マライア・キャリーが「ジェニファー・ロペスをディスる理由」がついに判明! 「かわいそう」とネットはお祭り騒ぎに

 2008年にドイツのテレビ番組で、ビヨンセについて「大好き。素晴らしい才能の持ち主」だと大絶賛した直後、ジェニファー・ロペス(51)について聞かれ、「彼女のこと知らないわ」と薄ら笑いを浮かべたマライア・キャリー(50)が、自叙伝でまたジェニファーをディスった。

 9月29日に発売した自叙伝『The Meaning of Mariah Carey』の中でマライアは、2001年にリリースしたヒット曲「Loverboy」にサンプリングしているYMOの楽曲を、元夫トミー・モトーラが彼のレーベルに所属していた「(私の知らない)ほかの女性アーティストにも使わせた」と綴った。わざわざカッコつきで「私の知らない」と強調しており、この“ほかの女性アーティスト”が、かねてよりディスっているジェニファーのことだと、ネット上はたちまち大騒ぎになった。

 マライアは、1993年に所属レーベルの社長だった20歳年上のトミーと結婚。しかし監禁に近い束縛生活に耐えられず、97年に別居、翌年離婚した。01年にジェニファーが大ヒットさせた「I’m Real」について、「(日本が世界に誇るテクノポップバンド)YMOの楽曲『Firecracker』をサンプリングして『Loverboy』を作る」というマライアのアイデアを、トミーが「マライアに嫌がらせをするために」盗んだものだといううわさが流れ、これが原因でマライアはジェニファーのことが大嫌いになったとささやかれている。

 今回リリースされた自叙伝では、「トミーは、操り人形だった私が、彼、そして彼のレーベルを離れたことに大激怒していた」「彼とソニー(レーベル)の元を去った私の成功を断固阻止しようとしたわ」とも告白。トミーと一緒にいた時、映画への出演を禁じられていたマライアが、『グリッター きらめきの向こうに』(01)で女優として注目を浴びたことに、トミーは怒り狂い、サンプリングの嫌がらせをしたのだと分析していた。

 08年にジェニファーを「知らない」と言い放ったマライアは、15年に「(知らないから)正直に言っただけ」、16年にも「まだ(ジェニファーを)知らないのよ」と発言。同年、ジェニファーは深夜トーク番組で「自分はマライアに敵意なんてない」「彼女の発言は読んだけど、私たち会ったこともないのに……」と戸惑いを見せた。

 マライアは、アリアナ・グランデが「第2のマライア」と称されることにもムカついており、彼女のこともディスっている。「ほかのアーティストをディスるのはよくない」と批判したデミ・ロヴァートまでも、「(誰なの?)知らないんだけど」と言い捨てており、「自分以外にはまったく興味がないのでは?」「記憶力が全然ないだけ」「ディーヴァだから仕方ない」と擁護する声も上がっていたが、今回、自叙伝の内容により、「ジェニファーが嫌いな訳が明確にわかった」「巻き込まれたジェニファーがかわいそう」と、ネット上は大騒ぎとなっている。

 双子のママとして先輩でもあるジェニファーは、自分の娘をステージで歌手デビューさせているほか、先日、小説家としてもデビューさせたばかり。このこともマライアはおもしろくないと感じているのではないかという臆測が流れており、2人が仲良くなる日は永遠に来ないだろうと見られている。

ホアキン・フェニックス、自分の子を亡き兄と同じ「リヴァー」と命名! 「この上ない兄弟愛」と感動の嵐

 今年、アカデミー賞で主演男優賞を初受賞した『ジョーカー』のホアキン・フェニックス(45)に第一子が誕生。1993年に23歳の若さで急死した兄の名と同じく「リヴァー」と命名した。ホアキンが製作総指揮を務めるドキュメンタリー映画『Gunda』の監督、ヴィクトル・カサコヴスキーが明らかにした。

 ヴィクトルは現地時間9月27日、スイスで開催されたチューリッヒ映画祭に出席。動物の権利を描いた『Gunda』の上映後に行われた観客とのQ&Aで、「どのようにしてホアキンをこのプロジェクトに引き入れたのか」と質問され、「(アカデミーの受賞スピーチで)動物の権利について語ったことを知り、おおまかな企画書を送った。すると、すぐに参加したいとコンタクトしてくれた」と回答。新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されたが、アメリカでのプロモーションもようやくできそうだとほほ笑み、「ところで、彼には赤ん坊が誕生したばかりでね」と発言した。

 監督は続けて「とても美しい男の子で……リヴァーと名づけられたんだよ」と述べ、会場をざわつかせた。

 ホアキンは、2月に開催されたアカデミー賞の受賞スピーチを、リヴァーの言葉「愛を持って救済に向かえば、やがて平和が訪れる」で締めくくるなど、4歳年上の兄を慕い、尊敬していることで有名。役者になったのも兄に強く勧められたからだと打ち明けており、ネット上では「兄の名前をつけるなんて……感動した」「この上ない兄弟愛を感じる」といった声が飛び交っている。

 “セックスを使って神の愛を表現する”スタイルの福音伝道で知られ、児童への性的虐待疑惑がもたれた新興宗教団体「神の子供たち(現在のファミリー・インターナショナル)」の信者である両親のもとで育ったリヴァーとホアキン。その後、両親は脱退したが、物心ついていたリヴァーは「4歳で童貞喪失した」と告白するなど心に深い傷を負った。このトラウマが原因で麻薬に溺れるようになったとされ、93年のハロウィンの夜、ホアキンと繰り出したナイトクラブで、ヘロインとコカインを過剰摂取し死亡した。

 ホアキンは家族を大切にしており、今年5月に、2016年から交際している女優で婚約者のルーニー・マーラ(35)が妊娠したという報道が流れた時には、ネット上で「幸せな家庭を築いてほしい」「リヴァーの分も幸せになってほしい」と祝福する声が数多く上がっていた。

クリスティアーノ・ロナウド、「芸術的な肉体美」を披露しまくった“超イケてる”2020年夏画像集

 完璧に鍛え上げた芸術的な肉体美を持つセリエAのユベントス所属のスーパースター選手クリスティアーノ・ロナウド(35)。若かりし頃のアラン・ドロンにそっくりのハンサムで、あまりにも完璧すぎるため、ろう人形や銅像では、その“美”の表現は不可能だともいわれている。

 彼自身も自分が“完璧な美しさを持つイケメン”であることは熟知しており、ナルシストとしても有名。「(マンチェスター・ユナイテッド時代のチームメイトである)リオ・ファーディナンドが言ってたけど、ロナウドは鏡の前に立ち、髪をかき上げ『あぁ、なんて僕は美しいんだ!』って言うらしいよ」というピーター・クラウチの暴露話など、ロナウドがいかにナルシストかというエピソードは山ほど出てくる。

 今回は、そんな自己愛の塊であるロナウドが「2020年の夏」にインスタグラムに投稿した、“超イケてるプライベート写真”をご紹介しよう。

マライア・キャリーに薬物強要、ポン引きに売ろうとした!? 姉・キャリーが「人間として最低」と大炎上

 マライア・キャリー(50)が、今月29日に発売する自叙伝『The Meaning of Mariah Carey』で、絶縁状態にある7歳年上の姉、アリソン・キャリー(57)から子どもの頃に受けた壮絶な仕打ちを激白。現地時間24日に米Apple TV+で配信されたトーク番組『The Oprah Conversation』で、「12歳の時に姉にヤクを摂取させられ、ポン引きに売られそうになった」という本の一節が朗読され、ネット上を騒然とさせている。

 マライアは、伝説的司会者オプラ・ウィンフリーがインタビュアーを務める『The Oprah Conversation』に、自叙伝と来月2日にリリースする新作アルバム『The Rarities』のプロモーションのために出演。今回、自叙伝に記した兄姉との確執の原因について赤裸々に語った。

 ニューヨーク州ロングアイランドのハンティントンという町で、黒人の父親と白人の母親の間に3人きょうだいの末っ子として誕生。3歳の時に両親は離婚し、マライアは母親に引き取られて育てられたが、周囲で頻繁に起こる暴力沙汰におびえる子ども時代を過ごし、やがては「それら(暴力沙汰)を事前に察知できる」までになったと回想。

 兄は「めちゃくちゃ暴力的な人物」で、姉は「人にトラウマを与える問題児」だったとし、「私はいつ嵐が来るのかを感じ取る能力を身につけていた。怖いんだけど……察知できるから、その中で対処法を学んでいった」「兄と姉は、私の人生にトラウマを植え付けた人たちだけど、思いやりを持って対処するよう心がけていたわ。2人が、私と同じような気持ちを持っているのかどうかは知らないけど」と吐き捨てるように言った。

 ゴシップ誌に「嘘」を売り付けられるなど、長年、兄と姉からサンドバッグのような扱いを受けてきたというマライアは、オプラが「12歳のときに、姉からバリアム(依存性のある精神安定剤のジアゼパム)を摂取させられ、さらに小指の爪ほどの量のコカインを勧められ、3度のやけどを負わされた上で、ポン引きに売られそうになった」という自叙伝につづられた一節を読み上げると、彼らから受け続けた、ひどい仕打ちの原因を淡々と分析。

「私たちは、お互いをよく知らない。そのことが、そもそもの原因だったのよね。一緒に育ったけど、そうじゃなかったようなものだし」
「私がこの世に生まれた時には、彼らはすでに(精神的に)傷ついて病んでいた状態だったんだと思う。そこにいたわけじゃないから、わからないけど」
「そんな家庭に誕生した私は、よそ者って感じで居場所がなかったの」
「兄と姉は、黒人の父親と白人の母親のに育って、さまざまな経験をした。でも私はほとんど母親だけに育てられたから、彼らからは『楽だった』と思われている。現実は違うんだけどね。何かにつけて『あいつは恵まれてる』って思われているのよね」

と年齢が離れていたことと、育てられた家庭環境がマシだとネタまれていたことが、兄姉から攻撃される要因だったのではないかと持論を展開した。

 姉のアリソンは今年8月、母親を性的虐待で告訴。「10歳の時に、母親に見知らぬ男との性的行為を強制された」と主張し、ネット上から「まさか!」「ヤクでハイになり、幻視したのでは?」「マライアの嘘の情報をタブロイドに売りつけてばかりいるから、これも狂言ではないか」などと疑う声が上がった。

 今回のマライアの激白を受け、ネット上は大炎上。「自分もひどい目に遭ったから、妹も同じような目に遭わせようとしたのではないか」「自分が被害者だったとしても、7歳年下の妹を守ろうとしないだなんてひどすぎる」「人間として最低」だと、アリソンをバッシングする声が巻き起こっている。

 元売春婦で薬物依存者だったアリソンは、2012年にタブロイド紙を通して、「肝臓がんで余命4カ月と宣告されたときにマライアに連絡を取ろうとしたが、結局取れなかった。今も連絡がない。がんではなく胆石だったけれど……」「(11年4月に生まれた)マライアの双子の子どもたちに会いたい」と和解を求めたが、ガン無視されている。そのためファンからは、「もうすぐ死ぬと知らされても会いたいと思えない、とんでもない姉」だとあきれられている。

元1Dゼイン・マリクとジジ・ハディッドの第一子誕生! 「爪の形が完璧!」「萌える」と祝福の嵐

 2歳からモデルとして活躍しているジジ・ハディッド(25)が、元ワン・ダイレクションの人気歌手ゼイン・マリク(27)との第一子を出産。SNS上で公開したファーストフォトを見たファンから、祝福のコメントが殺到している。

 先週、妹のベラと父モハメッドがインスタグラムに意味深な投稿をしたことから、「もう出産したのではないか」と騒がれていたが、ジジの出産を最初に報告したのはゼインで、9月23日の夜、めったに更新しないSNSに、“小さな手に人さし指をギュッと握られている”モノクロ写真を投稿。

 「女の子が誕生した。健康で美しい娘だ(祈りとハートの絵文字)。今の気持ちを言葉で表現するのは不可能なことだと思う。自分の理解を超えるほどの愛を、この小さな人間に感じている。この子とめぐり逢えたことに感謝しているし、自分の娘だと呼べることを誇りに思う。これから共に人生を歩めることを、ありがたく感じている」という言葉と、キスを表す「x」の文字を添えた。

 生まれて間もない娘の小さな手には、形の良い爪が生えており、ネット上では「萌える」「爪の形が完璧!」と称賛の声が上がった。

 ジジのほうも、“娘がくるまっている毛布にゼインがそっと手を置く”モノクロ写真に、「週末、娘がこの世に誕生。早くも、私たちの世界に大きな変化をもたらしています。めちゃくちゃ愛している」という言葉を、ハートの絵文字を添えて投稿。たちまち1,100万以上のいいね!を集めた。

 ジジは、2015年3月にワン・ダイレクションを電撃脱退したゼインと、その年の末に交際を開始。18年にいったん別れたあと、くっついたり離れたりを繰り返し、今年初めに完全復縁。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛期間中は、ゼインがジジの母ヨランダのアドバイスを受け購入したとされるペンシルベニア州の農園で一緒に過ごしたと伝えられている。今年4月に米ニュースサイト「TMZ」が「妊娠16〜20週目」だと報道した直後、ヨランダが「9月に出産予定」だとコメント。ジジもリモート出演した深夜トーク番組で妊娠を認め、「さぞかし美形になるだろう」とネット上をにぎわせた。

 8月末、ジジはインスタグラムで、妊娠33週目のマタニティ写真を披露。大きなおなか以外は変わらずスリムで「女神みたいに美しい」と話題になった。

 先月はキャサリン・シュワルツェネッガー、ケイティ・ペリー、リア・ミシェル、今月はレイトン・ミースターが出産するなど、今年はセレブのベビーラッシュが続いている。

カーディ・B、オフセットとの離婚申請で同情されるも……2歳娘のインスタ開設には「金もうけ」「恨まれそう」と批判続出

 現地時間9月15日、何の前触れもなく夫・オフセット(28)との離婚を申請したと報じられ、「離婚の危機を乗り越え、復縁してからヤリまくってる超仲良し夫婦じゃなかったの!?」と世間を仰天させたラッパーのカーディ・B(27)。友好的な別れをアピールしつつも、不穏な情勢の渦中にある彼女が、このタイミングで愛娘カルチャー(2)のインスタグラムを開設。ネット上で物議を醸している。

 2017年9月20日に極秘結婚し、公開プロポーズまでして話題を振りまいたものの、18年1月にオフセットの浮気が報じられるようになり、トーンダウン。カーディは別れも考えたが、妊娠していたこともあり復縁を選び、7月10日にとの間の第一子となる娘、カルチャーを出産した。

 しかし、出産後、またもやオフセットの浮気疑惑が浮上。 激高したカーディは浮気相手だとされるストリッパーたちを取り巻きに襲撃させ、事件に発展。年末には、オフセットがキューバン・ドールというラッパーと浮気し、3Pまでしていたといううわさが流れるようになり、カーディはインスタグラムで「離婚するかどうかわかんないけど、もう彼とは一緒にいない。愛してるけど、結構前からうまくいってないし」と破局を認めた。

 カーディが本気で離婚を考えていると知ったオフセットは、彼女とよりを戻そうとなりふり構わず行動を開始。カーディは情にほだされ、短期間で復縁を決意した。そして、19年は「性生活も最高にうまくいっている超仲良し夫婦」っぷりをSNSで世間に見せつけていた。

 しかし、今年8月に米女性誌「ELLE」で、カーディは「アタシのプライベートについて興味あるなら、新作アルバム買ってよ。それに関する曲があるから」「今回のアルバムにはアタシにとっての『レモネード』や、パーソナルな交友関係が含まれてるから」と、ビヨンセが夫ジェイ・Zの浮気を告白したアルバム『レモネード』を引き合いに出して説明。ファンは「またオフセットに裏切られたの!?」と騒然とした。

 8月7日にリリースしたメーガン・ザ・スタリオンとのコラボ曲「WAP」のMVでは、「アタシは料理もしないし掃除もしないけど/この指輪ゲットできた訳を教えてあげる」とオフセットからもらった推定400万ドル(約4億2,000万円)の指輪を見せびらかし、「夫婦仲良しの秘訣は体の相性か」と世間をうならせたカーディだが、今月14日にインスタグラムのストーリーに「ついに彼女は『もう時間を無駄にしない』って心に決めた」と意味深な言葉を投稿。その翌日、米メディアはこぞってカーディが離婚を申請したことを報道したのだった。

 離婚報道直後、ネット上には「オフセットが浮気相手を妊娠させたのが決め手となった」「精神的にかなりの打撃を受けている」という説が流れたが、カーディは自分の口からこれらをきっぱりと否定。

 18日に配信したインスタグラム・ライブで、カーディは、「みんなに心配してもらってるけど、アタシは大丈夫よ。泣いてもないし。男に浮気やクレイジーなことされたってメディアに書かれて泣いたり、悲しくなったり、ストレス感じてたりするのって、アタシにはよくあることだけど、今回は違うの」と切り出し、「アタシが離婚するのは、これまで起きたようなことが原因じゃない。浮気でもないし、オフセットが浮気相手を妊娠させた説とか、真っ赤な嘘だから。てか、浮気相手の赤ん坊が生まれる説って、これで2度目だし」と言い放った。

 そして、「そういうんじゃないのよ。心が離れてしまっただけなんだよね」「アタシはこの男と4年一緒にいて、子どもを産み、家庭を築き上げてきた。でもさ、もう彼と口論するのに疲れちゃったの。意見が一致しないって状態にもうんざり。なんか、前とは違うって感じるようになっちゃったのよ。だから、また浮気される前に別れたいって思ったわけ」「それの何がおかしい? なんでみんな、浮気や隠し子が生まれるとか、そういう話にもっていきたいの? っていうか、みんな交際したことないわけ? 交際するってどういうことか知らないの?」と、うんざりした口調で説明。「カーディの情報筋が〜とかいう話は嘘ばっかりだから。信じないで」と呼びかけた。

 しかし、報道はヒートアップする一方で、カーディは21日に再びインスタグラム・ライブで、「『カーディは注目されたいから離婚する』とか書いてるブロガーがいるけど、それも真っ赤な嘘だから。(そんなことのために)弁護士に2万ファッキングドル(約200万円)も支払うと思う? って感じ」と吐き捨てるように否定。

 「っていうか、アタシがわざわざ注目を集める必要なんてないし。アタシが何百本ものファッキングな花を贈られるの、みんな見てるでしょ。アタシの曲が世界でファッキングナンバーワンになってるのだって、みんな知ってるじゃない。なんで、このアタシが注目集めなんてする必要あるのよ?」とあきれた口調で語った。

 米ゴシップサイト「MTO」は、カーディに近いという情報筋からの「オフセットはカーディが“あばずれ的な曲”を作ることを嫌がっていた。クリーンなイメージを築いてほしいのに、性的な曲ばかり作るとうんざりしていた。『WAP』も大嫌いだと言っていた」「でもカーディは自分らしくありたいからと、聞く耳を持たなかった。2人は意見が合わず対立し、それが今回の離婚へとつながった」という証言を報道。

 ネット上には、「ストリッパーと浮気しても、妻にはクリーンでいてほしいって。そりゃカーディも嫌になるよね」「今回は違うと言っているけど、オフセットは浮気しまくってきた。堪忍袋の緒が切れたんだろうね」とカーディに同情する声が多く上がっている。

 そんなカーディは一方で、世間の反感も買っている。離婚後も共同で子育てしたいと話し合いを行っているというオフセットとの間の愛娘、カルチャーの専用インスタグラムアカウントを、これまた突然開設したからだ。

 クリス・ブラウンの娘、ロイヤリティなど、子どものインスタグラムを立ち上げているセレブはほかにもいる。しかし、両親が離婚に向けて動きだしたというタイミングでカルチャーのインスタグラムを立ち上げたカーディに対しては、「親がネガティブな注目を集めている時に、何やってるの?」と感じる人が多く、ネット上には「変な注目を集めることになる」「自分の意見も言えないような2歳の娘のアカウントを作るなんて」「この子も投稿するたびに、100万円、1,000万円ともらえるようになるんだよね? 金もうけのために開設したとしか思えない」と反発する声が続出。

 「これからどう成長するのか見られるなんてうれしい」とファンは喜んでいるが、「SNSはたくさんの問題を抱えている。将来、叩かれたりいじめられたりするネタになるかもしれないのに」「ブランドやジュエリーの写真とか、成り金キッズにしか見えない。悪いイメージが定着してしまい、のちのち親を恨みそう」と問題視する声のほうが多いようだ。

 公式チェックまでついているカルチャーのインスタグラムアカウントのフォロワー数は、すでに80万を超えており、「2歳でどこまで稼ぐようになるのか、見もの」だという声も上がっている。

 何かと注目を集めているカーディ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されている新作アルバムの発売日がいつになるのか、どのような内容になるのか、実に楽しみである。

カーディ・B、オフセットとの離婚申請で同情されるも……2歳娘のインスタ開設には「金もうけ」「恨まれそう」と批判続出

 現地時間9月15日、何の前触れもなく夫・オフセット(28)との離婚を申請したと報じられ、「離婚の危機を乗り越え、復縁してからヤリまくってる超仲良し夫婦じゃなかったの!?」と世間を仰天させたラッパーのカーディ・B(27)。友好的な別れをアピールしつつも、不穏な情勢の渦中にある彼女が、このタイミングで愛娘カルチャー(2)のインスタグラムを開設。ネット上で物議を醸している。

 2017年9月20日に極秘結婚し、公開プロポーズまでして話題を振りまいたものの、18年1月にオフセットの浮気が報じられるようになり、トーンダウン。カーディは別れも考えたが、妊娠していたこともあり復縁を選び、7月10日にとの間の第一子となる娘、カルチャーを出産した。

 しかし、出産後、またもやオフセットの浮気疑惑が浮上。 激高したカーディは浮気相手だとされるストリッパーたちを取り巻きに襲撃させ、事件に発展。年末には、オフセットがキューバン・ドールというラッパーと浮気し、3Pまでしていたといううわさが流れるようになり、カーディはインスタグラムで「離婚するかどうかわかんないけど、もう彼とは一緒にいない。愛してるけど、結構前からうまくいってないし」と破局を認めた。

 カーディが本気で離婚を考えていると知ったオフセットは、彼女とよりを戻そうとなりふり構わず行動を開始。カーディは情にほだされ、短期間で復縁を決意した。そして、19年は「性生活も最高にうまくいっている超仲良し夫婦」っぷりをSNSで世間に見せつけていた。

 しかし、今年8月に米女性誌「ELLE」で、カーディは「アタシのプライベートについて興味あるなら、新作アルバム買ってよ。それに関する曲があるから」「今回のアルバムにはアタシにとっての『レモネード』や、パーソナルな交友関係が含まれてるから」と、ビヨンセが夫ジェイ・Zの浮気を告白したアルバム『レモネード』を引き合いに出して説明。ファンは「またオフセットに裏切られたの!?」と騒然とした。

 8月7日にリリースしたメーガン・ザ・スタリオンとのコラボ曲「WAP」のMVでは、「アタシは料理もしないし掃除もしないけど/この指輪ゲットできた訳を教えてあげる」とオフセットからもらった推定400万ドル(約4億2,000万円)の指輪を見せびらかし、「夫婦仲良しの秘訣は体の相性か」と世間をうならせたカーディだが、今月14日にインスタグラムのストーリーに「ついに彼女は『もう時間を無駄にしない』って心に決めた」と意味深な言葉を投稿。その翌日、米メディアはこぞってカーディが離婚を申請したことを報道したのだった。

 離婚報道直後、ネット上には「オフセットが浮気相手を妊娠させたのが決め手となった」「精神的にかなりの打撃を受けている」という説が流れたが、カーディは自分の口からこれらをきっぱりと否定。

 18日に配信したインスタグラム・ライブで、カーディは、「みんなに心配してもらってるけど、アタシは大丈夫よ。泣いてもないし。男に浮気やクレイジーなことされたってメディアに書かれて泣いたり、悲しくなったり、ストレス感じてたりするのって、アタシにはよくあることだけど、今回は違うの」と切り出し、「アタシが離婚するのは、これまで起きたようなことが原因じゃない。浮気でもないし、オフセットが浮気相手を妊娠させた説とか、真っ赤な嘘だから。てか、浮気相手の赤ん坊が生まれる説って、これで2度目だし」と言い放った。

 そして、「そういうんじゃないのよ。心が離れてしまっただけなんだよね」「アタシはこの男と4年一緒にいて、子どもを産み、家庭を築き上げてきた。でもさ、もう彼と口論するのに疲れちゃったの。意見が一致しないって状態にもうんざり。なんか、前とは違うって感じるようになっちゃったのよ。だから、また浮気される前に別れたいって思ったわけ」「それの何がおかしい? なんでみんな、浮気や隠し子が生まれるとか、そういう話にもっていきたいの? っていうか、みんな交際したことないわけ? 交際するってどういうことか知らないの?」と、うんざりした口調で説明。「カーディの情報筋が〜とかいう話は嘘ばっかりだから。信じないで」と呼びかけた。

 しかし、報道はヒートアップする一方で、カーディは21日に再びインスタグラム・ライブで、「『カーディは注目されたいから離婚する』とか書いてるブロガーがいるけど、それも真っ赤な嘘だから。(そんなことのために)弁護士に2万ファッキングドル(約200万円)も支払うと思う? って感じ」と吐き捨てるように否定。

 「っていうか、アタシがわざわざ注目を集める必要なんてないし。アタシが何百本ものファッキングな花を贈られるの、みんな見てるでしょ。アタシの曲が世界でファッキングナンバーワンになってるのだって、みんな知ってるじゃない。なんで、このアタシが注目集めなんてする必要あるのよ?」とあきれた口調で語った。

 米ゴシップサイト「MTO」は、カーディに近いという情報筋からの「オフセットはカーディが“あばずれ的な曲”を作ることを嫌がっていた。クリーンなイメージを築いてほしいのに、性的な曲ばかり作るとうんざりしていた。『WAP』も大嫌いだと言っていた」「でもカーディは自分らしくありたいからと、聞く耳を持たなかった。2人は意見が合わず対立し、それが今回の離婚へとつながった」という証言を報道。

 ネット上には、「ストリッパーと浮気しても、妻にはクリーンでいてほしいって。そりゃカーディも嫌になるよね」「今回は違うと言っているけど、オフセットは浮気しまくってきた。堪忍袋の緒が切れたんだろうね」とカーディに同情する声が多く上がっている。

 そんなカーディは一方で、世間の反感も買っている。離婚後も共同で子育てしたいと話し合いを行っているというオフセットとの間の愛娘、カルチャーの専用インスタグラムアカウントを、これまた突然開設したからだ。

 クリス・ブラウンの娘、ロイヤリティなど、子どものインスタグラムを立ち上げているセレブはほかにもいる。しかし、両親が離婚に向けて動きだしたというタイミングでカルチャーのインスタグラムを立ち上げたカーディに対しては、「親がネガティブな注目を集めている時に、何やってるの?」と感じる人が多く、ネット上には「変な注目を集めることになる」「自分の意見も言えないような2歳の娘のアカウントを作るなんて」「この子も投稿するたびに、100万円、1,000万円ともらえるようになるんだよね? 金もうけのために開設したとしか思えない」と反発する声が続出。

 「これからどう成長するのか見られるなんてうれしい」とファンは喜んでいるが、「SNSはたくさんの問題を抱えている。将来、叩かれたりいじめられたりするネタになるかもしれないのに」「ブランドやジュエリーの写真とか、成り金キッズにしか見えない。悪いイメージが定着してしまい、のちのち親を恨みそう」と問題視する声のほうが多いようだ。

 公式チェックまでついているカルチャーのインスタグラムアカウントのフォロワー数は、すでに80万を超えており、「2歳でどこまで稼ぐようになるのか、見もの」だという声も上がっている。

 何かと注目を集めているカーディ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されている新作アルバムの発売日がいつになるのか、どのような内容になるのか、実に楽しみである。

【トム・クルーズ知られざる5つのエピソード】「すごく高圧的な人」それとも「信じられないくらい温かい人」?

 今年5月、NASA(アメリカ航空宇宙局)が、トム・クルーズ主演映画の撮影を国際宇宙ステーションで行うことを発表。企画には米実業家イーロン・マスクが創業した宇宙開発企業「スペースX」も関わっていると報じられ、あまりのスケールの大きな話に、映画ファンのみならず、世界中が驚いた。

 トム主演のメガヒット映画シリーズ『ミッション:インポッシブル』では、滑走中の飛行機の翼の上を走ったり、ドバイにある世界一の超高層ビルで宙吊りになったり、顔が映らないシーンも含めて危険なアクションはすべて自分でこなすトム。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)では、ビルからビルへ飛び移るシーンで失敗し、右足首を骨折。撮影は一時中断したが、早期に復帰。問題のシーンは本編に採用するなど、「根性のある男」「仕事の鬼」としても高く評価されている。

 今年は出世作『トップガン』(1986)の続編、『トップガン マーヴェリック』が公開される予定だった(アメリカでは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、21年に延期)ことから、これまでの共演者たちがトムのプロ根性を語ることが多かった。今回はトムの出演作品ごとに、「共演者が語る大物俳優トム・クルーズ」を見てみよう。

「ホテルの部屋をシェアすると知って逆上した」ロブ・ロウ

 青春映画の決定版として語り継がれる、フランシス・フォード・コッポラ監督の名作『アウトサイダー』(83)。同作でトムと共演したロブ・ロウは、ポッドキャスト『Armchair Expert』で、同作のオーディションを受けるためにニューヨークに行った時のことを回想。

「(高級ホテルの)プラザホテルに泊まったんだけど、チェックインの時にトムはオレと部屋をシェアしなきゃならないと知って逆上したんだ」

「『エンドレス・ラブ』(81)のエキストラや、『タップス』(81)で7番手しかやってない18歳の若造が、(自分は高級ホテルに1人部屋をもらえるほどの役者だと)ものすごい意気込みを見せていたんだよ。こいつは本物だって思ったさ。でもマジで怒ってたから、笑っちゃったけどね」

「何がすごいって、特定の人たちは、若い頃から何ひとつ変わらないこと。彼は役者を始めた頃からずっと成功を見据えていたんだよ」

 トム演じる戦闘機パイロットの相棒で、レーダー要員を演じたアンソニー・エドワーズは、続編『マーヴェリック』について聞かれた際、「視覚的にもエキサイティングな作品だし、もちろんトム(演じる主人公)は正義を果たしてくれる」「彼は俳優として、映画製作者として、ストーリーメーカーとして、何年もかけて自分を証明してきたよね」と語り、同作はこれまでのキャリアの集大成だと断言。トムは“不可能とされることをやりたい”という野望を持っていると語った。

 ライバル役を演じたヴァル・キルマーは、今年4月に発売した自叙伝『I’m Your Huckleberry』で、「トムは(撮影中)オレたちのような、どんちゃん騒ぎが好きなパーティ・ボーイズたちとは付き合わなかった。でも、それには正当な理由があったのさ」「初日から彼は“唯一のゴール”へ向かって、全身全霊を注いでいたんだ。そのゴールとは、“映画史上、最も偉大なアクションヒーローになる”こと。夜なべして自分の台詞を熱心に覚えていたし、起きている間はスタントを完璧にこなせるように時間を費やしていた。その熱心さは本当に立派だった」と回想。「でも何が一番立派かって……彼はそのゴールを達成したんだよ」「彼を尊敬しているし、敬服もしている」と大絶賛した。

「すごく高圧的で、恐怖を感じた」タンディ・ニュートン

 『ミッション:インポッシブル2』(00)で、トム演じるイーサンと恋に落ちるヒロイン役を演じたタンディ・ニュートンは、米カルチャー誌「Vulture」のインタビューで、「夜にバルコニーのシーンを撮影したの。私がイーサンに怒りながら、スペインの夜景を見渡すという流れだったんだけど、うまくいかなくて」「トムは私の演技に満足がいかず、イラついてしまって」と、トムが短気で怖かったと暴露。「『僕が君の役をやってみせるから』と見本を見せてくれ、録画させられたんだけど、正直役には立たなかった」と、さりげなくディスった。

 また、「悪い人じゃないのよ。共演によって素晴らしい経験ができたと思っている」と前置きした上で、「でも(トムからは)恐怖と不安を感じたわ。すごく高圧的で、自分は何もかも完璧にこなせると思い込んでいて」とコメント。トムは支配的な性格で、一緒に働くことは悪夢のようだったとぶちまけた。

 ちなみにトムの3番目の妻だったケイティ・ホームズは、このインタビュー記事の公開直後にタンディのインスタグラムをフォロー。ネット上は「トムが高圧的なモラハラ男というウワサは本当なんだ!」と大盛り上がりした。

「『君と一緒に走るのは嫌だ』と言われた」アナベル・ウォーリス

 『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(17)で、トム演じる米軍曹と惹かれ合う、考古学者役を演じたアナベル・ウォーリス。米業界紙「Hollywood Reporter」のインタビューで、「彼と一緒に走るシーンがあったんだけど、最初、『君と一緒に走るのは嫌だ』と言われたの。『自分はスクリーンでは誰とも一緒に走らない主義だから』って。だから『でも私、結構走るのは得意なんですけど』って食い下がってね」と告白。それでも了解してくれなかったため、「トレッドミル(ランニング・マシーン)でタイムを計って走ったの。それでトムはやっと納得して、一緒に走るシーンを撮影してくれたのよ」と告白。

 「オスカーを受賞するよりも最高な気分になったわ! めちゃくちゃうれしかった。トム・クルーズと一緒にスクリーン上で走れるだなんて!」と興奮気味に語った。

 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』で、トム演じる主人公と組む敏腕エージェント役を演じたヘンリー・カヴィルは、米エンタメサイト「E!ニュース」のインタビューで、「自分はそう簡単に『すごい』と思わないタイプだが、トムのスタントには驚かされた。特に山やヘリコプターのスタントが素晴らしい」「映画のためにたくさんのスキルを身につけ、最高レベルのスタントをこなす。本当にすごい人だ」と大絶賛。

 MI6スパイ役を演じたレベッカ・ファーガソンは同サイトで、トムはその場にいる全員に分け隔てなく注意を払ってくれるので「誰もが『自分は重要人物なんだ』という気分になる」と証言。やりやすい環境を作り上げてくれると称賛した。

 CIA長官役を演じたベテラン女優のアンジェラ・バセットも同サイトで、トムのことを「信じられないくらい温かく親切な人」「素敵な笑顔を浮かべる人」だとベタ褒め。

 シリーズを通して、トム演じる主人公の相棒ベンジー役を演じるサイモン・ペグは、米エンタメ局「E!」オンラインのインタビューで、「トムのことは大好き。とてもおもしろい人だし、素の彼を知ることができて本当に光栄」と言い、「彼はたくさんの神話を持つ人だけど、実際の彼はそんなんじゃない。とても楽しい人だし、繊細な人でもあるし、人間なんだよ」「でも彼はトム・クルーズでもある。『おい、トム・クルーズやってくれよ』って頼むと、サングラスをかけてほほ笑んでくれるんだよ」「彼は、俳優の自分がどう見られているか知ってるのさ。これって卓越した能力だと思うよ」と絶賛した。

BTS、こんまりも包容する『アメリカン・セレブリティーズ』――海外セレブウォッチャーが語る、“熱狂”の理由

 人気と実力を兼ね備えながらも、長らくオスカーに振られていたレオナルド・ディカプリオ、キャリア初期にはレコードレーベル幹部に見向きもされなかったものの、2019年には「最も裕福な女性アーティスト」となったリアーナ。

 20組のセレブリティのキャリアと、ショービズ界及びアメリカ社会の変遷を追った『アメリカン・セレブリティーズ』(スモール出版)。著者は、さまざまなカルチャー/音楽サイトでセレブの魅力を解説するライターの辰巳JUNK氏だ。アメリカでキャリア形成し始めたセレブだけでなく、BTSや近藤麻理恵(こんまり)らも取り上げ、多様性や社会正義を実現するために大きく変わりつつある今のアメリカを読み解くことができる。その鋭い分析を支えるのは、辰巳氏の圧倒的な知識量とリサーチ能力。彼女にとってセレブを追いかける魅力とはなにか? 今回、リモートで話を聞いた。

――辰巳さんには、サイゾーウーマンでもこれまでに米エンタメ対談で登場いただいていますが、会話の端々からすさまじい知識量を感じます。そもそも海外セレブを追いかけるきっかけはなんだったのでしょうか?

辰巳JUNK氏(以下、辰巳) ちょっと記憶があいまいで。というのも、2000年代の頃からインターネットが大好きだったので、ウェブニュースを見ているうちに自然とセレブリティの沼にはまっていった感じなんです。

 興味深かったのは、アメリカのメディアでセレブリティのゴシップや言動が「ポップカルチャー」として真剣に論じられていたことです。たとえば、2000年代には、人気セレブが出産した場合、大手娯楽誌「People」の表紙で写真を公開することが定番でした。しかし、2010年代に入ると、ビヨンセやカイリー・ジェンナーを筆頭に、スターが自身のインスタグラムで子どもを初公開する習慣が根づきました。

 この背景には、ソーシャルメディアの台頭と旧来メディアシステムの凋落、それに従ったビジネスモデルの変化が見て取れます。日々供給される「セレブニュース」は、ある種「無くてもいいもの」として生活者の日常に馴染んでいるからこそ、社会環境や世論の変化が即座に表出したりする面白さがあるかな、と。

――辰巳さんの執筆する記事は、ゴシップ要素や経済、社会背景にまで踏み込んだ多層的な記事が多いですね。読者の反応から、日本ではどういったセレブ、どういったニュースに興味を持たれていると感じますか?

辰巳 ウェブ媒体の場合はさまざまな要素が関連してくるので、固有の名前を挙げるのは難しいのです。体感的には、フォーカスするトピックも重要かもしれません。ほんの一例ですが、ダイバーシティや経済格差といったイシューは日本でも関心が持たれていますよね。最近好評をいただいた記事でいうと、たとえば「アメリカの女性ポップスターはフェミニスト宣言する人が多いように見えるけど、昔からそうだったのか?」と探る企画。(同記事中で触れる)ビヨンセやテイラー・スウィフトの新作には興味がないけれどフェミニズムや「芸能人の政治的発信」問題への関心は持っている方々……つまり「米国大衆娯楽のファン層から離れた読者層」に多少リーチできたのかなと。こうしたイシューを扱うバランスは常に悩むところですが、最終的には、「紹介される表現者やコンテンツへの興味が増す記事」というのが理想です。

――『アメリカン・セレブリティーズ』はまさにその視点から書かれているように感じます。セレブの言動やキャリア形成から、アメリカの時流を見るようになったきっかけはなんでしょう?

辰巳 もともと、ポップカルチャーと並行して社会経済のニュースが好きだったので、その2つがオフィシャルなかたちで絡み合ったコンテンツが多いアメリカの大衆娯楽に特に惹かれた流れです。

 特に09年のオバマ政権発足以降、政治や社会問題にまつわるエンターテイナーの発信が目立っていきました。その象徴が、本の第一章で紹介した歌手のレディー・ガガ。たとえば、日本でも話題になった「生肉ドレス(10年の「MTV ビデオ・ミュージック・アワード」にて着用された、すべて生肉でつくられたドレス)」は、実は米軍の同性愛差別的ルール撤廃運動の一貫でした。このように、米国で注目度が高い社会問題の存在を認知していないとポップカルチャーのコンセプトが掴みにくくなったので、より調べるようになった面もあるかもしれません。

――これまでにも過激なパフォーマンスでフェミニズム論争を起こしてきたマドンナ、ダンフール紛争解決を働きかけていたジョージ・クルーニーら、政治的発信を続けてきたセレブはいましたが、現在との違いは?

辰巳 いわゆるリベラルな政治観やプロテストを発信するスターは明らかに増えました。背景には、ソーシャルメディアが普及したことで、セレブ側がいろんな発信をしやすくなった環境変化が存在します。加えて、一般の人々もSNSによって発信力を持っていきました。もちろん、政局も深く関係してくる。こうしたものごとの相乗効果によって、セレブの政治的発信が増えたと同時に、そうした行動を求める消費者も増加しました。結果、「SNS更新頻度が高いセレブが注目度の高いソーシャルイシューについて発言していない」だけで叩かれたりする状況も生まれます。

 たとえば、16年、テイラー・スウィフトとカニエ・ウェストの対立が激化したころ「(そんなくだらないことより)もっと話すべき重要な問題がたくさんある」とツイートしたセレーナ・ゴメスが、「ブラック・ライブズ・マターについて何も語らないくせに」と批判される一悶着が起きたりしました。

 2000年代との違いを端的にまとめるなら、「2010年代のポップミュージックでは“リベラルな政治関与”が“選択肢”というより“必須条項”になった」旨をメディア「Pitchfork」が伝えたのですが、その表現が思い出されますね。

――アメリカ社会の変化のスピードはすさまじいですが、そんな中で初期のキャリア/キャラクターから辰巳さんの想像を超えて“変貌”したセレブはいますか?

辰巳 衝撃度だと、キム・カーダシアンですね。リアリティショーで当たって、「下世話な話題ばかりの三流セレブ」ポジションで話題を連発した結果、世界随一のインフルエンサーとして億万長者になり、アメリカ合衆国大統領をも動かすパワープレイヤーになったという……。キムもトランプ大統領も、リアリティショーとソーシャルメディアの名声を駆使してパワーを強めた人なので、まさに2010年代セレブリティカルチャーの象徴かもしれません。

 あと、本を書いて気づかされたのは、ビヨンセがいかに革命家であるか。彼女は大々的にフェミニスト宣言を行ったり、国民的スポーツイベント「スーパーボウル」でブラック・ライブズ・マター的なパフォーマンスを行って強い反発を受けたりと、スーパースターとしてリスキーな表現を続けているんです。その結果、ショービズ全体でフェミニスト宣言が女性セレブのスタンダードになったし、ポップスターのプロテスト表現も増えていった。ビヨンセはリベラルなセレブリティとして「正解な選択」をとる優等生、みたいな風評もあるのですが、実のところ、その「正解な選択」自体、彼女自身が押し進めたもの……ビヨンセによって「新たなる業界スタンダード」として普及したものなのではないか、と。

 また今年、自身で監督した映画『ブラック・イズ・キング』も公開されたのですが、そこでは、スピリチュアルなかたちで、アフリカン・アメリカンという人種とルーツそれ自体を祝福する試みを行っていて。ソーシャルメディア普及以降、身近な存在のスターが増えたというのは本で書いたのですが、ビヨンセは今だ「ビッグな存在」のスーパースターとして大義を果たそうとしているように見えます。

――いまアメリカでは、コロナ禍で経済格差が今まで以上に露骨に表れ、BLM運動により人種差別に対しても具体的な解決を求める動きになり、それらをエンパワメントするセレブも多い。一方で、類似した問題を抱えているはずの日本では、それらの動きを「他人事」「理想論」として見る向きもあります。日本で生まれ育った人と米セレブの距離感をどう見ていますか?

辰巳 基本的な話として、日本とアメリカのショービズは簡単には比較できないと思います。契約体制から異なるでしょうし、エンターテイナーの政治的発信に対するネガティブな反応は米国でも珍しくない。ただ、日本の芸能界でもソーシャルメディアが普及してきていますし、社会問題にまつわる発信も増えていっているように感じます。

 距離感については、いろいろな「違い」を感じることは多くなりがちだと思います。言語自体がハードルになりやすいですしね。ただ、そうした現実のボーダーや距離を超えて心を突き動かされたり、共振を与えられたりすることがアートの美点だと思います。逆のパターンですが、日本のアニメ『ドラゴンボール』(原作:鳥山明)はアフリカン・アメリカンの男性にとても人気があるといわれています。よく語られるのは、ほかの惑星からやってきた主人公がときに憤怒しながら戦いを繰り広げていく構図が、不平等な環境で「強さ」を求められる黒人男性の境遇と似ている、という意見。たとえ作者自身がそう意識していなくても、受け手によってさまざまな感情や影響が生まれて、広まっていくわけです。

 正直、本で取り上げたようなトップスターは、大きな注目に晒されながら大金を稼いでいる人ばかりなので、世界中の多くの人々にとって「雲の上の存在」ではあるでしょう。でも、彼らの作品や発信、ふとしたとき漏らされるなにかに心動かされるファンは多い。『アメリカン・セレブリティーズ』は文体もトピックもかためにしてありますが、どこかで対象のセレブリティの軌跡や信念に心を動かしてもらえたらいいな、という想いで書きました。

辰巳JUNK(たつみ・じゃんく)
平成生まれのポップカルチャー・ウォッチャー。主にアメリカ周辺のセレブリティ、音楽、映画、ドラマに関する論考をウェブメディア中心に寄稿している。

「メーガン妃をのけ者にしている!」と激怒するファンも……王室の「ヘンリー王子誕生日お祝い」のSNS投稿が物議

 先日、講演料の支払い方法から、出席者の数や素性の報告、モデレーターに至るまで細かく指定する「イベント出演条件」が流出したヘンリー王子(36)とメーガン妃(39)。「放送をする場合には、どのような技術を用いるのか」まで教えろと条件を出していることが発覚し、ネット上では「メーガン妃の要求に違いない」とバッシングが巻き起こった。

 そんなメーガン妃の夫、ヘンリー王子が36歳の誕生日を迎え、祖母のエリザベス女王、父のチャールズ皇太子、兄のウィリアム王子がSNSを通して祝福のメッセージを送ったのだが、誰一人としてメーガン妃が写っている画像を使わず、「のけ者にされている!」「お前なんか嫌いだ、という意味が込められているのでは?」と話題騒然となったのだ。

 エリザベス女王は「バッキンガム宮殿で開催されたヤング・リーダーズ・アワード授賞式で王子が女王と笑顔で会話している」画像、チャールズ皇太子は「歯を見せて笑っている王子のどアップ」画像と「インビクタス・ゲームで談笑する皇太子と王子」の画像、ウィリアム王子は「球技場でキャサリン妃と一緒に兄弟で走る」画像に、祝いの言葉を添えてインスタグラムに投稿したのだが、これにメーガン妃のファンが敏感に反応。

 「結婚しているのに、夫婦一緒の写真を使わないなんて非常識!」「メーガンを軽く扱っている!」「メーガンをのけ者にしている!」「ウィリアム王子がアップした画像には、『王室から逃げた裏切り者』という意味が込められている!」などとバッシングが続出し、炎上騒ぎへと発展した。

 目に見えない階級があるとされるイギリスには、伝統を重んじる人が多くおり、ヘンリー王子と婚約した当初から「自由を謳歌してきたバツイチで年上のアメリカ人テレビ女優」であるメーガン妃の言動を、快く受け止められないという声が多く上がっていた。

 結婚式の費用は、ウィリアム王子とキャサリン妃の式を1,600万ドル(約16億7000万円)以上も上回る4,080万ドル(約42億6000万円)、自宅であるウィンザー城の改装費用は290万ドル(約3億円)、スタッフやセキュリティも雇いまくり、プライベートジェットで旅行しまくっているなどと報じられると、「メーガンの希望に違いない」「メーガンは浪費家だ」と英タブロイド紙が書きまくり、叩かれるようになった。メーガン妃と実父が不仲だという報道も、「親を大事にしない」自分勝手で自己中心的な女だとバッシングされるネタとなった。昨年秋にヘンリー王子がタブロイド紙を訴えた時も、その後、王室脱退を宣言した時も「メーガンにそそのかされている」と感じる人が多かった。

 今月に入り、改装費用の3億円を全額返済し、Netflixと制作契約したことで、今後、チャールズ皇太子からの援助も受け取らず、経済的にも自立したようだと伝えられたが、8月に発売された「メーガン妃を擁護しまくっている」暴露系伝記本『Finding Freedom』のこともあり、王室はメーガン妃のことを「許しはしないだろう」と世間はうわさした。

 ヘンリー王子も子どもの頃からやんちゃで、2012年にはラスベガスのホテルでどんちゃん騒ぎする全裸写真が流出するなど「不良王族」だといわれていたが、そこは身内。たとえ嫌な女であるメーガン妃を選び、王室を離脱しても「かわいい孫、息子、弟」だから、こうして誕生日も祝ってもらえるのだと、メーガン妃のファンは苦々しく感じているようだ。

 しかし、実は女王も皇太子もウィリアム王子も8月4日のメーガン妃の誕生日には、ヘンリー王子抜きの彼女の画像をSNSに投稿して祝福していた。なので、今回も別に彼女をのけ者にしているわけではない。ネット上では「逆ギレもいいとこ」「理不尽に王室バッシングをするなんて許せない」と、激怒しているメーガン妃のファンに対する批判の声が上がっている。

 米芸能誌「People」によると、ヘンリー王子とメーガン妃は、王子の誕生日を家族で静かに過ごしたようだが、今後も相変わらず注目の的であり続けそうだ。