現在、全国各地で夏の甲子園の予選が行われてるが、ほんの数年前、甲子園を沸かせた“怪物が”2軍でもがき苦しんでいる。名門・早稲田実業で1年からレギュラーを掴み、ドラフト1位で日本ハムに入団した清宮幸太郎だ。プロ4年目にして完全に迷路に入り込んだ彼は、選ぶ道を間違ったのかもしれない。
高校1年生にして、甲子園の大観衆の前で2本のホームランを放ち、ドラフト会議では7球団から1位指…
現在、全国各地で夏の甲子園の予選が行われてるが、ほんの数年前、甲子園を沸かせた“怪物が”2軍でもがき苦しんでいる。名門・早稲田実業で1年からレギュラーを掴み、ドラフト1位で日本ハムに入団した清宮幸太郎だ。プロ4年目にして完全に迷路に入り込んだ彼は、選ぶ道を間違ったのかもしれない。
高校1年生にして、甲子園の大観衆の前で2本のホームランを放ち、ドラフト会議では7球団から1位指…
プロ野球・北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎が、右手有鈎(ゆうこう)骨の骨折と診断され、骨片の摘出手術を受けた。
清宮は、3日に札幌ドームで行われたDeNAとのオープン戦で9回にスイングした際、右手首を痛めて途中交代。その後、東京都内の病院で精密検査を受けて今回の診断に至った。
都内の病院に通院しながら、千葉県鎌ヶ谷市の練習施設でリハビリテーションを行う予定で、試合復帰には3カ月程度かかる見通し。開幕戦出場は絶望となった。
「プロ入り後の清宮選手はケガの多さが気がかりです。昨年もキャンプ前に右手親指付け根を骨挫傷、夏には右肘の炎症で戦列を離れ、秋キャンプ終盤には今回の骨折要因にもなっている右手首を痛めました。不在期間が長いと、グッズ販売にも影響してしまいます。今年は球団関係者が、甲子園のヒーロー・吉田輝星と清宮の二枚看板で売り出そうと考えていただけに、販売面、営業面で大きな痛手となりそうです」(スポーツライター)
影響はそれだけにとどまらない。3月9、10日に行われる日本代表トップチームの強化試合『ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019 日本VSメキシコ』で侍ジャパンに初選出されていたが、もちろん欠場することに。
「そもそも強化試合ということで盛り上がりに欠けていたところに『客寄せパンダ』の清宮の欠場が重なり、侍ジャパン関係者も頭を抱えています。特に第1戦を中継するテレビ朝日と第2戦のTBSは多額の放映権を払っているだけに、清宮の不参加にショックを受けています。注目度が高い清宮がいるといないとでは、視聴率に大きな違いが出てきそうです。テレビ関係者からは『これだったら地上波でなく、BSで放送すればよかった』『午後7時からという一番いい時間にもかかわらず、視聴率は2ケタに届かないだろう』『放映権料をペイできない、赤字だ』『昼の時間帯の放送で十分だった。ゴールデンタイムで放送するほどではない』という落胆の声が聞かれています」(同)
人気選手だけにその影響は多方面に及んでいる。清宮自身にもはやる気持ちがあるだろうが、きっちり完治させて戻ってきてもらいたいものだ。
プロ野球、北海道日本ハムの清宮幸太郎内野手が28日に1軍出場登録を抹消、2軍で調整することがわかった。
26日、メットライフドームでの埼玉西武ライオンズ戦後、栗山英樹監督は清宮について「今まで経験してきたことを整理してほしい」と言及。清宮本人もファーム行きを覚悟していたとコメントしている。
早稲田実業高出身で“甲子園のスター”だった清宮は、2月の春季キャンプでは1軍に抜擢、その後オープン戦にも出場したが体調不良のため出遅れ、1軍初昇格したのは5月に入ってから。ここまで21試合に出場したが、打率1割7分9厘、1本塁打、2打点と完全に“プロの壁”にぶつかっており、27日の試合も出場機会はなかった。
現在、27勝20敗でリーグ首位の西武まで1ゲーム差の日本ハム。29日から始まるプロ野球、セ・パ交流戦の勝敗が大きなカギを握るのは言うまでもない。その前に調子の上がってこない新人を下げて、再調整させるのは「チームとしてはある意味、健全だと思う」(球界関係者)。だが、これに頭を抱えているのは日本テレビ関係者だという。
日本ハムは29日から巨人3連戦を東京ドームで行う。当然、3戦とも日本テレビで中継するのだが、初戦は同系列で地上波全国中継を組んでいた。
「ここまで、うちでのゴールデンタイムでの巨人戦中継は阪神が2試合、広島が1試合だけ。いずれも視聴率が見込めるから編成された。今回はもちろん、清宮対巨人が実現することを見込んでの中継でしたが、完全にアテが外れた」(日本テレビ関係者)
それでも、巨人が強ければまだ顔は立つが、こちらも4連敗中と元気がなく、昨年の交流戦前から続いた暗黒の“13連敗”がファンの頭をよぎる状況だ。
目下、バラエティ番組などで高視聴率を誇り、ようやく「数字が取れない」とされている巨人戦にもチャンスが回ってきたタイミングだっただけに、今回の清宮降格は日テレにとって、本人以上に“痛すぎる”降格かもしれない。
プロ野球、北海道日本ハムの清宮幸太郎内野手が28日に1軍出場登録を抹消、2軍で調整することがわかった。
26日、メットライフドームでの埼玉西武ライオンズ戦後、栗山英樹監督は清宮について「今まで経験してきたことを整理してほしい」と言及。清宮本人もファーム行きを覚悟していたとコメントしている。
早稲田実業高出身で“甲子園のスター”だった清宮は、2月の春季キャンプでは1軍に抜擢、その後オープン戦にも出場したが体調不良のため出遅れ、1軍初昇格したのは5月に入ってから。ここまで21試合に出場したが、打率1割7分9厘、1本塁打、2打点と完全に“プロの壁”にぶつかっており、27日の試合も出場機会はなかった。
現在、27勝20敗でリーグ首位の西武まで1ゲーム差の日本ハム。29日から始まるプロ野球、セ・パ交流戦の勝敗が大きなカギを握るのは言うまでもない。その前に調子の上がってこない新人を下げて、再調整させるのは「チームとしてはある意味、健全だと思う」(球界関係者)。だが、これに頭を抱えているのは日本テレビ関係者だという。
日本ハムは29日から巨人3連戦を東京ドームで行う。当然、3戦とも日本テレビで中継するのだが、初戦は同系列で地上波全国中継を組んでいた。
「ここまで、うちでのゴールデンタイムでの巨人戦中継は阪神が2試合、広島が1試合だけ。いずれも視聴率が見込めるから編成された。今回はもちろん、清宮対巨人が実現することを見込んでの中継でしたが、完全にアテが外れた」(日本テレビ関係者)
それでも、巨人が強ければまだ顔は立つが、こちらも4連敗中と元気がなく、昨年の交流戦前から続いた暗黒の“13連敗”がファンの頭をよぎる状況だ。
目下、バラエティ番組などで高視聴率を誇り、ようやく「数字が取れない」とされている巨人戦にもチャンスが回ってきたタイミングだっただけに、今回の清宮降格は日テレにとって、本人以上に“痛すぎる”降格かもしれない。
昨秋のドラフト会議で、史上最多タイの7球団の指名を受け、北海道日本ハムに入団した清宮幸太郎だが、オープン戦ではここまで(3月15日時点)でノーヒット。さらに、腹膜炎を患って入院するなど、どうにも調子が上がらない。高校通算111本塁打の記録を引っさげてプロ入りした怪物は、話題先行の“ハズレくじ”なのか?
注目が集まる清宮だが、オープン戦ではここまで何ひとついいところがない。11日のDeNA戦では、2試合連続で先発出場するも、4打数4三振。快音どころか、バットに当てることさえ難しく、19打席に立ち、15打数0安打で8三振と、早くもプロの洗礼を浴びている。週刊誌のスポーツ記者が語る。
「今のところ、プロの変化球にまったく対応できていません。プロでやっていくには、ストレートのタイミングで待ちつつ変化球にも対応できなければいけませんが、今の清宮は、変化球でタイミングを崩され、迷いが出てストレートに振り遅れるという悪循環に陥っています」
高校からプロに入れば、金属バットから木製バットへの対応も求められる。清宮は、プロ入り前から守備に関しては不安がささやかれており、ファーストしか守れないという大きなネックもある。日ハムは大きなお荷物を抱えてしまったのか? スポーツライターが語る。
「過去の高卒ドラ1の大物バッターといえば、清原和博、松井秀喜、中田翔らがいますが、オープン戦からガンガン打ったバッターはいません。清原はシーズン1年目で打率304、本塁打31本、78打点という目覚ましい数字を残しましたが、オープン戦のホームランは0本で、打率も.220。松井に至っては、オープン戦の打率は53打数5安打で.093(本塁打0本)でした。森友哉(西武)、筒香嘉智(DeNA)、中田(日ハム)、平田良介(中日)など、2000年以降に“超高校級”という触れ込みでプロ入りしたバッターを見ると、1年目に結果を残したのは.275で6本塁打を打った森友哉ぐらいです。こうなると清原は別格というしかなく、高卒の清宮に1年目から結果を求めるのは酷ですよ。清宮のキャンプでのフリーバッティングを見ると、新人であれだけ飛ばしていたのは大谷翔平ぐらいです。オープン戦ではまだまったく結果が出ていませんが、内角にも対応できる柔軟性はありそうですし、何より打席で独特のオーラがあります。これが巨人や阪神だったら、清宮を使う・使わないで大論争になりそうですが、日ハムならそういった心配もありません。大谷を育てた栗山英樹監督なら、清宮も上手に育てるでしょう」
ちなみに大谷の1年目の打者としての成績は.238で3本塁打。規格外の大型ルーキーは、まずは“大谷超え”が目標になりそうだ。
昨秋のドラフト会議で、史上最多タイの7球団の指名を受け、北海道日本ハムに入団した清宮幸太郎だが、オープン戦ではここまで(3月15日時点)でノーヒット。さらに、腹膜炎を患って入院するなど、どうにも調子が上がらない。高校通算111本塁打の記録を引っさげてプロ入りした怪物は、話題先行の“ハズレくじ”なのか?
注目が集まる清宮だが、オープン戦ではここまで何ひとついいところがない。11日のDeNA戦では、2試合連続で先発出場するも、4打数4三振。快音どころか、バットに当てることさえ難しく、19打席に立ち、15打数0安打で8三振と、早くもプロの洗礼を浴びている。週刊誌のスポーツ記者が語る。
「今のところ、プロの変化球にまったく対応できていません。プロでやっていくには、ストレートのタイミングで待ちつつ変化球にも対応できなければいけませんが、今の清宮は、変化球でタイミングを崩され、迷いが出てストレートに振り遅れるという悪循環に陥っています」
高校からプロに入れば、金属バットから木製バットへの対応も求められる。清宮は、プロ入り前から守備に関しては不安がささやかれており、ファーストしか守れないという大きなネックもある。日ハムは大きなお荷物を抱えてしまったのか? スポーツライターが語る。
「過去の高卒ドラ1の大物バッターといえば、清原和博、松井秀喜、中田翔らがいますが、オープン戦からガンガン打ったバッターはいません。清原はシーズン1年目で打率304、本塁打31本、78打点という目覚ましい数字を残しましたが、オープン戦のホームランは0本で、打率も.220。松井に至っては、オープン戦の打率は53打数5安打で.093(本塁打0本)でした。森友哉(西武)、筒香嘉智(DeNA)、中田(日ハム)、平田良介(中日)など、2000年以降に“超高校級”という触れ込みでプロ入りしたバッターを見ると、1年目に結果を残したのは.275で6本塁打を打った森友哉ぐらいです。こうなると清原は別格というしかなく、高卒の清宮に1年目から結果を求めるのは酷ですよ。清宮のキャンプでのフリーバッティングを見ると、新人であれだけ飛ばしていたのは大谷翔平ぐらいです。オープン戦ではまだまったく結果が出ていませんが、内角にも対応できる柔軟性はありそうですし、何より打席で独特のオーラがあります。これが巨人や阪神だったら、清宮を使う・使わないで大論争になりそうですが、日ハムならそういった心配もありません。大谷を育てた栗山英樹監督なら、清宮も上手に育てるでしょう」
ちなみに大谷の1年目の打者としての成績は.238で3本塁打。規格外の大型ルーキーは、まずは“大谷超え”が目標になりそうだ。
昨年秋のドラフト会議で7球団競合の末、北海道日本ハムファイターズに入団した清宮幸太郎。将来の希望としてメジャー移籍を明言する清宮にとって、大谷翔平という前例がある日ハム入りは、ある意味理想の展開だったが、その強運はキャンプでも続いている。
早稲田実業学校高学部時代、歴代最多となる高校通算111本塁打という記録を打ち立てた清宮だが、そのキャンプ報道が非常に静かだ。高校の先輩の斎藤佑樹をはじめ、松坂大輔、田中将大、中田翔、大谷翔平など、甲子園のスターと言えば、“過熱”という単語がふさわしいほど、一挙手一投足が報じられるのが常。フリーのスポーツ記者が語る。
「ドラフトで注目された新人の初キャンプが大きく取り上げられるのは、もちろんニーズがあるからですが、他にスポーツニュースがないというのも大きな理由です。例年2月前半はJリーグも始まっておらず、相撲もなく、ラグビーや駅伝も終わっています。それゆえ、『初のフリーバッティング』『柵越え○本』『居残り特守』など、練習内容が報じられるのはもちろん、夜ご飯で何杯おかわりしただの、初の休日にショッピングに出かけただの、宿舎から球場までママチャリで移動しているだの、とにかく何でもニュースになります」
清宮についても、毎日のように新しいニュースは報じられているものの、過熱報道というには程遠い。それには2つの理由があるという。
「1つは、日ハムの1次キャンプが海外だったことです。かつては盛んだった海外キャンプも、近年はすっかり下火になっていましたが、日ハムは2016年からアリゾナでキャンプを行っています。これは、それまで使ってきた名護の施設が老朽化してきたこともありますが、『大谷翔平を大リーグに売り込むため』とも囁かれました。かつてなら海外だろうがどこだろうが、清宮クラスの新人なら各社とも“清宮番”を出したでしょうが、経費節減が叫ばれる現在では、それは無理です。
また、2次キャンプは日本で行っていますが、平昌五輪が始まったので、紙面作りや番組作りは完全に五輪一色です。プロ野球選手たるもの“マスコミに取り上げられてナンボ”ですが、初のキャンプでヘトヘトになっている新人には取材攻撃は煩わしいもの。その点、大物ルーキーでありながら、ひたすら練習に打ち込める清宮は幸運だと思います」
21日に行ったフリーバッティングでは130m場外弾を放った清宮。“怪物”は密かに、しかし着実に成長を続けているようだ。
2017年ドラフト会議の最大の目玉だった清宮幸太郎(早稲田実業)は、7球団競合の末、北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得。24日には入団会見が行われ、背番号「21」のユニフォームに袖を通した清宮の姿がお披露目された。小学生の頃から怪童として注目され、久々に登場した高卒長距離砲のプロ入りに期待が集まっているが、国民的な人気を得るには大きな課題がある。
早稲田大学ラグビー部監督、トップリーグのサントリーを経て、現在はヤマハ発動機ジュビロの監督を務める清宮克幸氏の長男として生まれた清宮。小学生時代にリトルリーグの世界大会で優勝し、12歳で約180cmという堂々たる体躯を誇った“清宮ジュニア”は、高校1年生の夏の甲子園で2本のホームランを放ち、一躍全国的な知名度を得た。そして高校通算111本塁打という最多記録を引っさげてプロ入りしたが、不安な点も多い。週刊誌等で活躍するスポーツライターが語る。
「小学生の頃から並外れた体格と実績で注目され、高校までは順調に成長してきた清宮ですが、実は身長が中学1年生の頃からほとんど伸びていません。プロ入り時の184cm、100kgという体格は、高校生としては規格外ですが、守備面に課題がありますし、体重は一度絞る必要があるでしょう。その時、パワーダウンしてしまうようなら、大注目される選手だけに、ファンの間に失望感が生まれてしまうかもしれません」
なまじっかの選手であれば、1~2年はゆっくり育てるという選択肢もあるが、期待値の高い清宮の場合、ハードルも比例して高く設定される。となると、注目を浴びながらプロ入りし、ファンの期待を上回る結果を残し続けた大谷翔平が目の前の目標となるが、前出のスポーツライターは、大谷と清宮には大きな差があると指摘する。
「清宮の入団会見を見ていて不安に思ったのは、彼の発言内容です。子どもの頃から注目され続けてきた清宮は、父の克幸さんから、『頑張ります』といった“当たり前のこと”をインタビューで言うなと言われて育ってきました。そのため清宮は、21番という背番号について、会見で『“ポスト誰々”の番号は嫌だった』と語り、26日のファンフェスティバルでは『60本打ちたい』と言いました。しかし日本では、そういったビッグマウスには反感を抱く人の方がはるかに多いのが現実です。大谷があれだけ人気があったのは、圧倒的な実績はもちろんですが、謙虚な人柄が支持を集めたのは間違いありません。清宮が父譲りのビッグマウスを続ければ、あっという間にヒールになりますよ。同じ早実卒の“ハンカチ王子”こと斎藤佑樹も、なかなかのビッグマウスですが、彼の場合、実績が全く伴っていないため、“あの人は今?”の扱いです。清宮が斎藤のようにならないためには、口をつぐむか、圧倒的な成績を残すかのどちらかしかないでしょうね」
清宮はバットで、アンチの口を封じることができるのだろうか。
ドラフトの最注目選手だった清宮幸太郎の交渉権を北海道日本ハムファイターズが獲得したことで、一度は消えたかと思われた中田翔の“阪神移籍説”が再燃。侍ジャパンの4番も打った大物選手の流出が、現実味を帯びてきた。
中田は、大阪桐蔭高校時代から全国的に注目され、2014年と16年には打点王も獲得。WBCに2回連続で出場し、侍ジャパンの4番を任されたこともある選手だが、今季は散々だった。打率は.216で、パの規定打席到達者中の最下位に沈み、ホームランも、わずか16本どまり。シーズン中にFA権を取得すると、大砲が欲しい阪神への移籍のウワサが持ち上がったが、早々の撤退が報じられるなど、屈辱のシーズンとなった。
そんな中田に降りかかった新たな“災厄”が、怪物・清宮の獲得だ。フリーのスポーツライターが語る。
「中田の阪神入りのウワサは、今季の不調と、2億8,000万円といわれる高年俸がネックとなり、いったんは立ち消えになったかと思われました。日本ハムにとっても、中田は昨年の日本一の立役者の一人ですし、チームにとって貴重な客の呼べる選手。チームに残るのが既定路線でした。しかし清宮獲得で、シナリオは変わりました。日本ハムにとっては、一挙に大谷翔平と中田がいなくなってしまっては、集客面に不安がありますが、清宮を獲得できたことで、注目度が大きく下がる心配がなくなった。となると、球場移転で金が必要な日本ハムが、コストパフォーマンスの悪い中田を無理してチームに残す事情はなくなりました」
日本ハム側にとって中田が不要になった理由はわかるが、阪神側の事情は変わらないはず。ここにきて、なぜウワサが再燃し始めたのか? そこにはしたたかな計算があるようだ。
「今季の成績を見れば、中田側が強気に出られないのは明らか。阪神の金本(知憲)監督は中田と同郷で、個人的な親交もあります。また、今季の中田の不振は、WBC出場も大きな理由でしょう。もちろん秋山(翔吾=埼玉西武)や筒香(嘉智=横浜DeNA)のように、WBCに出て、シーズンでも活躍した選手もいましたが、中田や山田哲人(東京ヤクルト)などの不振は明らかにWBC疲れでしょう。さらに阪神には、中田を欲しがる、もうひとつの理由があります。阪神は黙っていても客が入る人気球団ですが、現在人気があるのは鳥谷(敬)、糸井(嘉男)、福留(孝介)など、年齢が高い選手ばかり。そろそろ次の世代を考えなくてはいけません。その点、中田はまだ20代ですし、地元とも縁が深く、阪神ファンに愛されるキャラの持ち主です。阪神が静かにしているのは、価格を引き下げる“死んだふり作戦”かもしれません」(前出・スポーツライター)
これまでの中田に対する“欲しくないポーズ”は、ナニワの商人のしたたかさ?
ドラフトの最注目選手だった清宮幸太郎の交渉権を北海道日本ハムファイターズが獲得したことで、一度は消えたかと思われた中田翔の“阪神移籍説”が再燃。侍ジャパンの4番も打った大物選手の流出が、現実味を帯びてきた。
中田は、大阪桐蔭高校時代から全国的に注目され、2014年と16年には打点王も獲得。WBCに2回連続で出場し、侍ジャパンの4番を任されたこともある選手だが、今季は散々だった。打率は.216で、パの規定打席到達者中の最下位に沈み、ホームランも、わずか16本どまり。シーズン中にFA権を取得すると、大砲が欲しい阪神への移籍のウワサが持ち上がったが、早々の撤退が報じられるなど、屈辱のシーズンとなった。
そんな中田に降りかかった新たな“災厄”が、怪物・清宮の獲得だ。フリーのスポーツライターが語る。
「中田の阪神入りのウワサは、今季の不調と、2億8,000万円といわれる高年俸がネックとなり、いったんは立ち消えになったかと思われました。日本ハムにとっても、中田は昨年の日本一の立役者の一人ですし、チームにとって貴重な客の呼べる選手。チームに残るのが既定路線でした。しかし清宮獲得で、シナリオは変わりました。日本ハムにとっては、一挙に大谷翔平と中田がいなくなってしまっては、集客面に不安がありますが、清宮を獲得できたことで、注目度が大きく下がる心配がなくなった。となると、球場移転で金が必要な日本ハムが、コストパフォーマンスの悪い中田を無理してチームに残す事情はなくなりました」
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