韓国には、犬(狗肉)を食べる食文化が残っている。同様の食文化は中国などアジア地域を中心に見られるが、韓国ではスープの形で食すポシンタンなどの料理がポピュラー。腸や胃を強くする、また体温を上げる効果があるなど、伝統的に健康に良いと信じられている。 そんな韓国で、衝撃的な映像が公開された。食用犬の管理実態を収めたルポ映像だ。映像には、食用犬として売られていく犬たちが、狭い檻の中に閉じ込められ、棒で殴られたり、無理やり引っ立てられ、鳴きわめく姿が捉えられている。 最も衝撃的なのは、屠殺シーン。高齢女性が手慣れた様子で犬のクビにひもをかけ、絞め殺すのだが、その作業の淡々とした様子がなんだか怖い。動画に登場する屠殺業者は「(正式な方法で屠殺しようとすれば)電気代がかかる。絞め殺せばタダだから」と、コメントしている。 なお、韓国の動物保護法第8条(動物虐待などの禁止)では、「首を絞めるなどの残忍な方法で殺す行為」を禁止している。しかし、犬の屠殺現場では、そのルールが長らく守られておらず、幾度となくメディアが問題として取り上げてきた。この動画をきっかけに、犬への虐待、ひいては犬食文化そのものへの批判が、さらに高まるとみられている。 また、今年9月には、英国国民の要請により、同国の議会で韓国の犬食を中断させる議論が始まったという(参照記事)。 英国に拠点を構える国際動物保護団体、ヒューマン・ソサエティー・インターナショナル(HSI)によれば、韓国には1万7,000の犬牧場があり、最大で年間300万匹の犬が食用のために屠殺されているという。HSI側は、韓国では2018年に平昌冬季五輪が開催されるので、英国政府はその機に乗じて犬食を根絶するよう重圧をかけるべきだと主張している。ちなみに英国の請願制度では、10万人以上の署名があると、政府が見解を示さなければならない。犬食問題に関しては、10万2,131名(9月6日現在)が署名したという。 韓国内では、英国政府の動きを支持する人々がいる一方、犬食を「伝統的な食文化」だとし、反発する声もある。中には、英国政府に対して「出すぎた内政干渉だ」といった意見も散見される。国際問題に発展する気配を見せる中、韓国・犬食文化の行く末に注目が集まりそうだ。 (文=河鐘基)YouTube「EBSstory」より
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食用犬工場のずさんな管理実態に、韓国内で白熱する「犬食文化」への賛否! なぜかイギリスも介入で……
韓国には、犬(狗肉)を食べる食文化が残っている。同様の食文化は中国などアジア地域を中心に見られるが、韓国ではスープの形で食すポシンタンなどの料理がポピュラー。腸や胃を強くする、また体温を上げる効果があるなど、伝統的に健康に良いと信じられている。 そんな韓国で、衝撃的な映像が公開された。食用犬の管理実態を収めたルポ映像だ。映像には、食用犬として売られていく犬たちが、狭い檻の中に閉じ込められ、棒で殴られたり、無理やり引っ立てられ、鳴きわめく姿が捉えられている。 最も衝撃的なのは、屠殺シーン。高齢女性が手慣れた様子で犬のクビにひもをかけ、絞め殺すのだが、その作業の淡々とした様子がなんだか怖い。動画に登場する屠殺業者は「(正式な方法で屠殺しようとすれば)電気代がかかる。絞め殺せばタダだから」と、コメントしている。 なお、韓国の動物保護法第8条(動物虐待などの禁止)では、「首を絞めるなどの残忍な方法で殺す行為」を禁止している。しかし、犬の屠殺現場では、そのルールが長らく守られておらず、幾度となくメディアが問題として取り上げてきた。この動画をきっかけに、犬への虐待、ひいては犬食文化そのものへの批判が、さらに高まるとみられている。 また、今年9月には、英国国民の要請により、同国の議会で韓国の犬食を中断させる議論が始まったという(参照記事)。 英国に拠点を構える国際動物保護団体、ヒューマン・ソサエティー・インターナショナル(HSI)によれば、韓国には1万7,000の犬牧場があり、最大で年間300万匹の犬が食用のために屠殺されているという。HSI側は、韓国では2018年に平昌冬季五輪が開催されるので、英国政府はその機に乗じて犬食を根絶するよう重圧をかけるべきだと主張している。ちなみに英国の請願制度では、10万人以上の署名があると、政府が見解を示さなければならない。犬食問題に関しては、10万2,131名(9月6日現在)が署名したという。 韓国内では、英国政府の動きを支持する人々がいる一方、犬食を「伝統的な食文化」だとし、反発する声もある。中には、英国政府に対して「出すぎた内政干渉だ」といった意見も散見される。国際問題に発展する気配を見せる中、韓国・犬食文化の行く末に注目が集まりそうだ。 (文=河鐘基)YouTube「EBSstory」より
国会が火事!? 火災報知機より大音量のベルで始まる本会議の裏側
Photo by Martin Abegglen from Flickr
国会議員秘書歴20年の神澤志万と申します。セクハラ、パワハラ当たり前! 映画もテレビドラマもかなわないリアルな国会とその周辺について、現役議員秘書が暴露します。
■心臓に悪い!? 本会議の開会ベル
9月26日から11月30日まで66日間の日程で第192回臨時国会が始まり、予算委員会を筆頭に本会議、委員会と各党の分野別勉強会などなど、国会議員および秘書たちは多忙な日々を過ごしています。
この夏に初当選した参議院議員たちは、とてもフレッシュで、やる気にあふれているようです。秘書もほぼ決まったようで、議員と一緒に歩いている姿を見て、「新しい職場が決まったんだね」と思うこともしばしば。また、最新の『国会議員要覧』(国政情報センター)や『政官要覧』(政官要覧社)に掲載された議員・秘書名の一覧を確認して、「あの秘書があの事務所にね~」と派閥内の「いろいろ」を想像したりしています。
国会内がいろいろ入れ替わるので、仕事でやりとりをする議員の事務所に知り合いの秘書がいると、なにかととてもスムーズです。知り合いの数も秘書の優秀さがわかる基準のひとつですね。
ところで、国会の本会議には衆参ともに、開会前の「予鈴」、そして開始時の「本鈴」として、ものすごく大きなベル音が永田町に鳴り響きます。初めて聞く人は、「火事なのか」って思わず逃げようとしてしまうほど大きいんです。神澤は、この音を20年間も聞いているので、今ではすっかり慣れてしまい、ベル音を聞いても動じません(笑)。
でも、臨時国会開会日の本会議の時に、近くにいた新人秘書が、予鈴を聞いた途端に目が飛び出るんじゃないかと思うほど驚き、「神澤さん、どうしてそんなに落ち着いているんですか? 火事ですよ。大丈夫ですか!?」とパニクっていました。この様子を見て、「そういえば自分も新人だった頃は、ベル音を聞くたびに驚いていたなー」と懐かしく思いました。何年たっても慣れずに「心臓に悪いから、音を小さくしてほしい」とぼやく秘書もいるくらいです。
ちなみに今年の6月に参議院議員会館でボヤ騒ぎがありましたが、その時の火災報知機の音が本会議のベル音より小さくて、秘書はみんな落ち着いて仕事していました。ただ、あまりにも長く音が続くので、やっとドアを開けて、放送に耳を傾けたという笑えない話があります。
それから、10年以上前の話になりますが、旧議員会館の時代に議員会館の裏口から侵入しようとした犯人が、女性の衛視(院の職員で、いわゆるガードマン)と揉み合いになり、灯油の入った一升瓶を廊下の奥の方へ投げ、火をつけた事件がありました。
その時、神澤も議員事務室の中で仕事をしていたのですが、なんだか「ポワーン、ポワーン」というような音が聞こえてきました。音量も小さいし、「なんだろうなー」と思いながらも仕事を続けていたら、なんだか煙い。ドアを開けると、階段の方から白い煙がもくもくと最上階まであがってきて、やっと「何かがあったんだ」と気づきました。
避難指示の放送もなかなかされず、やっと放送があったと思えば「自室待機」で、何が起きているのか情報もさっぱりなくて、とても不安だったことがありました。現在の会館は、その時の教訓が生かされて、緊急事態でも安心な避難ルートが用意されています。
■傍聴には一般傍聴券が必要
読者の皆さんには、この心臓に悪いといわれる本会議のベル音を一度、聞きに来てほしいですね。その時は、せっかくですから、本会議や委員会を傍聴していただけたらと思います。
衆議院本会議の場合、傍聴席は、貴賓席、参議院議員席、外交官席、公務員席、公衆席および新聞記者席と分かれています。一般の方は、本会議が始まる30分前から先着順に交付される一般傍聴券が必要になります。また、議員の紹介を受けて傍聴することも可能です。
重要法案が審議される場合や、天皇陛下がご臨席される国会開会式は人気があるので、あらかじめ議員事務所に申し込んでおいた方がいいと思います。委員会は議員の紹介がなければ傍聴できませんが、所属している委員会以外でも手配は可能ですので、躊躇せずにお願いをしてほしいと思います。
あいにく、いつ会議が開かれるか、ということについては前日でないと確定しないことが多く、あらかじめ日程を決めて国会を訪問したい場合は、参観手続き(衆議院または参議院内の見学)をおすすめします。希望する日の60日前からFAXで申込みをすることができますし、少人数であれば、当日その場で申し込むことも可能です。
もし本会議開会中で参観ができなくても(セキュリティ上、本会議の前後1時間は参観中止)、本会議を15分間傍聴できる「短時間傍聴券」に変更してもらうこともできます。これは希望しなければ変更してもらえません。職員の方から親切に教えてくれるわけではないので、注意してくださいね。ちなみに、一般で申し込むより、議員事務所の紹介を受けたほうがいろいろ特典があります。
会議ではコワい顔をして議論している議員たちが談笑しているなど、テレビでは放送されない、本会議や委員会の裏側は「面白い」と言っていただくことが多いです。おみやげを買える売店や食堂もオススメです。売店や食堂は議員事務所が案内をしないと入れないので申し込まれて傍聴された方は、ぜひ観光気分でお越しください。以前ご紹介した吉野家国会支店限定の牛重弁当も食べに来てほしいです。
“歴史不感症”の中国人が生んだ悲劇……「万里の長城」が、ずさん修復でコンクリートの塊に!
中国で最も有名な世界遺産として知られている「万里の長城」が、見るも無残な姿となっている。 万里の長城は近年、損傷が進んでいたことから、補修工事が行われていた。ところが、その補修工事のレベルに問題があったようだ。 「華商報道」(9月22日付)は、「700年の歴史ある美しい長城が、コンクリートによって変わり果てた姿になった」と、補修工事を厳しく批判した。 記事には、遼寧省永安郷地区で行われた補修工事の写真が掲載されているが、通路部分がコンクリートで塗りつぶされ、かつての姿とは大きくかけ離れたものとなってしまっている。観光客や地元の住民の中には老朽化した長城の味わい深さを評価する向きもあったというが、これではどこにでもある、ただのコンクリート壁のようである。修復前の万里の長城(出典:網易新聞)修復後の様子。ただ単に、コンクリートを流し込んだだけのようにしか見えない
この衝撃的な写真に、米・ニューヨークタイムズは「世界遺産がスケボー場のようになってしまった」と揶揄。また中国版Twitter「微博」では、 「13億人の文化遺産を破壊した業者を探し出して、中国国籍を剥奪しろ!」 「中国人が造った遺産を中国人が破壊するなんて皮肉だな」 「日本の建築技術は中国より断然レベルが高いらしいから、もう日本にお願いしたほうがいいんじゃない?」 「きっと高速道路を造ろうとしてるんだよ。故意にやったとしか思えない。事件として捜査しないといけないレベルだ」 などと、厳しい意見が数多く寄せられている。ひたすら遠くに延びる、コンクリートの塊と化した万里の長城
中国ではほかにも、文化遺産の破壊が中国人の手によって行われているケースが少なくない。同国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は話す。 「文革で歴史的遺産が破壊され、歴史が否定されたせいか、一般的に中国人は古いものへの敬意が低い“歴史不感症”。そんな人たちが補修をするわけですから、こんな姿になってもしょうがない。そもそも、万里の長城の損傷が進んだのは、長城のレンガを切り崩して販売する業者が後を絶たないため。さらに最近では、SNSのアクセス数を上げるため、文化遺産に落書きしたり、破壊する動画をアップする中国人も増えています」 ずさんな修復によって歴史的遺産が無惨な姿になった例といえば、スペイン北東部ボルハの教会にある、19世紀に描かれたキリスト肖像画が猿のようになってしまった一件が記憶に新しい。その肖像画が世界的に有名となったことで同教会を訪れる観光客が爆発的に増加するというケガの功名をもたらしたが、万里の長城も、いっそのことスケボー場として開放したらどうだろうか? (文=青山大樹)今年8月、万里の長城のレンガを蹴飛ばしてネットで炎上した男。後に逮捕された(出典:中国中央テレビ)
「ぜいたく禁止令」のあおりを受けてヤケクソに!? 中国宝石店で女性店員が“おっぱい丸出し”接客
中国経済の減速を受け、人民の購買力が落ち込む中、宝石店チェーン「周六福」の過激な販促活動が物議を醸している。「東森新聞雲」(9月26日付)などによると、なんと女性店員がおっぱい丸出しの半裸姿で接客しているのだ。その様子を収めた動画を入手したところ、女性店員は、上半身に宝石のイラストが印刷されたニップレスをつけているほかは何も身に着けていない。購入者には、タッチができる特典があるとかないとか。利用できるものはなんでも利用するのが、中国人のたくましさだ。 ネット上では「この店は、どこにあるんだ? オレも巡礼したい」「ほかの店舗でもやってるの?」といった好意的な意見もあったが、「商売のためにこんなことするなんて、最低限のモラルってものを考えないのか?」といった反対意見も多かった。同店は、なぜこのような強引な手を使ったのだろうか? 中国のぜいたく品市場に詳しい上海在住のコンサルタント(41歳)は、こう分析する。おっぱい丸出しの女性店員からは、やる気がまったく感じられない
「宝石店チェーンといえば『周大福』『六福』『周先生』が有名ですが、周六福は、それらをパクッて2004年に誕生しました。いわば、ダイソー、ユニクロ、無印良品をパクった“MINISO 名創優品”のような存在です。宝石業界は、習近平政権による“ぜいたく禁止令”のあおりを大きく受けている業界のひとつ。ブランド力で本家に劣る彼らは窮地に陥り、炎上商法に走ったのでしょう」 周六福に残された道は、エロに頼るしかないということか。「蘋果日報」(9月25日付)によると、周六福は13年にも、広東省深センの1店舗のオープニングセレモニーで、ボディペイントを施した半裸モデルを起用している。一般的には、景気がよくなると女性のスカートが短くなるというが、中国では逆に、景気が悪くなると女性の露出度が上がっていくのだろうか。これから、ますます露出度の高い販促活動が期待できるかも!? (文=中山介石)周六福は、13年にもオープニングセレモニーで半裸モデルを起用している
老人が「席を譲れ」、とおなかにパンチ! 韓国・電車内でマタハラが止まらない
韓国で、電車内のマタハラが止まらない。 9月27日、ソウル地下鉄4号線の優先席に座っていた妊婦が、「席を譲れ」と要求する老人男性に、いきなりおなかを殴られた。老人は酔っ払っており、それでも丁寧に「妊娠中なんです」と伝えた妊婦は、その後、老人が取った言動に驚愕せざるを得なかった。老人は、「妊娠していないのに、そのふりをする女が多い。確認してみないとわからん」と言いながら、妊婦のマタニティウェアをめくったのだ。 昨年にも、同じようなことがあった。30代の男が、優先席に座っていた臨月の妊婦を「お前は障害者なのか?」とののしった挙げ句、ビンタを10連発。後の裁判で、男が精神疾患を患っていたことが明らかとなるも、暴行罪で懲役4カ月の判決が下されたという。 また、優先席に座っていた妊娠初期の妊婦が、隣で不快そうな顔をする60代の男に「私、妊婦です」と弁明すると、「若い女が生意気だな」と吐き捨てられたケースも。それを聞いた妊婦が警察に通報しようとすると、男は彼女のおなかを殴ったそうだ。 電車内でのマタハラは、ほかにいくらでもある。老人が優先席に座っている妊婦を席から立たせて説教をかます、というのは日常茶飯事だ。 ここまでくると、「そもそも韓国では、妊婦が優先席に座っちゃいけないのか?」という疑問が頭をよぎるかもしれない。しかし、韓国の優先席(韓国では老弱者席という)は、日本と同じく高齢者・妊婦・障害者・乳幼児連れなら誰でも利用できるし、それが一般常識のはずだ。 しかし、韓国では優先席をめぐる老人と妊婦の戦いが激しい上に、社会的にも妊婦への配慮が足りない。2014年に発表された人口保険福祉協会の調査によると、「妊婦に配慮する」と答えた韓国人は93.1%に上るが、逆に「配慮されたことがある」と答えた妊婦は、約半数にほどにとどまった。 それをよく物語るのが、同じくソウル地下鉄で起きた騒ぎだろう。先月、何者かが、優先席を示すピクトグラムのうち、“妊婦”と“乳幼児連れ”に赤いバツ印をつけて回ったのだ。妊婦への配慮がいかに欠けているかを象徴する、陰湿な事件ともいえるだろう。 深刻化する電車内でのマタハラに、ソウル地下鉄は昨年から、一般席の両端に「妊婦配慮席」を設けた。座席シートは強烈なピンク色で目立たせ、床にもピンクのシートを貼って派手な作りにしている。 それでも妊婦たちからは「席を譲ってくれなかった」「その席に与えられた意味を知らない人のほうが多い」といった声が上がる始末。ソウル地下鉄は「妊婦配慮席は空けておきましょう」というキャンペーンを実施するなど、手探りで対策を進めている状況だ。 いずれにせよ、少子化対策のためにも、妊婦への配慮をもう少し意識する必要がありそうだ。「妊婦配慮席」の様子
韓国「汚職撲滅法」施行に公務員たちが戦々恐々! 約1兆6,000億円の経済損失も?
イメージ画像(Thinkstockより)9月28日、韓国では新たな法律が施行された。それが、「不正請託及び、金品などの授受の禁止に関する法律(略称:請託禁止法)」。提案者の名前から、通称「キム・ヨンラン法」と呼ばれ、韓国社会に蔓延する腐敗を一掃するというのが目的だ。 一言で言えば「接待禁止法」であり、公務員やマスコミ関係者、私立学校職員、およびその配偶者が、一定額以上の現金やプレゼント、接待を受けることを禁止するというもの。もちろん、違反すれば送った側も罪に問われる。 対象者数は、およそ400万人。同法の施行によって、3万ウォン(約3,000円)を超える飲食の接待や、5万ウォン(約5,000円)を超えるプレゼントに始まり、ゴルフなどのレジャー施設を利用した接待も禁止された。また、対象者が同一人物から一度に100万ウォン(約10万円)、年間300万ウォン(約30万円)を超える金品を受け取った場合、最高で3年以下の懲役、もしくは3,000万ウォン(約300万円)以下の罰金となる。 「キム・ヨンラン法」制定に当たっては、長い年月をかけて審議が重ねられたが、さっそく問題が浮上している。それが、違反者を通報した者に、最大2億ウォン(約2,000万円)の褒賞金を与えるという密告の推奨だ。その結果、施行当日には一般市民による過度な通報・密告が相次いだ。 通報第1号は、韓国のある大学での一幕。なんと、1人の学生が教授に缶コーヒーを渡しただけで、警察に「違法行為の瞬間を目撃した」というタレコミがあったのだ。「缶コーヒー1杯で?」と思うかもしれないが、この法律では「プレゼントを受け取ることで、学生の評価が変わる」という懸念から、学校関係者への贈答品は一切禁止されている。 いつ通報されるかわからない状況は、対象者たちに多大なストレスを与えている。実際、施行当日の各地域の警察署などには、「公職員以外の人間が間に入って、その人におごるという形も違反なのか?」「職場仲間におごるのもダメなのか?」など、数千から数万の質問が相次いだという。 一方、「キム・ヨンラン法」に翻弄されるのは公務員ばかりではない。外食産業やデパート、ゴルフなどのレジャー施設の打撃も大きい。刑罰を恐れた利用客の激減することが懸念されるからだ。 韓国経済研究院は、「キム・ヨンラン法の施行によって、外食産業や流通業、レジャー産業は年間11兆6,000億ウォン(約1兆6,000億円)の経済的損失を負う」と予想している。 実際、一部飲食店では3万ウォンの上限を超えないよう2万9,900ウォン(約2,990円)の接待コースを作ったり、デパートの贈答品コーナーでも、4万9,900ウォン(約4,990円)のプレゼント販売がされたりと、どの業種においても、生き残りをかけた戦いが始まった。施行前日には、多くの公務員が高級料理店で最後の接待を受けたという報道もある。 これまで、韓国社会では接待文化が強烈に根付いていて、公務員が贈賄を受けるのが当然という風潮だった。はたして、「キム・ヨンラン法」の施行は、そうした韓国の贈賄文化を改善することができるのか――。今後の展開に注目したい。
ターゲットは留守児童!? 中国で相次ぐ、教師による卑劣な「教え子強姦」
教師と生徒の“禁断の恋”はどこの国でもある話だが、お隣・中国では最近、教師による生徒への強制わいせつ行為や強姦事件が相次いで起きている。 香港紙「東方日報」(9月23日付)によると、福建省寧徳市内の小学校教師の男(55歳)が同18日に強姦容疑で逮捕されたという。この教師は今年3月、教え子である6年生の女子児童を強姦した上、妊娠させた疑いが持たれているのだ。女子児童は中絶手術を受けておらず、現在すでに30週を迎えているという。当局は女子児童への影響に配慮し、事件の詳細は明らかにしていない。
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同じく3月には、広西チワン族自治区欽州市の中学校の男性教師が、白昼の校内で女子生徒を強姦しようと裸で襲いかかり、近くにいたほかの教師に阻止されたが、その時の様子を撮影した映像がSNSで拡散された。 さらに4月、山東省済南市の小学校で、40歳の男性教師が10歳の女子児童を校内の事務室に呼び出して襲いかかり、ケガを負わせたとして、強姦と傷害の容疑で逮捕された。警察の調べによると、この教師はこれまでも同様の手口で、強姦行為に及んでいたとみられる。 中国版Twitter「微博」では、一連の事件に対して、 「俺が親の立場だったら、この教師を殺してる」 「10代の娘が50代の汚い男にけがされたと思うと、耐えられない」 「宦官が教師になったらいいのに。アソコはないけど、頭はいいから、ある意味安心だ」 など、さまざまなコメントが寄せられた。 「教師による性犯罪が増える背景には、両親の不在、すなわち留守児童の存在が挙げられます。祖父母や親戚に預けられた子どもたちは愛情に飢えており、一番身近な学校の先生に懐くことが多い。結果、『犯しても口外しないだろう』『どうせ留守児童だから、両親にバレないだろう』と考えたり、勘違いして本気で教え子を好きになる教師が増えているといいます。両親が不在なので、強姦された心理的なショックや、妊娠したことに周囲が気づいてあげられないという事情もあります。教育現場での教師による性犯罪は、中国で大きな社会問題になりつつあります」(広州市在住の日本語学校の教員) 中国では、強姦に対して死刑を含む厳罰で臨んでいるが、実際は数年の刑期で出所することが多いという。このままでは、聖職者の信用は下がるばかりだ。 (文=青山大樹)3月に起きた事件の模様。白昼の校内で女子児童を強姦しようと裸で襲いかかる男性教師(出典:「京華時報」)
韓国業界シェアNo.2メーカーが“殺人歯磨き粉”販売も、政府機関は「水ですすぐから問題ない」の大放言
韓国で起きた「殺人加湿器事件」を覚えているだろうか? 加湿器用殺菌剤が原因で、100人以上が死亡。去る5月2日には、その殺菌剤を販売していた英国系企業オキシー・レキットベンキーザー社の日本・韓国法人代表、アタ・シャフダー氏がソウルで謝罪会見している。謝罪する同氏に対して、遺族が平手打ちを食らわせるシーンも報道された。 なんとも恐ろしい事件だが、その騒動がようやく一段落を見せつつあった最近、加湿器殺菌剤に使われていたものと同じ成分であるCMITとMIT(クロロメチルイソチアゾリノン/メチルイソチアゾリノン)が歯磨き粉に混入していたことがわかり、韓国内がパニックに陥っている。CMITとMITは塗料などに含まれていても皮膚炎などを誘発し、肺線維化を引き起こす可能性がある危険な化学物質に分類されており、それが毎日のように使う歯磨き粉にまで混入していたとなれば、その混乱ぶりは想像に難くないだろう。“殺人歯磨き粉”と呼ぶのは大げさだが、混入が明らかとなったのは、韓国最大の化粧品メーカー、アモーレパシフィックが販売していた歯磨き粉11種だ。 しかも、問題となった歯磨き粉のうち「メディアン」と「ソンヨム」は、かなりの人気商品だという。複数のメディアによると、韓国の歯磨き粉の市場規模は約2,000億ウォン(約200億円)。ブランド別シェアを見ると、LG生活健康のペリオ(27.9%)が1位で、メディアンは20.1%の2位、ソンヨムも5.5%のシェアを誇る。つまるところ、韓国の歯磨き粉全体の25.6%に有害成分が含まれていたことになるわけだ。 問題はそのことを、製造業者や管理当局すら知らなかったという点だ。問題が発覚した当初、食品や医薬品などの安全を管理する機関・食品医薬品安全処は、「水ですすぐ歯磨き粉なので、体内には取り込まれず、有害性はない」としていた。 これに対して、ネット民らは「有害性がないだと? 口の中に傷があったらどうするんだ」「加湿器に入っていたら死ぬほどなのに、口の中に入って、なぜ影響がないと言えるのか!」「いったい何を信じればいいのかわからない」などと怒りを爆発させた。食品医薬品安全処は9月26日になって、11種の歯磨き粉すべての回収を実施させると発表している。 続く27日、アモーレパシフィックも「最近、原料会社から納品を受けたナトリウムラウリル硫酸塩(SLS)内にCMITとMIT成分がごく微量含まれていたことを確認した」と発表。「お客様に安全な製品を提供するため、原料購入段階から徹底的に管理するべきだったにもかかわらず、不適切な原料を使用したことについて、責任を痛感しながら、もう一度謝罪の言葉を申し上げる」と、事実関係を認めた。 冒頭に述べた殺人加湿器事件では英国系企業が非難の的となったが、今度は自国メーカーから有害成分混入問題が発覚した韓国。お得意のブーメラン炸裂! といったところか。加湿器殺菌剤が混入していた歯磨き粉「メディアン」
波瀾万丈な脱北ストーリーで話題を独占! 韓国版ニコ生で人気を集める「脱北生主」たち
エロ、自虐行為、性別適合手術の体験談、軍隊でのエピソード……。これらは、韓国版ニコ生「アフリカ(Afreeca)TV」で大いに盛り上がるネタの一部だ。 ほかにも、ありとあらゆるジャンルの配信が飛び交うアフリカTVで、最近特に人気を集めているのが“脱北ネタ”だ。 北朝鮮の国境を越えて韓国に入国した、いわゆる脱北者(韓国の法律上では北韓離脱住民と呼ぶ)たちが、自ら「脱北BJ(ブロードキャスト・ジョッキー)」を名乗って当時の状況を淡々と語る動画が、ネット民の間ではやっているのだ。 現在、アフリカTVで活動中の脱北BJは4人。中でも、最も人気を集める女性BJ、ソン・ボムヒャンの「脱北女ソン・ボムヒャン脱北ストーリー」は、生配信が終わってからもYouTubeに動画がアップされ、再生回数は260万回を超えた。 明るい髪色にカラーコンタクトをつけ、一見すると普通の韓国女子と変わらないソン・ボムヒャンの話は、まさに映画のようだ。 ざっくり紹介しよう。彼女が初めて脱北を試みたのは10歳の時。先に脱北していた母に会いたくて、命懸けで中国へ渡った。しかし、北朝鮮に残留している弟のことが気になって、帰国。その後、再び脱北に成功して母とも再会し、やっと幸せな日々が訪れるかと思いきや、中国公安当局に見つかって再び北朝鮮へ送り返され、刑務所暮らしに。そうするうちに父と姉は亡くなり、彼女はまた脱北した。そうやって何年も苦労した末に、母や弟と韓国にたどり着いたという。 たった一度の脱北でも命懸けの覚悟が必要だというのに、何度も脱北を繰り返した彼女の半生は、われわれの想像を絶する波瀾万丈なものだったに違いない。BJソン・ボムヒャン
およそ1時間45分にわたって繰り広げられるソン・ボムヒャンのストーリーに、ネット民からは「涙なしには聞けない」「そのまま映画にしてもよさそうだ」「ある意味、強運の持ち主だな」といった声が寄せられている。 彼女と同じく、脱北BJとして活動するイ・ピョンも人気だ。彼は自分の脱北ストーリーはもちろん、視聴者が気になる北朝鮮のへの疑問について、なんでも答えてくれる。 例えば「子どもの頃は、どんなアニメを見ていたか?」「学校のルールは、どうなっていたか?」「北朝鮮には、どんな方言があるのか」などなど。彼は韓国ウェブマガジン「ize」のインタビューで、「動画配信を通じて、脱北者に対する偏見をなくしたかった」と語っている。 東亜日報と脱北者支援機関「南北ハナ財団」の共同調査によると、「韓国人と北朝鮮出身者は似ているか?」という質問に対し、73.3%の北朝鮮出身者が「似ている」と答えたが、韓国人は47.3%のみ。また、「お互いコミュニケーションが難しい」と感じるのは、双方とも60%以上だ。この結果を見る限り、韓国社会には、両者のわだかまりが、厳然と横たわっているようにも思われる。 お互いの理解を深め合うツールとして、脱北BJたちの今後の活躍に期待したい。BJイ・ピョン











