北条時房は『鎌倉殿』同様に容姿端麗でコミュ力抜群? 兄・義時への対抗心も…

──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・NHK「大河ドラマ」(など)に登場した人や事件をテーマに、ドラマと史実の交差点を探るべく自由勝手に考察していく! 前回は続きを読む

瀬戸康史、捨てられた猫を保護した経験も 夢は獣医師だったことを告白

犬や猫のペット情報メディア いぬねこ+より】

 俳優の瀬戸康史が、8月6日公開のニュースメディア「ENCOUNT」のインタビュー記事に登場。俳優になる前は「獣医になることが夢だった」と語っています。

捨てられた猫を…

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瀬戸康史、「完全に亭主関白」山本美月と熱愛報道で大人の俳優への転身のきっかけとなるか

 10月31日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、瀬戸康史と山本美月の熱愛を報じている。記事では、都内にある山本のマンションに5夜連続で宿泊する瀬戸の様子などが伝えられている。

「今年4月に放送されたドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)で共演したことで親密になったとのことですが、今ここで瀬戸の熱愛が出たことに対し、業界内では“ちょっと意外だな”という声もあれば、“納得”という声もあります」(スポーツ紙記者)

 瀬戸康史といえば、端正な顔立ちで、どことなく中性的な雰囲気も漂う人気俳優だ。

「特にここ数年は、かわいらしいイメージが前に出ていた印象。こんなわかりやすい形で共演者と熱愛が発覚するというのは想像できませんでした。むしろ恋愛には興味がないタイプなんじゃないかなという気もしていたくらいです」(前出・記者)

 いわば草食系のイメージもあった瀬戸だが、その素顔は全くの逆だったとも言われている。

「福岡出身の瀬戸は、実は完全なる九州男児タイプ。むしろ男らしくて、グイグイ引っ張っていく。メディアでのイメージからは正反対で、まったくかわいい雰囲気ではないんです。一方の山本も福岡出身で、強めな九州男児には惹かれる部分があるのだと思います。おそらくこのカップルは、完全に瀬戸康史の亭主関白でしょうね」(出版関係者)

 今回の熱愛報道で、これまでのパブリックイメージは異なる素顔が見え始めてきた瀬戸康史。今後の俳優活動にも影響がありそうだ。

「すでに年齢も31歳だし、いつまでもかわいらしいイメージで売っていけるものではない。そろそろ大人の俳優にしっかりとシフトしていかなければならない時期です。そういう意味では、今回の熱愛報道で男の部分を垣間見せたのは、重要だと思います。素顔の自分に近いオラオラ系な役なんかに挑戦していく、いいきっかけになりそうです」(前出・テレビ局関係者)

 アイドル的な俳優から脱却するタイミングの瀬戸康史にしてみれば、このあたりでの熱愛報道はシナリオ通りの展開だったのかもしれない。

Matt、瀬戸康史との2ショットに驚きの声「加工にしても顔が小さすぎる!」

 モデルでタレントのMattが6日、自身のインスタグラムに投稿した写真が話題となっている。

 Mattといえば先月25日、「ヤバくな~~い???本日GQ JAPAN 9月号発売ですっ家族がテーマなのですが、僕だけなぜか宇宙。宇宙家族?!w でも僕らしくていい」とつづり、男性ファッション誌『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン)で撮影した写真を公開。その背景が宇宙になっていたことから、「サンダーバードそのもの!」といった声が多く寄せられ、話題になったばかり。

 そんなMattはこの日、「収録でお会いした瀬戸康史さん 優しくてかっこよかったーーー 瞳が素敵すぎるるるるる またお会いできる日を楽しみにしてます」とつづり、俳優の瀬戸康史との2ショットを公開した。

 この投稿に対し、インスタグラム上に「瀬戸くん充分顔小さいはずなのにMattもっと小さいのね」「マットくんは瀬戸さんに輪をかけて顔が小さい」「瀬戸くん相当顔小さいのにマットさんもっと小さいなんて!!」「加工にしても顔が小さすぎる!」など、Mattの顔の小ささに驚きの声が相次いでいる。

 顔が小さいといわれている瀬戸よりも、さらに一回りほど小顔に見えるMatt。中には「加工をしているのでは?」と画像加工を疑う声も上がっているが、真実やいかに。

Matt、瀬戸康史との2ショットに驚きの声「加工にしても顔が小さすぎる!」

 モデルでタレントのMattが6日、自身のインスタグラムに投稿した写真が話題となっている。

 Mattといえば先月25日、「ヤバくな~~い???本日GQ JAPAN 9月号発売ですっ家族がテーマなのですが、僕だけなぜか宇宙。宇宙家族?!w でも僕らしくていい」とつづり、男性ファッション誌『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン)で撮影した写真を公開。その背景が宇宙になっていたことから、「サンダーバードそのもの!」といった声が多く寄せられ、話題になったばかり。

 そんなMattはこの日、「収録でお会いした瀬戸康史さん 優しくてかっこよかったーーー 瞳が素敵すぎるるるるる またお会いできる日を楽しみにしてます」とつづり、俳優の瀬戸康史との2ショットを公開した。

 この投稿に対し、インスタグラム上に「瀬戸くん充分顔小さいはずなのにMattもっと小さいのね」「マットくんは瀬戸さんに輪をかけて顔が小さい」「瀬戸くん相当顔小さいのにマットさんもっと小さいなんて!!」「加工にしても顔が小さすぎる!」など、Mattの顔の小ささに驚きの声が相次いでいる。

 顔が小さいといわれている瀬戸よりも、さらに一回りほど小顔に見えるMatt。中には「加工をしているのでは?」と画像加工を疑う声も上がっているが、真実やいかに。

フジテレビ月9『海月姫』全話平均6.1%フィニッシュ! 低迷の原因「世代間のドラマの見方の違い」くっきり

 オタク女子だけが住む共同アパートを舞台に、クラゲオタク・月海の恋模様を描く月9ラブコメディ『海月姫』(フジテレビ系)。天水館を救うため単身海外へ“身売り”されに行こうとした月海(芳根京子)を、ギリギリ空港で奪還した蔵之介(瀬戸康史)らだが、そのため天水館には住めなくなる。行き場をなくした住人(尼~ず)の行く末と、月海をめぐる三角関係の結末を描く最終回の視聴率5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。見ている人は絶賛、見ていない人はまったく見てない(当然だが)と、くっきり二極化されたドラマに。

 

(前回までのレビューはこちらから)

 

■修の失恋

 

 月海も尼~ずも、全員漫画喫茶暮らしに。一瞬『anone』(日本テレビ系)の初回を思い出し、広瀬すずらの「見切れ」を期待するも、もちろんそれはなし。

 デベロッパー稲荷(泉里香)は、月海がカイ・フィッシュ(賀来賢人)の元へ行かなかったことで、再び天水館を買収できると沸き立つが、そこへ再開発自体見直しの連絡が。蔵之介と修(工藤阿須加)の気持ちを汲み取った政治家の父・慶一郎(北大路欣也)が手を回したのだ。親バカ。

 月海を追ってきたカイに「彼女(月海)に(デザイナーとしての)才能を捨てさせた」と言われ火がついた蔵之介は、一からファッションの勉強をするため、ジェリーフィッシュ(蔵之介と月海中心で作ったファッションブランド)解散を決意。最後に再び月海の新デザインを元にファッションショーをしようと一同盛り上がる。

 閉鎖されている天水館に侵入し、「変態(メタモルフォーゼ)」をコンセプトとするジャージ素材を使った新作ドレスの製作を開始、ノムさん(安達祐実)やニーシャ(江口のりこ)も助っ人に現れる。キャラ再現とかの次元を超えたノムさんの存在は見るたびに癖になるので、スピンオフとかでぜひ見たい。

 前回、修から求婚された月海だが、「今、作りたいものがあるんです」と誠意を持ってお断り。「兄貴(蔵之介)と?」という問いに「はい」と答える月海を見て、悲しそうに空を見上げつつ笑ってみせた修。無理だとわかっても、どうしていいかわからず、告白することに「逃げて」しまう。この心理は、実にいい童貞の描き方だと思います。

 帰宅後、蔵之介と気まずそうにしながらも2人でパスタを食べるのだが、おそらくこれは蔵之介が子どもの頃から修に作ってあげてきた思い出のカルボナーラ。「3人で暮らせたら楽しいだろうな」「恋愛とか結婚とか関係なく、このおかしな3人でずっと暮らすのは無理かな」と語る初恋愛&初失恋の修が悲しい。「もしそれができたら、母さんもこの家にいられたかもな」と返すマザコン蔵之介も負けてないが。

 

■修の成長

 

 月海や蔵之介と3人で出かけた水族館(新江ノ島水族館)で、ファッションショーをやることを思いつく修。ここは初回放送で月海、蔵之介と3人で出かけた思い出の場所。前回、月海の海外渡航を引き止めに行く途中に修が偶然助けた女性が、この水族館の館長だったから借りられたというミラクル。

 ショー当日。実は自身の会社のCEOを解雇されたカイや、それより前に自由に生きるため会社を辞めていたファヨン(伊藤ゆみ)、稲荷とその同僚・佐々木(安井順平)、そして海外から蔵之介の母親・リナ(若村麻由美)も駆けつける。幼少時に別れて以来の母親の姿を目にして、動揺を隠せない蔵之介。

「今までたくさん蔵子(蔵之介)さんに助けてもらったから今度は私たちが助ける番です」と月海に促され、尼~ず全員で蔵之介の代わりにモデルとして舞台に立つ。

「無理よ! こんなふっくらさん(自分)とアフロ(ばんば)と幽霊(ジジ)よ?」と千恵子(富山えり子)は抵抗したが、ジジ(木南晴夏)は「大丈夫です。これは私たちのドレスですから」と眼鏡を外し、ばんば(松井玲奈)も花森にアフロの前髪を上げられ、いざ舞台に。

「やばい、俺全然いけるわ、あの子(ジジ)」(佐々木)や「あのアフロの子(ばんば)まで可愛いじゃない」(稲荷)と絶賛される2人。唯一、何も言われない千恵子を猛烈に応援したくなった。

「立派になったあの子を見てあげてほしい」という慶一郎の計らいでやってきたリナは「立派になったわね」と蔵之介と抱きしめる。涙で化粧が落ちたからなのか、男装姿になった蔵之介は「これが俺たちのラストステージだ」と月海の手を取り、舞台袖から「愛してる」と告白し、光の中へ飛び出して行った。きゃあああああ。

 無事ショー終了後、修は以前頼まれたリナからの伝言(7話)を月海に伝える。

「兄貴が大切に思ってる女性がいて、もしその人とうまくいくようなことがあったら、伝えてほしいって。『私の分まで愛してあげて』って」そう言って笑顔で立ち去る修は、少し大人の顔だった。

■天水館フォーエバー

 

 天水館での打ち上げでは、突然入ってきたカイ(とファヨン)が「君たちにしか作れない素敵なドレスだった」とショーを絶賛。退職金代わりにもらったという天水館の管理人になるとのことで、これからも尼~ずは家賃を稼ぐために服を作り、ここに住めることに。そして、服飾の勉強のため大学を辞め、明日からニューヨークへ向かうと決心した蔵之介は、いよいよ皆の前であの告白をする。

「実は、俺……男なんだよ!」

 しかし、全員とっくに気付いていたというオチ。ばんばとまやや(内田理央)ですら、少し前に花森が口を滑らせていて知っていたのに、千恵子だけが「ええええええええーーーー!」と驚愕。一番しっかりしてそうなのに純粋。

 そして今まで一度も部屋から出てこず、いつも筆談で「ご託宣」をくださる売れっ子BL漫画家の目白樹音先生(滝藤賢一)が、ついに登場。こちらも男だったことを知り、再度絶叫し気絶する千恵子。ショーでの唯一の不変ぶりが逆に気になったが、目白先生は入居時に千恵子に一目惚れしたため、男を近づけぬよう天水館を男子禁制としたのだという事情が発覚。結ばれてほしい。ちなみに滝藤賢一は『貴族探偵』や『コード・ブルー 3rd season』にも出ており、最近の月9常連。

 鯉淵家では、お抱え運転手の花森(要潤)と修と両親が結婚記念日のお祝いをしてるところに稲荷と佐々木が乱入。再開発計画が頓挫して以来すっかり柔らかくなった稲荷は、特に今回乙女っぽくキャラ変し、修に抱きつくなど、なんとなくいいムード。佐々木と稲荷もお似合いだと思ったが、まあ普通に考えて修ほったらかしで佐々木とくっ付くのも変ですしね。

 なぜかエンディング後の提供バックで稲荷が月海のコスプレ(おさげ髪にスウエットに眼鏡)をするシーンが流れたが、どこかで使うはずだったシーンなのだろう。

 いよいよ最後。月海が想いを伝える。

「今までは傷つくのが怖くて開けられなかった扉を、開けることができたんです。蔵之介さんが魔法をかけてくれたから」

「だから私は、(蔵之介の帰りを)待っていません! 蔵之介さんがいなくても、ジェリーフィッシュの服を作り続けます」「だから心置きなく勉強してきてください!」

 照れ隠しに皮肉を言いかける蔵之介に月海が強引に接吻。めでたしめでたし。

 もともと修に惹かれていたはずの月海(なんなら婚約者)だったのに、最後「守られているだけじゃだめだと思った」と修の求婚を断った気持ちの変化は、そのまま月海(や尼~ず)の外の世界に対するスタンスの変化なのでしょう。

 後半、残念だったのは、ファヨンの思わせぶり感にほとんど意味がなかったこと。カイとファヨンのつながりもほとんど描かれず、特に最終回はいつの間にか終わってしまった感がありました。原作では、カイ編はファッション業界のややこしい裏話的な物語なので、今回のドラマ化のテイスト向きではなく、そこをごっそり切ったのはいいと思いのですが、残されたキャラが置いてけぼりを食う形になってしまいました。

 全体としては、キャラや短いパートは面白くパワーを感じたのですが、もともとギャグ重視の漫画だから許される強引な展開を実写化したこと+時間がない中で全巻を一応網羅する駆け足展開、この2つにより、つなぎや辻褄の合わせ方がどうして強引になってしまい、感情移入を保つのが難しかった層に広がらなかったのが、数字が伸びなかった原因ではないでしょうか。

 若年層は「点」のパワーやノリを喜び、上の世代は「線」での展開やつながりをもっと求めた。そんな世代間のドラマの見方の違いもあるのかもしれません。

 しかし、そもそも深夜やネット向きな内容を、急遽決定した「月9」用に仕上げるだけでも大変だろうし、それでいて脇役まで含めキャストの健闘が目立ちました。

 全話平均6.1%と数字的には残念な結果ですが、そもそもオリンピックもあったし、その逆境をネタに盛り込む遊び(今回も「もぐもぐタイム」発言あり)なども意欲的で、健闘したと言えるのではないでしょうか。いま軽くクラゲロスです。お疲れさまでした。
(文=柿田太郎)

丸坊主じゃないICONIQがキーマン『海月姫』ラストは、稲荷と佐々木がくっついてほしい!

 オタク女子だけが住む共同アパート天水館を舞台とする月9ラブコメディ『海月姫』(フジテレビ系)。天水館買収の危機を救うため、アパレルの富豪(カイフィッシュ・賀来賢人)の誘いに乗り、デザイナーとして海外へ行くことを受け入れた月海(芳根京子)を、仲間が取り戻そうと奮闘する第9話の視聴率は6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、やや上昇。打ち切りもなかったようで、ラスト2回!

 

(前回までのレビューはこちらから)

 

■ファヨンはあのICONIQ

 

 天水館住人(尼~ず)や蔵之介(瀬戸康史)、修(工藤阿須加)が月海へ想いを伝えようとゲリラ出演したテレビ番組(『たけ散歩』)を見て涙する月海は、決心がぐらつくが、カイに天水館がなくなると脅され、戻ることを諦める。

 月海はパスポートができるまでの期間、カイの作ったクリエイターが集まるサロンで基礎を学ぶが、そこでデザイナーらしき女子に月海の作った服を「利益にならない服なんて、ただのゴミ」だと否定される。

 カイの部下・ファヨン(伊藤ゆみ)にも大量の焼却待ちの在庫を見せられ「お金を産むために、お金を燃やし続けるんです」と言われるが「それじゃ結局は何も残らないってことですよね」と月海は納得できない。その言葉にハッとするファヨン。その後もファヨンは「これからは馴れ合いでドレスを作っていた時とは違う」と月海にきつく当たるが、真意が見えない。ちなみに伊藤ゆみは10年以上前にエイベックスからデビューしていた、あのICONIQ(アイコニック)。もちろん今回五厘刈りではないが、変わらぬ美貌で終盤のキーマンとなる。

 

■カイに想いを寄せているファヨン

 

 海外に行くのは月海の本意ではないはずと信じる蔵之介と修の異母兄弟、兼恋敵コンビは共に月海を探すが、運転手の花森(要潤)の仲間の事情通・すぎもっちゃん(浜野謙太)のアイデアでカイのブランドのモデルオーデションを受け潜入することに(女装した蔵之介のみ)。

 カイのいるホテル(月海の居場所)を聞きだすも、スタッフから「自分の周りの才能ある女と片っ端から寝るのが社長の悪い癖」だと聞き、慌てる蔵之介。

 ホテルで見張っていたファヨンに「あなたは月海さんのなんなんですか?」と問われ、悩みつつも蔵之介は「こ、恋人だよ」と言い切った。だが、その時のファヨンの安堵のリアクションから、カイのことを想っていることを見破った蔵之介は、自分が月海を取り戻せば、カイはファヨンの元に戻ってくる、だから居場所を教えろと持ちかけ、揺さぶる。自分の気持ちは曖昧なのに、人のことはすぐにわかるのは、あるっちゃある話だ。

 蔵之介とのことがあったからなのか「独創的な彼女のデザインは、うちのビジネスモデルには合わない」と詰め寄るファヨンに、共に過ごした孤児だった時代の話を始めるカイ。

「(親になってくれる大人をいつも待っていたが)選ばれたのは、金持ちが捨てた真っ白いシャツを着ていたやつだった」
「月海となら、この世界を変えられる」

 カイは、自分が育てるクリエイターに必ず白いシャツを着せていた。あの手この手で満たされなかった過去への復讐をしているのだろう。

■稲荷と佐々木がくっついてほしい

 

 月海のパスポートが出来上がる日、「月海奪還の最後のチャンス」(蔵之介)として、都内のパスポートセンター各所を手分けして見張る尼~ずと助っ人たち。文句を言いつつ律儀に見張る稲荷(泉里香)が、すっかり味方になっている。その際、修と2人でタッグを組んだ稲荷の同僚・佐々木(安井順平)が張り込みつつ、修に尋ねる。

「一度ちゃんと聞きたかったんだけどさ、うちの稲荷翔子は全然脈なし?」

 修を利用しようと色仕掛けで近づいた稲荷は、今や修のまっすぐさにほだされている。

「好きとか嫌いとか、そういう感情は一切ありません」と、はっきり答える修に「それ絶対あいつに言わないでね、一番傷つくやつだから」とフォローする佐々木がいい。

 登場当初、完全に尼~ずを見下していた稲荷が、必死に聞き込みをするまやや(内田理央)らに心を動かされていく様子も悪くない。前回、修と稲荷がくっついてほしいと個人的な願望を書いたが、よく考えたら佐々木と稲荷って実にいいカップルだ。もはや絶対付き合ってほしい。

 それはさておき、カイ側が仕掛けたであろうおとりに翻弄され、パスポート受け取りの月海を押さえられなかったメンバー。

 なんとか月海は成田に向かったらしいと情報を得るが高速は渋滞……。

 しかし! 鉄オタ・ばんばさん(松井玲奈)が時刻表を脳内で検索、最適なルートを導き出すという大活躍ぶり! ナビタイムとか使えば誰でもわかるんじゃ……とか考えてはいけない。蔵之介にルートを説明しつつ、ばんばの目に見えているであろう多くのウインドウが空中に浮かぶ描写は近未来的で、思わず『マイノリティ・リポート』のトム・クルーズみたい! と叫んでしまいました。ちなみにこの時、松井玲奈が前髪を上げ、初めての「顔出し」。原作では、おそらく次回やるであろう場面で「顔出し」するのだが、長らくばんばの子分と化してきた花森(要潤)がおののく姿が見れたのがよかったです。

 空港に蔵之介と修が駆けつける展開は、いかにも懐かしのザ・月9。

「あなたは我々に消費されるべき人間ではありません」と付き添いのファヨンがギリギリで解放してくれ、間に合わなかったと思って落ち込む2人の前に月海が現れる展開も王道。

 蔵之介と「やったな月海!」「はい! やりました!」」と浮かれかけるも、「本当によかった」と修に唐突に抱きしめられ、固まる月海。テンションの上がった顔が、スッと悩むような顔に変化する芳根の芝居がいい。これは何を意味するのか。

 

■働く尼~ず

 

 今回、「私たちが一人ひとり自立していないと、月海が無事に戻ってきた時、安心して戻って来れない」(千絵子/富山えり子)との思いから、なんと生粋のニート・尼~ずたちが働き出すというオリジナルの展開に。

 まやや→ティッシュ配り、千絵子→コーヒーショップ店員、ジジ様(木南晴夏)→パソコン事務。そしてばんばさんは企業でまさかの受付を担当、申し込んだ方にも採用した方にもメリットのない謎の人選。しかし、それぞれ過剰に虐げられつつ(ジジ様以外)も慣れない仕事に必死に向き合う姿が熱い。

 月海は帰宅後、天水館がなくなる覚悟で、自分を取り戻すため尼~ずが動いてくれたことを知る。追い出されるくらいなら明日自ら出て行くと語る尼~ずと食事をするのも、もうこれが最後。その尼~ずが稼いだ金で作ったすきやきを頬張りつつ、月海は「おいしい」と涙する。

 そして、修がイタリアで買った指輪を月海にはめつつ「僕と結婚してください」と正式にプロポーズ。それを黙って見つめる蔵之介。三角関係の結末は、もちろん次回の最終回。

 次回はカイが再度、日本に月海を取り返しにやってくるみたいだし、安達祐実の怪演が見事だったノムさんや、その他オールスターキャストも結集。

 シンガポールで月海がそこそこ長く過ごす部分は今回ごっそり省いていたが、どうやら駆け足ながら全17巻のラストまで描くようなので、最後まで見届けたい。とりあえず、稲荷と佐々木がくっつけば筆者的には相当満足です!
(文=柿田太郎)

視聴率恵まれぬ『海月姫』は次週で打ち切られてしまうのか? 「ズブ濡れで抱きしめる瀬戸康史がエロい」の声多数

 オタクばかりが住むアパート天水館を舞台に、そこで暮らすクラゲオタク・月海(芳根京子)の恋模様を描く月9『海月姫』(フジテレビ系)の第8話は、視聴率5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と最低記録をギリギリ回避。天水館が買収される絶体絶命のピンチに現れた超大金持ちは敵か味方か?

(前回までのレビューはこちらから)

 

■月海がシンガポール行きを決意

 

 世界を股にかけるアパレルブランド社長のカイ・フィッシュ(賀来賢人)は3億円出す代わりにジェリーフィッシュ(月海がデザインを手がける立ち上げたばかりのブランド)のドレスやデザインだけでなく、「他にない不思議な美的感覚をもっている」「0から1を生み出すことができる」デザイナーの月海ごと欲しいという。

 カイの本拠地・シンガポールに連れて行くと聞き、蔵之介(瀬戸康史)は「月海のことも、あの服のこともわかっていない」と英語で反論、譲らない。

 ジェリーフィッシュの出店スペースに戻った2人を待ち構えていたのは、ついに天水館の売買契約書を手に入れ、鼻高々のデベロッパー・稲荷(泉里香)。引っ越し資金50万出すから即退去しろと詰め寄る。

 金もないし、住むところも奪われかけ、八方ふさがりの天水館オタク住人(尼~ず)たち。

 一方、異母兄弟の兄・蔵之介の実母であるリナ(つまり父親の元愛人)にジェリーフィッシュ(蔵之介がプロデューサー)のドレスを届けるためミラノへ来ている修は、月海に渡す婚約指輪を作ろうとイタリア滞在を延期。

 そうと知らない月海は、助けを乞おうと鯉淵宅を訪ねるが、会えないどころか修はスマホをなくしており、連絡すらつかない。修の両親(慶一郎・容子/北大路欣也・床嶋佳子)に、それとなく助けを求めるが「残念だけどね、私にもどうすることもできないよ」と慶一郎。修のフィアンセとされている月海は、持ち前の人の良さで両親に好印象を残すが、慶一郎にダメな長男だと揶揄される蔵之介を必死にフォローする姿は何を意味するのか。

 失意の尼~ずメンバーは、お別れ会で泥酔。翌朝、稲荷が引っ越し業者を引き連れ天水館を強襲、力ずくで追い出しにかかるが、そこへ会社から急きょ買収が中止になったとの連絡が入る。

 前日「ここでしか生きられない人たちの集まりでしたから」と悲しそうに語るジジ(木南晴夏)の言葉を聞き、月海がシンガポールに行くことで天水館を救おうとカイに連絡、要求を飲んでいたのだ。

「私さえ向こうに行けば、みなさんがここに残ることができ、立ち退かなくてもよくなりますので」

 こう言って一人シンガポールに行こうとする月海を、尼~ずは引き止めるどころか「行ってまいれ」(まやや・内田理央)「天水館のためよ、がんばってね」(千絵子・富山えり子)と送り出す。その薄情ぶりにガッカリな蔵之介だけは、なんとか止めようとするも、迎えのリムジンに乗り月海はいなくなる。

 

■蔵之介と稲荷が手を組む?

 

 左折しにくそうな長いリムジンで寂れた漁港に連れて来られた月海は、そこでなぜか釣りをしながらカイの身の上を聞くことに。親に捨てられ施設で育ったこと、昔こうして釣った魚を、みんなで分け合って食べたこと。

 その後、気のいい漁労関係者にすんなり混じって、明らかに冷凍されてたような色あいの焼き魚を齧りつつ2人の距離がちょっと近づく。カイは「君が世界を変えるんだ」と、とことん本気。

 戻ってきたカイの元に詰め寄る「昨日の敵は今日の友」蔵之介と稲荷コンビ。往年のジャンプを思わせるライバル同士の力の合わせっぷり。ピッコロと悟空が手を組んだ時のような期待をしたものの、あっさり警備員に取り押さえられ、あげくカイに「私は月海さんを一流にする。貴方にそれができますか?」と圧倒的な自信を突きつけられる始末。

 パスポートができるまでと月海が送り込まれたのは、クリエーターたちが集まるという秘密のサロン・キューブ。「個人が持つ感性を高めることを目的として集まっている」らしいが、ただのオシャレ無職の合コン会場に見えなくもない。中には、今をときめくにゃんこスター(OPを歌う)も本人役で混在。ザ・ワタナベパワー。ちなみに稲荷の手下・佐々木として短い出番ながら好演が光る元アクシャンの安井順平もワタナベ所属だ。

■ずぶ濡れで抱かれる月海

 

 今回、月海がいなくなったことで、月海に対する蔵之介の気持ちがどんどん大きくなる。

「ここまでこれたのは、あいつがいたからだ」「なのに、あいつだけ犠牲にするなんて俺にはできない」と、月海を探すため運転手・花森(要潤)に頭を下げる様子や、ようやく帰国した修に「なんでちゃんと捕まえておかなかったんだ」「俺は諦めない。どこにいようと、どんな遠くに行こうと俺はあいつを捕まえる」と語る様子など、もう完全に恋。

 それでいて、月海のいるホテルに忍び込んでまで「あんなに真っ直ぐ好きになってくれるやつ他にいないからな?」「天然記念物みたいなもんだよ、あいつは」と修のフォローをするなど、じれったかった蔵之介だが、酔ってシャワーで倒れた勢いのまま「行くな、どこにも行くな月海!」と、介抱しようとする月海を強く抱きしめる。シャワーも止めずにずぶ濡れで抱き合う姿がエロし。

 だが、カイはカイで、「今夜は彼らの最後のパーティだ」と蔵之介が来ているのを知ってて泳がせつつ、次の日、蔵之介が寝ている隙に月海を連れだし「仲間なんてこの世界ではなんの意味もない、早く切り捨てたほうがいい」と迫るなど、余裕をみせる。ちなみに蔵之介たちはセックスとかしていないのかと勘ぐったが、してない模様です。

 

■尼~ずの真意

 

 気になるのは、月海を「売った」尼~ずたちだが、なぜあの時止めなかったんだと蔵之介に問い詰められると「月海殿の才能が買われたのだぞ」(まやや)「わしらと違ってあいつには才能がある」(ばんば)「みんな全然平気なんかじゃないわよ! 寂しいに決まってるじゃない! 悲しいに決まってるじゃない!」(千絵子)と、卑屈さゆえの行動だったことが判明。

 月海にこの気持ちを伝えるため彼らがとった行動は、ジジの愛する中原丈雄(本人役)の『たけ散歩』の生放送ロケに見切れる作戦。蔵之介や修、花森らとともに「月海さん帰って来てください」「尼~ずは永遠に不滅」と書かれたプラカードを持ち、気持ちを叫ぶ仲間の姿を月海は偶然目撃する。偶然すぎるけど。

 そこで皆の気持ちを知った月海は号泣。尼~ずのためならと自分を騙していた気持ちが崩れる中、次週へ。

 

■次回が最終回?

 

 次回予告には「ラストミッション」の文字が。普通なら、あと2話あるはずだが、視聴率的に打ち切りもあり得るだけに、今回の数字次第でどちらにもできる予告にしている気がする。十分来週終われるお膳立てが整ってしまっているのが気になってしまうが、なんとか持ちこたえていただきたい。

 今回、なんと言っても見所は蔵之介の覚醒だが、脇のサポートも光っていた。

 蔵之介に頭を下げられ「なる早で居場所調べて欲しい“ちゃんねー”いるんだけど?」と、ちゃらい口調で仲間に電話する花森は、ドラマ花森史上かつてなくかっこよかった。

「正直、前々から兄と月海さんとの間に固い絆のようなものを感じていて、僕が入り込んじゃいけないんじゃないかって」と気づいてしまった悲しい修の背中を「んなもん簡単でしょ? 好きか嫌いかどっち?」「だったらそのダサい指輪で止めて来なさいよ」と強く押してやる咬ませ犬的な稲荷もイカしていた。

 原作ではカイ・フィッシュが出てからそこそこ長いのだが、ボリューム的にも内容的(具体的なファッション業界の内情)にも無理だろし、どうまとめ上げるのか。もともと漫画の勢いで乗り切れていた整合性が実写だとどうしても気になってしまう部分も多いのだが、それを超える気持ちよさを最後に持ってきて欲しい。とりあえず、修と稲荷がくっつくことを勝手に強く希望して来週を待ちます。
(文=柿田太郎)

視聴率4%台突入! フジ月9『海月姫』の工藤阿須加は、芳根京子以上にヒロインだ!!

 オタク女子だけが住む共同アパート・天水館を舞台に、主人公のクラゲオタク・月海(芳根京子)の恋模様などを描く月9ラブコメディ『海月姫』(フジテレビ系)。

 前回、修(工藤阿須加)が月海に好きだと告白し、盛り上がっていくはずなのに視聴率は4.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、低めで更新。若い層からは高い支持を得て評判も上がってきているようなのだが……。

 展開が早い編集などは若者向けだが、じっくり見たい層は敬遠してるのかもしれない。ベタな三角関係は大人も好きだと思うので、ここから巻き返してもらいたい。兄であるがゆえ弟の恋を応援しつつ、自らの恋心が膨らむ蔵之介(瀬戸康史)と、不器用な童貞の弟・修。あまり楽しめていない視聴者の方は、この2人の目線で見ることをお勧めします。振り返ります。

 

■月海を「フィアンセ」と呼ぶ修

 

 修に告白されて人格崩壊するほどテンパる月海は、蔵之介に電話で相談。なんの気なしに電話した月海だが、三角関係の一角を担う蔵之介は気が気じゃない。

 このままプロポーズをすると焦る修(蔵之介の異母弟)に、蔵之介は、月海がこれ以上パンクしないよう早まるなとアドバイス。月海に対する自分の気持ちが大きくなる中、弟を応援したい気持ちもありつつ、それでいて悪気ない月海に報告までされてしまい、あんなにリア充っぽいのに、オタク女と童貞男の恋に挟まれ三角関係の醍醐味にどっぷり浸かる蔵之介。

 一方、天水館住人(尼~ず)による服飾ブランド「ジェリーフィッシュ」は、ジジ(木南晴夏)が生産調整を務めだし、順調に制作を続ける。

 そこへ修からの、結婚を前提に交際してくれというマジのラブレターが届く。最初、差出人がわからず怪しい手紙だと思い、全員の前で読み上げたのは、またも蔵之介。早まるなと伝えたのに、まるで響いていない修のエネルギーがすごい。

 恋文に沸き立つ尼~ずたちの前に、今度は千恵子の母親(富山えり子・千恵子と二役)が登場。親子そっくりなのでコピーロボットだと言い出し、母親の鼻を押す安定のまやや(内田理央)の騒ぎぶり。千恵子の母を呼び寄せたのは天水館買収をもくろむデベロッパーの稲荷(泉里香)だが、出ていきたくない千恵子らは、こっそり土地の権利書を隠し、時間稼ぎ。

 その間にプロモーションスペースに出店し、売れ線のラインナップを売って大金を稼ごうと一同盛り上がる。盛り上がりのどさくさに乗じ「月海、今は恋をしてる暇なんかないからな?」と、少しずるい蔵之介。

 しかし修も月海を呼び出し、(天水館を守るため)力になるからと、ぐいぐい来る。ドラマ的には、とにかく蔵之介が「どう動くか待ち」な状況。

 月海を除く尼~ずは、天水館を守るため、月海と修をくっつけようというスタンス。

 修の父親の慶一郎(北大路欣也)は再開発側の稲荷とくっつけたいのだが、運転手の花森(要潤)には婚約指輪の購入に付き合うように言っているようで、それぞれの思惑が絡まる。そして早くも婚約する気の修のまっすぐさが少し怖い。

 修は稲荷のところへも出向き、法律では6カ月前には立ち退きを伝えないといけないと責めたて、その際も月海のことを「僕のフィアンセ」と公言、初恋をエネルギーにとにかくひた走る。

■蔵之介の「長男」っぷり

 

 告白されたことを、月海は、無神経にも蔵之介に優しい笑顔で語る。

「不思議なんです、この感覚。心の臓が激しく脈を打ち、神経が引きつるような痛みを伴い、なのになぜか不思議とつらくないんです。むしろこの痛みが心地いいんです。このまま死んじゃってもいいくらいに」

「よかったじゃん」「おめでとう、でもクラゲ服の方も頑張ってもらうからな?」と、いったん自分の感情を引っ込める蔵之介。このへんは設定変更されて「長男」となったことが生きている部分かもしれない。

 後半「私にとって蔵之介さんはクラゲのお姫様なんです」と、月海はふと口にしていた。まだ男性として意識していないのだろう。だからこそ、苦手な男性なのになんでも話せる関係になっているのだが(そもそも女装だし)。

 恋模様を交えつつ、なんとか売れそうな手頃っぽいワンピースなどを完成させるが、インド人の裁縫屋・ニーシャからは「めっちゃダサいやん」と酷評される。

 ニーシャは、ちまたに溢れるファストファッション(ユニクロとかH&Mみたいな流行デザインを低価格で作るアパレル)批判をぶちまけたあげく「この業界は、とっくに終わってんねん」と吐き捨てる。当たり前だけど、服飾系のスポンサーは入っていなかったので一安心。

 酷評され落ち込んでいた月海だが、「毒クラゲ」というコンセプトを思いつき、真っ白で物たりなかったデザインを染め上げる。

 

■父親の愛人に会いに向かった海外

 

 自分の異母兄弟である蔵之介の実母・リナにジェリーフィッシュのドレスを届ける修。まさかのイタリア・ミラノ。5話の韓国といい、意外と世界を股にかける展開だが、予算的な問題か、まったくミラノの映像はなし。

 初めての恋を謳歌している修は、父の愛人でもあるリナに初めて正面から向き合い、嫌いだったという彼女を理解しようとする。

「誰かのことを本当に好きになると愛おしくて苦しくてどうしようもなくて気持ちを抑えることができない」

「だからもう僕に謝らないでください。悪いと思わないでください」

 女性嫌いの根源となったリナに、それを伝えにきたという。恐ろしい行動力だ。

 別れ際、「蔵之介には今、恋人がいるの?」とデリケートなことを聞くリナに「大切に思っている女性はいると思います」と、蔵之介が月海にキスをしていたこと(5話)を回想しながら答える修。

 もしも蔵之介がその子(月海)とうまくいくようなことがあったら「たくさん蔵之介を愛してあげて、私の分まで」と、その子に伝えて欲しいと、酷なお願いをするリナ。これは布石になりそうだから、覚えておきましょう。

 

■あらたなイケメンが三角関係に乱入?

 

 月海が出来立ての店に向う途中、謎のイケメンが新たに登場。バイリンガルのカイ・フィッシュ(賀来賢人)は、そのまま出店を手伝うが、実は海外に150店舗ものセレクトショップを手がけるアパレルの社長であることが判明。

 3億円でドレスのデザインごと売ってほしいとの提示に「これで一発逆転だ!」と喜んだ蔵之介だが、「デザイナーのMiss月海、貴方と一緒に」と、カイは意味深な付け足し。

 金持ちの息子の蔵之介に輪をかけたハイパー金持ちで、都合よすぎるくらい渡りに船だが、ジェリーフィッシュの出店に対し「何日あったって売れません」「あそこ(出店スペース)は負け犬の集まり」と、不穏なことを平気で言う。そんなカイと蔵之介が、次回激突する模様。

 蔵之介、修、カイ・フィッシュと、まさにこの世に春といった感じのヒロイン月海だが、このドラマを見ていると、つい修を気にしてしまう。高学歴はともかく、冴えない具合は月海以上だし、実母とのことで悩みつつも自由に生きる蔵之介に対し、しがらみまみれの親の秘書を務めつつ、リナと父親の情事を目撃してしまったというトラウマを乗り越え成長していくさまは、月海以上に応援したくなるし、不器用に月海と接しながらも、たまに笑顔を見せると、ついうれしくなってしまう。

 彼こそがこのドラマの真の「ヒロイン」なのでなないか?

 最後、せっかく隠した権利書が、鳩サブレーの空き缶に入って埋められているのがあっさり稲荷に見つかってしまった。次回、修をヒロインとして楽しみつつ見てみたい。
(文=柿田太郎)

瀬戸康史、千葉雄大、小池徹平……芸能界“かわいい顔してドS”な男たち

 フジテレビ系で現在放送中の月9ドラマ『海月姫』では、かわいすぎる女装姿が話題になり、原作者の東村アキコからも賞賛の声が上がっていた俳優の瀬戸康史。クリクリの瞳にポテッとした唇など、その愛らしすぎるルックスで多くの女性を虜にしているが、実は顔に似合わず、私生活ではSであるという。

「瀬戸さんは福岡県出身の29歳。かわいい雰囲気ですが、実は根っからの九州男児です。九州といえば、女性は男性の3歩後ろをついて来るべし、という土地柄。私生活でも妹が2人いる長男坊ですから、かなり大事に育てられたお坊ちゃま。2014年のブログでは『俺はどちらかというとS』と書き、あのかわいい顔でSなのかとファンを悩殺していました」(芸能事務所勤務)

 まさに“ギャップ萌え”を地でいく瀬戸だが、このようにかわいい顔をしてSっ気を持つ俳優は意外といる。最近、『おしゃれイズム』(日本テレビ系)にて、親友であるミュージシャンのヒャダインこと前山田健一相手に毒舌を炸裂させた俳優の千葉雄大もその1人だ。

 番組中盤までは好青年の印象を崩すことはなかったのだが、ヒャダインが親友として登場すると「ぶっちゃけ『お前か』って感じありますね。もうちょっとイケメン俳優のほうが……」と憎まれ口を叩くなどし、本来のSっぷりを全開。さらに、千葉とヒャダインが週2で飲みに行っているという話になり、ヒャダインが「ダメ出しとかもされます。そんなんじゃ幸せになれないよ、一生幸せになれない人だとか……」と語ると、千葉は「(ヒャダインが)人としてネジ曲がっているんですよ」とズケズケ物を言い、司会のくりぃむしちゅー・上田晋也を大喜びさせていた。

「千葉さんは映画『ReLIFE(リライフ)』(17年)のドSな変人研究所職員役をやるにあたってのコメントで、『まぁぼくも“ドS”なところがあるので、違和感なくやらせていただいています。嘘です』とリップサービスしてファンを喜ばせています。Mでないのは間違いなさそうです(笑)」(テレビ局勤務)

 そしてキュートな顔をしたSといえば、忘れてはいけないのが小池徹平。小柄で柔和な笑顔が印象的なため、つい優しそうなイメージだが、実はかなりのドSなのだとか。

「WaT(ワット)時代も気配り上手で、イジられ役のウエンツ瑛士の横でいつもマイペースな雰囲気を醸しだしていましたね。週刊誌でのインタビューにて、『僕は好き嫌いがはっきりしていますね。例えば彼女が作った料理でもまずかったら食べません』『彼女から“オマエ”とは呼ばれたくない』と発言しています」(週刊誌記者)

 かわいい顔でファンを虜にし、リードしてくれるドS系俳優、ブレイクしたのは、必然だったのかもしれない。