西島秀俊が主演を務める刑事ドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)の第6話が2月9日に放送され、人気ドラマのパロディシーンが反響を呼んでいる。
同ドラマは、元マル暴(警視庁組織犯罪対策部)の刑事・架川英児(西島)、秘密を抱えるエース刑事・蓮見光輔(濱田岳)、元演劇部の新米刑事・水木直央(上白石萌歌)の3人が巨悪に立ち向かう物語。
『金田一少年の事件簿』…
西島秀俊が主演を務める刑事ドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)の第6話が2月9日に放送され、人気ドラマのパロディシーンが反響を呼んでいる。
同ドラマは、元マル暴(警視庁組織犯罪対策部)の刑事・架川英児(西島)、秘密を抱えるエース刑事・蓮見光輔(濱田岳)、元演劇部の新米刑事・水木直央(上白石萌歌)の3人が巨悪に立ち向かう物語。
『金田一少年の事件簿』…
平成「ガメラ」シリーズの特撮監督として知られる樋口真嗣が監督を務め、「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明が脚本を手がける、樋口&庵野による“新解釈版ウルトラマン”こと『シン・ウルトラマン』が、いよいよ5月13日に公開された。
金曜夜10時からNHKで放送されている『トクサツガガガ』は、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の丹羽庭の同名漫画をドラマ化したものだ。
商社で働くOL・仲村叶(小芝風花)は、女子力が高い才女と同僚からは見られていたが、実は特撮を愛好する隠れオタク。戦隊ヒーロー番組『獅風怒闘ジュウショウワン』をはじめとする特撮番組が好きなのだが、オタク趣味を語り合える仲間に飢えていた……。
オタク男性を主人公にした作品は多数あるが、女性オタクのことをここまで掘り下げたドラマは珍しいのではないかと思う。劇中に登場する架空の特撮ヒーロー番組も作り込まれており、「特撮協力」として戦隊ヒーローモノを手がける東映の名がクレジットされている。
ただ、叶が必死で趣味を隠す姿を見て、今の時代、そこまでオタク趣味は恥ずかしいものなのか? という疑問も生じた。
オタク男性の恋愛を描いたドラマ版『電車男』(フジテレビ系)が放送された2005年から、すでに14年がたとうとしている。今、『電車男』を見ると、オタクというだけで周囲から罵倒される主人公の姿に、理不尽なものを感じる。
当時と比べれば、オタク趣味に対する偏見はだいぶ薄れている。2016年には特撮映画『シン・ゴジラ』も大ヒットした。そういった背景を踏まえると「そこまでオタク趣味を卑下して隠さなくても……」と思ってしまい、ドラマの中に入り込めずにいた。
だが、第3話で、叶以外の女性オタクが描かれるようになると印象は変わっていく。
劇中では、同じオタクでも趣味を隠さないオープンオタクもいれば、必死で隠すオタクもいて、女オタクにもいろいろなタイプがいるということが示唆される。
次々と女性オタクが登場する姿と、特撮番組のヒーローに仲間が加わる姿が重ねて描かれるのだが、こういった女性オタクの多様性が描ければ、本作は大傑作となるのではないかと思う。
女オタクの物語に関しては今後に期待という感じだが、それとは別にうれしいのは、叶を演じる小芝風花が、実に生き生きとしていることだ。
小芝は現在21歳。小学3年生から中学2年まではフィギュアスケートに打ち込んでいたが、「イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得したことをきっかけに芸能活動をスタート。
14年には初主演映画『魔女の宅急便』でヒロインのキキを好演。そして、16年にNHK連続テレビ小説『あさが来た』で、ヒロインの娘・千代を演じたことで大きく注目される。ここまでは順風満帆なキャリアだといえるが、その後、当たり役に恵まれない状態が数年続くことになる。
同じ『あさが来た』で友人役を演じた吉岡里帆が破竹の勢いで人気女優となっていたのに比べると、真面目で優等生的なイメージが強すぎたがゆえに、小芝の個性はわかりにくかった。特に『あさが来た』以降は、10代後半から20代へと変わる過渡期だったため、少女的なビジュアルと実年齢の落差もあり、無垢な少女を演じさせるべきか? 大人の女性を演じさせるべきか? キャスティングする側も迷っているように見えた。
しかし、彼女の個性の薄さ――派手にも地味にも見えるし、子どもにも大人にも見えるビジュアルは、脇役だとその他大勢の中に埋もれてしまうが、中心に立たせるとハマる。長澤まさみや新垣結衣、事務所の先輩に当たる武井咲が、そういう存在だが、そんな小芝の個性の薄さがうまい具合にハマったのが『トクサツガガガ』だったといえよう。
本作の隠れオタクのOLという設定は絶妙で、叶の職場できちんと働く姿と、家で特撮番組を見ている時のだらだらとした姿のギャップがとてもかわいい。美人だが、コンプレックスを抱えている真面目な女性を演じさせた時、小芝の魅力は最も際立つのだ。
また、小芝のブレークは、オスカープロモーションにとっても大きな転換点となるのではないかと思う。オスカーは、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)シリーズで知られる米倉涼子こそ、数字が取れるスター女優として君臨しているが、それ以降に続く若手女優は足踏み状態となっている。
結婚・出産した武井咲は早々復帰を果たすも、ハズキルーペのCM以外にはまだ出演しておらず、剛力彩芽はZOZOの社長として知られる前澤友作氏との交際宣言でワイドショーでこそ話題となっているが、女優業は停滞気味。
次世代スター女優候補としては高橋ひかると吉本実優がいるが、演技力も人気も過渡期で完全に仕上がるには、まだ時間がかかりそう。そんな中、着々と力をつけてきた小芝が、一気に頭角を現したのだ。
中途半端な状態でブレークしなかったからこそ、今の小芝には女優としての地肩の強さと安定感がある。
今後は、平凡な女性を好演する女優として、飛躍するのではないかと思う。女優にとって個性の薄さは欠点ではない。むしろ、万人が共感できる等身大の女性を演じられるという長所なのだ。
●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。
◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆
金曜夜10時からNHKで放送されている『トクサツガガガ』は、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の丹羽庭の同名漫画をドラマ化したものだ。
商社で働くOL・仲村叶(小芝風花)は、女子力が高い才女と同僚からは見られていたが、実は特撮を愛好する隠れオタク。戦隊ヒーロー番組『獅風怒闘ジュウショウワン』をはじめとする特撮番組が好きなのだが、オタク趣味を語り合える仲間に飢えていた……。
オタク男性を主人公にした作品は多数あるが、女性オタクのことをここまで掘り下げたドラマは珍しいのではないかと思う。劇中に登場する架空の特撮ヒーロー番組も作り込まれており、「特撮協力」として戦隊ヒーローモノを手がける東映の名がクレジットされている。
ただ、叶が必死で趣味を隠す姿を見て、今の時代、そこまでオタク趣味は恥ずかしいものなのか? という疑問も生じた。
オタク男性の恋愛を描いたドラマ版『電車男』(フジテレビ系)が放送された2005年から、すでに14年がたとうとしている。今、『電車男』を見ると、オタクというだけで周囲から罵倒される主人公の姿に、理不尽なものを感じる。
当時と比べれば、オタク趣味に対する偏見はだいぶ薄れている。2016年には特撮映画『シン・ゴジラ』も大ヒットした。そういった背景を踏まえると「そこまでオタク趣味を卑下して隠さなくても……」と思ってしまい、ドラマの中に入り込めずにいた。
だが、第3話で、叶以外の女性オタクが描かれるようになると印象は変わっていく。
劇中では、同じオタクでも趣味を隠さないオープンオタクもいれば、必死で隠すオタクもいて、女オタクにもいろいろなタイプがいるということが示唆される。
次々と女性オタクが登場する姿と、特撮番組のヒーローに仲間が加わる姿が重ねて描かれるのだが、こういった女性オタクの多様性が描ければ、本作は大傑作となるのではないかと思う。
女オタクの物語に関しては今後に期待という感じだが、それとは別にうれしいのは、叶を演じる小芝風花が、実に生き生きとしていることだ。
小芝は現在21歳。小学3年生から中学2年まではフィギュアスケートに打ち込んでいたが、「イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得したことをきっかけに芸能活動をスタート。
14年には初主演映画『魔女の宅急便』でヒロインのキキを好演。そして、16年にNHK連続テレビ小説『あさが来た』で、ヒロインの娘・千代を演じたことで大きく注目される。ここまでは順風満帆なキャリアだといえるが、その後、当たり役に恵まれない状態が数年続くことになる。
同じ『あさが来た』で友人役を演じた吉岡里帆が破竹の勢いで人気女優となっていたのに比べると、真面目で優等生的なイメージが強すぎたがゆえに、小芝の個性はわかりにくかった。特に『あさが来た』以降は、10代後半から20代へと変わる過渡期だったため、少女的なビジュアルと実年齢の落差もあり、無垢な少女を演じさせるべきか? 大人の女性を演じさせるべきか? キャスティングする側も迷っているように見えた。
しかし、彼女の個性の薄さ――派手にも地味にも見えるし、子どもにも大人にも見えるビジュアルは、脇役だとその他大勢の中に埋もれてしまうが、中心に立たせるとハマる。長澤まさみや新垣結衣、事務所の先輩に当たる武井咲が、そういう存在だが、そんな小芝の個性の薄さがうまい具合にハマったのが『トクサツガガガ』だったといえよう。
本作の隠れオタクのOLという設定は絶妙で、叶の職場できちんと働く姿と、家で特撮番組を見ている時のだらだらとした姿のギャップがとてもかわいい。美人だが、コンプレックスを抱えている真面目な女性を演じさせた時、小芝の魅力は最も際立つのだ。
また、小芝のブレークは、オスカープロモーションにとっても大きな転換点となるのではないかと思う。オスカーは、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)シリーズで知られる米倉涼子こそ、数字が取れるスター女優として君臨しているが、それ以降に続く若手女優は足踏み状態となっている。
結婚・出産した武井咲は早々復帰を果たすも、ハズキルーペのCM以外にはまだ出演しておらず、剛力彩芽はZOZOの社長として知られる前澤友作氏との交際宣言でワイドショーでこそ話題となっているが、女優業は停滞気味。
次世代スター女優候補としては高橋ひかると吉本実優がいるが、演技力も人気も過渡期で完全に仕上がるには、まだ時間がかかりそう。そんな中、着々と力をつけてきた小芝が、一気に頭角を現したのだ。
中途半端な状態でブレークしなかったからこそ、今の小芝には女優としての地肩の強さと安定感がある。
今後は、平凡な女性を好演する女優として、飛躍するのではないかと思う。女優にとって個性の薄さは欠点ではない。むしろ、万人が共感できる等身大の女性を演じられるという長所なのだ。
●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。
◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆
『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』シリーズなど、日本の特撮作品の屋台骨を支えてきた東映が、会社創立以来初めてとなる特撮番組専属のプロデューサーの募集を開始して話題となっている。
現在公開されている要項によれば、募集人員は「若干名」。応募資格には「映像制作の経験がある方※特撮番組(「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズ等)に関心のある方歓迎」となっている。
長らく特撮に限らず日本の映像文化を担ってきた東映であるが、一般の大企業と同じく就職しようと思えば、まず学歴が重視される。
『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』のプロデューサーを務めた白倉伸一郎氏は、コアな特撮マニアとしても知られているが、マニア以前に最終学歴は東京大学の仏文科卒である。特撮を生み出してきたかつての関係者を見ると、副社長でもあった渡邊亮徳氏は専修大学卒。でも、これは例外のようで、平山亨氏は東大卒。その片腕だった阿部征司氏は早稲田卒である。
つまり、大企業である以上、よほどの異能でもない限りは強固な学歴フィルターのある会社というのが、東映なのである。
そんな東映が、あえて特撮マニアを求めるかのような専業プロデューサーを募集することを決めたのはなぜか。
事情に詳しい映像関係者は語る。
「時代の流れと共に、若手イケメン俳優が活躍するのが当たり前になった特撮番組ですが、視聴率は決して芳しくはありません。『仮面ライダーエグゼイド』が、オモチャは売れた一方で視聴率が低かったのは、業界でも話題になりました。正直、就職活動で東映を志望する有名大学出身者は<コンテンツ産業>の中で東映を選んでいます。要はビジネスには長けているけれども、思いも寄らない圧倒的な作品を生み出すような人材は決して多くはないのです。さまざまな模索の末たどり着いた、新しい思考を取り入れたい意図が、今回の募集にはあるでしょう」
かつて、東映の名物社長であった、岡田茂氏は、東大卒というエリートにもかかわらず、任侠映画に実録もの、そして、エログロ路線と、誰も想像し得なかった作品を次々と世に送り出した人物。もはや、そんな傑物のいない時代。今こそ「俺の考えた仮面ライダーで大ヒットだ!!」というような強烈な個性を持ったプロデューサーが求められている。
(文=大居候)

予告で『料理の鉄人』風の料理対決がフィーチャーされていたので、コメディー回かと思っていたのだが、ノエル(元木聖也)に対して警戒心をむきだしにしていた宵町透真(濱正悟)が、ちょっぴりノエルのことを信頼しはじめる、なかなかグッとくるエピソードだった。
料理教室の講師が次々と行方不明になる事件が発生。
おとり捜査のためパトレンジャーの3人が潜入したものの、料理が下手すぎるため「講師」と認識してもらえなくて、何も起こらず。
そこでノエルは、ビストロ「ジュレ」で調理を担当するプロの料理人でもあるルパンブルー・透真におとり捜査を依頼する。
これまでルパレン、パトレンの中では一番、ノエルを信用していない空気を出していた透真が「入手したルパン・コレクションは透真がもらう」という条件付きとはいえ、ノエルとふたりで行動することになる。
はじめはイヤそうにしていた透真だったが、おとりとはいえ料理に対してはザ・真剣。
いつになく柔和な表情で真剣に料理をする透真。何の番組を見せられているんだというほどガチの料理シーンが繰り広げた結果、「料理講師」と認識され、人間に変身していたギャングラー怪人・ウシバロック・ザ・ブロウ(CV:竹本英史)にまんまと誘拐されることに成功する。
しかし、その後のバトルで透真の持つVSビークルが壊れてしまい、快盗チェンジすることができなくなってしまう。
修理を申し出るノエルだったが、「オレの願いがかかった大事な物を他人に預けるわけにはいかない」と断られてしまう。
そこでノエルが、透真を信頼させるためにくすぐったのが「プロフェッショナル」としての誇り。透真が料理のプロであるのと同じく、ノエルはルパン・コレクションを扱うプロなのだ。
「壊れたコレクションをそのままにしておくなんてできない。この気持ちも信じてもらえない?」
いまだに何が目的なのかよく分からないのに、みんなから一定の信用を得ていっているノエル。コレクションを扱うプロであるとともに、人たらしのプロだよ!
ところで、VSビークルが壊れると変身が解けてしまうって、ものすごい弱点だと思うんだけど……。なぜギャングラーたちはそこを狙っていかない!?
今回、そんな「プロフェッショナル」魂を持つキャラクターがもう一体登場していた。ウシバロック・ザ・ブロウだ。
……道場六三郎ってことだろうなぁ。
ギャングラーの新幹部・ライモン率いるライモン軍団の一員で、専属料理人として働いているウシバロック。
「忙しいからこき使える新しいコックが欲しい」ということで、料理講師たちを次々と誘拐していハズなのに、透真との料理対決に敗れ、ライモンから「今日からアイツがメシ係だ」と宣言されると嫉妬心を全開にしてしまう。
「オレはライモンちゃんのために料理を覚えたんだーっ!」
……なんちゅうカワイイ怪人なのだ。
ポーダマンたちと料理に使う食材を運んでいる最中にルパンブルー、ルパンエックスがあらわれた時にも、「お前たち、ちゃんと運んでおけ!」と、バトルよりも食材を優先。
ポーダマンと一緒だったら、もっと有利に戦えていたろうに……!
その心、プロフェッショナルなり。
料理対決時の『ミスター味っ子』的なリアクションといい、ライモンちゃんとギーウィ、ウシバロックの組み合わせはいいチームだったので、ウシバロックが早々にやられちゃったのが悲しい。
新幹部・ライモンが持つ「ステイタス・ゴールド」の金庫は、通常のダイヤルファイターでは開けられないという新情報も明かされた。
要はドラクエにおける「きんのとびら」は「きんのかぎ」じゃないと開けられない的な話なんだと思われるが……。ということは、また新しいおもちゃを売るつもりだな!
次回は明神つかさ(奥山かずさ)ちゃん回の模様。
最近どうにもこうにもパッとしないパトレンジャーがそこそろ活躍してくれるだろうか?
(文と絵=北村ヂン)

予告で『料理の鉄人』風の料理対決がフィーチャーされていたので、コメディー回かと思っていたのだが、ノエル(元木聖也)に対して警戒心をむきだしにしていた宵町透真(濱正悟)が、ちょっぴりノエルのことを信頼しはじめる、なかなかグッとくるエピソードだった。
料理教室の講師が次々と行方不明になる事件が発生。
おとり捜査のためパトレンジャーの3人が潜入したものの、料理が下手すぎるため「講師」と認識してもらえなくて、何も起こらず。
そこでノエルは、ビストロ「ジュレ」で調理を担当するプロの料理人でもあるルパンブルー・透真におとり捜査を依頼する。
これまでルパレン、パトレンの中では一番、ノエルを信用していない空気を出していた透真が「入手したルパン・コレクションは透真がもらう」という条件付きとはいえ、ノエルとふたりで行動することになる。
はじめはイヤそうにしていた透真だったが、おとりとはいえ料理に対してはザ・真剣。
いつになく柔和な表情で真剣に料理をする透真。何の番組を見せられているんだというほどガチの料理シーンが繰り広げた結果、「料理講師」と認識され、人間に変身していたギャングラー怪人・ウシバロック・ザ・ブロウ(CV:竹本英史)にまんまと誘拐されることに成功する。
しかし、その後のバトルで透真の持つVSビークルが壊れてしまい、快盗チェンジすることができなくなってしまう。
修理を申し出るノエルだったが、「オレの願いがかかった大事な物を他人に預けるわけにはいかない」と断られてしまう。
そこでノエルが、透真を信頼させるためにくすぐったのが「プロフェッショナル」としての誇り。透真が料理のプロであるのと同じく、ノエルはルパン・コレクションを扱うプロなのだ。
「壊れたコレクションをそのままにしておくなんてできない。この気持ちも信じてもらえない?」
いまだに何が目的なのかよく分からないのに、みんなから一定の信用を得ていっているノエル。コレクションを扱うプロであるとともに、人たらしのプロだよ!
ところで、VSビークルが壊れると変身が解けてしまうって、ものすごい弱点だと思うんだけど……。なぜギャングラーたちはそこを狙っていかない!?
今回、そんな「プロフェッショナル」魂を持つキャラクターがもう一体登場していた。ウシバロック・ザ・ブロウだ。
……道場六三郎ってことだろうなぁ。
ギャングラーの新幹部・ライモン率いるライモン軍団の一員で、専属料理人として働いているウシバロック。
「忙しいからこき使える新しいコックが欲しい」ということで、料理講師たちを次々と誘拐していハズなのに、透真との料理対決に敗れ、ライモンから「今日からアイツがメシ係だ」と宣言されると嫉妬心を全開にしてしまう。
「オレはライモンちゃんのために料理を覚えたんだーっ!」
……なんちゅうカワイイ怪人なのだ。
ポーダマンたちと料理に使う食材を運んでいる最中にルパンブルー、ルパンエックスがあらわれた時にも、「お前たち、ちゃんと運んでおけ!」と、バトルよりも食材を優先。
ポーダマンと一緒だったら、もっと有利に戦えていたろうに……!
その心、プロフェッショナルなり。
料理対決時の『ミスター味っ子』的なリアクションといい、ライモンちゃんとギーウィ、ウシバロックの組み合わせはいいチームだったので、ウシバロックが早々にやられちゃったのが悲しい。
新幹部・ライモンが持つ「ステイタス・ゴールド」の金庫は、通常のダイヤルファイターでは開けられないという新情報も明かされた。
要はドラクエにおける「きんのとびら」は「きんのかぎ」じゃないと開けられない的な話なんだと思われるが……。ということは、また新しいおもちゃを売るつもりだな!
次回は明神つかさ(奥山かずさ)ちゃん回の模様。
最近どうにもこうにもパッとしないパトレンジャーがそこそろ活躍してくれるだろうか?
(文と絵=北村ヂン)

今回はパトレン2号・陽川咲也(横山涼)とルパンイエロー・早見初美花(工藤遥)の恋愛エピソードということで、このふたりが大活躍!
……かと思いきや、結局、ルパンエックス/パトレンエックス・高尾ノエル(元木聖也)がいいところをゴッソリ持っていっちゃうノエル回だった。
前回から引き続き、ノエル×コグレ(温水洋一)の不穏なやり取りからスタート。
「安心してくださいコグレさん、ボクたちの願いは同じです」
「……だといいのですが」
ノエルの願いも気になるけど、そもそもコグレさんの目的も(敵か味方かも)よく分からない。アヤシイふたりの密会なのだ。
そんな雰囲気から、「初美花にフォーリンラブ」している咲也のキューピッド役をノエルが買って出るという展開だったので、「なんか裏があるに違いない! アヤシイ!」と思っていたのだが、ストレートに恋バナに乗っかっただけのようだ。
結果、キューピッドとしても大して役立たない上に、ノエルのおせっかいのせいで初美花がギャングラー怪人・デメラン(CV:高戸靖広)に捕らわれてしまうというマヌケな事態に。
そこまで計算に入れて何かをたくらんでいたんじゃ!? ……なーんてこともなく、こんなことになるなんてまったくの予想外だった様子で思いっきりぐぬぬ顔をしていた。
ノエルって、両陣営を翻弄しつつ、色んな事を見透かして暗躍するキャラクターなのかと思いきや、意外とただ単にチャラくてマヌケな人なのかも!?
この手の恋愛エピソードでは、好きな女の子が敵に捕らわれちゃった!→がんばって助け出すぞ!→いいところ見せてラブ度アップ……というのがお約束。
しかし咲也、がんばってはいたものの、あんまり見せ場なかったね。
そもそも初美花が捕まっちゃったのも、咲也がいたせいで、正体がバレないように快盗チェンジできなかったから。
それなのに、警察チェンジしてやって来た咲也は、デメランに一方的にボコられ逃げられてしまうという役立たずっぷり。
初美花が捕らわれている金魚鉢(?)に自ら飛び込んだものの、咲也ひとりの力では壁を破ることができず、結局ノエルが助けに来るまでは役に立たず。
金魚鉢からの脱出後、咲也は捕らわれていた人たちの誘導に徹し、結局デメランを倒したのはノエル。
巨大化後に至っては、ノエルひとりで新ロボットを操りアッサリ倒してしまった。
初美花にいいとこを見せたいのに、ノエルにことごとくおいしいところを持って行かれてしまった咲也。そりゃあ「いい人」止まりになってしまうってもんだ。
しかしノエルも「キューピッドになる」と言ってたんだから、もうちょっと咲也に華を持たせてあげてもよかったんじゃ……。
咲也のボンクラっぷりはいいとして、今回初登場したノエル専用のロボット「エックスエンペラー」は、すさまじい変形ギミックで燃えた!
4台の「エックストレイン」が合体し、「エックスエンペラー・スラッシュ」になったと思ったら、側転することによって上下が入れ替わり、「エックスエンペラー・ガンナー」に変形。
しかも元々は、ルパンエックス/パトレンエックスが持っていた「Xチェンジャー」なのだ。
ヒーローなりきりアイテムのおもちゃを買ったら、電車に変形したー! ……と思ったら合体してロボットになったー! ……と思ったらひっくり返すと別のロボットになったー! ……という、子どもが鼻血吹き出すくらいコーフンもののギミックだ(そして、お父さん・お母さんのお財布も火を吹くぜ!)。
ただ、「スラッシュ」のスマートな造型にくらべると、「ガンナー」の方は頭がみよーんと伸びてて、若干ブサイクに見えてしまうのは、複雑な合体・変形機構の都合上、仕方ないところだろうか。
個人的には往年の「バトルフィーバーロボ」くらいシンプル・イズ・ベストなフォルムをしたロボットも好きなんだけど、やっぱり今時、合体・変形機構ナシだとおもちゃの売上げにひびいちゃうのかな?
今の子どもは戦隊のロボットをクレヨンで描けるのか!? ちょっと心配だ(複雑すぎる造型だよ!)。
さて次回#23「ステイタス・ゴールド」では、新たな強敵・ライモン軍団(大門軍団と空耳しちゃったよ)が登場し、透真(濱正悟)が料理対決をするらしい。
うーん意味分からないけど、楽しみだ。
ノエル登場以来、ノエルが目立ちすぎてて、ギャングラー怪人どころか、ルパレン/パトレンの影も薄くなっている昨今。
そろそろW戦隊+ギャングラー怪人、ポーダマン入り乱れての乱戦に期待したいところだ。
(文と絵=北村ヂン)

今回はパトレン2号・陽川咲也(横山涼)とルパンイエロー・早見初美花(工藤遥)の恋愛エピソードということで、このふたりが大活躍!
……かと思いきや、結局、ルパンエックス/パトレンエックス・高尾ノエル(元木聖也)がいいところをゴッソリ持っていっちゃうノエル回だった。
前回から引き続き、ノエル×コグレ(温水洋一)の不穏なやり取りからスタート。
「安心してくださいコグレさん、ボクたちの願いは同じです」
「……だといいのですが」
ノエルの願いも気になるけど、そもそもコグレさんの目的も(敵か味方かも)よく分からない。アヤシイふたりの密会なのだ。
そんな雰囲気から、「初美花にフォーリンラブ」している咲也のキューピッド役をノエルが買って出るという展開だったので、「なんか裏があるに違いない! アヤシイ!」と思っていたのだが、ストレートに恋バナに乗っかっただけのようだ。
結果、キューピッドとしても大して役立たない上に、ノエルのおせっかいのせいで初美花がギャングラー怪人・デメラン(CV:高戸靖広)に捕らわれてしまうというマヌケな事態に。
そこまで計算に入れて何かをたくらんでいたんじゃ!? ……なーんてこともなく、こんなことになるなんてまったくの予想外だった様子で思いっきりぐぬぬ顔をしていた。
ノエルって、両陣営を翻弄しつつ、色んな事を見透かして暗躍するキャラクターなのかと思いきや、意外とただ単にチャラくてマヌケな人なのかも!?
この手の恋愛エピソードでは、好きな女の子が敵に捕らわれちゃった!→がんばって助け出すぞ!→いいところ見せてラブ度アップ……というのがお約束。
しかし咲也、がんばってはいたものの、あんまり見せ場なかったね。
そもそも初美花が捕まっちゃったのも、咲也がいたせいで、正体がバレないように快盗チェンジできなかったから。
それなのに、警察チェンジしてやって来た咲也は、デメランに一方的にボコられ逃げられてしまうという役立たずっぷり。
初美花が捕らわれている金魚鉢(?)に自ら飛び込んだものの、咲也ひとりの力では壁を破ることができず、結局ノエルが助けに来るまでは役に立たず。
金魚鉢からの脱出後、咲也は捕らわれていた人たちの誘導に徹し、結局デメランを倒したのはノエル。
巨大化後に至っては、ノエルひとりで新ロボットを操りアッサリ倒してしまった。
初美花にいいとこを見せたいのに、ノエルにことごとくおいしいところを持って行かれてしまった咲也。そりゃあ「いい人」止まりになってしまうってもんだ。
しかしノエルも「キューピッドになる」と言ってたんだから、もうちょっと咲也に華を持たせてあげてもよかったんじゃ……。
咲也のボンクラっぷりはいいとして、今回初登場したノエル専用のロボット「エックスエンペラー」は、すさまじい変形ギミックで燃えた!
4台の「エックストレイン」が合体し、「エックスエンペラー・スラッシュ」になったと思ったら、側転することによって上下が入れ替わり、「エックスエンペラー・ガンナー」に変形。
しかも元々は、ルパンエックス/パトレンエックスが持っていた「Xチェンジャー」なのだ。
ヒーローなりきりアイテムのおもちゃを買ったら、電車に変形したー! ……と思ったら合体してロボットになったー! ……と思ったらひっくり返すと別のロボットになったー! ……という、子どもが鼻血吹き出すくらいコーフンもののギミックだ(そして、お父さん・お母さんのお財布も火を吹くぜ!)。
ただ、「スラッシュ」のスマートな造型にくらべると、「ガンナー」の方は頭がみよーんと伸びてて、若干ブサイクに見えてしまうのは、複雑な合体・変形機構の都合上、仕方ないところだろうか。
個人的には往年の「バトルフィーバーロボ」くらいシンプル・イズ・ベストなフォルムをしたロボットも好きなんだけど、やっぱり今時、合体・変形機構ナシだとおもちゃの売上げにひびいちゃうのかな?
今の子どもは戦隊のロボットをクレヨンで描けるのか!? ちょっと心配だ(複雑すぎる造型だよ!)。
さて次回#23「ステイタス・ゴールド」では、新たな強敵・ライモン軍団(大門軍団と空耳しちゃったよ)が登場し、透真(濱正悟)が料理対決をするらしい。
うーん意味分からないけど、楽しみだ。
ノエル登場以来、ノエルが目立ちすぎてて、ギャングラー怪人どころか、ルパレン/パトレンの影も薄くなっている昨今。
そろそろW戦隊+ギャングラー怪人、ポーダマン入り乱れての乱戦に期待したいところだ。
(文と絵=北村ヂン)

前回から、追加戦士・高尾ノエル(元木聖也)が登場。
快盗・ルパンエックス、国際警察所属のパトレンエックスという2形態に変身し、ルパンレンジャー、パトレンジャーに味方したりしなかったりするややこしいヤツだ。
「敵か味方か!?」的な追加戦士はこれまでのスーパー戦隊にも存在したが、本作は史上初のダブル戦隊ということで、ルパレン・パトレン、どちらについても主人公の味方であることには変わりがない(さすがにギャングラーの味方ではないでしょ!?)。ますますどっち側のキャラなのか読めないのだ。
#21は、引き続きノエル中心にエピソードが展開。
前回、どちらかというとルパレンに味方するような行動を取っていたノエルだが、今回はややパトレン寄りに。
国際警察に入ったギャングラー出現情報をルパレン側に流し、ルパンコレクションを回収する手助けしたかと思ったら、
「では、情報料を払ってもらおう」
とルパレンに襲いかかり、ルパンコレクションを奪い取ってしまったノエル。
意外だったのはルパンエックス形態でルパレンと戦っていたこと。
ルパンエックスの時はルパンレンジャー側、パトレンエックスの時はパトレンジャー側……と、形態によって味方する陣営を変える二重人格的なキャラなのかと思っていたのだが、そういうわけじゃなかったのか。
形態ごとに能力が違うようなので、その時々で必要とされる能力に応じて形態を変えるキャラなのだろうか(今のところ、どこがどう違うのかよく分からんが)。
結局、ルパレンと戦ってルパンコレクションを奪ったということで、パトレンからの信用を勝ち取ったノエル。
しかし、それもこれも疑いの目を払拭するため、ルパレンと口裏を合わせて仕組んだプロレスだったのだ。
……ということは、やっぱりノエルはルパレン寄りの存在なのか?
かと思えば、ルパンコレクションをめぐってコグレ(温水洋一)との間に、ただならぬ空気を漂わせていたり。本心が読めないな、このキャラ。
敵、味方、3陣営がワチャワチャと入り乱れての戦いが楽しい本作。そこにノエルまで加わって、さらなる混戦必至。大きなお友達にとっては燃える展開だが、ちびっ子たちがこのややこしい設定についていけているのか少々心配だ。
まあ、ボクが幼稚園児の頃も『機動戦士ガンダム』の内容を理解できないながら、「シャアは悪者だけど、ちょっといいヤツ」くらいの認識で楽しめていたので、今の子どもたちも分からないなりに楽しんでいるといいけど。
心配といえば、ギャングラーの存在感のなさも……。
ただでさえ対怪人戦よりも、戦隊同士の戦いの方に心を奪われがちな本作だが、ノエルの加入で、本来の敵・ギャングラーの影がさら に薄くなっている。
今回登場した怪人のガバット・カババッチ(ベネディクト・カンバーバッチのパロディなんだろうか!?)にしても、「ムシバミ菌」なる菌を使ってダムを崩壊させるという壮大な計画を進行していたのに、ノエル絡みのエピソードで時間を使いすぎたせいか、「ダムの危機!」的な緊張感皆無なままアッサリやられてしまった。
巨大化した後も、ロボット変形シーンの方が長かったんじゃないかというくらいの即死っぷり(約3分で爆発)。コイツ、何しに出てきたんだ感がハンパない。
唯一の見せ場は、エックストレインゴールドからの砲撃が股間に直撃し、悶絶していたことくらいか……。
ま、しかし、ダムが特撮の舞台になるというのはCG時代を感じた。
実際の火薬をドッカンドッカン爆発させていた時代の特撮だったら、絶対に使用許可なんて出ないだろう。
次回、#22「人生に恋はつきもの」では、
「キューピッドになろうと思って!」
ということで、ノエルがパトレン2号・陽川咲也(横山涼)とルパンイエロー・早見初美花(工藤遥)の恋を応援するようだ。またしてもノエルのターン!
ギャングラー怪人に初美花が捕らわれてしまい、咲也がそれを助けに。初美花は変身しちゃえば逃げられるんだけど、咲也が助けに来ているから変身もできない……みたいな展開だろうか。
例のごとくギャングラーの見せ場が少なそうだけど、もうちょっとがんばれ、ギャングラー!?
(文と絵=北村ヂン)
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