瓜田純士、渋谷の路上で『THE OUTSIDER』参戦への思いを激白「それは運命(さだめ)──」

 28日に東京・新宿FACEで開催される格闘技大会『THE OUTSIDER』に参戦する“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士。10年ぶりとなるリング復帰への思いを、渋谷の路上で激白する動画が公開された。

 瓜田いわく「路上なら瓜田」ということわざがあると語る通り、やはり、この漢には路上が似合う。自らを「レジェンドから生まれたLEGEND」と定義し、猥雑な渋谷の路地裏を「ディズニーランド」と呼ぶ顔面刺青男。

 動画中盤では、“クロアチアのヴァトレニ”の異名を取るエディ・シカティック選手を相手にデモンストレーションを披露。圧倒的な力量差を見せつけてノックアウトして見せた。

「なぜ闘うのか」

 その問いに、迷わず「運命(さだめ)」と応じた瓜田。1週間後、歌舞伎町のド真ん中で、新たな伝説が幕を開ける──。

【数量限定、おトクな「瓜田応援チケット」を販売!】

瓜田純士が出場する『THE OUTSIDER 実験リーグ』を盛り上げるべく、日刊サイゾーでは、お得な「瓜田応援チケット」を発売中。以下の方法でチケットを購入すれば、瓜田純士のサイン入りの「THE OUTSIDER特製Tシャツ」(定価4,500円)が漏れなく無料特典として付いてくる。コイツを会場で身にまとい、瓜田に熱い声援を送ろう!

応援チケット希望者は、outsider@cyzo.com宛に、「氏名」「郵便番号」「住所」「電話番号」「チケット枚数」「Tシャツのサイズ(S、M、Lより選択)」を明記したメールをお送りください。宅急便の代金引換サービス(手数料はお客様負担)にて、チケットとTシャツをお送りします。

●料金=全席自由席6,000円(ワンドリンク付)
●ご希望のサイズのTシャツに瓜田選手自身がサインを入れてくれます
●発送は、主催者であるリングス事務局が行います
●代金引換のため、枚数分のチケット料金は宅急便の配達員にお支払ください
●数量限定のため、予定数に達し次第、販売終了となります

【大会名】THE OUTSIDER 実験リーグ
【会場】新宿フェイス
【開催日時】2018年4月28日(土)13:00開場 14:00試合開始予定
※大会概要、選手募集、チケット情報などの詳細についてはリングス公式サイト(http://www.rings.co.jp)でご確認ください。
※イープラスでもチケット発売中 http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002256947P0030001

※瓜田純士の人生相談「No problem」
https://kinngofoutlow.jimdo.com

※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。
http://www.cyzo.com/cat8/outlaw_charisma/

瓜田純士、渋谷の路上で『THE OUTSIDER』参戦への思いを激白「それは運命(さだめ)──」

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前田日明×瓜田純士、和解の瞬間──“格闘王”と“キング・オブ・アウトロー”断絶の真相を明かす

 かつてはいがみ合っていた時期もあるが、10年ぶりに再会し、すっかり打ち解けた前田日明と瓜田純士(【対談前編】はこちらから)。そもそも瓜田はなぜ、アウトサイダーを追放になったのか? 前田が当時を振り返る。

前田 もうね、ワケわかんないんだよコイツ(呆れ顔で)。今考えると笑っちゃうんだけど、「凶器を持って入ったらダメですよ」ってことで金属探知機を導入して安心してたらさ、背中に木刀を入れて、通り抜けちゃうんだよ。金属探知機を。

瓜田 木は引っかからないんですよ、探知機に。

前田 なんか歩き方が変だなと思って調べたら、木刀が入っててさ。あとは、裏の控え室の横にドアがあって、そこから全然知らない人を入れちゃったりとかさ。もっと感心したのが、関係者のパスあるじゃん? あれをコイツ、偽造したんだよ。

瓜田 アハハハハ!

前田 「瓜田さんがパスを持ってますよ。パスを出しましたか?」ってセキュリティーのみんなが聞いてくるから、「いや、出してないよ。取り上げて持ってこい」と言って、見てみたら、カラーコピーしてるんだよ。すごいよ、やることが。

瓜田 ローソンでカラーコピーしました(笑)。

「瓜田には影響力があるから、みんなが真似をすると困る」。そう判断した前田は、瓜田をアウトサイダーから追放することに決めたという。それに不満を抱いた瓜田が、自身のブログなどを通じて、前田を激しく攻撃し続けた時期もあった。

 その頃のブログの一部を以下に引用しよう。

「前田さん。イベント終了してからでもいいんで一度誰も見ていない路上で俺とやんないすか? 目潰し、金的、なんでもいいです。(中略)俺は前田さんと街中か駐車場とかでストリートファイトしたいです。もし見ていたら考えておいてください」

「お前なんかが万が一歌舞伎町入って偉そうに葉巻くわえてたら囲まれて死ぬぜ、マジで。(中略)街でバッタリ逢って俺に負け犬の独り言かましてきても、レベルが違うから相手にしないか、いきなり時間場所関係なしに襲いかかるかどっちかだぜ。 なぁ格闘王。 愚かだな」

 こうした脅迫じみたブログを書いたかと思えば、今度は一転、日刊サイゾーの記事を通じて「アウトサイダーに復帰したい」というラブコールを前田に送ってみたりと、当時の瓜田は情緒不安定気味な言葉をあちこちにばら撒いていた。それらこれらのメッセージは、果たして前田の耳に届いていたのだろうか?

前田 届いてたよ。ムラがあったんだよね、あの頃の瓜田ってね。すごい神経質に周りを気にしながら妙に気を利かせてくるときと、「なんなんだ、おまえはよ!」みたいな感じにオラオラでくるときのギャップがあって、よくわからなかったんだよ。どっちが正気で、どっちがイカレてるのかがわからないし、その変わる瞬間もわからなくて。1人で対するときと、誰か第三者の目があるときとで違うのかなと思ったら、そうでもないし。よく考えたら最初に応募があった頃に、強いうつ病の薬を飲んでて副作用がどうのこうの言ってたから、それのせいなのかなと思って。ということは、ちょっと……。

瓜田 ちょっとヤベえ奴だな、と(笑)。

前田 薬が切れるまではしばらく様子を見たほうがいいな、と。何よりも心配したのは、当時の瓜田はアウトサイダーに出せるような体じゃなかったんですよ。だんだん(出場選手の)レベルも上がってきたから、それもあって危ないな、と。

瓜田 競技として成立しないですもんね。

前田 できるできないの話じゃなく、瓜田は行っちゃうんで。「オラ~ッ!」と。だから危ないじゃないですか。

 それから10年の断絶が続くことになるのだが、両者はその間、お互いのことを気にかけていたようだ。

前田 そのあといろいろね、噂は聞くんですよ。腹切ったとか、刺されたとか。彼に近い筋の子が何人かいたんで、そこから噂を聞いて、大丈夫かな? と気にはしてたんですよ。

瓜田 僕の耳にも人づてに結構、「ずっと前田さんが心配してる」という声は届いてたんです。でもクソガキだから、ちゃんと会って直接言われないと信じられない部分があって。俺、構ってちゃんなんですよ、子どものときからずっと。

前田 試そうとするんですよね。昔、本で読んだことがあるんだけど、戦後の浮浪児とかも、大人を試そうとしたらしい。どこまでやっても自分を受け入れてくれるのか、と。瓜田といろいろあってしばらくして、それを思い出してね。あのとき俺、試されてたのかな、と。

瓜田 あるとき俺、どこかで読んだ前田さんの記事で、「自分はみんなの父親のような役目なんだ。みんなが頼ってくれるから、俺もその思いに応えていかなきゃならない」みたいな一文を見たときに、「やっとそういう人と出会えた」と勝手に片思いしちゃって、なんでもかんでも試そうとしちゃったのかも。そのときはそうは思ってないんですけど、一歩引いて自分のしたことを思い出してみると、試してるんですよ。別におまえ、親子じゃねえよ! 他人じゃねえか! って話なんですけど(笑)。

前田 人間ってね、男同士でも男と女でも親子でも、みんな試し合って、お互いの存在確認をしてるんですよね。多かれ少なかれ。

瓜田 ヤクザをやってるときも、擬似親子だったり擬似兄弟だったりの居心地みたいなものに、すごく憧れたんですよ。大事にされると思い込んでたんです。家族以上の鋼鉄の絆みたいな、契りみたいなもの。そういうところに生きがいを見出して、初めて自分の存在をわかってもらえるんじゃないかと期待したら、1年かそこらでだんだん嫌な部分が見えてきちゃって。それ以来、本当の擬似親子だったり擬似兄弟だったりを探しまくって迷走する時期があって。でも結果的に、「最後は個だな」と思いました(笑)。結局、戦うのは自分でしかない。何を求めたって、そいつらは何もしてくれないって、だんだんわかってきて。そういうふうに今は考えられるようになれました。

前田 難しいよね。人間と人間が繋がるってのは。

瓜田 難しいっす。時間が必要でした僕は。すいませんでした。

前田 大丈夫だよ。

 大丈夫。そう言って前田は、とびきり優しい表情を見せた。そして、瓜田にこう発破をかけた。

前田 38なんだから、しっかり家族を作ってさ、なんとかやらんと。40代、50代、60代はあっという間だけど、まだまだなんでもできるよ。おまえには文筆の才能があるから。ブログとかで俺の悪口とか、俺をおちょくった文章とかを書いてた時期があったんだけど、それを読んでてさ、「コイツ!」と思うんだけど、面白いんだよね(笑)。なんかね。

瓜田 小学校のときとかって、好きな先生とか好きな女の子とかにちょっかい出したり、嫌われることをやっちゃうじゃないですか。俺、それなんですよ。気を引くためにいろんなことをしちゃう。好きな女の子のピアニカを吹いたのがバレて、入ってきた教頭先生にハイキックを入れたこともありますよ(笑)。

 その話を受け、前田も負けじと強烈なエピソードを披露する。

前田 俺昔、高校のとき、大阪の阿倍野にあるドイツ料理屋でバイトしてたら、隣に近鉄百貨店があって、その屋上で桜田淳子の新曲の発表会があったんだよ。で、昼の休みのときに、俺のいたドイツ料理屋に桜田淳子がメシを食いにきたんだよ。そのあとね、彼女が使ったお皿とスプーンとコップ、命をかけた取り合いになったから(笑)。

瓜田 アッハッハッハ!

前田 ほんで俺、スプーンを奪い取ってさ、ベロ~ンとやって。「桜田淳子が使ったスプーンを俺は舐めたぞ!」と10年ぐらい自慢したね(笑)。「桜田淳子は他人じゃないぞ」とか言って。

 この情報が文鮮明先生の耳に入らないことを祈ろう。さて、4月28日の『THE OUTSIDER 実験リーグ』に出場する瓜田に対し、前田が望むことはあるのか?

前田 いやぁ、どうなのかね。どういう練習をしてどれくらいのレベルなのかがわからないんで、なんとも。みな戦々恐々、こういう感じ(おっかなびっくり覗く感じ)だよ。どうなんだろう? みたいな。きのう埼玉の食事会でいろんな選手と話したけど、「瓜田とやりたい」って奴もいれば、「大丈夫ですか?」って心配する奴もいたよ。

瓜田 みんなから簡単に倒せるって思われてそうだけど、まあ、そうはさせないってぐらいの練習はしてますから。自信はあります。

 瓜田の更生を確信したのか、前田はここで大きくうなずいてみせた。そして、さっきから気になっていたことを確かめさせてくれとばかりに、対談部屋の隅っこにいた女性を見やってから、こう切り出した。

前田 で、彼女が奥さんなの?

瓜田 はい。僕の人格をすべて形成していただきました(笑)。

前田 もう2人きりだとデレデレに溶けちゃってるんじゃないの?

瓜田 デレデレです(笑)。

前田 なんだかんだで、瓜田ってモテるよね?

瓜田 マジですか? 自分でもわかってるんですけど。

前田 自分でもわかってる?

瓜田 冗談です、冗談。

前田 刺青ガンガン入ってて、初対面で近寄っただけで普通は女の子がキャーみたいな感じじゃん。で、そのキャーから始まって、距離を詰めてくんだから、すごいよね。

瓜田 俺の中のヒット・アンド・アウェイなんですよ。距離を取りつつ、ババンとね。これ(刺青)は、後悔してるんですよ。あまりそのときのことを覚えてないというか、アルコール依存だった時期もあったし、グッとこう自分の中で握る手綱みたいなのがなかったから、フラフラしちゃって。いろんなものが弱かったんで。

前田 (感心したような表情になり)瓜田おまえ、しゃべることが全部、物語になってないか? おまえ、生まれながらの小説家だよ。しゃべる言葉、しゃべる言葉、10秒ごとに物語として繋がってるみたいな。全部物語だよ。たいしたもんだよ(笑)。

瓜田 本当ですか? そうなんですよ。とにかく当時はブレまくってて、どこかに闇があったと思うんですよね。たとえば刑務所とか精神病院に行ったときも、「なんで周りはわかってくれないんだ。俺はこんなにまともなのに」って主張してたけど、まともな奴がそんなところに行くわけないじゃないですか(笑)。明らかに周りから見て変だったと思う。自分ではそれを自覚したくなかったけど。

前田 多重人格はなかったの?

瓜田 それはないです。常に自分の人格で生きてたんですけど、自分を信じきれなかったというか。今は多少なりとも、自分に自信があるから、小さなことでも解決できたり、嫌なことも嫌と言えるようになりましたけど、当時は自信がなかったから、ただ突っ張ればいいという一番いけない方向に行っちゃっててまして。最近やっと、それがなくなってきました。奥さんのおかげですけど。

前田 瓜田どうしちゃったの? 奥さん、変な注射打たなかった? 大丈夫? 寝てる間に大事なとこ、取っちゃったんじゃないの? なんでこんなにいい子になっちゃったの?

瓜田 フフッ。

前田 まあワケのわからない回り道もしたけど、おまえには絶対に才能があるよ。

瓜田 知ってます(笑)。

前田 過去に文学の世界でもいっぱいいたんだよ、おまえみたいのが。そいつらが時間を使ってああでもないこうでもないと、いろいろ残してるんだよ。おまえもそのうち、自分の中で何かが弾けて、何か書きたいとか作りたいってなるよ。おまえ、真剣に文学の世界で勝負したほうがいいよ。

瓜田 勝負してみます。

前田 あとはさ、ちょっと寝てるとこ無理矢理またがってさ、子どもを作ったらいいよ(笑)。

瓜田 アハハハ。計画はしてるんですけどね。まあもう1回ぐらい、筆で成功しそうな段階に入ったら……。

前田 じゃなくて、違うんだよ! 逆なんだよ、おまえ。子どもができたら、その子を大人にしなきゃいけないんだよ。命がけで。ほんだらね、いろんな回路が上向いてくるんだよ。逆だって、瓜田!

瓜田 本当にそうかもわからないですね。

前田 試合も頑張ってね。期待してるよ。

 獲得形質は遺伝するという学説を信じるのであれば、より強い遺伝子を残すためにも、今度の試合には勝っておきたいところだ。そんな瓜田をサポートするべく、日刊サイゾーでは、お得な「瓜田応援チケット」を発売中。以下のフォームから『THE OUTSIDER 実験リーグ』のチケットを購入すれば、瓜田のサイン入りの「THE OUTSIDER特製Tシャツ」が漏れなくオマケとして付いてくる。コイツを会場で身にまとい、瓜田に熱い声援を送ろう!
(取材・文=岡林敬太)

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前田日明×瓜田純士、和解の瞬間──“キング・オブ・アウトロー”が大放言「前田さん、滑舌が……」

 前田日明(59)と瓜田純士(38)が、10年ぶりの和解を果たした。前田主催の格闘技大会『THE OUTSIDER』に出場していた瓜田が、会場で問題行動を起こして、追放処分を食らったのが2008年。以来、両者は絶縁状態になっていたが、来たる4月28日(土)、新宿フェイスで行われる『THE OUTSIDER 実験リーグ』に、瓜田が電撃参戦することが決まったのだ。大会に先立ち、10年ぶりに再会したふたりが、思いの丈をぶつけ合う!

 ゴールデンウィークの初日に開催される『THE OUTSIDER(以下アウトサイダー)実験リーグ』にて復帰戦を行うことが決まった瓜田が、「大会前に筋を通しておきたいことがある」と申し出た。

「リングスの運営から急に電話でオファーがあって、試合に出ることになった。それはうれしいことだけど、まだ前田さんと直接お話ししたわけじゃないので、できれば大会の前にお会いして、かつての不義理を謝罪しておきたいんですよ」

 その思いを汲んでセッティングされた対談の舞台。前田が待ち構える渋谷のリングス本社前にたどりついた瓜田は、「やっぱ緊張するなぁ。いきなり怒られたらどうしよう」と言って、深呼吸してから、意を決したようにビルの中へと入っていった。

 * * *

瓜田 ごぶさたしてます!

前田 おおおお、なんか大きくなったな、体が。10キロぐらい太ったんじゃないの?

瓜田 その節はご迷惑をおかけしました。若気の至りでした。またチャンスを与えていただき、ありが……

前田 (遮るように)何歳になったの?

瓜田 今、38です。

前田 まあ、座んなよ。刺されたとかなんとか聞いてたからさ。どうしてんのかな? って心配してたんだよ。

瓜田 (話を逸らすように)格好いいライターですね。まだ葉巻吸ってるんですか?

前田 葉巻もやってるし、パイプもやってるよ。

瓜田 金正恩も言われてたじゃないですか。

前田 何が?

瓜田 指導者である以上、タバコはダメですよ。昨日かなんか、ニュースでやってましたよ。前田さんもお子さんがいるんだったら、そろそろ健康を考えたほうがいいですよ。それでこそ真の男ですよ。

前田 ありがと、ありがと、ありがとね。(話を逸らすように)結婚したんだって?

瓜田 しました。4回目です。

前田 もう38やったら、そろそろ子どもを作ったほうがいいよ。子どもができたらさらに変わるよ、いろんなことが。

瓜田 まあ、そうなんですけどね。欲しいんですけどね。

 と、互いの様子を探る軽いジャブの応酬があったのち、瓜田がいきなり、前田の急所をかすめるような“ストレートパンチ”を放った。

瓜田 前田さん、滑舌が良くなってますね(笑)。

前田 ハハハハ。

瓜田 前、『水曜日のダウンダウン』(TBS系)でお見かけしたときは、全然何言ってるのかわからかったですよ。

前田 確かに自分でもなんかね、口回んないときがあったんだよ。

瓜田 今は大丈夫ですね。

前田 と思うんだけどね、ハッハッハッ。

瓜田 (前田の体を見つめながら)思ったより、すっきりしてますね。もっと太ってるイメージでした。

前田 (瓜田の体を見つめ返して)体、本当に変わったね。前はガリガリでさ。正直アウトサイダーに出してもさ、マッチメイクするのにすごい気を使ったよ。

瓜田 俺も思ってました。なんでこんな中にいるんだろう? と。気持ちだけで生きちゃってましたから。

前田 俺もあのとき、よくあの頃の瓜田を出したなと。

瓜田 バクチに近かったと思うんです。言ってましたもんね、「おまえ、体だけは作っとけ。殺すわけにいかないし」と。その意味すらも当時の俺はわかってなかったんですよ。

前田 体、だいぶ健康になったの?

瓜田 はい。酒もタバコもやんないし。

前田 前はなんか、うつ病の薬とかを飲んで副作用がどうのこうの言ってたけど。

瓜田 今は風邪薬も飲まないです。全部、嫁さんに管理されてて。ちょっとしたケガでも具合悪くても病院に行かせてくれないし、果物とか野菜で治せと言われるんで。

前田 本当に雰囲気、変わったね。

瓜田 恥ずかしいです。照れ臭いというか。俺何回か前田さんに、どっかで会わないかな、って思ってたんですよ。ばったり会ったら「覚えてますか? 瓜田純士です」と挨拶したかった。10年かかったけど、こうやってご挨拶できるだけでもうれしいですよ。

前田 よかったよ。でも、大丈夫かよ? 今回、「瓜田に勝ったら10万円」って企画をやるんだけど、大丈夫?

 対談部屋のホワイトボードには、「瓜田に勝ったら10万円」に出場するチャレンジャー4人の写真が貼り出されていた。この4人が28日の序盤と中盤にトーナメントを行い、勝ち上がった1人が、当日のメインイベントで瓜田と戦うというシステムだ。

前田 (トーナメント出場者が)今日、決まったんだよ。

瓜田 (募集開始から数日で枠が埋まったという話を聞き)それだけナメられてるってことじゃないですか(笑)。「ちょっと連休初日に、こいつで小遣い稼ぐか」ぐらいにしか思われてないんですよ。

前田 いや(笑)、そうじゃない奴もいるよ。一番左の奴なんてさ、いろいろ(自己PR文を)ワーッと書いてきたけどさ。「瓜田みたいに自由に生きてる奴と手を合わせることによって自分を変えたい」みたいな。

瓜田 勝手にしろって話ですよ(笑)。

前田 ハハハ。

瓜田 おまえの人生に俺を巻き込むな、っていう。てめえでなんとかしろって話ですけど。

 そのまま格闘技の話に突入するかと思いきや、前田が突然、話題を変えた。瓜田の「作家としての可能性」を論じ始めたのだ。

前田 相変わらず書いてるの? 真剣に文才あるからさ。もっといろんな文体とかを吸収するために、もっともっといろいろ読んでさ。あんなのデータ勝負だよ。

瓜田 いかに知ってるか、ですよね。情報量が頭にある奴のほうが、面白いこと書いてますからね。

前田 文章の書き方にもいろいろなパターンあってさ。もうパターンも出尽くしてるんだけど、瓜田はまだまだオリジナルの文だったりを生み出せるような何かを持ってるよ。だから真剣にさ、芥川賞でも狙ったら?

瓜田 直木賞がいいですね。芥川賞って、ちょっと難しいんですよ。純文学って。「あいつは箸を持って弁当を食べた」までに、何ページも使う書き方をするんですよ。そういうのはちょっと……。

前田 そんなのが鬱陶しかったら、そういう(自分のオリジナルの)書き方を通せばいいじゃん。通して芥川賞を取ったらええやんけ。

瓜田 だから物書きの中の……

前田 (瓜田の声には耳を貸さず)人と違うことをさ!

瓜田 アッハッハ!

前田 人と違うことを、いいと思ってる奴が取れるんだよ。

瓜田 相変わらず噛み合わないな、と思って。前田さんとしゃべると(笑)。

前田 噛み合ってない? あ、本当?

瓜田 物書きの中のサザンみたいなのがいいですよ。サザンの歌詞ってオリジナリティーがあって、よくわかんないんだけど、なんとなく言いたいことはわかる、みたいな感じがあるじゃないですか。そういうのを書けたらいいなって。

前田 オリジナルが大事だね。人間ってさ、若いときは「人と違うじゃないか」というのが悩みなんだけど、年を取ると「人と同じだ」というのが悩みになってくるんだよ。おまえはいつまでもオリジナルだからいいよ。

瓜田 オリジナルでいたいですよ。

前田 今、どういうこと書いてるの?

瓜田 こないだ電子書籍を出したんですけど。今、ちゃんとした小説を書きたくて。でも難しいんですよ。

前田 どんな小説? もうガッチガチの文学に入るような?

瓜田 ノワール小説です。犯罪だったり、悪かったり、東京だったり、刑事だったり、暴走族だったり。そんな経験しかないから、そんなのしか出てこないんですよ(笑)。でもそういうのを書かせたら俺は自分が一番だと思ってるんで。細部のディティールだったり、ビビってる瞬間の心情だったり、「行ってやるぞ」っていうカマシの掛け合いだったり。そういう雰囲気みたいなものは、目で見たものを書いたほうがリアルですから。

前田 いい本、書いてくれよ。今、いろんなものが薄っぺらいから。個人的に思うのは、日本の演劇関係の脚本は、全部ダメだね。アメリカのほうが日本の脚本家の百倍すごい。

瓜田 日本の場合、放送の倫理とかをかいくぐるための内容だと思うんですよ。スポンサーに見せても大丈夫なような、安パイに走りがちというか。

前田 ネットでいろいろ書いて、海外の人の目につくようにしたらどう?

瓜田 英語、わかんないです(笑)。

前田 周りにいる奴に変換させればいいじゃない。

瓜田 中国とかには興味があるんですけどね。中国の不良だったりアウトロー的に生きてる奴らってのは、日本の数年前を追ってきてるようなところあると思うんです。

前田 ああいう連中ってのはね、ただのアウトローじゃなくて、昔の伝統的な秘密結社と混じったようなのがいるんだよ。金も持ってるし、なんでもできる、みたいなさ。

瓜田 今の時代、仁義ってものが欠けてるんで、それを広めていきたいですね。前田さんに義理を欠いてた俺が言うな、って話ですが(笑)。

前田 でもかえって中国とか韓国のそういう文化的な秘密結社絡みの組織っていうのは、割とそういうのを厳格に「ちょっとそれやりすぎだろ」っていうぐらいやってるところもあるみたいよ。

瓜田 あの、これ、サイゾー系の『トカナ』の取材みたいですね(笑)。思いっきり都市伝説みたいな。

前田 俺、そういうのに興味があるんだよ。あ、ロシアにもあるよ。ロシア正教絡みのね、とんでもないマフィアっぽいのが……(以下、世界の地下組織、中国の権力闘争、そして日本の政治などについて、立て板に水で語り出す)。

瓜田 前田さん、国会議員になったらどうですか? 向いてますよ(笑)。

 話はどんどん脱線していったが、長年の確執などなかったかのように、すっかり打ち解けたふたり。次回お届けする【対談後編】では、瓜田追放騒動の真相、絶縁中の両者の本音、前田と国民的アイドルのディープキス疑惑など、衝撃の秘話が続々と明かされるので、お楽しみに!
(取材・文=岡林敬太)

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“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士が劇場版『ドラえもん』に涙、涙……「毎回泣いちゃう」「俺は、のび太」

 10年ぶりに『THE OUTSIDER』へ電撃復帰することが決まった“キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士(記事参照)。4月28日の試合に向けた最終調整に入る前に、映画鑑賞で最後の息抜きをしてもらおう。編集部からプレゼントされた『映画ドラえもん のび太の宝島』(監督=今井一暁/脚本=川村元気/原作=藤子・F・不二雄)のチケットを握りしめた瓜田夫妻が、チビッコだらけの映画館に入っていった――。

 鑑賞当日は日曜日ということもあって、場内は満員。その過半数が小学生以下の子どもという客層だ。

「この大切な時期に、くだらない映画を見せやがって!」と瓜田から怒られる展開も予想していたが、それはまったくの杞憂に終わった。映画が始まるや否や、瓜田の笑い声が場内にこだまし、終盤になると、瓜田は鼻をすすり出し、ティッシュで涙を拭き始めたのだ。

 この日、誰よりもこの映画を楽しんでいたのは瓜田かもしれない。そう言えるほどの好感触。以下は、鑑賞後のインタビューである。

――いかがでしたか?

瓜田純士(以下、純士) いやぁ、めちゃくちゃ感動しました。

――序盤から純士さんが吹き出しまくっていたから、作品を小馬鹿にして笑っているのかと思いきや、そうじゃなかったようですね。

純士 懐かしさとかわいさで、もう笑いが止まらなくて。どのキャラが何をやってもおかしいし、愛しいんですよ。お決まりのところでジャイアンが文句を言ったり、威張ったり自慢したりも面白いし、展開の強引さすら愛せてしまう。しかも作品全体としては昔と変わらず、愛と勇気と友情を教えてくれる。本当によくできた作品だと思いました。

――『ドラえもん』は、昔からよく見ていたんですか?

純士 子どもの頃から大好きで、テレビシリーズはもちろんのこと、映画もよく見てましたし、下敷きとかも持ってました。今日確信したんだけど、藤子作品って、絶対的な安心感を持って見れるところがいいですよね。たとえば『進撃の巨人』なんかは、見たことないけど、見るとなったら「大丈夫なのかな」と構えちゃうと思う。でも藤子作品にはそういう心配が要らないんですよ。終始、笑いと感動にあふれてるじゃないですか。ちょっと誰かがいいこと言っただけで、すぐにグッときちゃいますよ。

――今回、グッときた場面は?

純士 ジャイアンの名言、聞きました? 正確なセリフまでは覚えてないけど、「おいフロック、おまえが弱音を吐くなんて、らしくないぞ」とかなんとか言ってたじゃないですか。ああいう男を見せなきゃいけない場面で立ち上がるジャイアンって、めちゃくちゃ格好いい。ジャイアンが男を売る場面にスネ夫が付き合わされるパターンが特に好きですね。あと、しずかちゃんの根性にも感心しました。

――しずかちゃんの根性? そんな場面、ありましたっけ?

純士 海賊にさらわれたっていうのに、新しい環境にすぐさま馴染んで、厨房で明るく皿とか洗ってたじゃないですか。あの適応力と心臓の強さはすごいですよ。

――奥様は浮かない表情ですが、面白くなかったですか?

瓜田麗子(以下、麗子) めっちゃクオリティーが落ちたと思いました。昔の『ドラえもん』は、もっと内容が濃かったり細かかったりしたと思うんですよ……。

純士 自分が大人になったから、そう思うだけじゃない?

麗子 ちゃう、ちゃう。全体的に、粗くて粗くて。

――どういう部分に粗さを感じましたか?

麗子 子どもがピコポコピコポコ、コンピュータみたいなのをイジってましたけど、タッチパネルの描写が粗くって、どういうキーになってるのかようわからんかったやないですか。あと、ドラえもんがウニョウニョしたゾーンの中に入っちゃって、「危ない!」って言うんやだけど、手を突っ込むのは大丈夫だったりして、あのウニョウニョの正体は一体なんなんやろ? ってのが結局ようわからんかったり。

純士 そういうのはね、藤子アニメに求めちゃダメなんだよ。ウニョウニョの中にいるドラえもんを助け出すとき、ポコって頭が出てきたシーンとか、もうかわいくてたまらなくて笑っちゃったけどなぁ。

麗子 まあそれはええともしても、『ミニオンズ』とか『ポケットモンスター』をパロってるようなシーンも多々あったやないですか。いよいよネタがなくなったのかな、とも思ったわ。

純士 俺はその逆の見方で、「藤子、よくぞ新境地に切り込んだな」と高評価してるよ。今までと同じような繰り返しだと、さすがにファンも飽きるから、世界観を広げるべく、改革に出たんだと思う。洋物や流行り物を吸収した“新・藤子劇場”とでもいうのかな。アジアにとどまってた映画が世界に出るべく、そういう勝負に出たんでしょう。実際、今回の作品で『ドラえもん』は新しいファンを多くつかむと思うよ。

麗子 なんでもアリにもほどがあると思ったけどなぁ。

純士 いや、なんでもアリでいいんだよ。「そんなに便利なもんがあるならもっと早くに出せよ」という飛び道具も『ドラえもん』だから許される。特に今作は劇場版だから、尺の関係上、短縮展開もやむを得ないでしょ。

――テレビ版と劇場版で、内容は大きく異なるんですか?

純士 劇場版はもとから、家族でも楽しめるようなスペシャルな内容になってるんですよ。テレビ版の本来のアニメの殻を破った舞台設定や大仕掛けがあったり。こないだ家で見た作品では、西部劇風のシチュエーションで外国の女の子が『ノビ~タ』なんつってました。そういうのも劇場版ならではの面白さなんですよ。数年前の『STAND BY ME ドラえもん』あたりからは特に、子どもだけじゃなく大人も十分楽しめる内容になってきてると思います。

麗子 『STAND BY ME~』はめっちゃ感動したんやけどなぁ。それに比べると、今回のは特に絵のクオリティーがガタ落ちやったわ。

純士 『STAND BY ME~』は3DCGをゴリゴリに使った特殊な作品だから、絵が違うのは当たり前当然でしょ!

麗子 そうやったっけ? なんでそんなに詳しいん?(笑)

純士 好きだからに決まってるだろ!

――2005年以降、主要キャラの声優が変わりましたが、それについてはどう思いますか?

純士 まったく違和感ないですね。

――序盤はゲラゲラ笑っていた純士さんですが、終盤、泣いていましたよね。“泣きポイント”はズバリ、どこでしたか?

純士 急に背景が切り替わって、挿入歌(ここにいないあなたへ/星野源)が流れたところで泣いちゃった。ぶっちゃけ、ストーリーはあまり関係ない。挿入歌の力です。

――映画の雰囲気だけで泣いてしまう奥さんのことを、これまでさんざんバカにしてきた純士さんですが、今日はご自身も“雰囲気泣き”を?

純士 そうなんですよ(笑)。『ドラえもん』だけは毎回、雰囲気で泣いちゃう。

麗子 私の両脇に座ってた子どもと純士が、ずっと同じところで笑ってて、ほぼ同時に泣き始めたから、めっちゃウケたわ。

――今作は「父と子の関係」がテーマの一つでしたが、そのあたりはいかがでしたか?

純士 俺自身、父親との関係が特殊だったせいか、父子をテーマにした映画が好きで、シルベスタ・スタローンの『オーバー・ザ・トップ』とか、ヒュー・ジャックマンの『リアル・スティール』とか、代表的なのは結構見てるんですよ。ただ、さすがに目が肥えてるんで、そのテーマに関しては今回はそこまで来なかったかな。ゲストに寄せすぎな部分もあったんで。

――ゲストに寄せすぎ、とは?

純士 フロックと父親の関係で泣かせようとしてたじゃないですか。俺、身内贔屓なところがあるから、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫といったゴールデンメンバーには愛着があって、そいつらが何かいいことをするとすぐに泣いちゃうんだけど、フロックなどの新しい面々には慣れてないから、そこまで感情移入できなかった。とはいえ、感動はしましたけどね。今回、父子のストーリーを見てて思ったのは、「俺はもう、子ども目線じゃないんだな」ってこと。なんやかんやで俺もアラフォーだから、すっかり父親の目線で作品の中の子どもたちを見てましたよ。そういう変化は感じたけども、物語の本質は変わらない。藤子先生の一番言いたいことは、今回もしっかり受け止めたつもりです。

――藤子先生の一番言いたいこと、とは?

純士 のび太って結局、「見てる人みんな」なんですよ。ヒーローに憧れてるけど、見た目も悪くて頭も悪くて意気地もなくて……っていう、多くの見てる人たちそのものなんです。藤子先生はきっと、ずっとそのことを意識して描いてたはず。その冴えないのび太がいつも最後、信じられない勇気を振り絞ったり愛を訴えたりして、ああいうゲスト的な外国人の奴らの心すら打つようなことをやってのけるというのが作品の肝でしょう。今回ものび太が映画の中で、立ち上がる勇気を見せてくれたので、大満足。百点満点です。

――ちなみに少年期の純士さんは、ドラえもんの登場人物でいうと、誰に近かったのでしょう?

純士 のび太ですね。

――てっきり、ジャイアンなのかと思っていましたが。

純士 同級生全員に対して「俺を呼び捨てにするな」と脅したりという、ジャイアン的な行動も確かにしてましたが、俺の内面は昔も今も、のび太なんですよ。

麗子 そやな。のび太を今日見て、改めて思ったわ。純士にソックリやなって。

純士 で、ウチの嫁は、ドラえもんなんですよ。俺、外ではめちゃくちゃ格好つけてるのに、家では嫁に甘えてばかりいますから。足の指をクローゼットにぶつけただけで「救急車を呼んでよ~」と泣きついたり。

麗子 ホンマ、のび太やわ~。でも、のび太と一緒で、純士もやるときはやんねんな。

純士 うん、やるときはやる。

 * * *

 4月28日の『THE OUTSIDER』で、「やるときはやる」瓜田の真価を見せてもらおうではないか。
(取材・文=岡林敬太/撮影=おひよ)

【サイゾー presents『瓜田に勝ったら10万円』開催決定!】
大会名/THE OUTSIDER 実験リーグ
会場/新宿フェイス
開催日時/2018年4月28日(土)13:00開場 14:00試合開始予定
※対戦カード、チケット情報などの詳細はリングス公式サイト(http://www.rings.co.jp)でご確認ください。

※瓜田純士の人生相談「No problem」
https://kinngofoutlow.jimdo.com

※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。
http://www.cyzo.com/cat8/outlaw_charisma/

「瓜田純士に勝ったら10万円」対戦相手大募集! “キング・オブ・アウトロー”が『THE OUTSIDER』に帰ってきた!!

 ビッグニュースが飛び込んできた! “キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士(38)が4月28日(土)、新宿フェイスで行われるリングス・前田日明(59)主催の『THE OUTSIDER実験リーグ(以下アウトサイダー)』のリングで、格闘家として復帰することが決まったのだ。しかも、ただの一選手としての参加ではない。「瓜田純士に勝ったら10万円」というスペシャル企画を設け、挑戦者を公募して復帰戦を行うのだという。素行不良が原因で主催者を怒らせ、アウトサイダーを追放されてから約10年。なぜ瓜田は突然、このリングに舞い戻ることになったのか? 都内のジムでトレーニングを終えたばかりの本人を直撃した。

――つい先ほど、日刊サイゾーの編集長から「瓜田純士がアウトサイダーに復帰する」という情報を聞いて驚いたのですが、それは本当のことですか?

瓜田 ええ、本当です。先月中旬にリングスの運営から「4月28日開催の大会に出ませんか?」というオファーがあり、迷わず「出る」と即答しました。

――2008年3月開催のアウトサイダー第1回大会と、同年7月の第2回大会に出場した瓜田さんですが、会場における素行不良が原因で、リングスの運営から追放処分を食らいましたよね。

瓜田 会場に金属バットを持ち込んだりして、セキュリティーや運営の人間と揉めに揉めてしまい、出禁になってしまったんですよ。

――2012年に日刊サイゾーの記事を通じて前田さんに「復帰させてほしい」というラブコールを送ったこともありましたが、想いは届かず、以後、瓜田さんの口から「アウトサイダー」の言葉が出ることもなくなったので、この“恋”は完全に終わったものかと思っていました。

瓜田 俺もそう思っていました。でも心のどこかで「またいつか出られたらいいな」とずっと思っていたのも事実で、アウトサイダー10周年、追放されてから丸10年という節目にこういうサプライズが起きたというのは、俺にとって神展開以外の何物でもない。生きていて本当によかったと思いましたし、一度失った信頼を取り戻すには10年もの歳月がかかるんだなとも思いました。

――今回、どういう経緯で追放処分が解かれたのでしょう?

瓜田 俺もまだ前田さんとは直接お話しをしていないので、そのへんの事情はよくわからないんですよ。以下は推測ですが、ディファ有明がなくなって、次回大会は新宿フェイスでやるらしいので、「新宿といえば瓜田」「そういえば瓜田はいま何をやっているんだ?」という話の流れになり、俺が昔と比べてまともになっていることが前田さんにも伝わって、ゴーサインが出たんじゃないでしょうか。

――確かに、まともになりましたよね。

瓜田 アウトサイダーの旗揚げ当初の俺って、刑務所や精神病院から出てきてまだ間もなかったし、敵も多かったから、荒んでいたんですよ。他の選手とは精神状態も明らかにズレていて、いろんな問題を起こしてしまいました。

――しかし、その凶暴さゆえに話題を呼んだのは確かで、追放処分を食らったことを悲しむファンもいました。

瓜田 いまにして思えば、他の選手みたいに、アウトサイダーをきっかけとしてストイックに格闘技にのめり込んで、前田さんに可愛がられながら雑誌に出たり、選手同士の飲み会や集まりに参加したり、健康的に体を作ったりしながらファンを増やしていけば、きっとスター街道まっしぐらで、得るものばかりの人生だったと思うんですよ。ところが、当時の俺の脳みそは、そういう境地にたどり着くイメージがまったく湧かなかった。すべてがガキのまんまで、破滅的でしたから。真面目に格闘技をやるという選択肢は、その頃は全然なかったんですよ。

――アウトサイダーを追放されたあと、「ノートレーニングの瓜田」を自称し、まったく練習をしないまま他の地下格闘技に出続けていた時期もありましたよね。『益荒男』(2011年11月)に出たときなんかは、リングの上でウイスキーを飲んでいたから驚きました。

瓜田 あれが本当の酔拳ですから(笑)。

――周りの選手たちがドン引きしている光景が印象的でした。

瓜田 「あいつふざけてんな」と思いつつ、誰も文句を言ってこなかった。要するに、俺とは関わりたくなかったんでしょう(笑)。だけど中途半端に目立ってはいたから、そこでもし真面目に体でも作っていたら、陽の当たる場所に行けたかもしれないのに、当時はしがらみも多くてそれができなかったんですよ。

――しがらみとは?

瓜田 東京の不良のパワーバランスみたいなのがあって、歌舞伎町でヤクザをやっていた時代のケツを拭き切れていなかった俺は、組を抜けたあともいろんな場面に駆り出されたりなんだりと、厄介なしがらみを多く残していたんですよ。本当はバックレたかったけど、顔が中途半端に売れちゃっていたもんだから、どこかに逃げて真面目に出直すことも難しかった。俺にはやっぱり反社が合っているのかな……とか、いろいろ葛藤する中で、つまらないケンカを拾ってみたり、タトゥーを増やしてみたり、酒に溺れてみたりと、本当に長いこと迷走し続けていました。

――当時は人間関係のトラブルも多かったですよね。

瓜田 仲良くなりかけた人に対し、変に噛みついたり、襟首をつかむようなマネをしたりという習性がありましたからね。あれもいま思えば全部、相手の信頼を見たかったんですよ。リングスの前田さんに何度か噛みついたのも、そういう動機でした。

――人間不信だったんでしょうか?

瓜田 結局、実の父親からの愛情が一切なかったんで、他人との関係に、親子のような絆を求めてしまっていたんですね。5回10回噛みついても、本当の親子だったら見捨てずに向き合ってくれる。でも俺が癇癪を起こして噛みついた相手は、たいていギブアップする。「あいつ、面倒だからイヤだ」と。ってことはおまえ、俺の面倒なんてハナから見れねえんじゃねえかと思っちゃう。少しでも人生を預けてみようかなと思う相手には、変にケンカを売ったりして、こいつは信頼できる人間かどうかを試していたところがありました。相手からすれば、迷惑な話ですけどね(笑)。そうやって多くの人間関係を壊し続けて、孤立無援になりかけていた頃にいまの嫁と知り合って、彼女から愛情をたくさん注いでもらって、俺はようやく真人間に戻ることができた。いまひと通り、人間関係だったり生き方だったりが落ち着いたんですよ。いま俺を襲ってくる奴はいないし、俺が「あの野郎!」って思う奴もいない。人として本当に落ち着いてきています。

――そんな折、今回のオファーが舞い込んだわけですね。

瓜田 実はオファーが来る前から、よく頭の中でこんなことを考えていたんですよ。もしアウトサイダーの立ち上げ当初にいまみたいな自分だったら、追い出されるようなマネもしなかったし、真面目にそこにいることもできたのにな、とか。いまだったら前田さんに頭を下げることもできるのにな、とか。やはりそれだけアウトサイダーは魅力的な場所でしたから。アウトサイダーに戻れなくでもいいから、眩しく輝いているアウトサイダー時代のライバルたちに、「俺も頑張っているぜ!」と、どこかで主張できる場所はないだろうか、と模索し続けるここ数年でした。

――その思いをこれまで口外しなかったのは、なぜですか?

瓜田 なんでかというと、自分が一番やりたいことだから。やっぱ男だから、戦う世界にいたいじゃないですか。でもそこに身を置けない自分が悔しくて、あえてアウトサイダーの話題は避けていたんですよ。

――なるほど。

瓜田 だけど、自分の人生の中でいい行いを重ねて、徳を積んでいく中で、何か夫婦の健康とか利益以外で、旦那の俺だけのワガガマが一つ叶うなら、「アウトサイダーに戻りたい」と迷わず答えられるぐらい、実は心の奥底でずっとカムバックを願っていたんですよ。2年前から体を鍛え始めたり、8ヶ月前から格闘技のジムに通い始めたりしたのも、「いつかそういう日が来たときのために」と無意識に準備していたのかもしれません。そこへ今回の話が舞い込んだわけだから、そりゃもう飛びつくに決まっていますよね。

――いま編集部に電話で確認したところ、当日の瓜田さんの試合は、「瓜田純士に勝ったら10万円」というスペシャルマッチになるそうです。10万円の賞金はサイゾー社が用意。瓜田さんの対戦相手はこれからリングスのサイトで募集し、書類選考で残った4人が当日、3分1ラウンドのトーナメントを行い、勝ち上がった1人が瓜田さんへの挑戦権を得る、というシステムになりそうです。

瓜田 面白そうですね! でも俺が勝った場合、賞金はどうなるんですか?

――瓜田さんのものです。

瓜田 10万円。多いのか少ないのか微妙な額だけど、俺を倒したい奴らは奮って応募してほしいですね。もちろん、返り討ちにしてやりますけど。

――体重は65~70キロを予定。試合はストライキング戦(キックボクシングルール)で、瓜田さんの試合は3分2ラウンドを予定。「判定勝ち」でも、勝ちは勝ちだそうです。

瓜田 まあ、判定はないんじゃないでしょうか。いまの俺は自分史上最強ですから、相手をリングに沈めてやりますよ。

――最後に、今回の試合に向けた抱負を語ってください。

瓜田 過去の俺は、いろんなところに不義理を働きつつ、鍛えもせずに酔っ払った状態で、真面目にやっている奴らを冷やかすみたいな戦いをしてきました。それはそれで話題になってよかったんですけど、その生き方を俺自身がもう大嫌いになっているんですよ。当時の写真は見たくもないです。情けないから。でも今度のアウトサイダーでは、昔の俺とは180度違う、本当に強い瓜田純士を見せるつもりです。これは、対戦相手をブッ倒す戦いであると同時に、過去の自分を葬り去る戦いでもある。いままで俺の試合はネットとかでさんざんバカにされてきたけど、もう誰にもバカにさせないです。それぐらい変わったと思っていますんで、新生・瓜田純士をぜひ見に来てください。

 * * *

 ゴールデンウィークの初日を飾るゴールデンマッチ。試合会場は、新宿フェイス。まさに“新宿の顔”である瓜田の復活劇を見逃すな!
(取材・文=岡林敬太/撮影=おひよ)

【サイゾー presents『瓜田に勝ったら10万円!』選手募集】

瓜田選手に闘いを挑みたいという猛者は、以下のエントリーページより、「応募大会」欄から「瓜田チャレンジ」を選択し、必要事項を埋めてください。

エントリーはこちらから!

●応募資格
年齢:
16~35歳まで。プロでの試合経験が3試合以上の方は出場できません。
ただし、主催者が定めるドクターチェック、さらに戦績などを考慮した上で、大会実行委員長、レフェリーの判断のもと、36歳以上でも出場が認められる場合があります。詳しくはリングス事務局までご連絡ください。
(03-3461-6698 月~金 11:00~17:00)

体重制限:65-70キロ
ルール:ストライキング戦(キックボクシングルール)。以下のページを参照してください。
http://www.rings.co.jp/archives/28658

試合当日、最大3試合を戦う可能性あり
(1、2試合目は3分1ラウンド、瓜田選手戦のみ3分2ラウンド。ただし、詳細が変更される可能性があります)

【大会名】THE OUTSIDER 実験リーグ
【会場】新宿フェイス
【開催日時】2018年4月28日(土)13:00開場 14:00試合開始予定
※大会概要、選手募集、チケット情報などの詳細についてはリングス公式サイト(http://www.rings.co.jp)でご確認ください。

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「瓜田純士に勝ったら10万円」対戦相手大募集! “キング・オブ・アウトロー”が『THE OUTSIDER』に帰ってきた!!

 ビッグニュースが飛び込んできた! “キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士(38)が4月28日(土)、新宿フェイスで行われるリングス・前田日明(59)主催の『THE OUTSIDER実験リーグ(以下アウトサイダー)』のリングで、格闘家として復帰することが決まったのだ。しかも、ただの一選手としての参加ではない。「瓜田純士に勝ったら10万円」というスペシャル企画を設け、挑戦者を公募して復帰戦を行うのだという。素行不良が原因で主催者を怒らせ、アウトサイダーを追放されてから約10年。なぜ瓜田は突然、このリングに舞い戻ることになったのか? 都内のジムでトレーニングを終えたばかりの本人を直撃した。

――つい先ほど、日刊サイゾーの編集長から「瓜田純士がアウトサイダーに復帰する」という情報を聞いて驚いたのですが、それは本当のことですか?

瓜田 ええ、本当です。先月中旬にリングスの運営から「4月28日開催の大会に出ませんか?」というオファーがあり、迷わず「出る」と即答しました。

――2008年3月開催のアウトサイダー第1回大会と、同年7月の第2回大会に出場した瓜田さんですが、会場における素行不良が原因で、リングスの運営から追放処分を食らいましたよね。

瓜田 会場に金属バットを持ち込んだりして、セキュリティーや運営の人間と揉めに揉めてしまい、出禁になってしまったんですよ。

――2012年に日刊サイゾーの記事を通じて前田さんに「復帰させてほしい」というラブコールを送ったこともありましたが、想いは届かず、以後、瓜田さんの口から「アウトサイダー」の言葉が出ることもなくなったので、この“恋”は完全に終わったものかと思っていました。

瓜田 俺もそう思っていました。でも心のどこかで「またいつか出られたらいいな」とずっと思っていたのも事実で、アウトサイダー10周年、追放されてから丸10年という節目にこういうサプライズが起きたというのは、俺にとって神展開以外の何物でもない。生きていて本当によかったと思いましたし、一度失った信頼を取り戻すには10年もの歳月がかかるんだなとも思いました。

――今回、どういう経緯で追放処分が解かれたのでしょう?

瓜田 俺もまだ前田さんとは直接お話しをしていないので、そのへんの事情はよくわからないんですよ。以下は推測ですが、ディファ有明がなくなって、次回大会は新宿フェイスでやるらしいので、「新宿といえば瓜田」「そういえば瓜田はいま何をやっているんだ?」という話の流れになり、俺が昔と比べてまともになっていることが前田さんにも伝わって、ゴーサインが出たんじゃないでしょうか。

――確かに、まともになりましたよね。

瓜田 アウトサイダーの旗揚げ当初の俺って、刑務所や精神病院から出てきてまだ間もなかったし、敵も多かったから、荒んでいたんですよ。他の選手とは精神状態も明らかにズレていて、いろんな問題を起こしてしまいました。

――しかし、その凶暴さゆえに話題を呼んだのは確かで、追放処分を食らったことを悲しむファンもいました。

瓜田 いまにして思えば、他の選手みたいに、アウトサイダーをきっかけとしてストイックに格闘技にのめり込んで、前田さんに可愛がられながら雑誌に出たり、選手同士の飲み会や集まりに参加したり、健康的に体を作ったりしながらファンを増やしていけば、きっとスター街道まっしぐらで、得るものばかりの人生だったと思うんですよ。ところが、当時の俺の脳みそは、そういう境地にたどり着くイメージがまったく湧かなかった。すべてがガキのまんまで、破滅的でしたから。真面目に格闘技をやるという選択肢は、その頃は全然なかったんですよ。

――アウトサイダーを追放されたあと、「ノートレーニングの瓜田」を自称し、まったく練習をしないまま他の地下格闘技に出続けていた時期もありましたよね。『益荒男』(2011年11月)に出たときなんかは、リングの上でウイスキーを飲んでいたから驚きました。

瓜田 あれが本当の酔拳ですから(笑)。

――周りの選手たちがドン引きしている光景が印象的でした。

瓜田 「あいつふざけてんな」と思いつつ、誰も文句を言ってこなかった。要するに、俺とは関わりたくなかったんでしょう(笑)。だけど中途半端に目立ってはいたから、そこでもし真面目に体でも作っていたら、陽の当たる場所に行けたかもしれないのに、当時はしがらみも多くてそれができなかったんですよ。

――しがらみとは?

瓜田 東京の不良のパワーバランスみたいなのがあって、歌舞伎町でヤクザをやっていた時代のケツを拭き切れていなかった俺は、組を抜けたあともいろんな場面に駆り出されたりなんだりと、厄介なしがらみを多く残していたんですよ。本当はバックレたかったけど、顔が中途半端に売れちゃっていたもんだから、どこかに逃げて真面目に出直すことも難しかった。俺にはやっぱり反社が合っているのかな……とか、いろいろ葛藤する中で、つまらないケンカを拾ってみたり、タトゥーを増やしてみたり、酒に溺れてみたりと、本当に長いこと迷走し続けていました。

――当時は人間関係のトラブルも多かったですよね。

瓜田 仲良くなりかけた人に対し、変に噛みついたり、襟首をつかむようなマネをしたりという習性がありましたからね。あれもいま思えば全部、相手の信頼を見たかったんですよ。リングスの前田さんに何度か噛みついたのも、そういう動機でした。

――人間不信だったんでしょうか?

瓜田 結局、実の父親からの愛情が一切なかったんで、他人との関係に、親子のような絆を求めてしまっていたんですね。5回10回噛みついても、本当の親子だったら見捨てずに向き合ってくれる。でも俺が癇癪を起こして噛みついた相手は、たいていギブアップする。「あいつ、面倒だからイヤだ」と。ってことはおまえ、俺の面倒なんてハナから見れねえんじゃねえかと思っちゃう。少しでも人生を預けてみようかなと思う相手には、変にケンカを売ったりして、こいつは信頼できる人間かどうかを試していたところがありました。相手からすれば、迷惑な話ですけどね(笑)。そうやって多くの人間関係を壊し続けて、孤立無援になりかけていた頃にいまの嫁と知り合って、彼女から愛情をたくさん注いでもらって、俺はようやく真人間に戻ることができた。いまひと通り、人間関係だったり生き方だったりが落ち着いたんですよ。いま俺を襲ってくる奴はいないし、俺が「あの野郎!」って思う奴もいない。人として本当に落ち着いてきています。

――そんな折、今回のオファーが舞い込んだわけですね。

瓜田 実はオファーが来る前から、よく頭の中でこんなことを考えていたんですよ。もしアウトサイダーの立ち上げ当初にいまみたいな自分だったら、追い出されるようなマネもしなかったし、真面目にそこにいることもできたのにな、とか。いまだったら前田さんに頭を下げることもできるのにな、とか。やはりそれだけアウトサイダーは魅力的な場所でしたから。アウトサイダーに戻れなくでもいいから、眩しく輝いているアウトサイダー時代のライバルたちに、「俺も頑張っているぜ!」と、どこかで主張できる場所はないだろうか、と模索し続けるここ数年でした。

――その思いをこれまで口外しなかったのは、なぜですか?

瓜田 なんでかというと、自分が一番やりたいことだから。やっぱ男だから、戦う世界にいたいじゃないですか。でもそこに身を置けない自分が悔しくて、あえてアウトサイダーの話題は避けていたんですよ。

――なるほど。

瓜田 だけど、自分の人生の中でいい行いを重ねて、徳を積んでいく中で、何か夫婦の健康とか利益以外で、旦那の俺だけのワガガマが一つ叶うなら、「アウトサイダーに戻りたい」と迷わず答えられるぐらい、実は心の奥底でずっとカムバックを願っていたんですよ。2年前から体を鍛え始めたり、8ヶ月前から格闘技のジムに通い始めたりしたのも、「いつかそういう日が来たときのために」と無意識に準備していたのかもしれません。そこへ今回の話が舞い込んだわけだから、そりゃもう飛びつくに決まっていますよね。

――いま編集部に電話で確認したところ、当日の瓜田さんの試合は、「瓜田純士に勝ったら10万円」というスペシャルマッチになるそうです。10万円の賞金はサイゾー社が用意。瓜田さんの対戦相手はこれからリングスのサイトで募集し、書類選考で残った4人が当日、3分1ラウンドのトーナメントを行い、勝ち上がった1人が瓜田さんへの挑戦権を得る、というシステムになりそうです。

瓜田 面白そうですね! でも俺が勝った場合、賞金はどうなるんですか?

――瓜田さんのものです。

瓜田 10万円。多いのか少ないのか微妙な額だけど、俺を倒したい奴らは奮って応募してほしいですね。もちろん、返り討ちにしてやりますけど。

――体重は65~70キロを予定。試合はストライキング戦(キックボクシングルール)で、瓜田さんの試合は3分2ラウンドを予定。「判定勝ち」でも、勝ちは勝ちだそうです。

瓜田 まあ、判定はないんじゃないでしょうか。いまの俺は自分史上最強ですから、相手をリングに沈めてやりますよ。

――最後に、今回の試合に向けた抱負を語ってください。

瓜田 過去の俺は、いろんなところに不義理を働きつつ、鍛えもせずに酔っ払った状態で、真面目にやっている奴らを冷やかすみたいな戦いをしてきました。それはそれで話題になってよかったんですけど、その生き方を俺自身がもう大嫌いになっているんですよ。当時の写真は見たくもないです。情けないから。でも今度のアウトサイダーでは、昔の俺とは180度違う、本当に強い瓜田純士を見せるつもりです。これは、対戦相手をブッ倒す戦いであると同時に、過去の自分を葬り去る戦いでもある。いままで俺の試合はネットとかでさんざんバカにされてきたけど、もう誰にもバカにさせないです。それぐらい変わったと思っていますんで、新生・瓜田純士をぜひ見に来てください。

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 ゴールデンウィークの初日を飾るゴールデンマッチ。試合会場は、新宿フェイス。まさに“新宿の顔”である瓜田の復活劇を見逃すな!
(取材・文=岡林敬太/撮影=おひよ)

【サイゾー presents『瓜田に勝ったら10万円!』選手募集】

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年齢:
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ただし、主催者が定めるドクターチェック、さらに戦績などを考慮した上で、大会実行委員長、レフェリーの判断のもと、36歳以上でも出場が認められる場合があります。詳しくはリングス事務局までご連絡ください。
(03-3461-6698 月~金 11:00~17:00)

体重制限:65-70キロ
ルール:ストライキング戦(キックボクシングルール)。以下のページを参照してください。
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試合当日、最大3試合を戦う可能性あり
(1、2試合目は3分1ラウンド、瓜田選手戦のみ3分2ラウンド。ただし、詳細が変更される可能性があります)

【大会名】THE OUTSIDER 実験リーグ
【会場】新宿フェイス
【開催日時】2018年4月28日(土)13:00開場 14:00試合開始予定
※大会概要、選手募集、チケット情報などの詳細についてはリングス公式サイト(http://www.rings.co.jp)でご確認ください。

イープラスでもチケット発売中
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“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士が『女性専用車両問題』を斬る!「奴らは、シャカフですよ!」

 女性専用車両に男性数名が乗り込み、電車が遅延するトラブルが相次いでいる。「女性専用車両は男性差別」ということを訴えるべく事に及んでいるようだが、果たしてこれは有効打なのか? 経歴差別の被害者でもある“キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士(38)に意見を聞いた。

――「差別ネットワーク」を名乗る男性陣が、女性専用車両にあえて乗り込み、そのまま居座り続ける運動を行なっているのをご存知でしょうか?

瓜田純士(以下、瓜田) 女性陣から「降りろ、降りろ」の大合唱が起きたやつですよね? テレビで見ました。要は、差別だなんだと訴えてる団体なんですよね? そんな奴らは、シャカフですよ、シャカフ。

――シャカフとは?

瓜田 社会不適合者ってことです。ルールを守れないバカは、ルールのある国で生きてちゃダメなんですよ。だって、「女性専用車両」って書いてあるんでしょ?

――はい。ただし、あくまでも鉄道会社からのお願いに過ぎず、法的強制力はない。「だから乗る権利がある。乗せないのは男性差別だ」というのが差別ネットワークの言い分のようです。

瓜田 バカだと思いますね。たとえば、ケーキ屋でもランジェリーショップでも、男性はダメとは謳ってないけど、暗黙の了解で女性しか来ないような店って、いっぱいあるじゃないですか。そんなところに男1人で入って長いこと居座ったら、ものすごい白い目で見られますよ。俺ね、大阪でいっぺん、間違えて女性専用車両に乗っちゃったことがあるんです。で、呑気に携帯でしゃべってたら、まわりの女性客からすっごい白い目で見られて、ヤベエと思った。あんときの女便所に入っちゃったかのような恥ずかしさと言ったら、なかったですよ。次の駅に着くまで、気まずくて気まずくて……。そんなところにわざわざ行くのは、ただのバカ、もしくは、ただの変態だと思います。

――彼らは白い目で見られるのをわかっていて、あえてやっているんだと思いますよ。それこそが問題提起だと。

瓜田 あのね、「これは俺的に納得いかない」というアラを探し出したら、世の中キリがないんですよ。どんなことでも「俺を邪険にしてる気か?」と言おうと思ったら、首を突っ込めるところはいくらでもある。そんな隙間をわざわざ見つけて、いちいち自分らの存在を示すために突っ込んでく奴らを、俺は全否定しますね。完全に女性専用車両の味方になりますよ。

――一連の騒動がメディアで報じられたことにより、「男性差別に反対」という主張は世間に伝わったと思いますか?

瓜田 どう考えても、逆効果でしょ。超マイノリティが“超々マイノリティ”になってるだけだし、今回の一件で「男ってキモい!」と思った女性も増えただろうから、男性差別を逆に助長してるだけじゃないですか(笑)。同じ男として、超迷惑。もし俺がそいつらと同じ電車に乗り合わせたら、問答無用でつまみ出して、カメラのないところに連れてって、あとは想像に任せますよ。それか、つまずいたフリしてマウントを取って、あとは想像に任せますよ。

――今までそういう怖い目に遭ったことはないんでしょうかね?

瓜田 女性専用車両内の出来事だから、他の車両の人たちには何が起きてるのか、わからなかっただけでしょう。ちょっと血の気の多い男性の乗客がいたら、確実にやられますよ。時は金なり、ですから。そんな奴らのせいで、みんなの時間が5分10分遅れたら、たまらない。こんなこと言ったら反感を買うかもしれないけど、俺、空気を読まない奴が昔から嫌いなんですよ。「全体的な空気がこうだな」と感じたら、それに合わせないとケンカになるだけじゃないですか。空気を読みたくても読めない人は別だけど、読めるくせにあえて読まず、人様に迷惑をかけるような連中は最悪ですよ。11車両あるうち10車両が女性専用車両になったらさすがに文句を言ってもいいけど、たかだか1車両だったら実害がないでしょ? 俺が受けてる差別に比べたら、痛くもかゆくもないじゃないですか。

――瓜田さんが受けている差別とは?

瓜田 「元アウトローの瓜田純士だからダメ」という差別ですよ。近所の喫茶店も出禁だし、六本木や新宿二丁目の遊び場にも入れない。何か習い事をしようと思っても門前払いで、バイトの面接は百発百中で落ちる。そんな俺に女性専用なんちゃら? おまえ、ふざけんな。遊びか? 冷やかしか? って話ですよ。なんの話を誰にしてんだ、っていう。

――差別を受けて思うことは?

瓜田 ゴネても何も始まらない、諦めが大事だ、ってことですね。俺クラスになると、あれもダメこれもダメ言われ過ぎて、どんどんやれることが限られてくるんだけど、その分、タフになりますよ。「わかった、わかった。ダメならしゃーない。次いってみよう」っていう思考回路になるんですよ。

――だから男女差別くらいでガタガタ言うな、と。

瓜田 そうですよ。レベルが違うぞ、と。そういや俺、ヤクザをやめた際の取り決めで、いまだに歌舞伎町に入れないんですよ。車両出禁どころの騒ぎじゃない。町から出禁を食らってる。おまえらのまわりにそんな奴いるか? こんな俺でさえ空気を読んで生きてるのに、なんだおまえら、俺に見つからなくてよかったな、という話ですよ。

――瓜田さんの場合は、仕事面での制限も多くて大変ですね。

瓜田 肉体労働のバイトにさえ受からない自分の身の丈を考えて、最近、新たなシノギを始めたんですよ。瓜田純士がアドバイザーを務める男性限定のテレフォン人生相談、題して「NO problem」です。俺はいろんな人生経験があるから、たいていの奴の気持ちになれるし、同じ目線からアドバイスを送ることができる。心理カウンセラーみたいな堅苦しいことは言わないし、ホリエモンや林修みたいなエリート目線の助言も言わない。瓜田純士流に親身になって相談に乗ります。相談士って、資格が要らないんですよ。だったら天職だなと思って、サイトを立ち上げました。

――新たなビジネスがうまくいくことを祈ります。話を本題に戻しますが、差別ネットワークのメンバーたちは、今後どうしたらいいと思いますか?

瓜田 俺自身がめちゃくちゃ差別されてるから、こんなしょうもない奴らの心配をしてる暇なんて、ないんですよ。自分のことで精一杯ですから。でも、こんな奴らでも俺んところに相談に来てくれれば、30分5,000円でアドバイスを送りますんで、気軽にアクセスしてほしいですね。「まずその緑色のハッピをやめろ」ってところから優しく指導してやりますよ。

(取材・文=岡林敬太/撮影=おひよ)

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“炎上絵本作家”のぶみが総長だった「池袋連合」って実在したの? 瓜田純士に聞いてみた!

 人気絵本作家・のぶみ氏(39)が作詞した「あたし、おかあさんだから」をめぐる騒動(記事参照)が収まらない。当初は歌詞の内容に関する炎上だったが、そこから延焼する形で真偽を取りざたされているのが、のぶみ氏の「池袋連合という暴走族を束ねる総長だった」とのプロフィールだ。果たして池袋連合という暴走族は実在したのか? この手の疑問は、あの男に聞くのが一番だ。のぶみ氏の1つ年下で、都内の有名不良だった“キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士(38)に緊急電話取材!

――ちょっとお尋ねしたいことがあり、お電話しました。

瓜田 なんでしょう?

――「池袋連合」という暴走族をご存知ですか?

瓜田 聞いたことないですね。いつの時代の話ですか?

――瓜田さんが16歳か17歳の頃だと思われます。

瓜田 ってことは1990年代後半、俺がちょうど稼業入りした頃ですね。

――はい。「池袋連合」は、瓜田さんの1つ年上の「のぶみ」という方がリーダーで、彼が18歳になる直前まで、中池袋公園を根城に160~200人の勢力を誇っていたそうです。

瓜田 初耳ですね。俺の記憶が正しければ、池袋界隈の暴走族だと、古くは「群龍會」「龍神會」あたりが有名です。あと、これは暴走族じゃなくてチーマーだけど、俺の3つ4つ上くらいの世代だと、「変態倶楽部」っていうチームが90年代後半に幅を利かせてましたね。で、そのあと彗星の如く現れたのが「全日本TC連盟」という暴走族です。

――聞いたことがあります。

瓜田 「全日本TC連盟」は昔からある有名な暴走族で、しばらく休眠状態だったんですが、俺の1つ上の世代が、90年代後半に短期間だけ復活させたんですよ。その中には「巣鴨麗心愚(とげぬき麗心愚)」とかいう、なかなかボキャブラリーセンスのあるチームもあって、池袋、巣鴨、大塚あたりでよく走ってました。

――そのほか、90年代の池袋界隈で有名だった暴走族は?

瓜田 「ワード」ってのもいたし、「豊島連合」ってのもいました。あとこれは暴走族じゃないけど、「Florence13」っていう赤ギャングもいましたね。石田衣良原作のクドカンのドラマ『池袋ウエストゲートパーク』のモデルになったとウワサのカラーギャングです。そんなところでしょうか、池袋と聞いて、俺がパッと思い出せる不良グループは。

――つまり、「豊島連合」は存在したけど、「池袋連合」は存在しないんですね?

瓜田 いや、そうとも言い切れません。というのも俺は当時、都内の第一線で不良をやってたつもりだけど、自分が一番だと思って周りが見えない状態だったから、もしかしたら俺が勉強不足で知らないだけで、そういう活動を行ってる奴らが、どこかに実在したのかもしれない。だから、俺が見た世界だけで「ない」と言い切るのは失礼かな。

――なるほど。

瓜田 ただ、仮にそういう奴らがいたとしたなら、当然、俺の存在は知ってたはずだし、俺の目の前に現れて挑発したりケンカを売ってきたりは、まずありえないことです。そういう接触がなかったら知らないわけで。あったら当然、知ってますから。それが答えです。で、その“池袋連合のなんちゃら”ってのが、どうしたんですか?

――この人なんですが(と言って、のぶみ氏の騒動を報じる記事をメール送信)。

瓜田 届きました。

――この顔に見覚えは?

瓜田 いや、まったく。(記事を読みながら)ふ~ん、絵本作家なんだ。すごいな、『情熱大陸』(TBS系)にも出てるんだ。この人が今、叩かれてるんですか?

――そうなんですよ。

瓜田 そいつの過去がなんであれ、ほじくり返すのは野暮ってもんでしょ。大切なのは、過去よりも今だから。子ども相手に本を作るなんて、素晴らしいことじゃないですか。こいつに限らず、昔ワルかった奴ら全員について思うことだけど、そいつが改心や更生をしたんなら、そこだけを見てあげたいし、見てほしいと思いますね。俺は自分も更生中の身だから、特にそう思いますよ。

――「池袋連合」がウソだとしても許容できますか?

瓜田 暴走族じゃなくて妄想族だったとしても、そういう妄想力があるからこそ、子ども向けの作品をたくさん作れるのかもしれないじゃないですか。絵本だかなんだか知らないけど、見栄晴みたいな顔して頑張って作ってるんだから、成功してるんだったらそれはすごいことだし、応援してあげたいと思いますよ。

――添付した歌詞が今、世の中の多くのママを怒らせているのですが。

瓜田 今ざっと読んだけど、そいつにとってのお母さんがこう、ってことを歌詞にしただけでしょ。そんなの十人十色。「何が正しいお母さんか」なんてことに、正解はないわけで。これを不特定多数が見たり聞いたりするところに投げ込んじゃったからたくさん反感を買ったみたいだけど、寄ってたかって叩くようなことでもないでしょ。個人的にはどうでもいい問題というか、まったく興味ないですね。

 * * *

 不良の世界の話だけに、ムキになって糾弾するかと思いきや、意外と優しい瓜田であった。さすが“キング・オブ・アウトロー”!
(取材・文=岡林敬太/撮影=おひよ)

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“炎上絵本作家”のぶみが総長だった「池袋連合」って実在したの? 瓜田純士に聞いてみた!

 人気絵本作家・のぶみ氏(39)が作詞した「あたし、おかあさんだから」をめぐる騒動(記事参照)が収まらない。当初は歌詞の内容に関する炎上だったが、そこから延焼する形で真偽を取りざたされているのが、のぶみ氏の「池袋連合という暴走族を束ねる総長だった」とのプロフィールだ。果たして池袋連合という暴走族は実在したのか? この手の疑問は、あの男に聞くのが一番だ。のぶみ氏の1つ年下で、都内の有名不良だった“キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士(38)に緊急電話取材!

――ちょっとお尋ねしたいことがあり、お電話しました。

瓜田 なんでしょう?

――「池袋連合」という暴走族をご存知ですか?

瓜田 聞いたことないですね。いつの時代の話ですか?

――瓜田さんが16歳か17歳の頃だと思われます。

瓜田 ってことは1990年代後半、俺がちょうど稼業入りした頃ですね。

――はい。「池袋連合」は、瓜田さんの1つ年上の「のぶみ」という方がリーダーで、彼が18歳になる直前まで、中池袋公園を根城に160~200人の勢力を誇っていたそうです。

瓜田 初耳ですね。俺の記憶が正しければ、池袋界隈の暴走族だと、古くは「群龍會」「龍神會」あたりが有名です。あと、これは暴走族じゃなくてチーマーだけど、俺の3つ4つ上くらいの世代だと、「変態倶楽部」っていうチームが90年代後半に幅を利かせてましたね。で、そのあと彗星の如く現れたのが「全日本TC連盟」という暴走族です。

――聞いたことがあります。

瓜田 「全日本TC連盟」は昔からある有名な暴走族で、しばらく休眠状態だったんですが、俺の1つ上の世代が、90年代後半に短期間だけ復活させたんですよ。その中には「巣鴨麗心愚(とげぬき麗心愚)」とかいう、なかなかボキャブラリーセンスのあるチームもあって、池袋、巣鴨、大塚あたりでよく走ってました。

――そのほか、90年代の池袋界隈で有名だった暴走族は?

瓜田 「ワード」ってのもいたし、「豊島連合」ってのもいました。あとこれは暴走族じゃないけど、「Florence13」っていう赤ギャングもいましたね。石田衣良原作のクドカンのドラマ『池袋ウエストゲートパーク』のモデルになったとウワサのカラーギャングです。そんなところでしょうか、池袋と聞いて、俺がパッと思い出せる不良グループは。

――つまり、「豊島連合」は存在したけど、「池袋連合」は存在しないんですね?

瓜田 いや、そうとも言い切れません。というのも俺は当時、都内の第一線で不良をやってたつもりだけど、自分が一番だと思って周りが見えない状態だったから、もしかしたら俺が勉強不足で知らないだけで、そういう活動を行ってる奴らが、どこかに実在したのかもしれない。だから、俺が見た世界だけで「ない」と言い切るのは失礼かな。

――なるほど。

瓜田 ただ、仮にそういう奴らがいたとしたなら、当然、俺の存在は知ってたはずだし、俺の目の前に現れて挑発したりケンカを売ってきたりは、まずありえないことです。そういう接触がなかったら知らないわけで。あったら当然、知ってますから。それが答えです。で、その“池袋連合のなんちゃら”ってのが、どうしたんですか?

――この人なんですが(と言って、のぶみ氏の騒動を報じる記事をメール送信)。

瓜田 届きました。

――この顔に見覚えは?

瓜田 いや、まったく。(記事を読みながら)ふ~ん、絵本作家なんだ。すごいな、『情熱大陸』(TBS系)にも出てるんだ。この人が今、叩かれてるんですか?

――そうなんですよ。

瓜田 そいつの過去がなんであれ、ほじくり返すのは野暮ってもんでしょ。大切なのは、過去よりも今だから。子ども相手に本を作るなんて、素晴らしいことじゃないですか。こいつに限らず、昔ワルかった奴ら全員について思うことだけど、そいつが改心や更生をしたんなら、そこだけを見てあげたいし、見てほしいと思いますね。俺は自分も更生中の身だから、特にそう思いますよ。

――「池袋連合」がウソだとしても許容できますか?

瓜田 暴走族じゃなくて妄想族だったとしても、そういう妄想力があるからこそ、子ども向けの作品をたくさん作れるのかもしれないじゃないですか。絵本だかなんだか知らないけど、見栄晴みたいな顔して頑張って作ってるんだから、成功してるんだったらそれはすごいことだし、応援してあげたいと思いますよ。

――添付した歌詞が今、世の中の多くのママを怒らせているのですが。

瓜田 今ざっと読んだけど、そいつにとってのお母さんがこう、ってことを歌詞にしただけでしょ。そんなの十人十色。「何が正しいお母さんか」なんてことに、正解はないわけで。これを不特定多数が見たり聞いたりするところに投げ込んじゃったからたくさん反感を買ったみたいだけど、寄ってたかって叩くようなことでもないでしょ。個人的にはどうでもいい問題というか、まったく興味ないですね。

 * * *

 不良の世界の話だけに、ムキになって糾弾するかと思いきや、意外と優しい瓜田であった。さすが“キング・オブ・アウトロー”!
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