復縁を期待されていたベン・アフレック&ジェニファー・ガーナー、やはり離婚へ!

 2015年6月に、離婚を前提に別居生活を始めたことを発表していたジェニファー・ガーナー(44)とベン・アフレック(44)。その後、子どもたちを連れてディズニーランドで遊び、結婚カウンセリングも受け「復縁間近」だと伝えられていたが、近日中にジェニファーが離婚を申請するようだと報じられている。

 2人の出会いは01年。大作映画『パール・ハーバー』で共演したが、ジェニファーは人気ドラマ『フェリシティの青春』で共演したスコット・フォーリーと結婚していたため恋愛感情は生まれなかった。接近したのは03年。映画『デアデビル』で再び共演し、ベンは13年に人気男性誌「プレイボーイ」のインタビューで、ジェニファーと恋に落ちたのは『デアデビル』の時だと明かしている。

 『デアデビル』撮影中の02年当時、ベンは歌手のジェニファー・ロペス(以下、ジェニロペ)と熱愛中でジェニファーはスコットとの離婚手続きを進めながら、主演ドラマ『エイリアス』の共演者マイケル・ヴァルタンと交際中だと伝えられていた。恐らくパパラッチに追われるジェニロペとの交際にベンは疲れ、穏やかなジェニファーに心惹かれたのだろう。彼女はのちに雑誌のインタビューで、Eメール攻撃でベンに口説き落とされたことを告白しており、04年にベンはジェニロペとの婚約を解消し、破局。ジェニファーも04年3月にスコットとの離婚を成立させてマイケルとも別れ、同年10月頃よりベンとジェニファーはカップルとして公共の場に姿を見せるようになった。

 翌05年6月にはゴールイン、12月1日には長女ヴァイオレットが誕生し、その後2人の子どもをもうけたジェニファーは子育てに専念するように。ノーメイクにカジュアルな服装のまま公園で娘たちを遊ばせる姿がパパラッチされるようになると、好感度がアップし、「ハリウッドで最も素敵なママ」と称賛されるようになった。とはいえ、女を捨てたわけではなく、映画の授賞式では華やかな姿でベンに寄り添い、妻としての存在感と内助の功をアピール。13年に雑誌「InStyle」のインタビューで「結婚生活がなんでこんなうまくいくのか、わからないけど。彼のためになら、私なんでもできるわ。だって彼は感謝してくれるから。“当然だ”なんて高慢な態度とらないからね」と夫婦円満の秘訣を明かして、羨望の的となった。

 しかし、15年に入り、2人から笑顔が消えてしまう。4月のジェニファーの誕生日は別々に過ごし、2人の邸宅に引っ越し業者のトラックが停まっているのが目撃され、破局は確実だとタブロイドは大騒ぎした。同年6月、2人は別宅のあるバハマに子どもたちを連れて行き、その間に連名で離婚を前提とした別居生活を送っていることを発表。円満離婚を目指すため、親権や養育権、資産を分ける話し合いに時間をかけ、全て決まった後に離婚を申請すると伝えられた。

 おしどり夫婦だと思われていた2人の破局は人々を驚かせたが、その後、さらに世間は驚愕することになる。ベンが子どもたちのナニー(シッター)と浮気していたことが発覚したのだ。ジェニファーは「私たちの破局には関係ない。彼女とのウワサを聞く数カ月前から別居していた」と、ナニーとの浮気が離婚原因であることを否定したものの、メディアは「カジノから出入り禁止にされるほどの、ベンのギャンブル依存に耐えられなくなった」「ベンの酒癖の悪さと、度重なる共演者との浮気が原因」「モラハラ気質に嫌気が差した」などと報道。ベンは悪者となってしまった。

 すぐに離婚を申請すると見られていた2人だが、子どもたちの気持ちを考えてか、家族であることを優先させた。16年になり、ジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリー、ニコラス・ケイジら大物セレブが次々と離婚を申請したが、ベンとジェニファーに関する続報はナシ。それどころか、ベンが映画撮影しているロンドンに家族みんなで滞在し、独立記念日を一緒に過ごしたという報道も。ベンが自宅に戻ってきたとも伝えられ、復縁する方向で進んでいるようだと報じられるように。11月には、結婚カウンセリングを受けているという情報も流れた。

 とはいえ、復縁報道の中、一緒にいるパパラッチ写真はどれも無表情。仲良し夫婦だった頃に見せた笑顔はなく、能面のような顔で、互いを避けているような険悪な空気が流れていた。

 そんな中、米大手芸能誌「Usウィークリー」電子版は17日、破局発表から2年がたとうとしている現在、ジェニファーが離婚に向けた準備を急ピッチで進め始めていると報道。近日中に裁判所に離婚を申請し、手続きを開始するようだと伝えた。情報筋によると「親として力を合わせ、1つのチームとなり全力で子育てしていくことはこれからも変わらない」そうだが、ジェニファーは、けじめとして離婚に踏み切るようだ。

 「Usウィークリー」の報道に対して、米芸能ゴシップサイト「Hollywoodlife.com」は、「離婚するのは確実だが、今すぐにではない」と報道。その理由として「子どもたちの気持ちや、子育てを優先させる」からだという情報筋の話を紹介した。なお、同サイトは「男女としての2人の関係は、ピリピリとしていて最悪。その事実から逃れるかのように、2人は仕事に没頭している」とも伝えており、今すぐ離婚手続きをしないからといって、修復の可能性があるわけでもないとしている。

 かわいい子どもたちに恵まれ、夫は俳優のみならず脚本家・監督としても評価を高め、「世界一の母」と称される妻はいつまでも美しく、話題作に出演。これ以上ないほど理想的なハリウッド夫婦だったジェニファーとベンなら「きっと奇跡は起きる!」と期待する声が上がっていたが、努力してもダメなものはダメなのだろう。復縁を期待していたファンにとっては、落胆させられる結果となってしまうようである。

グラミー賞の黒人差別が叫ばれる中、ザ・ゲームが「アデルは最高だ、ブロウ!」と才能を絶賛

 現地時間の2月12日に開催された、米音楽界最大の祭典『第59回グラミー賞』で、ビヨンセが最高の栄誉である「最優秀アルバム賞」を逃したことが大きな波紋を呼んでいる。今年の「最優秀アルバム賞」に輝いたのはアデル。彼女も確かに素晴らしいアーティストだが、グラミーがビヨンセに最高賞を贈らないのは「黒人だからではないか」という声が高まっており、社会的問題へと発展しつつあるのだ。

 そんな緊張感が全米に漂う中、ギャングスタ・ラッパーのザ・ゲームがアデルのことを「最高賞にふさわしい」と賛美する発言をし、大きな話題を集めている。

 1959年に第1回グラミー賞が開催されてから現在に至るまで、59人のアーティスト/バンドに授与されてきた「最優秀アルバム賞」。音楽界では実に多くの黒人アーティストたちが活躍してきたのだが、この「最優秀アルバム賞」を獲得した黒人アーティストは、まだ10人しかいない。直近で受賞したのは、2005年に受賞したレイ・チャールズと08年のハービー・ハンコック。ハービーは、60年代からジャズの第一人者として活躍してきた超大御所アーティスト。レイは亡くなった翌年に受賞していることから、「黒人アーティストは、年寄りになるか死んだ後にしか最高賞はもらえないという新ルールになったようだ」と陰口を叩かれることに。

 そんな流れを変えてくれると期待されていたのが、ビヨンセだった。白人受けがよく、世界中で愛されるスーパースターのビヨンセは、これまで多くの賞を受賞し、10年・15年にも「最優秀アルバム賞」にノミネートされた。しかし彼女が受賞するのは“R&Bが”が付いた部門ばかり。今年も9部門に最多ノミネートされたが、受賞したのは「最優秀ミュージック・ビデオ賞」「最優秀アーバン・コンテポラリー・アルバム賞」の2部門だけだった。

 一方のアデルは今年、ノミネートされた5部門全てを獲得。「最優秀アルバム賞」「最優秀楽曲賞」「最優秀レコード賞」の主要3部門を受賞するのは2度目。そんな空気を読んでか、アデルは今回の受賞スピーチでビヨンセを持ち上げ、「あなたは毎日私の魂を揺さぶる。本当に大好き」「私たちアーティストは、あなたを崇拝している」と発言。ビヨンセも涙を流し、このスピーチに聞き入っていた。

 しかし、アメリカの世論は違う。ただでさえ人種差別に敏感になっているところに、ビヨンセががっかりな結果に終わってしまったため、SNSでは怒りの声が噴出しているのだ。そんな中、元麻薬売人で銃撃を受けて昏睡状態に陥るなど数多くの修羅場をくぐり抜けてきたギャングスタ・ラッパーのザ・ゲームが、アデルの受賞は妥当だという発言をした。

(動画はこちら)

 米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」から「アデルが最優秀アルバム賞を制しましたね」と突撃取材されたゲームは、「『アデルのことが気に入らねぇ』とか言わせたいんだろ? オレはオマエらのために『アデルはフ●ッキングだ』とか言わねぇよ」と強い口調で言い、「オレはさ、アデルのことフ●ッキングなくらいに好きなんだ」と激白。「アデルは(賞を)獲るべくして獲ったんだぜ」「だって、彼女は、『ハロー・フロム・ジ・アザー・サイド』って言ったんだぜ、ブロウ(ブラザーを略した俗語)!」「お前さん、アルバムを制作して『ハロー・フロム・ジ・アザー・サイド』って言ったことあるのかよ」とパパラッチに逆質問した。

 パパラッチが小さな声で「いいえ……」と答えると、ゲームはしてやったりという表情になり、「だろうよ、アデルがやったんだからよ」「エイリアンでもねぇのに『ハロー・フロム・ジ・アザー・サイド』って言うフ●ックがどこにいるんだよ」「彼女は(最優秀アルバム賞を)獲るに値するんだよ。彼女は次元が違うんだよ」と、ニコニコしながら持論を展開。悪い意味ではなく、最高という意味でフ●ックという言葉を使った。

 ちなみに「アザー・サイド」には「向こう側」のほかに、「未知の世界」「あの世」「死後の世界」という意味がある。アデルは世界的に大ヒットした曲「Hello」で、「(受話器の)向こう側から(あなたに)呼びかける」と叙情的な意味合いで使っている。

 パパラッチが「でもクイーンを負かしたんですよ?」と言うと、「クイーンって、クイーンB(ビヨンセ)のことかよ」と確認した上で、息を深く吸ってカメラに向かい、「おう、アデル! アデルの野郎よ!」と声を荒らげ、シャドウボクシングをする。が、すぐに笑顔になり、「っていうかよ。ビヨンセは何兆個もの賞を獲得している。アデルも何兆個もの賞を獲得している。アデルは、自分の競争相手は、世界の中でビヨンセただ1人だけだと確信しているはず。ビヨンセも、自分の競争相手はアデルしかいないと知ってるはずだ」とパパラッチを諭すように説明。どっちが勝ってもおかしくないんだから、野暮なこと言うなよというふうに首を振った。

 ゲームのアデル擁護発言を聞き、ネット上では今回の受賞に納得する人も。今回受賞したアデルのアルバム『25』(15年11月発売)は、音楽チャートにおける記録を次々と塗り替えた。173万枚と、16年にアメリカで最も売れたアルバムにも輝いた。ビヨンセの『Lemonade』(16年4月発売)も155万枚を売り上げたが、数字の上ではアデルに負けている。ゲームの言葉通り、どちらが勝ってもおかしくなかった。アデルの方がセールスや記録面で少し勝っていたのが考慮された可能性もある。ギャングスタ・ラッパーのスヌープ・ドッグと共に「黒人の命も大切だ(Black Lives Matter)」活動に積極的に参加しているゲームだからこそ、なんでもかんでも人種差別につなげるのは危険だと言いたかったのかもしれない。

50セント、5年で返すと約束した25億円を、まさかの手法で半年で返済!

 2015年7月に自己破産の申請をしていた、ラッパーの50セント。その原因は、申請3日前に「セックス動画裁判」で多額の賠償金を支払うよう命じられたからだとみられていた。

 この裁判は、50セントが敵対しているラッパーのリック・ロスに恥をかかせるためにYouTubeに投稿した、「リックの元恋人であるラストニア・レヴィストンと、彼女の元恋人モーリス・マレーのセックス動画」をめぐるもの。50セントはモーリスから動画を入手し、「ラストニアも、ネットで公開してもいいと言っている」との了承を取ったと説明したが、ラストニアは裁判で「公開していいなんて言っていない」「ネットに流出させられ、絶望して自殺も考えた」と主張。50セントは、肖像の無断使用500万ドル(約5億6,000万円)と懲罰的損害賠償200万ドル(約2億2,000万円)の計700万ドル(約7億8,000万円)を支払うよう命じられたのだ。

 50セントは自己破産申告を「戦略的なビジネス上の措置」と説明。米大手業界紙「The Hollywood Reporter」によると、「連邦破産法第11条が適用されれば、将来の収益から返していくよう債務整理でき、引き続き仕事が続けられる。全財産を投じて清算しなければならない連邦破産法第7条(※編注:日本の破産法に相当)とは異なる」とのこと。

 その翌月、50セントが裁判所に提出した書類には「資産は2482万3899ドル18セント(約27億8,000万円)で、負債は3250万9549ドル91セント(約36億5,000万円)。負債の大半は、ヘッドホン訴訟で敗訴した約1600万ドル(約18億円)と、セックステープ訴訟の700万ドルの賠償金」と明記されていた。ヘッドホン訴訟とは、50セントが米スリークオーディオ社と共同で企画していたヘッドホンを、SMSオーディオ社と組み「SYNC by 50」として発売したもの。スリークは「ヘッドホンのデザインも技術も一緒に企画していたのと全て一緒だ」と主張し、50セントは損害賠償1169万3247ドル(約13億円)と弁護士代448万8331ドル(約5億円)の支払いを命じられた。この訴訟と前述のセックステープ訴訟で負けたことが、経済的に追い詰められた要因だったというのだ。

 裁判所に出廷した50セントは、ジャラジャラ身に着けている高価なジュエリーはほとんどがリース品で「普段自分が使っている腕時計はG-SHOCK」「お金に困っており、祖父から2,000ドル(約22万円)借りているほど」と証言。ビジネスのため虚勢を張っているが、決して散財しているわけではないと主張した。そして、ヘッドホンやセックス動画の裁判で命じられた額は払えないと、改めて連邦破産法第11条の適用を求めた。

 50セントは昨年4月、裁判所に「今後5年かけて債権者らに約2,300万ドル(約25億8,000万円)を支払っていく」という計画書を提出。資産の一部も清算するとし、7月に倒産裁判所判事はこの案を承認した。これを受け、メディアは「50セントが完全に破産する可能性はゼロになった」と大々的に報道。世間からも応援する声が上がった。

 そんな中、今月2日に米大手音楽誌「Billboard」電子版が、50セントが債務者に対して約2,300万ドルの支払いを終えたことを、コネチカット州ハートフォードの倒産裁判所判事が確認したと報じた。つまり、「今後5年かけて返済していく」という約束を、わずか半年あまりで完遂したというのである。

 楽曲の著作権収入で年間約35万ドル(約3,900万円)を得て、スポーツブランド「Reebok」との共同事業、自身が経営するクロージングラインなどの副収入が年間400万ドル(約4億4,000万円)あるとされている50セントだが、この半年で負債額を返せるほどは稼いでいない。一体、どこからそんな金を入手したのか? 実は彼、かつての弁護士たちを訴え、昨年12月に大金をせしめていたのだ。これはヘッドホン訴訟の時に雇った弁護士たちを、敗訴したのはきちんと仕事をしなかったからだと「弁護過誤」で訴えていたのだ。その和解金として1450万ドル(約16億円)を手に入れたのである。

 「Billboard」によると、50セントはこの訴訟で得たうちの1365万ドル(約15億3,000万円)と自分の資産870万ドル(約9億7,000万円)を債務者に対する支払いに充て、全ての支払いを完了させたとのこと。おそらく最初から、これを狙って「連邦破産法第11条の適用」を申請したのだろう。気持ちに余裕があったからこそ、自己破産後も毎月2,800ドル(約31万円)で専属トレーナーを雇ったり、ワークアウトに3,000ドル(約33万円)を費やしたり、相も変わらずSNSに札束を抱える成り金根性丸出しの写真を投稿していたに違いない。

 ここ数年、50セントはテレビドラマの製作総指揮者としても才能を発揮しており、米ケーブルテレビ「Starz」で放送中の『POWER/パワー』は記録的な大ヒットとなっている。また、俳優としての評価も高く、ジェラルド・バトラーの主演が決定している注目の新作アクション映画『スノー・ポニーズ』への出演も発表されている。これほどまでに幅広い分野で成功を収めたギャングスタ・ラッパーは少なく、アメリカン・サクセスストーリーのお手本みたいな人物なのだ。

 しかし、50セントは生粋のトラブルメーカー。歌手クリス・ブラウンとラッパーのソウルジャ・ボーイのビーフにも、まったく関係ないのにSNSであおるような文言を投稿し、大はしゃぎしていた。そんな嫌みな性格なので、ビーフしている相手は数知れず。自分の長男とまで「フ○ック・ユー!」「お前のお袋はクレイジーなビッチだ!」「テメエのこと撃ち殺してやる!」と本気でケンカをしており、「息子とビーフしているなんて……」とファンもドン引き。そんな性格だから、今後も裁判沙汰は減らないだろう。

 今年に入り、セックス動画裁判を担当した弁護士事務所に対しても、弁護過誤だと3,200万ドル(約36億円)の支払いを求める裁判を起こした50セント。こちらも億円単位の和解金を得るだろうとみられている。

1Dナイルが、メンバー・リアムの交際&恋人の妊娠を本人より先に認める!

 ここ1年ほど、メディアが大々的に報じている、ボーイズバンド「ワン・ダイレクション」(以下、1D)のリアム・ペイン(23)と、歌手のシェリル・コール(33)のラブロマンス。

 2人が初めて顔を合わせたのは2008年。シェリルが審査員を務めていた英オーディション番組『Xファクター』に、14歳のリアムが出場したのが最初の出会いだった。この時リアムはジャズのスタンダード「Fly Me To The Moon」をアカペラで披露。ウィンクをしてシェリルを喜ばせ、「見込みはあるんだけど、なにかが足りない」と厳しく評する音楽プロデューサーのサイモン・コーウェルとは対照的に、シェリルからは「アタシは好きよ。とってもキュートだし、カリスマ性もあると思う」と高く評価した。

 この時のリアムは結局、最後まで残ることができず敗退してしまったが、16歳になった10年に再挑戦。シェリルから「あなたには才能があるわ。どんな才能なのかはわからないけど、持っていることは確か。とてもパワフルな歌声だし」と再び大絶賛された。この時はサイモンも彼の才能を認め、ほかにエントリーしていた4人と共に1Dを結成することに。そして、世界的な大スターとなった。

 このように9年前に出会っていた2人だが、シェリルは当時人妻だったため、なにも起こらず。リアムは『Xファクター』で出会ったダンサーのダニエル・ピーザーと交際するものの、多忙からすれ違うようになり13年に破局。その後、歌手のソフィア・スミスと付き合い始めたが15年10月に破局した。

 一方のシェリルは、06年に結婚したイングランド代表のサッカー選手アシュリー・コールと、10年に離婚。その後、プロダンサーや俳優と浮き名を流し、14年にフランス人実業家のジャン=ベルナール・フェルナンデス=ヴェルシニと結婚。しかし関係はすぐに破綻してしまい、16年1月に離婚を申請、10月に成立した。

 リアムとシェリルの交際がウワサされるようになったのは、15年末。『Xファクター』に1Dがパフォーマンス出演した時、休憩時間に2人がキスをし、抱き合っている姿がネットに流出したのがきっかけだった。16年1月末になると、シェリルのお尻に彫られているバラのタトゥーとおそろいのタトゥーをリアムが左手に彫り、2016年2月には、リアムがインスタグラムのプロフィール写真をシェリルとのツーショット写真に変更。その3カ月後のカンヌ映画祭では、2人一緒にレッドカーペットに登場。11月に目撃された際には、シェリルのおなかが膨らんでおり、「正式な交際宣言もまだなのに、まさか妊娠!?」「ファンになにも発表しないのはなぜ?」と世間を大騒ぎさせた。

 公式の場に一緒に現れるなど、確実に交際しているリアムとシェリルだが、現在に至るまで、その関係を認めたことはない。昨年4月に「シェリルがリアムと浮気し、ジャンと離婚することになった」というウワサが流れた時も、シェリルは「このクソみたいな報道を信じる人は、アタシがどんな人間なのか知らない人だわ」とだけ発言。

 ところが先日、「いつ、どんな形でリアムとシェリルが交際や妊娠を発表するのか?」「ロマンチックなリアムのことだから、バレンタインにでも電撃結婚するんじゃないか」「出産時に公表するのでは?」とさまざまな臆測が飛び交う中、1Dのナイル・ホーラン(23)が「リアムの赤ん坊が生まれるの、超楽しみ!」とベラベラしゃべってしまったのである。

 英タブロイド「Daily Star」は1月26日、ウエスト・ロンドンに新しくオープンしたヘアサロンのパーティーに出席したナイルを突撃取材、シェリルがリアムの赤ん坊を妊娠していることを認めたと報道した。

 ナイルは、この妊娠について「あぁ、超楽しみだよ!」と回答。「リアムは(出産や父親になることについて)不安だとかまだ言ってないけど。絶対にナーバスになってると思うよ」「もちろん、赤ん坊の誕生は待ちきれないと思う。我が子の誕生は、人生においてとてもエキサイティングなことだしね」と、にこやかに語ったと伝えた。

 続けて、2人の交際に驚いたのでは? と聞かれると、ナイルは躊躇することなく、「彼は最高な奴だし、彼女はラブリーだし。生まれてくる赤ん坊も、きっと素晴らしい子になるよ!」とコメント。さらに、シェリルとリアムの関係について「愛し合ってる仲」だとも断言したという。

 本人たちが、交際、妊娠を認める発言をしていないにもかかわらず、ナイルがベラベラと発言をしたことにネット上はびっくり。「天然のナイルが、やっちまった……」という声が多数上がっている。

 ほかのメンバーがタトゥーだらけなのに「ボクは怖いからタトゥーは入れないんだ」と気弱に告白するなど、キュートなキャラで愛されているナイル。食べることがなによりも好きな彼は、「別に四六時中食べててもいいじゃないか。違法行為じゃないんだし」「もし法的に認められるなら、食べ物と結婚したい」とTwitterに投稿。ほかにも「ルイ(トムリンソン)の足の匂いは最悪なんだ。犬のクソみたいなひどい臭いがする」とツイートしたり、昨年のリアムの誕生日には、寝ているリアムをハグする自撮り写真をインスタグラムに投稿し、「きみのうんちの臭い、嗅げなくて寂しい〜」というメッセージを添えたり。思っていることをそのままつづる素直な性格だからこそ、突撃取材でにこやかにリアムとシェリルのおめでたを認める発言をしてしまったのだろう。

 昨年から活動を停止している1Dだが、熱烈なファンは健在で、メンバーと交際する女性たちを激しく攻撃するファンも少なくない。リアムより10歳年上でバツ2のシェリルに対しても、SNSで大バッシングが繰り広げられている。もしかしたら、これ以上バッシングがヒートアップしないようにと、リアムは彼女との関係や妊娠を公表しないのかもしれない。

 春には誕生すると見られている、リアムとシェリルの赤ん坊。リアムは過去に「子どもができたら、テイラーって名前にしたい。男女関係なく使える名前だし。最初の子は絶対にテイラーにする」と発言しているが、果たしてどんな名前になるのだろうか? 今後はナイルではなく、ぜひ2人の口から発表してもらいたところである。

1Dナイルが、メンバー・リアムの交際&恋人の妊娠を本人より先に認める!

 ここ1年ほど、メディアが大々的に報じている、ボーイズバンド「ワン・ダイレクション」(以下、1D)のリアム・ペイン(23)と、歌手のシェリル・コール(33)のラブロマンス。

 2人が初めて顔を合わせたのは2008年。シェリルが審査員を務めていた英オーディション番組『Xファクター』に、14歳のリアムが出場したのが最初の出会いだった。この時リアムはジャズのスタンダード「Fly Me To The Moon」をアカペラで披露。ウィンクをしてシェリルを喜ばせ、「見込みはあるんだけど、なにかが足りない」と厳しく評する音楽プロデューサーのサイモン・コーウェルとは対照的に、シェリルからは「アタシは好きよ。とってもキュートだし、カリスマ性もあると思う」と高く評価した。

 この時のリアムは結局、最後まで残ることができず敗退してしまったが、16歳になった10年に再挑戦。シェリルから「あなたには才能があるわ。どんな才能なのかはわからないけど、持っていることは確か。とてもパワフルな歌声だし」と再び大絶賛された。この時はサイモンも彼の才能を認め、ほかにエントリーしていた4人と共に1Dを結成することに。そして、世界的な大スターとなった。

 このように9年前に出会っていた2人だが、シェリルは当時人妻だったため、なにも起こらず。リアムは『Xファクター』で出会ったダンサーのダニエル・ピーザーと交際するものの、多忙からすれ違うようになり13年に破局。その後、歌手のソフィア・スミスと付き合い始めたが15年10月に破局した。

 一方のシェリルは、06年に結婚したイングランド代表のサッカー選手アシュリー・コールと、10年に離婚。その後、プロダンサーや俳優と浮き名を流し、14年にフランス人実業家のジャン=ベルナール・フェルナンデス=ヴェルシニと結婚。しかし関係はすぐに破綻してしまい、16年1月に離婚を申請、10月に成立した。

 リアムとシェリルの交際がウワサされるようになったのは、15年末。『Xファクター』に1Dがパフォーマンス出演した時、休憩時間に2人がキスをし、抱き合っている姿がネットに流出したのがきっかけだった。16年1月末になると、シェリルのお尻に彫られているバラのタトゥーとおそろいのタトゥーをリアムが左手に彫り、2016年2月には、リアムがインスタグラムのプロフィール写真をシェリルとのツーショット写真に変更。その3カ月後のカンヌ映画祭では、2人一緒にレッドカーペットに登場。11月に目撃された際には、シェリルのおなかが膨らんでおり、「正式な交際宣言もまだなのに、まさか妊娠!?」「ファンになにも発表しないのはなぜ?」と世間を大騒ぎさせた。

 公式の場に一緒に現れるなど、確実に交際しているリアムとシェリルだが、現在に至るまで、その関係を認めたことはない。昨年4月に「シェリルがリアムと浮気し、ジャンと離婚することになった」というウワサが流れた時も、シェリルは「このクソみたいな報道を信じる人は、アタシがどんな人間なのか知らない人だわ」とだけ発言。

 ところが先日、「いつ、どんな形でリアムとシェリルが交際や妊娠を発表するのか?」「ロマンチックなリアムのことだから、バレンタインにでも電撃結婚するんじゃないか」「出産時に公表するのでは?」とさまざまな臆測が飛び交う中、1Dのナイル・ホーラン(23)が「リアムの赤ん坊が生まれるの、超楽しみ!」とベラベラしゃべってしまったのである。

 英タブロイド「Daily Star」は1月26日、ウエスト・ロンドンに新しくオープンしたヘアサロンのパーティーに出席したナイルを突撃取材、シェリルがリアムの赤ん坊を妊娠していることを認めたと報道した。

 ナイルは、この妊娠について「あぁ、超楽しみだよ!」と回答。「リアムは(出産や父親になることについて)不安だとかまだ言ってないけど。絶対にナーバスになってると思うよ」「もちろん、赤ん坊の誕生は待ちきれないと思う。我が子の誕生は、人生においてとてもエキサイティングなことだしね」と、にこやかに語ったと伝えた。

 続けて、2人の交際に驚いたのでは? と聞かれると、ナイルは躊躇することなく、「彼は最高な奴だし、彼女はラブリーだし。生まれてくる赤ん坊も、きっと素晴らしい子になるよ!」とコメント。さらに、シェリルとリアムの関係について「愛し合ってる仲」だとも断言したという。

 本人たちが、交際、妊娠を認める発言をしていないにもかかわらず、ナイルがベラベラと発言をしたことにネット上はびっくり。「天然のナイルが、やっちまった……」という声が多数上がっている。

 ほかのメンバーがタトゥーだらけなのに「ボクは怖いからタトゥーは入れないんだ」と気弱に告白するなど、キュートなキャラで愛されているナイル。食べることがなによりも好きな彼は、「別に四六時中食べててもいいじゃないか。違法行為じゃないんだし」「もし法的に認められるなら、食べ物と結婚したい」とTwitterに投稿。ほかにも「ルイ(トムリンソン)の足の匂いは最悪なんだ。犬のクソみたいなひどい臭いがする」とツイートしたり、昨年のリアムの誕生日には、寝ているリアムをハグする自撮り写真をインスタグラムに投稿し、「きみのうんちの臭い、嗅げなくて寂しい〜」というメッセージを添えたり。思っていることをそのままつづる素直な性格だからこそ、突撃取材でにこやかにリアムとシェリルのおめでたを認める発言をしてしまったのだろう。

 昨年から活動を停止している1Dだが、熱烈なファンは健在で、メンバーと交際する女性たちを激しく攻撃するファンも少なくない。リアムより10歳年上でバツ2のシェリルに対しても、SNSで大バッシングが繰り広げられている。もしかしたら、これ以上バッシングがヒートアップしないようにと、リアムは彼女との関係や妊娠を公表しないのかもしれない。

 春には誕生すると見られている、リアムとシェリルの赤ん坊。リアムは過去に「子どもができたら、テイラーって名前にしたい。男女関係なく使える名前だし。最初の子は絶対にテイラーにする」と発言しているが、果たしてどんな名前になるのだろうか? 今後はナイルではなく、ぜひ2人の口から発表してもらいたところである。

シャイア・ラブーフ、企画した反ドナルドデモの現場で逮捕される

 ここ数年、映画への出演といった俳優業より、肉体を使った芸術表現(パフォーミングアーツ)に力を注いでいる、俳優のシャイア・ラブーフ(30)。そんな彼が、現地時間1月25日に逮捕された。逮捕された場所はトランプ新大統領に抗議する目的でライブ配信カメラを設置したニューヨークの美術館の壁の前。パフォーマンス開始早々ニューヨーク市警に目をつけられ、案の定逮捕されてしまったわけだが、別の問題も発生しており、「トランプ大統領への抗議デモの場所」というより「トラブル勃発の場所」になりそうだと懸念する声が上がっている。

 20日につつがなく行われたトランプの大統領就任式。この日、数多くのハリウッドセレブたちがSNSで抗議声明を出したが、「アートとして表現しよう」と行動を起こした男がいた。「自分の心に耳を傾けてほしい」と自分の脈拍をライブストリーミングしたり、エレベーターに24時間乗り続ける自分の姿をライブストリーミングしたりと、庶民には理解しがたいパフォーミングアーツに情熱を注ぐシャイアだ。

 コマネチのようなポーズをとり「Just Do It!(行動に移せ!)」と繰り返し叫ぶ動画でネットの話題をかっさらったことがあるシャイアは、トランプ大統領誕生に居ても立ってもいられなくなり、友人と共に反トランプ・パフォーマンス・デモ「He Will Not Divide Us」を発案した。このデモは、「He Will Not Divide Us(彼は我々を引き裂くことはできない)」という文字を貼りつけた、ニューヨークの動画専門美術館「ミュージアム・オブ・ムービング・イメージ」の外壁前にカメラを設置し、大統領の今任期中の4年間、壁の前の様子を絶え間なくライブストリーミング中継するというものだ。

 この壁の前には誰でも立つことができ、「He Will Not Divide Us」という文字を読み上げたり、トランプに対する抗議の言葉を述べるなど、さまざまなパフォーマンスをすることが可能。つまり「好きな時に自由にパフォーマンスできる、参加型の反トランプ抗議デモ」なのである。

 「He Will Not Divide Us」開始当日には多くの人が集結し、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスも参加。2015年に「自分は人とは違う。誰もオレを理解できない」「ガリレオだってクレイジーだって呼ばれていた。だから自分がクレイジーと呼ばれることは光栄だと思っている」という超ビッグな発言をしてひんしゅくを買ったジェイデンは、神妙な表情で「He Will Not Divide Us」と繰り返すパフォーマンスを行い、若い層からも注目を集めるようになった。

 言葉だけでなく、実際に行動を起こしたことが評価されたシャイア。しかし、彼はこれまで泥酔して問題行動を起こしたり、ブロードウェイでミュージカルを観覧中にタバコを吸い、役者の尻を掴んで逮捕された過去がある。ミュージカルの一件で逮捕される直前には、ニューヨークの道端で「オレだよ! シャイアだよ!」と叫びながらホームレスの男性を追いかけて回しており、奇行に走る姿も度々パパラッチされている。

 そんな前歴を持つためか、ニューヨーク市警はシャイアが頻繁に姿を現すこの「He Will Not Divide Us」デモ現場を、「トラブル勃発の場所」になると懸念。23日から監視を開始し、ライブ配信映像の左横にはニューヨーク市警のパトカーが常に見えるようになった。シャイアはパフォーマンス開始早々、カメラの前で男性とケンカ寸前になっており、警察は監視を強めていた。

 そんなシャイアが、ライブ中継しているカメラの前で、警察に逮捕されたのである。英大手タブロイド紙「ザ・ガーディアン」電子版によると、カメラの前にシャイアを呼び寄せ、「ヒットラーは何も悪いことはしていない!」と言った男性にシャイアは激怒し、軽く突き飛ばしたのだが、その際に男性の顔を引っ掻いてしまったようで、その様子を見ていた警戒中の警察官に傷害の現行犯で逮捕された。シャイアが連行されていく間も、大勢の参加者がカメラの前で「He Will Not Divide Us」のフレーズをチャンティングしており、現場には異様な空気が流れていた。

 「He Will Not Divide Us」公式Twitterはシャイアが逮捕されたことを即座にツイートし、「シャイアを自由に!」というハッシュタグをつけて拡散を呼びかけ、幸い約3時間後にはシャイアは釈放された。なお、美術館側は今回のシャイアが逮捕を受けてデモを中止することはないと発表。しかし、「参加者には常識と節度を持ってもらいたい。ケンカはしないで」と呼びかけている。

 実はこの「He Will Not Divide Us」をめぐっては、ほかにもトラブルが発生している。米ゴシップサイト「TMZ」によると、シャイアがデモ参加者に振る舞おうとピザのデリバリーを発注。しかし、発注した数だけでは足りず、デモ参加者がピザ店に新たに注文を入れた。しかし追加のピザが届いた時、シャイアは現場におらず、参加者はみな支払いを拒否。参加者は勝手にピザを注文するものの、支払いの段階になると金を出さないため、ピザ店は被害を被っているというのだ。

 怒った地元のピザ店3店は、当面、現金払いは受け付けず、クレジットカードでのみデリバリーオーダーを受けることを決定。この報道に、ネット上では「デモ参加者の民度、低すぎ」「平日にデモに参加できるのは無職のやつばかりだろうし、払うわけないじゃん」「我々を引き裂くことはできないし、ピザの代金を支払わせることもできない、か」と呆れる声が上がっている。50万人が参加した21日の「ウィメンズマーチ」デモを「聞こえなかった」とシレッと発言しているトランプ新大統領に、問題だらけな「He Will Not Divide Us」の声は届くのだろうか?

シャイア・ラブーフ、企画した反ドナルドデモの現場で逮捕される

 ここ数年、映画への出演といった俳優業より、肉体を使った芸術表現(パフォーミングアーツ)に力を注いでいる、俳優のシャイア・ラブーフ(30)。そんな彼が、現地時間1月25日に逮捕された。逮捕された場所はトランプ新大統領に抗議する目的でライブ配信カメラを設置したニューヨークの美術館の壁の前。パフォーマンス開始早々ニューヨーク市警に目をつけられ、案の定逮捕されてしまったわけだが、別の問題も発生しており、「トランプ大統領への抗議デモの場所」というより「トラブル勃発の場所」になりそうだと懸念する声が上がっている。

 20日につつがなく行われたトランプの大統領就任式。この日、数多くのハリウッドセレブたちがSNSで抗議声明を出したが、「アートとして表現しよう」と行動を起こした男がいた。「自分の心に耳を傾けてほしい」と自分の脈拍をライブストリーミングしたり、エレベーターに24時間乗り続ける自分の姿をライブストリーミングしたりと、庶民には理解しがたいパフォーミングアーツに情熱を注ぐシャイアだ。

 コマネチのようなポーズをとり「Just Do It!(行動に移せ!)」と繰り返し叫ぶ動画でネットの話題をかっさらったことがあるシャイアは、トランプ大統領誕生に居ても立ってもいられなくなり、友人と共に反トランプ・パフォーマンス・デモ「He Will Not Divide Us」を発案した。このデモは、「He Will Not Divide Us(彼は我々を引き裂くことはできない)」という文字を貼りつけた、ニューヨークの動画専門美術館「ミュージアム・オブ・ムービング・イメージ」の外壁前にカメラを設置し、大統領の今任期中の4年間、壁の前の様子を絶え間なくライブストリーミング中継するというものだ。

 この壁の前には誰でも立つことができ、「He Will Not Divide Us」という文字を読み上げたり、トランプに対する抗議の言葉を述べるなど、さまざまなパフォーマンスをすることが可能。つまり「好きな時に自由にパフォーマンスできる、参加型の反トランプ抗議デモ」なのである。

 「He Will Not Divide Us」開始当日には多くの人が集結し、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスも参加。2015年に「自分は人とは違う。誰もオレを理解できない」「ガリレオだってクレイジーだって呼ばれていた。だから自分がクレイジーと呼ばれることは光栄だと思っている」という超ビッグな発言をしてひんしゅくを買ったジェイデンは、神妙な表情で「He Will Not Divide Us」と繰り返すパフォーマンスを行い、若い層からも注目を集めるようになった。

 言葉だけでなく、実際に行動を起こしたことが評価されたシャイア。しかし、彼はこれまで泥酔して問題行動を起こしたり、ブロードウェイでミュージカルを観覧中にタバコを吸い、役者の尻を掴んで逮捕された過去がある。ミュージカルの一件で逮捕される直前には、ニューヨークの道端で「オレだよ! シャイアだよ!」と叫びながらホームレスの男性を追いかけて回しており、奇行に走る姿も度々パパラッチされている。

 そんな前歴を持つためか、ニューヨーク市警はシャイアが頻繁に姿を現すこの「He Will Not Divide Us」デモ現場を、「トラブル勃発の場所」になると懸念。23日から監視を開始し、ライブ配信映像の左横にはニューヨーク市警のパトカーが常に見えるようになった。シャイアはパフォーマンス開始早々、カメラの前で男性とケンカ寸前になっており、警察は監視を強めていた。

 そんなシャイアが、ライブ中継しているカメラの前で、警察に逮捕されたのである。英大手タブロイド紙「ザ・ガーディアン」電子版によると、カメラの前にシャイアを呼び寄せ、「ヒットラーは何も悪いことはしていない!」と言った男性にシャイアは激怒し、軽く突き飛ばしたのだが、その際に男性の顔を引っ掻いてしまったようで、その様子を見ていた警戒中の警察官に傷害の現行犯で逮捕された。シャイアが連行されていく間も、大勢の参加者がカメラの前で「He Will Not Divide Us」のフレーズをチャンティングしており、現場には異様な空気が流れていた。

 「He Will Not Divide Us」公式Twitterはシャイアが逮捕されたことを即座にツイートし、「シャイアを自由に!」というハッシュタグをつけて拡散を呼びかけ、幸い約3時間後にはシャイアは釈放された。なお、美術館側は今回のシャイアが逮捕を受けてデモを中止することはないと発表。しかし、「参加者には常識と節度を持ってもらいたい。ケンカはしないで」と呼びかけている。

 実はこの「He Will Not Divide Us」をめぐっては、ほかにもトラブルが発生している。米ゴシップサイト「TMZ」によると、シャイアがデモ参加者に振る舞おうとピザのデリバリーを発注。しかし、発注した数だけでは足りず、デモ参加者がピザ店に新たに注文を入れた。しかし追加のピザが届いた時、シャイアは現場におらず、参加者はみな支払いを拒否。参加者は勝手にピザを注文するものの、支払いの段階になると金を出さないため、ピザ店は被害を被っているというのだ。

 怒った地元のピザ店3店は、当面、現金払いは受け付けず、クレジットカードでのみデリバリーオーダーを受けることを決定。この報道に、ネット上では「デモ参加者の民度、低すぎ」「平日にデモに参加できるのは無職のやつばかりだろうし、払うわけないじゃん」「我々を引き裂くことはできないし、ピザの代金を支払わせることもできない、か」と呆れる声が上がっている。50万人が参加した21日の「ウィメンズマーチ」デモを「聞こえなかった」とシレッと発言しているトランプ新大統領に、問題だらけな「He Will Not Divide Us」の声は届くのだろうか?

61歳のメル・ギブソン、35歳下の恋人が9番目となる子どもを出産!

 ユダヤ人への人種差別や元交際相手へのDV騒動でハリウッドから干されていた、俳優メル・ギブソン(61)。昨年からカムバックの兆しが見えてきた彼に、おめでたいニュースが飛び込んできた。26歳の美しい恋人が、メルにとって第9子にあたる赤ん坊を無事出産したというのだ。

 米大手芸能誌「People」によると、メルと交際して2年になる恋人が21日(現地時間)、ロサンゼルスで男児を出産。母子ともに健康で、赤ん坊はラース・ジェラード・ギブソンと命名された。同誌は、「2人は大感激している。ラースはとても愛らしい赤ん坊でね。家族も駆けつけており、愛する人たちに囲まれ、メルは幸せだと大喜びしている。今は家に戻っており、みんなとても元気で幸せだよ」という情報筋の話を報じている。

 映画『マッドマックス』『リーサル・ウェポン』シリーズで人気を博したメルだが、2006年7月に飲酒運転で逮捕された際、泥酔した勢いで「フ●ッキングなユダヤ人ども……世界の戦争は全てユダヤ人どものせいだ!」と息巻いたことが公になり、人種差別主義者のレッテルを貼られてしまった。このことがきっかけで、1979年に結婚し、6男1女をもうけた妻のロビン・ムーアと別居をするようになり、離婚の話し合いを開始。フリーになったメルはロシア人歌手のオクサナ・グリゴリエヴァと交際し、09年5月にオクサナはメルの赤ん坊を出産。直後、2人は破局し、養育費の支払いなどをめぐって大いに揉めることとなった。

 オクサナは、映画『007』シリーズ4代目のジェームズ・ボンド役として知られるティモシー・ダルトンの子も産み育てていることから、当初は「金目当てで有名人の子を産む」と叩かれたが、その後、メルがオクサナを罵倒するテープが流出し、DVしていたと報じられ、DV男というイメージが色濃くついてしまった。オクサナとの破局の原因だが、複数のタブロイド紙は「ポーランド人のポルノ女優バイオレット・コワルと浮気したから」と報道。バイオレットはタブロイドの取材に対して「メルとのセックスは最高だった。彼は絶倫なの。1人の女で満足するようなタイプじゃないのよ」と暴露し、絶倫男というイメージが定着した。

 オクサナと破局後は、ロシア人歌手、イタリア人女優ら30~40代の年下美女たちと浮名を流したが、15年から付き合い始めた女性は、なんと20代。自身のプロダクション会社に面接に来た脚本家のロザリンド・ロス(26)に出会った瞬間恋に落ち、「今度こそ、理想の女性に巡り合えた」と大喜びしたそう。順調に愛を育み、子どもを授かったのだ。

 ちなみに、メルが元妻ロビンとの間にもうけた子どもたちは、36歳の長女ハンナ、34歳の双子エドワードとクリスチャン、31歳の三男ウィリアム、28歳の四男ルイーズ、26歳の五男マイロ、17歳の六男トーマス。オクサナとの子は次女にあたる7歳のルチア。「女性がイクと、男の子を妊娠する確率が高くなる」という都市伝説があるが、9人の子どものうち、男の子が7人もいるメルは、やはり床上手な絶倫男なのかもしれない。なお、メルには孫も3人おり、孫たちは自分より若い伯父ができたということになる。

 私生活は超充実していたが、人種差別発言やDV騒動で、世間から叩かれ、ハリウッドから干されてしまったメル。06年に監督した映画『アポカリプト』は話題を集めたが、その後は低迷。仲の良いジョディ・フォスターが監督した『それでも、愛してる』(11)に出演させてもらったが、評判はイマイチ。『マチェーテ・キルズ』(13)も『エクスペンダブルズ3』(14)も2番手以下で、演じたのは悪党。ロバート・ダウニー・Jrが、「薬物依存で苦しんでいた時に支えてくれたメルに、恩返しをしたい」と、『アイアンマン3』の監督に抜てきしてくれるよう、製作会社のマーベル・スタジオに懇願したこともあったが、これは実現しなかった。

 このように長らくハリウッドからそっぽを向かれていたメルだが、昨年公開された戦争映画『ハクソー・リッジ』の監督に抜てきされた。これが高く評価され、ハリウッド映画賞の監督賞を獲得し、「カムバックした」と伝えられている。昨年から撮影されているサイモン・ウィンチェスターの名作『博士と狂人』を映画化した新作では、ショーン・ペンと共演しており、多くの映画ファンが公開を待ち望んでいる様子だ。

 35歳年下の女性に9番目の子を産んでもらい、仕事も評価され、監督だけでなく俳優としての仕事もオファーされるようになるなど、運が上がってきたメル。17年はぜひ、完全復活の年になるよう期待したい。

クリス・ブラウン、『ドラゴンボールZ』仕様のランボルギーニでデートに繰り出す!

 

 ケンカっ早く、DV気質があるとされているヒップホップ界の問題児クリス・ブラウン。「歌うか、踊るか、ケンカを売ってる」というイメージが強い彼だが、実は才能あるウォールペインター/画家としても知られている。

 クリスは過去のインタビューで、「絵を描き始めたのは、6~7歳の頃。アニメならなんでも好きだけど、特に好きなのは『ドラゴンボール』」と告白。「アニメの絵をトレースしたり、テレビを見てアニメキャラを描いてみたりしているうちにハマって、うまくなってね。それでペイントするようになったんだ。たくさんの色を使って、退屈な時とかに創作するのさ」と熱く語っている。スーパースターの今も精力的に創作活動を続けており、インスタグラムで数多くの作品を発表しているクリス。大好きな『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空の絵をアレンジした作品もたくさんあり、それらは高く評価されているのだ。

 もちろんクリスらしいトラブルも起こしており、高級住宅街ハリウッドヒルズの邸宅外側の壁に施したスプレーアートは近隣住民には理解してもらえず、消すハメに。2015年には自身のシングル「Zero」のアートワークを手がけて話題になったが、アニメ『シティーハンター』の一場面をパクっているとの疑惑をかけられ、慌てて変更。その後、手がけたミックステープのアートワークにはガンダムの頭部を登場させ「反省の色なし」「パクリ画伯」と叩かれた。

 生意気だとバッシングされることが多いクリスだが、画家としての原点でもある『ドラゴンボール』には、きちんと敬意を払っている。左足の太ももに『ドラゴンボール』のタトゥーまで入れているのだ。ほかにも、左足ふくらはぎの外側には怒った顔の『鉄腕アトム』、内側にはカプコンのコンピューターゲーム「ロックマン」。左足ふくらはぎ後方には、アパレルブランド「ア ベイシング エイプ」の猿のタトゥーを入れており、左足は「キャラクター・タトゥーに捧げる足」のようである。

 そんなアニメを愛するクリスが、05年9月に40万ドル(約4600万円)で購入したランボルギーニ「アヴェンタドール」スーパー・ヴェローチェのボンネットいっぱいに悟空の顔のステッカーをデカデカと貼り、彼女とデートに繰り出しているところをパパラッチされた。

 18日、米ゴシップサイト「TMZ」に掲載されたパパラッチ写真は、痛車仕様のランボルギーニの助手席に、新恋人でモデルのクリスタ・サンティアゴを乗せて運転するクリスの姿が写っている。なによりも目を引くのはボンネットに貼られた『ドラゴンボール Z』の悟空。バックミラーには、「世界で一番売れている」アメリカ製の芳香剤「リトルツリー ブラックアイス」が吊るされているのも確認できる。

 実はクリス、この痛車を昨年秋に自身のインスタグラムで、さりげなくお披露目している。しかし、このほかにもポルシェ「911ターボS」(28万ドル/約3,200万円で購入)、レンジローバーやロールス・ロイス、ビンテージのシボレーなどなど、何台もの車を所有しているため、それぞれの出番が少なく、これまで痛車を乗り回しているところをパパラッチされることはなかったようである。

 クリスだけでなく、日本製アニメの好きな海外セレブは意外と多い。ザック・エフロンは『デス・ノート』、キアヌ・リーブスは『カウボーイビバップ』が大好き。クリスチャン・ベールはジブリ作品ならなんでも好きだが、特に『ハウルの動く城』が好き。今は亡きロビン・ウィリアムズは『AKIRA』『新世紀エヴァンゲリオン』『カウボーイビバップ』が好きだった。あの“ごっつい”人気プロレスラーのハルク・ホーガンも『ポケットモンスター』が大好きだと公言している。アートをこよなく愛するカニエ・ウェストもアニメファンで、YouTubeに投稿されていた「アニメ映画トップ10」を見て、『千と千尋の神隠し』が『AKIRA』よりも上にランキングされていたことに憤慨。Twitterに「ありえねぇよ。『千と千尋の神隠し』が『AKIRA』よりも上なんて、ありえねぇぇぇぇ……」と突然ツイートし、アニメを知らないファンを戸惑わせたことがあった。

 クリスやカニエら個性的なアートセンスを持つ彼らの影響により、アメリカの若者の間で痛車がはやる可能性はなきにしもあらず。今後、パトカーVS痛車のハイウェイ・カーチェイスなんていうのも見られるかもしれない。

ドナルド・トランプ、就任式がしょぼくても“スターから総スカン”でも問題ないワケ

 いよいよ今月20日に迫ったドナルド・トランプの大統領就任式。この就任式で、国歌斉唱やパフォーマンスを行うのは誰なのか、全米で大注目されてきた。というのも、ドナルドはセレブたちから徹底的に嫌われており、パフォーマンスを依頼したアーティストたちはこぞって拒否していると報じられたからだ。「パフォーマンスをしたいと志願しているのは、ぶっ飛んでいるカニエ・ウエストくらい」とまで伝えられており、相変わらず米メディアのドナルド叩きは続いている。

 昨年のクリスマス前、「いわゆるA級セレブたちは、誰もが就任式に招待されたがるもんだ。だが(彼らが支援していた)ヒラリーにとって、彼らは大して役に立たなかったな。私は(大統領就任式に、自分を支持してくれた)一般市民を招待したい!」と力強くツイートし、支持者を大喜びさせたドナルド。

 そんなドナルドは、『ホームアローン2』だけでなく、大ヒットドラマ『Sex and the City』『名探偵モンク』『サブリナ』『スピンシティ』や、ウィル・スミスの出世ドラマ『The Fresh Prince of Bel‐Air』にもゲスト出演。元俳優を売りにしていたロナルド・レーガンよりもはるかに多い、194作ものテレビ番組に出演しているという。ドナルド自身が「超A級セレブ」だから、ほかにセレブを呼ぶ必要などないと感じている支持者が多いようだ。

 とはいえ、大統領就任式での国歌斉唱やパフォーマンスを外すわけにはいかない。アンチが多いドナルドのためにパフォーマンスしてもよいと応じるアーティストは一体誰なのか? ドナルドが大統領に当選した直後から、全米が注目していた。

 米メディアは、ドナルドがアーティスト獲得に苦戦していると報道。パフォーマンス依頼を受けたエルトン・ジョンは、選挙中にドナルドが勝手に「Tiny Dancer」を使ったことに対して激怒しており「自分が共和党支持者になることは絶対にありえないし。テッド・ファッキング・ニュージェントにでも頼めば」と、共和党右派の過激な支持者であるヘヴィメタ・ギタリストの名前を口汚い言葉で挙げつつ拒否したと伝えた。

 ラスベガス定期公演で大もうけしているセリーヌ・ディオンには、ラスベガスのホテル王スティーヴ・ウィンのコネを使いアプローチしたものの、きっぱり拒否されてしまったと伝えられている。チャリティー活動で知られるカントリー歌手のガース・ブルックスも拒否したという。イギリスの歌手レベッカ・ファーガソンも「オファーを受けたけど、“人種差別への告発ソング『奇妙な果実』を歌わせてくれないなら出ない”って断った」と発言。ウェールズの歌手シャルロット・チャーチも、パフォーマンスしてほしいとの依頼を受けたが「ノー」を突きつけたと明かした。

 KISSのジーン・シモンズの妻・シャノンは、「“パフォーマンスしてほしい”とのオファーを受けたけど、残念なことに夫はヨーロッパツアー中なので、お断りしました」とツイート。ドナルドの長年の友人で音楽家のデイヴィッド・フォスターも依頼されたが、彼が力を入れているチャリティーの支援者にはヒラリー好きが多いため「チャリティー活動に影響が出るから」断ったと報じられた。

 しかし昨年末、ドナルドの元を電撃訪問したカニエ・ウェストだけが、唯一「就任式でパフォーマンスをやりたい」と申し出ているという情報が流れ、「屈辱的なMVを作った、精神的に不安定なカニエに頼むしかないのか」「措置入院させられたような、ぶっ飛んだ男しか手を挙げないんだな」などと、バカにする声が上がるようになった。

 そんな中、オーディション番組から歌手デビューし、「天使の歌声」だと大絶賛されている16歳のジャッキー・エヴァンコが、大統領就任式で国歌斉唱することを発表。さすがに未成年を攻撃するのはマズいと思ったのか、メディアは淡々とこのことを報じた。

 また、大統領就任式に何度も招待されているユタ州のモルモンタバナクル合唱団や、ダンスカンパニーのラジオ・シティ・ロケッツもパフォーマンスを行うと発表。しかし、メディアは「それぞれ何人かのメンバーは、出演を拒否した」という情報も伝えている。

 この発表を受けて「しょぼい」と感じている人が多いようだが、実はそんなことはない。大統領就任式は「国民に向けて厳かに行われる歴史的な一大行事」であるため、歴代、国歌斉唱やパフォーマンスを行うのは、オペラ歌手や軍の音楽関係者が多い。そのため、ドナルドが売れっ子のスーパースターたちに総スカンを食らっていても、特に恥をかくことはないのである。

 1993年のビル・クリントン初の就任式ではオペラ歌手のマリリン・ホーンが、97年の2度目の就任式では黒人指導者として有名なジェシー・ジャクソンの娘で、歌手のサンティータ・ジャクソンが国歌斉唱を行っており、パフォーマンスはオペラ歌手のジェシー・ノーマンが行った。

 ジョージ・ブッシュの就任式では、2001年には米陸軍の軍人が、05年には米空軍の軍人が国歌斉唱を行っている。ちなみに、05年のパフォーマンスはオペラ歌手のスーザン・グラハムとデニス・グレイヴスが担当したが、ポップ歌手ではない。

 なお、09年のオバマ大統領の最初の就任式では、米海軍合唱隊が国歌斉唱を行ったが、パフォーマンスは「ソウルの女王」ことアレサ・フランクリンが行っており、これを機に「就任式ではスーパースターがパフォーマンスするもの」という空気が流れるようになったといえる。続いて13年の就任式では、ビヨンセが国歌をシャウトし、ロックの殿堂入りしているグラミー賞歌手で大御所のジェームス・テイラーがパフォーマンスを行ったため、「スーパースターが歌って当然」という風潮になったのだ。

 そのため、ドナルドの就任式にスターがいなかったところで騒ぎ立てるようなことでもないのだが、イタリアの盲目のテノール歌手で、アメリカでも熱狂的なファンが多いアンドレア・ボチェッリから、「(ドナルドのアンチから)殺人予告を受けた」としてパフォーマンスを断られたのは痛かっただろう。過激なアンチによる「就任式で歌ったら殺す」といった言動に対しては「殺人予告するアンチは卑怯」「他アーティストたちも、アンチからのバッシングが怖くてパフォーマンスに出られないに違いない」などと批判の声も上がっている。

 アンチが非常に多いドナルドだが、選挙で選ばれたのは紛れもない事実。そして、アメリカの空気も少しずつ変わってきているのである。昨年8月、クリント・イーストウッドが、「差別や偏見を常に気にしながら発言したり、言葉や表現に媚びるということには、もうみんなうんざりしてるんだよ」と発言し、「その点、ドナルドは正直な男だ」と評したように「権利、自由、平等を訴えるドナルドのアンチにはうんざり」「自由、自由と主張しているが、この国に発言の自由は、もはやない」という声が増えているのだ。そのため、暴言だと言われようが、自分の思っていることをストレートに語るドナルドを支持する人が集まったのだといえよう。

 ハリウッドを超える究極のエンターテインメントと呼ばれる世界最大のプロレス団体「WWE」。そのWWEの試合会場にいる興奮状態の観客たちのテンションを、さらに上げトランス状態に陥らせることができる驚異的な話術を持つ男・ドナルドである。20日の大統領就任式も、きっと歴史に刻まれる、すごい式典になるだろう。実に楽しみである。