石野卓球、犬好きすぎて朝5時から散歩…電気グルーヴのほっこりペット話が最高!

 こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第112回目。今回は6月14日放送のニッポン放送『春風亭昇太のラジオビバリー昼ズ』の中で電気グルーヴ・石野卓球さんが愛犬との生活について話していた部分です。

 コロナ禍以降、トイプードルを飼い始めたという石野卓球さん。「かわいい?」と春風亭昇太さんに聞…

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ピエール瀧、石野卓球から逮捕ネタぶっこまれ「留置所いい話」を披露

 こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第100回目。今回は2023年2月17日から19日にかけて放送されたオールナイトニッポン55周年・55時間スペシャルの中から、僕が特に面白かったと感じた5番組をご紹介します。1位から順にランキング形式で発表です!

1位:電気グルーヴのオールナイトニッポ…

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「海外アーティストはOKで、電気グルーヴはアウト⁉」ここがヘンだよレコード会社

 今年3月、麻薬取締法違反容疑で逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の実刑判決が言い渡された電気グルーヴのピエール瀧。逮捕翌日、電気グルーヴの音源の発売元であるレコード会社、ソニー・ミュージックレーベルズは、彼らのCD・映像商品の出荷停止、店頭在庫回収、デジタル配信停止を発表したが、日本のレコード会社特有の自粛措置とマスコミの薬物報道をめぐる違和感について、ラッパーのダースレイダー氏に話を聞いた。

※前編はこちらから

――不祥事を起こしたアーティストの作品を即回収するのは、日本のレコード会社特有の文化でもありますね。

ダースレイダー ソニーミュージックって、Wスタンダードなんです。先日、洋楽部が「クリス・ブラウンの新曲がリリースされます」とツイートしていましたが、彼は有名な薬物中毒者で、「あんなに薬物やってて本当にパフォーマンスできるのか?」という特集記事を組まれたりしている。そんな人がかっこいいシングルを作ったから、海外では評価されているわけです。ほかにも「バックストリートボーイズのライブにエアロスミスのスティーヴン・タイラーが参加しました」とかツイートしている。でも、スティーヴン・タイラーは以前、アメリカのFOXチャンネルで自分の薬物中毒を告白したドキュメンタリーが話題になった。

 この「海外アーティストの薬物はOKで、日本人はNG」って、会社として矛盾していませんか? 普通ならば社内で、「クリス・ブラウン、スティーヴン・タイラーの作品は扱っているけど、ピエール瀧はどうする?」って選択肢を考えないといけないのに、その議論すらされた形跡がない。社内で思考停止しているから、回収一択になっている。

 レコード会社は、人を売っているわけではなくて、その人が作った作品を販売している。人の気持ちや人生を変えたりする可能性があるものを簡単に回収し、なかったことにしてしまうというのは、レコード会社の使命感を軽く考えすぎだと思う。もちろん、選択肢があっての回収であれば、その会社の作品は今後もそういったスタンダードの下に販売されていくということがわかる。それを踏まえ、我々はそういった会社を支持するのか、という問題ですから。

――テレビのコメンテーターもほぼ回収の是非については論じていませんでしたが、そんな中、松本人志さんは『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、瀧さんと卓球さんの関係性を称賛し、かつ瀧さんの復活も見てみたいとしながらも、「素晴らしいものを作ってもドーピング(薬物)に頼るのは良くないから、僕は(作品を)回収してほしい」といった趣旨の発言をして賛否を呼びました。

ダースレイダー 僕は、番組自体は観ていませんが、松本さんの発言はひとつの選択肢を提示したと思います。テレビは多くのチャンネルがあって、その中にも多くの番組があるのに、コメンテーターは「ドラッグ絶対ダメ‼」の一辺倒じゃないですか? 「ドラッグ作品の何が悪いの?」って言う人がいたっていいと思う。もちろん、僕は薬物を肯定しているわけではないし、薬物をやったアーティストは、この日本では大変な目に遭う思います。でも、どこにチャンネルを合わせても同じことを言っているというのは、同じモノでないと不安になってしまう、見る側の問題でもある。本来は「こっちとこっちで言っていること違うぞ」「この人はこう言っているけど、本当にそうなのかな?」って考える入り口になるのに、そうしないから「マスコミは全部ウソをついている」みたいな陰謀論が出てきてしまう。

 でも、薬物事案は治療が必要なので、原則として薬物報道に関しては「薬物報道ガイドライン」(註:芸能人やスポーツ選手などの薬物依存に対して過激な取材・報道の自粛を求めるもの)にのっとって、社会復帰を念頭に置いた報道を心がけてほしいと思います。

――そういった意味では、今回、ダースレイダーさんたちが立ち上がり、ソニー・ミュージックレーベルズに対して電気グルーヴの音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止の撤回を求める署名活動を行い、6万人超の署名が集まったということには手応えを感じていますか?

ダースレイダー 盛り上がり自体はすごかったと思いますが、集まった署名に対するソニー側の対応は「裁判の結果を待ちます」でした(19日正午現在、動きなし)。仕方がないとは思うのですが、結局、世の中がピエール瀧を許すかどうかみたいな、なんとなくふわっとしたところに判断基準を持ってかれた気がします。もちろん、卓球さんも言及していたように、ソニーの中にも応援していた社員はいたようですが……。

――今回、電気グルーヴだったからというわけでなく、以前から薬物で逮捕されたアーティストの作品回収に対して問題意識を持っていたのでしょうか?

ダースレイダー はい。ずっと思っていたし、10年前に『リンカーン』(TBS系)などにも出ていたD.Oが逮捕され、発売直前だったアルバムが出せなかった時にも、今回とまったく同じことをブログで書いていました。「いい奴なんだけど、酔うと本当にダメなんだよ」とか、いくらでも身近にそういう例はあるわけで、薬物で逮捕された瞬間に悪人になってしまうというのは思考停止でしかない。

 HIPHOPっていうのは、「裏側、逆サイドになんかねーかな」って探す考え方なんです。何か起きた時に、「それってB面見たらどうなる?」って嗅覚的に探るほうが人生も楽しくなる。チャンネルがひとつしかないテレビをずっと見ているよりは、いろいろなチャンネルがあるほうが絶対楽しいと僕は思います。

――一方、ステレオタイプな世間的には、HIP HOPをレペゼンするダースレイダーさんが今回のように表に出ることで、「HIPHOPカルチャーと薬物は密接」といったうがった見方をされるというリスクもあるように感じます。

ダースレイダー 僕はそういう相手に対して、前提条件がなんなのかを常に聞きます。たとえばクラブが薬物と密接だと思う証拠はなんなのか? と。僕なんかはドラマの影響で、薬物取引するのは絶対暗い港の倉庫だと思っていた(笑)。でも、今は薬物がまん延しているのは、霞が関なんじゃないですか? ドラッグやるなら官僚が一番イイですよ。クラブの時代は終わった。

 薬物事案は治療が必要という前提でいっても、僕は瀧さんとか元KAT-TUNの田口淳之介クンより、明らかにこっちのほうがヤバいと思います。だって、国の仕事している人ですよ? 国の仕事って、クスリをキメないとできないくらいハードなのか? もしくは、現実逃避しないとできないものなのか? これ、どちらを想像しても怖いですよね。それに、職場の机に薬物を入れていたって、「いや、持ち物検査どうなっているの?」って話じゃないですか(笑)。クラブだって、入り口で持ち物検査していますからね。

――確かに、テレビは役人の薬物汚染の危険度については報じません。官僚が薬物で逮捕されても、第一報で終わってしまいます。

ダースレイダー 有名人はここぞとばかりに叩かれるのに、役人は有名人じゃないからワイドショーで話題にならない。それを「なんで?」ってみんなが考えたほうがいいと思う。みんな正義の味方のような顔して瀧さんや田口クンをこき下ろしてたけど、同じロジックで役人に対しも怒ってなきゃいけないはずですよね? 霞が関はどうなってるんだ⁉ って。

――最後に、ここ数年、日本におけるHIP HOP黎明期のアーティストの訃報が続いています。MAKI THE MAGICさん、DEV-LARGEさん、そのDLさんの追悼イベントで、さんぴんCAMP並みのプロデュースを再び見せてくれたECDさんも亡くなられました。余命宣告されているダースさんに、死の恐怖というものはないんですか?

ダースレイダー もちろん、常に「死」というのは頭の中にあります。英語で音楽は「playする」ものですけど、その「play」は、日本語だと「再生する」という意味にもなります。再生っていうのは再び生きる、つまり僕らが死んでも再生ボタンを押してもらえれば、いつでも生き返ることができる。だから、僕は今でもたとえばDEV-LARGEさんの曲を聴いて、生き返らせています。生きている間に何か残していれば、なんでも再生できる。大杉漣のDVDを再生するでもいい。それで生き返るんです。

 会えなくなって悲しいとか、新しい曲が聴けなくなって悲しいとかっていうのはあるかもしれないけど、再生することはできる。逆にいうと、死を恐れすぎず、誰かに再生してもらえるような生き方をすれば大丈夫だと僕は思っています。

 人間誰しも、いつ何が起こるかわからない。だから僕の中では起きたことは受け入れて、そうなった時、もし命が尽きた時に、もう一回生き返らせてくれるような関係――それは、卓球さんが言うところの“友達”――が必要ですよね。

 登戸の連続殺傷事件の犯人のように一人の世界で生きていると、再生してもらえない。友達を作らないで一人で生きて、「世の中のすべてが嫌だ」ってやっていたら、本当に死んでしまう。そうならないためにも、再生してもらえるような関係を作ったほうが建設的だと思います。

(取材・文=石井紘人@targma_fbrj)

「CD回収を仕方ないって思っちゃう僕らもヤバい」ダースレイダー、電気グルーヴ騒動を斬る!

 今年3月、コカインを使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された電気グルーヴのピエール瀧に、懲役1年6月、執行猶予3年の実刑判決が言い渡された。ミュージシャンとしてのみならず、近年は俳優としても大活躍していただけに、その逮捕は世間に衝撃を与えたが、逮捕の翌日、電気グルーヴの音源の発売元であるレコード会社、ソニー・ミュージックレーベルズは、彼らのCD・映像商品の出荷停止、店頭在庫回収、デジタル配信停止を発表。日本の音楽業界ではもはや通例となっているこの措置だが、電気グルーヴという存在の大きさも相まって、各所で「音楽は誰のものなのか」という議論を呼ぶこととなった。

 そんな中、ネット上ではソニーの対応撤回を求める署名活動も行われ、3月15日から4月10日の27日間で79カ国から6万4,606人の署名が集まった。

 この署名活動の発起人の一人で、東京大学中退という、ラッパーとしては異色の経歴を持ち、コメンテーターとしても活躍するダースレイダー氏が、世の中にはびこる“思考停止”のヤバさを訴える『ダースレイダー自伝 NO拘束』(ライスプレス社)を上梓した。そんなダースレイダー氏に、自身の病気に対するスタンスと一連の電気グルーヴ騒動について振り返ってもらった。

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――過去にも多くのラッパーが自伝を出版していますが、ダースレイダーさんの本は毛色が違いますね。

ダースレイダー これは“体調不良本”なんですよ(笑)。もともと、脳梗塞で倒れた時に、自分に何が起きているのかを把握するために書き始めたんです。初体験のことばかりでも、当時の気持ちとか感情とかって、慣れてくると忘れちゃうじゃないですか? 退院後、ライスプレスの編集長に会う機会があって、「本書きませんか?」って声をかけられたので、「実はこういうのを書いていて……」と渡したら本になったという流れです。

――ダースさんは2010年、脳梗塞で倒れ、合併症により左目を失明。1カ月の入院生活を余儀なくされました。ある意味、健康啓発本でもありますね(笑)。

ダースレイダー この本を読んで、健康な人にも病気を追体験してもらえれば、という思いがあります。知っているのと知らないのとでは、構え方も変わってくる。今は自分の健康に問題がなくても、たとえば突然、交通事故に巻き込まれてしまう可能性もある。そういった状況になった時に、どのように受け入れるか。逃げずに受け入れて、前進するマインドを形にしたかったんです。

――ダースさんのトレードマークになっている左目の眼帯も、そういった意思の表れなんですよね。

ダースレイダー 病気を抱えている人への偏見ってあるじゃないですか? パジャマ姿で弱っている的なビジュアルが浮かぶ。でも僕は、派手な眼帯つけて、元気そうにすることで、そういう固定概念を壊したい。病気の人も生きづらくなく、「病気も個性ってことでいいじゃん」みたいなところまで持っていければいいかなって思っています。

――ダースさんが脳梗塞と診断された時、医師から説明を受ける前に、まずは個室で「あなたはもう戻れません。このまま悪化して死にますが、なんとか食い止めましょう」とソラマメ君みたいなキャラが苦渋の表情を浮かべながら朽ちていくビデオを見せられた、というシーンは非常にシュールでしたが、特に序章はHIP HOP的なモノの見方が反映されていますね。

ダースレイダー HIP HOPって、よくHIP HOP GAMEっていうんですが、僕は人生は全部ゲームだと思ってるんです。この本に出てくるいろいろな医者に対しても、“どうやってクリアするか”という感覚でいました。医者と聞くと一概にありがたがってしまいますが、実際には誠実な奴もいれば、うさんくさい奴もいるし、適当な奴もいる。ゲームだったら、冷静に分析できますよね。どんな能力を持っているのか、どんな技を使ってくるのか、といった具合に。権威ある人に自分が知らないことについて一方的に話されると、相手を信じるしかなくなっちゃいますよね? でも、実はそれってすごく怖いことでもある。そうならないためにも、まずは自分のことを知る。たとえば、自分に知識がない場合、人の言うことをどう受け取ってしまうのかっていうことを知っていれば違いますよね。そういう具合に、なるべく一つひとつの状況を自分なりに分析して、ゲーム感覚でクリアしていくのが大事かなと思います。病気も同様で、自分でゲーム的に数値化し、イメージ化してそれをどう乗り越えていくかを考えると、結構楽しくなってくる。重い病気でも、強敵として捉えて、「こいつ強えな~、なんとかしなきゃ」みたいに乗り越えていく。

 HIP HOP的な考え方で病気を捉えると、自分の中でポジティブに状況をリミックスできるんですよね。しんどかったり、つらかったり、苦しかったりというのは当然なんですけど、経験を経ることによってパワーアップしたり、自分の中でステージが上がるとか、強靭になるという意味での体験ができたと思える。それはHIP HOPを知らない人でも、こういう考え方で病気に向き合えば――というのを記せたと思っています。

――医療に対して思考停止状態になっている人って、実はすごく多いですよね。

ダースレイダー 高校の時、サッカー部の練習で腰を痛めて地元の病院に連れていかれたんですけど、そこがヤブ医者で。「試合出たいか?」って聞かれたので、「出たいです」って答えたら「じゃあ、出ていいよ」って。で、実際に試合に出たら、腰がグキッってなって立てなくなっちゃった(笑)。それで都立の大きな病院へ行ったら、医者に「なんで試合なんか出たんだ‼」って怒られて、「え? だって、前の医者は『出ていい』って言ったよ?」みたいな。その時の思考停止のせいで脊椎分離症になっちゃって、いまだに冬になると腰が悪いし、いろいろな体の機能が停止してしまうオマケがついた。

 セカンドオピニオンの医者でも、みんなそれぞれ言うことが違う。僕は、どんな状況でも、選択肢のある思考方法が重要だと思っています。選択肢は、場合によっては少ない時もあれば、たくさんある時もあると思うけど、選択肢がない状況に自分を置かないっていうのは思考停止を避ける考え方だと思います。

――その思考停止の話に、電気グルーヴ作品の出荷停止、在庫回収、配信停止の撤回を求める署名活動もつながりますよね?

ダースレイダー はい。まず、僕は滝さんや(石野)卓球さんと直接の知り合いではない、 という立場で話しています。瀧さんが犯したことに対して、瀧さんが向き合わなきゃいけないのは、社会の中で生きる人としては当然です。でも、電気グルーヴの作品に関してどう扱うべきなのか? それに対する答えが、回収(出荷停止、在庫回収、配信停止)の一択しかない風潮は思考停止していると思います。本来であれば、売上金全額をダルクのような(薬物依存者の)支援団体に寄付する。もしくは、店頭での販売だけは中止する。プロモーションは行わないなど、ほかにもいろいろな選択肢があったと思うのですが、ソニーは回収一択だった。

 選択肢というのは、プラスとマイナス、それぞれの側面だと思うんです。今回はマイナス面に関しては考えられていて、それで(薬物中毒者の与える悪影響と考えて)回収となった。でも、プラスの面は考えていたのかなって。

 瀧さんに限らず、今後も、不祥事を起こした人を世間から抹殺してしまうのか? 戻ってくるためには償いをするとか治療をするとか、いろいろな方法がありますが、自分の作った作品をを享受するファンがたくさんいるってことは本人のモチベーションになるわけだから、そういう面も検討しましたか? という話です。

――今回の件に限らず、以前からミュージシャンが不祥事を起こすたびに、レコード会社による“自粛”が当然のように行われていますが、なぜ自粛するのか、具体的な理由は明示されません。

ダースレイダー 最初はL’Arc〜en〜Cielっていわれているんですが(筆者注:1997年にドラムのsakuraが覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕。これを受けて、バンドの活動およびシングルの発売中止、旧譜も一時的に回収された)、何か不祥事があった時に作品を回収する動きって、さまざまな選択肢の中から選んだってわけじゃないですよね。「不祥事を起こした人を放っておくとソニーの株価に影響が出る」と言う人もいますが、僕は逆に、こういう時にきちんと選択肢を検討して「弊社は、その選択肢の中から〇〇を選びました」っていうことをアピールできる会社こそ信用に値する会社で、株価も上がるべきなんじゃないかなって思う。そうならないのであれば、日本の社会の問題でもある。世間が会社のそういった行動を評価しないから、会社もマイナスばかりを見てしまう。それは僕らの責任だと思うので、今回声を上げました。回収を「仕方ないよね」って思っちゃう僕らもヤバいよ! っていう。こういう時にきちんと考える会社を評価して、そこの製品を買おうと思わないと、会社側もマイナスばかりを考えてしまう。今回の話は独立した話じゃなくて、社会全体に連動しているんです。

――そういう意味でも、一連のマスコミ報道をどのように見ていましたか?

ダースレイダー マスコミの報道は「何をみんなが見たいか」という写し鏡でもある。瀧さんが釈放された瞬間、ヘリコプターで追っかけたり、髪形の話したり、謝り方がどうとか。そういった報道を「くだらねえ」と言っている人がいるのと同じ数だけ、それを見ている人もいる。そのことを考えなきゃいけなくて、そういう人たちにそうじゃない選択肢を提示しなきゃいけない。

 いろいろな報道があった中から、「俺は瀧の髪形が気になる」っていうのを積極的に選んでいる人がいるなら、「あなたはそういうセンスの人ですね」でいい。でも、今は選択肢を与えられていないし、それにすら気づいてないことが本当に多い。

ダースレイダー 今回、卓球さんがTwitterで世間が「何言ってんだコイツ」っていうような選択肢をどんどん出したことはすごく重要だったと思う。釈放された瀧さんと笑顔のツーショットを出したツイートは決定打で、あの写真をいいと思う人と不謹慎だと怒る人がいる。その時点で選択肢が生じて、健全な状態に近づいている。どちらを選ぶのかは、その人の生き方や考え方ですよね。友達と話をしている時に、「あの写真はないわ」「いい写真だったじゃん」っていう会話が生まれてくる。そういう会話は必要です。そういった意味で、卓球さんのツイートは大きな功績を残したと思う。

――メンバーが不祥事を起こしたら連帯責任で謝罪するのが当然、という風潮にも一石を投じました。

ダースレイダー 卓球さんはTwitterで絡んでくる奴らをクランケって呼んでいるんですが、彼らに対して「お前ら、友達いねーんだろ?」「“知り合い”と“友達”は違うよ」ってツイートしていて、瀧さんみたいな境遇になった時に友達がいかに大切かということを教えてくれた。みんな、何かをやらかす可能性ってあると思うんですよ。事故を起こしてしまうとか、意図せず巻き込まれてしまうこともあるし。そういった状況に自分が置かれた時に、支えてくれる友達がいるかいないかで、まったく変わる。「自分に卓球さんみたいな友達がいるのといないのと、どっちがいいの?」「自分が困った時に、叩かれようが何しようが言いたいことを言ってくれる人がそばにいるのといないのとどっちがいい?」という選択肢も生まれますよね。僕は「友達いらないよ」って絶対に言えないし、そういう人のほうが多いんじゃないかな。

 卓球さんが笑顔の写真を載せるまでは、「売り上げが、生活が、賠償金が」っていう話ばかりだったけど、そんなことよりも、それらと引き換えられないものを卓球さんは見せてくれたと思う。

(後編へ続く/取材・文=石井紘人@targma_fbrj)

石野卓球のSMA退社で争奪戦が勃発! ピエール瀧被告ももれなく付いてくる!?

 争奪戦が繰り広げられそうだ。

 テクノユニット「電気グルーヴ」の石野卓球が18日、Twitterで「もう事務所は辞める」と、所属事務所「ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)」を退社する意向を示唆した。卓球はTwitterで、5年前の電気グルーヴ25周年で販売した“ゆるしてニャンTシャツ”の画像を投稿。「再販して下さい」という声が寄せられると「Tシャツも売っちゃいけないんだってさ。SONY系列のSMAだから。レコード会社はバックタイトルいじれなくなるからやめないけど。もう事務所は辞める」とツイートした。

 相方のピエール瀧被告はコカインを使用したとして逮捕、起訴され、SMAは4月2日付でマネジメント契約を解除しており、卓球は「瀧もいないし」と付け加えた。

 これに、芸能プロ関係者は「まだ本気かどうかはわからないが、辞めれば争奪戦が繰り広げられるだろう。固定ファンの多さ、批判をモノともしない胆力、ウィットに富んだ物言いなど、ミュージシャンとしてだけでなく、タレントとしてやっていける素養が改めて評価されている」と解説。加えて、卓球を獲得すれば、将来的に瀧被告も付いてくると計算している関係者も多い。

 一方、瀧被告の判決は今夏までに出るとみられ、初犯であることを考慮すると3年程度の執行猶予判決が濃厚。芸能界には彼のファンも多く、復帰を熱望する声が相次いでいる。スポーツ紙記者の話。

「執行猶予があける前に俳優復帰すると思う。特に映画界からは彼を起用したいという監督やプロデューサーが多い。逮捕前のような超売れっ子とはいかないまでも、事務所としては十分マネジメントする価値がある。すでに急接近している大手プロダクションもあるくらいですから」

 まずは、卓球の動向から目が離せない。

AAAメンバーは秒で謝罪! 電気グルーヴ・石野卓球との違いに見る日本芸能界“謝罪の美徳”

 

 AAAのリーダー・浦田直也容疑者による暴行事件を、メンバーの西島隆弘、宇野実彩子、日高光啓、與真司郎、末吉秀太が21日、自身のSNSで揃って謝罪。これを受け、電気グルーヴ・石野卓球との対応の違いが話題だ。

 浦田容疑者が警視庁月島署から釈放された21日、ソロコンサートを行っていた西島は、ステージ上で何度も頭を下げ、ファンに謝罪。SNSでも、宇野が「この度はメンバー浦田直也のことで、多くの方々に大変なご心配をお掛けしましたこと、心よりお詫び申し上げます。関係者の皆様、応援してくださるファンの皆様、これまでAAAを支えてくださった皆様に、不安な思いをさせてしまい誠に申し訳ございません。同じメンバーとして、このことを真摯に受け止め、メンバーとスタッフと話し合い、私にできることは何かをしっかりと考え、精一杯努めて参りたいと思います」と投稿するなど、メンバーらがほぼ一斉に謝罪コメントを発表した。

 ネット上では「AAAメンバーと石野卓球の対応が真逆すぎてモヤモヤ」「事件を起こしてないメンバーが謝る必要ってあるの?」「AAAのメンバーは何に対して謝ってるの?」「メンバーは、むしろ被害者なんじゃ?」など、グループの“連帯責任”についてさまざまな意見が飛び交っている。

「先月12日にピエール瀧被告が逮捕されてからというもの、相方の卓球によるおちゃらけツイートが話題に。さらに、今月17日に事件後初めてマスコミの前に現れた卓球は、満面の笑みでおどけ、“ゆるしてニャン”ポーズを連発。これらのパフォーマンスに対し、ワイドショーやネット上では賛否両論が巻き起こった。そのため、このタイミングでのAAAの“日本芸能界の模範”のような対応は、ある意味大きな注目を浴びています」(芸能記者)

 最近の模範的な謝罪展開といえば、山口達也の強制わいせつ事件を受けて会見で涙を流したTOKIOや、友井雄亮のDV行為を会見で謝罪した純烈などが思い当たる。

「TOKIOも純烈も、お通夜のような黒いスーツに身を包んだメンバーが横一列に並び、深々と頭を下げた。この手の謝罪会見が開かれるたび、決まって『誰も事件に関係のないメンバーに謝ってほしいなんて思ってない』『当事者同士で解決する問題』『連帯責任って何?』と疑問の声が上がる。しかし、日本の芸能界ではなぜかこの形式がデフォルトとなっており、卓球のようにはみ出ると批判を呼ぶことも。そもそも、テレビカメラを集めての謝罪会見は日本独特の文化ですから、事件に関係のないメンバーまで謝罪するとなると、外国人には奇妙に映るでしょうね」(同)

 古臭い体質が随所に残る日本の芸能界。謝罪を美徳とする価値観は、この先も続いていくのだろうか?

東国原英夫の石野卓球批判に「お前が言うな」の声が殺到中!

 東国原英夫が、コカイン使用で逮捕起訴された電気グルーヴのピエール瀧の相方である石野卓球に対し「何らかの謝罪、説明」を求め話題となっている。東国原はレギュラー出演する『バイキング』(フジテレビ系)において、事件を茶化したツイートを続ける石野に対し「社会人として大丈夫なのか」とも苦言を呈している。

 これにはネット上では「お前が言うな」の声があがっている。さらに東国原が同番組で電気グルーヴについて「昔から異常なパフォーマンスだった」とも述べていたことから、『とくダネ!』(同)の小倉智昭に同じく「電気グルーヴと電撃ネットワークを勘違いしているのでは?」といった声も聞かれた。

 何より東国原に対する「お前が言うな」の声は過去の不祥事などを引き合いに出してのものだろう。東国原は宮崎県知事、衆議院議員を歴任し、現在は政治評論家としてテレビ出演を果たしているが、もともとはそのまんま東を名乗るお笑い芸人であった。

「東国原は1980年代にビートたけしの一番弟子として芸能界入りを果たし、たけしの運転手を務めていました。たけし軍団時代はハチャメチャだったようで、『オールスター感謝祭』(TBS系)ではたけしの乱入コーナーにおいて『元M崎県知事のH国原さんが実際に起こした事件は?』なる問題も出されています。四択の内容は、自転車泥棒、師匠の金を盗んだ、のぞき部屋で個室の壁を乗り越え踊り場で全裸で踊った、観光バスを勝手に運転して谷底に落ちたなるもので『すべて正解』でした」(芸能関係者)

 もちろん、たけしが煽っている部分もあるが、これに近いことがあったのは事実であろう。さらに実際にニュースになった事件もある。

「86年にはたけしとともにフライデー襲撃事件に参加し現行犯逮捕されています。さらに97年にはたけし軍団の後輩芸人の頭を殴り、略式起訴の罰金刑を受けています。ただこれは事務所の経費を使い込むなどの後輩芸人のふるまいの悪さに腹を立てたものでした。さらに98年に渋谷の性風俗店で未成年女性からサービスを受けていたことで事情聴取を受けています。こちらは犯罪歴ではありませんがマスコミに『淫行事件』と報じられ、東国原は芸能活動謹慎を余儀なくされます。あまった時間で勉強をやり直し、早稲田大学第二文学部の社会人入試に合格し、政治家転身への足がかりを作りました」(同)

 もちろんこれらの事実を東国原は隠してはいない。そうした人物ゆえに、ピエール瀧問題に関しては、単なる「正しさ推し」だけではないコメントも聞きたいところだ。
(文=平田宏利)

ダウンタウン・松本人志と電気グルーヴ・石野卓球の“意外なつながり”って!?

 コカイン使用容疑で逮捕起訴された電気グルーヴのピエール瀧の一連の報道やネットの反応をめぐって、相方の石野卓球のTwitterでの“応戦”が話題となっている。

 石野は、ネット民の「正論系リプライ」を晒し、ギャグで茶化し続けた。ただ4月7日をもって「いっぱい変なの湧いてきたのでツイッター今日でやめます」と宣言などもしているが、他ユーザーのリツイートは行うなど、チェックはしているようだ。

 7日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)ではダウンタウンの松本人志が卓球のツイートに対し「僕は大好きですね。ちょっと笑っちゃいました」と述べ、ピエール瀧が謝るだけでは「面白がってくれないファンの人たちが多いのをわかっているのでは」と語った。さらに相方の浜田雅功が仮にコカインをやっていたとしても「絶対に謝らない」と持論を展開した。

 石野の一連のツイートのギャグネタは「TVBros.」(東京ニュース通信社)の雑誌インタビューなどをはじめ、ファンにはお馴染みのものである。松本の指摘は当たっているといえるだろう。何より電気グルーヴとダウンタウンは似たような感性を共有していた存在ともいえる。

「電気グルーヴは、音楽バラエティ番組の先がけといえる『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)の常連出演者であり、ピエール瀧の『楽器を弾けないキャラ』などがイジりの対象になっていましたね。メジャーのど真ん中にあって、世の中をヒネた視線から眺めるスタンスは、両者に共通したものだったといえるでしょう」(放送作家)

 さらに、石野はダウンタウンがメジャーになる前から注目していた。

「松本が放送作家の高須光聖と放送していたラジオ番組『放送室』(TOKYO FM)では、ダウンタウンが東京進出直後に、新人時代の電気グルーヴにあいさつをされたエピソードを披露しています。石野は静岡在住時代から、関西の友人より『ダウンタウンという面白い芸人がいる』と情報を得て、出演作のビデオを送ってもらいチェックしていたそうです。この時点で松本はまだしも放送作家の高須の存在も知っていたといいますから、かなりコアな視聴者だったといえるでしょう」(同)

 松本は『ワイドナショー』でのマッチョ、正論系発言によって変節が取りざたされることも多いが、卓球のツイートへ共感を示すあたり、根っこの部分は変わっていないのかもしれない。
(文=平田宏利)

石野卓球、フジロックに出演へ! ピエール瀧の乱入はあり得る?

 7月26日から28日にかけて開催される『フジロックフェスティバル’19』の出演アーティスト第3弾が発表され、石野卓球の出演が決定した。当初、石野卓球は電気グルーヴとして最終日の28日に出演予定であったものの、ピエール瀧のコカイン使用による逮捕を受け出演が取りやめとなっていた。

 石野卓球は電気グルーヴとは別に20年以上にわたってソロで音楽、DJ活動を行っており、ヨーロッパを中心に海外での評価も高い。出演が予想されるのは、ダンスミュージックを中心に構成される深夜帯と見られるが、そこで期待されるのがピエール瀧のサプライズ乱入だろう。

「ピエール瀧被告は今月2日に起訴され4日夜には保釈されています。このまま裁判が順調に開始されれば、1カ月ほどで判決となります。瀧被告の場合、初犯扱いとなるため執行猶予付きの有罪判決が下される可能性が高い。執行猶予期間中は日常生活を送る分には特に行動の制限はありません。石野卓球のステージに瀧被告が飛び入り参加する可能性はありそうですね」(業界関係者)

 瀧被告のサプライズ登場が期待される理由には、ロックフェスティバルならではの事情もある。

「フェスの場合、出演者が発表された後に、アーティストの都合や急病などで出演がキャンセルとなってもチケットの払い戻しは行われません。フジロックのチケットは前売りでも1日あたり2万円弱と、かなり高額です。さらに会場である新潟県の苗場スキー場までの往復の交通費もかかるわけです。この日は電気グルーヴを目当てにチケットを購入していた人も多いと見られますから、なんらかの穴埋めが用意される可能性はありますね」(同)

 電気グルーヴは、台風直撃のため2日目が中止となった1997年の第1回フジロックにも出演している。この回は、まさしく富士山のふもとで行われており、豪雨の中で名曲の「富士山」が披露され、瀧被告は富士山の着ぐるみで登場した。フジロックとはゆかりのあるグループであるだけに、瀧被告のサプライズ登場に期待したいところだ。
(文=平田宏利)

石野卓球は本当にシロ!? ピエール瀧逮捕後の沈黙破り“怒りの連続ツイート”のワケ!

 ミュージシャンで俳優のピエール瀧容疑者が逮捕され、「電気グルーヴ」として瀧容疑者と長年行動を共にしてきた石野卓球にも注目が集まっている。

 ネット上には有象無象の噂が飛び交っている。「瀧がやっていて、卓球がやってないわけない」「ドイツに高飛びした?」「昔のクラブなんて、ドラッグありきみたいなもんだったしな」など、ファンですら石野の薬物使用を認めるような有様である。

 これに対し逮捕後は沈黙を守っていた石野も24日ついに「アホか!しばらく仕事キャンセルになってんのに日本にいる必要ある? 容疑者の相方は自宅でじっとしてろってか?」と激しく反論。そのうえ電気グルーヴを表す「電」のタトゥーを入れた腕の写真をアップし、「あと51歳初Tattoo入れました! “Zin-sayは電気グルーヴ、電気グルーヴは人生” 真似すんなよ」と言い放った。

「報道は加熱する一方ですので、いい加減うんざりもしますよね。自分が取り調べを受けたわけでもないわけですから。本人が言うように海外には知人のお見舞いに行ったことも確かです。謝罪をしないことで方々から批判も集めていますが、言葉で瀧容疑者の擁護はせず、暗にエールを送る一連の行動には石野卓球流のセンスを感じますが」(音楽誌ライター)

 だが、沈黙を守っていた石野が挑発的な態度に出た背景には、22日に瀧容疑者にコカインを譲り渡したとして田坂真樹容疑者が逮捕されたことが影響しているとの見方もある。

「田坂真樹容疑者は1989年の『電気グルーヴ』結成当時から瀧容疑者と友人関係にありました。しかも夫であるDJ TASAKAは石野卓球主催イベントでもレギュラーを務めており、ライブツアーにも参加していますので、『電気グルーヴ』との関わりは非常に密接です。その田坂真樹容疑者の逮捕を受け、石野は今後さらに自身への疑惑が深まると感じ取ったのかもしれませんね」(同)

 かつてインタビュー内で「だからさ、やりたきゃやりゃあいいと思うよ、別に。全員やりゃあいいだろ、やりたい奴は(笑)」などと語り、ドラッグ肯定論と取られても仕方ない発言をしただけに、疑われても仕方ないところがある石野卓球。ファンのためにもこのまま身の潔白を証明し続けてほしいものだが。