『淫ら上司』に見る、スポーツクラブが男にも女にも“エロティック空間”なワケ

midarazyousi.jpg
『淫ら上司 スポーツクラブは汗まみれ』(実業之日本社)

■今回の官能作品
『淫ら上司 スポーツクラブは汗まみれ』(睦月影郎、実業之日本社)

 スポーツクラブという場所は、よくよく考えると、実にエロティックな空間である。老若男女が薄いウェアに身を包み、同じ空間で一心不乱に汗を流す。当然それは、健康的な風景だけれど、男女ともに相当貴重な場ではないだろうか。男性の髪が汗で乱れている落ちる様子、女性のファンデーションが様子……大人たちがそんな姿を異性に見せる機会なんてめったにない。温泉施設か、ベッドの中くらいではないだろうか。

 特にスポーツクラブのプールはエロティックさが格段に増すだろう。海水浴場やホテルのプールとは違い、皆スポーティな競泳水着を身につけている。見せるためではなく泳ぐために作られた水着。その姿に健康的とは裏腹な、“見せないエロさ”を感じる人も少なくないはずだ。