桂文枝の亡き妻との“美談”、森会長・二階幹事長の失言――マスコミの「男性目線」が助長する社会の女性蔑視

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 『ニュースウオッチ9』(NHK)の有馬嘉男キャスターが3月で降板するという。有馬キャスターといえば、昨年の日本学術会議問題で、菅義偉首相を鋭く追及したことが話題になったが、そのことでの圧力説も流布されている。官房長官時代から言論に圧力に定評のあった菅首相のこと。今回も――。

第540回(2/4〜2/9発売号より)
1位「桂文枝 母と糟糠の妻を看取って『贖罪の3年半』」(「女性セブン」2月18・25合併号)
2位「三浦春馬さん実父が遺産相続問題渦中に急死!」(「女性自身」2月23日号)
3位「北野武「黒澤明監督を超えたい――」『最後の映画』5月始動!」(「女性自身」2月23日号)

 これまで数々の浮気騒動を巻き起こしてきた桂文枝(77)の特集記事が「女性セブン」に掲載されている。これまで文枝を支えてきた2人の女性――妻と実母――が相次いで亡くなったからだ。描かれるのは文枝と妻の関係、そして長年続いていた文枝の女性関係だ。さらに、そこから浮かび上がってくるのが、文枝がいかに妻を軽んじているか、だった。

 記事によると、結婚当初から家庭を顧みなかった文枝は、家事、育児などすべて妻まかせで、自分はひたすら芸事に没頭する。妻は文枝の仕事のサポートもするが、しかし夫は複数人の愛人と長期の関係を持ち、それがマスコミに報じられても、開き直り、時に面白おかしい会見を開いてマスコミも取り込んでしまう。そして妻は病を持ちながら、認知症の進む義母(文枝の母)の介護も行った――。

 記事では文枝は妻が入院後、時間のある限り病室を訪れていたこと、妻も最後まで夫を思い続けた、と“美談”にまとめているが、なんだかね。

 というのも、なぜ今回、この記事を取り上げたか。もちろんあの問題があったからだ。そう、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言だ。森会長は「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」「女性は競争意識が強い」などと発言、これに対し大きな批判が巻き起こったことは周知の通り。さらに謝罪会見を開くも、謝罪とは程遠い“逆ギレ会見”になったことで、より一層の波紋を呼んでいる。

 もちろん森会長の女性蔑視発言は容認できるものではない。だが、さらに不快に思うのは、この問題に対する男性たちのスタンスだ。そのひとつがマスコミの“男性目線”ぶり。新聞各紙も森会長の女性差別については俯瞰的に記すばかりだし、ワイドショーでは一部のコメンテーターや司会者たち(特に男性)が森会長のこれまでの功績を持ち出したりするなど、暗に擁護する姿勢を見せていた。

 ありえない! が、男性社会だからこその現象でもある。もちろんマスコミだけではない。IOCも組織委員会も、森会長を慰留、留任させる意向を早々に表明したことで、女性蔑視を事実上容認した。さらにその“最高峰”たる存在が自民党の二階俊博幹事長だった。

 会見で森“女性蔑視”発言について聞かれた二階幹事長は「発言を撤回したから問題ない」と不快そうに話し、また多数の五輪ボランティアが辞退していることについても、辞退がまるでボランティアたちの一時の気の迷いであり、人数が足らなければ再募集すると、まるで恫喝するように言い放ったからだ(ついでに言いたいが、二階幹事長は話しながら手でマスクをずらし鼻が丸出しになっていた。口まで出ていた時もあった。気になって仕方なかった。政治家がこんなマスクの着け方でいいのかと)。

 つまり、今回の森会長の女性蔑視問題は、決して森会長個人の特性や資質の問題だけにはとどまらないということだ。この国の為政者や影響力を持つ多くの(特に高齢)男性の認識は、“こんなもの”なのだから。政界やマスコミ界だけでなく、多くの企業や団体、ご近所にもいるだろう。こんな感じのプチ権力者たちが。

 そして、彼らは人から意見されるのが大嫌いだ。森会長の逆ギレ会見も“若造や女どもに意見された”“痛いところを突かれた”ことが許せなかったのだろう。だからこそ今回の「森女性差別発言」は日本全体の、特に男性の問題でもある。これまで女性が声を上げても(たとえば2017年の世界的#MeToo運動でも)、女性差別主義者にとっては屁でもないことだった。彼らは(差別している)女性の意見なんて、はなから聞くつもりはないから。だからこそ、今回の一件を機に、社会全体(特に男性)が声を上げる必要があるのではないか。

 そして桂文枝である。芸の肥やしなどと嘯いて、結果、女性を軽視することにはまるで無自覚。マスコミも弱い者は徹底的に叩くが、大物男性の不倫などには目をつぶる。そんな風潮は一刻も早くやめた方がいい。その結果が今回の森発言、そして蔓延する社会全体の女性蔑視につながっているのだから。

 昨年自死を遂げた俳優、三浦春馬。その後、自殺の原因を絡めて話題になったのが三浦の複雑な家庭環境だった。幼い頃離婚した両親、そして俳優の成功で実母との間にできた亀裂。また実父との再会と交流、三浦死亡後の遺産相続問題――。

 そして今回、「女性自身」に衝撃の情報が。遺産問題がいまだ解決しない中、当事者の一人でもあった三浦の実父が急死していたというのだ。以前から心臓が悪くペースメーカーを入れていたという実父だが、今年1月15日未明、いきつけの飲食店で気分が悪くなり帰宅、その後救急搬送され、病院で亡くなった。身寄りは実弟だけで、そのまま荼毘にふされたという。

 「女性自身」は昨年12月、この実父に取材し「これからの私は“春馬のいない残された時間”を、ただ生きていくだけです」とのコメントをもらっていた。さらにこの際、「自身」記者が実父に声をかけ、取材を申し込んだ場所も“いきつけだという飲食店ビルの前”。以前の取材のつながりから、今回の実父死亡の情報も得ることができたのか。なんとも言いようがない実父の急死、痛ましいスクープ記事だった。

 ついに! 北野武が5月から映画『首(仮)』のメガホンをとるという。約4年ぶり、そして愛人騒動でオフィス北野から独立して初の作品である。どんな作品になるのか、どんな評価になるのか非常に興味がある。

 その理由は、これまで北野映画を支え、たけしと一心同体といわれていたオフィス北野の社長だった森昌行氏が“いない”から。愛人・独立問題でたけしに切り捨てられてしまった森氏。北野映画には欠かせない存在だといわれた森氏。そんな森氏は、しかし今回の作品にいない。そんな状況下で北野作品はどう変貌するのか、しないのか。世界の北野がいま、あらためて問われる。

桂文枝の亡き妻との“美談”、森会長・二階幹事長の失言――マスコミの「男性目線」が助長する社会の女性蔑視

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 『ニュースウオッチ9』(NHK)の有馬嘉男キャスターが3月で降板するという。有馬キャスターといえば、昨年の日本学術会議問題で、菅義偉首相を鋭く追及したことが話題になったが、そのことでの圧力説も流布されている。官房長官時代から言論に圧力に定評のあった菅首相のこと。今回も――。

第540回(2/4〜2/9発売号より)
1位「桂文枝 母と糟糠の妻を看取って『贖罪の3年半』」(「女性セブン」2月18・25合併号)
2位「三浦春馬さん実父が遺産相続問題渦中に急死!」(「女性自身」2月23日号)
3位「北野武「黒澤明監督を超えたい――」『最後の映画』5月始動!」(「女性自身」2月23日号)

 これまで数々の浮気騒動を巻き起こしてきた桂文枝(77)の特集記事が「女性セブン」に掲載されている。これまで文枝を支えてきた2人の女性――妻と実母――が相次いで亡くなったからだ。描かれるのは文枝と妻の関係、そして長年続いていた文枝の女性関係だ。さらに、そこから浮かび上がってくるのが、文枝がいかに妻を軽んじているか、だった。

 記事によると、結婚当初から家庭を顧みなかった文枝は、家事、育児などすべて妻まかせで、自分はひたすら芸事に没頭する。妻は文枝の仕事のサポートもするが、しかし夫は複数人の愛人と長期の関係を持ち、それがマスコミに報じられても、開き直り、時に面白おかしい会見を開いてマスコミも取り込んでしまう。そして妻は病を持ちながら、認知症の進む義母(文枝の母)の介護も行った――。

 記事では文枝は妻が入院後、時間のある限り病室を訪れていたこと、妻も最後まで夫を思い続けた、と“美談”にまとめているが、なんだかね。

 というのも、なぜ今回、この記事を取り上げたか。もちろんあの問題があったからだ。そう、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言だ。森会長は「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」「女性は競争意識が強い」などと発言、これに対し大きな批判が巻き起こったことは周知の通り。さらに謝罪会見を開くも、謝罪とは程遠い“逆ギレ会見”になったことで、より一層の波紋を呼んでいる。

 もちろん森会長の女性蔑視発言は容認できるものではない。だが、さらに不快に思うのは、この問題に対する男性たちのスタンスだ。そのひとつがマスコミの“男性目線”ぶり。新聞各紙も森会長の女性差別については俯瞰的に記すばかりだし、ワイドショーでは一部のコメンテーターや司会者たち(特に男性)が森会長のこれまでの功績を持ち出したりするなど、暗に擁護する姿勢を見せていた。

 ありえない! が、男性社会だからこその現象でもある。もちろんマスコミだけではない。IOCも組織委員会も、森会長を慰留、留任させる意向を早々に表明したことで、女性蔑視を事実上容認した。さらにその“最高峰”たる存在が自民党の二階俊博幹事長だった。

 会見で森“女性蔑視”発言について聞かれた二階幹事長は「発言を撤回したから問題ない」と不快そうに話し、また多数の五輪ボランティアが辞退していることについても、辞退がまるでボランティアたちの一時の気の迷いであり、人数が足らなければ再募集すると、まるで恫喝するように言い放ったからだ(ついでに言いたいが、二階幹事長は話しながら手でマスクをずらし鼻が丸出しになっていた。口まで出ていた時もあった。気になって仕方なかった。政治家がこんなマスクの着け方でいいのかと)。

 つまり、今回の森会長の女性蔑視問題は、決して森会長個人の特性や資質の問題だけにはとどまらないということだ。この国の為政者や影響力を持つ多くの(特に高齢)男性の認識は、“こんなもの”なのだから。政界やマスコミ界だけでなく、多くの企業や団体、ご近所にもいるだろう。こんな感じのプチ権力者たちが。

 そして、彼らは人から意見されるのが大嫌いだ。森会長の逆ギレ会見も“若造や女どもに意見された”“痛いところを突かれた”ことが許せなかったのだろう。だからこそ今回の「森女性差別発言」は日本全体の、特に男性の問題でもある。これまで女性が声を上げても(たとえば2017年の世界的#MeToo運動でも)、女性差別主義者にとっては屁でもないことだった。彼らは(差別している)女性の意見なんて、はなから聞くつもりはないから。だからこそ、今回の一件を機に、社会全体(特に男性)が声を上げる必要があるのではないか。

 そして桂文枝である。芸の肥やしなどと嘯いて、結果、女性を軽視することにはまるで無自覚。マスコミも弱い者は徹底的に叩くが、大物男性の不倫などには目をつぶる。そんな風潮は一刻も早くやめた方がいい。その結果が今回の森発言、そして蔓延する社会全体の女性蔑視につながっているのだから。

 昨年自死を遂げた俳優、三浦春馬。その後、自殺の原因を絡めて話題になったのが三浦の複雑な家庭環境だった。幼い頃離婚した両親、そして俳優の成功で実母との間にできた亀裂。また実父との再会と交流、三浦死亡後の遺産相続問題――。

 そして今回、「女性自身」に衝撃の情報が。遺産問題がいまだ解決しない中、当事者の一人でもあった三浦の実父が急死していたというのだ。以前から心臓が悪くペースメーカーを入れていたという実父だが、今年1月15日未明、いきつけの飲食店で気分が悪くなり帰宅、その後救急搬送され、病院で亡くなった。身寄りは実弟だけで、そのまま荼毘にふされたという。

 「女性自身」は昨年12月、この実父に取材し「これからの私は“春馬のいない残された時間”を、ただ生きていくだけです」とのコメントをもらっていた。さらにこの際、「自身」記者が実父に声をかけ、取材を申し込んだ場所も“いきつけだという飲食店ビルの前”。以前の取材のつながりから、今回の実父死亡の情報も得ることができたのか。なんとも言いようがない実父の急死、痛ましいスクープ記事だった。

 ついに! 北野武が5月から映画『首(仮)』のメガホンをとるという。約4年ぶり、そして愛人騒動でオフィス北野から独立して初の作品である。どんな作品になるのか、どんな評価になるのか非常に興味がある。

 その理由は、これまで北野映画を支え、たけしと一心同体といわれていたオフィス北野の社長だった森昌行氏が“いない”から。愛人・独立問題でたけしに切り捨てられてしまった森氏。北野映画には欠かせない存在だといわれた森氏。そんな森氏は、しかし今回の作品にいない。そんな状況下で北野作品はどう変貌するのか、しないのか。世界の北野がいま、あらためて問われる。

“お騒がせ息子”花田優一、父・貴乃花光司に「1時間半くらいつかみ合って殴られた」告発への疑問

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 コロナ感染拡大で国民に我慢を強いる一方、銀座クラブ遊びとウソがばれた与党議員たち。呆れるというより、これが多くのオヤジ国会議員の実態、本来の姿、レベルの低さの証明なのだと思う。

第539回(1/28〜2/2発売号より)
1位「独占インタビュー 180分 貴乃花光司“勘当”長男が決意の告白 大横綱父の虚言 モラハラ 暴力」(「週刊女性」2月16日号)
2位「芸能人の独立裏事情」(「週刊女性」2月16日号)
3位「新連載 私たちの80年代 青木さやか『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(林真理子)」(「女性自身」2月16日号)

 これまた衝撃的な告白だ。かつての大横綱・貴乃花光司が自身の長男である花田優一にモラハラや暴力を告発された。しかし「週刊女性」に掲載されたこの告白、衝撃であると同時にいろんなことが微妙すぎて、どう評価していいやら、という代物ものなのだ。

 ご存じとは思うが、今回父親を告白した優一は、そもそもイタリアで修行した「靴職人」で、帰国後は両親の“七光り二世枠”でテレビなどに出演するようになった“芸能人”だ。しかし、その後は靴を注文した客とのトラブルが報じられ、師弟関係を公言していたイタリアの有名靴職人との関係も否定されることに。一方で、歌手として『NHK紅白歌合戦』出場を宣言するなど、すでにお騒がせの評価が定着しつつある人物。

 一方の父親・貴乃花も、ここ数年だけでも弟子の暴力問題での無責任ぶり、相撲協会との確執と退職、さらに妻・河野景子との離婚など数々のトラブルがあり、そのたび「大丈夫か?」と心配になる言動、迷走ぶりをみせている。

 最近では、この父子の確執が伝えられていた。そして貴乃花は常々、母親の河野とべったりの息子に苦言を呈した挙句、今年の1月22日にはオンライン会見で「息子は完全に勘当しております」という衝撃発言をして大きな話題になった。今回の告発はこの「勘当」発言を端緒にしたもののようだが、そんな背景を考慮しつつ、この告発内容を見ると――。

 例えば、モラハラと暴力。優一によると貴乃花は2015年前後から急速にアルコールに頼るようになり、妻だった景子につらく当たるようになったという。そのため幼かった妹たちが兄・優一に助けを求め、優一はイタリアから緊急帰国。そして母と妹たちを実家近くのワンルームマンションにかくまうが、その際、父親から壮絶な暴力を振るわれたという。確かにモラハラについては家族内のことでもあり、告発の内容は事実なのだろうと思える。しかし、暴力については少々クエスションが。

 記事によれば、暴力があったのは17年2月12日、品川区内の高級住宅街でのことだったという。優一のマンションに乗り込んだ貴乃花が、外に出た優一につかみかかった。

「父がみたこともない形相で突然つかみかかってきました。そのまま道端で1時間半くらいつかみ合って……殴られて……。通りかかった人も、ギョッとして、逃げるように通り過ぎて行きました」

 高級住宅街の道端で1時間半殴られた。目撃した人もいた。しかし誰も警察を呼ぶこともせず、止めることもしなかった? それはあまりに不自然だ。しかも横綱までいった貴乃花だ。靴職人の息子がこれだけ長時間暴力にさらされたら、かなりやばい状況になるのではないのか。さらに告発では、その後、優一は父に髪を掴まれ引きずられるように実家に。そしてリビングで正座させられたという。

「さらに理不尽に僕を痛めつけると気がすんだのか、父は“帰れ!”と吐き捨てるように言って、解放されました」

 そして心配した母の進言で病院に行ったという。しかし、なぜか記事には診断結果(たとえば全治⚫週間とか)の記載はない。かなり盛っているのでは、と疑問に思わざるを得ないのだ。

 一方で、貴乃花も「離婚は優一のせい」だと週刊誌で発言するなど、息子への不信感をあらわにしてきた。そもそも自分たちの離婚を息子のせいにするというのは、どういう神経だと思うが、そんな父親なのだろう。つまりどっちもどっち。

 そう考えると、この告発も半分くらいに思いながら読むといい。

 それにしても、若貴の大フィーバーを懐かしく思い出す。若貴兄弟が快進撃を続け、その両親とともに日本を代表するような一家の姿が連日報じられた。しかしだからこそ、その後の展開は人々を驚かせた。宮沢りえとの破局で「もう愛情がなくなった」と突き放すように語り、その後は洗脳騒動が勃発。結局母親の藤田紀子、そして兄・若乃花虎上と断絶した。その後も波乱万丈、トラブルを引き起こし続けてきた貴乃花。そして今回は実の子どもからも――。

 そこには人を切り、人から切られ、そして孤立していった貴乃花の姿が浮かぶ。

 この告発に対し、貴乃花サイドは「週刊女性」の取材に対し、「看過できる内容ではない」と答えている。今後どんな展開があるのか、父親の逆襲はあるのか、注目したい。

 昨年頃から続出しているのが一流芸能人と言われる人たちの事務所からの独立だ。そんな独立事情について「週刊女性」が特集していて面白い。

 まず指摘されるのが、「芸能界を引っ張ってきた敏腕と言われるような人たちが、健康面を含めて老体化してきたという点が挙げられるでしょう」(芸能レポーター石川敏男氏のコメント)

 もってまわった言い方だが、要は芸能界のドンとか天皇とか言われる芸能事務所幹部が高齢化し、その影響力が衰えたり、実権がなくなったり、時には亡くなってしまうということだろう。確かに、これまで芸能界を牛耳ってきた強面大手事務所の幹部は、そろって高齢になっている。

 さらに指摘されているのが19年、公正取引委員会が出した見解だ。

「公正取引委員会が芸能人などの活動にも独占禁止法を適用すると見解をまとめたことが大きい」(同)

 これももってまわった言い方だが、19年、公正取引員会は、ジャニーズ事務所から独立した元SMAP3人(新しい地図)を干した疑いがあるとして、ジャニーズ事務所に“注意処分”をした。確かにここから流れは変わっていったのだが、しかし「週女」もジャニーズに気を使うようになり、ジャニーズではなく、のん(能年玲奈)のケースを紹介している(笑)。

 ともあれ、旧態依然とした体質の芸能事務所とタレントの関係が少しずつだが変わってきたもの事実。時代の流れを感じる特集だった。

 1980年代、当時の本やおしゃれについて同世代の女性と振り返るという「女性自身」の連載企画「私たちの80年代」。今週は青木さやかが林真理子のデビュー作『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(1982年)を選んで紹介している。青木より少し上の世代だが、高校時代に同著を速攻で購入した者として、青木の言葉に共感し、また懐かしく思った。そして思い出した。昨年8月、林の「週刊文春」(文藝春秋)エッセイに悪口を書かれたことを。

「同じように『噂の真相』の元編集者の肩書きで、平気で雑誌に書いている女性ライターもいるけど、彼女もそう。
『裏社会を歩きます』
 と決めたんだったら、それを貫くか、別の仕事をするかだ。」

 はあぁ〜?

ジャニー氏の性虐待告発は「若気の至り」「暴露するもんじゃない」ーーフォーリーブス・おりも政夫の含蓄ある告白

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 「女性自身」の目次、左側に毎号掲載されている“一行情報”。今週はこんな文言が。「“嵐ロス”を癒し続けます! 生活をうるおす実用ニュースもお楽しみください!!」だって。どう癒やしてくれるのか――(笑)。

第538回(1/21〜1/26発売号より)
1位「松本潤 大河出演決断に秘めた嵐再結集『茨の3年』計画」(「女性自身」2月9日号)
2位「ジャニーズJr.“22才定年”の衝撃 芸能界こんなにある(秘)『年齢制限』」(「女性セブン」2月4日号)
3位「今だから実現できた衝撃不定期連載 有名人が仰天告白『あのとき、私は』第20回 おりも政夫」(「週刊女性」2月9日号)

 そうきましたか。昨年2020年いっぱいで活動を休止した嵐。そして前後して話題になったのがメンバーの“その後”だ。例えば大野智は芸能界から離れ、二宮和也は俳優業に、相葉雅紀はバラエティ中心で、櫻井翔はニュースキャスターってな具合に。そんな中、松本潤は主だった活動予定がなく、Jr.の“育成・演出”に精を出すとされていた。しかし――。

 1月19日、驚きのニュースが。それが23年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』主演に松潤が抜てき! というものだ。やるな、松潤。やるな、ジャニーズ事務所。

 そんな松潤の大河主演抜てきがよほどうれしかったのか、「女性自身」は目次ページ左に「“嵐ロス”を癒し続けます!」と銘打ち、巻頭グラビアでは松潤の“俳優ヒストリー”と題し、幼い頃の写真から現在までを掲載、そして特集記事も組んでいる。

 特集記事の内容も、もちろん松潤絶賛の嵐だ。低迷する大河ドラマ復活には若い世代の視聴者が必須で、そのために松潤は話題性抜群なこと、時代劇に不安もある松潤だが、親友である小栗旬や中村七之助がそれをフォローしてくれるのではないかとの期待、さらに、なぜか松潤大河主演と嵐の再結成までをも結びつけるのだ。

「大河終了後の’24年は嵐の結成25周年イヤー。(略)ただでさえ嵐は休止前ラストイヤーを思うようにできず、完全燃焼とはいかなかった。櫻井翔さん(39)もかねてから『復活はある』と語っていますし、’24年に再集結して“悲願”を達成する可能性は大いにあるでしょう」(テレビ局関係者のコメント)

 なんか大河にこじつけているけど、24年嵐復活説をぶち上げた。さらに記事はその後も多方面な展開を見せる。松潤は故ジャニー喜多川氏の遺志を継ぎ、後輩グループの育成、演出に力を注いできたが、先日発表されたJr.の定年制のため、急ピッチで指導する必要があること、また滝沢秀明副社長と連携し、Jr.の発掘を行うこと、さらに大河撮影の前から所作指導や乗馬訓練に取り組む予定だということ、などなど“これでもか!”とばかりに松潤の今後がてんこ盛り、盛りだくさんなのだ。

 目次に銘打った「嵐ロス”を癒し続けます!」とはこういうことなのか(苦笑)? グループとしての活動は休止したが、今後もメンバーたちは元気です! と、よいしょし続けること。ご苦労さまです。

 そして年明け早々、ジャニーズ関連で注目すべきは、前述「女性自身」松潤記事でも触れられていたJr.の定年制だ。

 1月16日、ジャニーズ事務所はJr.に定年制度を設けると発表。その内容は満22歳になったのちの3月31日までにJr.と事務所が話し合い、活動継続について合意に至らない場合は、Jr.活動を終了する。それを23年3月31日から適用するというのだ。

 いやはや、これまでのジャニーズ事務所の軌跡を考えれば、異例で異様なことだろう。なにしろジャニーズ事務所の基盤を作り、ここまでの帝国にのし上げた故・ジャニーズ喜多川氏は、Jr.を発掘し育てることを生きがいとし、Jr.から国民的アイドルを多数輩出させてきた。Jr.をこよなく愛したジャニー氏が存命なら、定年制導入は難しかっただろう。もちろん歳を食ったJr.には興味を失ったともいわれるが、しかし定年制まではね。

 もちろんJr.制度には多くの問題も存在する。Jr.は契約書も存在しないとされる“研修生“だ。しかも誰もがデビューし、活躍できるわけではない。逆に多くが芸能界デビューを夢見て、しかし夢破れて去っていった。しかも10代そこそこからアイドルを目指してJr.活動やレッスンを優先すれば、その後のつぶしがきかないことも多く、身を持ち崩したり、事件を起こしたりする元Jr.も多い。

 さらに問題なのが、Jr.が不祥事を起こせば、その多くが即刻クビ(契約もしていないのに、だが)。そしてジャニーズ事務所が責任を取ることもない。まさに放り出すのだ。

 現在、事務所の実権を握るジュリー藤島景子副社長はJr.育成に消極的だといわれる。そんな中でのJr.定年制が今後、ジャニーズ事務所やタレントたちにどんな影響やハレーション、もしくは成功をもたらすのか。そしてJr.育成に力を入れる一方の滝沢秀明副社長の動向は? 今年もジャニーズの動向には要注目だ。ちなみに「女性セブン」記事は、女性アイドルや俳優、声優にも年齢制度(年齢的限界)があると芸能界のシビアさを指摘する内容だった。

 若い世代は知らないだろうが、1970年代、超絶人気アイドルだったジャニーズ事務所の「フォーリーブス」。そのメンバーのひとり、おりも政夫がジャニーズについて語っている。

 独身時代のマッチの女遊び、田原俊彦との比較、そしてジャニー喜多川氏からの性的虐待を告発した北公次や、ジャニーズ批判を展開した青山孝史についても。

「周りに乗せられた若気の至りだったんでしょう。ジャニーさんの個人的なことなんて暴露するもんじゃない。後になって北も青山も、ずっと“ジャニーさんに謝りたい”と言っていました」

 北や青山の告発を決して“嘘”とは言っていないところがミソか(笑)。なかなか含蓄ある、おりもの興味深い告白の数々だった。

二宮和也の妻「妊娠報道」とジャニーズカレンダー広告に見る、影響力にひれ伏すメディアの姿

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 コロナ感染拡大が続くと、マスクの着け方にもいろいろ問題が出てくるようで。鼻出しダメ、ウレタンや布の素材ダメ、マウスシールドも意味なし――。難しいし、本当に大変。不織布をしてればいいのか!?

第537回(1/14〜1/19発売号より)
1位「独占スクープ 二宮和也『この春パパになる』妻と挑んだ妊活500日」(「女性セブン」1月28日号)
参照「二宮和也 ひそかに買った『7万円のベビーカー』と守り続けた“あの日”の約束」(「週刊女性」2月2日号)
2位 女性週刊誌3誌に出そろった“Johnny's CALENDAR 広告”
3位「草なぎ剛の妻『漫喫暮らしから20億円新居へ』ナンパから始まった逆転人生」(「女性セブン」1月28日号)

 絶妙なタイミングだ。二宮和也の妻A子さんの妊娠発覚報道。これをスクープしたのは1月14日発売の「女性セブン」だが、まるで昨年末の嵐活動休止を待っての“スクープ”に見える。しかも記事によると、A子さんの妊娠がわかったのは昨年の夏頃、ということは今年の春には出産予定だということだ。もうすぐ!

 さらにこの間、A子さんの妊娠がマスコミに漏れなかったことも(約半年にもわたって)ある意味すごい。A子さんといえば、二宮との結婚前から“匂わせ女”との悪評が立ち、バッシングに晒されてきたが、やはり自身の妊娠を匂わせることはしなかった。

 いやいや、それは違うか。というのも二宮が19年11月に結婚して以来、いくつかの週刊誌、芸能マスコミがA子さんの妊娠スクープを狙って取材を継続していたといわれる。そもそも二宮がA子さんとの結婚を急いだのも、子どもが欲しかったという理由が大きかったから、マスコミがそれを狙うのも当然だ。実際、「セブン」記事を後追いした「週刊女性」の記事には昨年秋、二宮夫妻が都内百貨店でドイツメーカーの7万円近いベビーカーを購入する目撃談が紹介されている。ということは「週女」もすでに昨年秋の時点で、妊娠をキャッチしていた!?

 だが、完全なる“ウラ”や、ジャニーズ事務所のお墨付きが取れなかったんだろうね。すでにジャニーズと手打ちし、“仲良し媒体”に成り下がって久しい「週女」はジャニーズのお墨付きがない限り、妊娠などというナーバスなネタはスクープできないだろうし。ということは今回の「セブン」記事はジャニーズのお墨付きか。

 しかし、今回のスクープには不可思議なことが多い。まず事務所や二宮本人のコメントもいまだなく、また他マスコミもこの妊娠ネタをあまり大きく取り上げてはいない。もちろんワイドショーも。

 もちろん二宮の結婚自体が嵐メンバーやジャニーズ事務所との間に、いろんなハレーションを起こしてきたという事情もあるだろう。さらに子どもの誕生となれば、ファンからもどんな反応が起こるか未知数。だから慎重になっているのか。そもそもジャニーズ事務所は既婚タレントの家族話やプライバシーに触るのを極度に嫌がるからね。

 また記事には“計画的に妊活”“自然妊娠が難しくなる年齢”などとプライバシーに深く関わる記述もある。おめでたいはずの話なのに――。アイドルは年をとっても、活動を休止しても、結婚しても、つらい!! そして今後、二宮本人が今回の件に関し、どんなコメントを出すのか出さないのか。注目したい。

 そんなジャニーズ事務所だが、現在発売中の女性週刊誌3誌ともに、あのカレンダーの広告が掲載されている。そう、恒例の「Johnny's CALENDAR」だ。3月5日発売予定だという2021年の公式カレンダーは8グループ。昨年12月1日に予約がスタートし、昨日1月18日から順次25日までに書店での予約が終了するが、ラストスパートとばかりに、女性週刊誌各誌にそろって広告が掲載されたのだ。

 しかも、このカレンダー広告、単なるタレントカレンダーの広告ではない。女性週刊誌各誌の“版元から発売される”ジャニーズ公認のカレンダーPR・広告だからだ。

 まずは「女性自身」の版元・光文社から発売されるのがSexy Zone。デビュー10周年を迎えるSexy Zoneだが、「自身」の巻頭グラビアにはカレンダー広告1ページ、そしてメンバーの中島健人のCMキャラクター就任グラビア1ページ、そしてカレンダーの未公開アナザーカットSPエディションの折り込みグラビア(ページにすると6!)が掲載されている。しかも、これらグラビアにはカレンダー発売元が光文社ときちんと明記されていないタチの悪さだ。

 そして「女性セブン」の版元・小学館から発売されるのがSixTONES。こちらも巻頭グラビアに掲載されているが、しかし「自身」と違って1ページの誰でもわかるれっきとした広告。問い合わせ先として小学館愛読者サービスセンターの電話番号も明記していて、公平性を保った、フツーの広告になっている。 

 そして「週刊女性」の版元・主婦と生活からはジャニーズWEST。こちらは巻末グラビアに通常広告1ページ、その後ろにシングル「週刊うまくいく曜日」の宣伝グラビア・インタビュー4ページが掲載されている。かつてジャニーズキラーと呼ばれた「週女」も、2年ほど前にジャニーズと手打ちしたといわれ、今回、実に約20年ぶりにカレンダーを奪取した。

 つまり、3誌ともジャニーズ利権のおこぼれに預かっているということだ。かなりの収益を見込めるジャニーズ公認のカレンダーという“おいしいエサ”をジャニーズからありがたくいただく。軍門に降(くだ)るという意味でもある。しかも、この利権は女性週刊誌を擁する出版社だけではない。

 講談社はKing&Princeの、新潮社はSnow Manの、集英社は関西ジャニーズJr.の、マガジンハウスはHey!Say!JUMPの、ワニブックスはジャニーズJr.の、それぞれ公式カレンダーの発売を請け負っている。文藝春秋以外、日本を代表する大出版社がこぞってというあり様だが、こうしたおいしいエサの元、みんな御用マスコミになるのは自明の理でもある。決定的なスキャンダルを書けないのもしかり。忖度もするだろう。こうしてメディアはジャニーズの影響力にひれ伏してきた。それは今後も続くのか……。

 昨年末に飛び込んできた草なぎ剛の結婚だが、そのお相手である一般女性A子さんの“素顔”について「女性セブン」が紹介している。が、しかし、どう解釈していいやら。まずは「どこにでもいる普通の子」。しかし「一見、派手なメイクをしているけれど、中身は明るいことが取り柄な素朴な子」。さらに「おっとり」しているが、「連日パーティに繰り出す、いわゆるパリピ。六本木で朝まで飲むこともよくありました」。

 エピソードが二転三転し、イメージが掴めない、実像が全く見えない(苦笑)。ちなみに、現在では酒もたばこもやめているそうです。

草なぎ剛結婚報道について“過去記事自慢”する「週刊女性」と「女性セブン」の侮れない取材力

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 新年あけましておめでとうございます! 昨年はコロナ禍にあっても不倫や電撃婚をはじめ、いろいろあった芸能ニュース。2021年も驚きの芸能ネタが満載なことを願っています。芸能ニュースが話題になるのは、ある意味平和のバロメーターだな、とも思うので。今年もよろしくおねがいいたします!

第536回(12/24〜1/5発売号より)
1位「草なぎ剛 祖母が語っていた理想の結婚式」(「週刊女性」1月19・26日合併号)
同「草なぎ剛 20億円豪邸建てさせた“一般人妻”の素性と辣腕」(「女性セブン」1月21日号)
2位「相方・藤森慎吾と昨年末に吉本退社して独立の舞台裏 中田敦彦決め手となった強引な“個人活動”」(「週刊女性」1月19・26日合併号)
3位「瀬戸大也 両親が漏らした“本音”『関係は1回だけで、あとはウソ』」(「週刊女性」1月19・26日合併号)

 昨年末に飛び込んできた草なぎ剛の結婚。SMAPが解散後、まずは香取慎吾が結婚か!? といわれたが、過去においても熱愛報道が最も少なかった草なぎだったとは驚いた。しかもジャニーズ事務所退所から3年半後。やはり、ジャニーズアイドルの結婚のハードルの高さにはため息がつく。そんな草なぎ結婚だったが、これを伝える「週刊女性」と「女性セブン」の“過去記事自慢”が面白い。まずは「週女」から。

「本誌は’15年10月、草なぎが愛媛県今治市に住む祖母に彼女を紹介したことを報じている。知人男性や親族とともに浜辺でバーベキューを楽しんだ際、Aさんの姿が目撃されていたのだ」

 こんな文章とともに、当時草なぎの祖母に直撃取材した際、「(結婚について)確かにそうしてくれるといいけどね」などという歓迎コメントをもらったことも紹介するのだ。

 確かに、SMAP独立騒動が勃発する半年ほど前の2015年10月、「週女」では草なぎとAさんのバーベキューの様子を詳細に報じている。それまでこれといった熱愛情報がなかった草なぎ剛だが、本命女性がいるとして30代の美女、そしてもう1人男性を連れて、祖母宅へ里帰りしたことを伝えたのだ。

 だが当時、「週女」の直撃取材を受けた草なぎのお婆ちゃんは、A子さんが草なぎの恋人だという認識はなく、それどころか、“女性”はもう1人の男性の奥さんだと思っていたとのコメントをしていた。それを読んだ筆者もまた、当時はこれが熱愛記事なのか!? と少々疑問に思ったが、しかし本当だったんだな。さすがです。当時はバリバリのジャニーズキラーだった「週女」。果敢に攻めていた!

 そして一方の「セブン」はというとこんな感じだ。

「これまで熱愛報道がほとんどなかった草なぎだが、一度だけ本誌が女性との“逢瀬”をスクープしたことがあり、今回の結婚相手はその女性だという。
 いまから4年半前の’16年6月のことだ。2人は草なぎの行きつけの飲食店でデートした後、時間差で草なぎの自宅へと入っていった」

 しかも「セブン」はデートの様子だけでなく、その後草なぎがA子さんとの結婚報告を周囲にしているとも報じていた。女性週刊誌の取材力、侮れない! そして次なる注目は“今度は、誰?”ということだろう。しかも元SMAPだけでなく、昨年末で活動を休止した嵐メンバーたちにも“2021年結婚ラッシュ説”が囁かれている。21年、ジャニーズ関連の結婚ラッシュ到来か!?

 昨年末、吉本興業から独立したお笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾だが、その舞台裏を「週女」が報じている。

 記事によると、中田は18年からテレビの仕事を減らしYouTube活動へシフト、藤森もレギュラー6本を抱えているが、闇営業問題の影響で、吉本が2人に圧力をかけることはないと推測する。さらに独立の理由としては中田の個人活動だとして、中田は何もしない事務所がギャラの一部をもらうのはおかしいというスタンスで、それを強引に通した、そして吉本もそうした中田の存在にメリットがなく、その結果の退社だと指摘する。全体的に中田の“守銭奴”“わがまま”といったトーンだ。

 でも、それだけじゃないよね。確かに中田は自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」の登録者数は300万人を超え、オンラインサロンもスタートさせるなどネットで大成功しているが、地上波ではその姿を見ることはなくなってしまった。理由は17年の「茂木vs松本人志」事件だ。

 17年2月、脳科学者の茂木健一郎氏がTwitterで“日本のお笑い芸人はオワコン”である」旨のツイートをしたことで、松本人志が激怒。しかし、これに対し中田が茂木を支持したことで、吉本興業上層部が中田に“松本に謝れ”と圧力をかけた一件だ。謝罪については拒否した中田だったが、この一件をきっかけに中田はテレビから姿を消したのだ。

 今回の独立もその延長線上にあるのは間違いないはずだが、でも報じないよね、マスコミ。今回の「週女」も。吉本、そして松本を怒らせたくないもんね。ともあれ、中田はシンガポールに拠点を移して活動を続けるという。テレビもオワコンだと思えば、その選択は懸命で当然だったのかも。

 先日「女性セブン」で朝までハシゴ酒を報じられた瀬戸大也だが、両親が大反論している。飲み会が開かれたという日、実家で家族と食事をしていたというのだ。そして不倫についてはこうだ。

「大也も相手の女性のことをよく知らないし、関係を持ったのだって1回だけ。2年間(に及ぶ関係)とかもウソですよ」

 親心(涙)。

眞子さま「強いお気持ち」杏「見事な女っぷり」沢尻エリカ「女優復帰は?」……2020年の“女”を斬る!

「女性週刊誌ぶった斬り!」を連載中の、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク・神林広恵が、今年世間を騒がせた女たちを斬る!

 世界にとって特異で異様な年となってしまった2020年。来年は明るくなるといいなと思いを込め、今年を振り返りながら、年末恒例! 女性の注目人物ベスト3(極私的)をピックアップして振り返りたい。

1位 杏

 コロナ禍でもたくさんあった芸能界の不倫騒動。そんな2020年を予感させ、先陣を切るように大騒動となったのが東出昌大の不倫騒動だった。なにしろ妻は女優の杏。結婚当初は杏のほうが圧倒的な知名度、実績を誇っていたことから格差婚ともいわれ、その後は杏の内助の功で東出もまた活躍していったことから、不倫への風当たりはもちろん強かった。しかも杏は世界の渡辺謙の愛娘でもある。東出、なにさま! 誰のおかげで! と多くの女性たちから大ひんしゅくを買ったのだった。

 そんな東出不倫だったが、その陰で見事な女っぷりを見せたのが妻の杏だった。2月、騒動後、初めてイベントに出演した杏は、その場で自ら不倫について切り出し、騒動を謝罪しつつ、家族にも向けられたマスコミの過剰な取材に対して配慮を求めた。

 東出と杏の離婚時期が注目され、またコロナ感染拡大で緊急事態宣言が出た4月、杏は自宅で加川良の「教訓Ⅰ」を弾き語りする自身の動画を所属事務所のYouTube公式チャンネルにアップした。「教訓Ⅰ」はアメリカのベトナム戦争をめぐって日本でも反戦運動が高まっていた1970年、熱狂的な支持を集めたフォークシンガー・加川良が発表した反戦歌。しかも、その歌詞はシンプルに反戦を叫ぶのでなく、「国のために命を捧げる」という物語を相対化し、そのくだらなさを暴く、鋭くて本質的で、かつユーモラスなもの。

 コロナ感染拡大で人々がうつうつとする中、美しい歌声と意識の高いメッセージ性にはめちゃ感動! その後、杏は東出と離婚したが、この不倫騒動で杏は器の大きさが東出なんかよりも何倍も違う、と認識させてくれた。東出、本当にもったないことしたね。残念。

2位 眞子さま

 今年もまた大きな注目を浴びた眞子さま。小室圭さんとの結婚問題がまだ決着していないが、しかし大きな動きもあった。11月、「お気持ち」文書を発表したことだ。そこには「お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在」「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」という強い思いが認められていた。

 恋する女性は強い! 眞子さまは強い! 

 この「お気持ち」の後、小室圭さんの母親の元婚約者(400万円金銭問題の当事者)も「400万円」の返金は求めないと「週刊現代」(講談社)で語ったのだ。

 とはいえ、この「お気持ち文書」以降も小室さんへの批判は止まらない。というか、エスカレートした感もある。でも、きっと何があっても眞子さまの気持ちは変わらない、揺らがない、そんな強い決意を見て女性としてうらましくも思った。どんな解決方法があるのかないのか、下々にはわかりかねるが、眞子さまもご両親の秋篠宮夫妻も幸せに思える決着になってほしい。来年も頑張れ、眞子さま!

3位 沢尻エリカ

 昨年2019年11月、合成麻薬MDMAを含む粉末を所持していたとして麻薬取締法違反で逮捕された沢尻エリカ。今年1月31日の初公判では、「女優復帰については考えていない」と語ったが、それ以降、動向は伝わってこない。本当に、このまま女優をやめてしまうのか。いや、もったいないでしょう。

 ここ数年、マスコミ、特にワイドショーの報道は薬物や不倫に関してあまりの“厳罰主義”ではないか。しかも裁判で証人として法廷に立った沢尻の主治医によると、沢尻は大麻に関して「軽度の依存症」だという。だとしたら、依存症の治療を終え、社会復帰して、立ち直ったその姿を見せてほしいと思う。影響力のある芸能人として、そういうけじめもあると思うのだが。

眞子さま「強いお気持ち」杏「見事な女っぷり」沢尻エリカ「女優復帰は?」……2020年の“女”を斬る!

「女性週刊誌ぶった斬り!」を連載中の、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク・神林広恵が、今年世間を騒がせた女たちを斬る!

 世界にとって特異で異様な年となってしまった2020年。来年は明るくなるといいなと思いを込め、今年を振り返りながら、年末恒例! 女性の注目人物ベスト3(極私的)をピックアップして振り返りたい。

1位 杏

 コロナ禍でもたくさんあった芸能界の不倫騒動。そんな2020年を予感させ、先陣を切るように大騒動となったのが東出昌大の不倫騒動だった。なにしろ妻は女優の杏。結婚当初は杏のほうが圧倒的な知名度、実績を誇っていたことから格差婚ともいわれ、その後は杏の内助の功で東出もまた活躍していったことから、不倫への風当たりはもちろん強かった。しかも杏は世界の渡辺謙の愛娘でもある。東出、なにさま! 誰のおかげで! と多くの女性たちから大ひんしゅくを買ったのだった。

 そんな東出不倫だったが、その陰で見事な女っぷりを見せたのが妻の杏だった。2月、騒動後、初めてイベントに出演した杏は、その場で自ら不倫について切り出し、騒動を謝罪しつつ、家族にも向けられたマスコミの過剰な取材に対して配慮を求めた。

 東出と杏の離婚時期が注目され、またコロナ感染拡大で緊急事態宣言が出た4月、杏は自宅で加川良の「教訓Ⅰ」を弾き語りする自身の動画を所属事務所のYouTube公式チャンネルにアップした。「教訓Ⅰ」はアメリカのベトナム戦争をめぐって日本でも反戦運動が高まっていた1970年、熱狂的な支持を集めたフォークシンガー・加川良が発表した反戦歌。しかも、その歌詞はシンプルに反戦を叫ぶのでなく、「国のために命を捧げる」という物語を相対化し、そのくだらなさを暴く、鋭くて本質的で、かつユーモラスなもの。

 コロナ感染拡大で人々がうつうつとする中、美しい歌声と意識の高いメッセージ性にはめちゃ感動! その後、杏は東出と離婚したが、この不倫騒動で杏は器の大きさが東出なんかよりも何倍も違う、と認識させてくれた。東出、本当にもったないことしたね。残念。

2位 眞子さま

 今年もまた大きな注目を浴びた眞子さま。小室圭さんとの結婚問題がまだ決着していないが、しかし大きな動きもあった。11月、「お気持ち」文書を発表したことだ。そこには「お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在」「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」という強い思いが認められていた。

 恋する女性は強い! 眞子さまは強い! 

 この「お気持ち」の後、小室圭さんの母親の元婚約者(400万円金銭問題の当事者)も「400万円」の返金は求めないと「週刊現代」(講談社)で語ったのだ。

 とはいえ、この「お気持ち文書」以降も小室さんへの批判は止まらない。というか、エスカレートした感もある。でも、きっと何があっても眞子さまの気持ちは変わらない、揺らがない、そんな強い決意を見て女性としてうらましくも思った。どんな解決方法があるのかないのか、下々にはわかりかねるが、眞子さまもご両親の秋篠宮夫妻も幸せに思える決着になってほしい。来年も頑張れ、眞子さま!

3位 沢尻エリカ

 昨年2019年11月、合成麻薬MDMAを含む粉末を所持していたとして麻薬取締法違反で逮捕された沢尻エリカ。今年1月31日の初公判では、「女優復帰については考えていない」と語ったが、それ以降、動向は伝わってこない。本当に、このまま女優をやめてしまうのか。いや、もったいないでしょう。

 ここ数年、マスコミ、特にワイドショーの報道は薬物や不倫に関してあまりの“厳罰主義”ではないか。しかも裁判で証人として法廷に立った沢尻の主治医によると、沢尻は大麻に関して「軽度の依存症」だという。だとしたら、依存症の治療を終え、社会復帰して、立ち直ったその姿を見せてほしいと思う。影響力のある芸能人として、そういうけじめもあると思うのだが。

嵐・大みそかのスケジュール、2021年の活動、結婚……女性週刊誌が取り上げるラスト記事

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 今年も年の瀬、年末の合併号の季節だ。コロナ感染拡大が続く異常な1年だったが、女性週刊誌でも一時は芸能ニュースが激減したり、また芸能人たちのコロナ感染やマスク着装の有無が話題に。そんな2020年最後の女性週刊誌ランキング! 来年は明るい芸能ニュースがたくさんあるといいなぁ。

第535回(12/17〜12/22発売号より)
1位「2021年嵐“結婚ドミノ”の衝撃!」他嵐の2つの特集記事(「週刊女性」1月5・12日合併号)
参照「『嵐の2021年』大追跡! 大野智 『リゾート経営 離島修業』松本潤『第二の嵐育成で役者封印』」(「女性自身」1月5・12日合併号)
参照「嵐 大晦日ライブを速報中継! 21年5人の活動スケジュール完全解説」(「女性セブン」1月7・14日合併号)
2位「アンジャッシュ渡部建 『不倫イジリ』はあったか『ガキ使』お蔵入りシーンを誌上中継する」(「女性セブン」1月7・14日合併号)
3位「集中連載 全裸俳優原田龍二の『人生反省。』第21回ゲスト三崎優太(青汁王子)」(「週刊女性」1月5・12日合併号)

 2020年、もっとも輝くはずだったのに、一転、かなり気の毒な存在となってしまったのが嵐だ。今年いっぱいで活動を休止するという“ラストイヤー”。5月には新国立競技場で華々しく行われるはずだった『アラフェス』だったが、新型コロナ感染拡大の中で中止。また、NHKの東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーターを務めるはずだったが、そもそも五輪自体がなしに。

 そんな嵐だったが、今年最後の女性週刊誌では3誌とも嵐ネタを扱っている。でも寂しい。だってジャニーズ大好き「女性自身」は21年のメンバーたちの活動を紹介しているが、どれもこれも、すでに語り尽くされたものばかりだから。いわく、櫻井翔はキャスター、二宮和也は役者、相葉雅紀はバラエティMC、松本潤は後輩育成、大野智はリゾート生活――。これを2頁で特集。みんな知ってます、という内容だ。

 同じく「女性セブン」では年末大みそかのスケジュールを紹介。20時からの配信ライブ、『NHK紅白歌合戦』出場、ジャニーズカウントダウンライブの出演有無などを記した上で、これまた来年の5人の今後を記事にしている。

 いずれも、以前から報道されている内容だ。嵐に関しては最後までコロナで不確定要素が多く、かつ、これといったネタもないんだろうね。活動最後の大みそかの動向と、来年からの活動、それだけ。でも、今年活動休止する嵐だ、今年最後の誌面で是が非でも取り上げなければ! との事情なのだろう。

 一方、すごかったのが「週刊女性」だ。なんと嵐特集を8頁! まず「あなたが選ぶ嵐のベストソングを教えてください!」という読者アンケートを実施、ジャニーズに詳しいライター・田幸和歌子氏の解説とともに、ベストソング20を発表、その解説などで4頁を割いている。また月イチ連載の「メンバーが見た嵐 光と闇」も連動させ、19年1月に行われた嵐活動休止会見の舞台裏を報じている。

 それによると会見当日、ファンクラブに向けての動画配信の際、大野は普段とは様子が違ったという。

「大野さんは普段あまりミスをしないのですが、このときは何度も言い間違えてしまったそうです。活動休止は、彼が休みたいと思ったことに端を発しました。自分の口からそのことをファンに説明して、理解してもらえるのかという“最後の不安”があったのではないでしょうか」(テレビ局関係者のコメント)

 大野の覚悟と緊張が伝わってくる。さらに驚くのが、今後の嵐の結婚事情について、21年は“結婚ドミノ”が起こると報じていることだ。

 その内容は衝撃的だ。まず櫻井が「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた慶応大時代の同級生と、続いて相葉が17年に「FLASH」(光文社)で報じられた一般女性と結婚するというもの。それも来年2021年に、だ。櫻井はすでにお互いの両親の顔合わせも済ませているという。もし本当に実現すれば、5人のメンバーのうち3人が既婚者となる。ジャニーズの国民的アイドルが――。これはジャニーズの歴史でも異例のことだろう。

 いずれにせよ、嵐メンバーたちの動向は活動休止した21年もさまざまに波紋を呼びそうだ。

 やはりアンジャッシュ渡部建の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』出演は日本テレビからのオファーだった!?

 先週の本欄でも指摘した日本テレビオファー説。少し説明すると、謝罪会見の発端になった『ガキ使』出演に関し、ほとんどの芸能マスコミは渡部やその所属事務所・人力舎サイドからの強い働きかけだったと報じてきた。そのため早期復帰を目論んだとして、渡部をバッシングした。

 ところが一部では、実際の出演オファーは渡部サイドからではなく、『ガキ使』側からあったものだと囁かれてきた。でも、それを明らかにすると、日テレの責任と同時に『ガキ使』を牛耳る松本人志の責任が問われかねない。で、それを回避するために、渡部サイドからの“強い働きかけ”との報道がなされた、と。でも今回「女性セブン」が『ガキ使』出演に関しこんなコメントを載せている。

「日テレ側からオファーがあったことで、半年の自粛で禊が済んだと判断し復帰しようとしたのでしょう」(芸能関係者のコメント)

 やはり!! そうなると日テレの責任は重いはずだ。にもかかわらず、先週の「週刊女性」によれば、日テレは渡部を擁護するどころか“切り捨て”た。復帰を企てておきながら、批判が起こるとすべてを渡部のせいにした。会見場所も提供しようとはしなかったらしい。御都合主義の極み。渡部の女性蔑視的な不倫もひどいが、こちらもまたひどい。

 コロナ禍なのに芸能人の不倫ネタが満載だった20年。前述の渡部不倫、失敗会見と比較され、一躍話題になったのがこの人、原田龍二だ。いわく、渡部と違い、いち早く謝罪会見した、「性欲が強い」と正直に答えたなどが高評価(?)。

 会見後、原田は不倫前以上に人気者になり、最近では「原田龍二 毎日反省 日めくりカレンダー」(扶桑社)も話題だ。そんな原田龍二の対談連載が「週刊女性」に掲載され、早21回。不倫しても人気者に戻れる。これを見習って頑張れ、渡部! 

嵐・大みそかのスケジュール、2021年の活動、結婚……女性週刊誌が取り上げるラスト記事

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 今年も年の瀬、年末の合併号の季節だ。コロナ感染拡大が続く異常な1年だったが、女性週刊誌でも一時は芸能ニュースが激減したり、また芸能人たちのコロナ感染やマスク着装の有無が話題に。そんな2020年最後の女性週刊誌ランキング! 来年は明るい芸能ニュースがたくさんあるといいなぁ。

第535回(12/17〜12/22発売号より)
1位「2021年嵐“結婚ドミノ”の衝撃!」他嵐の2つの特集記事(「週刊女性」1月5・12日合併号)
参照「『嵐の2021年』大追跡! 大野智 『リゾート経営 離島修業』松本潤『第二の嵐育成で役者封印』」(「女性自身」1月5・12日合併号)
参照「嵐 大晦日ライブを速報中継! 21年5人の活動スケジュール完全解説」(「女性セブン」1月7・14日合併号)
2位「アンジャッシュ渡部建 『不倫イジリ』はあったか『ガキ使』お蔵入りシーンを誌上中継する」(「女性セブン」1月7・14日合併号)
3位「集中連載 全裸俳優原田龍二の『人生反省。』第21回ゲスト三崎優太(青汁王子)」(「週刊女性」1月5・12日合併号)

 2020年、もっとも輝くはずだったのに、一転、かなり気の毒な存在となってしまったのが嵐だ。今年いっぱいで活動を休止するという“ラストイヤー”。5月には新国立競技場で華々しく行われるはずだった『アラフェス』だったが、新型コロナ感染拡大の中で中止。また、NHKの東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーターを務めるはずだったが、そもそも五輪自体がなしに。

 そんな嵐だったが、今年最後の女性週刊誌では3誌とも嵐ネタを扱っている。でも寂しい。だってジャニーズ大好き「女性自身」は21年のメンバーたちの活動を紹介しているが、どれもこれも、すでに語り尽くされたものばかりだから。いわく、櫻井翔はキャスター、二宮和也は役者、相葉雅紀はバラエティMC、松本潤は後輩育成、大野智はリゾート生活――。これを2頁で特集。みんな知ってます、という内容だ。

 同じく「女性セブン」では年末大みそかのスケジュールを紹介。20時からの配信ライブ、『NHK紅白歌合戦』出場、ジャニーズカウントダウンライブの出演有無などを記した上で、これまた来年の5人の今後を記事にしている。

 いずれも、以前から報道されている内容だ。嵐に関しては最後までコロナで不確定要素が多く、かつ、これといったネタもないんだろうね。活動最後の大みそかの動向と、来年からの活動、それだけ。でも、今年活動休止する嵐だ、今年最後の誌面で是が非でも取り上げなければ! との事情なのだろう。

 一方、すごかったのが「週刊女性」だ。なんと嵐特集を8頁! まず「あなたが選ぶ嵐のベストソングを教えてください!」という読者アンケートを実施、ジャニーズに詳しいライター・田幸和歌子氏の解説とともに、ベストソング20を発表、その解説などで4頁を割いている。また月イチ連載の「メンバーが見た嵐 光と闇」も連動させ、19年1月に行われた嵐活動休止会見の舞台裏を報じている。

 それによると会見当日、ファンクラブに向けての動画配信の際、大野は普段とは様子が違ったという。

「大野さんは普段あまりミスをしないのですが、このときは何度も言い間違えてしまったそうです。活動休止は、彼が休みたいと思ったことに端を発しました。自分の口からそのことをファンに説明して、理解してもらえるのかという“最後の不安”があったのではないでしょうか」(テレビ局関係者のコメント)

 大野の覚悟と緊張が伝わってくる。さらに驚くのが、今後の嵐の結婚事情について、21年は“結婚ドミノ”が起こると報じていることだ。

 その内容は衝撃的だ。まず櫻井が「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた慶応大時代の同級生と、続いて相葉が17年に「FLASH」(光文社)で報じられた一般女性と結婚するというもの。それも来年2021年に、だ。櫻井はすでにお互いの両親の顔合わせも済ませているという。もし本当に実現すれば、5人のメンバーのうち3人が既婚者となる。ジャニーズの国民的アイドルが――。これはジャニーズの歴史でも異例のことだろう。

 いずれにせよ、嵐メンバーたちの動向は活動休止した21年もさまざまに波紋を呼びそうだ。

 やはりアンジャッシュ渡部建の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』出演は日本テレビからのオファーだった!?

 先週の本欄でも指摘した日本テレビオファー説。少し説明すると、謝罪会見の発端になった『ガキ使』出演に関し、ほとんどの芸能マスコミは渡部やその所属事務所・人力舎サイドからの強い働きかけだったと報じてきた。そのため早期復帰を目論んだとして、渡部をバッシングした。

 ところが一部では、実際の出演オファーは渡部サイドからではなく、『ガキ使』側からあったものだと囁かれてきた。でも、それを明らかにすると、日テレの責任と同時に『ガキ使』を牛耳る松本人志の責任が問われかねない。で、それを回避するために、渡部サイドからの“強い働きかけ”との報道がなされた、と。でも今回「女性セブン」が『ガキ使』出演に関しこんなコメントを載せている。

「日テレ側からオファーがあったことで、半年の自粛で禊が済んだと判断し復帰しようとしたのでしょう」(芸能関係者のコメント)

 やはり!! そうなると日テレの責任は重いはずだ。にもかかわらず、先週の「週刊女性」によれば、日テレは渡部を擁護するどころか“切り捨て”た。復帰を企てておきながら、批判が起こるとすべてを渡部のせいにした。会見場所も提供しようとはしなかったらしい。御都合主義の極み。渡部の女性蔑視的な不倫もひどいが、こちらもまたひどい。

 コロナ禍なのに芸能人の不倫ネタが満載だった20年。前述の渡部不倫、失敗会見と比較され、一躍話題になったのがこの人、原田龍二だ。いわく、渡部と違い、いち早く謝罪会見した、「性欲が強い」と正直に答えたなどが高評価(?)。

 会見後、原田は不倫前以上に人気者になり、最近では「原田龍二 毎日反省 日めくりカレンダー」(扶桑社)も話題だ。そんな原田龍二の対談連載が「週刊女性」に掲載され、早21回。不倫しても人気者に戻れる。これを見習って頑張れ、渡部!