今年の3月にタレントのピエール瀧が逮捕され、芸能界の薬物汚染が再び問題となっている。元々、芸能界においてはこうした薬物事件は多く存在しているが、その中では多くの迷言が生まれてきた。こうした迷言の中でも、多くの人の記憶に残っているものをランキング形式で5つ取り上げたい。
5位 高樹沙耶「カナダ素晴らしい」
2016年10月に大麻取締法違反で逮捕された女優の高樹沙耶。もともと高木は12年の芸能界の引退以来、大麻解放運動に傾倒しており、逮捕された16年には医療大麻解禁を掲げて参議院選挙に出馬したものの落選していた。逮捕後も医療大麻の合法化について活動を続けていたが、18年の10月にカナダで医療大麻が解放された際に、SNSのTwitterで「こうした判断が基本になるといいですね!」とカナダへの賛辞を行い、批判を集めることとなった。
4位 田代まさし 「ミニにタコ」
2000年の9月にタレントの田代まさしが盗撮容疑で書類送検された際、記者会見で盗撮した理由を問われた時に、「ミニにタコ」というギャグを作るために映像が欲しかったという理解不明の釈明を行い、物議を醸した。その翌年となる2001年12月には男性の風呂を除いたとして逮捕され、自宅から覚せい剤が発見されたことから逮捕された。多くの人があの釈明は薬の影響だったのかと納得したが、本人は後年、事務所の社長からギャグでごまかせと指示されたために言ったと主張している。
3位 ASKA「ギフハブっていう組織があるんですけど」
2016年の11月28日に覚せい剤取締法違反で逮捕された歌手のASKA。この翌日となる29日には日本テレビ系の情報番組『ミヤネ屋』では、逮捕直前に番組MCの宮根誠司と電話会談していた音声が流されたが、ここでASKAはギフハブなる謎の組織が自分の監視・追跡を行っており、自分の携帯の中にそのためのアプリが入っていたと告白。日本ではかなりの人がこうした被害に遭っていると主張していたが、多くの人にとっては薬物の恐ろしさを知らしめることとなった。
2位 清水健太郎 「疲労がポンですわ!」
今まで覚せい剤や大麻などの薬物関連で計6回逮捕されている歌手の清水健太郎。そんな清水が2018年の9月に三田佳子の次男が覚せい剤取締法違反で逮捕された際に、TBS系の情報番組『ビビット』に出演し、インタビュアーから覚せい剤を使用するとどうなるか聞かれて残したコメントがこれ。以前日本で覚せい剤が合法的に発売されていた時の商品名であるヒロポンにひっかけたナイスコメントだと話題になり、ネット上にこのシーンの画像が出回ることとなった。
1位 勝新太郎 「もうパンツは履かない方がいいかな、俺は」
大映のスーパースターとして勝新の愛称で親しまれた、『座頭市』などの作品で知られる俳優の勝晋太郎。そんな勝は1990年1月にハワイのホノルル空港で、マリファナとコカインをパンツの中に入れていたことから現行犯逮捕を受けたが、その後の記者会見で「その時まあ朦朧なんだけど、入れたんだねえ」とあっけらかんと薬物の所持を認め、今後同じことを起こさないようにするために、パンツを履かないという謎の対策を披露。記者会見場は失笑に包まれることとなった。実に昭和の大スターらしいエピソードだ。
いかがだっただろうか。芸能界において、以前こそこうした薬物に対して寛容な部分はあったが、近年では厳しくなりつつあることから、こうした名言は産まれなくなりつつある。ある意味で、こうしたものも昭和・平成の残照と言えるものかも知れない。


