ウディ・アレン、「少女に性的虐待をするような男」と出版社ストライキで自叙伝発売中止に!

 『アニー・ホール』(1977)『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)など、数多くの名作を生み出してきた映画監督ウディ・アレン。アカデミー賞をはじめ、名だたる映画賞で評価されてきた世界的名監督だが、彼には長年ある疑惑が向けられている。

 元夫との間に実子3人、養子3人(当時)を持つ女優ミア・ファローと80年頃に交際を始め、87年には息子ローナン・ファローが誕生。91年には、モーゼ(男児)とディラン(女児)という2人の子どもと養子縁組した。そんな中、ミアと元夫の養女で、少女の頃から知っているスン=イーと恋仲になり、ミアと破局。直後、ウディが当時7歳だったディランに性的虐待をしたとミアが警察に通報し、ペドフィリア(小児性愛者)の疑惑が向けられるようになったのだ。スン=イーとの関係は「正真正銘の純愛」と公にし、97年には結婚したのだが、35歳差の2人を祝福する者は少なかった。

 ウディが一貫して否定しているディランへの性的虐待に関しては、ディラン本人が精神的に耐えられずに「トラウマになる」として起訴されなかったが、長年ディランやミアは「性的虐待はあった」と、メディアやSNSで主張し続けている。この状況を見かねたもう一人の養子モーゼは14年、米誌「People」に「ウディはディランを性的虐待なんてしていない。ミアがウディに復讐するための作り話」「ミアは本当に意地悪。子どもをコントロールしたがる」と暴露。最終的に計10人の養子を育てたミアだが、そのうちの2人は自殺しており、何人かは疎遠に。「毒親」とのウワサが根深いため、ウディの性的虐待やミアの証言をめぐっては、いまだ世論も紛糾している状態だ。

 そんな中、ウディの実子でジャーナリストになったローナンは、17年に米誌「ニューヨーカー」に寄稿した、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラと性的暴力に関する暴露記事で同氏を失脚させ、「#MeToo」運動の立役者として注目を集めるように。18年にはこの記事でピュリツァー賞を受賞。「#MeToo」運動の高まりや、ローナンが以前から「ディランの発言を信じる」と公言していたことから、ウディに対する風当たりが強くなってきた。そしてこのたび、4月に発売されるはずだったウディの自叙伝が、急きょキャンセルされることになったのだ。

 ウディの自叙伝は『Apropos of Nothing』というタイトルのもので、アシェット・ブック・グループ(以下、アシェット)傘下の「グランド・セントラル・パブリッシング」が「4月7日に発売予定」と3月2日に発表したばかりだった。

 アシェットは、「ウディが、仕事とプライベート両方の人生を詳しくつづった回想録」「家族や友人、愛する人々との関係にも触れている」と大々的に宣伝し、ネット上では「興味がある」「ぜひ読んでみたい」といった意見も多く、大きな話題を集めていた。アメリカだけでなく、イタリア、フランス、ドイツ、スペインなど世界各国での発売を予定していたが、この発表にディランは激怒。「権力と金を持つ者の、理解しがたい特権だ」とTwitterで批判し、アシェットはウディの共犯者だとまで言い放った。

 翌3日には、ローナンが「ウディ・アレンのように権力を持つ男たちが、いかに性的虐待に対する責任逃れをしてきたかを告発する私の著書『Catch and Kill』を出版したはずの会社が、他社に断られたウディ・アレンの自叙伝を出版すると知り、非常に落胆している」と批判するツイートを投稿。「道義上、アシェットとはもう一緒に仕事はできない」とまで宣言した。5日、ディランとローナンの批判ツイートに賛同する、「グランド・セントラル・パブリッシング」及びアシェットの社員75人以上が、「少女に性的虐待をするような男の本を出版するな!」と職場放棄し、ストライキを開始。SNSで大バッシングを受け始めたアシェットは6日、「非常に難しい決断だったが、出版を取りやめるという結論に至った」「本の権利は著者に戻す」と発表したのだった。

 渦中のウディだが、もともと03年に自叙伝を出版する契約を出版社「ペンギン」と結んだと報じられたが、実現には至らなかった。昨年、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が、ウディは大手出版社4社に自叙伝を売り込んだが、「#MeToo」運動が盛んなため難しいと断られた、と報道。そんなことから、アシェットは最後の望みだったとみられており、自叙伝はお蔵入りになる可能性が高い。

 出版中止報道を受け、ディランやローナンは喜んだが、一方でアシェットを非難する声も上がっている。

 『キャリー』『シャイニング』などの著書を持つ、アメリカを代表する作家スティーヴン・キングは、6日、この出版取り消し報道に対して、「不安な気持ちにさせられる」とツイート。「ウディのことはどうでもいい。次は誰が口封じさせられるのかが心配なんだ」と懸念を表明した。「ウディはペドフィリアなんだ」という意見には、「そう思うのなら、彼の本を買わなければいいだけ。彼の映画を観なければよいだけ。カーライル(ホテル)で彼が演奏するジャズを聴かなければいいだけ」「アメリカでは、権利は消費者にある」と返し、「そもそもローナン・ファローの本を出版したアシェットが、今度はウディ・アレンの本を出版しようだなんて、あまりにもずれた判断だったんだ」とFワードを交えて投稿。一度は出版すると大々的に宣伝しておきながら、直前になり取りやめを決断した出版社に対して怒りをあらわにした。

 英大手タブロイド紙「ガーディアン」も、作家ジョー・グランビルによる「出版社なのに、まるで検閲者気取り」とアシェットを痛烈に批判する記事を掲載し、出版社による「検閲行為」に警鐘を鳴らしている。

 ちなみに、ウディがアマゾン用に制作した映画『A Rainy Day in New York』は、アメリカでは未公開。昨夏スペインで撮影した『Rifkin's Festival』の配給元も見つからない状態が続いており、彼の新たな作品が世に出る機会はしばらくなさそうだ。

ウディ・アレン、「少女に性的虐待をするような男」と出版社ストライキで自叙伝発売中止に!

 『アニー・ホール』(1977)『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)など、数多くの名作を生み出してきた映画監督ウディ・アレン。アカデミー賞をはじめ、名だたる映画賞で評価されてきた世界的名監督だが、彼には長年ある疑惑が向けられている。

 元夫との間に実子3人、養子3人(当時)を持つ女優ミア・ファローと80年頃に交際を始め、87年には息子ローナン・ファローが誕生。91年には、モーゼ(男児)とディラン(女児)という2人の子どもと養子縁組した。そんな中、ミアと元夫の養女で、少女の頃から知っているスン=イーと恋仲になり、ミアと破局。直後、ウディが当時7歳だったディランに性的虐待をしたとミアが警察に通報し、ペドフィリア(小児性愛者)の疑惑が向けられるようになったのだ。スン=イーとの関係は「正真正銘の純愛」と公にし、97年には結婚したのだが、35歳差の2人を祝福する者は少なかった。

 ウディが一貫して否定しているディランへの性的虐待に関しては、ディラン本人が精神的に耐えられずに「トラウマになる」として起訴されなかったが、長年ディランやミアは「性的虐待はあった」と、メディアやSNSで主張し続けている。この状況を見かねたもう一人の養子モーゼは14年、米誌「People」に「ウディはディランを性的虐待なんてしていない。ミアがウディに復讐するための作り話」「ミアは本当に意地悪。子どもをコントロールしたがる」と暴露。最終的に計10人の養子を育てたミアだが、そのうちの2人は自殺しており、何人かは疎遠に。「毒親」とのウワサが根深いため、ウディの性的虐待やミアの証言をめぐっては、いまだ世論も紛糾している状態だ。

 そんな中、ウディの実子でジャーナリストになったローナンは、17年に米誌「ニューヨーカー」に寄稿した、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラと性的暴力に関する暴露記事で同氏を失脚させ、「#MeToo」運動の立役者として注目を集めるように。18年にはこの記事でピュリツァー賞を受賞。「#MeToo」運動の高まりや、ローナンが以前から「ディランの発言を信じる」と公言していたことから、ウディに対する風当たりが強くなってきた。そしてこのたび、4月に発売されるはずだったウディの自叙伝が、急きょキャンセルされることになったのだ。

 ウディの自叙伝は『Apropos of Nothing』というタイトルのもので、アシェット・ブック・グループ(以下、アシェット)傘下の「グランド・セントラル・パブリッシング」が「4月7日に発売予定」と3月2日に発表したばかりだった。

 アシェットは、「ウディが、仕事とプライベート両方の人生を詳しくつづった回想録」「家族や友人、愛する人々との関係にも触れている」と大々的に宣伝し、ネット上では「興味がある」「ぜひ読んでみたい」といった意見も多く、大きな話題を集めていた。アメリカだけでなく、イタリア、フランス、ドイツ、スペインなど世界各国での発売を予定していたが、この発表にディランは激怒。「権力と金を持つ者の、理解しがたい特権だ」とTwitterで批判し、アシェットはウディの共犯者だとまで言い放った。

 翌3日には、ローナンが「ウディ・アレンのように権力を持つ男たちが、いかに性的虐待に対する責任逃れをしてきたかを告発する私の著書『Catch and Kill』を出版したはずの会社が、他社に断られたウディ・アレンの自叙伝を出版すると知り、非常に落胆している」と批判するツイートを投稿。「道義上、アシェットとはもう一緒に仕事はできない」とまで宣言した。5日、ディランとローナンの批判ツイートに賛同する、「グランド・セントラル・パブリッシング」及びアシェットの社員75人以上が、「少女に性的虐待をするような男の本を出版するな!」と職場放棄し、ストライキを開始。SNSで大バッシングを受け始めたアシェットは6日、「非常に難しい決断だったが、出版を取りやめるという結論に至った」「本の権利は著者に戻す」と発表したのだった。

 渦中のウディだが、もともと03年に自叙伝を出版する契約を出版社「ペンギン」と結んだと報じられたが、実現には至らなかった。昨年、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が、ウディは大手出版社4社に自叙伝を売り込んだが、「#MeToo」運動が盛んなため難しいと断られた、と報道。そんなことから、アシェットは最後の望みだったとみられており、自叙伝はお蔵入りになる可能性が高い。

 出版中止報道を受け、ディランやローナンは喜んだが、一方でアシェットを非難する声も上がっている。

 『キャリー』『シャイニング』などの著書を持つ、アメリカを代表する作家スティーヴン・キングは、6日、この出版取り消し報道に対して、「不安な気持ちにさせられる」とツイート。「ウディのことはどうでもいい。次は誰が口封じさせられるのかが心配なんだ」と懸念を表明した。「ウディはペドフィリアなんだ」という意見には、「そう思うのなら、彼の本を買わなければいいだけ。彼の映画を観なければよいだけ。カーライル(ホテル)で彼が演奏するジャズを聴かなければいいだけ」「アメリカでは、権利は消費者にある」と返し、「そもそもローナン・ファローの本を出版したアシェットが、今度はウディ・アレンの本を出版しようだなんて、あまりにもずれた判断だったんだ」とFワードを交えて投稿。一度は出版すると大々的に宣伝しておきながら、直前になり取りやめを決断した出版社に対して怒りをあらわにした。

 英大手タブロイド紙「ガーディアン」も、作家ジョー・グランビルによる「出版社なのに、まるで検閲者気取り」とアシェットを痛烈に批判する記事を掲載し、出版社による「検閲行為」に警鐘を鳴らしている。

 ちなみに、ウディがアマゾン用に制作した映画『A Rainy Day in New York』は、アメリカでは未公開。昨夏スペインで撮影した『Rifkin's Festival』の配給元も見つからない状態が続いており、彼の新たな作品が世に出る機会はしばらくなさそうだ。

ハリー・スタイルズ、毒舌インタビュアーへの受け答えが「本当に素敵!」「繊細」と話題に

 昨年12月、ファン待望のセカンドソロアルバム『Fine Line』を発売した、ボーイズバンド「ワン・ダイレクション」(1D)のハリー・スタイルズ。4月からはワールドツアー『Love On Tour 2020』を開催する予定で、世界中のファンを喜ばせている。

 そんなハリーが、現地時間3月2日、“ゲストの本音を引き出すことを得意とする”ラジオDJ、ハワード・スターンの番組『The Howard Stern Show』に出演。人柄の良さを感じさせる受け答えが話題となっている。

 番組中、ハワードから「きみがロマンティックな曲を書くたびに、みんなが『付き合っていた、あのセレブとの恋愛に関することだ!』と思い込むわけでしょ。そういうの、ウザくない?」と聞かれたハリーは、「まぁね。個人的なことを曲にするときは、そういうことも考えなきゃいけないよね。自分としては、問題ないんだけど。インタビューで個人的な問題を語ることはあまりしないけど、曲として書くぶんには、全然抵抗がないんだ」と説明。

 「でも、かつてあなたと交際した人が曲を書いて、みんなに『ハリーのことに違いない』と思われたら、嫌じゃないですか? 例えばテイラー・スウィフト(「Out Of The Woods」)とか。ムカつかない?」とズバリと切り込んだ質問には、「全然」と即答。「ムカつかないよ。自分が誰かについての曲を書く意義を考えるから。それと同じことを自分がしてもらえるんだから、光栄だなぁと感じるんだ。光栄じゃない内容だったとしても、その人が時間をかけて作ってくれたものだし。テイラーを例に挙げるとしたら、彼女は偉大なソングライターだろう? だから素晴らしい曲だと思うしね」と返した。そして、「だからパーソナルな曲を書く時は、詳しく書きすぎたかな? って相手のことを考えるんだ。不快にさせないかな、って」と付け加えた。

 また、15年、1Dのツアーの真っ最中にメンバーのゼイン・マリクが突然脱退したことについて、「正直言って、ムカついた?」と聞かれると、「いや、そういう気持ちにはなれない。彼を非難する気持ちにはなれないんだよ」「今となってみれば、嫌々バンドに残ってなくてよかったと思うしね」と理解を示した。続けて、「ツアーの真っ最中だったという点は、残念だったけどね。みんなで話し合いができていたら、もっとスムーズに脱退できただろうと思う」「でも最終的には、自分で決めることだしね」と、うまくまとめた。

 ほかにも、大御所歌手のスティーヴィー・ニックスを自宅に招いて仕上がったばかりの新作アルバムを聞いてもらったこと、バレンタインの日に強盗に遭った事件の詳細や、1D時代に俳優/コメディアンのジェームズ・コーデンのマネジャー宅に居候していたからコカインなど悪い遊びに染まらずに済んだこと、7歳の時に両親が離婚し母親に引き取られたが、父親とは毎週末会い、継父とも仲が良かったことなどを穏やかな口調でトーク。

 ハワードが、オーディション番組『Xファクター』で1Dを負かして優勝した歌手マット・カードルのことを「今じゃ、なにしてんだか。大したことなかったな!」とディスると、「そんなことないよ。彼は素晴らしいアーティストで、今も活動しているよ」とフォローし、毒舌で知られるハワードも、ハリーの優等生な受け答えに拍子抜け。

 「金もあり、ハンサムで超有名人なのに!」と、あまりにもいい人だといじられたハリーは、少しはにかんだ口調で「この業界に入って最初に気がついたことは、みんな本当にゴシップ好きだってこと。悪いウワサばかり飛び交っていて。自分は、そういうふうには言われたくないって思ったんだよね」と“言い訳”していた。

 ネット上では「もともと穏やかな性格だからでしょ」「繊細なんだろうね」「紳士的で本当に素敵」といった感想が飛び交っており、ますます株を上げたハリー。彼の発言は次世代スターへの模範となりそうだ。

ヘンリー王子、ボン・ジョヴィとレコーディング! 英王室から離脱目前にリリース予定

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 3月末で英王室から離脱するヘンリー王子とメーガン妃夫妻。メーガン妃は現在カナダに滞在しているが、ヘンリー王子はイギリスに戻り、粛々と任期まで公務をこなしている。現地時間2月28日午前中には、ビートルズがレコーディングしたことで有名なロンドンのアビー・ロード・スタジオを訪問。自身が創設した「インヴィクタス・ゲーム」のコーラス隊と共に、ロックバンド「ボン・ジョヴィ」の「Unbroken」の再レコーディングに参加したと報じられた。

 「Unbroken」は、昨年11月、ボン・ジョヴィが久しぶりにリリースした新曲。Netflixで配信されている、「心的外傷後ストレス障害に苦しむ退役軍人と、彼らに寄り添う介助犬」のドキュメンタリー『To Be Of Service』のために作られた。今回、その曲を、「インヴィクタス・ゲーム」コーラス隊と再レコーディングしたのだ。

 「インヴィクタス・ゲーム」とは、2014年にヘンリー王子が創設した、傷病兵や退役兵らによるパラリンピック・スタイルの国際スポーツイベント。「Unbroken」の歌詞が同イベントの趣旨にぴったりであることから、今年の「インヴィクタス・ゲーム」のために、コーラス隊と一緒にコラボすることが決定した。

 再レコーディングの様子はメディアにも公開され、欧米のメディアがこぞって報道。スタジオでバンドのボーカル、ジョン・ボン・ジョヴィとヘンリー王子が話す様子や、コーラス隊の歌声などが披露された。王子は、ジョンと一緒にレコーディング・ブースの中に入り、歌い始める直前までの動画をインスタグラムに投稿。ボン・ジョヴィのインスタグラムにも、ヘンリー王子やコーラス隊とのショット、ビートルズのアルバム『アビイ・ロード』のジャケットを再現したショット、そしてヘンリー王子とヘッドフォンをつけてレコーディング・ブースの中に入っている写真が公開された。

 その後、スタジオ外でメディアの囲み取材に応じたジョンは、「王子が王室を去ることについてどう思うか」という問いに、「彼の立場がどんなものなのか想像もつかないからなんとも言えないけれど」と前置きした上で、「アメリカ人は王室を敬っているんだ。彼の祖母、祖父、父、兄、そして彼がやってきたことをね」「だから、これからも彼のことを尊重すべきだと思う。国として」と持論を展開していた。

 ちなみにヘンリー王子は、18年8月にロンドンのウエストエンドで特別上演されたミュージカル『ハミルトン』のイベントでステージに上がり、ワンフレーズだけ歌声を披露したことがある。劇中で王子の祖先であるジョージ3世が歌う「You’ll Be Back」という曲を披露し、「渋くていい声だ!」と称えられたものだった。今回は王子の声がどれほど使われるかは不明だが、その仕上がりに期待する人は多そうだ。

 ヘンリー王子の歌声が聞けるであろうインヴィクタス・ゲーム版「Unbroken」は、チャリティ商品として3月に発売される予定。5月15日にリリースされるボン・ジョヴィ通算15枚目のスタジオ・アルバム『Bon Jovi 2020』には、昨年レコーディングしたオリジナル版が収録されることになっている。

ベン・アフレック、元婚約者J.loと「ずっと連絡を取ってる」と告白! “ベニファー”ファン歓喜

 長年苦しんでいるアルコール依存症について赤裸々に語った米紙「ニューヨーク・タイムズ」のインタビューが話題の俳優、ベン・アフレック。そのインタビューで、16年前に婚約を解消した歌手ジェニファー・ロペス(以下、J.lo)について、「ずっと連絡を取り続けてきた」と明かしていたことが判明し、「ベニファー」ファンを喜ばせている。

 これは、インタビュアーを務めたモデルで女優のブルックス・バーンズが、Twitterで「記事には掲載しなかった話」として伝えたもの。J.loの話題になった際、ベンが「今年のアカデミー賞に『ハスラーズ』(J.lo主演)がノミネートされるべきだった」と強く主張し、「彼女は本物のクリエイターだからね」と称賛。「彼女とは定期的に連絡を取り合っているんだ。すごく尊敬してる人なんだよ」と告白したという。

 ベンとジェニファーは、ゴールデンラズベリー賞を独占した、駄作中の駄作として名高い『ジーリ』(03)で共演。米映画評論サイト「ロッテン・トマト」では、評論家支持率がわずか6%しか得られなかった史上最悪の映画ともいわれる同作は、オスカーを2度も獲得しているベンにとっては『バットマン』以上の黒歴史だが、この撮影を通して2人は急接近し、交際を開始。ジェニファーと2番目の夫クリス・ジャッドの離婚が成立した02年7月に、公の場でキスをして、関係をオープンにした。

 美男美女カップルをファンは「ベニファー」と呼び、交際を応援。ベンは、J.loの33歳の誕生日に40万ドル(約4,400万円)を超える高級車ロールス・ロイス・ファントムを気前よくプレゼント。02年11月には、250万ドル(約2億7,500万円)するハリー・ウィンストンの6.1カラットもあるピンクダイヤモンド・リングを渡してプロポーズ。この婚約指輪に似合うからと、40万ドルのダイヤモンドとトパーズの指輪までプレゼントした。

 しかし、ベンがストリップクラブやカジノに繰り出したなどと報じられるようになり、「ベンはまだ結婚する覚悟ができていない」と叩かれるように。結局、04年1月にベニファーは破局してしまった。

 セレブの中にはマライア・キャリーのように破局後、高価な婚約指輪を相手に返すことを拒否する者もいるが、ジェニファーはベンにもらった高額のプレゼントは全て返しており「いい女」だと株を上げたものだった。

 破局から5カ月後、ジェニファーは失恋の傷を癒やしてくれたサルサ歌手マーク・アンソニーと電撃婚をし、双子をもうけた。ベンも同年10月には映画『デアデビル』(03)で共演したジェニファー・ガーナー(以下、ガーナー)との交際を公にし、05年6月に結婚。2女1男に恵まれた。女優業より子育てを優先し、ハリウッド随一の母親とたたえられるようになった妻にベンは深く感謝し、13年のゴールデン・グローブ賞最優秀監督賞の授賞スピーチでは「愛してる。きみはオレのすべてだ」と述べ、理想の夫婦だと話題を集めた。

 が、15年6月に、ベンと子どものナニーとの浮気疑惑が持ち上がり、2人は離婚すると発表。今回の「ニューヨーク・タイムズ」のインタビューで、ベンはガーナーとの結婚生活の破綻に伴い酒量が増えてしまったこと、そのせいで夫婦仲がさらに悪化し、ますますアルコールに依存したことを激白。離婚を「人生最大の後悔」と表現するなど、つらい胸の内を激白している。

 ガーナーは離婚報道後、「実は何カ月も前から別居してた。ナニ―とのことは『何やってるの?』って感じだったけど、離婚の原因じゃないのよ」「ベンは私にとって生涯愛する人。カリスマ性も思いやりもある人なの。複雑な人間でもあるけどね」とベンをかばう発言をし、「最高な嫁を手放した大馬鹿者」だとベンは叩かれた。

 ガーナーは、離婚後もベンの母親と仲良く出かけ、子どもを連れてベンと一緒に外出することも。そんな彼女の愛情と懐の深さに触れるたびに、「離婚しなければ」という後悔の気持ちが深まったのかもしれない。

 一方、J.loも、14年に発売した自叙伝『True Love』で、ベンとの別れについて「まるで胸が引き裂かれ、心臓が引きづり出されたような痛みを感じた」と回想。ベンを恨むような言葉は一切書かなかった。

 再び「ベニファー」カップルを期待する声も多数上がったが、ジェニファーは17年から元プロ野球選手アレックス・ロドリゲスと交際を開始。昨年婚約し、お互いの子どもたちとの関係も良好で、現在幸せのピークにいる。

 一方のベンは、ブロンド美女らと交際したものの長続きせず。アルコール依存症克服のためのリハビリ治療を受けたり、映画作りに力を入れるなど、公私共に生活を立て直そうと奮闘中だ。ここ数年、精神状態が不安定とファンを心配させているが、魅力的な2人の女性に愛されていたことを誇りに、本格的にカムバックしてほしいものだ。

人気海外ドラマ『クリミナル・マインド』リード、最終回直前のSNS投稿が「涙出てくる」と話題

 米「CBS」局で2005年9月に始まった、人気ドラマシリーズ『クリミナル・マインド FBI行動分析課(以下、クリミナル・マインド)』。ファイナル・エピソードが現地時間2月19日に放送され、15年の歴史に幕を閉じた。

 07年に、伝説のプロファイラー、ジェイソン・ギデオン役を演じていたマンディ・パティンキンが、「毎回女性がレイプされたり殺されたりするような番組内容が、自分の精神や人格に悪影響を及ぼす」として突然降板。10年に、局の幹部が制作側に「もっと若い女優を出せ」と命じ、A・J・クック(ジェニファー・ジャロウ役)とパジェット・ブリュースター(エミリー・プレンティス役)を突然解雇(その後、ばらばらにカムバック)。16年には、口論した脚本家の足を蹴ったとして、チームのリーダー、アーロン・ホッチナーを演じていたがトーマス・ギブソンが解雇されるなど、主要キャラクターが続々と降板。16年には、人気が高かったデレク・モーガン役のシェマー・ムーアが番組を卒業し、「さすがにもう持ちこたえられないだろう」「そろそろ潮時か」とウワサされたものだった。

 そんな『クリミナル・マインド』がシーズン15まで続く長寿ドラマとなった背景には、シーズン1から活躍し安定した人気を誇っていた、マシュー・グレイ・ギュブラー演じるスペンサー・リードと、カーステン・ヴァングスネス演じるペネロープ・ガルシアという個性的なキャラクターの存在が大きかったといえるだろう。

 一見FBI捜査官には見えないクセの強い役を演じたマシューとカーステンは、ファイナル・エピソード放送前、ファンの気持ちに応えるかのようにSNSを頻繁に更新。その中でも最終回当日の19日にマシューが投稿した写真とメッセージが切なすぎると大きな話題を集めた。

 マシューが、Twitterとインスタグラムに投稿したのは、リードの「FBI紋章入りの卓上ネームプレート」「FBI捜査官のID」「拳銃」「腕時計」を机の上に置いた写真と、「過去15年間、毎日のようにこの3つの小道具を身に着けてきた。今夜からは、心の中にこの3つの小道具を持ち続けようと思う。最高のクルー、最高のキャスト、これ以上は望めないほど最高のファンズ(ファン/フレンズ)との思い出を永遠にしまい続ける、僕の心の中にね」というメッセージ。

 3つの小道具とは、番組でリードが常に身に着け、長袖着用時には袖の上にはめていた「腕時計」、常にズボンの右ポケットの上という抜き出しにくそうな位置に着けていたことで「素人みたい」といじられることが多かった「拳銃」、そしてズボンの左側に着けていることが多かった「ID」だとみられ、ネット上は「涙が出てくる」「確かにリードを象徴するアイテムだったよね」「スペンサー・リードは、ファンの心の中で生き続けるから!」といった意見であふれ返った。

 マシューはインスタグラムのストーリーに、最後に撮影したシーンの写真・動画や、15年間を振り返り、クルーやキャストとの写真をコメント付きで投稿。番組を去ったマンディ、シェマー、そしてトーマスとの写真もあり、多くのファンが「彼らのことも仲間だと思っているマシューが、いい人すぎる」と感動すると同時に、「本当に終わりなんだ」と感傷に浸っていた。

 一方、カーステンは、クルーやキャストとの楽しそうな写真をインスタグラムにたくさん投稿。19日には、捜査員たちが乗り込んだエレベーターの扉が閉じるシーンを、クルーが編集している動画を投稿し、「今夜、みんなが見るシーンだよ」と予告した。また、インスタグラムのストーリーには、「ペネロープ・ガルシアは、みんなの心の中に生きてるから。みんな彼女の面倒を見てあげてね、よろしく」と語る動画がアップされており、「いつもハッピーな気分にさせてくれるペネロープらしいメッセージ」だとファンを喜ばせた。

 マシューだが、放送直前に米テレビ情報サイト「TVLine」が掲載したインタビュー特集記事の中で、「シリーズで最初に撮影したシーンと、最後に撮影したシーン、両方に出ることができたんだ」「だから、ラストシーンは自分にとって最高の締めくくりになったと思う」と告白。「最初のシーンも最後のシーンも、カメラの撮影ボタンを押させてもらったんだよ」と、うれしそうに語った。

 ニューヨーク大学ティッシュ芸術学校で映画監督を専攻したマシューは、『クリミナル・マインド』のエピソードを計12話監督しており、今後は監督としての活躍も期待されている。俳優としてもまだまだ活動する予定で、年内に『King Knight』というコメディに出演する予定もある。

 パジェットは、CBS局の『ブラッド&トレジャー 伝説の秘宝』シーズン2や、Netflixドラマ『Hollywood』へのキャスティングが決まっており、ジョー・マンテーニャ(デヴィッド・ロッシ役)は「春くらいに映画を監督するかも」と発言。ファイナルシーズンの脚本を共同執筆したカーステンは、今後脚本家としてのキャリアに力を入れるとコメントし、A・J・クックは「しばらくは家族との時間を過ごしたい」「だけど監督にはもっと挑戦してみたい」と明かすなど、今後もハリウッドで活躍し続けるであろう『クリミナル・マインド』のキャストたち。早くも、「何年後かに同窓会エピソードを制作してほしい!」と切望する声が多数上がっており、長い目で期待したいところだ。

ジャスティン・ティンバーレイク、「まだトラウマ」と告白――フェスのステージに投げ込まれた“あり得ないもの”

 歌手で俳優のジャスティン・ティンバーレイクが、声優を務めた新作アニメ映画『Trolls World Tour』のプロモーションのため、イギリスの人気トーク番組に出演。若かりしアイドル時代に、音楽フェスで観客から“あり得ないもの”を次々と投げつけられたことを告白し、ネット上で大きな話題となっている。

 2月14日に放送された英人気トーク番組『グラハム・ノートン・ショー』にゲスト出演したジャスティンは、ソロアーティストとして活動を始めて間もない2000年代初頭に出演したフェスについて回想。

 「チャリティの意味合いを持ったフェスだったんだよ。(ローリング・ストーンズの)ミック・ジャガーから電話をもらった。『ぜひパフォーマンスしてもらいたい』って。『もちろん』って即答したよ」「トロントで開催されたんだけど――平和的なイメージを持っていたカナダ人のいるね――当日、出演者のラインナップを見たら、ローリング・ストーンズにAC/DC、The Guess Who、Rushとかでさ。オレは絶対に浮くわけ」と、筋金入りのロックバンドばかりの中で、ポップ歌手の自分には場違いだと気づいたそう。

 「記憶があいまいだけど、自分の番が来た時(演奏)バンドに向かって『これ、絶対にスベるよ』って言ったのは覚えてる」「ステージに出てパフォーマンスを始めたら……50万人ほどの観客が集まる大規模なフェスで、その最前列と2列目から、尿入りのペットボトルが投げ込まれてきたわけ」と明かし、「オレって、いい思いばかりしてきたと思われてるけど、そんなことないんだよね」と苦笑いした。

 番組には、ジャスティンと一緒に『Trolls World Tour』で声優を務めたアナ・ケンドリック、プロダンサーのオティ・マブゼ、コメディアンのアラン・カーもゲスト出演しており、「えぇ? その尿って、その場で入れたもの?」「1列目と2列目だけのおしっこなの?」とジャスティンを質問攻めに。ジャスティンは落ち着いた口調で、「きみたちのその疑問、パフォーマンスしながらオレの頭の中でもぐるぐる回っていたよ」と述べ、「すごく動揺したけど、1曲目は自分が作詞した曲だったから、なんとか無事に歌い切ることができた」と語った。

 2曲目を披露する前、フェスの主催者が来て「もう終了しよう」というジェスチャーをしたそうだが、ジャスティンは「いや、オレはパフォーマンスを続ける」と主張。「最初の曲は、歌って踊りながら、尿ボトルをうまくかわしたんだよね。自分でも『やるな~』って感心したんだけど。でも2曲目は電子ピアノでの弾き語りで、『動けないじゃん。やばいじゃん』って思った。まぁ、ここでもうまくかわせたんだけど」と説明した。

 そして、「そうしてるうちに、『嫌がらせをしても、こいつはパフォーマンスし続けるぞ』と諦めたのか、それともおしっこを出し切っちゃったのか、尿ボトルが飛んでこなくなったんだ」とうれしそうに語り、カメラを指して、「子どもたちよ! 粘り強くあれ!」と冗談交じりに、この特殊な状況から得た教訓を伝えていた。

 カナダはイギリスの連邦加盟国であり、そのイギリスでは「ロック系フェスで尿ボトルをステージに投げつける」のは決して珍しいことではない。

 毎年8月に開催される野外ロック・フェス『レディング・フェスティバル』では、ステージに尿ボトルを投げつけるのは伝統的な行為になっていると、英「BBC」ウェブ版が特集。

 06年に、同フェスでパフォーマンス中、観客席から投げられた尿ボトルが頭に命中して約30秒間気絶したバンド「パニック! アット・ザ・ディスコ」のボーカル、ブレンドン・ユーリーの、「イギリスでの初のフェスだったんだけど、あれは洗礼だったね。(イギリスのフェスでは)これほどまでにみんなの頭がイカれちまうのか! って、感謝の気持ちでいっぱいになったよ。アメリカでは、あんまりないことだから」という皮肉の利いたコメントを紹介。

 取材に応じたフェスの常連だという観客の「ステージまで届かないことも多々ある」「観客席の中に落ちることもある」「自分もよくやってるけど、別にいいじゃん。ちょっとおしっこかけられるだけなんだよ。無害でしょ」といったコメントも紹介している。

 このように、フェスでは尿ボトルを投げることが当然と思っている観客が多いようだが、ジャスティンが「まだトラウマになってるんだけど」と言っていたように、ポップ系のアーティストには、この上なくショックな体験のよう。12年にイギリスの人気ロック・フェス『V フェスティバル』でパフォーマンス中に尿ボトルをぶつけられたシェール・ロイドは精神的に参ってしまい、予定より早くパフォーマンスを終了した。

 尿ボトルについては「気に入らないアーティストのパフォーマンス中に投げつける」のが決まりのようで、15年のイギリス最大の野外ロック・フェス『グラストンベリー・フェスティバル』で、カニエ・ウエストがヘッドライナーを務めることが発表された後、「ロック・フェスなのにラッパーかよ!」と激怒した人たちがTwitterで「温かい尿ボトルを命中させようぜ!」と盛り上がったこともあった。

 ちなみに、英語でおしっこという意味がある「piss」に「off」を付けると、「(~を)怒らせる」という意味になる。尿ボトルは英語で「piss bottle」であり、「オレ(私)の怒りが詰まったペットボトル」なんだというのが、投げつける側の言い分のよう。

 ジャスティンの今回の告白に関して、ネット上では「尿入りボトルをたくさん投げられてもひるまなかったのは偉い」「あの頃、ナヨナヨした外見で嫌いだったけど、ガッツがあったんだと見直した」と彼を称賛する声が上がっており、「観客がボトルにおしっこをしている姿を想像すると笑える」と盛り上がっている。

ジャスティン・ティンバーレイク、「まだトラウマ」と告白――フェスのステージに投げ込まれた“あり得ないもの”

 歌手で俳優のジャスティン・ティンバーレイクが、声優を務めた新作アニメ映画『Trolls World Tour』のプロモーションのため、イギリスの人気トーク番組に出演。若かりしアイドル時代に、音楽フェスで観客から“あり得ないもの”を次々と投げつけられたことを告白し、ネット上で大きな話題となっている。

 2月14日に放送された英人気トーク番組『グラハム・ノートン・ショー』にゲスト出演したジャスティンは、ソロアーティストとして活動を始めて間もない2000年代初頭に出演したフェスについて回想。

 「チャリティの意味合いを持ったフェスだったんだよ。(ローリング・ストーンズの)ミック・ジャガーから電話をもらった。『ぜひパフォーマンスしてもらいたい』って。『もちろん』って即答したよ」「トロントで開催されたんだけど――平和的なイメージを持っていたカナダ人のいるね――当日、出演者のラインナップを見たら、ローリング・ストーンズにAC/DC、The Guess Who、Rushとかでさ。オレは絶対に浮くわけ」と、筋金入りのロックバンドばかりの中で、ポップ歌手の自分には場違いだと気づいたそう。

 「記憶があいまいだけど、自分の番が来た時(演奏)バンドに向かって『これ、絶対にスベるよ』って言ったのは覚えてる」「ステージに出てパフォーマンスを始めたら……50万人ほどの観客が集まる大規模なフェスで、その最前列と2列目から、尿入りのペットボトルが投げ込まれてきたわけ」と明かし、「オレって、いい思いばかりしてきたと思われてるけど、そんなことないんだよね」と苦笑いした。

 番組には、ジャスティンと一緒に『Trolls World Tour』で声優を務めたアナ・ケンドリック、プロダンサーのオティ・マブゼ、コメディアンのアラン・カーもゲスト出演しており、「えぇ? その尿って、その場で入れたもの?」「1列目と2列目だけのおしっこなの?」とジャスティンを質問攻めに。ジャスティンは落ち着いた口調で、「きみたちのその疑問、パフォーマンスしながらオレの頭の中でもぐるぐる回っていたよ」と述べ、「すごく動揺したけど、1曲目は自分が作詞した曲だったから、なんとか無事に歌い切ることができた」と語った。

 2曲目を披露する前、フェスの主催者が来て「もう終了しよう」というジェスチャーをしたそうだが、ジャスティンは「いや、オレはパフォーマンスを続ける」と主張。「最初の曲は、歌って踊りながら、尿ボトルをうまくかわしたんだよね。自分でも『やるな~』って感心したんだけど。でも2曲目は電子ピアノでの弾き語りで、『動けないじゃん。やばいじゃん』って思った。まぁ、ここでもうまくかわせたんだけど」と説明した。

 そして、「そうしてるうちに、『嫌がらせをしても、こいつはパフォーマンスし続けるぞ』と諦めたのか、それともおしっこを出し切っちゃったのか、尿ボトルが飛んでこなくなったんだ」とうれしそうに語り、カメラを指して、「子どもたちよ! 粘り強くあれ!」と冗談交じりに、この特殊な状況から得た教訓を伝えていた。

 カナダはイギリスの連邦加盟国であり、そのイギリスでは「ロック系フェスで尿ボトルをステージに投げつける」のは決して珍しいことではない。

 毎年8月に開催される野外ロック・フェス『レディング・フェスティバル』では、ステージに尿ボトルを投げつけるのは伝統的な行為になっていると、英「BBC」ウェブ版が特集。

 06年に、同フェスでパフォーマンス中、観客席から投げられた尿ボトルが頭に命中して約30秒間気絶したバンド「パニック! アット・ザ・ディスコ」のボーカル、ブレンドン・ユーリーの、「イギリスでの初のフェスだったんだけど、あれは洗礼だったね。(イギリスのフェスでは)これほどまでにみんなの頭がイカれちまうのか! って、感謝の気持ちでいっぱいになったよ。アメリカでは、あんまりないことだから」という皮肉の利いたコメントを紹介。

 取材に応じたフェスの常連だという観客の「ステージまで届かないことも多々ある」「観客席の中に落ちることもある」「自分もよくやってるけど、別にいいじゃん。ちょっとおしっこかけられるだけなんだよ。無害でしょ」といったコメントも紹介している。

 このように、フェスでは尿ボトルを投げることが当然と思っている観客が多いようだが、ジャスティンが「まだトラウマになってるんだけど」と言っていたように、ポップ系のアーティストには、この上なくショックな体験のよう。12年にイギリスの人気ロック・フェス『V フェスティバル』でパフォーマンス中に尿ボトルをぶつけられたシェール・ロイドは精神的に参ってしまい、予定より早くパフォーマンスを終了した。

 尿ボトルについては「気に入らないアーティストのパフォーマンス中に投げつける」のが決まりのようで、15年のイギリス最大の野外ロック・フェス『グラストンベリー・フェスティバル』で、カニエ・ウエストがヘッドライナーを務めることが発表された後、「ロック・フェスなのにラッパーかよ!」と激怒した人たちがTwitterで「温かい尿ボトルを命中させようぜ!」と盛り上がったこともあった。

 ちなみに、英語でおしっこという意味がある「piss」に「off」を付けると、「(~を)怒らせる」という意味になる。尿ボトルは英語で「piss bottle」であり、「オレ(私)の怒りが詰まったペットボトル」なんだというのが、投げつける側の言い分のよう。

 ジャスティンの今回の告白に関して、ネット上では「尿入りボトルをたくさん投げられてもひるまなかったのは偉い」「あの頃、ナヨナヨした外見で嫌いだったけど、ガッツがあったんだと見直した」と彼を称賛する声が上がっており、「観客がボトルにおしっこをしている姿を想像すると笑える」と盛り上がっている。

児童への性犯罪容疑で逮捕、米カントリー歌手が自殺――ペドフィリアは刑務所でリンチの現実

 1月27日に、児童に対する露出・わいせつ・みだらな行為などの容疑で逮捕された、カントリー歌手のダニエル・リー・マーティン(54)。翌日、1万5,000ドル(約165万円)を支払い保釈された彼が、現地時間2月14日午後、フロリダ州パスコ郡の自宅で拳銃自殺により死亡したと報じられた。

 地元紙「タンパベイ・タイムズ」によると、1月の事件では、ダニエルは自宅に泊まりに来ていた未成年の少女に対して陰部を露出。ローションを使って自慰行為をしているところを見せつけたという。被害少女は、昨年11月にもダニエルの家に夜間滞在した際に、何度かポルノ画像を見せられたと証言。なお、警察は被害少女の名前や年齢、ダニエルとの関係も明らかにしていない。

 ダニエルは、以前住んでいたテネシー州で、13歳以下の3人の児童に対する性的搾取、加重暴行、公然わいせつなど複数の容疑で2018年に刑事責任を問われ、同年10月に出頭。来月に裁判が始まる予定だった。亡くなった14日、フロリダ州パスコ郡保安官事務所の保安官が、テネシー州での類似案件の逮捕令状を渡そうとダニエルの自宅を訪問したところ、「自分や他人に危害を加える」と脅してきたため、SWAT(特殊機動部隊)の出動を要請。自宅に突入したところ、すでに遺体となったダニエルを発見した。

 野球選手、プロゴルファー、広報とさまざまな経験をした後、カントリー歌手となったダニエル。99年にレコード会社と契約し、03年.と07年にアルバムを発売。ウィリー・ネルソン、チャーリー・ダニエルズ、ヴィンス・ギルら大御所・人気歌手の前座を務めたり、カントリーミュージックのフェス『CMAミュージック・フェスティバル』でパフォーマンスしたり、中堅カントリー歌手として活動した。

 一方、ハンティング・アウトドア番組や、13年に結婚したアウトドアの達人、ジュリー・マックイーンとリアリティ番組に出演するなど、リアリティスターとしても活動。しかし、テネシー州での児童に対する性犯罪容疑が原因でジュリーとは離婚し、その後のキャリアは低迷していた。

 欧米の刑務所では、児童への性的暴行で有罪になり収監されるペドフィリア(小児性愛者)たちが、ほかの囚人からリンチを受けたり殺害されたりするケースが非常に多い。昨年8月には、フロリダ州のデュバル郡刑務所で「11歳の少女へのわいせつ、性的いたずらなどの罪で終身刑を受けた」デイヴィッド・オゼアス・ラミレス(56)が同房者に殴られた上、便器の中に顔を突っ込まれて溺死。

 昨年10月には、イギリスのフルサットン刑務所で服役していた「ボランティア活動を通じて接触のあった幼児・児童200人近くに対して性的暴行をした容疑がかけられ、うち証拠がある22人への性的暴行で終身刑の判決を受けた」リチャード・ハックル(33)が、何者かに刺されて死亡したと報じられ、大きな話題に。

 今年1月にもカリフォルニア州の薬物乱用治療施設を兼ねた刑務所で、「14歳未満の児童に対する加重性的暴行罪で終身刑を受けた」デヴィッド・ボブ(48)がほかの囚人から暴行を受け、頭部に致命的な傷を負って死亡している。

 米カルチャーサイト「Vice」は15年に、「獄中カーストの最下層は性犯罪者」「ペドフィリアだとバレた瞬間に、ギャングに殺される」「彼らに対してのリンチや殺害に関しては、看守もグルのケースが多い」という特集記事を掲載したが、ペドフィリアたちもそのことを知っているため、逮捕前に自ら命を絶つことが少なくないとされている。昨年8月に、性的人身売買の罪で起訴されていた大富豪ジェフリー・エプスタイン(66)が、収容されていた拘留施設で遺体で発見された時には、「口封じのために自殺に見せかけて殺された説」が流れる一方、「刑務所でリンチされるのを恐れた自殺だろう」と考えた人も多かった。

 アメリカでは未成年に対する性犯罪は厳しく扱われることが多いため、ダニエルも終身刑になる可能性は十分にあった。刑務所で日常的にリンチされたり痛い思いをして殺されるくらいなら、一瞬で死ねる拳銃自殺の道を選んだとしても不思議ではない。とはいえ、ダニエルが自殺したことで、事件の全容が明かされることは極めて困難となったといえよう。事件の被害少女たちが適切な治療や支援を受けられるよう願いたい。

 

児童への性犯罪容疑で逮捕、米カントリー歌手が自殺――ペドフィリアは刑務所でリンチの現実

 1月27日に、児童に対する露出・わいせつ・みだらな行為などの容疑で逮捕された、カントリー歌手のダニエル・リー・マーティン(54)。翌日、1万5,000ドル(約165万円)を支払い保釈された彼が、現地時間2月14日午後、フロリダ州パスコ郡の自宅で拳銃自殺により死亡したと報じられた。

 地元紙「タンパベイ・タイムズ」によると、1月の事件では、ダニエルは自宅に泊まりに来ていた未成年の少女に対して陰部を露出。ローションを使って自慰行為をしているところを見せつけたという。被害少女は、昨年11月にもダニエルの家に夜間滞在した際に、何度かポルノ画像を見せられたと証言。なお、警察は被害少女の名前や年齢、ダニエルとの関係も明らかにしていない。

 ダニエルは、以前住んでいたテネシー州で、13歳以下の3人の児童に対する性的搾取、加重暴行、公然わいせつなど複数の容疑で2018年に刑事責任を問われ、同年10月に出頭。来月に裁判が始まる予定だった。亡くなった14日、フロリダ州パスコ郡保安官事務所の保安官が、テネシー州での類似案件の逮捕令状を渡そうとダニエルの自宅を訪問したところ、「自分や他人に危害を加える」と脅してきたため、SWAT(特殊機動部隊)の出動を要請。自宅に突入したところ、すでに遺体となったダニエルを発見した。

 野球選手、プロゴルファー、広報とさまざまな経験をした後、カントリー歌手となったダニエル。99年にレコード会社と契約し、03年.と07年にアルバムを発売。ウィリー・ネルソン、チャーリー・ダニエルズ、ヴィンス・ギルら大御所・人気歌手の前座を務めたり、カントリーミュージックのフェス『CMAミュージック・フェスティバル』でパフォーマンスしたり、中堅カントリー歌手として活動した。

 一方、ハンティング・アウトドア番組や、13年に結婚したアウトドアの達人、ジュリー・マックイーンとリアリティ番組に出演するなど、リアリティスターとしても活動。しかし、テネシー州での児童に対する性犯罪容疑が原因でジュリーとは離婚し、その後のキャリアは低迷していた。

 欧米の刑務所では、児童への性的暴行で有罪になり収監されるペドフィリア(小児性愛者)たちが、ほかの囚人からリンチを受けたり殺害されたりするケースが非常に多い。昨年8月には、フロリダ州のデュバル郡刑務所で「11歳の少女へのわいせつ、性的いたずらなどの罪で終身刑を受けた」デイヴィッド・オゼアス・ラミレス(56)が同房者に殴られた上、便器の中に顔を突っ込まれて溺死。

 昨年10月には、イギリスのフルサットン刑務所で服役していた「ボランティア活動を通じて接触のあった幼児・児童200人近くに対して性的暴行をした容疑がかけられ、うち証拠がある22人への性的暴行で終身刑の判決を受けた」リチャード・ハックル(33)が、何者かに刺されて死亡したと報じられ、大きな話題に。

 今年1月にもカリフォルニア州の薬物乱用治療施設を兼ねた刑務所で、「14歳未満の児童に対する加重性的暴行罪で終身刑を受けた」デヴィッド・ボブ(48)がほかの囚人から暴行を受け、頭部に致命的な傷を負って死亡している。

 米カルチャーサイト「Vice」は15年に、「獄中カーストの最下層は性犯罪者」「ペドフィリアだとバレた瞬間に、ギャングに殺される」「彼らに対してのリンチや殺害に関しては、看守もグルのケースが多い」という特集記事を掲載したが、ペドフィリアたちもそのことを知っているため、逮捕前に自ら命を絶つことが少なくないとされている。昨年8月に、性的人身売買の罪で起訴されていた大富豪ジェフリー・エプスタイン(66)が、収容されていた拘留施設で遺体で発見された時には、「口封じのために自殺に見せかけて殺された説」が流れる一方、「刑務所でリンチされるのを恐れた自殺だろう」と考えた人も多かった。

 アメリカでは未成年に対する性犯罪は厳しく扱われることが多いため、ダニエルも終身刑になる可能性は十分にあった。刑務所で日常的にリンチされたり痛い思いをして殺されるくらいなら、一瞬で死ねる拳銃自殺の道を選んだとしても不思議ではない。とはいえ、ダニエルが自殺したことで、事件の全容が明かされることは極めて困難となったといえよう。事件の被害少女たちが適切な治療や支援を受けられるよう願いたい。