高橋海人『ボーイフレンド降臨!』は外せない!? 演技講師が選ぶ秋ドラマ3選

 今月から続々スタートする秋ドラマ。タイトルやあらすじ、放送時間、ひいては自分の直観を信じて“当たり”をつけている人も多いのでは? もちろん、キャストのラインナップも重要な“材料”となるだろう。

 名作を見逃さないために、「エイベックス・アーティストアカデミー」のシアター総合コースディレクターとして演技講師も務める演出家で俳優の秋草瑠衣子氏に、“キャスティング”の観点から特に注…

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清原果耶『ファイトソング』で“痛快キャラ”開拓? 告白への“激塩対応”に反響

 1月18日に放送されたTBS系火曜ドラマ『ファイトソング』の第2話は、まるでどん底から天国へと駆け上がっていくかのようなストーリー展開だった。その中心にいたのは、ヒロインである木皿花枝(清原果耶)。その飾らない言葉の数々は、視聴者の心にズバズバと刺さっている。

 間宮祥太朗演じるミュージシャン・芦田春樹が、花枝に「付き合ってほしい」と告白するシーンで終えた第1話。空手の日本代…

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『ファイトソング』初回早々“愛の告白”! 号泣シーン吹き飛ぶ急展開は「火10」らしい?

 清原果耶(かや)主演のTBS系火曜ドラマ『ファイトソング』の第1話が、1月11日に放送された。初回は、世帯平均視聴率は9.2%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録し、若者層を中心に支持を集める火10枠ドラマとしてはそこそこ順調なスタートを切ったと言えるだろう。

 初回は15分拡大放送となったが、登場人物の心の起伏に富み、中身がギュッとつまった、ドラマ1話分とは思えない回だっ…

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『ファイトソング』メインキャスト陣の“軽妙な掛け合い”から漂う良作の気配

 清原果耶(かや)主演の新ドラマ『ファイトソング』(TBS系)の第1話が、1月11日よる10時にいよいよ放送される。放送に先がけて行われた制作発表会見には、清原と間宮祥太朗、菊池風磨(Sexy Zone)のメインキャスト3名が登壇し、和気あいあいとした掛け合いを披露。人気俳優が一丸となり、作品づくりに励んでいる様子が垣間見える会見となった。

 本作は、空手日本代表の夢を突如絶た…

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朝ドラ女優・清原果耶、民放初主演『ファイトソング』で見せる“動”の演技に注目

 清原果耶(かや)の民放ドラマ初主演となる新ドラマ『ファイトソング』(TBS系)の第1話が、1月11日よる10時に放送される。清原といえば、ヒロインを務めた昨年の『おかえりモネ』(NHK)での演技が評価され、いまや最注目女優へと躍進。そんな注目株が主演を務めるだけでもインパクト十分だが、清原が演じる役柄の設定も話題を集めている。

 清原が演じるのは、空手の日本代表を目指す主人公…

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清原果耶を「朝ドラヒロインキラー」坂口健太郎がロックオン!? 撮影現場で仲睦まじく

 清原果耶と坂口健太郎の“リアル”な関係にも注目が集まりそうだ。

 宮城県気仙沼市で生まれたヒロイン・百音が、気象予報士として成長する姿を描いた連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK朝ドラ)が盛り上がっている。

「9月20日に放送された第91回では、坂口演じる菅波が『一緒にいたい。この先の未来、一分一秒でも長く』と、清原演じる百音にプロポーズ。ネット上では『あんな…

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King & Prince永瀬廉、清原果耶との“親密匂わせ”ふたたび……? 役名ではなく「カヤ呼び」貫き賛否

 King & Princeの永瀬廉が9日、『あさイチ』(NHK)に生出演。朝ドラ『おかえりモネ』で共演している清原果耶の“呼び方”にファンがざわついている。

 金曜日恒例の「プレミアムトーク」コーナーに招かれた永瀬。永瀬演じる「りょーちん」こと及川亮の「モテ仕草」特集では、『おかえりモネ』初登場シーンで当初、主人公の妹・未知(蒔田彩珠)の頭をポンポンとするシーンも撮影…

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『放課後ソーダ日和』『宇宙を駆けるよだか』……WEBドラマが若手女優の活躍の場に?

 2018年はWEBドラマに、見るべき傑作が多かった。

 過去にも、又吉直樹の小説をNetflixでドラマ化した『火花』やGYAO!で配信され、後に再編集版が前後編2部作で映画化された『女子の事件は大抵、トイレで起きるのだ。』など、優れた作品はあったが、昨年は作品数も充実していた。

 プラットホームもYouTube、Instagram、LINEといった無料で見られる場所や、Netflix、Amazonプライム、Hulu、Paravi、FODといった会員制の定額有料動画サービスまでさまざまだ。

 中でもWEBドラマ一番の主戦場となっているのが、YouTubeだ。松本穂香が地方で暮らす鬱屈したYouTuberを演じた『♯アスアブ鈴木』、人気YouTuberグループ・ボンボンTVの『最後のねがいごと』、LINE NEWSで配信された、のん主演の『ミライさん』など、1話あたり10分前後と短い、若手の女優やアイドルが主演を務めるドラマが多く、民放地上波から青春ドラマがなくなっている中、若手俳優や新鋭クリエイターが自由に力を発揮する場となっている。

 特に素晴らしかったのが『放課後ソーダ日和』だ。タイトルの通り、放課後に喫茶店でクリームソーダを飲むという、ささやかな楽しみを謳歌する3人の女子高生の日常を描いた青春ドラマである。

 1話10分弱、全9話と短い作品で、『孤独のグルメ』(テレビ東京系)などの食べ歩きドラマの女子高生版とでもいうような作品だ。登場する喫茶店とクリームソーダは実在するものであり、毎回、メニューと地図が出てくるので、喫茶店へ遊びに行くこともできる。

 枝優花が監督を務めた映画『少女邂逅』のアナザーストーリー的な作品で、本作も枝が脚本・演出・編集を担当。プライムタイムのテレビドラマと違い、予算規模は小さめだが、だからこそ小回りが利くため、作家性の強い作品となっている。

 出演は森田想、田中芽依、蒼波純の3人だが、それぞれ、本人の個性と演じる役がリンクしている。中でも面白かったのが蒼波の見せ方だ。

 彼女は独特の存在感がある女優で、常に自然に振る舞っているため、良くも悪くも浮き上がってしまうのだが、そんな蒼波の“浮き上がってしまう存在感”が、うまく役柄に反映されていた。

 蒼波が演じるムウ子は、ある事情でしゃべることを拒絶して、スマホの人工音声で会話する、メガネに三つ編み姿のどんくさい女の子。友達ができたことで、自分の言葉でしゃべれるようになっていくのだが、あえてあまりしゃべらせないことで、繊細な表情の変化に現れる蒼波の魅力を引き出していた。

 彼女たちの悩みは、大人からは他愛のない、ほほえましいものに見えるが、10代の女の子にとっては、とても切実なもの。だからこそ、ドラマチックな展開はほとんどないのに、見ている側に訴えかけてくるものがある。

 羊文学の主題歌「ドラマ」も、素晴らしい切実な輝きを持った宝石箱のような作品である。

 一方、Netflixで放送されていた『宇宙を駆けるよだか』は、会員限定のクローズドなサービスだからこそできたハードな青春ドラマだった。物語は一種の入れ替わりモノで、かわいくて明るい女子高生・小日向あゆみ(清原果耶)が、恋人の水本公史郎(神山智洋・ジャニーズWEST)との初デートの日に、ブサイクなクラスメイト・海根然子(富田望生)が飛び降り自殺をするところを目撃したことで、外見が入れ替わってしまう。

 あゆみは、唯一自分の言うことを信じてくれた幼なじみの火賀俊平(重岡大毅・ジャニーズWEST)と共に入れ替わった謎を探っていくのだが、その過程で入れ替わったあゆみと然子の気持ちが描写されていく。題材が題材なだけに最初は見ることに抵抗があったのだが、外見と内面をめぐる葛藤を誠実に突き詰めた、青春ドラマの傑作となっていた。

 ほかにもParaviでは、堤幸彦演出の人気超能力ドラマの新シリーズであるSPECサーガ完結篇『SICK’S 恕乃抄』、FODとdTVでは野島伸司脚本のドラマ『彼氏をローンで買いました』など、今の民放地上波では困難なドラマが放送されている。

 このように同じWEBでもYouTubeと有料配信動画サイトでは違うアプローチで作られている。中でもInstagramのストーリー機能で限定配信された『それでも告白するみどりちゃん』(現在はYouTubeにアップされている)は、WEBならではの映像作品に仕上がっていた。

 物語は女子高生のみどり(りりか)が毎回、好きな男の子・谷口くん(中島広稀)にあの手この手で告白するというもの。毎回3分弱と短いため、ドラマというよりは、面白い動画という感じだが、注目ポイントは画面が縦長だということ。スマホで見ることを想定した縦長動画は、女優のフルショットを違和感なく収めることができ、映画やテレビドラマとは違った面白さがある。

 この縦長の映像を駆使した表現は、WEBドラマだからこそできる試みだといえるだろう。まだまだ試行錯誤中だが、ここから新しい作品が出てくるのではないかと楽しみである。

●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆

『放課後ソーダ日和』『宇宙を駆けるよだか』……WEBドラマが若手女優の活躍の場に?

 2018年はWEBドラマに、見るべき傑作が多かった。

 過去にも、又吉直樹の小説をNetflixでドラマ化した『火花』やGYAO!で配信され、後に再編集版が前後編2部作で映画化された『女子の事件は大抵、トイレで起きるのだ。』など、優れた作品はあったが、昨年は作品数も充実していた。

 プラットホームもYouTube、Instagram、LINEといった無料で見られる場所や、Netflix、Amazonプライム、Hulu、Paravi、FODといった会員制の定額有料動画サービスまでさまざまだ。

 中でもWEBドラマ一番の主戦場となっているのが、YouTubeだ。松本穂香が地方で暮らす鬱屈したYouTuberを演じた『♯アスアブ鈴木』、人気YouTuberグループ・ボンボンTVの『最後のねがいごと』、LINE NEWSで配信された、のん主演の『ミライさん』など、1話あたり10分前後と短い、若手の女優やアイドルが主演を務めるドラマが多く、民放地上波から青春ドラマがなくなっている中、若手俳優や新鋭クリエイターが自由に力を発揮する場となっている。

 特に素晴らしかったのが『放課後ソーダ日和』だ。タイトルの通り、放課後に喫茶店でクリームソーダを飲むという、ささやかな楽しみを謳歌する3人の女子高生の日常を描いた青春ドラマである。

 1話10分弱、全9話と短い作品で、『孤独のグルメ』(テレビ東京系)などの食べ歩きドラマの女子高生版とでもいうような作品だ。登場する喫茶店とクリームソーダは実在するものであり、毎回、メニューと地図が出てくるので、喫茶店へ遊びに行くこともできる。

 枝優花が監督を務めた映画『少女邂逅』のアナザーストーリー的な作品で、本作も枝が脚本・演出・編集を担当。プライムタイムのテレビドラマと違い、予算規模は小さめだが、だからこそ小回りが利くため、作家性の強い作品となっている。

 出演は森田想、田中芽依、蒼波純の3人だが、それぞれ、本人の個性と演じる役がリンクしている。中でも面白かったのが蒼波の見せ方だ。

 彼女は独特の存在感がある女優で、常に自然に振る舞っているため、良くも悪くも浮き上がってしまうのだが、そんな蒼波の“浮き上がってしまう存在感”が、うまく役柄に反映されていた。

 蒼波が演じるムウ子は、ある事情でしゃべることを拒絶して、スマホの人工音声で会話する、メガネに三つ編み姿のどんくさい女の子。友達ができたことで、自分の言葉でしゃべれるようになっていくのだが、あえてあまりしゃべらせないことで、繊細な表情の変化に現れる蒼波の魅力を引き出していた。

 彼女たちの悩みは、大人からは他愛のない、ほほえましいものに見えるが、10代の女の子にとっては、とても切実なもの。だからこそ、ドラマチックな展開はほとんどないのに、見ている側に訴えかけてくるものがある。

 羊文学の主題歌「ドラマ」も、素晴らしい切実な輝きを持った宝石箱のような作品である。

 一方、Netflixで放送されていた『宇宙を駆けるよだか』は、会員限定のクローズドなサービスだからこそできたハードな青春ドラマだった。物語は一種の入れ替わりモノで、かわいくて明るい女子高生・小日向あゆみ(清原果耶)が、恋人の水本公史郎(神山智洋・ジャニーズWEST)との初デートの日に、ブサイクなクラスメイト・海根然子(富田望生)が飛び降り自殺をするところを目撃したことで、外見が入れ替わってしまう。

 あゆみは、唯一自分の言うことを信じてくれた幼なじみの火賀俊平(重岡大毅・ジャニーズWEST)と共に入れ替わった謎を探っていくのだが、その過程で入れ替わったあゆみと然子の気持ちが描写されていく。題材が題材なだけに最初は見ることに抵抗があったのだが、外見と内面をめぐる葛藤を誠実に突き詰めた、青春ドラマの傑作となっていた。

 ほかにもParaviでは、堤幸彦演出の人気超能力ドラマの新シリーズであるSPECサーガ完結篇『SICK’S 恕乃抄』、FODとdTVでは野島伸司脚本のドラマ『彼氏をローンで買いました』など、今の民放地上波では困難なドラマが放送されている。

 このように同じWEBでもYouTubeと有料配信動画サイトでは違うアプローチで作られている。中でもInstagramのストーリー機能で限定配信された『それでも告白するみどりちゃん』(現在はYouTubeにアップされている)は、WEBならではの映像作品に仕上がっていた。

 物語は女子高生のみどり(りりか)が毎回、好きな男の子・谷口くん(中島広稀)にあの手この手で告白するというもの。毎回3分弱と短いため、ドラマというよりは、面白い動画という感じだが、注目ポイントは画面が縦長だということ。スマホで見ることを想定した縦長動画は、女優のフルショットを違和感なく収めることができ、映画やテレビドラマとは違った面白さがある。

 この縦長の映像を駆使した表現は、WEBドラマだからこそできる試みだといえるだろう。まだまだ試行錯誤中だが、ここから新しい作品が出てくるのではないかと楽しみである。

●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆