いつの時代も、日本国民の注目を集め続けてきた“皇族”たち。2020年も、さまざまな皇室ニュースが報じられたが、今回は、長年皇族の動向をチェックしているウォッチャーX氏が、独自の見解を交えながら、「印象的だった皇室ニュースベスト3」を選出する。
第1位:眞子さま、「結婚再延期」! いまだ変わらぬ結婚意思をつづった“お気持ち文書”
11月13日、秋篠宮家を担当する皇嗣職のトップである皇嗣職大夫の定例会見で、眞子さまがしたためられたという1枚の文書が、宮内記者会に配布され、そこには「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と、非常に強い表現で、結婚についてのお気持ちがつづられていました。“結婚できなければ生きていけない”という意味にも取れるこの文面は、皇族ではなく、1人の女性としての純粋な思いだと感じられます。
そもそも、18年に結婚が延期された際、宮内庁からは「20年まで」という制限がありました。そのため、今年5月に最後の行事を迎える予定だった「立皇嗣の礼」終了後、結婚に関する“何らかの発表”があるとみられていたのです。しかし、コロナ禍の影響で、儀式自体が延期になり、結局11月8日にあらためて儀式が執り行われた後、お気持ち発表となりました。
結婚延期の原因は、小室家が抱える金銭トラブルですが、小室さん本人は国際弁護士資格取得を目指して3年間のアメリカ留学に旅立ち、トラブルの当事者である母親は雲隠れという状態。20年中に結婚するなど到底不可能な話で、国民も「小室さんは一体何を考えているのか」という思いでいたと感じます。そんな状態だけに、眞子さまも彼への思いが冷めて「白紙になるのでは」という見方もありましたが、むしろ彼への思いがより強くなったのか、前述の文書発表となったのです。
これには世間も眞子さまの思いを推し量れず、ちょっとした炎上状態になりました。明言はありませんでしたが、実質上の結婚再延期で、この問題は一体いつまで続くのか……。全ては小室さん側の動向にかかっていると思います。
今年の9月11日に54歳のお誕生日を迎えられた紀子さまが、眞子さまのご結婚に関して「長女の気持ちをできる限り尊重したいと思っております」と容認されたのは衝撃でした。それまでは秋篠宮さまよりも、紀子さまのほうが小室さんとの結婚に反対しているという報道が多かったからです。
このご発言に対して、「できる限り」というのは「尊重できないこともある」といった意味合いもあるという推測もなされました。しかし、11月30日に55歳のお誕生日を迎えられた秋篠宮さまも「結婚を認める」とご発言。ということは、すでに9月の時点で、ご両親としては結婚を認めていたということになります。
ただ、どうやらご夫妻の中で、小室さんへの不信感は拭えなかったものの、結婚は憲法上で保障されている権利であって、両者の合意があれば成立するものという前提でのご発言だったようです。だからこそ、秋篠宮家と小室家の家同士が関わる「婚約」は許されていないとみられています。ついにご両親が結婚を認めたという報道で世間が揺れましたが、苦渋のご発言だったと推察されます。
第3位:宮内庁長官「説明責任を果たすべき」! 小室圭さんに“超異例の苦言”
12月10日、宮内庁で行われた定例会見で、秋篠宮さまの“眞子さまと小室さんのご結婚に関するご発言”について記者から問われた宮内庁長官が、「小室さんの代理人、あるいは小室圭さん、あるいはお母さんが説明責任を果たすべき」と発言したのには驚きました。
これまで眞子さまのご結婚問題は、あくまで秋篠宮家の“私的な問題”であり、口出しすることのなかった宮内庁のトップが、まさかの異例の苦言を呈したからです。それほどまでに宮内庁側も、小室さん側への鬱憤が溜まっていたのだと思います。秋篠宮ご夫妻や宮内庁のトップからプレッシャーをかけられた小室さんは、何かしらの誠意を見せなければならないでしょう。
雅子さまが「立皇嗣の礼」で述べられた“17年ぶりの肉声”の感動
今年はコロナ禍で公務がなくなったことと、下半期に入ってから眞子さまの結婚問題で話題が沸騰したこともあり、少し陰に隠れてしまった天皇皇后両陛下。しかし、その裏では、コロナの専門家や大きな影響を被った関係者らと御所でご接見をして、常に国民に心を寄せられていました。
その中で、いまだ療養中の雅子さまのご体調が、快復されていると感じられたのが11月8日。「立皇嗣の礼」の中の儀式「朝見の儀」で、雅子さまは秋篠宮さまに「どうぞ、これからもお健やかにお務めを果たされますように」とあたたかいお言葉をかけられたのです。
あまり大きく報道されていませんが、実はこれが、雅子さまの17年ぶりの肉声でした。皇太子妃時代からのバッシングを受けながら、努力を重ねて徐々に公務に出席され、お代替わりで皇后になられてからのご活躍は目を見張るものがあります。その集大成の一つが今回のお言葉だったのです。眞子さまの件で逆風吹き荒れる秋篠宮家のこともあり、雅子さまがかけられたお言葉には国母としての慈愛が感じられました。