子さんとの婚前旅行も二股疑惑もワイドショーはスルーしたままで、今回の「週女」も二股には触れていない。記事を読む限りA子さんとの関係は良好に続いているということなのだろう。それではモデル風の美女はどうなった? 円満に別れたの? それとも――。

 用意周到な櫻井のこと、うまくやったと考えるのが妥当だが、でももし櫻井が結婚を発表すれば――。モデル風美女の逆襲なんてこともあり得るのかも。

 20年以上続いた朝の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)が来年3月での終了を取り沙汰されているが、そこで後継者として最有力視されているのが、メイプル超合金のカズレーザーだと「週刊女性」が報じている。カズレーザーといえば、同志社大卒のインテリで、バラエティやクイズ番組、そして情報番組のコメンテーターと大活躍中。人気、高感度も高く今年の「理想の上司ランキング」で2位にランクインしているほど。

 そんな話題のカズレーザーに「週女」が直撃したのだが、マスコミ対応も“神対応”だったらしい。わざわざ記者のもとにタクシーをUターンさせて、「最近やらかしてはいないとは思うんですが」とかました後、『とくダネ!』の後継者については何も聞いていないとしながらも謙虚に語る。

 でも、そうなると朝のワイドショー、テレビ朝日以外、司会者は“芸人系”ばかりに。いいのか、それで。カズレーザーは、そのインテリぶり、見識の高さが絶賛されているが、これまで鋭い政権批判をしたのはあまり記憶になく、また昨年の安倍首相主催「桜を見る会」に出席し、安倍首相と握手をしていたしなぁ。

 頭のいいカズレーザーのこと、もし番組MCとなればバランスをとるんだろうけど、しかも現在はコロナ禍の真っ只中。もし本当に司会に抜てきされたら、コロナだけでなく東京五輪、そして9月には自民党総裁選まである。それを仕切るカズレーザーを見たい気もするし、とんでもない方向に行くのではと怖い気もする。今後の『とくダネ!』とカズレーザー、すごく気になる。

 謹慎中の山下智久だが、山下のスタイリストでもある野村昌司氏が、SNSのライブ配信で涙を浮かべ謎の懺悔をしたらしい。その心境について「週刊女性」がこう推測、紹介している。

「山下さんは悪くない、誰かにはめられたんだ、というようなことを言いたかったんだと思います」

 先週、「女性セブン」で“山下の知人”が「彼は騙されたんですよ。ハメられたのではないかとさえ思っています!」と語っていたと報じられていたが、もしかしてこの匿名知人って……。

山下智久とKAT-TUN・亀梨和也を擁護するため、未成年女性を責め立てる「女性セブン」

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

コロナの収束が見えない中、気になる報道が。一度感染した香港の男性が4カ月後にまた再感染。1度目と2度目では別のコロナウイルス株だったとか。まだまだコロナはわからないことだらけ。なんだか嫌になるニュースばかりだ。

第520回(8/20〜8/25発売号より)
1位「山下智久『女子高生と飲酒&お泊まり騒動』で急転!活動自粛までの全真相」(「女性セブン」9月3日号)
2位「田中みな実 突然の事務所移籍の裏に、あの女優が救いの手『辞めてほしかった…』元事務所の本音」(「週刊女性」9月8日号)
3位「石田純一『理子とは別れない…』懲りない『自爆の酒席』が怯える“黒幕”団体」(「女性自身」9月8日号)

 出た! 御用マスコミの必殺技! 山下智久とKAT-TUN亀梨和也の2人が未成年女性と飲酒するなどして処分を受けた一件。先週の「週刊女性」では山下のジャニーズ事務所“退所説”まで飛び出したが、今度は「女性セブン」が一緒に飲酒したとされる女性たちへの攻撃を開始したのだ。

 記事では、初っ端から山下の憔悴ぶりを紹介、さらに“山下の知人”がこうまくし立てたというのだ。

「彼は騙されたんですよ。ハメられたのではないかとさえ思っています!」

 さらに女の子たちを呼んだのはバーの店長であり、店長が“男性だけだと寂しいだろう”と気を利かせただけで、しかも山下たちは年齢確認をしていたはず、などとまるで落ち度はなかったかのように擁護しているのだ。

 そもそも店長が“気を利かせて”というのも大きな疑問がある。芸能人御用達の店では、芸能人に“紹介”と称して女性をあてがうこともある、今回もそれに該当する可能性は捨てきれない。しかし記事ではそうした事情をスルー。まるで年齢詐称した女性たちこそ問題だと言わんばかり。そしてこんな記述も。

「嘘は信じてしまう側よりもつく側が悪いのは明らか」

 おいおい。実際ジャニーズ事務所も処分発表の際、「(女性が)積極的に年齢を偽っていた」と主張していたが、「セブン」もそんな言い訳に完全に乗っかり、女性たちを、しかも未成年者を責め立てることで、山下と亀梨を完全擁護した。あまりに卑劣としか言いようがない。

 今回に限らず、特にジャニーズタレントが熱愛発覚や未成年飲酒をした際、マスコミがよく使う手口、それが今回のように男性タレント側ではなく相手の女性への攻撃だ。嵐・松本潤のキチク二股スキャンダルの際も相手の葵つかさへのバッシングが吹き荒れたし、NEWS・小山慶一郎と加藤シゲアキの未成年女性と飲酒が発覚した際もそう。さらに、コトが発覚したのは女性側がマスコミにリークしただの、売名行為だの、あるいは美人局だのと攻撃するのだ。全てはジャニーズタレントを守るために、だ。

 弱者を、被害者を貶める芸能界、そして芸能マスコミの悪習はいつまで続くのだろう。

 8月15日、田中みな実が所属事務所「テイクオフ」から「フラーム」に移籍したことが話題となったが、その内情について「週刊女性」が報じている。今回の移籍は「フラーム」所属で“親友”の山口紗弥加に田中が相談したことで実現したという。

 まあ、それはいい。だが芸能界の常識上、独立されたら怒り心頭なはずの古巣の「テイクオフ」が、逆にこれを歓迎しているというのだ。その理由は田中の“わがまま”だという。たとえばこんな記述が続く。

「彼女は少しわがままなところがあるようで、マネージャーが振り回されて疲弊」
「ここ最近は、みな実さんとの意思疎通がまったくできなく」
「『テイクオフ』は、みな実さんの扱いに頭を抱えていましたね」

 そして“問題児”だった田中を「テイクオフ」は引き止めるつもりがなく、辞めてほしかったというのが本音だというのだ。だが、これらを額面通りに受け取ることはもちろんできない。なにしろ「テイクオフ」は、“芸能界のドン”であるバーニング周防郁雄社長と極めて近い関係にあることで有名な“バーニング系”芸能事務所だから。

 周知の通り、これまでバーニング系事務所から独立したりその意向に逆らった芸能人たちは、圧力をかけられて仕事を干されたり、マスコミにネガティブ情報をリークされるなどバッシングされてきた。まるでそれが芸能界の“掟”かのように。だから田中が移籍を発表した際にも、“わがまま”など事務所からのリークやバッシング報道があるのではと危惧されていた。それがある意味、現実になったのだろう。

 でも今回、田中のネガティブ情報はあまりなかったのかも。だって「テイクオフ」の言い分はまるで負け犬の遠吠えのようだし、田中のネガティブ情報にしても単に“わがまま”ってだけしかネタがないから。

 さすが田中みな実、バーニングをも屁ともしなかった!?

 またしても石田純一がクローズアップされている。先週本欄でも「週刊女性」とのバトルをお伝えしたが、今度は「女性自身」が男女2人と芸能人御用達のイタリアンで食事をする石田を報じたのだ。そしてマスクをしないで帰る姿も。

 しかし石田によると1人で来店し、そこで友人が彼女を呼んだ、ということらしい。馴染みの店で、馴染みの客に会ったという、つまり偶然ってことか。しかも滞在時間も2時間弱。そう目くじらをたてるようなことではないはずだ。

 でも、狙われやすいんだろうな、石田純一。宴席などが疑問視される中、張っていればどこか食事に行くに違いない。しかもマスコミの直撃にも丁寧に応えるという定評のある石田だからコメントももらえる。安易だが、それ以上にこれってコロナ感染経験者への差別じゃない。コロナに感染し、治った。で、食事に行ったらダメなの? もし石田がコロナに感染してなかったら問題視などされないはずだし。なんか変。

山下智久と亀梨和也、事務所における立場の違いを表す「週刊女性」の不自然な記事

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 小室哲哉が復帰した。乃木坂46の新曲「Route 246」の作曲・編曲を手がける形で。作詞は秋元康。なんだかね。やっぱ、2年前の芸能界引退宣言は不倫隠し、世間の同情を買う作戦だったのか。あらためて、ガッカリ。

第519回(8/13〜8/18発売号より)
1位「山下智久 ジャニーズ事務所を12月で退所 背中を押した“20億円”の夢舞台」(「週刊女性」9月1日号)
2位「『なんでこんなに監視されるの?』 亀梨和也が思わずこぼした愚痴」(「週刊女性」9月1日号)
3位「石田純一が怯える“黒幕”団体」(「週刊女性」9月1日号)
※「女性セブン」は合併号休み

 大本営発表が発令された。本日18日、ワイドショーが一斉に山下智久とKAT-TUN・亀梨和也の“処分”について報じたのだ。

 もちろんこれは“処分”をジャニーズ事務所が発表したから、お墨付きを与えたからだ。そもそも、今回の問題は2人が未成年女性と飲酒をしていたというもので、「文春オンライン」が8月7日に報じていた。だが、それから今日までの間、ワイドショーやスポーツ紙はジャニーズの意向に従いほぼ黙殺、報じてこなかった。それが解禁になった。で、大騒ぎという醜悪な事態が繰り広げられている。

 しかも、ほとんどのワイドショーは問題を“未成年の飲酒”に集中させ、山下が未成年女性をホテルに連れ込んでいたことをスルー(TBS系『グッとラック!』で、立川志らくとひろゆきがチラッと口にしていて笑ったが)。未成年飲酒以上に、ホテル連れ込みが事実なら、東京都が定める「青少年の健全な育成に関する条例」に違反する可能性もある。さらに言えば、山下が「芸能活動自粛」に対し、亀梨は「厳重注意」。この差はホテル連れ込みにあるのは明白だが、そこに言及することはなかった(フジテレビ系『バイキング』では坂上忍がチラッと……笑)。

 いずれにせよ、報道内容は“腰が引け”感満載で、処分を下した事務所を評価する声まであったが、本日発売の「週刊女性」がこの飲酒、ホテル連れ込み記事を掲載、そして山下のジャニーズ退所をぶち上げたのだ。記事によるとすでに昨年の秋頃から退所を口にしていたらしい。また退所の時期は12月ではないかと推測している。そして退所後は地上波ドラマに出るのは難しくなるので、活躍の場を世界に移す、とも。

 確かに、これまでにも山下の独立は根強く囁かれてきた。元SMAPの3人独立の際も“飯島三智派閥”といわれ、一緒に独立まで取り沙汰されたし、退社後の飯島氏とも接触を持ち、独自の人脈をつくっているといわれる。また元KAT-TUN・赤西仁らと親しく、独立説が消えなかったからだ。そして今回の“処分”。退所前の手越祐也と似た立場になったと考えれば、独立も可能性は俄然高くなる。処分発表が遅れたのも、下手に厳しくしたら、退所されてしまうと事務所が考えた可能性も高いのだ。

 それにしても、ジャニーズ事務所は不祥事と独立ラッシュが続いている。元SMAP・中居正広、TOKIO・長瀬智也の退所に、SnowManリーダー・岩本照の未成年者との“ラブホテル”での合コンや、NEWS・手越祐也の緊急事態宣言中の飲み会→退所、そして今回の山下と亀梨の未成年飲酒にホテル連れ込み――。

 滝沢秀明体制の下、厳しい管理体制と不祥事は容赦しないという姿勢が、こうしたスキャンダル噴出となったという側面もあるが、しかし、今回も処分発表までマスコミがこれをまったく報じなかったことを考えれば、やはり、まだまだジャニーズのマスコミ圧力体質は健在ということだろう。

 そして2位の亀梨和也記事へと続くのだが、こちらも“処分”されたのに、そして同じ「週刊女性」なのに、トーンがまったく違った。

 記事には8月28日に公開を控える映画『事故物件 強い間取り』での亀梨の演技を褒めた上で、8月初旬に訪れたアパレルブランド展示会で亀梨がこうぼやいていたと紹介している。

「なんで、こんなに監視されなきゃいけないんだ」「すごい面倒だよね……」

 この亀梨のぼやきはコロナの影響の話だというが、その後の記事では、コロナ禍で芸能人が些細なことでも批判の対象となりかねないこと、亀梨周辺もかなり神経を使っているとして、こう結論付けているのだ。

「でも、それだけ気をつけていれば、スキャンダルが出ることもない……よね!?」

 ?? 一方の山下退所記事では8月7日に発覚している飲酒スキャンダルが掲載されているのに、なんとも不自然だ。

 これって山下と亀梨の事務所における立場の違いなのかとも思ってしまう。前述したように、山下は“元飯島派”で元SMAPの香取慎吾を慕っていることを公言してきた。独立もほのめかしている。一方、亀梨は飯島派から藤島ジュリー景子社長派閥に自ら乗り換えたことで、ジュリー社長の大のお気に入り。独立の心配はない(いまのところ)。

 そう考えても、なんとも奇妙で不自然な記事だ……。

 「週刊女性」と石田純一の間でバトルが繰り広げられている。発端は「週女」8月18・25日合併号が報じた「石田純一 福岡出張で連夜の濃厚宴会」記事。7月18日、北海道から福岡入りした石田は、男女の集団で福岡のバーに行き、その後パワーストーン販売会社社長宅に移動し、シャンパン宴会。その後、宿泊先に女性を連れ込んだと報じられたことだ。

 で、石田がラジオでこれに反論。そして「週女」も「週刊女性PRIME」で取材の詳細を掲載、さらに石田がラジオで再反論――。そして今回の「週女」では石田が訴えた“ある組織が自分を社会的に抹消しようとしている”との主張を掲載している。しかも、そのトーンは“ちょっとイカレている感”を前面に押して。

 でも、そうだろうか? 実際、石田は15年の安保法制デモに参加したことで、さまざまな“圧力”を受けた。また16年の都知事選出馬表明をした際も同様で、ネットでも誹謗中傷の嵐となった。“政治に参加する当然の権利”を表明しただけで。そんな経験を持つ石田。その主張を“真夏の怪奇話”などと切り捨てず、「週女」は正面から検証してほしいと思う。