病院内で堂々営業活動! 中国で無許可「黒救急車」急増も、中国人は抵抗なし!?

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中国各地に存在する黒救急車。白いバンにペイントされただけ!?
 海外では、白タクと呼ばれる無許可の個人営業タクシーが観光客などをターゲットに、ぼったくり営業をしていることは珍しくない。ところが中国では、「黒救急車」と呼ばれる無許可の救急車が堂々と営業しているというのだ。 「法制晩報」(2月19日付)によると、北京市内の病院では黒救急車の宣伝チラシが勝手に貼られ、病院の所有する救急車だと勘違いして利用してしまう人が後を絶たないのだという。同記事によると、こうした救急車を運営しているのは医師免許など持っていない個人で、病状に関係なく走行距離などで料金を決めているという。黒救急車を実際に利用したことのある男性は、同紙の記者に対して次のよう話している。
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北京市内の病院に勝手に貼られている、黒救急車のチラシ
「子どもが市内の病院で気管の手術をしました。ちょうど春節(旧正月)の直前だったので、すぐに実家の河北省に戻りたかったんですが、病み上がりの子どもを列車に乗せるわけにもいかなかった。その時、病院内に貼ってあった救急車の広告を見たんです。電話して問い合わせたら、『病院と提携している。救急車には専門の医療装置を備え、医師も同乗する』と言われ、信じてしまった。合わせて10万円も取られました」  病院側は黒救急車のチラシを毎日剥がしているというが、気がつくとすぐに新しいチラシが貼られているのだという。チラシには、医師や看護師が救急車に同乗して、車内には人口呼吸器、心電計、酸素ボンベなどの設備が整っていると書かれていた。同紙記者が客を装ってこの業者に電話すると、自家用マイクロバスに赤十字のマークをペイントした黒救急車がやってきた。医師がいるかどうか確認すると、業者はこう答えたという。 「同乗の医師の医師免許? 今はないから見せられません。もし車に積んでいる設備を利用する場合、プラス2万円を請求させてもらう」
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黒救急車内部の写真。積んである医療設備や担架が見えるが……
 同市内では今、こうした黒救急車が急増しており、今年1月に「黒救急車撲滅条例」案が議会に提出されたほど。この条例では、医療部門の許可を得ないまま救急車と偽って営業した場合、車両や設備の没収とともに100~200万円の罰金を科すという。現在、同市では市民に対して、黒救急車を見かけたらすぐに通報するよう呼び掛けている。 「中国では、正規の救急車でも基本的には有料なので、急患でも金銭の工面ができないと救急搬送をしてもらえない。北京市では距離にもよりますが、だいたい4,000~6,000円くらい。もともと有料なので、中国社会では救急車に対してお金を支払うことにあまり抵抗がないのでしょう。ただし、ぼったくりも多いみたいで、正規の救急車の2~3倍の料金を取る黒救急車もある。私も一度、友人が倒れて黒救急車を呼んだら、最初は4,000円と言っていたのが、『深夜料金』だと言って、わずか3キロの距離で1万5,000円も取られました。友人は担架に縛り付けられており、支払わないと解放してくれない雰囲気だったので、言い値を支払いましたよ」(北京市内に住む日本人駐在員)  大病院の整理券ダフ屋に、患者待機専門ホテルの存在など、中国の医療環境はかなり劣悪と言わざるを得ないが、急患を扱う現場も、その例外ではないようだ。 (文=青山大樹)

中国版『ファイト・クラブ』!? ナイトクラブで開催中の“半地下”格闘技がアツい!

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リングは八角形の金網で囲まれている総合格闘技方式
 中国の格闘技というと、少林寺拳法、ブルース・リーやジャッキー・チェンなどの映画で見るような、互いに激しく打撃を応酬し、時にアクロバティックに宙を舞う武術くらいで、プロレスや総合格闘技はテレビのスポーツチャンネルなどで海外の試合がたまに放映されるだけ。だから中国人は一般的に格闘技には興味がない、と思っていたのだが、そうではないらしい。
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2階席から試合を見る観客たち。意外に、若い女性も多いようだ
「華西都市報」(2月15日付)によると、四川省成都市で地下格闘技が開催され、話題になっているという。場所は市内中心部にあるナイトクラブ。そこで毎週末の夜、格闘技の試合が行われている。一晩に2~3試合あり、入場料は80~100元(約1,400~1,800円)。ルールはボクシングあり、K-1ルール、総合格闘技あり。2015年11月のスタート以来、すでに50試合以上の“肉弾戦”が繰り広げられている。  気になる出場選手たちだが、こちらはプロの選手ばかりというわけにはいかず、アマチュアの格闘技愛好家も多い。本職は教師やタクシー運転手、カメラマンそして学生などさまざまで、試合に勝つと主催者側から500元(約9,000円)の賞金を受け取ることができる。  1階席はリングの間近で、2階席からはリングを見下ろすようにして観戦できるので、観客は試合の迫力をそのまま堪能できる。彼らが求めるのは、玄人好みの関節技の応酬ではなく、激しい打撃による派手なノックアウトや流血戦。時には、興奮した観客による飛び入りの試合も行われるという。  ナイトクラブという施設内の開催で、しかも会場内で賭けが行われるわけではないため、主催者側はこれを地下格闘技ではなく、“半地下”格闘技と呼んでいるようだ。
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会場には、現地在住らしき外国人の観客も
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マッチメイクは、実力が伯仲している選手同士。流血や意識を失うほどのノックアウトもしばしば
 大会の規模は徐々に大きくなっており、先月初めからはトーナメント方式の選手権を開催中。優勝者には合計で5万7,800元(約104万円)もの賞金が出ることから多くのプロ格闘家が出場しており、タイからもプロボクサーが参戦する予定だという。  規模が大きくなると心配になってくるのが、当局からの締め付け。報道によると、中国ではボクシングなどの格闘技の試合を開催するには、当局の体育部門に申請する必要があるという。また、リング外でのケンカや賭博などが絡んでくる可能性もあり、近いうちに関係部門からの調査、介入も予想されているという。  もし日本人選手が出場したら、ヒール(悪役)として大いに会場を盛り上げそうだ。当局の手入れが入る前に、誰か中国版『ファイト・クラブ』に出てくれないだろうか? (文=佐久間賢三)

春節名物の爆竹が爆弾化!? 中国男児、誤爆で指8本吹き飛ばされる

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爆竹で負傷した河北省の男児の手。手のひらが裂け、指も取れかかっている
 国内外でさまざまな騒動が巻き起こった中国の春節シーズンも、22日の「元宵節」(春節から初めての満月を祝う日)を迎え、幕を閉じた。この間、連日伝えられていたのが、邪気払いとして用いられる爆竹による事故だ。  2月3日、黒龍江省では、4歳男児が手に持っていた爆竹が爆発、指1本を負傷した。さらに、失明の危機に瀕している(東北網)。  また河北省でも、爆竹の爆発により男児の指が吹き飛ばされ、顔面にも重傷を負うという事故が起きている。男児は、春節で使用するために保管されていた爆竹の束にライターで火をつけてしまったという。その後、地元の病院に救急搬送され治療を受けたが、結果的に両手の指は2本を残し、すべて吹き飛んでいたことがわかった(頭條新聞)。  湖北省十堰市では同22日、重さ数トン分の爆竹を運んでいた貨物車が、高速道路のトンネル内で横転。爆竹に引火して、約30分にわたって大爆発を続けた。幸い運転手は避難して無事だったが、爆発の衝撃でトンネルの内壁が破損しており、崩落の危険がないかどうか、現在調査中だという(中国網)。  中国事情に詳しいフリーライター吉井透氏は、多発する事故について次のように話す。 「そもそも中国の爆竹は、日本のものと比べて火薬量が非常に多く、爆発力が大きい。さらに、そのほとんどが春節前後に消費されるため、農村部の季節労働者によって間に合わせで作られている。闇工場による粗悪品も多く、非常に危険です。最近ではロケット花火型のタイプが人気で、高層マンションのベランダでも爆竹や花火をする人が多く、これが原因で火災も毎年多発している。また、子どもの間ではマンホールに爆竹を投げ入れる遊びがはやっていて、マンホールに充満するガスに引火して爆発するという事故も起きています」  毎年の春節シーズンには、爆竹や花火を原因とした大気汚染も問題となっており、都市では禁止令も出されているが、やはりコレがないと年が越せない!? (文=青山大樹)

月収10万円を切ることもザラ!? 「映画とはぜんぜん違う」韓国ヤクザ社会の厳しい現実

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『卑劣な街』(ジェネオン エンタテインメント)
 韓国では、暴力団に関するニュースが頻出している。最近も、昨年11月に江原(カンウォン)で凄惨な流血事件が勃発していたことが明らかになったばかり。総勢29人の男たちが明け方の駐車場を舞台に、バットや角材のみならず、斧や刀まで持ち出しての大乱闘を始めたのだ。まるでヤクザ映画のワンシーンのようだ。  事件の様子は駐車場に備え付けられた監視カメラによって一部始終が録画されていて、事件から3カ月がたった2月17日、乱闘参加者17人を一斉検挙。逃げ延びた12人の行方は、現在も追跡中だ。  一般人への迷惑を顧みない問題行為だが、実際には、韓国における暴力団の数は減少傾向にあるという。  昨年9月時点で、韓国警察が把握する国内暴力団の数は213組であり、構組員は5,342人。日本の約2万2,300人(2014年度/警察庁発表)と比べて4分の1ほどと、意外に少ない。  また、韓国刑事政策研究院が発表した資料によると、彼らの稼ぎも実に少ない。月に500万ウォン(約50万円)以上稼ぐことができるのはわずか20.8%で、36.6%が月収100万ウォン(約10万円)を切る、厳しい経済状況なのだ。  さらに、新人の場合はもっと悲惨だ。給料の支払いは、微々たる“情熱ペイ”方式。これは、経験を積ませるという名目で先輩の仕事を手伝わせ、一般社会の最低賃金をも下回る給料しか与えないという搾取の構図だ。多くの下っ端組員は、一般人への恐喝などで生活をするしかないのが実情といえるだろう。    その結果、暴力団に入った組員の多くが抱く感想が「映画やドラマと違う」というものであり、逃げ出す者も後を絶たない。しかし、簡単に辞めることも許されない。  実際、2月11日には組から足を洗おうとしたキム氏(25)をバットで殴打するなどのリンチを加えた容疑で、同じ組のチョン容疑者(29)と取り巻き3人が拘束されている。    事件は、刑務所に収監されていたキム氏が、出所と共に足を洗おうと再就職先を探していたことに端を発する。キム氏はカタギの道に進むことを組に報告するのだが、彼に与えられたのは祝福ではなく、暴力だった。  チョン容疑者はキム氏の意思を聞くと、「脱退する組員は、ケジメをつけなければならない」としてバットで殴りかかり、彼の顔や頭に全治4週間のケガを負わせたのだ。さらに、身の危険を感じたキム氏が逃走すると、組員を動員してその行方を追わせるなど、執念を燃やしたという。  韓国でもヤクザ映画は人気ジャンルのひとつだが、創作の世界と現実は、天と地ほどの差があるようだ。

農村出身恋人の実家で出された家庭料理に「吐き気がする」!? 上海人の“勘違い”選民意識に批判殺到!

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女性が思わず「吐きそう」とつぶやいた料理。確かに、見た目は貧相だが……。
 春節を恋人男性の実家の農村で過ごした上海出身の女性が、ネット上に「別れたくなった」と書き込んだことが、大きな話題となっている。  つぶやきとともに投稿されていたのは、彼の実家で出されたという料理の写真。ステンレスの器に無造作に盛られた料理は、春節のごちそうというイメージからはかけ離れたものである。彼女はこの料理に関し、「吐き気がする」というコメントも残している。  女性は1988年生まれで、外資系の人事部で働く、父も母も上海出身という生粋の上海人だが、交際して1年になる男性は、江西省の農村部出身だ。女性は、仕事がよくできて外見も好みの彼を気に入っており、結婚も視野に入れていたというが、彼の帰省についていったことで、気が変わってしまったようだ。  このつぶやきは、投稿から1週間以上がたった今でも、ネット上で論議を呼んでいる。中国版Twitter「微博」上では、 「お前の3代前の先祖だって、貧乏だったんじゃないのか」 「男と結婚するんであって、男の家に嫁ぐわけじゃない。2人が頑張って生活をよくしようとすればいい話。嫌なら付き合う必要ない」 「魚と肉があるじゃん。ほかにまだ何を食いたいんだ?」 といった、批判的な書き込みが。また「上海人は、自分たちが一番と思っていて、ほかの地域出身者をいつも見下している」と、選民意識を批判するような声もある。  一方で「育った家庭の文化水準や生活習慣の差がありすぎると、結婚生活は難しい」などと、彼女の肩を持つ書き込みも少なくない。  微博上ではこのほかにも、やはり農村部にある夫の実家に共に帰省した都市出身の女性が、立ったまま食事をさせられるなどといった男尊女卑的な扱いを受け、離婚を考えたという内容や、いわゆる「ニーハオ・トイレ」を避けて桶で用を足したという内容の投稿が話題となっている。  地域間の経済格差が一向に是正されていない中国。都市と農村、それぞれの出身者の間にも、深い溝が横たわっている。 (文=青山大樹)

【グロ注意】日本のバカッターとは次元が違う!? 想像を絶する韓国“かまってちゃん”の大暴走

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 日本では見慣れた感のある“バカッター”事件だが、お隣韓国では、想像を絶するレベルのかまってちゃんが暴走している。  事件は、韓国人男性A氏が自身のFacebookに“ある公約”を載せたことに始まる。 「“いいね!”が10万つけば、生きているハツカネズミを食べます!」  すぐに10万の“いいね!”を集めた彼は2月10日、公約通りに生きているハツカネズミをわしづかみにして食べる動画をFacebookにアップ。動画は、たった2日で109万超えの再生回数を集めるほど注目された(当該動画はすでに削除)。   これには、A氏の奇行を面白半分で助長していた韓国ネット民も絶句。「ここまでして“いいね!”が欲しいのか」「理解できない」などの批判が巻き起こった。  また、注目を集めるためだけにハツカネズミを殺す行為は、動物保護団体の目にも留まり、A氏の素性提供を呼びかける行為にまで発展している。  韓国中を騒がせたA氏だが、彼の問題行動はここで止まらない。ハツカネズミ動画で味を占めた彼は、翌日なんと次の公約まで掲げたのだ。 「“いいね!”2万がついたら、すぐにやります!」と、今度は汚物のシャワーを浴びると宣言したのだ。前科があるだけに、“いいね!”はすぐに2万を突破。すると、同日中には本当に汚物を全身に浴びる動画を公開したのだ(当該動画はすでに削除)。
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 当たり前のことだが、ネットに上げられた動画は、未成年からA氏を知らない人まで見る可能性がある。あまりにも倫理観を欠いたA氏の奇行は、壮絶なバッシングの対象となっている。 「韓国のSNSは、ますます猟奇的な題材で人気を得ようとする奴らの巣窟に変質している」 「これからは、Facebookでハツカネズミを食べる人間が当たり前になってくるのかよ……」 「あちこちでこの動画が取り上げられているけど、本当に勘弁してほしい」  このように、ネット掲示板やTwitterなどで多くの批判を集めるA氏だが、“いいね!”を押す人が2万を超えているのは紛れもない事実だ。 「バイト先の洗い場で風呂に入る」「アイスを入れる冷凍庫に入る」など、日本でもかまってちゃんたちによる暴走がたびたびニュースとなるが、どうやら韓国のかまってちゃんは、次元が違うようだ……。

これ以上、性犯罪被害者を出さないために 加害者の治療と家族の役割

<p> 昨今、有名人が相次いで逮捕されたり、痴漢抑止バッジが作成されたりと、性犯罪に関する話題が盛んに報道されているが、性犯罪において、女性は主に「被害者」である。たとえば、「犯罪白書」※によると、平成26年の強制わいせつ認知件数の男女比は、約34:1。男性から女性に加えられる理不尽このうえない暴力であり、被害者に与えるダメージは甚大で、「魂の殺人」ともいわれる性犯罪。その発生件数を少しでも減らしたいとは誰もが願うところだが、性犯罪は「未然に防ぎにくい」という側面がある。逮捕されるまで、家族を含む周囲の誰もが気づかない。本人も自分を止められない。そうして犯行は繰り返され、被害者が増えていく。</p>

「赤ちゃんの性別選べます!?」2人目解禁で、中国人夫婦がタイに殺到中!

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多くの夫婦が男の子を望んで産むため、中国では男女人口比率の偏りが大きな問題になっているのだが……
 今年1月に一人っ子政策が変更され、すべての夫婦が2人目まで子どもを持つことができるようになった中国で、新たな潮流が起ころうとしている。男女の産み分けを目的に、2人目の子どもを体外受精で作るため、タイへ行く夫婦が増えているというのだ。「新華網」(1月25日付)が伝えた。  中国人を数多く受け入れているバンコクの病院を記者が訪れたところ、診察を受けに来ていた10人のうち8人は、中国から来た人たち。病院の医師の話によると、2人目が解禁される以前から、この病院では受診者全体の7割以上が中国人だったという。記事では、このような病院はバンコクで40前後あるとも伝えている。  タイでは、1989年に体外受精による初めての試験管ベビーが誕生して以来、25年以上にわたって体外受精の技術を高めており、その成功率は60%前後。一部のアジアの国々よりも成功率が高く、中国で体外受精がうまくいかなかった夫婦が、最後の希望を託してタイの病院を訪れるケースも多いのだという。  また費用の面でも、身体検査から体外受精までが8~10万元(約145~180万円)と欧米に比べて安く、タイには中華系の住民も数多くいるので、言葉の面でもそれほど不自由はない。というのは表向きの理由で、タイに行く一番の理由は、タイでは体外受精により男女の産み分けが可能だからだという。  現在、体外受精させた受精卵を子宮に戻す前に遺伝子診断で男女を判別することができ、これによって技術的には、生まれてくる子どもの性別を選ぶことが可能になっているようだ。  実は体外受精を行っているタイの病院の半数以上が、本来は特殊な状況を除いて禁止されている男女産み分けのサービスを提供しており、これはすでに公然の秘密となっているという。そこに、大金を支払っても産み分けをしたい中国人夫婦が飛びついたというわけだ。
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タイの病院では中国語のホームページも用意して、中国人受診者の獲得に努めている
 中国人の子作り事情について、中国在住のフリーライターはこのように説明する。 「中国では、伝統的に男の子が尊重される。そのため、1人目の子どもが女の子だった場合、2人目を作るなら絶対に男の子を、と願う夫婦は多い。そのために男女の産み分けが必要になってくるのですが、中国でそれをやるには非科学的で怪しげな方法に頼るか、女の子とわかった時点で堕胎するしかない。安全確実に産み分けするなら、中国より医療設備の整っているタイでということなんだと思います。日本円で150万円前後という費用も、今の都市部の中産階級なら難なく出せますから」  記事では、出産をどちらの国で行うのかには触れていないが、性別がすでに決まった受精卵を子宮に戻してしまえば、後はどこで産んでも同じなので、出産は中国で、ということになるのだろう。  なんとしてでも男の子を欲しがる中国人夫婦の執念たるや、恐ろしいほどである。 (取材・文=佐久間賢三)

いったいなぜ……? 中国の病院に100人以上のマフィアが襲来!

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病院の待合室で麻雀をする地元のマフィアのメンバー
 病院の待合室にマフィアが押し寄せ、診療妨害をするという事件が河南省鄭州市の病院で発生した。事件の背後には、意外なトラブルがあったという。「鄭州晩報」(2月11日付)などが報じた。  昨年12月から今年の1月にかけ、鄭州市内にある美信病院に100人を超える地元マフィアのメンバーが次々に訪れ、院内に飾ってある絵画を破いたり、葬儀用の花輪を院内に置いたりと嫌がらせ行為を繰り返していた。さらに、病院にやってきた患者を追い払ったり、待合室を占領して麻雀をするなど、嫌がらせ行為はどんどんとエスカレートしていったという。
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病院の入り口で弔花を飾り、居座るマフィアのメンバー
 同記事によると、なんと原因は「遺産相続トラブル」。院長とその親族の間で遺産をめぐり、モメていたというのだ。3年前、院長とその実弟はそれぞれ3,000万元(約5億4,000万円)を共同出資して、貿易会社を買収する計画を立てていた。ところが実弟が急死し、計画は頓挫してしまった。そこで実弟の妻は院長に対し出資金の返還を迫ったが、まったく相手にされず、なんと院長は誘拐事件を自作自演して姿をくらましたのだ。  そこでまず、この妻が頼ったのが、地元司法局に勤務する実妹の夫だった。義理の姉の依頼を受け、義弟は早速、院長の身辺調査を開始。すると、院長は国内外に不動産など多くの資産を所有していることや、愛人との間に私生児まで存在していることが判明した。資産があるにもかかわらず資金の返還を拒み、雲隠れしたまま姿を現さない院長に対して、義理の弟は地元マフィアに病院で嫌がらせをするよう依頼したというわけだ。
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事件のあった病院のHP。中央の男性が院長だ。
 司法局の公務員という身分であるにもかかわらず、マフィアを使って解決を試みた義弟は地元記者の取材に対し、「プライベートな時間を利用しての行動であるため、問題ない」と語ったという。中国ならではのトンデモ騒動だが、中国版Twitter「微博」には多くのコメントが寄せられた。 「院長も悪いけど、この司法局の公務員が一番悪い。勤務中は公務員で、退勤したらチンピラかよ!」 「最初から裁判で法的に解決を図るべき。中国人は昔から、何かトラブルがあると、すぐに人脈を使って解決しようとするからな」 「警察に訴えて裁判すると、何年もかかるからな。ヤクザを使うほうが早いというのが現実だよ」  親族との金銭トラブルばかりか、愛人や隠し子の存在まで暴露されてしまった院長だが、現在は通常の診療を再開しており、病院のHPには院長のプロフィールや写真も掲載されているという。今回の泥沼劇場を、患者たちはどのような思いで見ているのだろうか? (文=青山大樹)

今度は12歳少女が被害者に……中国ネット上に続々アップされる集団リンチ動画

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くだんの動画のキャプチャ。泣き叫ぶ少女を容赦なく蹴り倒すショッキングな映像だ。
 昨年12月、池袋駅近くの公園に17歳の女子高校生を呼び出し、30分以上にわたって顔や腹を殴る蹴るなどの暴行を加えケガをさせたとして、警視庁は14~19歳の少女3人を傷害容疑で逮捕した。加害少女のひとりが交際していた少年をめぐり、被害少女とトラブルになったことが事件の発端だという。少女らは暴行の様子を撮影し、YouTubeに投稿していた。  嫉妬を動機に少女が少女を集団暴行し、その模様を動画にアップするという事件は、中国でも続発している。 「澎湃新聞」などが伝えたところによると2月4日、湖南省臨武県で、12歳の少女が同じ学校に通う5人の少女から暴行を受けた。加害者の多くが14歳未満だったという。  さらに、加害少女のひとりが暴行の模様を携帯電話で撮影。その動画は、チャットアプリ「QQ」や中国版LINE「WeChat(微信)」を通じて拡散された。  動画には泣き叫ぶ被害少女に加害者少女たちが執拗に蹴りを入れ、髪の毛をつかんで引きずり回すというショッキングな光景が映されている。  報道によると、被害少女は加害者グループの主犯格の少女Aから過去に2~3度暴行を受けていたというが、それには理由があった。Aにはクラス内に交際相手がいたが、教師に見つかり、その男子は被害少女の前の席へと移動させられた。それから2人はよく話をするようになり、Aの怒りを買うことになる。しかもAにはもうひとり別の彼氏がいたが、あろうことか、その男子も被害少女に気があり、チャットのやりとりをするようになる。このモテモテぶりがAの嫉妬心に火をつけ、仲間を引き連れての犯行に及んだというわけだ。  先日は、海南省で撮影された、全裸にされ集団暴行を加えられる少女の動画がネット上で拡散したばかり(参照記事)。日中で凶暴化する少女たちは、何にいら立っているのだろうか? (取材・文=中山介石)