皇后となる雅子さま、「適応障害」は今――「小室圭さんがいい影響与えた」と精神科医が指摘

 5月1日、皇太子さまが新天皇として即位されるのに伴い、雅子さまが皇后となる。日本国民が新しい時代の幕開けに希望を抱きつつ、新たな天皇・皇后に期待を寄せているが、そんな中、今あらためて雅子さまの“病状”に関心が集まっているようだ。

 雅子さまは、2003年12月、体調を崩して宮内庁病院に入院。翌年7月には、精神科医・大野裕医師の診断によって「適応障害」との病名が発表された。その後、雅子さまは、長い療養生活に入り、ご公務や宮中行事を欠席されることが目立つように。また、長女・愛子さまが、学習院初等科での児童同士のトラブルから、体調不良となって学校を欠席されたとか、中等科でも不規則登校が続くとかいったことが起こるたび、雅子さまのメンタル面に心配の声が飛び交ったものだった。

 しかし17年頃から、その病状に関して、「ご快復著しい」と盛んに報道されるように。17年には、泊まりがけで、秋田県の「献血運動推進全国大会」に出席したほか、地方訪問を積極的に行い、昨年1月には、新年恒例の「講書始の儀」に15年ぶりに出席、また同11月にも、園遊会の全工程に15年ぶりに参加されたのだ。こうした雅子さまの変化は、「新皇后へのご自覚の現れ」などと言われているが、一方で、今年1月に行われた「歌会始の儀」は欠席、また2月の天皇皇后両陛下主催の茶会にも姿を見せず、「やはりご体調に波があるのか」「皇后になられることで、病状が悪化する可能性もあるのでは」などと、世間ではささやかれている。

 雅子さまの適応障害は今後どうなると考えられるのか。今回、『一億総他責社会』(イースト・プレス)や『高学歴モンスター~一流大学卒の迷惑な人たち~』(小学館)などの著者である精神科医・片田珠美氏に話を聞いた。

 片田氏はまず、雅子さまが「適応障害」であるとされている点について、こんな疑問を投げかける。

「雅子さまは、適応障害ではなく、『産後うつ』だと思います。産後うつは、妊娠・出産によるホルモンバランスの急激な変化、そして育児不安によって起こる抑うつ状態で、少なくとも10人に1人の割合で発症するとも言われるほど、珍しくない病気なんです。ホルモンバランスの急激な変化は、妊娠・出産した女性全てに起こりますし、育児不安という点に関しては、第1子出産直後に特に多い。愛子さまも、第1子ですし、雅子さまは育児に大きな不安を抱えていたと思います。加えて、雅子さまは完璧主義のように見受けられます。だからこそ、東大からハーバード、そして外交官へという輝かしい経歴を歩んでこられたのでしょうが、育児に関しても百点満点でなければならないと思われたのではないでしょうか。しかも“皇室の姫君”の育児をするわけですから、その重圧は、計り知れないほど大きかったはずです」

 つまり、雅子さまには、「産後うつになりやすい要因がかなりそろっていた」と片田氏。一方で、適応障害は、読んで字の如く「環境に適応できない」せいで、抑うつ気分や不安が生じ、行動面で支障をきたす障害であり、「6カ月くらいで治ることが多い」という。

「基本的に環境に慣れることによって病状は改善するので、雅子さまの場合、03年に体調を崩され、それから16年近く続くのは考えにくいと、私は思います。大野先生も、発表当時は、まさかここまで続くとは考えてらっしゃらなかったかもしれません。もしくは、これは個人的な見解ですが、もしかしたら『うつ』というのは体裁が悪いと判断され、『適応障害』と発表された可能性もあるのではないかと、思うところはありますね」

 しかし、産後うつは、これほどまで長期化するものだろうか。03年当時、2歳だった愛子さまは、現在17歳の高校生だ。

「雅子さまは、産後うつが“遷延化”したと考えられます。その原因は、愛子さまが女児であることから、『跡継ぎとなる第二子の男児を産んでほしい』というプレッシャーにさらされたことなのではないでしょうか。さらに決定的だったのが、03年、湯浅利夫宮内庁長官(当時)による『秋篠宮様のお考えはあると思うが、皇室と秋篠宮一家の繁栄を考えると、3人目を強く希望したい』という発言です。これはつまり、『雅子さまにはもう期待していない』ということで、当時、40歳を目前としていた雅子さまにとって、これほどショックな言葉はなかったのではないでしょうか。これまで成功を積み重ねてきた完璧主義の雅子さまには、耐え難い屈辱だったと思います」

 その後、愛子さまが成長すると、学校内でのトラブルから欠席が続くように。これもまた、雅子さまの精神面を揺るがしたのではないかと、世間では見る向きが強い。母親のメンタルの不調は、「子どもに伝染してしまうことがあり、特に雅子さまと愛子さまは母子一体感が強いのでなおさらでしょう」と片田氏は語る。皮肉なことに、雅子さまが「ご快復著しい」と言われるようになったのは、16年末、愛子さまが“激やせ”し、世間を騒がせたことがきっかけだったのではないかと片田氏。その際、「雅子さまは思い悩まれながらも、『子どもは思い通りになるわけではない』『子育ては完璧にやれるものではない』と受け入れられるになったように思います」という。そんな完璧主義からの脱却が、ご快復につながったと見ることもできるだろう。

 さらに、片田氏は、雅子さまご快復を後押しした最大の要因は、「少々、意地悪な見方かもしれませんが、『小室圭さん』ではないでしょうか」と話す。小室さんとは、言わずもがな、現在、秋篠宮家の長女・眞子さまとの結婚延期騒動の渦中にいる人物である。母親の借金トラブルが問題視される中、米大学に留学したことにより、国民から「本当に眞子さまと結婚する気があるのか」と、懐疑的な目で見られている。「結婚反対」を強く主張する者も少なくない状況だ。

「雅子さまはこれまでずっと、紀子さまと比較され続けてきたと思います。紀子さまは、男児である悠仁さまを出産され、娘である眞子さま、佳子さまが不登校になることも、摂食障害を疑われることもなかった。美智子さまから気に入られているという話もありますよね。雅子さまは、そんな紀子さまに対して、強いコンプレックスを抱かれていたのではないでしょうか。特に、『皇室に嫁いだが、男児を産めなかった』という点でのコンプレックスは、今の時代には見合わないかもしれませんが、払拭しがたいと思います。しかし、そんな順調にやってきた紀子さま、ひいては秋篠宮家が、小室さんの騒動で揉めに揉めている。何事も完璧にはいかないものだと、雅子さまはお気持ちが少し楽になられたと思いますよ。期せずして、小室さんが雅子さまの心を救った面はあるでしょう」

 そんな雅子さまが、5月1日より、皇后となる。今後、メンタル面はどうなるのかが気になるところだが……。

「安定していくことを願っていますが、やはり皇后のプレッシャーは大きいと思いますし、雅子さまは完璧主義なので、“ゼロヒャク思考”に陥ってしまうことはあり得ます。『完璧にできなければ意味がない』『完璧にできない私はダメだ』と思い詰め、不安定になってしまうこともあるかもしれませんね。やはり、完璧主義の呪縛に囚われすぎないようになさってほしいですし、何より『美智子さまとご自分を比べないこと』がとても重要だと思います。国民から敬愛される美智子さまのように『なれない』と思い悩むことで、ご公務に行けなくなってしまう可能性があるからです。やはりご公務を行わなければ、国民からの敬愛は得られませんが、ただご公務を完璧にやらなければいけないと重圧を感じることで、ご公務に行けなくなる恐れもあります。その折り合いをどうつけるかが大切だと思います」

 宮内庁関係者も「美智子さまはこうしておられました」などと、美智子さまと比較するようなものの言い方をするのは避けるべきと片田氏。もともと雅子さまは、「皇室外交をしたい」との思いから、皇室に入られたらしいが、「皇后になることで、その思いを実現できる、能力を発揮できると考えるのがよいと思います」という。新たな時代「令和」の皇后となる雅子さまのご活躍を、一国民として心から祈りたい。

皇后となる雅子さま、「適応障害」は今――「小室圭さんがいい影響与えた」と精神科医が指摘

 5月1日、皇太子さまが新天皇として即位されるのに伴い、雅子さまが皇后となる。日本国民が新しい時代の幕開けに希望を抱きつつ、新たな天皇・皇后に期待を寄せているが、そんな中、今あらためて雅子さまの“病状”に関心が集まっているようだ。

 雅子さまは、2003年12月、体調を崩して宮内庁病院に入院。翌年7月には、精神科医・大野裕医師の診断によって「適応障害」との病名が発表された。その後、雅子さまは、長い療養生活に入り、ご公務や宮中行事を欠席されることが目立つように。また、長女・愛子さまが、学習院初等科での児童同士のトラブルから、体調不良となって学校を欠席されたとか、中等科でも不規則登校が続くとかいったことが起こるたび、雅子さまのメンタル面に心配の声が飛び交ったものだった。

 しかし17年頃から、その病状に関して、「ご快復著しい」と盛んに報道されるように。17年には、泊まりがけで、秋田県の「献血運動推進全国大会」に出席したほか、地方訪問を積極的に行い、昨年1月には、新年恒例の「講書始の儀」に15年ぶりに出席、また同11月にも、園遊会の全工程に15年ぶりに参加されたのだ。こうした雅子さまの変化は、「新皇后へのご自覚の現れ」などと言われているが、一方で、今年1月に行われた「歌会始の儀」は欠席、また2月の天皇皇后両陛下主催の茶会にも姿を見せず、「やはりご体調に波があるのか」「皇后になられることで、病状が悪化する可能性もあるのでは」などと、世間ではささやかれている。

 雅子さまの適応障害は今後どうなると考えられるのか。今回、『一億総他責社会』(イースト・プレス)や『高学歴モンスター~一流大学卒の迷惑な人たち~』(小学館)などの著者である精神科医・片田珠美氏に話を聞いた。

 片田氏はまず、雅子さまが「適応障害」であるとされている点について、こんな疑問を投げかける。

「雅子さまは、適応障害ではなく、『産後うつ』だと思います。産後うつは、妊娠・出産によるホルモンバランスの急激な変化、そして育児不安によって起こる抑うつ状態で、少なくとも10人に1人の割合で発症するとも言われるほど、珍しくない病気なんです。ホルモンバランスの急激な変化は、妊娠・出産した女性全てに起こりますし、育児不安という点に関しては、第1子出産直後に特に多い。愛子さまも、第1子ですし、雅子さまは育児に大きな不安を抱えていたと思います。加えて、雅子さまは完璧主義のように見受けられます。だからこそ、東大からハーバード、そして外交官へという輝かしい経歴を歩んでこられたのでしょうが、育児に関しても百点満点でなければならないと思われたのではないでしょうか。しかも“皇室の姫君”の育児をするわけですから、その重圧は、計り知れないほど大きかったはずです」

 つまり、雅子さまには、「産後うつになりやすい要因がかなりそろっていた」と片田氏。一方で、適応障害は、読んで字の如く「環境に適応できない」せいで、抑うつ気分や不安が生じ、行動面で支障をきたす障害であり、「6カ月くらいで治ることが多い」という。

「基本的に環境に慣れることによって病状は改善するので、雅子さまの場合、03年に体調を崩され、それから16年近く続くのは考えにくいと、私は思います。大野先生も、発表当時は、まさかここまで続くとは考えてらっしゃらなかったかもしれません。もしくは、これは個人的な見解ですが、もしかしたら『うつ』というのは体裁が悪いと判断され、『適応障害』と発表された可能性もあるのではないかと、思うところはありますね」

 しかし、産後うつは、これほどまで長期化するものだろうか。03年当時、2歳だった愛子さまは、現在17歳の高校生だ。

「雅子さまは、産後うつが“遷延化”したと考えられます。その原因は、愛子さまが女児であることから、『跡継ぎとなる第二子の男児を産んでほしい』というプレッシャーにさらされたことなのではないでしょうか。さらに決定的だったのが、03年、湯浅利夫宮内庁長官(当時)による『秋篠宮様のお考えはあると思うが、皇室と秋篠宮一家の繁栄を考えると、3人目を強く希望したい』という発言です。これはつまり、『雅子さまにはもう期待していない』ということで、当時、40歳を目前としていた雅子さまにとって、これほどショックな言葉はなかったのではないでしょうか。これまで成功を積み重ねてきた完璧主義の雅子さまには、耐え難い屈辱だったと思います」

 その後、愛子さまが成長すると、学校内でのトラブルから欠席が続くように。これもまた、雅子さまの精神面を揺るがしたのではないかと、世間では見る向きが強い。母親のメンタルの不調は、「子どもに伝染してしまうことがあり、特に雅子さまと愛子さまは母子一体感が強いのでなおさらでしょう」と片田氏は語る。皮肉なことに、雅子さまが「ご快復著しい」と言われるようになったのは、16年末、愛子さまが“激やせ”し、世間を騒がせたことがきっかけだったのではないかと片田氏。その際、「雅子さまは思い悩まれながらも、『子どもは思い通りになるわけではない』『子育ては完璧にやれるものではない』と受け入れられるになったように思います」という。そんな完璧主義からの脱却が、ご快復につながったと見ることもできるだろう。

 さらに、片田氏は、雅子さまご快復を後押しした最大の要因は、「少々、意地悪な見方かもしれませんが、『小室圭さん』ではないでしょうか」と話す。小室さんとは、言わずもがな、現在、秋篠宮家の長女・眞子さまとの結婚延期騒動の渦中にいる人物である。母親の借金トラブルが問題視される中、米大学に留学したことにより、国民から「本当に眞子さまと結婚する気があるのか」と、懐疑的な目で見られている。「結婚反対」を強く主張する者も少なくない状況だ。

「雅子さまはこれまでずっと、紀子さまと比較され続けてきたと思います。紀子さまは、男児である悠仁さまを出産され、娘である眞子さま、佳子さまが不登校になることも、摂食障害を疑われることもなかった。美智子さまから気に入られているという話もありますよね。雅子さまは、そんな紀子さまに対して、強いコンプレックスを抱かれていたのではないでしょうか。特に、『皇室に嫁いだが、男児を産めなかった』という点でのコンプレックスは、今の時代には見合わないかもしれませんが、払拭しがたいと思います。しかし、そんな順調にやってきた紀子さま、ひいては秋篠宮家が、小室さんの騒動で揉めに揉めている。何事も完璧にはいかないものだと、雅子さまはお気持ちが少し楽になられたと思いますよ。期せずして、小室さんが雅子さまの心を救った面はあるでしょう」

 そんな雅子さまが、5月1日より、皇后となる。今後、メンタル面はどうなるのかが気になるところだが……。

「安定していくことを願っていますが、やはり皇后のプレッシャーは大きいと思いますし、雅子さまは完璧主義なので、“ゼロヒャク思考”に陥ってしまうことはあり得ます。『完璧にできなければ意味がない』『完璧にできない私はダメだ』と思い詰め、不安定になってしまうこともあるかもしれませんね。やはり、完璧主義の呪縛に囚われすぎないようになさってほしいですし、何より『美智子さまとご自分を比べないこと』がとても重要だと思います。国民から敬愛される美智子さまのように『なれない』と思い悩むことで、ご公務に行けなくなってしまう可能性があるからです。やはりご公務を行わなければ、国民からの敬愛は得られませんが、ただご公務を完璧にやらなければいけないと重圧を感じることで、ご公務に行けなくなる恐れもあります。その折り合いをどうつけるかが大切だと思います」

 宮内庁関係者も「美智子さまはこうしておられました」などと、美智子さまと比較するようなものの言い方をするのは避けるべきと片田氏。もともと雅子さまは、「皇室外交をしたい」との思いから、皇室に入られたらしいが、「皇后になることで、その思いを実現できる、能力を発揮できると考えるのがよいと思います」という。新たな時代「令和」の皇后となる雅子さまのご活躍を、一国民として心から祈りたい。

皇室ウォッチャーが平成最後に選ぶ、「天皇陛下と皇后さま」胸震える4つのエピソード

 4月1日、菅義偉官房長官により新元号「令和」が発表された。5月1日の新天皇即位の日より、「令和」の使用が開始されることになり、約30年続いた「平成」も残り1カ月を切った。そこで今回、皇室ウォッチャーX氏に、感動が胸に押し寄せた「天皇陛下と皇后さまの4つのエピソード」を語ってもらうことに。皇室を見つめてきたX氏が、天皇陛下と皇后さまが国民から愛される理由に迫る。

【その1】沖縄で火炎瓶を投げられた夜……異例の談話に込められた想い

 1975年に今の両陛下が皇族として初めて沖縄県を訪問されたことは、皇室の歴史的にも大きい出来事です。当時はまだ、沖縄県民の中で戦争責任がある昭和天皇への負の思いが強かった時期でした。両陛下が「ひめゆりの塔」に献花された際、火炎瓶が投げられ一同騒然となる事件が起きてしまったのです。陛下が素晴らしいところはここからで、その夜、陛下は異例の談話を発表されて「払われた多くの尊い犠牲は、一時の行為や言葉によってあがなえるものではなく、一人ひとり、この地に心を寄せ続けていくことをおいて考えられません」と、語られたのです。昭和天皇の負の遺産をご自分が行動で償っていくという強いお気持ちを現在も持たれていて、計11回も沖縄を訪問され、戦没者への慰霊も欠かさず行われています。

【その2】生前退位のお気持ち発表は、歴史の重大な1ページ

 2016年8月の天皇陛下の「生前退位」のお気持ち発表も、歴史的に大きい出来事でした。近代の皇室では、崩御によるお代替わりが通例で、皇室典範でも規定されている法律。しかし、陛下は数年前から退位の可能性を模索され、宮内庁関係者や皇太子さま、秋篠宮さまと話し合いを重ねられていたのです。確かに、ご高齢になってきちんと公務をこなせない場合があるにもかかわらず、天皇としての仕事をまっとうしなければならない制度に疑問はありました。今上天皇が今回の決断をなさらなければ、今後もずっと同じ制度が続いていたのかもしれません。陛下の思いが国民の同感を得られて成立した退位特例法は、間違いなく皇室の歴史の中でも重大な1ページとなったことでしょう。

 両陛下は、今でこそ皇太子ご夫妻と秋篠宮ご夫妻にその役を譲られましたが、以前までは「こどもの日」にちなんだ施設訪問をされていました。今の両陛下は、「国民とともにある皇室」を重要視されているのですが、01年の東京・大井倉田保育園ご訪問時にも、それを強く感じました。両陛下が保育園内に入られると、園児たちが音楽に合わせてお遊戯を始めたのですが、両陛下も園児たちと一緒に笑顔で踊りだしたのです。園児たちもそれを見て楽しそうにしていて、両陛下と子どもたちの距離が一気に縮まりました。この場所だけではなく、さまざまな場所で国民と触れ合われていた両陛下のお姿は、まさに「平成流」と言える新しい皇室の形でした。

【その4】東日本大震災の対応……皇居の御所を「自主停電」に

 平成は自然災害が多い時代だったと言えますが、その中でも11年の「東日本大震災」は甚大な被害をもたらしました。その際の両陛下の対応は、とても心に残っています。毎週のように被災地を訪れて被災者を励まし続けたり、震災による避難者に栃木県の那須御用邸を開放したり、御料牧場から卵や豚肉、サツマイモなどを避難所に提供されていました。さらに、電力危機による計画停電を実施した際に、皇居がある千代田区は対象外でしたが、東京電力が発表した1回につき2時間の計画停電スケジュールに合わせて、皇居の御所を自主停電されていたのです。国民の一大事に、思いを共にされ、国民を励まし続けた両陛下だからこそ、国民からの絶大な信頼を得られているのでしょう。

 最後に番外編として、平成の30年間で最も興奮した「皇室」のワンシーンもご紹介します。天皇ご一家が一同に会するのはかなり珍しいのですが、それが実現したのが、09年横浜・こどもの国にお出ましになったとき。こどもの国は、両陛下が結婚された際、全国から寄せられた祝い金を基に設立されたもので、この日はなんと、両陛下と皇太子ご夫妻、秋篠宮ご一家、黒田清子さん夫妻もいらっしゃったのです。当時3歳だった悠仁さまが、普段ご交流が見られない雅子さまに手助けされながら、園内の牛に餌をあげるなど、レアな展開が盛りだくさん。皇太子さまと眞子さま、佳子さまが3人で一緒に乗り物に乗る場面もあるなど、天皇ご一家の仲の良さを垣間見ることができました。日本国民のお手本である天皇ご一家の微笑ましいイベントに、心が和んだ人々は多かったと思います。

小室圭さん母の元婚約者、「代理人・A記者」の正体は? 皇室ジャーナリストが苦言を呈すワケ

 秋篠宮家長女・眞子さまと小室圭さんの結婚延期が発表されて早1年が経過した。圭さんの母・佳代さんが、元婚約者・X氏との間に「約400万円の借金トラブル」を抱えていることが週刊誌報道で明るみになり、それが結婚延期の主たる原因といわれている。そんな中、X氏の代理人を匿名の50代フリーランス記者・A氏が務めることが報じられたが、メディア界隈から批判の声が続出しているという。X氏と個人的な付き合いをするうちに、現在の関係に至ることとなったと説明するA記者に対し、ある皇室ジャーナリストは「完全な悪手」と指摘する。

 A記者は、一部情報番組、また3月19日発売の「女性自身」(光文社)の取材に応じ、代理人を引き受けることとなった経緯を説明している。

「A記者は、マスコミからの取材対応に疲れ果てたX氏を気の毒に感じていたそうです。そして、『代理人になってほしい』という要求にOKしたといいます。今後はメディアの窓口となるほか、借金返済の話し合いについても、何らかの形で関与するものとみられています」(一般紙記者)

 しかし、取材者としてX氏との接点を持つようになったA記者が、突然立場を180度変えて“X氏のスポークスマン”となったことで、同業他社からはブーイングの嵐が巻き起こっているようだ。

「A記者は『週刊現代』(講談社)編集部の契約記者。当初、X氏の代理人が『週刊誌記者になった』という情報が駆け巡ったときには、誰もが借金問題をスクープし、X氏の存在を初めて報じた『週刊女性』(主婦と生活社)の記者を思い浮かべました。ところが、フタを開けてみれば、まったく別の雑誌の人間が代理人であると判明したのです」(同)

 突然の“転身”を遂げたA記者には、やっかみとともに、取材者としての姿勢を問う声が多く飛び交っているという。

「今後は、X氏の取材にA記者が立ち会うことになるかもしれないし、佳代さん側の弁護士との折衝にも同席する可能性があります。黒子に徹してX氏をバックアップしつつ、借金トラブルの情報を引き出すつもりであれば、見上げたものですが……自ら取材に応じ、X氏に寄り添う意思を表明するのは、もはや記者のやることではありません」(皇室ジャーナリスト)

 借金返済をめぐる話し合いに、マスコミの人間が立ち会うことは、「普通の弁護士の感覚からすれば、拒絶されても致し方ないところ」(同)だろう。

「当然、弁護士の態度は硬化してしまうでしょうし、最悪話し合いに応じなくなる危険性まである。そうなると、こじれにこじれた返済の話がさらに暗礁に乗り上げるわけですから、このA記者がX氏の代理人を務めるのは、『悪手』というほかない」(同)

 次から次へとトラブルの火種が生まれる、佳代さんとX氏の借金問題。鎮火の糸口は、果たしてどこにあるのか。

小室圭さん、「祖母の自殺」「母と元暴力団の関係」まで報道も……宮内庁が対応しないワケ

 秋篠宮家の長女・眞子さまとの結婚延期問題に揺れる小室圭さんに関して、ある衝撃の事実が報じられた。圭さんは10歳のとき、父親が自殺によって亡くなっており、その1週間後、父方の祖父も後を追うように自ら死を選んだことが明らかとなっているが、父方の祖母もまた約1年後、同様に自死していると「女性セブン」(小学館)が伝えたのだ。

 さらに同誌によると、圭さんの母・佳代さんは、祖父の死直後から、元暴力団関係者の知人の力を借り、遺産相続の相談を行っていたといい、父方の親族から眉をひそめられるようになったという。そして、現在、小室さん親子と親戚は没交渉になっているそうだ。

 「自殺」「遺産」「暴力団」……まがまがしい言葉の並ぶ記事に、世間は騒然。あらためて「圭さんとの結婚を取りやめるべき」といった世論が高まる中、一方では、「報道の自由があるとはいえ、さすがにプライバシーを侵害しすぎているのでは」という声もまた徐々に広がりつつある。

 また、皇室問題に詳しい弁護士X氏も、サイゾーウーマンの取材に対し、以前から「結婚問題解決の足がかりは、マスコミが小室さん親子に関する報道を自粛すること」を挙げているが、世間からは「ではなぜ宮内庁は、マスコミに対して、報道自粛の要請を行わないのか?」という疑問も散見される状況だ。そこで今回X氏に、小室さん親子をめぐる報道がやまない背景について話を聞いた。

 宮内庁のホームページには、「皇室関連報道について」というページが存在している。「最近の報道の中には,事実と異なる記事や誤った事実を前提にして書かれた記事が多々見られます」とし、「必要に応じ宮内庁として,正確な事実関係を指摘することといたしました」と、いくつかの週刊誌記事などに対して、訂正を行っているのだ。

 眞子さまの結婚問題に関しては、昨年5月、「眞子内親王殿下に関する最近の週刊誌報道について」という文書を発表。週刊誌には、皇后さまが眞子さまのご結婚に関してさまざまなご発言をされていると掲載されているが、「(皇后さまは)細心の注意を払って固く沈黙を守り続けて」いるとして、暗に報道内容を否定しているのだ。しかし、小室さん親子に関する記事を取り上げ、否定するということはなく、そもそもこの「皇室関連報道について」をよく読むと、こと皇后さまの記事に関してのみ、宮内庁が指摘を入れていることがわかる。

「かつて、一部のマスコミが、 美智子さまが皇居内の自然林を伐採したうんぬんといった事実無根の記事を書いたことがあります。そのことで美智子さまが大変心を痛められたことがあり、このような“実害”が二度と起こることがないように、宮内庁が注意しているものと考えられます。最近も『美智子さまが誰々にこう話された』などという話が多いことから、特に注意しているのではないでしょうか」

 宮内庁はこうしたチェックの目を、圭さんの報道にも向けることはないのだろうか。

「圭さんは、現時点では一般の国民ですし、たとえ将来、眞子内親王殿下と婚姻されても一般の国民です。そのため、宮内庁がどうのこうの言う立場にはないと考えられます」

 眞子さまと婚約内定しているとはいえ、圭さんはこれまでもこれからも皇族ではない。それゆえに宮内庁は、マスコミに対して何も言えないのが、過熱し続ける報道の背景にあるようだ。

 しかし、わが国のプリンセスの結婚相手に関心を抱く国民は多い。その期待に応えるため、マスコミは「報道の自由」のもと、今後も小室さんサイドの取材を進める可能性は高いとみられるが、「報道の自由」と「プライバシーの侵害」は、どのように考えるべきなのだろうか。

「芸能人や文化人などの著名人は、テレビやマスコミに露出すること、また自分のプライベートも“売り物”にして、いわば“カネ”を得ています。そんな彼らが、『プライバシーに配慮してほしい』などと要望することは、言ってみればおこがましいこと。例えば先日、麻薬取締法違反で逮捕されたピエール瀧さんなどは、一般人が麻薬を使用して逮捕された時の報道よりもニュースバリューがあるため、大きくかつ大げさに報道されましたが、やはり普段、テレビやマスコミに出て“カネ”を得ていますから、逮捕の時だけ『一般人より大きく大げさに報道しないでくれ』などとは言えないわけです」

 対して圭さんは、一般の国民である。普段から、テレビやマスコミに露出することで名声やカネなどを得ていないため、「報道の自由」より「プライバシーの侵害」が優先されると、X氏は言う。

「著名人はある程度、『報道の自由』がリードすることでしょう。しかし一般人の場合は、大きく大げさに報道されるいわれもないということです。『報道の自由』と『プライバシーの侵害』は、 報道の対象者によって、どちらが優先されるか、 どちらを控えるべきかというマトリックスが描かれることになります」

 かつてフジテレビが、『めちゃ×2イケてるッ!』で、STAP細胞騒動の渦中にいた理化学研究所元研究員・小保方晴子氏のパロディを扱ったことがあるが、現在の圭さんには、それと同様の事態が降りかかっているという。小保方氏の一件の際には、視聴者から番組への批判が巻き起こっていたが、圭さんに関してはそういった声は少数なのかもしれない。

「マスコミは、眞子内親王殿下を小室さんと結婚させたくないために、このような報道をしていると誤解されても仕方がないのではないでしょうか。もはや“面白おかしく”のレベルすら超えて、“結婚させない”ための努力をしていると考えざるを得ません」

 そう強い言葉で疑問を呈したX氏。まもなく天皇陛下の退位、皇太子さまの新天皇即位となるが、果たしてそれまでに、結婚問題に何らかの答えは出るのだろうか。

眞子さま、元ももクロ・有安杏果は「洗脳状態」? 精神科医が「恋愛感情」との危険な関係を説く

 2月、ももいろクローバーZの元メンバー・有安杏果に、熱愛スキャンダルが勃発した。25歳年上の精神科医との交際、また、医師が有安の個人事務所代表を務めることが明るみとなったほか、ももクロ脱退や事務所退所にも医師が絡んでいたのではないかと、週刊誌が報じたのである。ももクロファンは、この事態に驚愕し、「有安は洗脳されているのではないか?」「早く目を覚ましてほしい」などと、ネット上で悲痛な声を漏らしている。

 今、世間で「洗脳疑惑」がささやかれているのは有安だけでない。秋篠宮家の長女・眞子さまもその一人だ。一昨年、当時、都内の弁護士事務所でパラリーガルとして勤務していた小室圭さんと婚約内定を発表。しかしその後、小室さんの母が元婚約者との間に借金トラブルを抱えていることが報じられ、昨年2月、「結婚延期」の運びに。8月には小室さんが3年間の米フォーダム大学への留学に旅立ち、結婚は暗礁に乗り上げている状況だ。世間では、実母がトラブルを抱え、さらには自身も将来の見通しが立っていない小室さんへの不信感が高まっている中、週刊誌報道によると、それでも眞子さまの結婚のご意思に変わりはない様子。「まるで現実が見えていない」「小室さんに洗脳されているみたいだ」といった指摘が国民から上がる事態となっている。

 有安と眞子さまの共通点――それは、両者とも恋人との関係が歪んでいるように見える点だ。今回、「洗脳と恋愛」という観点から、『被害者のふりをせずにはいられない人』(青春出版社)や『高学歴モンスター~一流大学卒の迷惑な人たち~』(小学館)などの著者である精神科医・片田珠美氏に話を聞いた。

洗脳が恋愛感情によってより強くなるワケ

 まず片田氏は、洗脳とはどのような状態かについて説明をしてくれた。

「相手に対する批判力を失い、相手を過大評価し、欠点が美点に見えてしまう状態のことを指します。別の言葉では、『相手を理想化してしまう』とも言えるでしょう」

 なお精神医学において「洗脳」という診断名は存在しないが、患者から相談を受ける中で、「洗脳状態」と指摘することはあるそうだ。

「例えば、夫からこれまでの自分の価値観を全否定され、鬱状態になっているのに、『夫はとても賢くて正しい。私はバカだから』と言う女性は結構います。そういう方に、『あなたは洗脳状態にあります。旦那さんの価値観が必ずしも全て正しいわけではないし、あなたの実家の価値観や、これまでやってきたことが全て間違ってるわけじゃないですよ』と申し上げると、目からウロコが落ちたような反応をされますね。自分が夫から“洗脳されて”鬱になっていることに気づいていないんです」

 このような洗脳状況下では、「DVをされても、これがDVであること自体わからなくなるケースもあります。しかもDVをする男というのは、暴力を振るった後、涙を流して土下座して謝ることも多く、被害者側がつい絆されてしまうんですね。ちなみに、もともと洗脳されているため、DVに気づけなくなる場合もあれば、DVによる恐怖で、『私が悪い』と思い込まされる場合もあります。相互作用によって洗脳が強まっていくのです」。

 ほかにも片田氏は、コミュニティ内で強い権力を握るママ友や近所の奥さんに洗脳されて、高額商品を買わされてしまった女性などの例を挙げるが、相手に対して「恋愛感情」を持っていると、より洗脳されやすい面があるという。

「恋愛している人の精神状態を『ほれこみ』と言うのですが、その場合、恋愛対象を過大評価して、批判力を失いやすい。先ほど説明した、洗脳と同じ状態なのですが、洗脳とほれこみはニアリーイコールで、『恋愛にのぼせ上がっているときは、洗脳も起こりやすい』と言えるでしょう。ただ、この『ほれこみ』は、恋愛につきものであり、そもそも相手にのぼせ上がるようでなければ、恋愛じゃないんですね。問題になるのは、『ほれこみ』が度を超し、他者から見て『おかしい』と思われるような洗脳状態になっているケースです」

 恋人に対して「好き」という感情が高まり、「あばたもえくぼ」となっている人は珍しくない。そういうときに起こりやすい洗脳は、“他人事ではない”と思わされる。

 では、有安のケースはどうだろう。精神科医に洗脳されているのではと、ファンから心配の声が飛び交っているが、そもそも有安が抱く恋愛感情自体、「典型的な『転移性恋愛』です」と、片田氏は厳しい目を向ける。転移性恋愛とは、精神分析の創始者、ジークムント・フロイトによれば「患者が転移の結果として、医師や精神分析家などに恋愛感情を抱くこと」を指すという。

「自分の悩みを親身に聞き、相談に乗ってくれる主治医のことを『頼りになる』と感じると、恋愛感情を抱きやすい。有安さんはももクロ時代から、この医師に相談をしていたそうですが、特に精神科ではよくあることなんです。フロイトは、治療中に起こる転移性恋愛を『非常に危険なこと』とみなし、患者さんと距離を置くなどして深みにはまらないように助言していました。実際には、主治医と患者さんが結婚することもあるのですが、同業者として今回のケースを考えるに、『若い女の子の弱みに付け込み、転移性恋愛を利用して男女の関係になったのではないか』といった批判はやむを得ないと感じています」

 転移性恋愛によって、有安は「ほれこみ」という精神状態になり、おのずと、洗脳も起こっているのではないかと考察することができる。

「ほれこみや洗脳が起こりやすいのは、本人が弱っているとき。ももクロでの活動に疑問を感じ、弱っているとき、医師と出会ってのめりこんでいったのではないでしょうか。精神科医といったって人格者ばかりではありませんから、有安さんを洗脳し、“支配しよう”と考えても不思議ではないと思います」

 一方、眞子さまに関しても、片田氏の目には「ほれこみによって洗脳状態になり、相手を過大評価している」状態に映るという。ほれこみや洗脳の要因となる、皇室のプリンセスが抱える“弱み”とは、一体何なのだろうか。

「皇室という閉鎖空間にいらっしゃる眞子さまには、“出会い”がありません。国際基督教大学(ICU)に通われていましたが、恐らくほかの学生は、畏れ多くて声をかけることも憚られたことでしょう。眞子さまは、恋愛結婚だったご両親の影響により、ご自身もお見合いではなく、恋愛結婚を強く望まれていたと聞きますが、しかし、出会いがないんです。そんな中、交際を申し込んだ身の程知らずが小室さんだったわけで、そうなると眞子さまも、視野狭窄に陥り、ますます小室さんにのめりこんでいったと考えられます。そもそも眞子さまは、皇族という身分ゆえに、男性との交際経験があまりないように見えます。こういう真面目な人ほど、洗脳されやすいという面もあるんです」

 さらに眞子さまには、「この相手といま結婚できなければ、一生結婚できないのではないか。結婚がかなり遅れるのではないか」といった不安もあるのではないかと片田氏。出会いがないという状況と、婚期を逃すことへの不安によって「洗脳が解けにくくなっているように見えます」という。

「一部週刊誌で、眞子さまがご友人に対して、『私のせいで、あんなに世間に晒されて、彼に申し訳ない…』と、小室さんへの思いを語っていたと報じられたそうですが、眞子さまが自分自身のことを加害者のように思わされているところも問題と言えるでしょう」

 有安も眞子さまも「洗脳状態」といえるとの考察が繰り広げられる中、ここで気になるのが、どうしたら洗脳が解けるのかという点だ。現在双方ともに、世間から疑問の目を向けられているが、片田氏いわく「周りから非難されれば非難されるほど、2人の結びつきは強くなる。『自分たちを迫害するものと、一緒に戦おう』となり、洗脳によって強固に結びついた関係が続いていきます」とのこと。

「洗脳から解き放たれるためには、本人が洗脳されていると気づき、『これではダメだ』と思わなければいけません。有安さんは3月にソロライブを行うそうですが、『ライブ会場がガラガラ』『CDを出しても全然売れない』という“どん底”に陥り、精神科医の男性と一緒にいても『どうにもならない』と気づいたら、洗脳が解けるのではないでしょうか。実際に危機的状況に直面する前の段階で、周りが何を言っても無駄。そもそも周囲の声が耳に入るなら、洗脳状態には陥りません。有安さんは、擬似恋愛の対象であるアイドルだった方なので、今回25歳年上の精神科医と交際していることを知り、ファンをやめた人も多いと思います。ある意味、洗脳が解けやすい状況になったと言えるのではないでしょうか」

 一方、眞子さまに関しても同様だという。いくら秋篠宮さまや紀子さま、宮内庁が結婚に反対しようと、週刊誌が小室さんに関するネガティブな報道をしようと、眞子さまには何も響かないばかりか、「火に油を注ぐようなもの。恋愛というのは、障害があればあるほど燃えますから」という。眞子さまが洗脳から解き放たれるのは、実際に結婚生活をスタートして苦労を強いられるなど、“どん底”を経験したときとも考えられるが、「ただし、そういった苦境に立たされたとき、逆に『また二人で力を合わせて頑張ろう』となる可能性もある」とのことだ。

 なお、洗脳する側の特徴として、「自己愛、承認欲求が強く、ゆえに相手を支配し、相手を変えたいという気持ちを持っている」点が挙げられるという。洗脳が解けた相手が逃げ出そうとすると、「『自己愛が傷つけられた』と怒り、ともするとストーカー化してしまう」だけに、洗脳問題は根深いことがわかる。

 最後に片田氏は、こうした洗脳を「珍しいことではない。一般的にもよく起こり得る」と警鐘を鳴らす。“洗脳疑惑”と聞くと、特別な状況下の人にだけに起こることととらえがちだが、より「身近なこと」として受け止め、自身を振り返るきっかけにしてみてもよいのかもしれない。

皇室ウォッチャー解説! 「ご在位三十周年記念式典」天皇陛下と皇后さま“3つの名シーン”

 去る2月24日、東京・国立劇場で「天皇陛下ご在位三十周年記念式典」が行われた。4月のご退位を直前に控える中、今回の式典には国民の大きな注目が集まったが、皇室ウォッチャーX氏もまた、並々ならぬ思いをもって見ていたという。今回、X氏に「天皇陛下御在位三十年記念式典」で心にグッときたシーンを3つ挙げてもらった。

【その1】「象徴としての天皇像を模索する道」という天皇陛下のお言葉

 天皇陛下のお言葉の中にあった「象徴としての天皇像を模索する道は果てしなく遠く、私を継いでいく人たちが、先立つこの時代の象徴像を補い続けていってくれることを願っています」という部分が心に響きました。昨年12月23日のお誕生会見でも、「私は即位以来、日本国憲法の下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながらその務めを行い、今日までを過ごしてきました」とおっしゃっていましたが、陛下は「天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」と定められる現行憲法下で即位された初めての天皇なのです。

 これまで、天皇として平成の世を築くことに尽力されてきた陛下。多くの国民が、陛下に対して敬愛の念を抱いていることだと思います。しかし、ご本人の中では、まだ「模索している途中」であるとのこと。そんな天皇としての強い責任感や誇りを感じさせる言葉に、グッときました。もしかしたら、在位中にまだやり残されたことがあったのではないか……とも感じさせ、いかに陛下が国民のことを思ってくださっているかを実感しましたね。

 陛下はお言葉の中で、「ともどもに平(たひ)らけき代(よ)を築かむと諸人(もろひと)のことば国うちに充(み)つ」という、皇后さまの和歌を紹介していました。平成になって間もなくの頃に詠まれたものだそうですが、陛下の「こうした歌を詠んでくれる皇后だからこそ、今までずっと一緒にやってこられた」というお気持ちが垣間見え、やはり陛下にとって、皇后はとても大きな存在であることが伝わってきましたね。

 また、皇后さまが陛下をサポートする一幕も。陛下が「お言葉」を記した紙を読む順番を間違えた際、皇后さまがそれに気づいて、「違いますよ」と知らせたのです。陛下が皇后さまのことを信頼しきっている様子が見え、ハプニングではありましたが、二人の絆を感じられることができました。実は陛下は昨年5月にも、ベトナムの国家主席夫妻を歓迎した宮中晩餐会で、お言葉の原稿を読み飛ばしてしまったことがあったので、皇后さまは気にかけていらっしゃったのかもしれませんね。

 「皇室は日本の家族像のお手本」と言われることがありますが、こうしたお二人の関係性は、男性優位である昭和時代とはまた違った、対等に共に支え合うという“理想の平成の夫婦像”を象徴しているのではないでしょうか。

【その3】三浦大知さんの歌唱によって生まれた「美しいストーリー」

 式典では、三浦大知さんが、天皇陛下作詞、皇后さま作曲の「歌声の響」を披露しましたが、とても素晴らしかったです。もともとこの曲が生まれたのは、1975年、当時皇太子ご夫妻だった両陛下が初めて沖縄を訪れた際に、名護市のハンセン病療養所「沖縄愛楽園」を訪問したことがきっかけ。療養所の人たちは、お二人に感謝の気持ちを込め、地元の船出歌「だんじょかれよし」を歌ったのですが、陛下はそのことにいたく感銘を受け、後日、療養所に沖縄の伝統的な定型詩である「琉歌」を贈り、それが「歌声の響」の元になっています。両陛下は、その後も日本各地のハンセン病療養所に足を運んでおり、75年のこの出来事が、両陛下の「弱い立場の人たちに心を寄せる」という活動の原点になっているのではないかと思うのです。そして今回、「歌声の響」を沖縄出身の三浦さんが歌ったことにより、非常に美しいストーリーが生まれたと感じましたね。

 三浦さんは相当なプレッシャーだったことでしょう。「歌詞を飛ばしたり、音を外したらどうしよう」という不安もあったはずですし、そもそも「畏れ多い」という理由で、依頼を断ってもおかしくなかったですが、三浦さんの歌はとても堂々としたもので感動しました。

 「ご在位三十周年記念式典」をめぐって、気になったことがもう一つあります。一部週刊誌で、皇后さまが「ご在位三十周年記念式典」を迎える前に、眞子さまと小室圭さんの結婚問題の答えを出すべきと断じていたと報じられたものの、結局、特に進展はみられなかった点です。小室さんは、秋篠宮さまが昨年11月30日のお誕生日会見で「私は、今でもその二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います」と述べられたことを受け、慌てて“それ相応の対応”のために動き出した様子。1月にようやく、母親と元婚約者との借金トラブルは「当時は解決済みだと認識していた」とする文書を公表しましたが、記念式典までに結婚問題の答えを出すのは、やはり時間がなかったのだと思います。こうなると結婚問題の決着のリミットは、代替わりのタイミングも、あり得ると思います。

金銭トラブル、文春砲……“○○王子”ともてはやされたお騒がせ有名人3人

 “青汁王子”としてテレビなどにも出演していた通信販売会社「メディアハーツ」の三崎優太社長が2月12日、約1億8,000万円を脱税した容疑で東京地検特捜部に逮捕された。

「三崎容疑者は18歳の時に起業し、2014年に発売した『すっきりフルーツ青汁』が大ヒット。ホスト風のルックスや、SNSで公開している豪遊生活が注目されてバラエティ番組にも進出していたほか、昨年10月には『モーニングCROSS』(TOKYO MX)で報道番組初出演を果たしていました」(芸能ライター)

 この時、本人もインスタグラムで番組出演を報告しており、トークテーマが「逃税」だったとした上で、「僕は国に少しでも貢献したいって気持ちもあり、以前の決算だけでも13億円以上の法人税を納めました、それでも税制に問題が山積みなので、最近海外への引っ越しを考えてしまいます」などとつづっていた。

「そんな三崎が脱税で逮捕されたとあって、ネット上には呆れた声が噴出しています。また、今回の事件で初めて三崎を知った人も少なくないようで、『青汁王子って……全体的にダサい』『青汁王子じゃなくて“脱税王子”じゃん』といった書き込みも寄せられています」(同)

 三崎と同じように“○○王子”と呼ばれ、世間からもてはやされた人物が、のちに“お騒がせ”な騒動を起こしたことはほかにも。たとえば、秋篠宮家の長女・眞子さまとのご婚約が延期となっている小室圭さんは、当初“海の王子”の称号で話題になっていたが……。

「これは小室さんが大学時代、神奈川県藤沢市の観光PRを目的に行われている『湘南江の島海の女王&海の王子コンテスト』に選ばれたことに由来しています。しかし、17年9月の婚約内定会見後、小室さん側に金銭トラブルが報じられたことで、現在も婚約は延期されたまま。小室さんの印象も悪くなってしまいました」(マスコミ関係者)

 そんな中、昨年の「湘南江の島海の女王&海の王子コンテスト」では王子応募者数が過去最多になったという報道もあったが、ネット上では「小室さん効果でコンテストの認知度は上がったんだろうけど、あまりイメージは良くないような……」「もう“海の王子=小室さん”だし、眞子さまのこともあるから複雑な気持ちになる」との指摘も。

「小室さんは金銭トラブルについて、今年1月に『解決済みの事柄であると理解』していたという内容の文書を公表したものの、まだまだ騒動は収束していません。それどころか、2月12日発売の『女性自身』(光文社)では小室さんの母・佳代さんの“脱税疑惑”が報じられており、さらに波紋が広がっています」(同)

 また、06年夏の甲子園大会で“ハンカチ王子”として注目され、現在は北海道日本ハムファイターズに所属する斎藤佑樹投手は、“○○王子”ブームの火付け役と言えるが、16年7月にはネット上で「おねだり王子」と揶揄されることに。

「『週刊文春』(文藝春秋)が、斎藤選手が出版社社長に“おねだり”し、高級車・ポルシェの提供を受けていたと報じたのです。それ以外にも、財布やバッグ、マンションまで提供されていたと明らかになったため、『さわやかな高校球児時代からの落ちぶれ感がハンパじゃない』『野球よりおねだりの方がうまいのでは……』『高級車が欲しいなら、自分の実力で年俸を上げないと』など、ネット上の野球ファンは相当ガッカリしたようです」(スポーツ紙記者)

 ネットユーザーの間では「○○王子って呼ばれるの、うさんくさいヤツばっかりなんだな」とも言われているが、メディアもまた“王子”の愛称を乱用しすぎているのもしれない。

小室圭さんの母・佳代さん、「脱税」疑惑浮上……「税務調査」「逮捕」の可能性を弁護士解説

 「結婚延期」の発表から1年がたとうとしている、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さん。延期の原因とされている、小室さんの母・佳代さんと元婚約者A氏の「400万円借金トラブル」がくすぶり続け、先月には小室さんが同件について「解決済みの事柄であると理解してまいりました」とする文書を発表したものの、A氏が即座にマスコミを通じて反論するなど、依然として結婚の道筋に光が差していない状況だ。

 そんな中、一部週刊誌では、佳代さんの“脱税疑惑”が取り沙汰されている。小室さんサイドは、400万円について借金ではなく贈与であると一貫して主張しているが、であれば、そこに「贈与税」が発生し、支払っていないのであれば、脱税にあたるといい、税務署が税務調査に乗り出す可能性も示唆されている。果たしてその可能性は、現実的なものなのか――今回、皇室問題に詳しい弁護士X氏に、見解を聞いた。

佳代さんが一般的な道徳心を持った国民であれば……

 そもそも贈与税を申告せず、支払わない場合、どのようなことになるのか。X氏は、「贈与を受けた場合、その年の翌年2月1日から3月15日までに申告しなければ、『無申告加算税』というペナルティが課されます」と指摘する。

「この場合、 税務調査を実施する通知が来る前に申告すれば、やや低い税率の無申告加算税が課されますが、税務調査を受けてから申告した場合には、高い税率が適用されます。さらに、わざと申告しなかったような場合は、『重加算税』というさらに税率の高い税金が課されるのです」

 しかし、これは「刑罰」ではなく、あくまで「税金」。刑罰としては、「理由なく申告しなかったのであれば、1年以下の懲役や20万円以下の罰金、 不正に納税を免れようとした場合は5年以下の懲役や500万円以下の罰金などがある」という。

 報道によると、佳代さんはA氏から「409万円」贈与されたと主張しているという。その全てが1年以内に贈与された場合であれば、X氏いわく贈与税は「34万8,500円」となる。

「この額で税務調査や逮捕なんて、まずないでしょう。もっとも、形式的には無申告になることから、一般的な道徳心を持った国民であれば、 無申告を指摘された後に税務署に自ら相談をして申告・納税をするので、事実上、税務調査もなくなるわけです。佳代さんも、報道が事実なら、この後、恐らく知人などの勧めもあって、 税務署に申告のための相談に行くことでしょう」

 逮捕などというケースになるのは、「単に申告しなかったというだけではなく、不正工作をするなどして納税を免れようとした場合で、起訴される基準は3000万円以上といわれている」とのこと。その意味でも、「佳代さんは、 逮捕もへったくれもないでしょう」とX氏はきっぱり断言する。

 佳代さんには、もう一つ、疑惑がささやかれている。A氏と内縁関係だった場合、2002年に他界している夫の遺族年金を不正受給したことになるとのこと。現在からさかのぼって5年分は不正受給となり、全額返金しなければならないというが……。

「確かに、制度上はそうですが、内縁とは生計を同一にするレベルなので、A氏と同居もしていなかった佳代さんがこれにあたるとは到底考えられません」

 400万円借金トラブルを契機に、この1年“カネ問題”に揺れ続けている小室さんサイド。世間からは、「数千、数億という額でもないし、A氏に400万円支払って、早く騒動を収めた方が、息子のためにもなる」といった声も聞こえてくる。逆に「お金で解決しない方がいい理由」があるのだろうかと思ってしまうが、X氏は「『借金ではない』と確信しているからなのではないでしょうか。さらに、『理由を問わず409万円を払ったとしても、 世間の目は何も変わらない』とも思っているかもしれません」と、私見を述べる。

 最後に、「眞子内親王殿下のご成婚と、佳代さんの件は何の関係もありません。マスコミは祝福をしてあげるべき」と、コメントをしてくれたX氏。秋篠宮さまが2月15日、天皇皇后両陛下と90分の会談を行い、その席で結婚延期騒動について話をしたのではないか……との報道も出ているが、果たして二人はゴールインすることができるのだろうか。

「なぜ三浦大知?」天皇陛下在位30年記念式典、皇室ウォッチャーも驚いた“記念演奏の人選”

 2月24日、東京・隼町の国立劇場で開かれる「天皇陛下在位30年記念式典」において、アーティストの三浦大知が記念演奏を行うことが発表された。天皇陛下が作詞、皇后陛下が作曲した「歌声の響」を披露するといい、国民の注目が集まる中、「なぜ三浦大知なのだろう?」と、人選の理由を知りたがる人も多数いるようだ。今回、皇室ウォッチャーX氏にそうした声に対する見解を聞くとともに、「天皇陛下在位30年記念式典」での注目ポイントを語ってもらった。

――「歌声の響」を三浦大知さんが披露するそうですが、この人選を受けてどのような感想を抱かれましたか?

皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 率直に“驚きの人選”でした。もちろん、三浦さんは『NHK紅白歌合戦』に2年連続出場するなど実力派のアーティストですが、まだ31歳とお若い方です。両陛下が直接お選びになったのかはわからないものの、皇室のとても重要な「在位30年記念式典」という行事に、三浦さんが選ばれたのは深い意図があるでしょうね。例えば、若い世代に特に人気がある三浦さんを起用することで、皇室や沖縄への関心を高める意味合いなどが考えられます。

――「歌声の響」は、両陛下の沖縄への思いがこめられた曲とのこと。そして、三浦さんは沖縄出身です。

X 両陛下が提唱されている「忘れてはならない4つの日」というものがあります。広島と長崎の原爆の日と終戦記念日、そして“沖縄慰霊の日”です。両陛下が沖縄を初めて訪問されたのは1975年。戦争終結から30年たっていましたが、当時の沖縄県民は皇室に対して複雑な感情を持っていました。「ひめゆりの塔」で火炎瓶を投げつけられる事件も起こってしまいましたし……。しかしその夜、陛下は沖縄県民に向けての談話を出すなど、沖縄地上戦の戦没者に対して並々ならぬ思いを抱かれています。平成になってからも、何度も沖縄を訪れて、戦没者の遺族たちと交流されたり、慰霊碑に献花されるなど、お二人にとって沖縄は特別な土地なのです。

――「在位10年式典」ではYOSHIKIさん、「在位20年式典」ではEXILEが選ばれています。それぞれの人選について、どのような印象を持ちましたか?

X 今回の三浦さんと同様に、前々回にYOSHIKIさんや前回にEXILEが選ばれているのは、その時代の人気アーティストやグループということが理由なのでしょう。両陛下は約30年かけて“平成流”を築いてこられたとともに、開かれた皇室を目指されていたように思います。その一環として、その時々での人気アーティストを起用することで、国民に親しみを持ってほしいと考えられていると思います。

――「歌声の響」は、両陛下が作られた曲であると報じられた際に、ネット上で美智子さまがラップをたしなまれるということが話題にもなりました。

X 数年前のチャリティコンサートで、ラッパーのZEEBRAさんに対して「ラップをたしなんだことがある」というご発言をされたのです。そのときは私も驚きましたが、音楽が大好きな美智子さまならあり得るなという感想も持ちましたね。美智子さまは、新しいことに挑戦するというより、ジャンルに関係なく音楽がお好きなのでしょう。今でも毎年、草津でのピアノのワークショップに参加されたりしていますし、以前はハープも弾かれていました。ほかにもハワイアンミュージックなど、多様なジャンルに明るく、普段もよくコンサートに行かれています。

――最後に、「在位30年記念式典」で注目しているポイントなどをお教えください。

X 三浦さんの「歌声の響」にはもちろん注目していますが、天皇陛下のお言葉にも注目しています。在位10年、20年の際も重要な節目だったものの、今回はご退位の直前であり、両陛下にとってもこみ上げてくる感情がおありでしょう。式典では、今回も陛下がお言葉を述べられると思います。そのときにどんなことを話されるのかは、国民が皆、強い関心を寄せるのではないでしょうか。