ぼったくり横行の平昌冬季五輪、30年前のソウル五輪から変わらぬ韓国観光業界の“インモラル体質”

 開幕まで60日を切った平昌(ピョンチャン)冬季五輪。国民の無関心やそれに伴うチケット販売の低迷などさまざまな問題を抱える中、今度は宿泊問題に注目が集まっている。

 韓国メディア「中央日報」などによると、大会のクライアントや関係者のために宿泊施設2万1,200室を確保していた国際オリンピック委員会(IOC)が、そのうち5,500室をキャンセルしたという。

 ここ最近、北朝鮮の弾道ミサイル発射などで朝鮮半島情勢が不安定となり、平昌五輪に参加する関係者数が減少したのが、キャンセルの理由。これにより空室となった5,500室は、一般客向けに再び予約を受け付けることになった。

 そもそも、大会が行われる平昌や江陵、旌善一帯の宿泊施設はオリンピック特需を狙って宿泊料金を大幅に引き上げる“ぼったくり”が横行し、現在は全宿泊施設の予約率が30%にも満たない状況だという。中には1泊で7~9万円を要求するところや、空室があるにもかかわらず開催間近になってより高い料金を取るべく、あえて予約を受け付けないところもあるそうだ。

 ところが、ぼったくりに対する非難の声が高まり、「平昌行きを諦めて宿泊もキャンセルした」という韓国人が急増。そこにIOCによる客室キャンセルも相まって、今度は「大量の空室発生」が懸念される状況に追い込まれた。

 不親切、ぼったくり、不衛生の“3大悪”が問題といわれる韓国の観光業界。中でも、ぼったくりは以前から何度も指摘されてきた、悪しき文化と言っても過言ではない。

 もっともよく聞くのは、繁忙期にホテルの予約が取れず民泊を訪ねたところ、ホテルより高い料金を要求されたという話だ。韓国人すら「思わぬぼったくりで、せっかくの旅行が台無し」というほどだったので、言葉が通じない外国人観光客がぼったくり被害に遭いやすいのは言うまでもないだろう。

 大規模な国際的スポーツイベントだった1988年ソウル五輪や2002年FIFAワールドカップのときも、今ほどあからさまではないものの、ぼったくりが横行したと聞く。当時は大学の寮やお寺まで一般に開放するほど宿泊施設が不足していたのも事実。そして何より今よりも国民のモラルが低かった時代であったことから、十分あり得る話だ。

 韓国当局は12月から宿泊施設のぼったくりに対する取り締まりを実施しているというが、すでに予約を取っている観戦客もいるだけに、対応が遅過ぎる気がしなくもない。

 いずれにせよ、オリンピック開催中にぼったくり被害で不快な思いをする利用者がいなければいいのだが、はたして。
(文=S-KOREA編集部)

●参考記事
・観戦に行く人必見!! 平昌の宿泊事情【平昌五輪ガイド⑤】
http://s-korea.jp/archives/23369?zo=1

・平昌五輪の開会式会場で観客が「寒さで救急車」のハプニング。本番は大丈夫か
http://s-korea.jp/archives/23271?zo=1

過去最大の防衛費、専門家が“利権をめぐる派閥争い”に懸念「政治家と軍需産業の癒着が……」

 北朝鮮情勢の緊迫化が衆院選での与党大勝を後押ししたといわれるが、増大する一方の予算案では、防衛費を過去最大5兆2,000億円に増やす方向で調整される見込みだ。

 軍事ジャーナリストの青山智樹氏は「北がミサイルを打てば打つほど、日本の防衛利権の口実ができる」と警鐘を鳴らす。

「単純に増額自体を批判したいのではありません。もともと日本の防衛費は世界標準の半分程度しかないのですから。航空・海上自衛隊は対地攻撃力が微弱で新しい研究が必要だったり、洋上防衛の要ともいえる対艦ミサイルや戦闘機の旧式化という課題もあるので、そこで追加予算が生まれるのは当然です。でも、そういう実質的な使い道ではなく、政治家と軍需産業の癒着となってしまう不安があります」(同)

 青山氏がそう見ているのは、「日本の国防予算は派閥による奪い合いの構図がある」からだという。

「日本は専守防衛なので、侵略してくる他国を上陸前、上陸直後に撃退することが想定されているんですが、そういう区分けじゃなくて、攻めてくる国の想定によって防衛省・自衛隊で内部対立があるんです。主にロシアを想定する派と、中国北朝鮮を想定する派です。ロシア想定派からすると、たとえば近年の動きでも、択捉島に飛行場が作られるなどのインフラ整備には対策が必要と考えるわけです。でも、いま北朝鮮への不安から、対中国・北朝鮮の派閥が勢いづいて、予算獲りを猛プッシュ。特にミサイル防衛については実態の見えにくい『研究開発費』の名目が作れるので、天井知らずなんです」

 もともと北朝鮮への不安による防衛ビジネスともいえる傾向は、テポドン発射兆候による麻生(太郎)政権時代に強まったともいわれる。このとき政権は、記者たちを集めて迎撃ミサイル「パトリオット(PAC3)」の配備を宣伝したが「それは本来、マスコミに見せるべきものではなかった」と青山氏。

「PAC3は移動型で、敵からどこにあるか見つけにくいのが長所なのに、わざわざその姿を示したのは、実戦よりも別の目的があったからとしか思えませんでした。他国ではダミーの車両を走らすなどの工作をするのが通例なのに、そういったことをまったくせず報道陣を招き入れてたのですから」(同)

 事実、このときはミサイル防衛利権がひとつの社会問題にもなっていた。アメリカに引っ張られるがままに小泉(純一郎)政権の04年度から予算付けが始まり、8,000億円を超えると見られる新たな防衛利権が甘い汁になっているのではないかという疑念が生じていた。

「防衛予算というのは、自衛隊に限らず一般的な軍隊でも主要支出は主に人件費なんです。自衛隊の場合、訓練費、居住費を合算すると全体の8割が人件費になるはず。なので過去の予算上下は人を増やすか減らすかが主だったんですが、安倍政権になってからの増額は、それまでと様子が違っていて、自衛隊員の増員がないのに予算が増え続けています」(同)

 導入が見込まれる新型戦闘機F35ライトニングIIは、同盟国にも工場が置かれるため、アメリカ政府はこれに1万人以上の雇用が発生すると試算し、日本の三菱重工などがその4割を担うという話だが、青山氏は「三菱など防衛産業はいま経営難に陥っているといわれるので、そんな景気の良い話ではないはず」と話す。

 この防衛費増大は、中国のさらなる軍備増大の口実を作ることになるという危惧もあり、ロシア・スプートニク紙では「日本の防衛費増額は外交の失敗を意味する」とも伝えている。一般人にはわかりにくい軍事分野だが、いろいろな意味で懸念がありそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

過去最大の防衛費、専門家が“利権をめぐる派閥争い”に懸念「政治家と軍需産業の癒着が……」

 北朝鮮情勢の緊迫化が衆院選での与党大勝を後押ししたといわれるが、増大する一方の予算案では、防衛費を過去最大5兆2,000億円に増やす方向で調整される見込みだ。

 軍事ジャーナリストの青山智樹氏は「北がミサイルを打てば打つほど、日本の防衛利権の口実ができる」と警鐘を鳴らす。

「単純に増額自体を批判したいのではありません。もともと日本の防衛費は世界標準の半分程度しかないのですから。航空・海上自衛隊は対地攻撃力が微弱で新しい研究が必要だったり、洋上防衛の要ともいえる対艦ミサイルや戦闘機の旧式化という課題もあるので、そこで追加予算が生まれるのは当然です。でも、そういう実質的な使い道ではなく、政治家と軍需産業の癒着となってしまう不安があります」(同)

 青山氏がそう見ているのは、「日本の国防予算は派閥による奪い合いの構図がある」からだという。

「日本は専守防衛なので、侵略してくる他国を上陸前、上陸直後に撃退することが想定されているんですが、そういう区分けじゃなくて、攻めてくる国の想定によって防衛省・自衛隊で内部対立があるんです。主にロシアを想定する派と、中国北朝鮮を想定する派です。ロシア想定派からすると、たとえば近年の動きでも、択捉島に飛行場が作られるなどのインフラ整備には対策が必要と考えるわけです。でも、いま北朝鮮への不安から、対中国・北朝鮮の派閥が勢いづいて、予算獲りを猛プッシュ。特にミサイル防衛については実態の見えにくい『研究開発費』の名目が作れるので、天井知らずなんです」

 もともと北朝鮮への不安による防衛ビジネスともいえる傾向は、テポドン発射兆候による麻生(太郎)政権時代に強まったともいわれる。このとき政権は、記者たちを集めて迎撃ミサイル「パトリオット(PAC3)」の配備を宣伝したが「それは本来、マスコミに見せるべきものではなかった」と青山氏。

「PAC3は移動型で、敵からどこにあるか見つけにくいのが長所なのに、わざわざその姿を示したのは、実戦よりも別の目的があったからとしか思えませんでした。他国ではダミーの車両を走らすなどの工作をするのが通例なのに、そういったことをまったくせず報道陣を招き入れてたのですから」(同)

 事実、このときはミサイル防衛利権がひとつの社会問題にもなっていた。アメリカに引っ張られるがままに小泉(純一郎)政権の04年度から予算付けが始まり、8,000億円を超えると見られる新たな防衛利権が甘い汁になっているのではないかという疑念が生じていた。

「防衛予算というのは、自衛隊に限らず一般的な軍隊でも主要支出は主に人件費なんです。自衛隊の場合、訓練費、居住費を合算すると全体の8割が人件費になるはず。なので過去の予算上下は人を増やすか減らすかが主だったんですが、安倍政権になってからの増額は、それまでと様子が違っていて、自衛隊員の増員がないのに予算が増え続けています」(同)

 導入が見込まれる新型戦闘機F35ライトニングIIは、同盟国にも工場が置かれるため、アメリカ政府はこれに1万人以上の雇用が発生すると試算し、日本の三菱重工などがその4割を担うという話だが、青山氏は「三菱など防衛産業はいま経営難に陥っているといわれるので、そんな景気の良い話ではないはず」と話す。

 この防衛費増大は、中国のさらなる軍備増大の口実を作ることになるという危惧もあり、ロシア・スプートニク紙では「日本の防衛費増額は外交の失敗を意味する」とも伝えている。一般人にはわかりにくい軍事分野だが、いろいろな意味で懸念がありそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

脱北兵士“寄生虫感染”の原因は、北朝鮮の「汚トイレ」事情!? 水洗化進まず、人糞を肥料に……

 南北の軍事分界線、板門店から脱北した北朝鮮の兵士は危篤だったが、意識が回復して「南朝鮮(韓国)の歌が聴きたい」と語っているという。ただ、体内に残った寄生虫が臓器の縫合跡を破き、合併症を招く恐れがあり、危険な状態に変わりはない。この寄生虫感染の背景には、北の劣悪な“汚トイレ”事情が影響しているようだ。

 韓国メディアによると、ソウル郊外の大学病院で治療を受けている兵士について、主治医の教授は記者会見で「小腸などから数十匹の寄生虫が出てきた」と明かした。多くが回虫とみられ、中には27センチに成長した個体がいたという。

「不衛生な便所と、そこから集めた人糞を肥料に使っているのが原因だろう」と語るのは、毎年のように祖国訪問で訪朝しているという在日朝鮮人の男性。男性によると“革命の首都”と呼ばれる平壌市内でさえ、まともに機能している水洗便所は少ない。

 

「『水洗』とは名ばかりで、常に断水している。用を足したら、トイレの手洗い近くにある大きな樽やバケツまで桶を持って水を汲みに行かなければならない。紙が置いてないので、ケツも拭かずにだよ。不衛生極まりない」と、同男性は苦笑いする。

 地方に行けばさらに深刻で、穴を掘った上に板を敷いただけの小屋という、原始的なトイレが一般的になるという。

「春先になると、たまった人糞を肥料にするため供出する必要がある。しかも供出量にノルマがあり、『大変だ』と親戚が嘆いていた」(同)

 回虫をはじめ寄生虫の卵は、畑に撒かれた人糞を通じて野菜に付着し、新たな感染者を増やしている。

 北の保健当局はかつて、若年層にもわかるよう、寄生虫予防のための啓発マンガを出版したことがある。

 それによると、回虫だけでなくギョウ虫とサナダムシの感染も深刻だとか。漫画は、トイレの肥溜めが外に漏れ出さないよう注意を促すほか、白菜のような野菜をタワシでこすって寄生虫の卵を落とすよう呼び掛けており、寄生虫感染の深刻さを物語っている。

 工業を中心に、実は微妙な経済成長を遂げているという北朝鮮だが、前出の在日朝鮮人の男性は「なぜか衛生的なトイレの改修や設置は遅々として進まない。日本に住んでいると、不思議でしょうがないが、向こうは、下のことは後回しという意識が根強い」と嘆いている。

韓国・世界遺産エリアで“60代でも若いほう”な高齢売春婦が急増中!「本番アリで約2,000円……」

 韓国の世界遺産エリアで、高齢者による売春が多発している。

 問題となっているのは、ソウル市鍾路(チョンノ)区に位置する宗廟(チョンミョ)周辺。朝鮮王朝歴代の王と王妃を祀った王家の霊廟で、1995年にユネスコ世界文化遺産に指定された建物だ。現在は、高齢者たちの憩いの場としても親しまれている。

 韓国メディア「ソウル新聞」が現地取材したところによると、この宗廟の周辺で、50代以上に見える女性たちが、高齢男性に売春を持ちかけているという。客に声をかける際、栄養ドリンク「バッカス」を差し出していることから、彼女たちは“バッカスおばさん”と呼ばれている。だが、最近は売春婦が高齢化し、“バッカスおばあさん”も珍しくないらしい。20年以上、売春を続けているという75歳の女性は、こう証言している。

「今は60代でも若いほう。80代も、『バッカス』片手に、大勢繰り出してるよ」

 彼女たちの性ビジネスは、宗廟周辺の商店に被害を及ぼしているそうだ。ある居酒屋の店主は、「バッカスおばあさんたちが、来店した高齢者たちを連れて行ってしまうから、商売の邪魔になっている」と嘆く。

 この高齢者による性売買は、カナダのメディア「VICE」やシンガポールのチャンネル・ニュース・アジア(CNA)などが取り上げたこともあり、宗廟を訪れた外国人観光客にも認知されているという。実際、前出の「ソウル新聞」がインタビューした外国人観光客も、この地で公然と売春が行われている事実を知っていると答えていた。観光地のイメージダウンは避けられず、韓国ネット民も「外国でも放送されているなんて、恥ずかしい」「外国に発信されてしまったいま、高齢売春は根絶しなければ」などと嘆いている。中には、「売春で観光客を集めよう」と皮肉るコメントもあった。

 もっとも、高齢者による売春は今に始まったことではなく、1990年代から問題視されてきた。昨年には“バッカスおばあさん”を主人公にした映画『バッカス・レディ』も公開されているほどだ。

 しかし、最近は、その数が急増している。韓国警察庁の発表によれば、13年には全国で183件が摘発されたが、昨年は603件と3倍以上に膨れ上がっているのだ。

 そこには、今年9月の時点で、人口のうち65歳以上が占める割合が14.02%に達し、「高齢社会」(高齢者人口の比率が14~21%)に突入したことも関係しているといわれているが、さらに深刻なのは、高齢者の貧困のほうだという。何しろ韓国の65~74歳の相対的貧困率は42.7%、75歳以上に至っては60.2%に上っており、OECD加盟国中ワースト1位となっている。

 ただ、“バッカスおばあさん”たちが売春でがっぽり稼いでいるかというと、そうでもないようだ。14年にイギリスBBCが彼女たちを取材した際は、性交渉までこぎ着けても2~3万ウォン(約2,000~3,000円)を受け取るにすぎないと報じていた。また、ある高齢売春婦は、「数万ウォン(数千円)を稼いでも、摘発されたら、その何倍もの罰金を払わないといけない」と明かしており、彼女たちがハイリスク・ローリターンな商売を行っていることがわかる。

 こうした状況について、韓国老人相談センターのイ・ホソン所長は、「基礎生活受給費(生活保護)を受けられない高齢者たちは、(社会の)死角に隠れてしまっている」としながら、「一般的な売春婦たちを対象にした自立支援活動も、高齢者たちにとっては何の意味も持たない」と指摘している。

 警察は、老人相談センターによる指導に力を入れているが、目の前の生活に困窮している彼女たちには効果が薄いようだ。取り締まりと処罰を強めるべきだとの声も聞かれるが、より根本的な対策が実施されなければ、結局はいたちごっこになる可能性が高いだろう。宗廟が、世界遺産の権威を取り戻す日は来るだろうか?
(文=S-KOREA)

●参考記事
・国際犯罪の温床にも…韓国人女性たちが“遠征売春”に手を出す理由
http://s-korea.jp/archives/18683?zo

・「キレる老人」急増どころか貧困率49.6%!? 日本と似て非なる韓国の“高齢者問題”
http://s-korea.jp/archives/13650?zo

韓国・世界遺産エリアで“60代でも若いほう”な高齢売春婦が急増中!「本番アリで約2,000円……」

 韓国の世界遺産エリアで、高齢者による売春が多発している。

 問題となっているのは、ソウル市鍾路(チョンノ)区に位置する宗廟(チョンミョ)周辺。朝鮮王朝歴代の王と王妃を祀った王家の霊廟で、1995年にユネスコ世界文化遺産に指定された建物だ。現在は、高齢者たちの憩いの場としても親しまれている。

 韓国メディア「ソウル新聞」が現地取材したところによると、この宗廟の周辺で、50代以上に見える女性たちが、高齢男性に売春を持ちかけているという。客に声をかける際、栄養ドリンク「バッカス」を差し出していることから、彼女たちは“バッカスおばさん”と呼ばれている。だが、最近は売春婦が高齢化し、“バッカスおばあさん”も珍しくないらしい。20年以上、売春を続けているという75歳の女性は、こう証言している。

「今は60代でも若いほう。80代も、『バッカス』片手に、大勢繰り出してるよ」

 彼女たちの性ビジネスは、宗廟周辺の商店に被害を及ぼしているそうだ。ある居酒屋の店主は、「バッカスおばあさんたちが、来店した高齢者たちを連れて行ってしまうから、商売の邪魔になっている」と嘆く。

 この高齢者による性売買は、カナダのメディア「VICE」やシンガポールのチャンネル・ニュース・アジア(CNA)などが取り上げたこともあり、宗廟を訪れた外国人観光客にも認知されているという。実際、前出の「ソウル新聞」がインタビューした外国人観光客も、この地で公然と売春が行われている事実を知っていると答えていた。観光地のイメージダウンは避けられず、韓国ネット民も「外国でも放送されているなんて、恥ずかしい」「外国に発信されてしまったいま、高齢売春は根絶しなければ」などと嘆いている。中には、「売春で観光客を集めよう」と皮肉るコメントもあった。

 もっとも、高齢者による売春は今に始まったことではなく、1990年代から問題視されてきた。昨年には“バッカスおばあさん”を主人公にした映画『バッカス・レディ』も公開されているほどだ。

 しかし、最近は、その数が急増している。韓国警察庁の発表によれば、13年には全国で183件が摘発されたが、昨年は603件と3倍以上に膨れ上がっているのだ。

 そこには、今年9月の時点で、人口のうち65歳以上が占める割合が14.02%に達し、「高齢社会」(高齢者人口の比率が14~21%)に突入したことも関係しているといわれているが、さらに深刻なのは、高齢者の貧困のほうだという。何しろ韓国の65~74歳の相対的貧困率は42.7%、75歳以上に至っては60.2%に上っており、OECD加盟国中ワースト1位となっている。

 ただ、“バッカスおばあさん”たちが売春でがっぽり稼いでいるかというと、そうでもないようだ。14年にイギリスBBCが彼女たちを取材した際は、性交渉までこぎ着けても2~3万ウォン(約2,000~3,000円)を受け取るにすぎないと報じていた。また、ある高齢売春婦は、「数万ウォン(数千円)を稼いでも、摘発されたら、その何倍もの罰金を払わないといけない」と明かしており、彼女たちがハイリスク・ローリターンな商売を行っていることがわかる。

 こうした状況について、韓国老人相談センターのイ・ホソン所長は、「基礎生活受給費(生活保護)を受けられない高齢者たちは、(社会の)死角に隠れてしまっている」としながら、「一般的な売春婦たちを対象にした自立支援活動も、高齢者たちにとっては何の意味も持たない」と指摘している。

 警察は、老人相談センターによる指導に力を入れているが、目の前の生活に困窮している彼女たちには効果が薄いようだ。取り締まりと処罰を強めるべきだとの声も聞かれるが、より根本的な対策が実施されなければ、結局はいたちごっこになる可能性が高いだろう。宗廟が、世界遺産の権威を取り戻す日は来るだろうか?
(文=S-KOREA)

●参考記事
・国際犯罪の温床にも…韓国人女性たちが“遠征売春”に手を出す理由
http://s-korea.jp/archives/18683?zo

・「キレる老人」急増どころか貧困率49.6%!? 日本と似て非なる韓国の“高齢者問題”
http://s-korea.jp/archives/13650?zo

板門店で北朝鮮兵士に銃弾40発! 脱北行為の裏に“観光客からのワイロ激減”あった?

 北朝鮮と国連軍が管理する板門店で北の兵士1人が脱北した。フェンスや地雷原といった障害物がなく、最も脱北しやすい共同警備区域を守る北の警備隊は、思想と肉体の両面で最精鋭とされる。そんな最強部隊でも離反を許してしまったのは「緊迫した朝鮮半島情勢の影響で激減した“ワイロ”が背景にある」と、警備隊に漂う黒い霧を指摘する声が上がっている。

 韓国側の報道によると、兵士は共同警備区域の西側にある詰め所まで車で乗り付け、そこから走って南側に脱走した。北側からは40発近い銃弾が浴びせられ、腹部など5カ所の銃創により危篤状態だという。

 そもそも板門店の軍人は、南北ともに厳しい選抜を受けたエリートしかいない。北側の人選は、家系を何代もたどって思想的に問題がないか調査した上で、テコンドーといった武道、射撃の腕もピカ一でないと選ばれないという。

 

 現時点で脱北の理由は不明だが、民間研究者は「観光客がらみのワイロが減って景気が悪くなったのが影響しているのではないか?」と、不穏な雰囲気が警備隊内に漂っていた可能性を指摘する。

 板門店は南北ともに観光地となっている。訪朝経験者によると、北側の板門店観光は平壌からの日帰りがほとんどで、メインは中国人観光客だという。

 

「警備隊の兵士らはとてもフレンドリーで、会談場や警備状況の説明板を熱心に解説してくれる。将校は思想的に赤く染まっているので、日本の安倍政権に苦言を呈したり、日米安保について批判的な意見を求めたりする」(訪朝経験者)と、ちょっとクセのある人が多いそうだ。そんなクセ者もいるにはいるが、韓国を望む共同警備区域にある「板門閣」という建物内では、北の兵士が笑顔で記念撮影に応じてくれる。というのも、観光客は外国製タバコやお菓子を兵士に渡すのが暗黙のルールとなっているからだ。

 朝鮮人民軍隊内では、喫煙率ほぼ100%で、その中でも外国タバコの付加価値は高く、吸わずに転売している兵士もいるという。

 また、統制区域の手前には土産物屋があり、一時期は中国人観光客を満載した観光バスが10台近く乗り付け、高価な高麗人参などを爆買いしていった。こうした土産物店の利益の一部が、警備隊の懐に入っているという。

 

 だが、折からの朝鮮半島危機で観光客は激減した。こうした流れに拍車をかけたのが中国当局による旅行規制だ。中国当局はトランプ米大統領の訪中に合わせ、今月8日から中国の旅行社に北朝鮮旅行の販売中止を指示している。このため、北側の板門店観光は窮地に追い詰められている。

 前述の研究者は「利権を失った警備隊内で、人間関係のもつれがあったのではないか」と勘ぐっているが……。

闇のブローカーが暗躍中! 東南アジアからの“希少動物密輸バイト”に勤しむ大学生たち

 東南アジアから動物の密輸を試みる者が後を絶たない。中には闇のブローカーが大学のサークルなどに“アルバイト”と称して話を持ちかける例もあるという。

 10月29日、タイ・バンコクのドンムアン空港で逮捕された21歳の日本人女子大生は、幼いカワウソ10匹をスーツケースに隠して持ち出そうとした容疑で逮捕。荷物検査で発覚し、当人は「売られていたのがかわいそうだと思って、1匹1,000バーツ(約3,000円)で買った。店員に問題ないと言われ、違法ではないと思った」などと供述したというが、スーツケースは巧妙に改造されており、10月下旬のパスポート取得と、日本から金曜に出国し日曜に帰国する短期間のスケジュールを考えると、その弁明は非常に怪しいもの。計画的な密輸が疑われている。

 容疑者の女性は、観光客に人気のチャトゥチャック市場で購入したと供述しているというが、もちろんカワウソの売買は現地でも違法で、通常この市場では販売されていない。筆者も取材で毎年数回のタイ渡航をしていて、同市場にも毎度のように立ち寄っているが、ペット売り場でカワウソを見たことは一度もなかった。同市場は観光客でにぎわうため、他に比べてパトロールも多い。

 バンコク在住の日本人実業家に聞くと「1匹1,000バーツで購入という言い分も非常に疑わしい」という。

「タイでも希少なカワウソが、犬より安い1匹1,000バーツなんて信じられないですよ。闇取引ならもっと高いはず。タイでは動物の密輸は、4年以下の懲役と1,000ドル以下の罰金という罪なのですが、価格によってその罪の大小を区別することがあるので、安く買ったという言い訳は犯罪者の常套句でもあります。11月の法改正でも一般的な密輸犯罪には『10年以下の懲役と価格4倍の罰金』となっていて、値段を低く言った方がよいという認識があります。当局もそれはわかっているので、ウソを言っても、そうそう通用しませんけどね」

 タイは他の東南アジア諸国と比べても観光客の出入りが多く、動物の密輸事件が多発中だ。今年2月も日本人の男によるカワウソなどの密輸事件があり、8月には中国で漢方薬の材料にされる希少動物・センザンコウの大量密輸が摘発された。9月、成田空港では中国人の男が小型サルの密輸入で逮捕。この男は10年間で90回以上のタイ渡航を繰り返しておりプロの密輸業者だったと見られるが、その過程でサル4匹うち3匹は死亡。希少動物の頭数は、こうした密輸の犠牲になって激減しているが、規制と比例して取引額も上がるため、なお業者のターゲットになってしまう悪循環がある。

 カワウソは最近、日本国内で人気が上がったが、国内ではほぼ絶滅したと見られる動物で、100万円の値が付いたこともある。国際的には商取引が規制されているが、それでもペット需要があるようで、闇のブローカーが絶えない。

 ある有名大学のサークルでは昨年、そうしたブローカーからのアルバイトとして、集団で動物の密輸を請け負っていた疑いが浮上し、サークル自体が解散させられている。表向きの理由は密輸ではなかったが、このサークルのメンバーだった大学生2人がタイで希少なカメを輸出しようとして当局に摘発された。2人は動物の輸送に慣れておらず、持ち出そうとしたカメがすべて死亡してしまっていたことから「生物」ではなく「死体」になってしまい、大きな罪には問われなかったというが「大学側に連絡が届いてサークルの解散に至ったのは間違いない」と同大の学生。

「グレーなアルバイトをやる学生が集まってでサークルを作っていることも多く、そこに目を付けた闇の業者による依頼だったようですけど、ほかの大学にも似たような話があったと聞くので、悪のネットワークみたいな広がり方をしているのかも」(同)

 多くのブローカーはリスクを見据えて、摘発があると巧みに逃亡する術を持っており、罪をかぶるのは目先の金に釣られた実行犯であることが大半。密輸は種別にもよるが日本では基本10年以下の懲役か1,000万円以下の罰金という重罪で、未遂でも同等の罪に問われる。海外で捕まれば日本より劣悪な環境の刑務所に入れられる可能性もあり、学生らが安易に関わるとトンデモないことになる恐れがある。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

ピカチュウにカオナシ、『逃げ恥』まで……韓国で日本コンテンツのパクリが止まらないワケ

 韓国特許庁の、ずさんな審査が物議を醸している。

 事の発端は、特許庁の審査を経て登録されたあるデザインが、『ポケットモンスター』のピカチュウに酷似していたことだった。このキャラクターはすでにグッズ化されてインターネット通販などで販売されており、デザイナーは「黄色いウサギをイメージして作った」と説明している。だが、実際にデザインを見ると、耳こそ垂れ下がっているものの、確かにその色合いや造形は、ピカチュウを連想してしまう。

 さらに、このデザイナーの作品には、『千と千尋の神隠し』の「カオナシ」にうり二つなデザインや、メッセンジャーアプリ「カカオトーク」のキャラクター「カカオフレンズ」によく似ているものもあった。ピカチュウの版権元である任天堂はA氏のデザインについて、韓国特許庁に対して異議申し立てを行っており、カカオフレンズ社も法的対応を検討しているという。

 もっとも、韓国でパクリ騒動が起きるのは、珍しいことではない。

 例えば昨年には、韓国で公開されたアニメ映画『月光宮殿』が、『千と千尋の神隠し』にそっくりだとして論争を巻き起こした。月光宮殿に迷い込んだ13歳の少女が家に戻るための道を探すというストーリーに加え、湯婆婆やハクのような登場人物まで出てくるとあって、韓国ではキム・ヒョンジュ監督の名字を取って『キム・チヒロ(千尋)』という別名まで付けられたほどだった。関係者は盗作疑惑について、「我が国の文化財を基盤にした、とても韓国的なアニメーション」などと否定していたが、騒動は収まらなかった。

 また、2003年には、『ワピース』というアニメ作品も登場した。海賊王チャンピが仲間とともに冒険するという内容で、絵柄もキャラクターも『ONE PIECE』に限りなく近い作品だが、結局この制作会社は、「週刊少年ジャンプ」の韓国版権を持つ大元ICの訴えを受け、敗訴している。

 そればかりか、昨年7月には国家そのものにまで、パクリ疑惑が浮上していた。

 韓国政府が35億ウォン(約3億5,000万円)を投じてつくった「クリエイティブ・コリア」という国家ブランドのキャッチフレーズが、フランス貿易投資庁の「クリエイティブ・フランス」を盗用していたとして批判の声が高まったのだ。しかも2つのキャッチフレーズは、ロゴや色まで似ており、与党議員からは「“クリエイティブ・コリア”は、まったくクリエイティブじゃない」との意見も上がった。結局、このキャッチフレーズは、パクリ疑惑もあることから国家イメージの向上を期待できないとして、今年6月に廃止されている。

 最近は、韓国で放送中のドラマ『この人生は初めてだから』が、昨年日本で大ヒットを記録した『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)とストーリーや構成、登場人物などに共通点が多いとして批判を集めているが、韓国でパクリが絶えないことには、法的拘束力の弱さも関係しているだろう。

 韓国メディア「ヘラルド経済」によれば、同国内では、知的財産権と関連する事案については基本的に属地主義または保護国主義の原則が適用されるため、現在は著作権に対する国家間の明確な法的制限がない状況にあるらしい。

 それだけにパクリが横行しているわけだが、韓国の芸能関係者は、「1990年代後半から2000年代初めにかけて、韓国のテレビ局は日本の番組をやたらとパクっていましたが、インターネットが普及してからは、他国のコンテンツに接する機会が増え、視聴者による批判と監視が強化されたことで、日本の番組をパクる傾向は少なくなってきています」と証言している。

 批判の高まりによってパクリが減ってきているという主張だが、それは逆に言えば、盗作をなくすためには世論に頼らざるを得ないということでもある。まして冒頭の事案のように韓国特許庁も信頼できない状態とあっては、世間が目を光らせるしか対策が存在しない状況だといえるだろう。

 誰かの努力のたまものがパクられないよう、批判の声を高めることが必要だろう。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・韓国アニメ業界が直視したがらない“黒歴史”と呼ばれる3つのアニメ作品
http://s-korea.jp/archives/8318?zo

・「キムチヒロだ」vs「どこが似ているのか」!! 『千と千尋』に“瓜二つ”の韓国アニメ映画『月光宮殿』
http://s-korea.jp/archives/8841?zo

ダルビッシュの“旭日旗パンツ”が韓国で炎上「大嫌いになった」「韓国なんて眼中にないんだろう」

 ワールドシリーズが11月1日(現地時間)に終了し、契約満了によりドジャースからフリーエージェント(FA)となったダルビッシュ有。日本が誇る右腕の移籍先に関心が集まっているが、お隣・韓国では、違う角度からダルビッシュに視線が集中している。

 話題の中心となっているのは、ダルビッシュの下着だ。最近、韓国のネット掲示板に、旭日旗デザインのパンツを着用している写真が掲載されたのである。

 写真はレンジャーズ在籍時に撮影されたものだが、これについて韓国メディアは、「ダルビッシュ、旭日旗ファッション騒動“これでいいのか”」「ダルビッシュ、旭日旗ロゴが印刷された下着姿が見つかる? 歴史観騒動」「ダルビッシュ、旭日旗ファッションが波紋“眉をひそめてしまう”」などと報じている。中には「旭日旗は戦犯旗のひとつで、過去に日本軍が全世界を軍国主義のもと占領しようとした当時、使用していた軍旗だ」としながら、「ドジャースで柳賢振(リュ・ヒョンジン)と先発の座を争う彼の歴史観に、多くの野球ファンが不安げな視線を送っている」と伝えるメディアもあった。

 そもそもダルビッシュは、韓国でも知名度が高い。

 韓国メディアは「メジャーリーグ最高のスライダーを持つ選手」「現役最強最高のアジア人先発投手」と絶賛してきたし、“韓国高校球界最高の剛速球投手”の看板を引っ提げて昨シーズン斗山ベアーズに入団した李映河(イ・ヨンハ)などは、「ロールモデルはダルビッシュ」と語っていたほどだ。

 しかも、投手としての評価ばかりか、人間性にも好感を持たれていた。例えば2012年5月には、Twitter上で韓国料理を食べたことを伝えたダルビッシュに、プロフィール欄に「35歳」と記していたフォロワーが、「汚い韓国料理なんか食べているから成績が上がらないのだろう、反省しろ」と絡んできたことがあった。これに対しダルビッシュは、「35歳にもなるんだから、いい加減大人になりましー」(原文ママ)と返したのだが、一連のやりとりは韓国でも報道され、「痛快な対応だった」などと称賛が送られていた。

 それだけに韓国のファンたちは、今回の“旭日旗パンツ”写真を見て、落胆を隠せない様子だ。ネット上には、「SNSでの嫌韓民への対応を見て好きだったけど、これを見て大嫌いになった」「日本のやつらは旭日旗が何なのかすらわかっていないんだろうな」「旭日旗ではなく、戦犯旗と呼ぶべきもの」「韓国なんて眼中にないんだろう」といったコメントが寄せられている。

 なにしろ韓国は、これまでも旭日旗に過剰ともいえるほど敏感に反応してきた。最近も釜山(プサン)市にある小学校の校章が旭日旗に似ているとして開校100年で変更になったし、バーガーキングが韓国で発売したズワイガニワッパーの包装紙が「旭日旗を連想させる」というクレームも起こっていた。韓国の“旭日旗クレーム”は国内に対してもこれほど強く行われているのだから、今回、日本のスター投手が旭日旗ロゴを身に着けたことに対する過敏な反応も、イレギュラーな事態ではないといえる。

 いずれにしても、この旭日旗騒動をきっかけに、ダルビッシュに対する韓国の注目度がさらに高まったことは間違いないだろう。今後は韓国からどのような視線が送られるのか、引き続き動向を追っていきたい。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・開校100年の小学校の校章も変更に…エスカレートする韓国の“旭日旗アレルギー”への懸念
http://s-korea.jp/archives/20724?zo

・【画像あり】韓国の“旭日旗クレーム”が過剰にグローバル化していることへの“危うさ”
http://s-korea.jp/archives/17502?zo