月9『真夏のシンデレラ』第3話、ツッコミドラマとして異様な盛り上がり! ずぶ濡れの間宮祥太朗は「もはやコント」?

 森七菜と間宮祥太朗がダブル主演を務める月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)の第3話が7月24日に放送され、世帯平均視聴率5.5%(個人3.3%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。放送後、ネット上では「キュンキュンした」という声とともに、「ラストシーンの間宮祥太朗に笑った」という報告が相次いだ。

 同ドラマは、神奈川県・湘南海岸を舞台にした男女8人の恋愛群像劇で、主演の2人のほか、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司らが出演。月9枠で恋愛が題材となるのは、17年1月期の西内まりや主演『突然ですが、明日結婚します』以来だという。

「湘南に住む女性陣と、東京に住む男性陣の恋愛模様が描かれる同作ですが、初回から、女性陣の不自然な美白ぶりにツッコミが噴出していました。ただ、今では“ツッコミドラマ”と割り切る視聴者が増えたようで、SNSやネット掲示板は『毎回ツッコミどころがあって最高!』と異様な盛り上がりを見せています」(テレビ誌記者)

『真夏のシンデレラ』第3話、健人が大事な仕事を放りだした?

※『真夏のシンデレラ』第3話のネタバレを含みます。

 第3話では、蒼井夏海(森)が、実家の居酒屋のリフォーム代を稼ぐため、沖縄で開催されるサップ大会に出場することに。しかし、沖縄に行くためのお金を、父・亮(山口智充)が困っている知人のために使ってしまい、夏海は大会出場を諦める。

 一方、湘南に滞在していた水島健人(間宮)は、夏海のことを気にかけつつも、会社の大事なプレゼンを行うために東京へ戻る。そしてプレゼン当日、湘南で大雨が降っていることを知った健人は、「雨大丈夫?」とLINEを送信するも、夏海は屋根などの補修に追われて気づかず。すると、東京でプレゼンをしているはずの健人が、ずぶ濡れの状態で、湘南に姿を現したのだった――。

 この第3話のラストシーンに対し、ネット上では「ラストのずぶ濡れの間宮祥太朗に笑ってしまった。もはやコント」「え? 東京から湘南まで一瞬でワープしてきたみたいに見えたけど、ヘリコプターでも飛ばしたの?」といった書き込みが続出。

 なお、放送を見る限り、健人がプレゼンを蹴って湘南に向かったのか、仕事をやり終えてから向かったかは定かでないが、公式サイトで公開されている第4話の“あらすじ”には「夏海のことが心配になって彼女のもとへ向かった水島健人(間宮祥太朗)は、水島建設の社長である父・創一(小市慢太郎)から叱責される」とあり、やはり仕事を放りだしていたようだ。

『真夏のシンデレラ』の次回予告に視聴者騒然のワケ

 また、第4話の次回予告映像では、夏海の幼なじみ・牧野匠(神尾)が、健人に向かって「あんまりこっちを振り回すなよ。もし好きじゃないんなら、これ以上夏海に近づくな!」と言い放つシーンがあり、これに反応するネットユーザーも目立つ。

 というのも、匠は第1話で夏海から告白された際に「ごめん。女として見たことなくて」とあっさりフッたものの、第2話では突然彼女にキスをしており、「夏海の気持ちを振り回している張本人だから」(同)だ。

「匠のシーンに、『どの口が言うの?』『こんなに“おまいう”(「お前がいうな」の略)なシーンを、初めて見た』と視聴者は騒然。制作側もそんな世間の反応を面白がり、あえて“ツッコミ待ち”のシーンを盛り込んでいるのかもしれませんね」(同)

 王道の胸キュンラブコメディーではあるものの、ツッコミどころの多さから「思ってたのと違う」との声も少なくない『真夏のシンデレラ』。視聴率は振るっていないが、ネット上ではさらに盛り上がりを見せそうだ。

『VIVANT』第2話、「似てる」と指摘された有名映画とは? 第1話も「オマージュか」と話題に

 堺雅人主演のTBS系日曜劇場『VIVANT』(ヴィヴァン)。7月23日放送の第2話が世帯平均視聴率11.9%(個人7.9%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、前回の11.5%から0.4ポイント上昇した。

 同ドラマは、同枠の大ヒットシリーズ『半沢直樹』などで知られる演出家・福澤克雄氏が原作を手掛けるオリジナルドラマ。阿部寛、二階堂ふみ、役所広司、嵐・二宮和也ら豪華キャスト陣、モンゴルが舞台という壮大なスケールの映像も見どころだ。

「11日発売の『女性自身』(光文社)によれば、制作費は『1話で1億円ほど』。これは、同枠で前クールに放送された福山雅治主演『ラストマン-全盲の捜査官-』の2倍ほどなのだとか。ただ、『ラストマン』第1話の世帯平均視聴率14.7%をだいぶ下回る発進となってしまいました」(テレビ誌記者)

『VIVANT』第2話のあらすじは?

※以下、『VIVANT』第2話のネタバレを含みます。

 第1話では、丸菱商事のエネルギー開発事業部2課長・乃木憂助(堺)が、誤送金された9000万ドルを取り戻すため、バルカ共和国へ。この時、乃木はテロリストのアル=ザイールから「お前がVIVANTか?」と謎の言葉をかけられていた。

 第2話では、「VIVANT」の意味について、警視庁公安部の捜査官・野崎守(阿部)が「別班」のことではないかと推測。この「別班」とは“自衛隊の影の諜報部隊”のことだという。

 さらに、在バルカ共和国日本大使・西岡英子(檀れい)の裏切り行為に遭った乃木、野崎、医師・柚木薫(二階堂)は、またもやバルカ警察から追われる身となる。

 なんとか国境を越えたい乃木たちは、野崎の協力者・ドラム(富栄ドラム)とともに、ラクダに乗って「死の砂漠」の横断を試みることに。しかし薫は、乗っていたラクダからいつの間にか姿を消していた――。

『VIVANT』視聴者の「誰にも感情移入できない」という不満を解消?

 初回と同様、バルカ警察からの逃走劇が繰り広げられた第2話。ネット上では「捕まってしまうんじゃないかと、ハラハラドキドキ! スリル満点のドラマで最高」「砂漠の景色がすごくきれいで、まるで映画みたい」と好意的な声が続出。

 一方、「演出は素晴らしいんだけど、民放ドラマはわかりやすいストーリーのほうがいいな」「前回からずっと逃走劇だし、正直ストーリーがよくわからない」と不満の声も一部で見られる。

「ストーリーが賛否を呼んでいるとはいえ、今期の民放ドラマで2ケタをキープしているのは『VIVANT』のみ。前回、ネット上では『登場人物の誰にも感情移入できない』と欠点を挙げる視聴者も目立ちましたが、第2話では、薫が、前回死んでしまったシングルファーザー・アディエル(ツァスチヘル・ハタンゾリグ)の婚約者であることが発覚。薫を応援する声が増えているため、この問題は解消しつつあるといえます」(同)

 また、映画ファンからは、複数のシーンが過去の大作映画を「真似している?」との指摘も。

 第1話では、主人公らが鉄板で装甲を施した車両に乗り、検問を強行突破するシーンが山場の一つだったが、クリント・イーストウッド監督・主演の映画『ガントレット』(1977年)にもそっくりなシーンがあることから、「オマージュか?」と話題になっていた。

「第2話のラクダで砂漠を渡るシーンに関しても、デヴィッド・リーン監督の『アラビアのロレンス』(62年)を想起した視聴者は多かったよう。同映画には、いつの間にかラクダの列からいなくなった男を、主人公が1人で助けに行く展開があり、薫の姿が消えた『VIVANT』第2話のラストシーンは、これを彷彿とさせます」(同)

 夏の民放ドラマで、首位を走る『VIVANT』。このまま独走状態をキープできるだろうか。

『M-1』は「2年に1回にすべき」――発起人・島田紳助の提案が現実的でないワケ

 2011年に芸能界を引退した島田紳助が、7月20日発売の「週刊新潮」(新潮社)のロングインタビューに応じ、自身が発起人である『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)について新たな提案をしている。

 この記事で、不倫問題に揺れる広末涼子や、ガーシーこと元参議院議員・東谷義和被告などについてコメントしている島田だが、19年の“闇営業騒動”で吉本興業を契約解除となった元雨上がり決死隊・宮迫博之についても言及。

 島田は、宮迫のテレビ復帰について「無理でしょうね」と切り捨てており、その理由を「僕らにはわからん確執が吉本との間にあるみたい」と話している。

 宮迫といえば、今年3月18日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、陣内智則が「こないだ1時間ぐらいしゃべりました。宮迫さんと」と切り出す場面があった。その際、宮迫は「どうにかして俺、芸能界に戻られへんかな」と話していたという。

「宮迫は、吉本から契約解除された後、20年からYouTubeを中心に活動。一時は、チャンネル登録者数が140万人を超えていたものの、現在は131万人まで減少。徐々に世間の注目度が下がっている印象です。同チャンネルは今年6月30日、サムネイルにデカデカと『宮迫、地上波再び』と書かれた動画を公開。しかしふたを開けてみると、通販サイト『ロコンド』のCMに宮迫がエキストラ出演するという内容だったため、視聴者からは『地上波バラエティに復帰するのかと思ったのに……』と落胆する声も寄せられていました」(芸能ライター)

島田紳助、上沼恵美子とのYouTube共演「いまだ実現せず」

 また、島田は同インタビューで、毎年恒例の漫才大会『M-1グランプリ』について「2年に1回にすべき」と提案。その理由は、毎年開催しても「ビックリするようなヤツ出てこうへんから」とのことだが……。

「とはいえ、『M-1グランプリ』は、直近5年間の世帯平均視聴率を見ても、関東地区においては17~19%台(ビデオリサーチ調べ/以下同)、関西地区にいたっては26~30%台。出場するお笑いコンビはもちろん、審査員についても毎年注目が集まりますし、テレビ朝日にとっても欠かせないコンテンツといえる。島田の主張も理解できますが、開催頻度が減ることはなさそうです」(同)

 なお、同インタビューの一部が、ニュースサイト「デイリー新潮」で公開されているが、“ヤフコメ”には「司会の天才」「表舞台に戻ってきてほしい」と島田の復帰を願う声が並んでいる。

「いまだご意見番キャラは健在の島田ですが、本人は芸能界への復帰はないと散々強調してきました。21年に、自身のYouTubeチャンネルで島田と共演すると宣言していた大物タレント・上沼恵美子でさえ、いまだ実現していませんから、意思は相当固いのでしょう」(同)

 本人に復帰する気はなさそうだが、時折、週刊誌などに登場しては、インタビューに応じている島田。そのたびに、今も残る根強いファンを喜ばせているようだ。

『真夏のシンデレラ』第2話、視聴率5%台も……TVerお気に入り数は『VIVANT』超え首位

 森七菜と間宮祥太朗がダブル主演を務めるフジテレビ系“月9”ドラマ『真夏のシンデレラ』。第1話から世帯平均視聴率6.9%(個人4.0%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわなかったものの、7月17日放送の第2話では5.4%(個人3.2%)とさらに下降してしまった。

※以下、『真夏のシンデレラ』第2話のネタバレを含みます。

 同ドラマは神奈川県・湘南海岸を舞台にした男女8人の恋愛群像劇。第1話で、幼なじみの牧野匠(神尾楓珠)に「ごめん。女として見たことなくて」とフラれてしまった主人公・蒼井夏海(森)だったが、第2話で2人はひょんなことから夏祭りへ行くことに。

 2人は、夫と夏祭りに来ていた学生時代の担任・長谷川佳奈(桜井ユキ)とばったり。長谷川に思いを寄せていた匠はいてもたってもいられず、夏海を置いて長谷川の元へ……。だが結局、相手にされることはなかった。

 長谷川と連絡が取れないことに落ち込み、海でたそがれていた匠。夏海が現れ、「海見とけば、たいていのことは大丈夫らしいよ」と励ますと、匠は突然、夏海にキス。「ごめん」と謝る匠に、夏海は「は? 謝るくらいなら最初からすんな!」と言い放ち、その場を立ち去る――。

神尾楓珠演じる匠、「いろいろヤバすぎるな……」と視聴者ドン引き

 匠の自分勝手な行動に、ネット上では「匠とかいう男、いろいろヤバすぎるな……」「当て馬史上、一番嫌いかも」とドン引きする視聴者が続出。

 また、第1話放送後、ネット上では海辺の街で働いている夏海ら女性陣に対し「こんな生活してるのに、美白すぎるでしょ」とツッコミが相次いでいたが、第2話では“東大卒”である水島健人(間宮)ら男性陣の服装が話題に。

 真夏の設定にもかかわらず、いつも長袖を着ている彼らに対し、「半袖持ってないのか? いつも暑そう」「設定って夏だよね? なんで男性陣はいつも長袖なの?」との指摘が続出。女性陣がノースリーブトップスやショートパンツという薄着であるため、より不自然さが目立つようだ。

 一方で、キスシーンのショート動画がTikTokなどで拡散されており、「キュンキュンする!」「主人公がかわいすぎる」と好意的な反響も目立つ同作。恋愛リアリティーショーに慣れ親しんだ若者世代を取り込む仕掛けが、随所に散りばめられているとも言われており、やはり熱心に見ている若者は多そうだ。

「同作は視聴率こそイマイチですが、見逃し配信動画サービス『TVer』のお気に入り登録者数は83万人超(21日現在、以下同)。7月スタートの全夏ドラマで首位。夏ドラマの目玉といわれる堺雅人主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)の約82万人をも上回っているんです。フジはもともとネット配信やコア視聴率を重視していますから、同局にとって“狙い通り”の結果といえるでしょう」(テレビ誌記者)

 とはいえ、フジのブランド枠の視聴率としては、低すぎる印象もある『真夏のシンデレラ』。あえて令和にトレンディドラマを復活させたフジの戦略は成功するだろうか。

『VIVANT』トップも『ハヤブサ消防団』が逆転の可能性? 『転職の魔王様』はワースト入り【夏ドラマ初回視聴率ランキング】

 2023年7月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が続々とスタート。初回視聴率ランキングでトップになったのは、世帯平均11.5%(個人7.4%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した堺雅人主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)だった。

 阿部寛や役所広司ら主役級のキャストをそろえ、2カ月半におよぶモンゴルロケを行ったりと、ネット上で「とにかくお金かかってそう!」と話題の同作。

 7月11日発売の「女性自身」(光文社)によれば、同枠で前クールに放送された福山雅治主演『ラストマン-全盲の捜査官-』の制作費が1話につき約5000万円だったのに対し、『VIVANT』は1億円ほどかかっている可能性があるとか。その内訳は、“1話500万円”とうわさされる堺のギャラや、キャスト・スタッフ約250人の渡航滞在費、撮影機材の運送費……などだという。

 そんなスケールの大きい同作だけに、今期の視聴率ランキング首位はTBS側も予想していただろう。ただ、『ラストマン』の初回が世帯平均視聴率14.7%で、『VIVANT』を3.2ポイントも上回っていたことを思うと、制作費が視聴率に比例するわけではない……ということもわかる。

『ハヤブサ消防団』視聴者の期待値高く『VIVANT』超えも?

 2位は、中村倫也主演の木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)で、初回の世帯平均は10.5%(個人5.9%)。原作は池井戸潤氏による同名小説だが、ベテランぞろいのキャスティングや、原作本の評判がすこぶるいいこともあって、放送前から高視聴率が予想されていた。

 ジャンルは、山間の集落“ハヤブサ地区”を舞台にした“戦慄ミステリー”だが、序盤の絵面ののどかさから“ほっこりヒューマンドラマ”を想像して見始めた視聴者も少なくなかった様子。

 しかし、第1話の終盤、遺体が水面からザバーッと勢いよく飛び出すホラーめいたシーンが描かれたため、ネット上では「思ってたのと違う!」と驚きの声が続出した。

 また、「面白い」「つまらない」とネット評が二分している『VIVANT』とは違い、『ハヤブサ消防団』は「先が気になる!」という声が多く、初回で視聴者の心をガッチリつかんだように見える。期待値の高さは今期トップとみられ、この先、視聴率で『VIVANT』を超える可能性もありそうだ。

『シッコウ』の原案本が「買えない」事態?

 3位は、伊藤沙莉主演の『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(同)。初回の世帯平均は9.6%(個人5.6%)だった。

 同ドラマは、2001年に文芸社から刊行された執行官・小川潤平氏によるドキュメント作品『執行官物語』が原案。だが、すでに絶版しているのか、主要ネット書店を探しても購入不可能な状況だ。ドラマ化した本は「売れる」ため、版元が増刷するのが通例だが、おそらく実現できない理由があるのだろう。

 ともあれ、執行官に光を当てた同ドラマは、概ね好評な様子。ただ、主演の伊藤よりも2番手の織田裕二のほうが劇中で目立っているため、ネット上では「織田裕二のほうが主演っぽい」「なぜダブル主演にしなかったのか」と疑問の声も多い。

 また、放送前の番宣時から「肌が黒すぎる」と話題になっていた織田だが、8月19日に開幕する『世界陸上』ハンガリー大会前に同ドラマをクランクアップし、直ちに観戦に向かうとの報道も。ハンガリーの夏は30度を超える猛暑日もあるため、現地でさらに日焼けする可能性は高い。

 ワースト1位は、成田凌主演『転職の魔王様』(フジテレビ系/個人3.2%)と、若村麻由美主演『この素晴らしき世界』(TBS系/個人3.0%)で、ともに世帯平均5.4%だった。

 『転職の魔王様』は、大手広告代理店を3年たたずに退職した未谷千晴(小芝風花)が、人材派遣会社の敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田)のもとで、“見習い”として働き始めるという“転職・爽快エンターテインメント”。本来、“月10”枠は2ケタを取ることも珍しくないものの、前の時間帯で放送されている“月9”『真夏のシンデレラ』の数字が振るわない影響もあってか、同枠では類を見ない低空発進となってしまった。

 なお、2番手の小芝は、7月19日付のニュースサイト「週刊女性PRIME」によると、来年1月クールの同局“木曜劇場”枠で放送される『大奥』で主演を務めるとか。

 小芝は今年4月期の主演ドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)以降、『転職の魔王様』、12月~来年1月放送の主演ドラマ『あきない世傳 金と銀』(NHK BS)、そして『大奥』と、ほぼ休みなく連ドラ撮影が続くため、一部ファンから「活躍はうれしいけど、少し休ませてあげてほしい」と体調を気遣う声も見られる。

 一方、“木曜劇場”枠で始まった『この素晴らしき世界』は、平凡な生活を送る主婦が、ひょんなことから大女優になりすましながら二重生活を送る“なりすましコメディー”。

 当初は鈴木京香が主演と発表されていたが、5月11日に体調不良による降板を発表。この影響で当初の予定よりも話数が削除されたという。

 ネット上では、「今期で一番面白い」「若村麻由美の演技がいい」と好意的な声が上がる一方で、「やっぱり鈴木京香で見たかったなあ」と残念がる声も。若村にとって、プライム帯の民放連ドラ主演は千載一遇のチャンスといえるだけに、存在感を発揮してほしいところだが……。

『ばらかもん』、裏番組『向井くん』に逆転勝利?

 ワースト3位は、杉野遥亮が民放GP帯連ドラ初主演を務める『ばらかもん』(フジテレビ系)で、初回の世帯平均は5.9%(個人3.3%)。裏番組で同日に始まった赤楚衛二主演『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)の初回6.0%をわずかに下回った。

 『ばらかもん』は、ヨシノサツキ氏による同名コミックが原作。2014年にはアニメ版『ばらかもん』(日本テレビ系)が放送されたほか、スピンオフ漫画『はんだくん』が16年にTBS系でアニメ化されており、初の実写化に多くのアニメファンも注目している。ゆえに、ネット上では「ドラマは、アニメに比べて○○だ」とアニメ版と比較する声も目立つ。

 また、「さわやかな雰囲気が朝ドラっぽくて素敵」と朝ドラファンから好意的な反応が寄せられている同作だが、19日放送の第2話では、残念ながら世帯平均5.3%(個人3.1%)までダウン。

 しかし、『こっち向いてよ向井くん』が第2話で5.1%まで落ち込んだため、『ばらかもん』が「水10対決」で逆転勝利する可能性もあるだろう。

 見逃し配信動画サービス「TVer」で視聴する層が増えているのか、ランキング対象の12作品のうち、半数以上が世帯平均6%台以下となった今期。下位は団子状態であるため、今後大きな順位変動があるかもしれない。

1位『VIVANT』(TBS系、日曜午後9時) 11.5%
2位『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系、木曜午後9時) 10.5%
3位『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系、火曜午後9時) 9.6%
4位『トリリオンゲーム』(TBS系、金曜午後10時) 7.4%
5位『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系、月曜午後9時) 6.9%
6位『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系、火曜午後10時) 6.6%
7位『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系、土曜午後10時) 6.5%
8位『CODE-願いの代償-』(日本テレビ系、日曜午後10時30分) 6.1%
9位『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系、水曜午後10時) 6.0%
10位『ばらかもん』(フジテレビ系、水曜午後10時) 5.9%
11位『転職の魔王様』(フジテレビ系、月曜午後10時) 5.4%
同率11位『この素晴らしき世界』(フジテレビ系、木曜午後10時) 5.4%

※小数点第2位以下を四捨五入。6月および8月スタートの『刑事7人』『何曜日に生まれたの』『科捜研の女』(すべてテレビ朝日系)は含まず。

“次期芸能界のドン”にケンカを売った! 『テニミュ』俳優を彼氏と暴露した女性の正体は?

 現在公演中の『ミュージカル「テニスの王子様」4thシーズン 青学vs六角』(以下、『テニミュ』)に出演している俳優・森下紫温をめぐり、同作をはじめとする2.5次元ファンが騒然となっている。というのも、近頃ある女性インスタグラマー・A子が、自身の彼氏として森下とのツーショットをストーリーズ(24時間限定公開)に連投しているからだ。

 マスコミ関係者の間では「彼女は昨年、K-POPファン界隈を震撼させた人物」(芸能ライター)として、その動向を注視されているという。

「A子さんは昨年7月、ストーリーズでK-POPグループ『ASTRO』のメンバーであるチャ・ウヌと『ご飯食べる』などと、プライベートで会う予定があることを明かし、ファン界隈で物議を醸しました。そもそもA子さんは、男性アイドルグループ『ORβIT』のメンバー・TOMO(安藤誠明)の元カノ。同年6月発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、TOMOと交際していたこと、さらに彼から暴力を受けていたことなどを告発し、その後、暴露系YouTuber・コレコレの生配信に電話出演した際、ネットユーザーにインスタのアカウントを特定されていたのです」(同)

 TOMOの“DV疑惑”自体、ORβITの運営は強く否定する声明を発表していたが、そんな中、A子さんはチャ・ウヌとの私的交流まで“匂わせ”たとあって、K-POPファンは激怒。彼女は結局「例の件断りました」と、食事のキャンセルを報告していた。

『テニミュ』樹希彦役の森下紫温を「彼氏」と紹介、ツーショットも大公開

「そんな騒動から約1年経過しましたが、A子さんは今、2.5次元のファン界隈を騒然とさせています。彼女は現在ストーリーズで、7月15日に開幕した舞台『テニミュ』に、樹希彦役として出演中の森下と親密関係であることを猛アピール。森下を『彼氏』と自ら暴露し、ツーショット写真や、森下から届いたとするメッセージの内容も大公開しているんです」(同)

 A子さんはツーショット写真に森下のインスタアカウントを載せ、「本当に彼氏可愛いのでフォローしてください」と宣伝。ほかのインスタユーザーから寄せられた“交際のきっかけ”に関する質問にも、「最初は私たちも恋愛って感じじゃなかったんですけど、去年5月末に出会って7月から謎に一緒に住んで(笑)意識していった感じです」とあけすけに答えている。

森下紫温の事務所社長は、“次期芸能界のドン”である音事協会長

 なお、森下は若手ゆえに世間的な知名度はまだ低いが、5月に人気ボーイズラブ作品『タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。』で、映画初出演にして初主演を果たしており、まさに“これから”が期待される俳優だ。

「そんな森下の所属事務所は、篠原涼子が所属する大手と同系列のオフィス24で、社長は日本音楽事業者協会(音事協)の会長・瀧藤雅朝氏。同氏は、業界内で“次期芸能界のドン”とも称されるほどの大物なんです。A子さん本人は自覚しているかはわかりませんが、彼女は巨大組織を相手にケンカを売る格好となりました」(同)

 彼女に後ろ盾があるのかは不明だが、果たして森下に何かしらの処分が下されることはあるのだろうか。

2023年上半期の大コケ映画――制作費80億円の『聖闘士星矢』はランキング即圏外

 7月14日に公開されたスタジオジブリの最新アニメーション映画『君たちはどう生きるか』が、同18日発表の全国週末興行成績をもとにした映画ランキング(興行通信社調べ、以下同)で、初登場1位を獲得。初日から3日間で観客動員100万3,000人、興行収入16億2600万円をあげ、同映画を手がけた宮崎駿監督の前作『風立ちぬ』(2013年7月20日公開)との興収対比は150%と伝えられている。

「23年下半期がスタートしたばかりのタイミングで、『君たちはどう生きるか』がいきなり好発進し、日本映画界は盛り上がっている様子。一方、上半期にも多くの映画が公開されましたが、残念ながら“大コケ”した作品もありました」(映画誌ライター)

広瀬すず&櫻井翔『映画ネメシス』は寂しいスタート

 例えば、3月31日に公開された『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』。同作は、広瀬すずと嵐・櫻井翔のダブル主演により、21年4月期に放送された連続ドラマの劇場版で、探偵助手の美神アンナ(広瀬)と自称・天才探偵の風真尚希(櫻井)がさまざまな依頼に挑む物語だ。

「そもそも連ドラ版は、全話世帯平均視聴率8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、たいして話題にならず。それでも劇場版が制作されたのは、最初から“ドラマと映画の連動企画”だったためでしょう。『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』は全国346スクリーンで上映を開始し、映画ランキングでは初登場3位。初日から3日間の動員は16万2,000人、興収も2億円と、大規模上映のわりには寂しいスタートでした」(同)

 そして翌週は6位、翌々週は8位と徐々にランクダウンしていき、4週目にはトップ10圏外に。同映画公開後、4月には『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(14日公開)や『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(28日公開)といった話題のアニメ作品が控えていたこともあり、『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』はそのまま世間から忘れ去られていった。

新田真剣佑『聖闘士星矢 The Beginning』は公開翌週にランキング圏外

「一方、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』と同日に公開した『聖闘士星矢 The Beginning』も悲惨でした。21年4月に芸能事務所・トップコートを退所し、海外に拠点を移した新田真剣佑のハリウッド初主演映画で、原作は漫画家・車田正美氏が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載していた名作『聖闘士星矢』。日本とアメリカ合衆国の共同制作で実写化し、制作費は80億円ともいわれていたことから、当然、大ヒットを狙っていたはずです」(同)

 同作で“小宇宙(コスモ)”というパワーに目覚める主人公・星矢を演じた真剣佑も、やはり気合が入っていたとみられる。ところが、全国323スクリーンで上映を開始するも、映画ランキングではまさかの初登場8位。翌週には早々にランキング圏外となり、世界累計興収は10億円に届かなかったと伝えられている。

広瀬すず、もう一つの主演映画もほとんど話題にならず……

「また、『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』がコケてしまった広瀬は、6月9日公開の主演映画『水は海に向かって流れる』も、ほとんど話題にならず。全国270スクリーンほどで上映されたものの、同時期に話題作の公開が重なり、埋もれてしまったのか、映画ランキングには入らずじまいでした。同作は、漫画家・田島列島氏が『別冊少年マガジン』(講談社)で連載していた同題作品の実写版で、主人公の会社員・榊千紗(広瀬)や高校生の熊沢直達(大西利空)らが共同生活を送るシェアハウスでの人間関係を描いたヒューマンドラマ。鑑賞した人からの評判は上々だっただけに、関係者は落胆しているのでは……」(同)

 下半期公開作品も、すべてが『君たちはどう生きるか』のようにロケットスタートを切れるわけではないだろう。一体いくつの作品がコケてしまうのだろうか。

成田凌&小芝風花『転職の魔王様』は、あのドラマに「似てる」? 第1話視聴率は5.4%と低調

 成田凌が主演を務める連続ドラマ『転職の魔王様』(カンテレ制作、フジテレビ系/月曜午後10時~)が7月17日にスタート。第1話の放送後、ネット上では「リアリティがあって面白い!」と共感する視聴者が相次いだ。

 同ドラマは、額賀澪氏による同名経済小説が原作。新卒入社した大手広告代理店でパワハラに遭い退職した主人公が、人材派遣会社「シェパード・キャリア」で出会った凄腕キャリアアドバイザーの冷徹な対応に戸惑いつつも、やがてその会社に入社し、人間的に成長していく“転職・爽快エンターテインメント”だ。

『転職の魔王様』第1話のあらすじは?

※以下、『転職の魔王様』第1話のネタバレを含みます。

 第1話では、職を失い途方に暮れていた未谷千晴(小芝風花)が歩いていると、謎の男性(宮崎吐夢)に遭遇。この直後、男性は杖をついたスーツ姿の男・来栖嵐(成田)にナイフで襲い掛かるが、来栖は杖で見事にかわす。

 翌日、未谷が叔母・落合洋子(石田ゆり子)が社長を務める転職エージェント「シェパードキャリア」を訪れると、そこでキャリアアドバイザーとして働く来栖と再会。早速、面談を受けると、未谷は心をえぐるような辛らつな言葉を次々と投げつけられる。

 前職の大手広告代理店を、上司・竹原(堀部圭亮)からのパワハラにより、3年たらずで辞めていた未谷だが、来栖は“今のままではどこに転職しても同じだ”と看破。

 来栖の言葉に納得した未谷は、自分の人生を自分で決められるようになるまでは、転職活動を休止すると決意。その間、洋子の勧めにより、「シェパードキャリア」で見習いとして働くことになる――。

『転職の魔王様』初回視聴率5%台は、同枠で「見ない数字」

 ネット上では、「成田凌も小芝風花も演技が上手だし、“転職あるある”やパワハラシーンにリアリティがある」「自分の経験や状況と重なって、主人公を応援したくなる! やっぱりカンテレが作るドラマは面白い」と好意的な声が寄せられており、概ね好評。

 だが、世帯平均視聴率は5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同枠で前クールに放送された天海祐希主演『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』の初回9.3%と比べると、かなり低調といえるだろう。

「同作は、放送時間や曜日を変えながら長年続いている、カンテレ制作枠で放送中ですが、初回が5%台というのは直近10年を振り返っても見ない数字。今期は、前の時間帯に放送されている月9『真夏のシンデレラ』が、17日放送の第2話で早くも世帯平均5.4%まで落ち込んでしまったため、その影響をモロに受けている可能性がありそうです」(同)

『転職の魔王様』はあのドラマに「似てる」?

 また、動画配信サービス「TVer」でも、同ドラマはあまり勢いが見られない。

 『真夏のシンデレラ』のお気に入り数が約79万人(19日現在、以下同)なのに対し、『転職の魔王様』は27.5万人。この数字は、放送中の一部深夜ドラマをも下回っている。

「前クールの春ドラマでは、一見冷淡な知的財産の専門家(ジャニーズWEST・重岡大毅)と純粋な主人公(芳根京子)がトラブルを解決していく『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)が視聴率不振に陥っていましたが、現在、メインの2人の関係性が『転職の魔王様』に『似てる』と指摘するネットユーザーも散見される。それだけに、同作の視聴率推移にも一抹の不安が過ぎります」(同)

 ネット上の賛辞とは裏腹に、視聴率が振るわない『転職の魔王様』。今後、口コミで面白さが広がり、盛り上がりを見せるといいが。

市川猿之助容疑者、再逮捕で『鬼滅の刃』中止――浮き彫りになった“歌舞伎界の問題”

 7月19日付の「日刊スポーツ」が、来年2~3月に上演予定だった『スーパー歌舞伎II 「鬼滅の刃」』について、中止される見込みと報道。同舞台は、母親の自殺ほう助の疑いで6月27日に逮捕された市川猿之助容疑者が企画、総合演出を務め、出演も予定していたが、今月18日に父親への同容疑で再逮捕。これを受け、歌舞伎を共興する松竹社内で協議が行われたというが、ネット上にはあらためて「歌舞伎界の問題」を指摘する声が寄せられている。

「猿之助容疑者をめぐっては、5月18日発売の『女性セブン』(小学館)が、役者や弟子、スタッフに対する“ハラスメント疑惑”を報道。その同日、本人と両親が自宅で倒れているところをマネジャーが発見し、両親については死亡が確認されました。その後の取り調べで、猿之助容疑者が一家心中のために両親の自殺を手助けしたことがわかり、逮捕、再逮捕に至ったという経緯です」(芸能ライター)

 そんな猿之助容疑者が手がけるはずだった『スーパー歌舞伎II 「鬼滅の刃」』は、漫画家・吾峠呼世晴氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載していた大ヒット作品『鬼滅の刃』をもとに、“現代風歌舞伎”として上演する予定だった。しかし「日刊スポーツ」によると、猿之助容疑者のように演出から出演まで担える存在がほかにいないこともあり、上演中止の方向で調整が進められそうだという。

「同報道に対し、ネット上には『猿之助は大変なことをしてしまったけど、舞台に関しては才があったもんな』『代わりがいないという存在の損失は、歌舞伎界にとって一大事』との声が寄せられていますが、一方で『ワンマンだったからこそ、ハラスメントが起こりやすかったのかも』と指摘する書き込みもみられます」(同)

 猿之助容疑者が起こした事件にはさまざまな意見が飛び交っているが、その中で、歌舞伎界の問題も浮き彫りに。

「歌舞伎界から逮捕者が出たこと自体もそうですが、その穴を埋められる者がおらず、舞台の中止を余儀なくされる……ということも問題視されています。『世襲にこだわるあまり、育成が追いついてない』『才能のある人をきちんと起用、活用してこなかった歌舞伎界が悪い』といった声も少なくないのです」(同)

 このたび中止となりそうな『スーパー歌舞伎II 「鬼滅の刃」』も、人気漫画が原作ということで、多くの人が関わっていたとみられる。歌舞伎界の人材育成が間に合っていれば、中止せずに済んだのだろうか。

『最高の教師』第1話、視聴率は歴代最低も……絶賛される松岡茉優と芦田愛菜の演技力

 松岡茉優主演ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系/以下、『最高の教師』)が「土曜ドラマ」枠でスタート。7月15日放送の第1話が世帯平均視聴率6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、初回としては同枠史上最低となってしまった。

 同ドラマは、2019年1月期の菅田将暉主演『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』を手掛けたプロデューサーと監督による完全オリジナル作品。卒業式の日に「担任生徒の誰か」に殺害された教師・九条里奈(松岡)が、「30人の容疑者」である生徒たちを再教育する物語だ。

 九条が担任する3年D組の生徒役として、芦田愛菜、加藤清史郎、窪塚愛流、AKB48・本田仁美、山下幸輝、HKT48・田中美久らが出演。九条の夫役には、松下洸平がキャスティングされている。

※以下、『最高の教師』第1話のネタバレを含みます。

 第1話では、卒業式の日に生徒の誰かから突き落とされた九条が、なぜか1年前の始業式の日にタイムスリップ。今度は殺されまいと、“30人の容疑者”に「なんでもする」と宣言する。

 クラスの優等生・鵜久森叶(芦田)が翌月から不登校となり、後に自殺することを知っている九条は、教室に8台の監視カメラを仕込み、彼女が決まった教科で、教科書を机に出していないことを知る。

 さらに、鵜久森のバッグに盗聴器を仕込み、彼女がクラスメイトから“学業縛りの刑”と称したイジメを受けていたことを把握。九条は鵜久森に対し、みんなの前でイジメの経緯を告白するよう促す。

 鵜久森が被害を涙ながらに語った後、帰路についた九条。自宅の前に着くと、この日に夫・蓮(松下)から離婚届を突きつけられることを思い出すのだった――。

『最高の教師』“胸クソ展開”も概ね好評?

 ネット上では、「集団イジメが胸クソ悪すぎて、途中でリタイアした」という声が散見される一方で、松岡と芦田の演技力を絶賛する視聴者が続出。加えて、ストーリーに対して「先が気になる」「すごく面白い!」と好意的な感想も多く、概ね好評のようだ。

「しかし、初回の世帯平均視聴率は6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、これは2017年4月期に“土曜10時台”でスタートした同ドラマ枠史上、初回の数字としては歴代最低。同枠で前クールに放送された坂口健太郎主演『Dr.チョコレート』が初回で記録した8.6%と比べても、2.1ポイントダウンしてしまいました」(テレビ誌記者)

 なお、芦田がプライム帯の民放連ドラにレギュラー出演するのは、16年4月期に民放連ドラ初主演を務めた『OUR HOUSE』(フジテレビ系)以来、実に7年ぶり。

 そんな『OUR HOUSE』は、日曜午後9時枠で放送されたが、世帯平均視聴率は全話平均4.5%と振るわなかった。

「近年、芦田が連ドラに出演しなくなったのは、“学業優先”に加え、『OUR HOUSE』が大コケしてしまったからではないかともささやかれました。もし『最高の教師』がこれ以上数字を落とした場合、またしばらく、民放連ドラから遠のいてしまうのではと、懸念されています」(同)

『最高の教師』松下洸平の登場シーンをカットか

 とはいえ、見逃し無料配信動画サービス「TVer」で配信されている第1話の「OA版」および「ディレクターズカット版」の再生数は、配信開始から2日間で合計100万回再生を突破。総合ランキングでも一時、1位になっていたため、ネット配信は好調なのかもしれない。

 そんな中、「TVer」の「ディレクターズカット版」を見た一部ネットユーザーから、「なんでこのシーンをカットしたの?」と疑問の声が相次いでいる。

「『OA版』が46分なのに対し、『ディレクターズカット版』は56分。見比べると、松岡と松下が演じる夫婦のやりとりが大幅にカットされていることがわかります。そのため、ネット上では『洸平さんの夫婦のシーン、こんなにカットしてほしくなかった』『ドラマの内容が重い中で、洸平くんのシーンは唯一の癒やしなのに……』と不満の声が噴出しています」(同)

 同作の前身ともいえる『3年A組-今から皆さんは、人質です-』は、評判が口コミで広がり、最終回で世帯平均視聴率15.4%まで大幅に上昇。『最高の教師』も、同様の盛り上がりを見せられるといいが。