春ドラマで“株を下げそう”な俳優4人! 田中みな実に「ミスキャスト」の指摘も

 各局で絶賛放送中の春ドラマ。キャストの中には演技力や存在感が高く評価され、株を上げた俳優がいる一方で、「この俳優、なんか惹かれない」「大物俳優が主演なのに、あまり話題にならない」など、さまざまな理由により、株を落とした役者もいる様子……。

 そこで今回、視聴者の声をもとに、放送中の連ドラ出演で株を下げそうな俳優を4人紹介したい。

春ドラマで株を下げそうな俳優4人

・木村拓哉(フジテレビ系『風間公親-教場0-』)
・芳根京子(日本テレビ系『それってパクリじゃないですか?』)
・坂口健太郎(日本テレビ系『Dr.チョコレート』)
・田中みな実(フジテレビ系『あなたがしてくれなくても』)

『教場0』の“トンデモドラマ”評にキムタクも困惑?

 1人目は、月9『風間公親-教場0-』で冷徹な刑事指導官・風間公親役を演じる木村拓哉。2020年と21年の正月に放送されたスペシャルドラマ版同様、白メッシュヘアとメガネ姿で渋さと色気を漂わせる木村だが、演技のほうは毎度ながら“キムタク然”としており、ある意味、安定しているともいえそう。

 ネット上では「なんだかんだいって、キムタクの主演ドラマは見ちゃう」「やっぱりかっこいい!」と唯一無二の存在感をあらためて評価する声は多い。

 加えて、主役級俳優である新垣結衣や北村匠海、そして9年ぶりの俳優復帰に同作を選んだ坂口憲二など、豪華な役者陣が同作に集結したのも、「木村が主演だから」にほかならないだろう。

 しかし、木村が株を下げそうな理由としては、このところ視聴率1ケタが3週連続で続き、期待されていたほどの数字を上げられていないことに加え、『教場0』が実に多くの視聴者から“トンデモ推理ドラマ”と認識されてしまったことが挙げられる。

 例えば、第1話では、タクシーの車中で刺殺された被害者が、隣に座る女に「殺されるかもしれない」と思いながらも、なぜか逃げださず、タクシーを右へ左へと走らせ、神奈川・横浜のマップ上に犯人の名前をダイイングメッセージとして残す展開に、視聴者「そんなバカな」「脚本が雑すぎ」とツッコミが噴出。第2話でも、犯人が道端で堂々と教師を撲殺し、凶器を学校のブロンズ像に溶接するという大胆な犯行に及んだにもかかわらず、目撃者がいないという内容で、視聴者は大いに困惑していた。

 木村といえば、1月に公開された主演映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』の興行収入が、制作費と同等の20億円に留まってしまったばかりだが、これに続いて主演した月9が“トンデモ推理ドラマ”と評されてしまった状況に、本人やジャニーズ事務所も頭を抱えているのではないだろうか。

『それパク』の芳根京子は「脇役で光るタイプ」?

 2人目は、『それってパクリじゃないですか?』で主演を務める芳根京子。彼女が民放キー局でドラマ主演を務めるのは、18年1月期の月9『海月姫』(フジテレビ系)以来、5年ぶりとなる。

 同作は、情報漏洩の疑いをかけられた飲料メーカー“月夜野ドリンク”の開発部員・藤崎亜季(芳根)と、知的財産のプロ・北脇雅美(ジャニーズWEST・重岡大毅)がバディを組み、ライバル会社に奪われた特許を取り戻すため奮闘する物語。

 芳根といえば、18年の「第42回日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞するなど、演技派のイメージもあるが、ファンからは「脇役のほうが光るタイプ」との声も少なくない。

 また、『海月姫』は月9枠の全話平均視聴率において、歴代ワースト記録となる世帯平均6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。一方の『それパク』も、第2話以降で3~4%台が続いており、同枠史上ワーストとなる可能性もある。

 もし、そんなことにでもなれば、残念ながら芳根に“低視聴率俳優”のレッテルが貼られてしまう状況は免れないだろう。

 3人目は、『Dr.チョコレート』で主演を務める坂口健太郎。同作は天才外科医チームを描く医療モノで、坂口は10歳の天才外科医・寺島唯(白山乃愛)の代理人である“Teacher”こと野田哲也を演じている。

 ネット上では、「坂口さん、超かっこいいいし、優しいセリフ回しが大好き」「この非現実的な世界観を、ナチュラルに演じられる坂口健太郎がすごい!」と好意的な声が続出。同作の坂口にメロメロになっている視聴者も多いようだ。

 一方で、日テレは2月、坂口が同作に続いて7月クールでも同局系日曜ドラマ(日曜午後10時30分~、読売テレビ制作)で主演を務めると発表。

 同局はこの“超異例”の編成を「坂口健太郎、2クール、2COOL。」というダジャレを用いたキャッチコピーで煽っているが、業界内では、坂口の事務所、日テレ、読売間での「単なる情報共有ミス」とのうわさも……。

 当然、2クール連続で“不発”ともなれば、COOLどころか、坂口の株を落としかねない。そのため、先行で放送される『Dr.チョコレート』は「絶対にコケられない」状況ともいえるのだが、初回8.6%だった世帯平均視聴率は、第3話で5.7%まで下落。

 視聴率ダウンは主演俳優だけのせいではないにせよ、坂口の名誉のためにも、今後の伸びに期待したいところだ。

『あなたがしてくれなくても』田中みな実が「田中みな実」にしか見えず?

 最後は、“セックスレス”をテーマにした奈緒主演『あなたがしてくれなくても』で、ファッション誌「GINGER」(幻冬舎)の副編集長・新名楓役を演じる田中みな実を挙げたい。

 同作は、主人公・吉野みち(奈緒)と夫の陽一(永山瑛太)、みちの上司・新名誠(岩田剛典)と妻の楓という2組の夫婦の葛藤を描く物語。世帯平均視聴率は4~5%台とイマイチながら、TVerの“お気に入り数”は119.3万人(5月12日現在)を誇り、放送中の連ドラではトップとなっている。

 田中は、「今の私にとってセックスは、ただの疲れを伴う性行為」「(もし妊娠したら)セックスが私の夢を壊すかもしれない」と仕事モードを貫く役どころ。

 自らブラジャーを外すなど、過激なシーンも全力で演じている田中だが、ネット上では「演技のうまい俳優たちの中で、1人だけ浮いてる」「悪くないんだけど、演技が本業の役者で見たかったな」とミスキャストを指摘する声も。

 田中は良くも悪くも「田中みな実」としてのパブリックイメージが強烈であるためか、「役として見れない」と感じる視聴者は少なくないようだ。

『ラストマン』第3話が物議! 日曜劇場でまたもや「真犯人は○○」パターン

 福山雅治が主演を務める日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)の第4話が5月14日に放送される。世帯平均視聴率は、第1話が14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話が13.1%、第3話が12.0%とやや下降気味ではあるものの、春ドラマの中で唯一2ケタ台をキープしており、独走状態だ。

※以下、『ラストマン-全盲の捜査官-』第3話のネタバレを含みます。

 7日に放送された第3話では、過去に大麻スキャンダルを起こした若手俳優・本条海斗(藤本涼)が殺害され、捜査一課に正式配属となったFBI捜査官・皆実広見(福山)と刑事・護道心太朗(大泉洋)が捜査を開始。第一発見者は、大物俳優・羽鳥潤 (石黒賢)であったが、早々に殺害を自供する。

 しかし、羽鳥の大ファンである皆実が、家宅捜索時に羽鳥の自宅を細かくチェックしていたため、矛盾が浮上。そこから、羽鳥と共演していた女優・篠塚真菜(山下リオ)と、ドラマプロデューサー・風間みどり(3時のヒロイン・福田麻貴)、そして羽鳥の妻で女優の羽鳥千晴(映美くらら)という3人の女性が捜査線上に浮かぶ。

 その後、本条を殺害したのは、風間であることが判明。羽鳥は篠塚や風間と不倫関係にあり、風間は不倫関係をネタに、羽鳥に自首するよう脅していたのだ。

 結局、羽鳥は休業状態となり、家庭を支えるために千晴が女優業にまい進。不倫や事件を乗り越えて、家族として再スタートを切った……と思われたが、実は今回の事件を裏で操っていたのは千晴であったことが発覚する……。

 King&Prince・永瀬廉演じる捜査一課の警部・護道泉が、皆実の監視役を命じられるシーンもあり、泉が今後のキーパーソンになる可能性を匂わせた第3話。

 ネット上では、「どんでん返しが続いて、最後まで目が離せなかった」「不倫の観点が興味深い。女の情念をよくわかっている」といった反響が続々と寄せられ、Twitterでは放送中、「#ラストマン」がトレンド入りしていた。

 一方で、犯人役を福田が演じていたことに、「福田さんの演技が悪いとは思わないけど、できれば真犯人はちゃんとした俳優に演じてほしい」「また芸人が犯人? そろそろこのパターンを裏切ってほしい」と不満げな声も目立つ。

 日曜劇場といえば、20年1月期の『テセウスの船』で、黒幕を霜降り明星・せいやが演じていたほか、22年4月期の『マイファミリー』でも、サンドウィッチマン・富澤たけし演じる刑事が真犯人であった。そのため、今回の『ラストマン』に対して、「日曜劇場は、芸人を犯人役にする決まりでもあるの?」と疑問の声が上がっているようだ。

 「真犯人=芸人」の定番化が物議を醸している日曜劇場。もはや、その意外性はなくなっているようだ。

『モーニングショー』玉川徹氏がまた暴走――視聴者を怒らせた「先入観の強い物言い」とは?

 『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演しているテレ朝局員・玉川徹氏が、近頃また“暴走”しているようだ。

 玉川氏は昨年9月、銃弾に倒れて亡くなった安倍晋三元首相の国葬で、菅義偉前首相が友人代表として弔辞を読み上げたことについて、「当然これ、電通が入ってますからね」と解説。だが、のちに電通はまったく関わっていなかったことがわかり、謝罪と謹慎に追い込まれた。

「玉川氏は番組内の謝罪の中で、『これからは、現場に足を運び取材をし、事実確認をして報告する。その基本にもう一度立ち返るべきだと考えました』とやり直しの意思を表明。しばらくは、自身が取材してきたニュースを解説した後はスタジオから姿を消すというスタイルを続けていましたが、今年4月3日からコメンテーター席に戻り、番組冒頭からフル出演するようになりました」(芸能ライター)

 玉川氏の不在期間、ネット上では「やはり玉川さんがいないとただのワイドショーでつまらない」「はっきり物を言う人が居なくなった」など落胆の声も聞かれた。そして復帰後は、それまでの居丈高な態度は鳴りを潜めたものの、先入観の強い物言いは繰り返し行っている。

「4月26日の同番組では、農林水産省の官房長に直接取材したことを報告。『みんな、米食べないから米の需要は減っていく』としながら、『むしろ小麦とかそっちのほうにいってほしいんだけど、それは日本にはあまり合わない』と解説していました」(同)

 だがこの後、コメンテーターの安部敏樹氏が「(小麦は)合わないし食の安全保障を考えたら、米のほう、大事にしておくのは大事だと思っている」と訴えると、玉川氏は音声にはっきりのらなかったものの、「食べないもの作ってもしょうがない」とつぶやくように反論。続けて、「品種改良で日本でも育つような小麦ができてますから、なるべく米から小麦とかに変わってもらって」と、転作を勧めていた。

 この発言にネット上からは、「米農家に謝れ」「御託を並べる前に全国の米農家さんに話を聞きに行け! その苦労、その想い、生の声を聞いて来い!」「米農家の未来を潰すような発言」など怒りの声が多数出ていた。

 このほかにも、復帰後の玉川氏は「コロナはそんなにたいした病気ではない、結果的に」と、それまでとは反対の意見を述べるなどし、物議を醸している。

「ただ、これらの発言に対して謝罪するようなことはまずないでしょう。例の電通発言のときは何といっても、相手が国内No.1の広告代理店でしたから、あわや降板という騒動になったわけで。広告代理店は、テレビCMを放送したいという広告主と、テレビ局とを仲介する存在ですから、言わばテレビ局の生命線なのです」(テレビ関係者)

 つまり「電通」発言での謝罪と謹慎は、結局「視聴者ファースト」ではなく、お得意様への顔向けのためという意味が大きかったようだ。玉川氏は今後も物議を醸すような発言を続けていくのだろう。

『聖闘士星矢』も大爆死で望み薄――実写映画の続編が白紙になった「ジャンプ」作品

 新田真剣佑が主演を務めるハリウッド映画『聖闘士星矢 The Beginning』が、苦戦を強いられている。4月28日に上映を開始し、5月2日に発表された国内映画ランキング(興行通信社調べ、以下同)では8位発進、公開2週目のランキング(同8日発表)では早くもトップ10圏外に陥落してしまった。業界関係者からは「タイトルの“The Beginning”は“始まり”を意味するが、続きは制作されないかも」(芸能ライター)と指摘されているという。

 同映画は、漫画家・車田正美氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載していた『聖闘士星矢』の実写版。日本とアメリカが共同制作し、真剣佑にとってはハリウッド初主演映画となる。

「しかし、情報解禁直後から、ネット上では『「聖闘士星矢」をハリウッドで実写化するって失敗しそう』などとネガティブな声が多く、上映開始後も世間的な盛り上がりはほとんど感じられません。80億円もの制作費がかかっているという話もありますが、それでいて映画ランキング初登場8位は明らかに“不発”です」(同)

 映画を鑑賞した人がその出来を絶賛するといったことも起こらず、翌週の映画ランキングからはそのタイトルが消えた。

「“The Beginning”とつけられていることからシリーズ化を意識していたとみられますが、この調子だと、続編は期待できそうにありません。ちなみに過去、漫画家・鳥山明氏が同じく『ジャンプ』で連載していた『ドラゴンボール』もハリウッド版『DRAGONBALL EVOLUTION』(2009年/ジャスティン・チャットウィン主演)が公開され、こちらも“三部作”の予定だったはずですが、一作目の時点で不評を買ったせいか、続編の発表はないままです」(同)

 ハリウッド作品に限らず、国内で制作された「ジャンプ」作品の実写映画の中にも、シリーズ化が有耶無耶になったものがある。

「漫画家・荒木飛呂彦氏による『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ(現在は同じく集英社の『ウルトラジャンプ』にて連載中)の第4部『ダイヤモンドは砕けない』が、17年に山崎賢人主演映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』として公開されています。“第一章”を掲げていたので、少なくとも“第二章”の制作は予定されていたとみられるも、やはり一発目が大コケしてしまったからか立ち消えに。『ジャンプ』作品にはたくさんの人気漫画があるものの、実写映画をヒットさせ、かつ続編につなぐことは容易ではないのでしょう」(同)

 なお、真剣佑は『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』にも主要キャストの一人として出演していた。『聖闘士星矢 The Beginning』は主演ということもあり、“続編の白紙化”へのプレッシャーをより強く感じているかもしれないが、ここから挽回していけるだろうか。

坂口健太郎『Dr.チョコレート』賛否を呼んだゲスト俳優とは? 視聴率は右肩下がり

 坂口健太郎が主演を務める連続ドラマ『Dr.チョコレート』(日本テレビ系)。5月6日放送の第3話「人気アイドルを緊急オペ!」では、9人組男性アイドルグループ・&TEAM(エンティーム)の一部メンバーがドラマ初出演を果たし、その扱いにファンから驚きの声が相次いだ。

 ヒットメーカーの秋元康氏が原案・企画を手掛ける同ドラマは、ワケあり患者の命を現金1億円、秘密保持契約、そしてチョコレートで救う天才外科医チームを描く医療モノ。

 10歳の天才外科医である“Dr.チョコレート”こと寺島唯を演技初挑戦の子役・白山乃愛が、彼女の代理人である“Teacher”こと野田哲也を坂口が演じるほか、外科医チームのメンバーには斉藤由貴、小澤征悦、葵わかな、鈴木紗理奈らがキャスティングされている。

※以下、『Dr.チョコレート』第3話のネタバレを含みます。

 第3話では、同ドラマの主題歌「Blind Love」を歌う&TEAMのHARUA、MAKI、TAKI、YUMAが、4人組グループ・WORLD CLASSのメンバー役でゲスト出演。

 テレビ収録のために日テレを訪れたWORLD CLASSだったが、アンディ(HARUA)が トイレで突然倒れ、局に居合わせた唯たちが発見。テレビ局にあった電動ドリルやストローなどを用い、急きょ“水頭症ドレナージ手術”を行う様子が描かれた。

 なお、&TEAMは、昨年、HYBE LABELS JAPANの主催で開催され、Huluなどでも配信されたオーディション『&AUDITION - The Howling -』にてメンバーが選抜され、昨年12月にデビューした注目のボーイズグループ。

 彼らの『Dr.チョコレート』への出演は先月に予告されたが、初のドラマ出演とあって、ここまでストーリーの本筋に関わる役どころとは想像していなかったファンも多かった様子。そのため、ネット上では「思わぬ大抜てきで、うれしい!」と歓喜する声も見られる。

 一方、演技力に関しては、「HARUAくん、演技うまい!」「ドラマ初めてとは思えないくらい、みんな上手だった」とファンから賛辞も飛び交っているが、それ他の視聴者からは「アイドル役のメンバーの大根ぶりが、見ていてちょっとつらかった……」「周りの役者がうまいから、ゲストの男の子たちが浮いてた」とネガティブな声も少なからず上がっており、賛否を呼んでしまったようだ。

 また、日テレは2月に、坂口が同作に続いて7月クールでも同局系日曜ドラマ(日曜午後10時30分~、読売テレビ)で主演を務めると発表。7月期の作品については、いまだタイトルも発表されていないが、日テレは「坂口健太郎、2クール、2COOL。」のキャッチコピーで、この“超異例”の編成を盛り立てている。

 ということは、先行で放送される『Dr.チョコレート』は、7月期にバトンを渡す意味でも、“絶対にコケられない”状況といえるのだ。

 しかし、『Dr.チョコレート』の世帯平均視聴率は、第1話が8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話が7.3%、第3話が5.7%と右肩下がり。同枠前クールの嵐・櫻井翔主演『大病院占拠』は全話平均7.1%だったが、このまま低調が続けば、前クールを下回る可能性もありそうだ。

 ティム・バートン監督のファンタジー映画『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)を彷彿とさせる演出も散見されることから、SNS上では「闇医者チームの衣装がかわいい!」「こんなにポップな医療ドラマは新鮮!」と好意的な反応も目立つ同作。この先も視聴率低下が続けば、日テレ2クール連続主演の坂口にとってもマズイ状況といえるが、果たして……。

真剣佑主演『聖闘士星矢』早くも映画ランキング圏外へ! 記録的大コケに東映は落胆?

 新田真剣佑のハリウッド初主演映画『聖闘士星矢 The Beginning』が、4月28日に公開。「週刊少年ジャンプ」(集英社)で漫画家・車田正美氏が連載していた名作『聖闘士星矢』を、日本とアメリカ合衆国の共同制作で実写化したとあって、大々的に宣伝されていたが、公開初週末の国内映画ランキング(興行通信社調べ、5月2日発表)で8位発進。さらに、2週目のランキング(同8日発表)からは早くも10位以内から消えてしまい、業界内では「配給会社の東映サイドも落胆しているだろう」(スポーツ紙記者)と指摘されている。

 2021年4月に、これまで所属していた事務所・トップコートを退所し、海外を拠点とするようになった真剣佑。そんな彼にとってハリウッド映画における初主演作となった『聖闘士星矢 The Beginning』は、スラム街の地下格闘場で戦う日々を過ごしていた星矢(真剣佑)が“小宇宙(コスモ)”というパワーに目覚め、女神アテナの生まれ変わりであるシエナ(マディソン・アイズマン)を守ることが自身の運命だと知る……という壮大な物語の序章。

「原作は全世界累計発行部数5000万部を突破している超人気漫画。それがハリウッド映画になり、さらに人気俳優・真剣佑が主演を務めるとあって、関係者サイドは大ヒットを期待していたと思います。制作費は80億円といわれ、全国323スクリーンという大規模上演を敢行した点から見ても、ランキング1位発進を狙っていたのではないでしょうか」(エンタメ誌ライター)

 しかし、この週は『聖闘士星矢 The Beginning』と同日に公開した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』がランキング首位に。こちらは任天堂と、『ミニオンズ』などで知られるイルミネーション・スタジオが共同で、人気ゲーム『スーパーマリオ』シリーズをアニメーション映画化し、全米では公開から4週連続1位と世界的な話題となっている。

「『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』だけでなく、現在上映中の作品には、公開3週目の『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(2位)や、公開22週目の『THE FIRST SLAM DUNK』(5位)など強敵がズラリ。そんな中、『聖闘士星矢 The Beginning』は、まさかの8位スタートとなってしまいました。同作を鑑賞したというネットユーザーからは『真剣佑はカッコよかったけど、原作ファンとしては微妙な内容』『ハリウッド映画らしい迫力はあったものの、原作漫画やアニメ版へのリスペクトはあまり感じられなかった』『ツッコミどころが多すぎ』といった苦言が寄せられました」(同)

 こうしたネガティブな口コミの影響もあってか、公開2週目にはランキングのトップ10圏外に転落。なお、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』はV2を獲得している。

「実は『聖闘士星矢 The Beginning』の情報解禁前、東映関係者はキャスト情報などをすっぱ抜こうとしたメディアに対し、あの手この手で記事化を差し止めていたんですが、それほどまで力を入れていた同作が記録的な爆死とあって、さぞ落胆しているのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)

 ここから『聖闘士星矢 The Beginning』が巻き返せるような一手が用意されているといいが、果たして……。

山田裕貴『ペンディングトレイン』やっぱり起きた“ヒゲ伸びない問題”とは? 視聴率は大幅ダウン

 山田裕貴主演の連続ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系)。第3話が5月5日に放送され、ネット上では主人公らの“ヒゲ”に疑問の声が相次いでいる。

 同ドラマは、同局プロデューサーの着想をもとに、人気脚本家・金子ありさ氏が書き下ろすヒューマンエンターテインメント。カリスマ美容師・萱島直哉(山田)や消防士・白浜優斗(赤楚衛二)、体育教師・畑野紗枝(上白石萌歌)らを乗せた電車の車両が未来へのワープに巻き込まれ、乗客たちが携帯電話の通じない極限下に投げ出される様が描かれる。

※以下、『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』第3話のネタバレを含みます。

 第3話では、直哉たちが水源を見つけ、乗客たちに希望が見え始めた矢先、直哉が大切にしている美容師道具のハサミが入ったバッグがサラリーマン・田中弥一(杉本哲太)によって持ち去られる事態が発生。問い詰められた田中いわく、怪しい人物を目撃し、護身用としてハサミを持ち出したとのこと。

 そんな田中の言い分を信じられない直哉がイラ立つ中、優斗たちは食料を調達しに向かうが、紗枝の身に異変が生じる。さらに、キャリアウーマン・寺崎佳代子(松雪泰子)は、ここで生きていく気力を失いかける……。

 ネット上では、これがゴールデンプライム帯連続ドラマ初主演となる山田や、杉本、松雪の演技力を絶賛する書き込みが続出。一方で、話数が進み、遭難してから日数が経過しているにもかかわらず、主人公らに生理的な変化が見られないという指摘が相次いでいる。

 中でも、外見がほとんど変わらない登場人物に対し、「男性陣のヒゲは伸びないの? ストーリーが生々しい分、こういう詰めの甘さが気になる」「お風呂に入ってないはずなのに、髪の毛サラサラだし、顔もきれい」といった指摘が目立つ。

 特に、こうしたサバイバル系ドラマでは、“ヒゲが伸びない問題”が付き物ともいえる。現時点でヒゲ剃りシーンは描かれておらず、リアルさを求める視聴者は、やはり違和感を覚えてしまうようだ。

 また、初回は世帯平均視聴率7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とまずまずの滑り出しであった同作だが、第2話で6.8%まで落ち込み、第3話では5.1%にまでダウン。このまま不調が続けば、「金曜ドラマ」枠史上に残る“爆死ドラマ”となる可能性もありそうだ。

 人間の内面を生々しく描く作風が好評を得る一方、外見がきれいな登場人物たちにツッコミが相次いでいる『ペンディングトレイン』。12日に放送される第4話の予告映像を見る限り、次回も主人公らのヒゲは伸びていなさそうだが、そこは気にするだけ野暮ということなのだろうか……。

映画『名探偵コナン』歴代ゲストで演技がうまかった芸能人は? 業界関係者が明かした2名

 テレビアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)の劇場版シリーズ26作目となる映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』にゲスト声優として参加している俳優・沢村一樹。ネット上では、「演技がうますぎてびっくり」などと評判を呼んでいるようだ。

「4月14日に封切られた同作は、初日から3日間で興行収入31億4638万7340円、観客動員217万6407人を記録(興行通信社、以下同)する歴代最高のロケットスタートを切り、公開から18日間の累計興収は79億円を突破。シリーズ初の100億超えも射程圏内に入りました」(芸能ライター)

 物語の舞台は、東京・八丈島近海にある海洋施設「パシフィック・ブイ」。主人公・江戸川コナンの宿敵“黒ずくめの組織”によるエンジニアの誘拐事件が発生し、かつて組織に属していた灰原哀の身にも史上最大の危機が迫る……というストーリーだ。

「人気キャラクター・灰原がメインで、かつ黒の組織の核心に迫る内容が描かれるとあって、公開前からファンの注目を集めていた同作。沢村は、パシフィック・ブイの局長・牧野洋輔役を演じており、ネット上では『声の演技うまかった!』『本職の声優陣に混ざっても違和感がなくて驚いた』『さすがベテラン俳優』などと称賛されています。また、『最近のゲスト声優は演技がうまい』という声も続出しているようです」(芸能ライター)

 なお、『コナン』の劇場版に芸能人が起用されるようになったのは、2009年公開の13作目『漆黒の追跡者』からで、DAIGOが声優に初挑戦。しかし、『黒鉄の魚影』公開初日に、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で『漆黒の追跡者』が放送された際は、ネット上で「DAIGO、演技がヘタすぎ」「セリフが棒読みで内容が入ってこない」と酷評されていた。

 こうしたタレントの起用の裏側について、業界関係者は以下のように語る。

「『名探偵コナン』にゲスト出演するタレントたちは、ほとんどが物語のキーパーソンを演じます。その理由は、タレントを起用するとマスコミの注目を集めることできるので、映画会社がわざわざ依頼をしなくても、取材をしに来てくれるから。特に当時は“話題性”を重視し、製作側はタレントたちの『演技力』にはそこまで期待していなかったのでは。これまで『名探偵コナン』にゲスト出演したタレントたちは、声優としての技術はそこそこ、またはそれ以下といった印象でしょうか……。しかし、これは仕方がないこと。声だけで演じるのは、ドラマや映画での芝居とはまったく異なり、専門的な技術が必要なんです」(声優業界関係者)

 一方で、21年公開の『緋色の弾丸』に出演した浜辺美波、22年公開の『ハロウィンの花嫁』に出演した白石麻衣、そして今回の沢村のように、近年は演技を絶賛されたタレントも多い。そこで、これまでのゲスト声優の中で、特に演技が光った人物を聞いてみると……。

「まずは、『紺青の拳』(19年)に出演した山崎育三郎。シンガポールが舞台の本作で、山崎はコナンたちと敵対する実業家レオン・ローを演じました。日本語での芝居はもちろん、流暢な英語も披露し、秘書役の河北麻友子と合わせて非常によかったと思います。日本の声優が『流暢な英語をしゃべる』芝居をすると、大抵ヘタですから(笑)。“声優としての芝居”という観点で、合格点に達していたと思います」(同)

 もう1人は、『純黒の悪夢』(16年)に出演し、黒の組織の幹部・キュラソー役を務めた天海祐希の名前が挙がった。

「天海の声優としての芝居は実に素晴らしい。現役の声優ですら劣る人は大勢いると思いますよ。声優としての芝居がちゃんとできていたことに加え、自分自身でしっかりキャラクターを作り上げていた印象が強い。一流女優にこんなことを言うのはおこがましいですが、高いプロ意識が垣間見えました」(同)

 また、タレントがゲスト声優として映画などに出演する場合は、「彼女くらいの技術を磨いてから挑んでほしい」(同)との本音も飛び出した。

「昔から、タレントが大作アニメにゲスト出演するケースは多いのですが、近頃はきちんと“声優”としての技術を磨いてから挑戦する人が増えてきました。最近だと、3月に公開された『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』のKing&Prince・永瀬廉をはじめとする若手ジャニーズ勢は、とても良い芝居をしていましたね。対して、お笑い芸人の“声優”としての質は、昔から全体的にあまり良くありません。“ゲスト”という立場に甘えず、作品をより華やかに彩るよう、事前に技術をある程度学んでから挑んでいただきたいです」(同)

 芸能人が声優に挑戦するハードルは今後どんどん上がりそうだ。

『ラストマン』大泉洋の父親役俳優が判明も、「とんでもない設定!」とツッコミの嵐

 福山雅治が主演を務める日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)の第3話が5月7日に放送される。初回の平均世帯視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、幸先のいいスタートを切った同作だが、4月30日に放送された第2話も13.1%と申し分ない数値をキープした。

 今期は『ラストマン』のみならず、木村拓哉が刑事指導官を演じる月9『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)、20th Century・井ノ原快彦主演の刑事ドラマ『特捜9 season6』(テレビ朝日系)、桐谷健太が元体育教師の刑事役を演じる『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(同)と、警察関連のドラマが多い。

 これら4作が視聴率ランキングの上位を独占しているが、現状2ケタ台をキープしているのは『ラストマン』のみで、一歩も二歩もリードしている格好だ。

 一方で、演出に関して視聴者から苦言も見られる。第1話では、世間を賑わせていた無差別連続爆破事件を捜査することとなった全盲のFBI特別捜査官・皆実広見(福山)が、事件を担当した捜査一課の「複数犯による犯行」とする見立てに対して「単独犯の犯行」だと主張。

 最終的に、学生時代のいじめにより引きこもりとなった渋谷英輔(宮沢氷魚)が、ネットを介して知り合った人々に自作の爆弾を配っていた、という事実を皆実が突き止め、事件を解決した。

 劇中では、車の運転シーンや爆破事件の映像などにCGが使われていたが、Twitter上では「20年前ぐらいの合成を見せられているみたい」「CGがチープすぎる」と、CGのクオリティの低さを指摘する声が続出。

 そんな第1話に続く第2話では、由緒ある警察一家出身の護道心太朗(大泉洋)は養子であり、実父は強盗殺人事件の犯人として無期懲役で服役中であることが発覚。

 さらに、その実父は第1話のラストで登場した謎の男・鎌田國士であり、加えて鎌田を演じているのが声優で俳優の津田健次郎だということもわかった。

 実は、第1話放送後から、ネット上では「鎌田役の俳優は誰?」と話題になっており、中には「中居正広では?」と予測する声もあったが、結局、その正体は津田。

 また、実年齢は大泉が50歳、津田が51歳と、たった“1歳差”であることから、この親子設定に「兄弟ならわかるけど、親子は無理があるのでは?」「とんでもない設定!」とのツッコミも飛び交った。

 一方、実父が護道の過去に深く関わっていることを匂わせる描写もあったことから、「お父さんの事件がドラマの肝となってくるのかなあ……めちゃくちゃ気になるな」と今後の展開に期待する声も目立つ。

 実力派として名高い津田の登場で、さらに盛り上がりをみせる同ドラマ。この先も高視聴率をキープできるだろうか。

堀北真希、桐谷美玲に続いて黒木メイサも退所――スウィートパワーが“終焉ムード”のワケ

 女優・黒木メイサが4月30日をもって、19年間所属してきた芸能事務所・スウィートパワーを退所。この日は別の女優も同事務所を離れることを発表しており、業界内では「スウィートパワーの“終焉ムード”が高まってきた」(スポーツ紙記者)とささやかれている。

 2012年に元KAT-TUN・赤西仁と結婚したことも話題になった黒木は、04年からスウィートパワーに所属。先月30日に、事務所の公式サイト上で「海外を拠点に活動していきたいという黒木本人の希望を尊重し、円満に契約を終了することとなりました」(原文ママ、以下同)と退所が発表され、彼女自身も「今後は多方面での作品作りや、様々な発信をしていきたいと思っております」などとコメントを寄せている。

「また同日、やはりスウィートパワーに所属していた女優・川島鈴遥の退所も明らかに。スウィートパワーをめぐっては、堀北真希が去ったあたりから、退所者が相次ぐなど、嫌な雰囲気が続いている印象です」(芸能ライター)

 堀北は売れっ子女優として大活躍していた15年8月に、俳優の山本耕史と電撃結婚。16年12月には第1子出産が公表され、17年2月をもってスウィートパワーを退所。以降は家庭に専念しており、事実上の芸能界引退状態となっている。

「実は当時、堀北は弁護士をつけており、事務所側は本人と話をすることすらままならない状況だったそうです。一部週刊誌では“堀北は休みをほしがっていたのに事務所が許さなかった”など、双方の関係悪化が報じられていました」(前出・記者)

 そんな堀北の退所以降、2021年4月に高杉真宙、22年3月に桐谷美玲、同年8月に岡田健史(現在の名義は水上恒司)と人気タレントたちが次々に離脱。また一方で、事務所社長に関するスキャンダルも報じられた。

「現在、ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(19年7月に死去)による未成年タレントへの“性的虐待”が取り沙汰され、海外からも問題視される事態となっていますが、スウィートパワーの岡田直弓社長をめぐっても、21年に『週刊文春』(文藝春秋)が未成年女優への“セクハラ”疑惑などを報じていました。また、一部業界関係者の間では、岡田社長が所属タレントだけでなく、取材現場で出会った女性ライターに対しても旅行に誘っていた……という情報も」(同)

 こうした報道やうわさが、事務所のイメージに影響していることは明らか。退所者が続出してしまうのも、無理はないのかもしれない。

「かつては常に主演級の役者を抱え、さらに若手も次々と育ててきたという意味では“超有力事務所”といえたスウィートパワー。それだけに、離脱者が相次いでいる現在は、終焉ムードが漂っています」(同)

 黒木が去ったことで、いよいよ有名どころが内山理名くらいになってしまったスウィートパワーだが、この窮地をどう切り抜けていくのか……。