清水富美加との結婚を断ると「地獄に堕ちる」!? 総裁長男が幸福の科学からの嫌がらせ暴露 

 幸福の科学・大川隆法総裁の長男で、昨年まで幸福の科学グループの幹部職員として働いていたユーチューバーで俳優の宏洋(30)。自身のTwitterで、千眼美子こと女優の清水富美加との縁談を断った際のつらい状況を告白した。

 昨年、幸福の科学との決別を宣言し、現在はYouTubeやSNSで同教団の批判を繰り返している宏洋。「週刊文春」(文藝春秋)2月28日号のインタビューでは、決別の契機について、教祖である父親から清水との結婚を再三迫られたことにあると暴露。さらに、教団が清水にレプロエンタテインメントを辞めさせたのは、自分と結婚させるためだったとも語っていた。

 そんな宏洋は22日、自身のYouTubeチャンネルに動画「梅崎快人を救いたい」を投稿。宏洋は、2017年公開の教団製作映画『君のまなざし』で主演を務めた俳優・梅崎快人が、大川総裁の次女・大川愛理沙と無理やり結婚させられそうになっていると暴露し、梅崎に「隆法なんかに、あんなくだらない男なんかに、お前の大事な人生くれてやるな」とメッセージを送っている。

 さらにTwitterでは、2017年3月に自身が主演や脚本を務めた舞台『俺と劉備様と関羽兄貴と』の稽古中に、教団から受けた嫌がらせの内容を暴露。「稽古期間中に清水富美加さんとの結婚の話を断ったため、主演でありながら隆法の圧力で2度降板させられました」「清水さんとの縁談の話があったので、ゲネプロの日の深夜に当時付き合っていた彼女と無理矢理別れさせられたりして、地獄のような日々でした」「お前は悪魔だ地獄に堕ちるだ毎日散々脅されながら」「精神状態が酷すぎて、毎日マチネとソワレの間に何度もトイレに行って嘔吐していました」などと綴り、「『俺と劉備様と関羽兄貴と』は、近い将来必ず舞台化・映像化したいと思っています」と関羽役で出演した梅崎へのエールとも取れるツイートを投稿している。

 なお、教団は、宏洋が「文春」で語った内容について、公式サイト上で猛反論。宏洋に清水との結婚を勧めたのは、大川総裁ではなく「天上界の霊人」だと主張している。

「もし宏洋の話が本当だとしたら、レプロは教団の世継ぎ問題に完全に巻き込まれた形。騒動当時、清水は『月給5万円』『勝手に仕事を断られた』『深夜でも送迎はなかった』などとレプロのブラックな労働環境について告発。先に起きていた能年玲奈の独立騒動とも相まって、レプロへの風当たりは相当だった。結局、世間は教団の思うままに心を動かされてしまったということ。世間も洗脳されてしまったということでしょう」(芸能記者)

 かねてより、清水のことを「タイプじゃない」と言い放っている宏洋。レプロの評判は落とせても、長男の心は動かせなかったようだ。

清水富美加との結婚を断ると「地獄に堕ちる」!? 総裁長男が幸福の科学からの嫌がらせ暴露 

 幸福の科学・大川隆法総裁の長男で、昨年まで幸福の科学グループの幹部職員として働いていたユーチューバーで俳優の宏洋(30)。自身のTwitterで、千眼美子こと女優の清水富美加との縁談を断った際のつらい状況を告白した。

 昨年、幸福の科学との決別を宣言し、現在はYouTubeやSNSで同教団の批判を繰り返している宏洋。「週刊文春」(文藝春秋)2月28日号のインタビューでは、決別の契機について、教祖である父親から清水との結婚を再三迫られたことにあると暴露。さらに、教団が清水にレプロエンタテインメントを辞めさせたのは、自分と結婚させるためだったとも語っていた。

 そんな宏洋は22日、自身のYouTubeチャンネルに動画「梅崎快人を救いたい」を投稿。宏洋は、2017年公開の教団製作映画『君のまなざし』で主演を務めた俳優・梅崎快人が、大川総裁の次女・大川愛理沙と無理やり結婚させられそうになっていると暴露し、梅崎に「隆法なんかに、あんなくだらない男なんかに、お前の大事な人生くれてやるな」とメッセージを送っている。

 さらにTwitterでは、2017年3月に自身が主演や脚本を務めた舞台『俺と劉備様と関羽兄貴と』の稽古中に、教団から受けた嫌がらせの内容を暴露。「稽古期間中に清水富美加さんとの結婚の話を断ったため、主演でありながら隆法の圧力で2度降板させられました」「清水さんとの縁談の話があったので、ゲネプロの日の深夜に当時付き合っていた彼女と無理矢理別れさせられたりして、地獄のような日々でした」「お前は悪魔だ地獄に堕ちるだ毎日散々脅されながら」「精神状態が酷すぎて、毎日マチネとソワレの間に何度もトイレに行って嘔吐していました」などと綴り、「『俺と劉備様と関羽兄貴と』は、近い将来必ず舞台化・映像化したいと思っています」と関羽役で出演した梅崎へのエールとも取れるツイートを投稿している。

 なお、教団は、宏洋が「文春」で語った内容について、公式サイト上で猛反論。宏洋に清水との結婚を勧めたのは、大川総裁ではなく「天上界の霊人」だと主張している。

「もし宏洋の話が本当だとしたら、レプロは教団の世継ぎ問題に完全に巻き込まれた形。騒動当時、清水は『月給5万円』『勝手に仕事を断られた』『深夜でも送迎はなかった』などとレプロのブラックな労働環境について告発。先に起きていた能年玲奈の独立騒動とも相まって、レプロへの風当たりは相当だった。結局、世間は教団の思うままに心を動かされてしまったということ。世間も洗脳されてしまったということでしょう」(芸能記者)

 かねてより、清水のことを「タイプじゃない」と言い放っている宏洋。レプロの評判は落とせても、長男の心は動かせなかったようだ。

清水富美加の主演映画公開も……ネットレビューから見る映画の“意外な真価”

 清水富美加の主演映画『僕の彼女は魔法使い』が、2月22日に公開された。千眼美子に改名後初の主演作は、「幸福の科学」創始者・大川隆法総裁が製作総指揮を担当したものだが、ネットのレビューが興味深いことになっている。

 清水は10代半ばでデビューし、ドラマ、映画、バラエティなどで活躍。複数の番組で司会を務め、CMにも多数起用され、順風満帆の芸能生活を歩んでいたが、状況が大きく変化したのが2017年の出家騒動だ。芸能誌記者が振り返る。

「若手女性タレントでもトップクラスの売れっ子だった清水富美加ですが、2017年2月に突然、芸能界からの引退と幸福の科学への出家を発表しました。清水は『給料が5万円だった』『嫌だった水着の仕事をやらされた』など不満を爆発させ、『全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』(幸福の科学出版)というタイトルの告白本も出版。当時、大騒動になりました」(芸能誌記者)

 そして名前を清水富美加から千眼美子に改めた彼女。新作は、「人びとの幸せを奪い去る黒魔術の脅威から、“愛の魔法”で世界を守る白い魔法使い。そんな彼女が、赤い糸で結ばれた『運命の人』を探し出し、時空を超えた戦いに立ち向かっていく」──というストーリーだが、映画ファンは、この作品をどのように見たのか? 女性週刊誌の映画担当記者が語る。

「普通の映画のレビューは5段階の3点が一番多く、点数分布は山の形になります。しかし、『僕の彼女~』のYahoo!のレビューを見ると、6割以上の人が1点をつける一方(1点が最低)、3割の人が5点をつけており、評価が完全に二分されています。どうやら教団は世間の反応を気にしているようで、教団のIT伝道局から、良いレビューを書き込むよう推奨するメールが信者に送られているというウワサも。そのかいあってかどうなのか、評価は1点だらけでも、コメントを書き込んでいるのは5点をつけた人ばかりです。別のレビューサイトでは、この映画だけコメントしている人の平均年齢が異常に高くなる現象も発生しています」(映画担当記者)

 それでも『僕の彼女~』は、2月23日~24日の週末動員ランキングで3位に入っている。ずばり、誰が本作を見ているのか?

「基本的には、もちろん信者です。しかも信者は同じ作品を何度も見るので、大コケすることはありません。また、信者の中には映画のチケットを大量に購入し、周囲に配る者もいます。ビジネスとしては優れたやり方ですよ」(同)

 コケる心配がゼロとは、“一般の映画”の関係者には夢のような話。映画公開直前には「もう一段、清水富美加と遠ざからなあかん」とツイートした清水富美加だが、その宣言通り、完全に遠い存在の人になってしまったようだ。

のん・清水富美加に逃げられたレプロが「女子大生部門」を設立したワケとは!?

 新垣結衣、長谷川京子、羽田美智子、川島海荷、菊地亜美、内田理央らが所属する芸能プロダクション・レプロエンタテインメントが、女子大生部門「CAMPAS ROOM」を設立した。

 同部門には、日本テレビ系の情報番組『ZIP!』にリポーターとして出演中の高嶋望和子(青山学院大学3年)、ファッション誌「JJ」(光文社)の専属モデル・近藤カコ(慶応義塾大学4年)、「Ray」(主婦の友社)の専属読者モデル・井口綾子(青山学院大学4年)をはじめ、高井明日香(早稲田大学4年)、伊波さやか(西部文理大学4年)、赤木希(慶応義塾大学2年)、大野南香(東京大学2類2年)、竹内彩花(駒沢大学2年)、田村りな(成城大学2年)、中島彩香(早稲田大学2年)の計10人が所属する。

 彼女たちは、フリーアナウンサー、キャスター、リポーターとして活動する予定で、将来的にはマルチタレントとして、テレビやCM、映画などで活躍できるスターを目指すという。

 さしあたって、レプロが「浅草から世界に!」をコンセプトに開局した“公開巻き込み型エンタテインメントスタジオ”「浅草九スタ」で配信されている『浅草おび九LIVE!!』に出演している。

「女性フリーアナ、キャスターを抱えるプロダクションと言えば、セント・フォースが最大手。同事務所にも女子大生を中心にした若手部門・スプラウトがあり、レプロの『CAMPAS ROOM』は、“二番煎じ”の印象が拭えず、業界では失笑も漏れているようです。セント・フォースはこの分野では、営業面でも強く、所属タレントのルックスもハイレベルですから、後発のレプロが苦戦するのは免れないと思われます」(スポーツ紙記者)

 それでは、レプロは“セント・フォースの二番煎じ”といわれるのがわかっていながら、なぜ「女子大生部門」を発進させたのだろうか?

「若い女性をキャスターやリポーターに使うなら、本職のタレントより、初々しい素人の女子大生の方が、よほど男性視聴者受けもいいし、ギャラも安くつきますから、テレビ局的には好評だというのです。学生なら、人気が出なければ、すぐ切ることもできます。その意味で需要はあるようです。レプロは近年、有望な若手タレントだった能年玲奈(現・のん)や清水富美加(法名・千眼美子)に逃げられましたから、この先、売れるかどうかわからない素人を、時間をかけてじっくり育てることに疑問を感じているのではないでしょうか? その点、ミスコン出身など、特異な経歴のある女子大生を情報番組に送り込むのは、育成する時間や費用もかからないので容易です。能年や清水とのトラブルで懲りたレプロが、新たな分野へのチャレンジを始めたということなんじゃないででしょうか」(前出・スポーツ紙記者)

 2013年前期のNHK連続ドラマ小説『あまちゃん』で大ブレークを果たした能年は、独立騒動で、事実上の休業状態に陥った。16年7月でレプロとの契約が終了したと主張し、個人事務所を設立して、芸名を「のん」に改名。しかし、レプロ側は、これを不服とし、トラブルが長期化していたが、4月中旬、公式サイトからプロフィールを削除。ようやく、この問題の終止符が打たれたようだ。

 15年前期の朝ドラ『まれ』で脚光を浴びた清水は、その後、売れっ子女優となり、バラエティ番組にも引っ張りだことなった。ところが、昨年2月、清水は「幸福の科学」へ出家。教団の活動に専念するため、決まっていたすべての仕事をキャンセル。同5月にレプロとの契約が終了したが、「給料5万円」「水着仕事は強制された」などの発言で、すっかりレプロは“ブラック事務所”のイメージを着せられるハメになってしまった。

 能年、清水との騒動と、決して無縁とは思われぬ「CAMPAS ROOM」の設立。レプロの思惑通り、この中から“スター”は生まれるのだろうか?
(文=田中七男)

のん・清水富美加に逃げられたレプロが「女子大生部門」を設立したワケとは!?

 新垣結衣、長谷川京子、羽田美智子、川島海荷、菊地亜美、内田理央らが所属する芸能プロダクション・レプロエンタテインメントが、女子大生部門「CAMPAS ROOM」を設立した。

 同部門には、日本テレビ系の情報番組『ZIP!』にリポーターとして出演中の高嶋望和子(青山学院大学3年)、ファッション誌「JJ」(光文社)の専属モデル・近藤カコ(慶応義塾大学4年)、「Ray」(主婦の友社)の専属読者モデル・井口綾子(青山学院大学4年)をはじめ、高井明日香(早稲田大学4年)、伊波さやか(西部文理大学4年)、赤木希(慶応義塾大学2年)、大野南香(東京大学2類2年)、竹内彩花(駒沢大学2年)、田村りな(成城大学2年)、中島彩香(早稲田大学2年)の計10人が所属する。

 彼女たちは、フリーアナウンサー、キャスター、リポーターとして活動する予定で、将来的にはマルチタレントとして、テレビやCM、映画などで活躍できるスターを目指すという。

 さしあたって、レプロが「浅草から世界に!」をコンセプトに開局した“公開巻き込み型エンタテインメントスタジオ”「浅草九スタ」で配信されている『浅草おび九LIVE!!』に出演している。

「女性フリーアナ、キャスターを抱えるプロダクションと言えば、セント・フォースが最大手。同事務所にも女子大生を中心にした若手部門・スプラウトがあり、レプロの『CAMPAS ROOM』は、“二番煎じ”の印象が拭えず、業界では失笑も漏れているようです。セント・フォースはこの分野では、営業面でも強く、所属タレントのルックスもハイレベルですから、後発のレプロが苦戦するのは免れないと思われます」(スポーツ紙記者)

 それでは、レプロは“セント・フォースの二番煎じ”といわれるのがわかっていながら、なぜ「女子大生部門」を発進させたのだろうか?

「若い女性をキャスターやリポーターに使うなら、本職のタレントより、初々しい素人の女子大生の方が、よほど男性視聴者受けもいいし、ギャラも安くつきますから、テレビ局的には好評だというのです。学生なら、人気が出なければ、すぐ切ることもできます。その意味で需要はあるようです。レプロは近年、有望な若手タレントだった能年玲奈(現・のん)や清水富美加(法名・千眼美子)に逃げられましたから、この先、売れるかどうかわからない素人を、時間をかけてじっくり育てることに疑問を感じているのではないでしょうか? その点、ミスコン出身など、特異な経歴のある女子大生を情報番組に送り込むのは、育成する時間や費用もかからないので容易です。能年や清水とのトラブルで懲りたレプロが、新たな分野へのチャレンジを始めたということなんじゃないででしょうか」(前出・スポーツ紙記者)

 2013年前期のNHK連続ドラマ小説『あまちゃん』で大ブレークを果たした能年は、独立騒動で、事実上の休業状態に陥った。16年7月でレプロとの契約が終了したと主張し、個人事務所を設立して、芸名を「のん」に改名。しかし、レプロ側は、これを不服とし、トラブルが長期化していたが、4月中旬、公式サイトからプロフィールを削除。ようやく、この問題の終止符が打たれたようだ。

 15年前期の朝ドラ『まれ』で脚光を浴びた清水は、その後、売れっ子女優となり、バラエティ番組にも引っ張りだことなった。ところが、昨年2月、清水は「幸福の科学」へ出家。教団の活動に専念するため、決まっていたすべての仕事をキャンセル。同5月にレプロとの契約が終了したが、「給料5万円」「水着仕事は強制された」などの発言で、すっかりレプロは“ブラック事務所”のイメージを着せられるハメになってしまった。

 能年、清水との騒動と、決して無縁とは思われぬ「CAMPAS ROOM」の設立。レプロの思惑通り、この中から“スター”は生まれるのだろうか?
(文=田中七男)

松岡昌宏主演『家政夫のミタゾノ』、ファン待望の続編決定も……“名相棒”清水富美加の不在が痛い!?

 TOKIO・松岡昌宏が主演するテレビ朝日系連続ドラマ『家政夫のミタゾノ』の続編が、来たる4月期に放送されることがわかった。シーズン1と同じ「金曜ナイトドラマ」(金曜午後11時15分~)の枠でオンエアされる。

 同ドラマは、2016年10月期に放送され、深夜帯ながら、平均7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマークし、ファンから続編が待望視されていた。

 主人公の三田園薫は家政婦紹介所に所属する女装家政夫で、女性が主に活躍する家政婦業界において、男性ながらに掃除・洗濯・料理・子守などの家事全般を完璧にこなしてしまう“スーパー家政夫”。しかし、派遣された家庭の内情を覗き見し、そこで得た秘密をネタにその家庭を崩壊させてしまうのが趣味というハタ迷惑な家政夫だ。だが、家庭を崩壊させても、再生へと導く“ダークヒーロー”で、コメディタッチで描かれた作品。

 17年1月期以降、同枠で同ドラマの視聴率を超えた作品はない。今期の“ゲス不倫ドラマ”『ホリデイラブ』(仲里依紗主演)は、話題性こそ抜群だが、視聴率は5%前後に低迷している。それだけに、同ドラマの続編決定は、同局的にも待ちに待ったものであるはずだ。

 しかし、不安要素がないわけではない。それは、シーズン1でヒロインを務めて、好評だった清水富美加が出演しない可能性が高いからだ。

「『家政夫のミタゾノ』で、女装家政夫役の松岡のキャラをうまく引き出したのは、同僚家政婦役を演じた清水でした。まさに、清水は“名相棒”で、彼女なくして、この高評価、高視聴率は得られなかったはずです。しかし、清水は昨年2月に法名・千眼美子として、『幸福の科学』に出家。同年5月に所属していたレプロエンタテインメントとの契約が終了。現在は『幸福の科学』が母体となったアリ・プロダクションに属しているため、テレ朝としては、出てほしくても、さすがに状況的に手は出せない可能性が大ですね。清水が不在となると、このドラマの良さが半減してしまう恐れもあり、視聴率も不安視されます」(テレビ誌関係者)

 注目されるのは、清水が出演しない場合、彼女に代わるヒロインに誰がキャスティングされるかだ。後任には、清水に負けず劣らずの“演技派”を期待したい。
(文=田中七男)

幸福の科学『蒼井優の守護霊本』がヤバイ! 「女優としてピーク過ぎた」「映画界の九割は無駄」

 女優の清水富美加(法名・千眼美子)がヒロインを務める幸福の科学製作映画『さらば青春、されど青春。』(2018年初夏公開予定)の宣伝用ビジュアルが公開された。

 大川隆法総裁が製作総指揮を務める同作は、主演を大川総裁の長男で幸福の科学副理事長の大川宏洋が務める青春映画。主人公は、学生時代に霊的覚醒を体験してから、神々とのコンタクトが続いているエリートサラリーマン。昭和50年代の東京を舞台に、主人公とヒロインが惹かれ合う様子などが描かれるという。

 清水は自身のTwitterで「本当に本当に難しかったけれど、沢山の方に支えていただき、なんとか超えられました」と撮影を振り返り、「私には眩しくて憧れる、素敵な役でした」と綴っている。

「千眼美子名義での作品出演は、これが初。製作総指揮の大川総裁にとっては12作目ですが、ネット上では信者以外の間でも話題に。『清水富美加は、やっぱりかわいいな』『ふみカス(清水の愛称)好きだったから、普通に見たい』『見に行ったら勧誘されるのかな?』といった声も見受けられ、ヒットはしないにせよ、前事務所から清水を略奪した教団の思惑通りと言えそう」(芸能記者)

 とはいえ、清水の前所属・レプロエンタテインメントをはじめ、多くの芸能関係者を敵に回す便乗商法は相変わらず。先月29日にも、バーニング系列の芸能プロに所属する女優の蒼井優をタイトルに使用した書籍『女優 蒼井優の守護霊メッセージ』(幸福の科学出版)が刊行されたばかりだ。

 なお同書は、大川総裁による蒼井の守護霊の霊言(霊の言葉を語ること)という“設定”でインタビューを受けているもの。大川総裁は同書の中で、「困ってるのよね。ろくでもない作品の、ろくでもない役柄ばっかり来るんだよ」「実にくだらない映画とかドラマが多い」「映画界の九割は、たぶん、『時間の無駄』と『金の無駄』」とエンタメ界をこき下ろしているほか、蒼井の現状を「もう女優としてピークを過ぎちゃった」「先行き真っ暗」「監督でもやっているほうが向いているのかも」などと語っている。

「同書は、映画『東京喰種トーキョーグール』を『日本の恥』と酷評するなど、蒼井の名前を使って言いたい放題。しかし、芸能プロはどこも教団と関わりたくないため、この手の便乗本に関しては静観を続けているようです。ちなみに、6月に出版された『和田アキ子の守護霊メッセージ』は、聞き手を清水が務めているトンデモ本です」(同)

 今後、製作される教団映画にも、漏れなく出演が予想される清水。『さらば青春、されど青春。』の主題歌で歌手デビューも果たしているが、ますます教団の広告塔としての動きが本格化しそうだ。

幸福の科学『蒼井優の守護霊本』がヤバイ! 「女優としてピーク過ぎた」「映画界の九割は無駄」

 女優の清水富美加(法名・千眼美子)がヒロインを務める幸福の科学製作映画『さらば青春、されど青春。』(2018年初夏公開予定)の宣伝用ビジュアルが公開された。

 大川隆法総裁が製作総指揮を務める同作は、主演を大川総裁の長男で幸福の科学副理事長の大川宏洋が務める青春映画。主人公は、学生時代に霊的覚醒を体験してから、神々とのコンタクトが続いているエリートサラリーマン。昭和50年代の東京を舞台に、主人公とヒロインが惹かれ合う様子などが描かれるという。

 清水は自身のTwitterで「本当に本当に難しかったけれど、沢山の方に支えていただき、なんとか超えられました」と撮影を振り返り、「私には眩しくて憧れる、素敵な役でした」と綴っている。

「千眼美子名義での作品出演は、これが初。製作総指揮の大川総裁にとっては12作目ですが、ネット上では信者以外の間でも話題に。『清水富美加は、やっぱりかわいいな』『ふみカス(清水の愛称)好きだったから、普通に見たい』『見に行ったら勧誘されるのかな?』といった声も見受けられ、ヒットはしないにせよ、前事務所から清水を略奪した教団の思惑通りと言えそう」(芸能記者)

 とはいえ、清水の前所属・レプロエンタテインメントをはじめ、多くの芸能関係者を敵に回す便乗商法は相変わらず。先月29日にも、バーニング系列の芸能プロに所属する女優の蒼井優をタイトルに使用した書籍『女優 蒼井優の守護霊メッセージ』(幸福の科学出版)が刊行されたばかりだ。

 なお同書は、大川総裁による蒼井の守護霊の霊言(霊の言葉を語ること)という“設定”でインタビューを受けているもの。大川総裁は同書の中で、「困ってるのよね。ろくでもない作品の、ろくでもない役柄ばっかり来るんだよ」「実にくだらない映画とかドラマが多い」「映画界の九割は、たぶん、『時間の無駄』と『金の無駄』」とエンタメ界をこき下ろしているほか、蒼井の現状を「もう女優としてピークを過ぎちゃった」「先行き真っ暗」「監督でもやっているほうが向いているのかも」などと語っている。

「同書は、映画『東京喰種トーキョーグール』を『日本の恥』と酷評するなど、蒼井の名前を使って言いたい放題。しかし、芸能プロはどこも教団と関わりたくないため、この手の便乗本に関しては静観を続けているようです。ちなみに、6月に出版された『和田アキ子の守護霊メッセージ』は、聞き手を清水が務めているトンデモ本です」(同)

 今後、製作される教団映画にも、漏れなく出演が予想される清水。『さらば青春、されど青春。』の主題歌で歌手デビューも果たしているが、ますます教団の広告塔としての動きが本格化しそうだ。

カルト村出身者が語る、清水富美加「出家騒動」と宗教に対する社会の偏見

 先日、女優の清水富美加が突然芸能界を引退。その理由が宗教団体・幸福の科学に出家をするということで、世間を騒がせた。コミックエッセイ『カルト村で生まれました。』『さよなら、カルト村。思春期から村を出るまで』(文藝春秋)の著者・高田かやさんは、「所有のない社会」を目指す「カルト村」で生まれ、19歳のとき自分の意志で村を出るまで、両親と離され、労働、空腹、体罰が当たり前の暮らしを送った体験を淡々と描いている。今回の騒動から改めて見えてきた、現代における宗教や信仰、社会の偏見について高田さんに伺った。

■カルト村にいることに、疑問を持ったことはなかった

――清水富美加の出家騒動が大きく報道されましたが、高田さんは今回の騒動について、どう思われますか?

高田かやさん(以下、高田) 清水さんは知り合いでもなんでもないので、特に何も思いません。夫の“ふさおさん”が、テレビに出ている人に対して、まるで知り合いのように語ることがよくありますが、「知らない人のことなのに、よくそんなに盛り上がれるな」と、むしろ感心します(笑)。

――高田さんは生まれたときからカルトが生活の一部だったと思いますが、小さい頃に「自分は、なぜカルト村で生活をしているのだろう?」と疑問に思ったことはありませんでしたか? 

高田 なぜ自分が両親の子どもなのかを考えたことがなかったように、親がいる場所が自分のいる場所だと思っていたので、疑問に思ったことはありませんでしたね。

――親がいる場所が自分のいる場所……言われてみればそうですよね。村の外部の人が「村の子」と呼ぶ存在であることで、小学校や中学校の頃に、いじめの対象になった経験はありますか?

高田 どの時代にも私を毛嫌いする子はいましたし、「村の子」だとわかった上で、何も問題なく仲良くしている子もいました。ただ、私を嫌っている子が、私が「村の子」だから嫌っているのか、それとも村は関係なく、個人的に嫌いだったのかは、私にはわかりません。

――「村の子」たちは朝ご飯を食べられなかったり、ほとんどの部活動が禁止されていたり、何かと「一般の子」と違う部分があったようですね。

高田 私の通った学校では、大部分の学校の子たちには「なんとなく少し変わった暮らしをしているところの子どもたち」くらいに受け取られている雰囲気で、別段特別視はされていなかったように思います。

――勝手なイメージで大変申し訳ないのですが、カルトにハマっている人たちは周りの意見を聞かず、自分が良いと信じているものに突進していっているように思えます。やはり、カルト村で生活をしていた人たちも、自分が良いと信じたものは疑わないような人たちだったのでしょうか?

高田 私は子どもだったので大人のことは全然わからないのですが、村の理念に共感して集まった人たちで、きっと村の考えが良いと信じている部分はあったのだと思います。村人の中にも村の考えにどっぷりで「村は良い!」と声高に言う人もあれば、ただ穏やかに村で暮らしているだけの村人もいたので、同じところで生活していても実際にはいろんな人がいて、各個人でみんなそれぞれ思っていることは違ったのではないかと思います。

――著書の中では、マインドコントロールされているという意識はなかったように読み取れましたが、カルト村での生活を振り返ってみて、マインドコントロールが行われていたと思いますか?

高田 思います。

――では、そのマインドコントロールに気づき、「こういう点はおかしい!」と声を上げる村人はいなかったのでしょうか?

高田 村では、子どもは子どもだけで集められて暮らしていたので、世話係を除けば大人の村人とほとんど接触がなかったため、村人がどうだったかはまったくわかりません。でも、子ども同士では普通に、村の批判や、おかしいところを話すことはありましたね。

――当時、村の子たちは高校に進学できなかったとありました。さすがに中卒は少ない時代です。進学できないことに関して、反抗的な気持ちは起こりませんでしたか?

高田 正直なところ、中学生の頃は勉強が苦手だったので「(村の)高等部に行けば高校に行かなくてもいいから、もうテスト勉強しなくていいんだー、ラッキー!」くらいに思っていました。

――しかし、将来、職業の選択肢は限られてしまいますよね。

高田 子どもの頃から、自分はずっと村にいるだろうと思っていたし、高等部に入ることも特に疑問に思わず、「仕事に困る」といった発想をしたこともなかったです。村では自分の役割さえこなしていれば、あとは何も心配いらない暮らしだったので、学歴が仕事に結びつくような発想自体、思いつかなかったです。

 ただ、「中卒」という響きは気に入らなかったので、もし高等部で通常の高校に通えるコースがあったなら、そちらを選んだんだろうなとは思います。数学は苦手でしたが、古文や美術は、もっといろいろ教わりたかったですね。

■普通の人が感じる、よくわからない団体に対しての拒否感も理解できた

――19歳でカルト村を出て、ふさおさんに出会ったとのことですが、カルト村出身であることに関して、勇気を振り絞ってふさおさんに告白したように感じられました。やはり、カルト村出身であることへの羞恥心や、距離を置かれてしまうかもしれないといった不安があったのでしょうか?

高田 もちろん、どう思われるだろうという不安はありました。村が一般的にどう思われているのかは、なんとなくわかっていましたし、普通の人が感じる、よくわからない団体に対しての拒否感というものも理解できたので。

 ふさおさんとメールのやりとりをしているときも打ち明けられず、どうしようかと悩みました。でも、実際に会っていろいろ話をするようになると、どうしても過去が現在につながっているため、はっきり言っておいたほうが伝わりやすく、自分がすっきりしたかったこともあり、村出身だと話しました。

 ふさおさんは、私が村で生まれて暮らしていたということをまったく気にしない人で、普通に受け入れてくれました。そういう人と長く一緒にいたから、この本が描けたというのは、実際のところあると思います。

――村では自分の所有物はないということですが、特にお金を所有できないのは、一般の人には想像できないと思います。自由にお金を使えるようになった今、高田さんは、お金をどのようなものだと考えていますか?

高田 お金が存在しなかった子ども時代だったからこそ得た、「お金はすごい、お金はお守り!」といったお金自体に対するリスペクトは、相変わらずありますね(笑)。ただ今は、お金が必要な社会で暮らしていますし、子ども時代のように隠し持って眺めてうっとりというようなことはしていません(笑)。必要なものは買って、おいしいものを食べてあちこち旅行して、家のローンも払っています(笑)。

 お金は大事ですが、あくまでもお金で、軽んじることはこれからも決してないけれど、「お金、お金!」とがんじがらめにならないように、気楽に暮らせればいいなぁくらいに思っています。

――お金を見慣れていないと「こんな大金、どう使えばいいのかわからない!」と、就職後、初任給の使い道に悩みそうです。

高田 初任給の使い道に困ることは、特になかったです。村では誰かのお古ばかりでおしゃれができなかったので、最初は「しまむら」とかに通って服をたくさん買いましたし、貯金もしたかったですし。それでお金が貯まったら自動車の免許取得! 次は一人暮らし! ……という感じで、お金を貯めてはどんどん使っていました。暮らしていく上でお金は、いくらあっても困りませんからね(笑)。

――お金と、うまく付き合っていけているんですね。村では自分の成長のために仕事をしますが、一般社会で仕事をする主な理由は、お金をもらうためです。この、仕事をしてお金をもらう行為について、高田さんはどんな印象を受けましたか?

高田 いいですね! お金大好きなので、最高です! 子どもの頃に自分の労力をお金に換算して手に入れることが可能だったなら、お菓子や本も買えたし、友達の誕生日プレゼントも買えたし……と、つい空想してしまいます。

■個人の人格は無視されて、「信仰」に対するイメージで判断される世の中

――日本では、とかく宗教や信仰について公にしづらい雰囲気がありますが、それについてどう思いますか?

高田 特に考えたこともありませんが……確か海外でも「どんなに親しい間柄でも、宗教と政治と野球の話には気をつけろ」って言いませんでしたっけ? 私の場合、「村にいた」と言った途端に、「カルト村出身者」「元村の子」とひとくくりにされてしまうことがよくあります。実際は、それぞれ別人格を持った個人の集まりですし、村ではちょっと変わっていると言われていた私が今、村の話をすることも、まったく個人的な思い出なのに“元村の子代表”みたいになっていて「なんかスミマセン」という感じです。村にいた子それぞれに、100人いたら100通りの捉え方があると思うし、村に対して思うことも人それぞれだと思います。

 「何かを信仰している」と言いづらい空気があるとすれば、言った途端にその人個人の歴史や人格は無視されて、聞いた人が持つ「信仰」に対してのイメージのみですべてを判断される今の世の中の傾向が関係しているのではないだろうかと思います。

――カルト村で小さい頃に世話係さんから虐待を受けたり、ひもじい思いをしたりと、いまだに何かトラウマが残っているのではないかと感じられました。村で生活したことで、今でも日常生活に染み付いている習慣はありますか?

高田 習慣ではないですが、うれしいことが続くと不機嫌になるという、変な癖があります。村にいた頃、両親とは離れて暮らしていて、たまにしか会えなかったんです。会っても必ず別れる日が来たので、今でもあまり良いことが続くと、訳もなく不安になってしまいます。良いことを喜ぶより、良いことを怖れる気持ちのほうが強いのは、「幸せは長くは続かない」と、記憶に刷り込まれているからだろうと思います。

 あと自分では無自覚で、最近ふさおさんに指摘されて気づいたのですが……。子どもの頃、おなかをすかせたときの自衛手段として食べ物を隠してこっそり食べていたので、今でもふさおさんが買ってきてくれたお菓子などを、すぐ食べないでしまい込む癖があります(笑)。「今よりもっとおなかがすいたときのため」という理由なのですが、あちこちにしまい込んで忘れてしまって、結局、賞味期限が切れてしまったりすることも多く、ふさおさんに「犬かよ! 悪くしてから食べるんじゃなくて、おいしいうちに食べなよ、また買ってきてあげるから!」と怒られるのですが、やはりもったいなくて好きなものはしまい込んで、後からちびちび食べています。おなかをすかせてから大事に食べると、おいしくないですか?(笑)
(姫野ケイ)

高田かや(たかだ・かや)takadakaya2
東京都在住、射手座、B型。生まれてから19歳まで、カルト村で共同生活を送る。村を出てから、一般社会で知り合った男性“ふさおさん”と結婚。村での実体験を回想して描いた作品を「クレアコミックエッセイルーム」に投稿したことがきっかけでデビュー。今、一番幸せを感じるのは、ベッドで寝転びながら本を読みつつ、何か食べているとき。

カルト村出身者が語る、清水富美加「出家騒動」と宗教に対する社会の偏見

 先日、女優の清水富美加が突然芸能界を引退。その理由が宗教団体・幸福の科学に出家をするということで、世間を騒がせた。コミックエッセイ『カルト村で生まれました。』『さよなら、カルト村。思春期から村を出るまで』(文藝春秋)の著者・高田かやさんは、「所有のない社会」を目指す「カルト村」で生まれ、19歳のとき自分の意志で村を出るまで、両親と離され、労働、空腹、体罰が当たり前の暮らしを送った体験を淡々と描いている。今回の騒動から改めて見えてきた、現代における宗教や信仰、社会の偏見について高田さんに伺った。

■カルト村にいることに、疑問を持ったことはなかった

――清水富美加の出家騒動が大きく報道されましたが、高田さんは今回の騒動について、どう思われますか?

高田かやさん(以下、高田) 清水さんは知り合いでもなんでもないので、特に何も思いません。夫の“ふさおさん”が、テレビに出ている人に対して、まるで知り合いのように語ることがよくありますが、「知らない人のことなのに、よくそんなに盛り上がれるな」と、むしろ感心します(笑)。

――高田さんは生まれたときからカルトが生活の一部だったと思いますが、小さい頃に「自分は、なぜカルト村で生活をしているのだろう?」と疑問に思ったことはありませんでしたか? 

高田 なぜ自分が両親の子どもなのかを考えたことがなかったように、親がいる場所が自分のいる場所だと思っていたので、疑問に思ったことはありませんでしたね。

――親がいる場所が自分のいる場所……言われてみればそうですよね。村の外部の人が「村の子」と呼ぶ存在であることで、小学校や中学校の頃に、いじめの対象になった経験はありますか?

高田 どの時代にも私を毛嫌いする子はいましたし、「村の子」だとわかった上で、何も問題なく仲良くしている子もいました。ただ、私を嫌っている子が、私が「村の子」だから嫌っているのか、それとも村は関係なく、個人的に嫌いだったのかは、私にはわかりません。

――「村の子」たちは朝ご飯を食べられなかったり、ほとんどの部活動が禁止されていたり、何かと「一般の子」と違う部分があったようですね。

高田 私の通った学校では、大部分の学校の子たちには「なんとなく少し変わった暮らしをしているところの子どもたち」くらいに受け取られている雰囲気で、別段特別視はされていなかったように思います。

――勝手なイメージで大変申し訳ないのですが、カルトにハマっている人たちは周りの意見を聞かず、自分が良いと信じているものに突進していっているように思えます。やはり、カルト村で生活をしていた人たちも、自分が良いと信じたものは疑わないような人たちだったのでしょうか?

高田 私は子どもだったので大人のことは全然わからないのですが、村の理念に共感して集まった人たちで、きっと村の考えが良いと信じている部分はあったのだと思います。村人の中にも村の考えにどっぷりで「村は良い!」と声高に言う人もあれば、ただ穏やかに村で暮らしているだけの村人もいたので、同じところで生活していても実際にはいろんな人がいて、各個人でみんなそれぞれ思っていることは違ったのではないかと思います。

――著書の中では、マインドコントロールされているという意識はなかったように読み取れましたが、カルト村での生活を振り返ってみて、マインドコントロールが行われていたと思いますか?

高田 思います。

――では、そのマインドコントロールに気づき、「こういう点はおかしい!」と声を上げる村人はいなかったのでしょうか?

高田 村では、子どもは子どもだけで集められて暮らしていたので、世話係を除けば大人の村人とほとんど接触がなかったため、村人がどうだったかはまったくわかりません。でも、子ども同士では普通に、村の批判や、おかしいところを話すことはありましたね。

――当時、村の子たちは高校に進学できなかったとありました。さすがに中卒は少ない時代です。進学できないことに関して、反抗的な気持ちは起こりませんでしたか?

高田 正直なところ、中学生の頃は勉強が苦手だったので「(村の)高等部に行けば高校に行かなくてもいいから、もうテスト勉強しなくていいんだー、ラッキー!」くらいに思っていました。

――しかし、将来、職業の選択肢は限られてしまいますよね。

高田 子どもの頃から、自分はずっと村にいるだろうと思っていたし、高等部に入ることも特に疑問に思わず、「仕事に困る」といった発想をしたこともなかったです。村では自分の役割さえこなしていれば、あとは何も心配いらない暮らしだったので、学歴が仕事に結びつくような発想自体、思いつかなかったです。

 ただ、「中卒」という響きは気に入らなかったので、もし高等部で通常の高校に通えるコースがあったなら、そちらを選んだんだろうなとは思います。数学は苦手でしたが、古文や美術は、もっといろいろ教わりたかったですね。

■普通の人が感じる、よくわからない団体に対しての拒否感も理解できた

――19歳でカルト村を出て、ふさおさんに出会ったとのことですが、カルト村出身であることに関して、勇気を振り絞ってふさおさんに告白したように感じられました。やはり、カルト村出身であることへの羞恥心や、距離を置かれてしまうかもしれないといった不安があったのでしょうか?

高田 もちろん、どう思われるだろうという不安はありました。村が一般的にどう思われているのかは、なんとなくわかっていましたし、普通の人が感じる、よくわからない団体に対しての拒否感というものも理解できたので。

 ふさおさんとメールのやりとりをしているときも打ち明けられず、どうしようかと悩みました。でも、実際に会っていろいろ話をするようになると、どうしても過去が現在につながっているため、はっきり言っておいたほうが伝わりやすく、自分がすっきりしたかったこともあり、村出身だと話しました。

 ふさおさんは、私が村で生まれて暮らしていたということをまったく気にしない人で、普通に受け入れてくれました。そういう人と長く一緒にいたから、この本が描けたというのは、実際のところあると思います。

――村では自分の所有物はないということですが、特にお金を所有できないのは、一般の人には想像できないと思います。自由にお金を使えるようになった今、高田さんは、お金をどのようなものだと考えていますか?

高田 お金が存在しなかった子ども時代だったからこそ得た、「お金はすごい、お金はお守り!」といったお金自体に対するリスペクトは、相変わらずありますね(笑)。ただ今は、お金が必要な社会で暮らしていますし、子ども時代のように隠し持って眺めてうっとりというようなことはしていません(笑)。必要なものは買って、おいしいものを食べてあちこち旅行して、家のローンも払っています(笑)。

 お金は大事ですが、あくまでもお金で、軽んじることはこれからも決してないけれど、「お金、お金!」とがんじがらめにならないように、気楽に暮らせればいいなぁくらいに思っています。

――お金を見慣れていないと「こんな大金、どう使えばいいのかわからない!」と、就職後、初任給の使い道に悩みそうです。

高田 初任給の使い道に困ることは、特になかったです。村では誰かのお古ばかりでおしゃれができなかったので、最初は「しまむら」とかに通って服をたくさん買いましたし、貯金もしたかったですし。それでお金が貯まったら自動車の免許取得! 次は一人暮らし! ……という感じで、お金を貯めてはどんどん使っていました。暮らしていく上でお金は、いくらあっても困りませんからね(笑)。

――お金と、うまく付き合っていけているんですね。村では自分の成長のために仕事をしますが、一般社会で仕事をする主な理由は、お金をもらうためです。この、仕事をしてお金をもらう行為について、高田さんはどんな印象を受けましたか?

高田 いいですね! お金大好きなので、最高です! 子どもの頃に自分の労力をお金に換算して手に入れることが可能だったなら、お菓子や本も買えたし、友達の誕生日プレゼントも買えたし……と、つい空想してしまいます。

■個人の人格は無視されて、「信仰」に対するイメージで判断される世の中

――日本では、とかく宗教や信仰について公にしづらい雰囲気がありますが、それについてどう思いますか?

高田 特に考えたこともありませんが……確か海外でも「どんなに親しい間柄でも、宗教と政治と野球の話には気をつけろ」って言いませんでしたっけ? 私の場合、「村にいた」と言った途端に、「カルト村出身者」「元村の子」とひとくくりにされてしまうことがよくあります。実際は、それぞれ別人格を持った個人の集まりですし、村ではちょっと変わっていると言われていた私が今、村の話をすることも、まったく個人的な思い出なのに“元村の子代表”みたいになっていて「なんかスミマセン」という感じです。村にいた子それぞれに、100人いたら100通りの捉え方があると思うし、村に対して思うことも人それぞれだと思います。

 「何かを信仰している」と言いづらい空気があるとすれば、言った途端にその人個人の歴史や人格は無視されて、聞いた人が持つ「信仰」に対してのイメージのみですべてを判断される今の世の中の傾向が関係しているのではないだろうかと思います。

――カルト村で小さい頃に世話係さんから虐待を受けたり、ひもじい思いをしたりと、いまだに何かトラウマが残っているのではないかと感じられました。村で生活したことで、今でも日常生活に染み付いている習慣はありますか?

高田 習慣ではないですが、うれしいことが続くと不機嫌になるという、変な癖があります。村にいた頃、両親とは離れて暮らしていて、たまにしか会えなかったんです。会っても必ず別れる日が来たので、今でもあまり良いことが続くと、訳もなく不安になってしまいます。良いことを喜ぶより、良いことを怖れる気持ちのほうが強いのは、「幸せは長くは続かない」と、記憶に刷り込まれているからだろうと思います。

 あと自分では無自覚で、最近ふさおさんに指摘されて気づいたのですが……。子どもの頃、おなかをすかせたときの自衛手段として食べ物を隠してこっそり食べていたので、今でもふさおさんが買ってきてくれたお菓子などを、すぐ食べないでしまい込む癖があります(笑)。「今よりもっとおなかがすいたときのため」という理由なのですが、あちこちにしまい込んで忘れてしまって、結局、賞味期限が切れてしまったりすることも多く、ふさおさんに「犬かよ! 悪くしてから食べるんじゃなくて、おいしいうちに食べなよ、また買ってきてあげるから!」と怒られるのですが、やはりもったいなくて好きなものはしまい込んで、後からちびちび食べています。おなかをすかせてから大事に食べると、おいしくないですか?(笑)
(姫野ケイ)

高田かや(たかだ・かや)takadakaya2
東京都在住、射手座、B型。生まれてから19歳まで、カルト村で共同生活を送る。村を出てから、一般社会で知り合った男性“ふさおさん”と結婚。村での実体験を回想して描いた作品を「クレアコミックエッセイルーム」に投稿したことがきっかけでデビュー。今、一番幸せを感じるのは、ベッドで寝転びながら本を読みつつ、何か食べているとき。