ブラッド・ピット、「日本人のマスク習慣」を絶賛していた! 「なんて思いやりがあるんだろう」と語ったワケ

 2019年9月、主演映画『アド・アストラ』のプロモーションのため来日したブラッド・ピットの記者会見での発言が、10カ月たった今、米英のネット上で注目を集めている。コロナ禍にあって、マスク着用の重要性を再認識させてくれる、とても重要な発言だったからだ。

 全米各地で2カ月以上に及ぶ都市封鎖や自宅待機令の判断が下されたにもかかわらず、いまだに新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないアメリカ。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)という世界最高レベルの感染症対策機関を持つのに、アメリカが感染者数も死亡者数も世界最多となってしまったのは、いまだにマスク着用の習慣が浸透していないことも一因とみられている。

 CDCは4月以降、公共の場ではマスクなどで顔を覆うよう推奨。ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事など、早い段階からマスクの着用を呼びかけていた要人もいた。しかし、アメリカではマスク着用の習慣がなく、抵抗がある人、「マスクするのは伝染病患者だから」などの偏見を持つ人が多い。ドナルド・トランプ大統領もつい最近まで、公の場でのマスク着用を避けてきた。しかし、いつまでたっても感染拡大に歯止めがかからない状況を受け、大統領も7月1日「人と接近する状況ではマスクを着用する」と表明し、テキサス州のグレッグ・アボット知事は外出時のマスク着用を義務化すると発表した。

 それでも、「マスクをつけると息苦しくなる」「個人の自由を奪うもの」「過剰反応」と反発する人が多く、スーパーやレストラン、バーの店員が、マスクをつけない客と口論になったり、銃で威嚇したり、発砲して死亡する事件も発生。どうすればマスク反対派に納得してもらえるのか、頭の痛い問題となっている。

 そんな中、米エンタメニュースサイト「Just Jared」は、昨年9月に東京で行われた映画『アド・アストラ』記者会見に出席したブラッド・ピットが、「マスク着用がなぜ大切なのか」を語る映像を紹介。

 その動画は、とある質問に対するブラッドの回答を通訳が日本人記者たちに伝えるのを待つ間、会場を眺めていたブラッドが急にほほ笑み、次の質問を受ける前に「後ろのほうに、マスクをつけている人がいるね」と、話し始めるというものだ。「初めて日本に来た時、空港でたくさんの人たちがマスクをつけているのを見て、『大げさだな』って思ったんだよ。みんな、なんでそんなに神経質なんだろう? って」と回想。

 「でも、風邪をひいている人が、周りの人たちにうつさないためにマスクをするのだと教えてもらって。『なんて思いやりがあるんだろう』って思ったんだよ」と述べ、日本人は他人への気遣いからマスクを着用しているのだと知り、感心したことを明かした。

 そして、「なんでほかの国では、マスクをしないんだろうね? なんで自分たちはそういう気配りをしないのかな? 不思議に感じるよ」としみじみ語り、「(話が脱線して)ごめんごめん」と映画の話に戻った。この時のブラッドだが、日本人へのリップサービスではなく、マスク習慣のある日本を心から素晴らしいと思っていることが伝わってくるような発言であった。

 この映像は、ここ数日の間、英メディアでも紹介されており、ネット上では「世界中で新型コロナのパンデミックが起きる前に、ブラッドがこんな発言をしていたなんて!」と、あらためて見直されている。

 「マスク着用がなぜ大事なのか、とてもわかりやすく語っている」「やっぱりマスクは重要なんだよ」「ブラッドがおすすめするのであれば、マスクをつける人が増えそうだね」など、このブラッドの発言をきっかけとして、欧米でのマスク着用アップを期待する意見が多く上がっている。

 ブラッドの元妻で女優のジェニファー・アニストンは最近、あらためてマスクの重要性を呼びかける長文をインスタグラムに投稿。「マスクはなにかと不便だし、つけ心地も悪いよね。でも企業活動が止まったり、失業する人が増えたり、医療従事者が疲弊している状況のほうが嫌じゃない?」「マスク着用によって“個人の権利が奪われること”を心配している人がいるけど、『マスクをつけよう』というシンプルで効果的な提案が、人の命も犠牲になっている中、政治問題化されている。それは議論になるべきことじゃない」と、マスク着用を強く推奨するもので、3,400万超のフォロワーを持つ彼女の投稿も、マスク着用率アップにつながるのではないかと期待されている。

 まだまだ収束の兆しすら見えない新型コロナ禍だが、世界中の人たちがマスク着用やソーシャルディスタンシング、密集度を下げる生活を送ることで、少しでもコロナ前の世界に近づくことができたらと願わずにはいられない。

オーランド・ブルーム、待望の娘と「夜中に○○したい」!? ネット上は「理想の父親!」と大絶賛

 7月2日、インスタグラム・ストーリーで「おなかが大きくなりすぎちゃって」と“出ベソ”を披露した、歌手のケイティ・ペリー。出産予定日は公表していないが、「夏に出産」と明かしているため、いよいよ臨月に入ったのではないかと注目されている。

 6月下旬に出演したラジオ番組では、おなかの子の父親で、婚約者のオーランド・ブルームが、「女の子だと知り、めちゃくちゃ喜んでる。娘はパパに溺愛されるからパパっ子になるって言われるけど、きっとそうなるでしょうね」と話していた。そのオーランドがリモート出演したテレビ番組で、子育てにおいて楽しみにしていることを告白し、世界中のママたちから絶賛されているのだ。

 2010~13年に結婚していたモデルのミランダ・カーとの間に、9歳の長男フリンがいるオーランド。現地時間2日に放送されたアメリカの国民的朝の情報番組『グッド・モーニング・アメリカ』で、「女の子の父親」になることについて「とても楽しみ」と語った。

 「この惑星に天使が誕生するなんて、魔法かつ夢のような瞬間だよね」と“Xデー”を待ち望んでいることを興奮気味に話すオーランドは、育児のシミュレーションもしているといい、「何よりも楽しみにしているのは、夜中に起きて授乳することなんだ。母乳は出ないから、哺乳瓶でね」と、うれしそうに述べた。さらには「誰もが寝静まった真夜中に、自分の腕の中ですやすや眠る赤ん坊を抱っこする……たまらないね」と、赤ん坊と自分の2人きりの授乳タイムを妄想して、幸せそうな笑みを隠しきれずにいた。

 これを受け、ネット上は「イクメンすぎる!」「父親の鑑」「ケイティは本当にラッキー。夜中の授乳が楽しみだなんて男性はなかなかいない」など、オーランドを称賛する意見で埋め尽くされた。

 実はオーランド、以前から理想の父親との呼び声が高い。

 前妻ミランダは、深夜トーク番組に出演した際、フリンの出産の際には人工的に陣痛を起こす誘発分娩をしたと述べ、「(無痛分娩じゃなかったから)かなり痛みが激しかったの」「立ち会ったオーランドはおじけづいちゃって。彼のほうが、麻酔の投与が必要な状態だった」と告白。出産した自分よりオーランドのほうが大変そうだった、と笑った。

 しかし、感動的な出産を目の当たりにしたオーランドは、その後、かいがいしく赤ん坊の世話をするパパになったとのこと。ミランダは雑誌のインタビューで、「彼は本当に本当によくやってくれている。関心を持って積極的に育児に参加してくれている」と、父親としてのオーランドに賛辞を送っていた。

 さらに、オーランドと離婚半年後に出演した『グッド・モーニング・アメリカ』では、フリンを共同で養育することについて、「本当に素晴らしいパパだから何も言うことはない」「彼が子どもの父親で、すごくラッキーだと感じている」と発言。オーランドがフリンと外出する姿も頻繁にパパラッチされ、「一人でもきちんと子どもの世話ができる父親」「口だけじゃない。シングルファーザーのお手本」と称賛されていた。

 ちなみに、ケイティは先日、カナダのラジオ番組に出演した際、「オーランドといったん別れ、アルバム(『ウィットネス』)の売り上げも悪く不評だった時、心が潰れてしまった」「(信仰を通して)感謝の気持ちを感じられなかったら、飛び降り(自殺)していたかも」と告白。ミランダも「離婚直後、ひどいうつ状態になった」と明かしていることから、オーランドはパートナーにとって、かけがえのない存在なのだろう。

 1日には、AP通信のインタビューで、おなかが大きくなったケイティについて、「これまでとまったく変わらないんだ」「巨大おなか以外は、妊婦だと気づかないくらい。彼女はハンパない力を持っているんだよ。みなさんご存じのように」と説明。「畏敬の念を抱いている」と、妊婦を喜ばせる最高の言葉を贈ったオーランド。

 コロナ禍での初めての妊娠・出産とあり、ケイティは何かと不安なはず。しかし、自分を女神のように扱ってくれ、献身的に育児をしてくれること間違いなしのオーランドがいれば、きっと楽しい育児生活が送れるはずだ。

トランプへの皮肉で人気急上昇! アンドリュー・クオモNY州知事、日本であまり知られていない「7つ」のこと

 新型コロナウイルスによる死亡者が10万人を超えたアメリカ。大規模感染の震源地となったニューヨーク州では3月以降、感染者数が急増し医療崩壊の危機に直面したが、住民はパニックに陥ることなく、州が出す要請に従った。

 自我の強いニューヨーカーたちが一丸となって事実上の都市封鎖に従ったのは、「責任はすべて私が持つ」と言い切り、休むことなくコロナ対策に奮闘するアンドリュー・クオモ知事の姿に心を打たれたから。

 科学的根拠に基づく対策を打ち出し、定例記者会見ではどんな絶望的な状況でも隠すことなく州民に報告。州民は、そんな姿勢に絶大な信頼を寄せるようになった。そんな定例記者会見は、トランプ大統領からの文句や言いがかりへの反論が最高だと全米が注目するように。大統領指示で送られてきた人工呼吸器が少なすぎると発言していた会見中に、大統領が「文句ばっかり言ってないで、ちゃんと仕事しろ」とツイートしたことを記者から告げられると、「私の会見なんか見ている大統領の方こそ、仕事なさったほうがいいのでは」と神妙な面持ちで痛烈に批判。

 「医療機器などを送っているのに感謝しない」という大統領のツイートには、「感謝すべきことには、ありがとうと言っている。一体どうしてほしいのか、ブーケや花束も贈ったほうがいいのか」「あなたは大統領の仕事をしたまでだけど、どうもありがとうございました」と涼しい顔で皮肉たっぷりに返し、「大統領より何枚も上手!」と称賛されている。

 未曾有の事態における強いリーダーシップが高く評価され、「大統領選に出馬してほしい」と熱望されているクオモ知事について、日本ではあまり知られていないその素顔を紹介しよう。

1:一族の経歴が華麗すぎる!

 4人の祖父母はいずれもイタリア生まれか、イタリア系であるクオモ知事。ニューヨークで生まれ育った父マリオは、法律を学んでいたニューヨークのセント・ジョーンズ大学で母マチルダと知り合い、結婚。弁護士事務所で働いた後、政治家へと転向し、ニューヨーク州務長官、副州知事、州知事を歴任し、地元ニューヨークに尽くしてきた人物でもある。

 クオモ知事が連日行っている記者会見では、母親を気遣う言葉を頻繁に口にし、「さすがママ大好きなイタリア系だ」と話題に。重症化しやすい70歳以上の高齢者を守るために作った法は、母の名前から「マチルダ法」とするほど。

 知事には3人の姉妹、13歳年下の弟がいる。長女マーガレットは放射線科医師で、母と共に財団を立ち上げてイタリア語教育促進に貢献。次女のマリアはエミー賞を獲得しているドキュメンタリー・プロデューサーで、ホームレスの権利のためシェルターを設立するなど活動家としても活躍している。ファッションデザイナーのケネス・コールの妻としても有名だ。

 三女マデリーンは弁護士で、弟のクリスは弁護士免許を取得後、ジャーナリストに。CNNのアンカーとして人気を博し、1997年には「People」誌の「最もセクシーな人」に選ばれた。ジョン・F・ケネディ・ジュニア急死後は、「ニューヨークの独身男性の中で、結婚相手として最も理想的な人」と呼ばれるようになった。

 父マリオがニューヨーク州知事選に立候補した際、クオモ知事は選挙対策委員の一員となり、全力でサポート。当選後も同居し、アドバイザーとして父を支えた。年間1ドルの報酬しか受け取らなかったと伝えられているが、父を通して強力な人脈を築いた。

 ホームレスに住宅を供給するNPO団体「特権なき住宅供給事業」を創設し、1993年からは当時のクリントン政権から米住宅都市開発局の一員に抜てきされる。97~01年には同局長官を務めた。

 そんな中、90年にはケネディ家の一員で、故ロバート・ケネディの娘であるケリー・ケネディと結婚。結婚生活はケンカが絶えなかったようで、2005年に離婚。ケリーとの間にもうけた3人の娘はみな才女で、ハーバード卒のカーラは現在知事と一緒に暮らし、新型コロナウイルス対策をサポート。カーラの双子の妹で、ブラウン大卒のマリアもニューヨーク市保健局のボランティアとして、マスク着用の推進活動を行っている。三女ミカエラは、先日ブラウン大学を卒業したばかり。クオモ知事が、若者に自粛生活の重要性を呼びかけた会見では、知事の隣に座ってサポート。Twitterで政治的発言をよく投稿することから、ミカエラが政治家として後を継ぐのではないかと期待が高まっている。

3:仲の良い弟とのトークで好感度アップ!

 前述の通り、弟クリスはCNNの人気アンカー。旬のゲストを迎えて鋭く切り込むロングインタビューが売りの看板番組『クオモ・プライムタイム』を持つ有能なジャーナリストだが、これまでクオモ知事にインタビューをすることはなかった。

 しかし新型コロナ感染拡大に伴い、知事が『クオモ・プライムタイム』にリモート出演するように。2人はコロナに関する深刻な話の合間に、仲の良い兄弟だからこそのコミカルな会話を交わし、これが毎日悲惨なニュースばかりで落ちこんでいたアメリカ人の楽しみとなった。

クリス:「お忙しいところ出演していただき、ありがとうございます」
クオモ知事:「お袋が出ろと言うからね」
クリス:(白目)

クリス:「州のために懸命に働いてらっしゃいますが、どうか母に電話してあげてください。声を聞きたがってますよ」
知事:「この番組に出る前に、お袋に電話したよ。『息子の中で、あなたが一番のお気に入り』って言われたよ。おまえは2番目に好きだって。よかったな」
クリス:「いや、そんなこと言わないでしょ」

知事:「言うわけないし」

 またCMを流すため「すみませんが」と話を遮るクリスに、クオモ知事は「すまないと思うなら、遮るな」と一蹴。「親父譲りなんですよね。あなたの(物事を)ガンガン進めちゃうところ」と返したクリスに、「自分は譲り受けてないとでも?」と真顔で言い放った。

 丁々発止のやりとりを見せていたが、クリスがウイルスに感染し、自宅地下室に自主隔離しながら番組を続けた際には、知事は「つらいだろうが、多くのアメリカ人が必要としている情報を発信している」「誇らしく思う」と称賛。定例記者会見でも弟を気遣う兄の顔を見せ、全米が感動。ますます好感度がアップした。

 クオモ知事には意外な友人がいる。歌手のビリー・ジョエルだ。ニューヨークで生まれ育ったという共通点を持つ2人は長年友情を温め、15年にビリーが32歳年下の女性と4度目の結婚式を挙げた際には、クオモ知事も参列。ビリーはこの4番目の妻との間に、4歳と2歳の娘がいるが、4歳の娘のゴッドファーザーがクオモ知事であり、家族ぐるみの付き合いをしている。

 大型バイクが趣味である2人は、「9.11被害者を追悼しながらグラウンド・ゼロまでライディングする」というイベントに何度も参加。16年6月には、乳がん啓蒙のためのモーターサイクル・ライドに一緒に臨み、バイクを通して行える活動に積極的に参加している。

 クオモ知事は、音楽ストリーミングサービス「Spotify」のプレイリストに、ビリーの曲がを何曲も入れていると語るなど、アーティストとしてもビリーを敬愛しているようだ。

その5:ニップルピアス愛用疑惑!?

 3月末の定例記者会見で、ジャストサイズの白いポロシャツを着用していたクオモ知事だが、ネットユーザーは、乳首周辺にピアスのようなシルエットが浮かんでいることに注目。「まさかニップルピアス?」と、騒然となった。

 人気深夜トーク番組『Late Show』で取り上げられるほど話題になったが、知事側は否定。このニップルピアス疑惑だが、「乳首を目立たなくさせるために貼ったテープが、ピアスのように見えただけ」という説が有力。テープにシワがよって浮き上がってしまったのだろうとみられている。

その6:美人料理家のガールフレンドとは切れぬ仲?

 「理想的な独身男性」として女性人気の高いクオモ知事だが、昨年まで長年の恋人がいた。お相手は、アメリカで人気の美人料理研究家サンドラ・リーだ。

 05年にパーティで知り合った2人はたちまち恋に落ち、交際を開始。サンドラは、いくつもの看板番組を持ち、これまでに料理本を27冊出版。推定資産2,000万ドル(約21億円)と自立したキャリアウーマンで、知事と出会った当時は20歳年上の億万長者と離婚したばかり。2人はバツイチ同士のカップルとなった。

 08年、知事はサンドラの家に移り、同居を開始。ケンカすることのない穏やかなカップルで、家族を交えて夫婦同然に生活していた。15年にサンドラが乳がんのため乳房切除術を受けた時も、知事は多忙な中、彼女に寄り添い励ました。ところが皮肉なことに、がん寛解後に彼女は乳がん啓蒙者として活動をするようになり、一緒にいる時間が激減したため、すれ違いが生じたとみられている。サンドラの家が売りに出され、2人は別居したと報じられてからしばらくした、19年9月、破局について共同声明を出したのだった。

 元恋人になったはずのサンドラだが、新型コロナへの対応でクオモ人気が高まると、「彼とは、家も友情もシェアしている仲」「破局後、どちらも新しい人とはデートしていない」「彼はまだ私の男」と、世の女性たちをけん制。「死ぬまで彼のことは守るし、何かあったらすぐに駆けつける」と、“自分は特別な存在なのだ”と猛アピール。彼女は知事のニップルピアス疑惑でネット上が大騒ぎしていた際にも、「みんなのために一生懸命働いている人に、そんなくだらないことを言うな!」と激怒していた。

 11月3日に行われる、2020年アメリカ合衆国大統領選。新型コロナウイルス感染拡大に伴う失業率増加と景気後退を受け、共和党のトランプ大統領が再選されるのは難しいという見方が出ている。

 一方で、民主党代表候補確実だとされるジョー・バイデン前副大統領についても、イマイチだと考えている人が多い。英・メイ前首相のことを「サッチャー首相」と言い間違えたり、外交政策スピーチではイラクとイランを混同。スーパーチューズデーで勝利した際にも、妻の右手を持って「私の妹ヴァレリー!」と言うなど、物忘れのような言い間違えを連発。講演で「貧しい子どもたちだって、白人の子どもと同じように頭が良く、才能があるんだよ」と励ましては白人至上主義者とバッシングされるなど失言も多く、北朝鮮の国営通信社「朝鮮中央通信」からは、「愚鈍でIQが低い」と馬鹿にされる始末。挙句の果てには、民主党のイベントで「合衆国上院議員に立候補しています!」と自己紹介し、「ジョーは、自分が大統領に立候補してると理解しているのか?」と国民からも心配されているからだ。

 そのため、コロナ禍で強いリーダーシップを発揮するクオモ知事に対し、「大統領になって!」という声が巻き起こっている。今からでも民主党代表候補に立候補し、国を立て直してほしいというのだ。

 しかし、残念ながらクオモ知事にはその気はないよう。3月、弟クリスの番組に出演した際、「みんな知りたがっているから答えてほしい。大統領選に出る可能性はあるのか?」と問われると、「ノー」と即答。「答えないということ?」と問われて、「答えはノーということだ」。さらに「考えたことはある?」「ノー」、「考える余地は?」「ノー」と断言。

 昨年、22年の次期知事選に出馬する意向を明かしていること、父マリオも期待されるも大統領選には出馬しなかったため、今後も大統領選に出馬する可能性は低いとみられている。

ドクター・ドレーの妻が離婚申請、財産分与で「516億円」を手に入れる? 「金にがめつい」「もらって当然」と賛否両論

 伝説的ラッパーで、今なお名音楽プロデューサー・実業家として米ヒップホップ界に多大な影響を与えているドクター・ドレー。現地時間6月29日、5月に結婚24周年を迎えたばかりの彼が、妻のニコール・ヤングに離婚申請をされたと報じられた。交際数カ月でスピード結婚した2人は、婚前契約を結んでおらず、離婚申請に際し有名な敏腕弁護士を雇ったニコールが、どれだけの財産分与を受けるのかに注目が集まっている。

 1992年にプロバスケ選手のセデール・スリーットと結婚し、ドレーと出会った時は既婚者だったニコール。ドレーから「セデールなんてやめて、うちに来い。おまえのことはオレが面倒を見る」という熱いラブレター攻撃を受け、あっさり離婚。16歳で最初の子の父親となったドレーは、当時すでに4人の女性との間に4人の子がおり、毎月かなりの額の養育費を支払っていたはずだが、ニコールは迷わず彼と再婚。2人の子どもを産み、ドレーに温かな家庭を与えた良妻として知られるようになった。

 ドレーはニコールと結婚後、音楽プロデューサーとして大成功を収め、同業者のジミー・アイヴォンと共同で立ち上げたヘッドフォンブランド「Beats by Dr.Dre」が爆発的な大ヒットとなり、実業家としても認められるように。14年には同ブランドをアップル社に30億ドル(約3220億円)で売却。18年にはアップル社から株の一部を譲渡され、昨年、経済誌「フォーブス」が発表した「2019年度 ヒップホップ大富豪ランキング」では、総資産8億ドル(約860億円)で、ジェイ・Zに続き第2位にランクインした。

 しかし、いいことばかりではなく、彼の所属していた伝説的ギャングスタ・ラップグループ「N.W.A.」を描いた映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』(15)公開後、ドレーが当時付き合っていたミッシェル・トゥッサンとタリー・Bに暴力を振るっていたことが作品の中で一切触れられていないと批判され、DV男と大バッシングを受けるように。ドレーは「25年前、オレは酒を浴びるように飲んでいたクソ男だった」「傷つけた女性たちに謝罪する。自分がしたことは後悔し、反省している」「長年の結婚生活で、家族のためによき人間になるよう努力しているんだ。もう絶対に、あんな男にはならない」と謝罪声明を発表し、ニコールは妻としてドレーを支えた。

 実はドレー、「N.W.A.」について否定的な記事を書いた女性ジャーナリストや、ドレーの娘を産んだリサ・ジョンソンに暴力を振るった過去がある。ドレーは、自身に染み付いたDV男というイメージを消したいと思っており、17年に米「HBO」局で放送されたドキュメンタリー番組で若かりし頃を振り返り、「女に手を上げる男は最低だ。オレはあの頃、そういう男だった。どうかしていた」「罪は償った。反省しているし、謝罪もした」「このことは生涯自分につきまとうだろう。男としてひどい汚点だ」などと猛省の弁を述べている。

 18年秋には、ニコールとの写真をインスタグラムに投稿し、おしどり夫婦だとアピールしていた。イベントには夫婦そろって出席することが多く、今年2月に開催されたファッションショーにも手をつないで笑顔で出席。ドレーは、その後受けたインタビューで、「今年の誕生日(2月18日)は、少人数の友人を招いて、妻にカニをゆでてもらおうと思ってる」とうれしそうに語っていたが、それからわずか4カ月後、2人は離婚に向けて動きだすことになってしまったのだ。

 ニコールが裁判所に提出した離婚申請書に記載した破局理由は、「性格の不一致」。ネット上では、「長年DVやモラハラに悩んでいたが、息子が23歳、娘も19歳と手を離れたので、離婚を決意したのではないか」「よくある熟年離婚ではないか。50歳になり、第二の人生を歩むために、独身に戻りたかったのだろう」といった推測が見受けられる。

 ニュースサイト「MTO」は、「婚前契約を交わしていない場合、財産分与は夫婦同等の割合で行われる。しかし、ドレーの保有するアップル社の株などは、株価上昇の可能性があるため、その点が考慮され、ニコールはドレーの総資産のうち6割を手に入れる可能性がある」という米CNN局の法律コメンテーターの見解を紹介した。

 複数のメディアは、ニコールが、離婚後も結婚していた時と同じ生活レベルを維持するための「配偶者扶養手当」を求めていると報じたが、もし彼女がドレーの総資産8億ドルのうちの6割(4億8000万ドル/約516億円)を手に入れたら、配偶者扶養手当はもらえないのではとの推測も。ちなみに、2人の子どもたちの年齢を考えると、ニコールが養育費を求めることはなさそうだ。

 ネット上では、おしどり夫婦だと見られていた2人の離婚報道に驚く声が多いが、中には「白人女と結婚するから、稼いだお金をごっそり取られることになるのよ」「黒人女優アイシャ・タイラー(『クリミナル・マインドFBI行動分析課』のDr.タラ役)も、元夫の白人弁護士に200万ドル(約2億1500万円)の配偶者扶養手当を支払った。ハル・ベリーも、娘の父親である白人モデルに多額の養育費を支払ってる。お金にがめつい白人とくっつくと、こういう痛い目に遭うんだよね」などと人種ネタで盛り上がる者もいるが、「人種関係ないと思う。婚前契約していなかったんだから、取れるだけ取ろうと考えるのが普通」「四半世紀近く一緒に人生を歩んできたのだから、これぐらいもらって当然」といった意見も上がっている。

 ドレーは、6月30日にリリースされた、カニエ・ウエストの新曲「Wash Us In The Blood」のリミックスを担当。プロデューサーとしての才能もまだまだ健在だと、高く評価されている。離婚によって資産が3億2000万ドル(約344億円)に目減りしたとしても、巻き返す可能性は十分にありそうだ。

米有名YouTuber、11歳のウィロー・スミスで“自慰行為する動画”が「キモい」「信じられない」と大炎上!

 アメリカでタブー視されているブラックフェイス。「白人コメディアンが顔を黒く塗り、“野蛮”な黒人を演じて笑いをとっていた」ことが起源で、黒人は人種差別だと不愉快に思い続けてきた。19世紀に大流行したブラックフェイスは、ほんの10年前まで「白人コメディアンが黒人の有名人をものまねする」コントなどで使われていた。

 BLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動が活発化する今、人気司会者のジミー・ファロンやジミー・キンメルら、過去にブラックフェイスをしたセレブたちが、ネット上で次々とやり玉に挙げられている。

 その流れはYouTuberにも及び、ブラックフェイスだけでなく、アジア人や摂食障害者への差別、ペドフィリア(小児性愛)、獣姦などをネタにする過激な動画で人気を集めたシェーン・ドーソンも、現地時間6月26日、YouTubeに20分を超える謝罪動画を投稿した。

 「20歳くらいでYouTubeを始めてから、ブラックフェイスの動画を大量に投稿した。言い訳できないってことは、わかってる。6年前に弁解動画を投稿したけど、当時は『おもしろいからやっただけなんだよ。黒人は大好きなんだ』『単なるジョークだよ』って軽いもので、ブラックフェイスの問題を真剣に考えていなかった。でも今年、長年付き合いのあるの黒人の友人たちが『人種差別的なジョークが本当に嫌いだった』と投稿するようになって、自分がどれほどひどいことをしたか、深く反省したんだ。白人の若い子たちに『ブラックフェイスやっても、ジョークならOK』と誤ったメッセージを送ってしまったことも、ゾッとする」と猛反省。「『単なるコメディ』『キャラを演じてるだけ』『黒人の友人も一緒に出演してたからOKだよ』だなんて許されないことだよね」と、過去の愚行を謝罪した。

 この謝罪動画は現在までに1200万回近く再生され、ネット上では、「本人が削除するほど後悔している動画が、どれほどひどいものだったのか」を検証しようと、動画を探してSNSに投稿する者が続出。その問題動画の中に、当時11歳だったウィロー・スミス(俳優ウィル・スミスの娘)のポスターに向かって、シェーンが「あぁ、髪を前後に激しく振ってくれ!」と興奮しながら、イチモツをしごいているように見える動画があり、これを見たウィローの兄ジェイデンが大激怒。

 27日、Twitterに「シェーン・ドーソン、きみには嫌悪感しかない。11歳の少女を性的対象とし、それがオレの妹だって!!!!!! 笑いから最も離れている行動だし、これっぽっちも許されることではない」と投稿。「こいつはブラックフェイスも頻繁にやる男」「許せない」と怒りを炸裂させたのだ。

 その直後、ウィローとジェイデンの母ジェイダ=ピンケット・スミスも、「シェーン・ドーソンへ……あなたの言い訳にはうんざりだわ」と、強く非難するツイートを投稿。ネット上では、「8年前の動画みたいだけど、あまりにもキモい。こんなのがウケていただなんて信じられない」「スミス家に同情する」「こんなことして金を稼ぐなんて最低だね」とシェーンへのバッシングが相次いだ。

 大炎上中のシェーンだが、ジェイデンやジェイダに非難される前に投稿した前出の謝罪動画の中で、「自分は何を言ってもやっても許される、悪趣味系YouTuberなんだと勘違いして調子に乗りまくっていた」ことを認めた。幼少期に、家庭問題などで嫌な思いをし、心の傷をジョークにしたこと。今となっては、さっさとセラピーに行けばよかったと後悔していること。子どもへの不適切なジョークは、「“子どもが大好き”キャラはウケるから」演じていたもので、「本当の自分は児童性愛者ではない」と誓い、「もう何年も前から、この手の動画は作っていない」こと。今は良い人間になろうと努力していると説明。

 「謝罪を受け入れてくれなくてもいいんだ。ひどいことをしてきたんだから」「全てを失う覚悟はできている」「この動画を見た若い子たちに、こんなことしちゃいけないと伝えられたら」と猛省している。

 ファンはこのシェーンの謝罪を本心だと受け止め、応援している。しかし、彼のことを知らなかったネットユーザーは、今回拡散されている過去動画を見て、ジェイデン同様に嫌悪感を覚えるばかり。当分、バッシングは続きそうだ。

 シェーンはYouTuberとして1投稿につき12万ドル(約1300万円)、年間で720万ドル(約7億7000万円)ほど稼いでおり、計1200〜1400万ドル(約12〜14億円)の資産を築いたとみられている。そのほとんどが彼のチャンネル内で流れる広告によるものだが、YouTube側は、今回の謝罪動画投稿から数日後、シェーンのチャンネルから広告を削除する決断を下している。しかし、最近の彼の動画は問題視されているような内容ではないので、一定期間後には広告を復活させる可能性も高い。

 シェーンの過去動画は悪趣味だが、ネットの大海原には似たような動画があふれている。全世界的に多様性を求める機運が高まっている今、YouTubeをはじめとするプラットフォーム側が、差別的な内容、行きすぎた内容のコンテンツを排除し尽くせるだけの強力な規制を設けられるのか、その点にも注目が集まっている。

米有名YouTuber、11歳のウィロー・スミスで“自慰行為する動画”が「キモい」「信じられない」と大炎上!

 アメリカでタブー視されているブラックフェイス。「白人コメディアンが顔を黒く塗り、“野蛮”な黒人を演じて笑いをとっていた」ことが起源で、黒人は人種差別だと不愉快に思い続けてきた。19世紀に大流行したブラックフェイスは、ほんの10年前まで「白人コメディアンが黒人の有名人をものまねする」コントなどで使われていた。

 BLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動が活発化する今、人気司会者のジミー・ファロンやジミー・キンメルら、過去にブラックフェイスをしたセレブたちが、ネット上で次々とやり玉に挙げられている。

 その流れはYouTuberにも及び、ブラックフェイスだけでなく、アジア人や摂食障害者への差別、ペドフィリア(小児性愛)、獣姦などをネタにする過激な動画で人気を集めたシェーン・ドーソンも、現地時間6月26日、YouTubeに20分を超える謝罪動画を投稿した。

 「20歳くらいでYouTubeを始めてから、ブラックフェイスの動画を大量に投稿した。言い訳できないってことは、わかってる。6年前に弁解動画を投稿したけど、当時は『おもしろいからやっただけなんだよ。黒人は大好きなんだ』『単なるジョークだよ』って軽いもので、ブラックフェイスの問題を真剣に考えていなかった。でも今年、長年付き合いのあるの黒人の友人たちが『人種差別的なジョークが本当に嫌いだった』と投稿するようになって、自分がどれほどひどいことをしたか、深く反省したんだ。白人の若い子たちに『ブラックフェイスやっても、ジョークならOK』と誤ったメッセージを送ってしまったことも、ゾッとする」と猛反省。「『単なるコメディ』『キャラを演じてるだけ』『黒人の友人も一緒に出演してたからOKだよ』だなんて許されないことだよね」と、過去の愚行を謝罪した。

 この謝罪動画は現在までに1200万回近く再生され、ネット上では、「本人が削除するほど後悔している動画が、どれほどひどいものだったのか」を検証しようと、動画を探してSNSに投稿する者が続出。その問題動画の中に、当時11歳だったウィロー・スミス(俳優ウィル・スミスの娘)のポスターに向かって、シェーンが「あぁ、髪を前後に激しく振ってくれ!」と興奮しながら、イチモツをしごいているように見える動画があり、これを見たウィローの兄ジェイデンが大激怒。

 27日、Twitterに「シェーン・ドーソン、きみには嫌悪感しかない。11歳の少女を性的対象とし、それがオレの妹だって!!!!!! 笑いから最も離れている行動だし、これっぽっちも許されることではない」と投稿。「こいつはブラックフェイスも頻繁にやる男」「許せない」と怒りを炸裂させたのだ。

 その直後、ウィローとジェイデンの母ジェイダ=ピンケット・スミスも、「シェーン・ドーソンへ……あなたの言い訳にはうんざりだわ」と、強く非難するツイートを投稿。ネット上では、「8年前の動画みたいだけど、あまりにもキモい。こんなのがウケていただなんて信じられない」「スミス家に同情する」「こんなことして金を稼ぐなんて最低だね」とシェーンへのバッシングが相次いだ。

 大炎上中のシェーンだが、ジェイデンやジェイダに非難される前に投稿した前出の謝罪動画の中で、「自分は何を言ってもやっても許される、悪趣味系YouTuberなんだと勘違いして調子に乗りまくっていた」ことを認めた。幼少期に、家庭問題などで嫌な思いをし、心の傷をジョークにしたこと。今となっては、さっさとセラピーに行けばよかったと後悔していること。子どもへの不適切なジョークは、「“子どもが大好き”キャラはウケるから」演じていたもので、「本当の自分は児童性愛者ではない」と誓い、「もう何年も前から、この手の動画は作っていない」こと。今は良い人間になろうと努力していると説明。

 「謝罪を受け入れてくれなくてもいいんだ。ひどいことをしてきたんだから」「全てを失う覚悟はできている」「この動画を見た若い子たちに、こんなことしちゃいけないと伝えられたら」と猛省している。

 ファンはこのシェーンの謝罪を本心だと受け止め、応援している。しかし、彼のことを知らなかったネットユーザーは、今回拡散されている過去動画を見て、ジェイデン同様に嫌悪感を覚えるばかり。当分、バッシングは続きそうだ。

 シェーンはYouTuberとして1投稿につき12万ドル(約1300万円)、年間で720万ドル(約7億7000万円)ほど稼いでおり、計1200〜1400万ドル(約12〜14億円)の資産を築いたとみられている。そのほとんどが彼のチャンネル内で流れる広告によるものだが、YouTube側は、今回の謝罪動画投稿から数日後、シェーンのチャンネルから広告を削除する決断を下している。しかし、最近の彼の動画は問題視されているような内容ではないので、一定期間後には広告を復活させる可能性も高い。

 シェーンの過去動画は悪趣味だが、ネットの大海原には似たような動画があふれている。全世界的に多様性を求める機運が高まっている今、YouTubeをはじめとするプラットフォーム側が、差別的な内容、行きすぎた内容のコンテンツを排除し尽くせるだけの強力な規制を設けられるのか、その点にも注目が集まっている。

ジャスティン・ビーバー、「過去の性的暴行」告発を完全否定! 「確かに彼はクソだったけど……」ネットの反応は?

 6月18日、Twitterで女性ユーザーから、「17歳だった時に性的暴行された」と告発を受けた人気俳優アンセル・エルゴート。「(アンセルに)SNSでDMを送ったところ返信があって会うことになり、処女だと知りながら行為に及んだ」というショックな内容だったが、20日、アンセルはインスタグラムで「20歳の時に短期間交際していた女性で、合法であり同意を得た上で関係を持った」と性的暴行を否定。しかし、今年4月にも「15歳の時にスナップチャットでつながったアンセルから性的暴行を受けた」と告発した女性がいたことから、今回の被害を信じる人が多く、イメージダウンしてしまった。

 そんな中、時を同じくして2人の女性から性的暴行を告発された、もう一人のビッグスターがジャスティン・ビーバーだ。

 最初の告発は「ダニエル」と名乗る女性のTwitterアカウントより発信された。2014年3月9日にテキサス州オースティンでパフォーマンスを行ったジャスティンから、友人と共にフォーシーズンズホテルに招待され、プライベート・ルームに連れ込まれて性的暴行されたというもの。当時彼女は21歳で、ずっと秘密にしていたが、最近セラピーセッションを受けるようになり、公にする決心をしたと説明した。

 間もなくしてこの投稿は削除されたが、「カディ」という女性が「私はダニエルを信じる。私もジャスティン・ビーバーから性的暴行を受けた被害者だから」とツイートし、15年5月4日にニューヨーク・ホテルでジャスティンから暴行を受けたと、その詳細を告発。以前、「#MeToo」ムーブメントが巻き起こった際にSNSで告発したが、ジャスティンのファンから嫌がらせを受けて削除したことも明かした。

 このカディの投稿は今現在も削除されておらず、ネット上では「本当に起きたことなのかも」と話題に。ジャスティンもアンセルのように関係は持ったが合意の上だったと否定するのか、それともウソだと反論するのか、注目が集まっていた。

 そんな中、ジャスティンが22日にTwitterで反論を開始したのだ。

 ジャスティンは、「この24時間、Twitterでは僕が14年3月9日にテキサスのオースティンにあるフォーシーズンホテルで性的暴行に関わったという話が語られているみたいだけど。はっきりさせたいんだ。この話は事実ではない」と否定。

「僕はキャリアを通してさまざまな告発を受けてきている。普段ならいちいち反応はしない。でも、妻やチームと話し合い、今回の問題について率直に話すことにした」「僕は性的暴行に関しては軽く流すことがきない性分なんだ。だから、すぐにでも発言したかったけど、日々、この問題に立ち向かっているたくさんの被害者に敬意を示すために、まず事実がわかる証拠をそろえることにしたんだ」と、反論までに時間を要した理由を説明した。

 そして、ダニエルのいう14年3月9日は、当時交際していた女優/歌手のセレーナ・ゴメスと一緒だったとし、「ショーの観客席にセレーナがいたという報道記事」「ショーの後、セレーナとオースティンの街を歩くところをパパラッチされた写真」「夜はセレーナのコンサートがあったヒューストンに滞在。この日セレーナや友人たちと一緒に利用した『Airbnb』の宿泊予約メール、翌10日に宿泊したウエスティンホテルの領収書」「念のためフォーシーズンズホテルにも、自分が宿泊していなかったことを確認した」といった証拠を提示し、「ダニエルの告発内容は、起こり得ないこと」と主張した。

 その上で、「性的暴行の訴えは、全て深刻に捉えられるべきだと僕は思う。だからこそ、今回の告発を無視しなかったんだ。でも、この話は、事実を踏まえると不可能なこと。だから、Twitterと当局に協力してもらい、(ダニエルに対して)法的手段を取るつもりだ」と、静かに怒りを表現した。

 一方で、カディの告発については反応していない。が、当日、ニューヨークでは毎年恒例のファッションの祭典「METガラ」が開催され、ジャスティンは高級ブランド「BALMAIN」のジャケットを着用して出席。米芸能サイト「E!」が当時、ジャスティンが別れたはずのセレーナの美しい姿にほれぼれしており、アフターパーティでは多くの時間を一緒に過ごしていたと報じている。

 15年といえば、ジャスティンが新年を現在の妻であるヘイリーと共に過ごしたことでメディアをにぎわせた年。米エンタメサイト「ET」は、情報筋による、「METガラ終了後、ジャスティンはヘイリーと一緒にロサンゼルスに戻る飛行機に搭乗した。性的暴行があったという夜は、ニューヨークにはいなかった」という話を紹介。当日夜を過ごしていたのはセレーナだったのか、ヘイリーだったのかは定かではないが、ジャスティンがカディという女性を性的暴行することはあり得ない――と、ファンは考えているようだ。

 「性的暴行の訴えは、全て深刻に捉えられるべき」という考えを明かしているジャスティンが、このままカディの告発をスルーすることはないと思われるため、現在、反論するための証拠集めをしているのではないかとみられている。

 昨年9月、インスタグラムに、若かりし日の愚行を懺悔する文を投稿。そこで「女性に対して憤りと蔑みがあった」と書き、自身の女性蔑視を認めたジャスティン。その言葉通り、セレーナと交際中は浮気を繰り返し、破局時はモデルを中心にさまざまな女性と浮名を流してきた。一夜を過ごした女性に寝顔を撮影され、ネットに流出させられたこともあり、世の男性から「女に困らないモテ男」とねたまれたりもした。そんなこともあり、ネット上では、「確かにジャスティンはクソだったけど、性的暴行は考えにくい」と、虚偽告発を疑う声が多い。

 全米で黒人差別への抗議活動「ブラック・ライヴズ・マター」ムーブメントが巻き起こっている今、人種差別的と受け取れる、過去の言動の一部を抜き取り、前後の文脈や時代背景を無視してSNSでバッシングし、セレブの番組や作品発表の機会を潰す「キャンセル・カルチャー」が大流行。「#MeToo」ムーブメントも再び活発化しており、セレブから「性的暴行を受けた」「ハラスメントを受けた」という告発も増えつつある。しかし、その中には虚偽のものも少なくなく、ネットが無法地帯になることへの懸念も日増しに叫ばれている。

 結婚後は、憑き物が落ちたようにおとなしくなったジャスティン。彼への思いを吹っ切る曲をヒットさせたセレーナも、交際時のパパラッチ写真を「証拠」として使われ、戸惑ったのではないだろうか。ネット上では「ジャスティンだけでなく、セレーナやヘイリーも古傷をえぐられて気の毒」という声が上がっている。

大物俳優マーク・ウォールバーグ、黒人男性への追悼文が大炎上! 自らのヘイトクライムには触れず、他人事のように投稿

 生意気な白人ラッパー、セクシーな下着モデルというイメージを払拭して、アカデミー賞にノミネートされるほどの大物俳優へと成長したマーク・ウォールバーグ(49)。プロデューサーとしても高く評価され、ハリウッドの殿堂入りも果たしている。

 そんな彼が、先日、警察官に膝で首を押さえつけられて死亡した黒人男性ジョージ・フロイド氏への追悼文をインスタグラムに投稿した。「ジョージ・フロイド氏が殺された事件には心が痛む。この問題を解決するには、みんなが一丸となって取り組まなければならない。我々みんなのために祈る。神のご加護を」という至って常識的な文章なのだが、過去にヘイトクライム騒動を起こしたマークがいけしゃあしゃあと投稿したとあって大炎上している。

 今年3月、英紙「ガーディアン」のインタビューで、「9人兄弟の末っ子だったから、兄たちにいじめられながら育った。一歩外に出ても、暴力が全てだった」「157cm・54kgしかないチビのティーンが、大人相手に自己防御することは、楽なことじゃなかったね」と回想したマーク。

 13歳の時、兄ドニーがメンバーだった、世界的人気を誇るボーイズバンド「ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック」に加入。数カ月で脱退したのは、頻繁に警察の世話になるような問題児で、コカインなどの薬物依存症だったからだと同紙は同情気味に報道していた。しかし、マークは大人相手に自己防御していただけでなく、子ども相手に暴行を加えることもあったという。

 警察・裁判記録やマグショットなどを掲載している米サイト「The Smoking Gun」によると、1986年6月15日、マークは同年代の友達2人とモペッド(エンジン付き自転車)で黒人の小学生をつけ回し、「おれらの地区に黒いニガーがいるなんてムカつく。この地区からとっとと去れ!」「ニガーを殺せ、ニガーを殺せ!」と叫びながら投石。侮辱的な言葉を吐きながら石を投げたのはこれが初めてではなく、教師が黒人小学生に付き添っている時も同様のことをするような常習犯だったとも記されているが、なぜか刑事事件にはならなかった。

 罪に問われなかったマークは88年4月8日、ベトナム人男性2人を「ベトナム・フ●ッキング・シット!」とののしりながら、大きな木の棒で意識不明になるまで激しく殴り、さらにもう一人のベトナム人の目を殴って失明させるという大ケガを負わせた。逮捕されたマークは、「(被害者らに加害者である自分を)確認させるまでもないよ。あいつの頭をパックリと裂いたマザーフ●ッカーは、このオレ様だ」と偉ぶり、アジア系外国人を攻撃する「グック」という単語を連呼。殺人未遂容疑で起訴され、少年自立支援施設に収容されたが、禁錮2年のところを、わずか45日で出所した。

 このベトナム人男性に対する殺人未遂事件の余波は、マークが大スターになってからもついて回り、インタビューなどでは被害者への謝罪を口にすることもある。しかし2014年、マークはマサチューセッツ赦免委員会に88年の殺人未遂事件の赦免を求める申請書を提出。「事件の被害者に心から謝罪を」とした上で、「事件以来、自分はより良い人間、市民になり、自分の子どもたち、そして人々の見本になろうと努力してきた」「慈善団体を立ち上げ、活動してきた」と説明。

 「赦免を申請するのは、決して自分の過去を忘れてもらいたいからではなく、人間は立ち直れるという良い例になりたいから」「自分を改善し、慈善活動に人生を捧げれば贖罪を受けられる、という良い例になると思う」と主張し、世間から「この事件の後も、近所の人に暴行を加えて顎の骨を折る大ケガを負わせてるし。まったく反省していない!」「白人セレブという立場を利用して罪をもみ消そうとするなんて、とんでもない男だ!」などと大バッシングが巻き起こった。

 また、マークは「ウォルバーガーズ」というハンバーガーチェーン店を国内外に展開しているが、重犯者には営業許可を出さない州もあるため、「赦免申請したのは、ビジネスのため」「金もうけしたいからだ」とも叩かれた。

 この大バッシング騒動を受け、失明した被害者男性が英紙「デイリー・メール」の取材に応じ、「失明した目はマークの暴行によるものではない。(事件前に)ベトナム戦争で失明した」「今はマークを許している。罪は償ったし、成長したしね。チャンスは与えるべきだと思うし、赦免されてもよいと思う」と語ったものの、ネット上では「マークから金をもらって、そう言わされているのだろう」といった臆測が飛び交った。

 あまりにもひどいバッシングに驚いたのか、マークは16年に出席したトロント国際映画祭で「赦免を申請したことを後悔している」と吐露。「アドバイスを受けて申請しただけ」と弁解した。この赦免申請だが、その後の手続きを行わなかったため取り下げられた。

 翌年、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」がウォルバーガーズのメニューに加えられた時も、「ベトナム被害者らをバカにしている」「世間をナメてる」と批判を浴びた。

 マークは、06年に受けた米「ABCニュース」のインタビューで、「過去に、後悔するようなことは山ほどした」「でも、罪は償った」と明言。いつまでも殺人未遂事件について叩かれることに嫌気が差しているのだろうが、今、問題とされているのは、「黒人の小学生をニガーとののしり、石を投げた」86年の事件。黒人差別をしたことに対して反省や謝罪の言葉がないどころか、事件そのものをなかったかのようにスルーし続けているのに、「ジョージ・フロイド氏が殺された事件には心が痛む」はずがない、と大バッシングされているのだ。

 「閉じたら叩かれる」と察したのか、マークはこの投稿のコメント欄を開放し、案の定、大炎上。「不愉快だから削除しろ!」「ヘイトクライムばかりやっていたくせに、よくもこんな投稿できるね」「黒人の小学生にニガーって叫びながら石を投げた件はスルーしてるけど、なかったことにしちゃってんだろうね。本当に許せないよね」などの批判が1万5,000以上書き込まれ、収拾がつかない状態となっている。

 マーク自身も大炎上は予測できていただろうが、世界各国で人種差別抗議デモが行われている今、SNSアカウントを持つセレブが支援を表明しないとバッシングされる傾向にあるため、投稿せざるを得なかったのだろう。「自分も人種差別的犯罪者だった、反省していると書いて置けば、少しはマシだったのに」という意見があるが、他人事のように人種差別を語ったのも彼の落ち度だ。今後、このような無神経な投稿をしたことについて、どのように弁解するのかが注目されている。

スヌープ・ドッグ、大統領選が「人生初の投票になる」! 政治的発言が多かったのに「投票しなかった」ワケとは……

 1990年代初頭から西海岸のギャングスタ・ラッパーとして絶大なる人気を博し、その後、俳優、ポルノ映画監督、リアリティ番組スター、実業家、レゲエ・アーティストとさまざまな分野で成功を収めてきたスヌープ・ドッグ。カリスマ主婦マーサ・スチュワートの“マブダチ”で、彼女の料理番組にゲスト出演したり、バーガーキングなどの米国民になじみのある広告に起用されてきたことから、お茶の間の人気も高い。また、セレブきっての大麻愛好家で、若者からは“大麻好きなおじさん”として認知されている。

 世間に強い影響力を持つスヌープは政治的発言も多く、2008年の大統領選前にはオバマ前大統領を支持しつつも、共和党の予備選挙に出馬していた「大麻の取り締まりに反対」するロン・ポールをFacebookで宣伝。

 12年の大統領選前には、インスタグラム・ストーリーに「オバマに投票して、(敵対する共和党の)ロムニーに投票しない理由」というテーマで、ミット・ロムニーのことを「ホワイト・ニガー」「マザーフ●ッカー」「ビッチ」とののしり、オバマを「最高にクール」「嫁のケツがデカいのもイケてる」などと絶賛したことも話題に。

 16年の大統領選前には、ゲスト出演した深夜トーク番組で民主党ヒラリー・クリントン候補の支持を表明し、「女性大統領を見たい」「男性の思考パターン以外の見通しが必要な段階に来ている」と発言。多くの人が「スヌープは毎回、候補者について勉強し、真剣に考え、投票をしている」と思っていた。

 そんなスヌープが、先週ゲスト出演したラジオ番組で、「実は、これまで投票したことがない」と告白。「2020年の大統領選で生まれて初めて投票する」と宣言したのだ。

 現地時間6月4日、ロサンゼルスのラジオ局「REAL 92.3」の『Big Boy’s Neighborhood』という番組に出演したスヌープ。トランプ大統領への思いと、11月に行われる大統領選について聞かれ、「生まれてこの方、投票したことがない。でも、今年は投票に行こうと思う。あの野郎が1年でも長く大統領でいることに耐えられないからだ」と回答。「(自分は)犯罪歴があるから投票できないって、長年思い込んできたんだ」と悔しそうに語った。

 アメリカでは重罪犯の選挙権剥奪をする州が多い。スヌープは90年に売却目的でコカインを所持していたところを逮捕され、有罪判決を受けている。07年には、前年に空港で大麻と銃器を所持していたと逮捕された件で不抗争の答弁をし、“懲役3年、執行猶予5年、800時間の社会奉仕活動”が科せられた。

 重罪犯の選挙権剥奪は非常に厳しい処分だが、州によっては条件をクリアするとエクスパンジメント(前科抹消手続き)できることもある。

 スヌープは、今回のラジオで、「エクスパンジドされてたことを知らなかったんだよ。投票できるんだ」と発言。おそらく弁護士が申請手続きをし、無事通っていたことを最近になって知ったのだろう。ネット上では「選挙行っているのかと思っていた」「あれだけ熱くオバマに投票すると語っていたのに、投票してなかったんだ」など落胆する声、「重罪犯は選挙権を剥奪されるなんて初めて知った」「たくさん納税しているだけに、投票できずに悔しかっただろう」などと同情する声が上がり、大きな話題となっている。

 スヌープは、07年にトランプ大統領がホストを務めた大ヒットリアリティ・コンペ番組『アプレンティス』に特別ゲストとして出演したり、11年に「友達からブラックユーモアたっぷりにからかわれる」という人気番組『Comedy Central Roast』で大統領がターゲットになった時にも、“友人”としてにこやかに登場。2人とも世界最大のプロレス団体WWEの試合に乱入するなど、根っからのエンターテイナーであることから、気が合うのだとみられていた。

 しかしスヌープは15年に、トランプ大統領の対立候補だったヒラリーに投票する旨の発言をし、16年の大統領選でトランプが勝利した際には激しく落胆。その後、トランプ大統領の悪口を言うようになり、17年には自身の曲「BADBADNOTGOOD - Lavender (Nightfall Remix)」のミュージックビデオで、トランプ大統領を模した人物の頭に、おもちゃの銃を向けて引き金を引き、物議を醸した。この時、大統領は「落ち目なスヌープがオバマに銃を向けてたら、どうなると思う? ムショにぶちこまれるのにな!」と挑発的なツイートをしたが、スヌープは『アプレンティス』と『Comedy Central Roast』で大統領がスヌープのことを「仲の良い友人」「めちゃくちゃ頭が良くて、タフなビジネスマンだ」と絶賛していた動画をインスタに投稿し、「オレたちの仲だろ〜」とバカにした。

 その後も、事あるごとに大統領をバッシングし続け、カニエ・ウエストら大統領支持者を「レイシストだ。トランプもろともくたばれ」と強い口調でディスるなど、大統領に対する嫌悪感をあらわにしてきた。

 11月の大統領選でトランプ大統領の対立候補となる見通しなのは、「トランプか私かを迷う黒人は、黒人ではない」と問題発言したジョー・バイデン。スヌープがもろ手を挙げて彼を支持しているのかは微妙だが、大統領選に向けて今後ますますトランプ大統領をSNSでディスりまくることだろう。大麻をくゆらせながら、どんなスヌープ節を聞かせてくれるのか、注目したい。

ハッカー集団「アノニマス」復活! トランプ大統領とエプスタインによる「未成年者の人身売買」を訴える

 5月25日にミネソタ州ミネアポリスの路上で、白人警察官の膝で首を押さえつけられ死亡したアフリカ系アメリカ人男性ジョージ・フロイド。彼は繰り返し「息ができない」と訴えていたのに、警官は不要に拘束したものとみられ、全米各地で抗議活動が発生。デモが暴動へと発展し、放火や警官への暴行、店舗での略奪行為など、まるで内戦のような状態に陥っている。

 この事件を機に、3年ぶりに復活したハッカー集団アノニマスが、「未成年者の人身売買の罪で起訴され、拘置されていたニューヨーク・メトロポリタン矯正センターの独房で昨年8月に謎の死を遂げたジェフリー・エプスタインは、トランプ大統領が殺した」とツイート。多くの著名人を人身売買の顧客に持っていたとされるジェフリーの手帳へのリンクを貼り、ネット上を騒然とさせている。 

 事の発端は、31日にトランプ大統領が投稿したツイート。ホワイトハウスで警官と小競り合いを起こしたデモ隊は、ジョージの死を悼む者ではなく、「ANTIFA(反ファシズムをうたう好戦的左派)と極左だ」と批判したのだった。ミネソタ州知事やミネアポリス市長は、放火・略奪・暴力行為を行っているのは「騒ぎを大きくするために州外からやってきた人たち」と明かしているが、大統領もホワイトハウスで暴力騒ぎを起こしたのは、ANTIFAの仕業だと強く非難した。

 このツイートを、アノニマスが、「おまえは自分の児童買春と強姦の過去をもみ消すためにエプスタインを殺した」とリツイート。ジェフリーの手帳につながるリンクを貼った。

 続けて、「警察は抗議活動を行っているデモ隊を撃つのではなく、本当の犯罪者を逮捕すべき」「我々は米国当局やインターポール(国際刑事警察機構)に対して、トランプがエプスタインの児童売買ネットワークに関与していること、ヨーロッパ全土の安全とファイブ・アイズ(UKUSA協定)を侵害していることについて捜査を開始するよう促す」とツイートし、大統領はとんでもない犯罪者なのだと訴えた。

 アノニマスが誘導したリンク先は、デジタルライブラリ「Scribd」に掲載されている「ジェフリー・エプスタインの“小さな”黒革の手帳」につながっており、手帳には、トランプ大統領だけでなく娘イヴァンカ、モデルのナオミ・キャンベル、英国アンドリュー王子、歌手フィル・コリンズ、トニー・ブレア元イギリス首相、テッド、ボビー、エドワードらケネディ一族、ヘンリー・キッシンジャー元国家安全保障問題担当大統領補佐官、俳優ウィル・スミスやミュージシャンのミック・ジャガーら、有名人の名前がずらり。Twitterでは、「ナオミとエプスタインは、児童売買でつながっていた?」と大きく取り上げられ、2人の名もトレンド入りした。

 一方、大型電子掲示板「reddit」では、手帳にあまりにも大量の名前が掲載されているため、全員がエプスタインの児童売買の顧客であったとは考えにくく、昨年8月に公開された、エプスタイン所有のプライベートジェットの搭乗記録にも、トランプ大統領、ナオミ、ビル・ゲイツ、ビル・クリントン元大統領、アンドレス・パストラーナ・アランゴ元コロンビア大統領、アラン・ダーショウィッツ弁護士ら超大物の名前が載っており、エプスタインと彼らにつながりがあったことはすでに知られていたため、「トランプがエプスタインを殺害した証拠なんてどこにもないけど」「アノニマスは一体なにを伝えたいの?」と戸惑う人も。

 その後、アノニマスは「Scribd」に掲載されている、「2016年にカリフォルニア州在住の女性が、13歳だった1994年に、エプスタインの邸宅で、彼とドナルドから性的暴行を受けたと連邦裁判所に告訴した案件」の書類へのリンクも紹介し、「トランプとエプスタインが組織的児童売買に関わっていた!」「13歳の少女を強姦したとして訴えられていた!」とTwitter上は騒然。

 この告訴書類はすでに公開されているものであり、「なんでいまさら……」という空気がネット上に漂ったが、「これに関するツイートは次々削除されてるんだって。いまこそ拡散を!」という声が噴出。ちなみに、連邦裁判所により棄却されており、トランプ大統領の弁護士は訴えを全面否定している。しかし、ネット上では、この一件を知らない者も多いことからバッシングが巻き起こり、「トランプはエプスタインと児童売買に関わっていた」「逮捕されたエプスタインの口を封じるために、首吊り自殺しているように見せかけて殺したに違いない」と大炎上している。

 Twitterでは、「トランプとエプスタイン、(エプスタインの恋人で児童売買の片腕だったとみられている)ギレーヌ・マクスウェルは、イスラエルの情報機関モサド(諜報特務庁)に仕えていた」と「#riots2020(2020年暴動)」のハッシュタグをつけてツイートする者も。これに対してアノニマスは、「米英の政治家を脅迫するネタを集め、売っていたエプスタインは、MEGAグループに支援されていた。(MEGAとは)旧ソ連やイスラエルとつながっている裕福な投資家やマフィアたちのことだ」とツイートしている。

 あまりにも壮大な話に展開したため、「フロイドの死に便乗してトランプを叩きたいだけじゃないか」「ブラック・ライヴズ・マター(黒人差別を批判するスローガン)とエプスタインは無関係」と不審がる人も。これに対して、アノニマスは「権力を持つ者たちは、処罰されないという特別扱いを受けている」「不処罰だから、黒人は殺され続け、子どもたちが性売買され続けているのだ。我々はこれを止めなければならない」と説明している。

 トランプ大統領だが、現地時間31日、Twitterで「ANTIFAをテロ組織に指定した」と発表。ネット上では「何がなんだか……」「ついていけない」と混乱する声も続出しているが、これらの騒動はどこに向かっていくのか。今後の展開を見守っていきたい。