今度はジャイアントコーン……自国民も恥じる“パクリ文化”は韓国版「#MeToo」だった!?

 韓国の大手食品メーカー「ピングレ」の新商品が、日本のロングセラー商品「ジャイアントコーン」のパクリだという疑惑が持ち上がった。

 4月5日、ピングレは4年間100億ウォン(約10億円)を投じて研究・開発したというコーンアイス「スーパーコーン」を発売。関係者の説明によると「ピングレが持つアイスクリーム製造技術が集約された商品」らしく、「これでコーンアイス市場を制してみせる」と意気込みもあらわにした。

 ところが、商品のコンセプトやパッケージデザインを見たネット民からは、たちまち「江崎グリコのジャイアントコーンにそっくりじゃないか」という“パクリ疑惑”が浮上。実際に二つの商品を比べてみると、円錐形のパッケージやアイスに乗せられたトッピング、パッケージに印刷された商品のイメージ写真まで“瓜二つ”で、当然のようにピングレへの批判の声が高まった。

 それに対し、ピングレは「1980年代に発売した弊社の“ハリケーンコーン”のアップグレード版として、当時のデザインを採用したまで」と、パクリ疑惑を否定するものの、「多くの指摘を受けたため、パッケージデザインの修正を検討する」との見解を示した。

 今回のパクリ疑惑は、韓国内でも厳しい視線を向けられている。昔から韓国の食品業界で日本商品のパクリが蔓延していたのは事実だが、文化交流が活発となった今もなおパクリがなくならない現状に、さすがに多くの韓国人が悲嘆しているのだろう。

 例えば昨年3月には、韓国の製菓会社「オリオン」から発売されたスナック菓子「コブッチップ」が、ヤマザキビスケットの「エアリアル」にそっくりと炎上。オリオン側は「エアリアルとは製造方法が違う」とかたくなにパクリ疑惑を否定したが、関係者が「エアリアル」の製造方法についてあまりにも詳しく知っていたため、返って疑惑を深めたものだった。

 今年の1月には同じくオリオンが、ロイズ(ROYCE’)の代表商品「生チョコレート」と類似する「マーケットオー・生チョコレート」を別ブラントから発売。一部の消費者は「ロイズの正式輸入品と勘違いした」らしく、製造会社のオリオンに対して激しい非難の声が上がった。

 韓国でパクリ疑惑が絶えない理由は何か。韓国メディア「アジアタイムズ」の取材に応じた関係者はこう話す。

「食品業界では新商品を成功させるのが難しいので、長期間の研究開発は損失を生むだけと考える傾向がある。だから短期間で売上を上げられる“MeToo戦略(成功商品を模倣するマーケティング戦略)”を選ぶのではないか」

 多くのメーカーが革命的な商品の開発に相当な労力を費やす中、短期的な売上上昇にのみ費用を投下しているといったところだ。他の関係者も、「時事オヌル・時事ON」の取材でこう指摘している。

「韓国内の不景気と、サード(THAAD)配備の影響による中国内の売り上げ不振などが重なって、食品メーカーらが安定的で保守的な方法を模索している。これは長期的に見ると国内業界の競争力を失うことなので、研究開発に集中する必要がある」

 また、パクリが横行する背景には法律でしっかり裁けないことも理由の一つにある。2014年には「ポテトチップス しあわせバター」(カルビー)から“インスパイア”された「ハニーバターチップ」(ヘテ・カルビー)が大ヒットし、韓国内で40個以上の類似商品が堂々登場した事例もある。

 いずれにせよ、今回のパクリ疑惑について「国の恥」という声も出ている韓国。今後もパクリは続く気がするのだが、はたして……。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・「またパクリか」韓国で“エアリアル”にうり二つのスナックが話題沸騰中!!
http://s-korea.jp/archives/15178?zo=1
・ピカチュウに『逃げ恥』まで!? なぜ韓国で日本コンテンツのパクリが絶えないのか
http://s-korea.jp/archives/25042?zo=1

今度はジャイアントコーン……自国民も恥じる“パクリ文化”は韓国版「#MeToo」だった!?

 韓国の大手食品メーカー「ピングレ」の新商品が、日本のロングセラー商品「ジャイアントコーン」のパクリだという疑惑が持ち上がった。

 4月5日、ピングレは4年間100億ウォン(約10億円)を投じて研究・開発したというコーンアイス「スーパーコーン」を発売。関係者の説明によると「ピングレが持つアイスクリーム製造技術が集約された商品」らしく、「これでコーンアイス市場を制してみせる」と意気込みもあらわにした。

 ところが、商品のコンセプトやパッケージデザインを見たネット民からは、たちまち「江崎グリコのジャイアントコーンにそっくりじゃないか」という“パクリ疑惑”が浮上。実際に二つの商品を比べてみると、円錐形のパッケージやアイスに乗せられたトッピング、パッケージに印刷された商品のイメージ写真まで“瓜二つ”で、当然のようにピングレへの批判の声が高まった。

 それに対し、ピングレは「1980年代に発売した弊社の“ハリケーンコーン”のアップグレード版として、当時のデザインを採用したまで」と、パクリ疑惑を否定するものの、「多くの指摘を受けたため、パッケージデザインの修正を検討する」との見解を示した。

 今回のパクリ疑惑は、韓国内でも厳しい視線を向けられている。昔から韓国の食品業界で日本商品のパクリが蔓延していたのは事実だが、文化交流が活発となった今もなおパクリがなくならない現状に、さすがに多くの韓国人が悲嘆しているのだろう。

 例えば昨年3月には、韓国の製菓会社「オリオン」から発売されたスナック菓子「コブッチップ」が、ヤマザキビスケットの「エアリアル」にそっくりと炎上。オリオン側は「エアリアルとは製造方法が違う」とかたくなにパクリ疑惑を否定したが、関係者が「エアリアル」の製造方法についてあまりにも詳しく知っていたため、返って疑惑を深めたものだった。

 今年の1月には同じくオリオンが、ロイズ(ROYCE’)の代表商品「生チョコレート」と類似する「マーケットオー・生チョコレート」を別ブラントから発売。一部の消費者は「ロイズの正式輸入品と勘違いした」らしく、製造会社のオリオンに対して激しい非難の声が上がった。

 韓国でパクリ疑惑が絶えない理由は何か。韓国メディア「アジアタイムズ」の取材に応じた関係者はこう話す。

「食品業界では新商品を成功させるのが難しいので、長期間の研究開発は損失を生むだけと考える傾向がある。だから短期間で売上を上げられる“MeToo戦略(成功商品を模倣するマーケティング戦略)”を選ぶのではないか」

 多くのメーカーが革命的な商品の開発に相当な労力を費やす中、短期的な売上上昇にのみ費用を投下しているといったところだ。他の関係者も、「時事オヌル・時事ON」の取材でこう指摘している。

「韓国内の不景気と、サード(THAAD)配備の影響による中国内の売り上げ不振などが重なって、食品メーカーらが安定的で保守的な方法を模索している。これは長期的に見ると国内業界の競争力を失うことなので、研究開発に集中する必要がある」

 また、パクリが横行する背景には法律でしっかり裁けないことも理由の一つにある。2014年には「ポテトチップス しあわせバター」(カルビー)から“インスパイア”された「ハニーバターチップ」(ヘテ・カルビー)が大ヒットし、韓国内で40個以上の類似商品が堂々登場した事例もある。

 いずれにせよ、今回のパクリ疑惑について「国の恥」という声も出ている韓国。今後もパクリは続く気がするのだが、はたして……。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・「またパクリか」韓国で“エアリアル”にうり二つのスナックが話題沸騰中!!
http://s-korea.jp/archives/15178?zo=1
・ピカチュウに『逃げ恥』まで!? なぜ韓国で日本コンテンツのパクリが絶えないのか
http://s-korea.jp/archives/25042?zo=1

盗撮犯罪が10年で14.5倍増! なぜ韓国は“盗撮天国”になったのか

 韓国青瓦台(大統領府)のホームページに掲載された、ある国民請願が物議を醸している。「偽装・盗撮用カメラの販売禁止と盗撮犯罪の処罰を強化してください」と題された請願がそれだ。

 先月23日に匿名で投稿され、今月22日に締め切られたこの請願には、20万9,494人が賛同した。賛同者が20万人を超えた場合、青瓦台は公式に返答しなければならないため、現在は回答待ちの状況だ。

 請願の概要欄には「盗撮が年々増加している」と投稿の理由について綴られているが、実際に韓国では近年、盗撮被害が急増している。韓国警察庁によれば、2015年に発生した盗撮犯罪の数は4,623件で、06年(523件)から10年間で14.5倍に膨れ上がっている。

 それほど盗撮犯罪が急増している裏には、韓国特有の“盗撮事情”があるようだ。

 例えば、小型カメラをたやすく手に入れられることだ。冒頭の請願でも「偽装・盗撮用カメラの販売禁止」を求めているが、韓国には小型カメラの販売・購入に対する規制が存在しない。そのためメディアは、アメリカなど一部の先進国で、専門家の許可なく小型カメラの販売ができないよう規制されていることなどを引き合いに出し、韓国も規制に乗り出すべきだと主張している状況だ。

 実際、試しに韓国のネットで「超小型カメラ」と検索してみると、ボールペンやライター、USBメモリーや腕時計に偽装した小型カメラを販売するサイトが数十個ヒットする。商品はレンズが2mmにも満たないものも珍しくなく、小型カメラと気付くのはかなり難しく見える。価格帯も10万ウォン(約1万円)前後から100万ウォン(約10万円)程度までさまざまで、機能や予算に応じて選べるようになっている。

 最近は、どこからどう見てもミネラルウォーターが入ったペットボトルにしか見えない偽装カメラまで登場した。「疑いようのない完璧な偽装撮影」というコピーで売り出されているこのカメラは、本物のペットボトル同様に水を入れることができ、キャップも閉められるという。販売サイトのコメント欄には、「夏にこれ以上最高なものがあるだろうか」といった“レビュー”が書き込まれている。

 こうした小型カメラを使って地下鉄の車内や公衆トイレで盗撮が行われているわけだが、近頃はドローンに搭載して撮影する手口も少なくない。「海水浴場の屋外更衣室でドローンに盗撮された」「大学の女子寮を一日中ドローンが飛んでいた」「自宅で窓の外を見るとドローンが部屋の中を撮影していた」といった被害が続出しているのだ。警察は「操縦者を見つけるのが難しい」とお手上げ状態で、韓国メディアは「もはや盗撮を避けられる空間はどこにもない」と報じている。小型カメラを簡単に入手できるのは日本も同様だが、手口は韓国の方がより巧妙で大胆かもしれない。

 また、今回の請願では「盗撮犯罪の処罰の強化」も求められたが、韓国で盗撮が絶えないことには処罰の甘さも関係しているだろう。

 というのも、韓国で盗撮犯罪を起こした場合、性暴力処罰特例法により、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金に処されるが、実際は罰金刑や執行猶予などで釈放されるケースが大半なのだ。昨年、「正しい未来党」のキム・サンファ議員が公開した資料によれば、盗撮犯罪で起訴された被疑者のうち、86%が1審で罰金や執行猶予の判決を下されて釈放されたという。懲役刑を下されるのは2割にも満たないだけに、軽い気持ちで盗撮に手を出すケースが少なくないという。

 こうした状況があるからこそ、冒頭の国民請願も多くの賛同を得たのだろう。請願は具体的な対策を求めているが、はたして青瓦台は国民が納得する回答を示すことができるか。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・韓国は“盗撮共和国”!? 女性は男性を疑い、男性は罪なくして疑われる韓国の盗撮事情
http://s-korea.jp/archives/18257?zo=1
・“韓国のサマーランド”といえる人気ウォーターパークで発覚し社会問題になった衝撃の大規模盗撮事件
http://s-korea.jp/archives/7699?zo=1

 

盗撮犯罪が10年で14.5倍増! なぜ韓国は“盗撮天国”になったのか

 韓国青瓦台(大統領府)のホームページに掲載された、ある国民請願が物議を醸している。「偽装・盗撮用カメラの販売禁止と盗撮犯罪の処罰を強化してください」と題された請願がそれだ。

 先月23日に匿名で投稿され、今月22日に締め切られたこの請願には、20万9,494人が賛同した。賛同者が20万人を超えた場合、青瓦台は公式に返答しなければならないため、現在は回答待ちの状況だ。

 請願の概要欄には「盗撮が年々増加している」と投稿の理由について綴られているが、実際に韓国では近年、盗撮被害が急増している。韓国警察庁によれば、2015年に発生した盗撮犯罪の数は4,623件で、06年(523件)から10年間で14.5倍に膨れ上がっている。

 それほど盗撮犯罪が急増している裏には、韓国特有の“盗撮事情”があるようだ。

 例えば、小型カメラをたやすく手に入れられることだ。冒頭の請願でも「偽装・盗撮用カメラの販売禁止」を求めているが、韓国には小型カメラの販売・購入に対する規制が存在しない。そのためメディアは、アメリカなど一部の先進国で、専門家の許可なく小型カメラの販売ができないよう規制されていることなどを引き合いに出し、韓国も規制に乗り出すべきだと主張している状況だ。

 実際、試しに韓国のネットで「超小型カメラ」と検索してみると、ボールペンやライター、USBメモリーや腕時計に偽装した小型カメラを販売するサイトが数十個ヒットする。商品はレンズが2mmにも満たないものも珍しくなく、小型カメラと気付くのはかなり難しく見える。価格帯も10万ウォン(約1万円)前後から100万ウォン(約10万円)程度までさまざまで、機能や予算に応じて選べるようになっている。

 最近は、どこからどう見てもミネラルウォーターが入ったペットボトルにしか見えない偽装カメラまで登場した。「疑いようのない完璧な偽装撮影」というコピーで売り出されているこのカメラは、本物のペットボトル同様に水を入れることができ、キャップも閉められるという。販売サイトのコメント欄には、「夏にこれ以上最高なものがあるだろうか」といった“レビュー”が書き込まれている。

 こうした小型カメラを使って地下鉄の車内や公衆トイレで盗撮が行われているわけだが、近頃はドローンに搭載して撮影する手口も少なくない。「海水浴場の屋外更衣室でドローンに盗撮された」「大学の女子寮を一日中ドローンが飛んでいた」「自宅で窓の外を見るとドローンが部屋の中を撮影していた」といった被害が続出しているのだ。警察は「操縦者を見つけるのが難しい」とお手上げ状態で、韓国メディアは「もはや盗撮を避けられる空間はどこにもない」と報じている。小型カメラを簡単に入手できるのは日本も同様だが、手口は韓国の方がより巧妙で大胆かもしれない。

 また、今回の請願では「盗撮犯罪の処罰の強化」も求められたが、韓国で盗撮が絶えないことには処罰の甘さも関係しているだろう。

 というのも、韓国で盗撮犯罪を起こした場合、性暴力処罰特例法により、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金に処されるが、実際は罰金刑や執行猶予などで釈放されるケースが大半なのだ。昨年、「正しい未来党」のキム・サンファ議員が公開した資料によれば、盗撮犯罪で起訴された被疑者のうち、86%が1審で罰金や執行猶予の判決を下されて釈放されたという。懲役刑を下されるのは2割にも満たないだけに、軽い気持ちで盗撮に手を出すケースが少なくないという。

 こうした状況があるからこそ、冒頭の国民請願も多くの賛同を得たのだろう。請願は具体的な対策を求めているが、はたして青瓦台は国民が納得する回答を示すことができるか。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・韓国は“盗撮共和国”!? 女性は男性を疑い、男性は罪なくして疑われる韓国の盗撮事情
http://s-korea.jp/archives/18257?zo=1
・“韓国のサマーランド”といえる人気ウォーターパークで発覚し社会問題になった衝撃の大規模盗撮事件
http://s-korea.jp/archives/7699?zo=1

 

レッドベルベットの訪朝をきっかけに「短パンはきたい」庶民が急増中! 北朝鮮のアツい“短パン事情”

 平昌冬季五輪に合わせた北朝鮮芸術団の韓国公演の答礼として、韓国が北朝鮮に送り込んだ約160人からなる芸術団の公演が波紋を広げている。唯一のK-POP女性アイドルグループとして参加した「レッドベルベット」メンバーが舞台上でホットパンツを着用し、北朝鮮庶民に過剰な刺激を与えたのだ。北朝鮮の街中では、文化的な装いで出歩くことが義務付けられている。このため、ホットパンツどころか短パンもNGだが、今年は夏に向けて娘っ子からオヤジまでもが短パン志向に動く観測が出ている。

 レッドベルベットのメンバーは4月1日、東平壌大劇場の舞台に登場。金正恩党委員長と李雪主夫人のほか、党幹部らで満席となった会場のステージ上で、ヒット曲「赤い味」を熱唱した。

 朝鮮中央テレビはレッドベルベットの登場部分を丸ごとカットして公演の模様を放送したが、正恩氏の革命活動を報道する映像では、正恩氏とメンバーが握手するシーンをカットするわけにはいかず、セクシーな美脚がバッチリと写り込んだ。

 これだけでも前代未聞だが、韓国紙・東亜日報(電子版)によると、韓国で放送されたノーカットの公演映像が、USBメモリーに記録される形で中朝国境から北朝鮮国内に流入し、猛スピードで拡散しているという。

 レッドベルベットの激しいダンスも、ノーカットで多くの人民が視聴したとみられ、南の流行に敏感な女子たちを中心に、パリッとした服装の風紀に風穴をあけそうだ。

「服装の規制も当然厳しい。盛夏でも市街地ではTシャツ、短パン姿なんて人はいない。大通りには、中学校の風紀委員会みたいな係の人が潜んでいて、イキった格好をした奴に『出直してこい』と注意している」とは、毎年のように祖国訪問するという在日朝鮮人の男性。

 スポーツをする時や特別行事の練習に出掛けるときはTシャツやジャージでもOKだが、「子ども以外で短パンは見たことがない」(同)と、短パン禁止は社会主義ファッションを死守する最後の牙城となっているらしい。

 一方、若い女子はズボンの裾を可能な限りロールアップして短パン風にしているほか、オヤジ層も食事処やイベント会場ではスラックスをまくり上げ、七分丈にしてキメる奴も出ている。純粋な短パンの普及が難しければ、こうした短パン偽装型ファッションが、平壌の2018春夏トレンドとなる可能性は十分あり得る。ファッションをめぐり、校則の厳しい学校で抜け駆けする不良のような、アツい攻防が北朝鮮の都市部で繰り広げられる、そんな夏になりそうだ。

海外で「日本人はモテる」は昔話? アジア5カ国で働いた元底辺キャバ嬢が語る“夜の景気”

 4月上旬、アジアにある日本人客向け“日本人キャバクラ”の潜入記『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イースト・プレス)が発売された。著者は、歌舞伎町や六本木の元キャバ嬢で、現在は、裏モノ、夜遊びをテーマにしたコラムを執筆するライターのカワノアユミ氏。

 2014~15年に、1年弱をかけ、タイ、香港、シンガポール、カンボジア、ベトナムの日本人キャバクラへ潜入したカワノ氏に、日本人キャバクラは儲かるのか? さらには、かつてアジアで激モテしていたとされる日本人女性の現在の“価値”について、話を聞いた。

■海外で「日本人はモテる」は昔話?

 カワノ氏が初めて海外のキャバクラで働いたのは、2001年のこと。当時付き合っていた彼氏でスカウトマンのケンちゃんに、「お前、香港のキャバクラ行かね?」と“売り飛ばされ”、10日間限定で香港初となる日本人キャバクラのキャバ嬢になった。

「当時は日本人の女の子の価値がすごく高くて、日給3万円。10日で30万円稼げました。1997年に香港がイギリスから返還されたばかりで、夜のお店があまりなかったことも理由かと思います」

 ところが、再び15年に同じ店で働くと、月給約28万円と、3分の1に下がってしまった。

「そこからさらに寮費を引かれ、手元に残るのは18万程度。おそらくですけれど、理由は、ほかのアジア系の外国人の価値が上がったんだと思います。韓国人が整形などで、すごくきれいになったんですよ(笑)。キャバ嬢は、やっぱり見た目が命です。それから、01年以降はお店がだんだん増えてきて、中国人、香港人が働くようになったことも大きく影響していると思います」

 また、現在では香港の物価が上がった一方、日本人駐在員の給料は下がってきて、日本人キャバクラは高すぎて行けないという事実もあるそうだ。

「聞いたところによれば、現地のキャバクラの料金は、“連れ出し”(店外デート)込みで5~7万円が相場のようですね。ちなみに、アジアのキャバクラは、女の子の連れ出しができるお店がほとんど。連れ出しがないお店は、日本人オーナーのお店ぐらいしかない気がします」

■バンコクで初のナンバー1になったポイントは“同伴”

 続いて、“夜遊び天国”として知られ、カワノ氏自身が大好きなタイのバンコクでも、現地初の日本人向けキャバクラへ潜入。

「飛び込みで働き始めました。タイにはカラオケができるキャバクラ店がたくさんありますが、日本人キャバクラは15年にパッポン(バンコクの三大歓楽街のひとつ)にできたのが初だと思います。香港同様、タイも連れ出しが基本ですが、日本人客は色恋関係を求めているのではなく、普通の日本語での会話を求めてるんですよね」

 また、カワノ氏はこのお店で、日本で達成できなかった初のナンバー1にも輝く。そのコツは、「タイの夜遊び教えてあげるよ~」と、客をアフターに誘い出すこと。バンコクの大歓楽街として有名なパッポンのゴーゴーボーイ(ゴーゴーバーの男版)やディスコなどに連れて行った。日本人キャバクラにやってくる客は、ほぼ100%バンコク初心者なのだという。

「タイでは、同伴して、一緒に遊んで、お客さんとの距離を縮めたほうがいいですね。日本では、店外デートしちゃうと、満足して店に来なくなっちゃうんですが、タイを含め、海外だと日本人キャバクラがそこしかないケースが多いので、じゃあ、店に行こうかな、という流れによくなります」

 月給は最高で25万円だったとのことで、物価の安いタイでこれだけの金額をもらえたら、かなりリッチな暮らしぶりが想像できる。

 ところ変わって、シンガポールでは、タイの夜の世界とはガラリと雰囲気が異なる。

「アジアのゆるさがまったくないです。政府が認めた地域以外で売春ができないので、まず日本のような風俗街はもちろん、夜の歓楽街がない。デパートとかショッピングモールがある大通りに、日本食のお店とかがあって、そこの近くに、キャバクラとスナックが数軒、並んでいるぐらいですね」

 さすがは、シンガポール。ゴミひとつ落ちていないクリーンな国のイメージ通り。だが、景気が上り調子で絶好調のため、店にやってくる客の金払いは良いようだ。

「シンガポールのキャバクラは主に接待で使われるため、日本人よりも外国人客が多かったですね。料金もボトル込みで2~3万円と比較的高く、客層も一昔前の歌舞伎町にいそうなバブルな人が多かったです(笑)」

 とはいえ、リッチな生活ができるかというと、そうでもない。理由は物価の高さ。日給約1万円もらえるものの、寮費が1週間で2万5,000円。外食は食堂で850円程度とそこそこするため、手元には残る額は少なかった。

「働いている日本人キャストの女の子は、将来事業を起こすことを考えていて、自分で何かやりたいという子が多かったです。あと、駐在員や現地の社長との結婚、玉の輿を夢見てる人が多いんですけれど、実際、かなう人はあまりいない。結局、日本に帰って、普通の日本人と結婚している子が多いから、そこに夢はないかも(笑)」

 そして、筆者が気になったのは、ここ最近、イオンモールができたり、街が激変しているというカンボジア。

「イオンモールは、お金持ちの人が買い物に行く感じで、周りはそんなに大きくは変わってないんじゃないかな。風俗街は、メコン川沿いに、置屋、ガールズバー、KTV(カラオケ)とかが結構あるんです。ぼったくりに遭うことも多いので、現地に住む日本人は日本人キャバクラか、日本人経営のスナックに集まっていましたね。駐在のお客さんは少なくて、自分で事業を立ち上げているアクの強い日本人が多かったです」

 ベトナムでは、番外編としてハノイの日本人向けガールズバーへも潜入。Tシャツと短パン姿で、女の子10人ぐらいとカウンターに並んで接客した。

「ハノイは夜遊びできる場所がほとんどなくて、22時には街全体が真っ暗になる分、働いていたお店はものすごく繁盛していました。街に日本人の女の子があまりいなくて、『うわ~、日本人の女の子がたくさんいる!』って、すごい喜んでもらえましたよ。お客さんは、出会いがなさすぎて、女の子と話すだけで、明らかに緊張してましたね(笑)」

 ちなみに日給は6,000円ほどで、寮費が1カ月で約5,000円。物価も安いので、なかなか楽しいハノイライフが送れそうだ。

 カワノ氏に聞いたところによれば、アジアの日本人キャバクラは、まだまだひとつの国に1~2軒存在する程度。その上、日本でキャバ嬢をしていた経験者が働いているケースは、極めて少ないという。閉塞感漂う日本に飽きたら、アジアへ飛び出し、現地の日本人キャバクラでナンバー1を目指してみるのも、ひとつの選択かも!?
(上浦未来)

アジア5か国でキャバ嬢やってきました&女のディープ夜遊びガイド
〜『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(カワノアユミ著)発売記念トークイベント〜
4/15(日) なんば紅鶴 19:00~

トランプ大統領訪朝の“成否”がかかっている!? 北朝鮮の「ハンバーガー事情」とは

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と韓国の文在寅大統領の南北首脳会談が、4月27日に軍事境界線にある板門店の韓国側施設で開催されることが決まった。一方で「5月までに開催」とされるトランプ米大統領と金正恩氏の米朝首脳会談の場所は、いまだに定まらない。トランプ氏の訪朝の可能性も残されてはいるが、好物のハンバーガーが「微妙な感じ」(訪朝経験者)なんだとか……。知られざる北のハンバーガー事情とは?

 マクドナルド好きを公言するトランプ氏は、かねてからハンバーガーとダイエットコーラという食生活を続けている。昨年11月の来日時にも日本側が気を使って東京・虎ノ門の名店が作る豪華なチーズバーガー(1,200円)を用意した。

 米朝首脳会談が平壌で開催となった場合、ご機嫌取りのためにもハンバーガーの用意が最重要課題となる。だが、訪朝経験が豊富な日本人男性は「共和国(北朝鮮)のハンバーガーは微妙な味だよ。添加物や調味料が少ないのが影響していると思う」と語る。

 北朝鮮のハンバーガーといえば、平壌発の高麗航空機内食が有名だ。一部のブログなどでは「激マズ」と酷評されているが、「キャベツと肉がペチャっとしてて貧弱だが、激マズってほどじゃない。サンドイッチみたいな味」(同)といい、つまりはハンバーガーらしくないのが最大の特徴だ。

 経済改革で富裕層が増えた平壌では、ファストフード店がいくつかできている。日本人の旅行客がリクエストすれば、案内員が連れて行ってくれるという。

 前出の日本人男性も、市中心部にある店に入ったことがあるという。

「バリューセットみたいなメニューが、公定レートで500円ぐらいだった。レタスとハンバーグが挟まり、割とハンバーガーらしい味。包み紙が国内にないらしく、中国の漢字が書いてあった」といい、高麗航空のハンバーガーよりはグレードが上がるらしい。

 ただ、「日本のハンバーガーのようなジューシーさがない。パティに含まれる牛肉の風味が足りないのではないか」(同)と指摘する。飼料不足の影響で、脂肪分が少ない北の牛肉は、あまりおいしくないそうだ。

 また、コーラも微妙だ。北にもコーラがあるが、正式名称は「ココア風味炭酸甘水」。一応はココアじゃなくてコーラっぽい味はするものの、「昔、駄菓子屋で売っていた謎のコーラ飲料のような味」(同)なんだとか。

 もちろんダイエットコーラの存在も確認されていない。普通の生活では太ることはない北朝鮮の食生活ゆえ、ダイエット食品とは無縁というわけか……。

半年で体重30キロ増量……だけじゃない! 韓国トンデモ“兵役逃れ”列伝

 18歳から29歳までの男性に、約2年間の兵役の義務がある韓国。兵役期間中は社会から断絶され、過酷な訓練が課せられるだけに、韓国の男性にとって、兵役はかなりセンシティブな話題だ。

 そんな韓国で最近、とんでもない“兵役逃れ”を行ったとして、21歳の男が摘発されて話題になった。わざと体重を増やし、軍入隊を回避しようとしたのだ。

 韓国の徴兵制度では、体重が過度に多い場合は軍入隊が免除される(過度な低体重の場合も同様)。男は徴兵身体検査を控えた2016年初め、インターネットなどを通じてその事実を知ると、すぐさま自身の肥満化に取り組み始めた。

 男は当時、身長180センチ、87キロと平均的な体形だったが、食事量を急激に増やした結果、同年5月に行われた徴兵身体検査のときは107キロまで体重が増加。BMIが33.3に達したことで、徴兵身体検査の規則により、現役兵ではなく社会服務要員に分類された。社会服務要員として招集されると、国家機関や地方自治団体、公共団体、社会福祉施設で社会サービス事業や行政業務などに従事することで、それが兵役と見なされる。男は小躍りしたい気分だったことだろう。

 ただ、BMIが33以上~35未満の場合は一定期間を置いて抜き打ちで再検査が行われるため、軍入隊を避けたい男は、その後も死に物狂いで食べまくり、2カ月後に実施された再検査では、体重113.6キロ、BMI35.2を記録した。男は約6カ月間で30キロ近く増量したわけだ。

 しかし、男の計画は結局、失敗してしまう。急激な体重の変化を怪しんだ兵務庁と警察の調査を受け、男の肥満化計画が発覚。兵役義務の回避について定めた兵役法第86条の規定などによって、懲役6カ月、執行猶予1年の判決が下された。男は罪を認め、現役兵として入隊する意思を明かしているという。

 兵役逃れのために太りまくった甲斐もなく、挙句の果てには前科までついてしまったこの男。兵役制度のない日本ではあり得ないニュースだが、実は韓国ではそれほど珍しい事例ではない。

 韓国国防部がまとめた資料によれば、13年~17年上半期の4年半の間に摘発された兵役逃れは227件。そのうち「故意の体重増減量」が57件でもっとも多かったのだ。ちなみに「精神疾患偽装」(52件)と「故意の入れ墨」(同)、「眼病疾患偽装」(22件)がそのあとに続く。

 同資料によれば、摘発件数自体も13年45件、14年43件、15年47人、16年54人と一向に減る気配がなく、韓国男性の兵役に対する拒否感が伝わってくるが、兵役逃れの方法もさまざまだ。

 例えば14年には、現役兵に分類された男が酔い止めパッチ「キミテ」を目に貼って兵役を逃れようとし、懲役1年、執行猶予2年の判決を言い渡されている。「キミテ」の主成分であるスコポラミンが目に入ると虹彩に作用し、瞳孔が拡大する副作用を悪用し、視力障害を故意に作ったという。

 また16年には、修士・博士レベルの理工系人材を対象とする「専門研究要員」として3年間の兵役生活を送っていたベンチャー企業経営者が、研究をほっぽり出して会社経営を行っていたこともあった。いったん兵役に就いておいて、兵役義務をまっとうしないというパターンもあるのだ。この男は、存在しない学会をでっちあげて不正に海外出張もしていたという。

 お金や家柄に物を言わせる手法もある。ハンソルグループの3代目とされる男は、国防部傘下・兵務庁が指定する企業で働く「産業技能要員」として兵役を務めたが、JTBCテレビの報道によると勤務地の社長が「便宜を図り」、1年10カ月間にわたって欠勤していた。また、「一洋薬品」も、同じく産業技能要員に分類された3代目の勤務地を、意図的に自社に指定して特恵を与えたとの疑惑が持ち上がったことがある。こうした事件は韓国で、“皇帝兵役逃れ”と見出しが付いて報じられている。

 そのほかにも、医者とグルになって何の問題もないのに膝の手術をする、痛風のニセ診断書を提出するなど、兵役逃れの手口は多種多様だ。処分を強化するなど韓国政府も対応しているが、規制が強まるほど、兵役逃れの手法はますます巧妙になっていくかもしれない。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・「えっ、そんな理由で?」兵役を免除された20人の韓国芸能人を一挙紹介!!
http://s-korea.jp/archives/16238?zo=1
・ドクロマーク大好き!! G-DRAGONが入所した「白骨部隊」は一体どんなところ?
http://s-korea.jp/archives/30022?zo=1

 

韓国で「トトロ」完全パクリの「トロロ」流通! ジブリが勝訴も、損害賠償はわずか500万円……

 スタジオジブリ(以下、ジブリ)によるキャラクター「トトロ」と酷似した「トロロ」(TORORO)というキャタクターを作り、クレーンゲーム機の景品などに流通してきた韓国のD社が、スタジオジブリに5,000万ウォン(約500万円)の損害賠償を払うよう命じられた。

 韓国メディア「news1」によると、2016年6月に「トロロ」というキャラクターの著作権登録をしたD社は、ネット通販で「本物トトロの友だち、トロロ」という売り文句で「トロロ」のぬいぐるみを販売。また、そのぬいぐるみをクレーンゲーム機の景品として流通させ、一部の消費者に「トトロ」と混同させていた。

 しかも、特許庁に「トロロ」という商標の特許出願まで出したのだが、特許庁はジブリが登録した商標と比べて文字数の一致、最初と最後の文字の一致などを理由に、ジブリ側からの異議の申し立てを受け入れている。

 ジブリは、人間の思想または感情を表現した、宮崎駿の精神的努力による創作物「トトロ」の複製権などを侵害されたとして、D社を相手に2億円相当の著作権侵害および不正競争行為禁止などの損害賠償を請求。

 ソウル中央地法は3月25日、「『トロロ』と『トトロ』は耳と口など、外見上相違な部分が存在するも、これだけで類似性がないとは判断しにくい。D社の『トロロ』は『トトロ』に基づいて制作・販売されたものと見られ、故意による行為と認められる」として、「D社はスタジオジブリに5,000万ウォンを賠償せよ」との原告一部勝訴判決を出した。

 また、「トトロの標章およびキャラクターを使用した商品を販売、譲渡、展示、輸入してはならない」とD社に命令している。

 これを受け、ネット民からは、「よりによってジブリをパクるとは。ジブリやディズニーが著作権侵害に対し、徹底的な対応をしていることを知らなかったのか。この2社には触れるんじゃない」「著作権に関する概念もない奴が事業をするな」「中国がやりそうな仕業だな……。国際的な恥だ!」「罰金5,000万ウォンってちょろすぎないか? パクリが蔓延するわけだわ」といった非難のコメントが寄せられた。

 近年、クレーンゲームがはやっている韓国では、人気キャラクターのコピー商品が続出している。「東亜日報」の報道によると、「トトロ」だけでなく「ハローキティ」や「ぼのぼの」など、日本発のキャラクターのコピー商品も多く、「レゴ」(LEGO)のような有名商品のコピー商品も多く摘発されているという。

 キャラクターのコピーに対する規制がゆるいという印象が拭えない韓国。より厳しい規制を導入するのはもちろん、消費者側も正しい認識を持つ必要がありそうだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・韓国アニメ業界が直視したがらない“黒歴史”と呼ばれる3つのアニメ作品
http://s-korea.jp/archives/8318?zo=1
・ピカチュウに『逃げ恥』まで!? なぜ韓国で日本コンテンツのパクリが絶えないのか
http://s-korea.jp/archives/25042?zo=1

韓国で悪魔的“親族間の性暴力”が止まらない! 「人面獣心」たちの非道ぶり

 韓国で、親族間の性暴力が多発している。しかも、その内容も悪魔的だ。

 例えば、50代の男性A氏は、実の娘にわいせつ行為を働き、わいせつ動画をネット配信させたとして逮捕された。

 仁川桂陽(インチョン・ケヤン)警察署によれば、A氏は娘が高校2年生だった2012年から今年1月まで、約6年間に渡って娘にわいせつ行為を働いた。A氏は、障害を持つ妻が寝ている隙を見計らって犯行を重ねていたため、妻は娘が受けた被害に、まったく気づいていなかったという。

 さらに昨年7月からは、2カ月間に渡って成人向けライブチャットへの出演も強要。視聴者の要求通りに服を脱がせて荒稼ぎし、無職のA氏はそのお金を生活費に充てていたらしい。

 A氏は容疑を否認しているが、警察関係者は、娘が父に厳罰を科すことを強く求めていると伝えている。

 また、最近はこんな事件も起こった。

 30代の男性B氏は16年11月にフィリピン出身の妻と婚約し、その連れ子と3人で生活を開始。同年末からは、妻の父と兄、妹もフィリピンから呼び寄せ、自宅で共同生活を送るようになった。

 事件は結婚式を4日後に控えた2月14日に起こった。

 B氏は妻をフィリピン国籍の同僚とともにホテルに泊め、明け方に一人で帰宅。妻の連れ子と一緒に寝ていた義理の妹にわいせつ行為を働いた。B氏は義理の妹が動揺する姿を見ると、自分の部屋に連れていき、力ずくで押さえつけて強姦したのだった。

 B氏は「抵抗しなかったので合意があったと思った」と供述。一審では、B氏が161.8cm、67kgの小柄な体格であるため抵抗できた可能性があったことや、事件の翌日にB氏と義理の妹が2人っきりで外出していたことなどを理由に、無罪が言い渡された。

 しかし2審では、「親族間の性暴力事件では、被害を明かさず普段通りに生活することは珍しいことではない」として、結婚式を控えた姉と姪のために自身を犠牲にしたという義理の妹の供述に信ぴょう性があると認められ、B氏に懲役7年と120時間の性暴力治療プログラムが課せられた。

 このほかにも、実の娘2人が寝ている隙に父がわいせつ行為を働いた事件や、3年間にわたって実の妹2人に兄が性暴力を加えた事件など、韓国では親族による性犯罪が絶えない。

 実際、韓国大検察庁が発表した統計によれば、同犯罪の数は14年637件、15年688件、16年730件と年々増加している。しかも、それはごく一部にすぎず、性犯罪全体の被害親告率が10%未満と言われる中でも、親族による被害の親告率は特に低いという。

 それでも最近は、韓国で#MeToo運動が盛り上がる中、声を上げる被害者も増えているが、韓国で親族間の性暴力が絶えないのはなぜなのか。

 韓国の専門家たちは、その一因に、大人たちに対する性教育が不足していることがあると指摘する。性暴力サポートセンターなどを運営する社会団体「タックティーンネイル」のイ・ヒョンスク常任代表も、こう話している。

「オランダでは成人を迎えると、成人として守るべき義務について教わります。韓国では父母に対する教育を学校で行っていますが、忙しさなどを理由に出席率が低い。父母教育を受けなければペナルティーを受けるなど、システムを強化する必要があります」

 韓国で増え続ける親族間の性暴力。早急に対策が打たれ、“人面獣心”による事件が根絶されることを願うばかりだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・いま韓国で盛り上がっている「MeToo運動」。芸能人・著名人らが告発された理由は?
http://s-korea.jp/archives/30329?zo=1
・女性被害者に対して嫌悪感丸出し!? 韓国警察の暴言が酷すぎる…!!
http://s-korea.jp/archives/24341?zo=1