「私は不倫が大好き。なぜって簡単で楽しいから」結婚式で、旦那の友人と不倫した女の告白

kekkonnsikihurinn219

 衰えるどころか加速していく一方の、著名人の不倫報道。豊原功補と不倫関係だったことを自ら公表した、キョンキョンこと小泉今日子に対して、「キョンキョンらしい」「潔い」などの称賛とも取れる声が上がった一方、SNSに寄せられたコメントでは、「ただの自己満足」「自己中」「だらしない」「もう支持できない」などといったものも見られます。

 不倫に限った話ではなく、どんな人にとっても“恋愛”は、日常のストレスや退屈を忘れさせてくれる、生活にハリを与えてくれるものの1つ。もしそれが、許されない関係であったとしても、いやむしろ、“禁断”の関係であればあるほど、それがスパイスとなり、罪の意識を抱くことがないまま、その関係を楽しんでいる方がいるのも事実でしょう。

 不倫は日本に限った話ではありません。世界のどこへ行っても不倫問題は存在しますが、そこで今回皆さんにご紹介したいのは、海外の体験談投稿サイト「experienceproject」に投稿された、堂々と不倫を楽しんでいる女性の「不倫体験談」。反省の“は”の字も感じられないほどに強烈なキャラクターで、にわかに信じがたい不倫内容となっています。内容を一部抄訳、編集しご紹介します。

「私は不倫している」

 私は不倫が大好き。なぜって、簡単で楽しいから。面白いのは、私の旦那は自分のことを立派な男だと思っていることに加え、私のことを“助けが必要な可哀想な主婦”とみなしていること。旦那は、「俺がいないと、こいつは何もできない」と思ってる。とんでもない。確かに、彼のまぁまぁハイクラスなお給料がなければ、哀れな主婦だったかもしれないけど、お給料は別に自慢するほどでもない。

 彼は、いつも同じくらいの時間に起きて、朝8時から夕方5時までガムシャラに働き、そして、私という最高の妻が作る夕飯の支度ができた頃に帰宅して、最後には普通の女が好きなつまらない正常位のセックスをして1日を終える。そんな生活も別に悪くはない。ただ私にとって、彼はいい人なんだけど、夜の方では満たしてくれない存在なの。

 今から話すことは、私が初めてした不倫の話。しかもそれは、私の結婚初夜での出来事。信じるか否かは自由だけど、とにかく本当のことだから。

 私が旦那に出会ったのは、結婚する数年前のこと。私は当時25歳。年齢に焦っていて、せめて30歳になる前までに「安定」がほしいと思っていたの。それで、今の旦那はバランスが良かったから、この人に落ち着くことにした。彼はまともな仕事に就いてるし、それに外見もまぁまぁ悪くない。そして、彼に決めた最大の理由は、「私のことを崇拝していた」から。ほかにもっと色気のある男を選べたけど、悪くない外見でまともな仕事に就いてる男を探すのは簡単じゃなかった。そこら辺にいる男っていうのは、大概、不細工で金持ちか、イケメンの貧乏ばっかり。

 それはともかく。その結婚初夜の話。結婚パーティーでは沢山の祝福を受けて、参加者たちはみんな、各々とても楽しんでくれた。友人は、揃いも揃ってつまらない一般庶民レベルの人間。しかも、数人はまだ自分たちのことを20代前半と思っていたみたいね。例えば、旦那の友達・ジェイクにいたっては、実際には28歳なのに、あたかも20代前半のような心持ちだったみたい。確かに、彼の見た目は若いし、いつも違う同僚の女と寝ていて、クラブだのパーティーだのばっかりだった。

 彼には何回か軽く口説かれてた。結婚式の前に彼に会ったんだけど、その時「あなたもセクシーね」って内緒で伝えたの。だって、彼はすごくハンサムで、高身長。それに、たくましい腕をしてて、綺麗な青い瞳だから。その時、私たちはバーで飲んでいて、程よく酔い始めた頃。彼は、「ずっと君が欲しかった。もし君がアイツと結婚してなかったら君にずっと夢中だった」と言ってきた。それを聞いて、彼の望むようにしてあげようと思ったの。まぁ内心では、それが面白かったし、彼のことはキープしておこうと思ったのね。

 そして結婚パーティーの深夜1時。旦那は主催席で、数人の友人たちと一緒にとても酔っ払っていた。参加者の半数が、まだ会場に残っていたかな。私が、会場外にあるトイレに向かうと、ちょうど男性トイレからジェイクが出てきて、ニコっと挨拶しながら、私の頭から足先まで舐め回すように見てきたの。「結婚おめでとう」と、ハグをしてきてくれたから、私もハグを返すと、彼はそのまま離れなれようとはしなかった。抱き合うような形になっていると、彼のあそこがどんどん硬く大きくなっていくのを感じて、ふと下を覗くと、なんと彼のあれはすでに20㎝以上ありそうなほど、大きくなっていたの。旦那のなんて、いつも15㎝ほどしかない。私はとにかく大きいあそこに目がないもんだから、すぐにスイッチが入っちゃって。

 私は彼にこう伝えたの。「もし、あなたが“このこと”をもっと早く教えてくれていたら、結婚する前にあなたの希望に応えられたのに」って。それを聞いて彼はニヤリとしたけど、私は彼のあそこをバチっと叩いてそのまま女子トイレに入った。

 用を済まして、手を洗っている時、ジェイクは女子トイレの中にまで入ってきた。私は「ここは女子トイレよ」と伝えたんだけど、彼は何も言わずに私のもとへ歩み寄ってきて、手を掴みトイレの個室へと連れて行くもんだから、私はすっかりスイッチが入っちゃって、誰がトイレに入ってこようがまったく気にならなくなっていたの。

 個室に入ってから、私たちはとても情熱的なキスを交わして、彼はすかさず私のドレスの中に手を忍びこませ、下着の横から指を入れてきて愛撫し始めた。すっごく濡れたわ。愛撫と同時に、彼はズボンのジッパーを下ろし、私は彼のベルトを外してあげた。私がドレスの裾を捲し上げて抱えるようにすると、彼はすかさず挿入してきたの。

 もう完全にオンの状態になっていて、今でも彼の大きいあれが私の奥深くまで入っていく快感が忘れられない。最高のセックスって言うのは、“禁じられたセックス”のことよね。

 きっと彼にとっては、友人に対するトップクラスの裏切り行為だったと思うけど、彼だって男よ。どうせ男なんてみんな豚野郎なんだから。これを読んでいるあなたが、自分の旦那や、男兄弟、男友達のことをどう思ってるかなんて知らないけど、とにかく全ての男はみんな豚野郎よ。

 話を戻すわね。彼は私を抱き寄せて、私が彼の体に脚を絡ませると、更に激しく突いてきた。その後30秒くらいで彼がラストスパートをかけてきて、私はその動きで快感が頂点に達して、彼と一緒にイったわ。その後、彼ははすぐさま下ろしていたパンツを上げて、歯をみせて微笑んで、私にキスをして去って行った。私はトイレの個室に残り、下着についた彼のあれが染みつかないようにトイレットペーパーでふき取った。

 彼とトイレの前で会ってから最後まで、たった5分間の出来事だったのよ。全部綺麗にしたところで、私は何事もなかったかのように旦那のいる主催席に戻ったわ。

<コメント1>
低俗で気持ち悪い以外何もない。

<コメント2>
このネタ釣りだろ?

<コメント3>
この人マジでやばいし超卑劣。哀れでしかないわ。

<コメント4>
こいつが同じ目に遭うことを心から願うよ。

<コメント5>
こうなったらお前は隠すような真似はしない方がいいよ。浮気とかじゃなくて、ただ遊んでましたって。俺と嫁は出会った時からそんな風にしてるけどね。

<コメント6>
こいつ、男はみんな豚野郎とか言っておいて、自分はそんな豚野郎とヤリまくってんだろ? 何なの? きっと最低な男兄弟とか父親がいるか、過去にダメな男と付き合ってたんだろう。

<コメント7>
これを書いた人が本当に女なのかは疑わしいけど、もし本当なら、トイレで避妊もせずにセックスするなんてイカれてる。あんただって、いつか自分を妊娠させるかもしれない実際の旦那に性病はうつしたくないだろう。

<コメント8>
俺はここに書かれてる、嫁の不倫に一切気付けなかった馬鹿な男の1人なんだけど、初めて嫁がそんなことをしてると知った時、なぜかすごく興奮したんだ。今でも嫁は時間を見つけると浮気をしてるみたいだけど、それをエロいと思ってしまう……。

<コメント9>
はっきり言ってお前自身が、自分が罵る豚野郎たちと同等だよ。信じるか否かは知らないけど、外の世界にはいい男が沢山いるんだよ(イケメンの金持ちとか)。お前が豚野郎を好きなだけだよ。因果応報で、きっとお前の旦那も不倫してる。だからお前の言う通り、男も馬鹿かもしれないけど、同じほどお前も馬鹿だよ。

<コメント12>
この話がもしも本当なら、こいつはマジで糞ビッチ! きっと母親もそこらへんの街の娼婦で、こいつもその血を受け継いでるんだな。自分の旦那の友達が、旦那の結婚式にこんなことしてる事実を見ろよ。こいつも自分で金をちゃんと稼いで、それで旦那に白状してやれよ。そうすればこの旦那も、やっとこいつの元を離れられて、まともで本当に健全な人を探せるんだから。

いかがでしたか。寄せられたコメントのように、因果応報で、自身にも何か良からぬことが返ってくるような気がするのは私だけでしょうか。刺激的な関係は、一見魅力的に思えてしまうかもしれませんが、同じだけ失っていくものもありそうですね。
(抄訳・構成/藤子留美加)

 

「今までで一番良かったナンパは?」人気掲示板の“逆ナン”体験談、見逃せない13選

gyakunan

 人生の中で大勢の異性に出会いますよね。時には恋に落ちたり付き合ったり。それだけではなく、最悪の思い出だけを残した男や、すごいことをした相手、人生そのものをめちゃめちゃにされた相手だったり……。では、そんな彼らとの出会いは? 職場ですか? 学校ですか? もしくは友達の友達? 合コン? 出会い系? 良し悪し関係なく、出会い方は人それぞれですが、そんな数ある出会いの中でも、今回のテーマは「ナンパ」について。

 しかし、「ナンパ」と聞くと、健全なイメージを抱けないのは、きっと私だけではないはず。つい先日、埼玉県にて、ナンパを断られムラムラした20代前半の小学校男性教師が、女子大生へ強制わいせつ行為を働いたとして逮捕される事件がありました。またほかにも、40代女性が、小学生男児とすれ違いざまに「友達にならない?」とナンパしたという騒動も報じられています。その後、ナンパされた少年は気味が悪くなり、急いで帰宅し警察へ通報。見知らぬ中年女性に「友達になろう」とナンパされて、少年はさぞかしぞっとしたでしょう。まったく知らない異性に声をかけられるというのは、性別問わず恐怖がつきまとうものです。

 とはいえ、私は過去に数回ナンパに付いていったこともありますし、したこともあります。お酒の場で声をかけられ、そのままお相手の連れも一緒になって、みんなで飲んだり。それが“尻軽な”のかという話はいったん置いて、なぜ、そのナンパに付いていったのかというと、相手の外見や雰囲気も然りですが、何よりもそのナンパ自体がすごくうまかった。こちらが思わず、「まぁいいかな」と思ってしまうものがあったんです。

 今回みなさんにご紹介したいのは、欧米のナンパ・出会い事情。それも、「逆ナン」事情について。日本でも、逆ナン経験のある女性は少なくないと思いますが、欧米の女性は、その数も技も本当にすごい!

 では、英語圏最大級の掲示板サイト「Reddit」に投稿された、逆ナンにまつわる男性の体験談の一部を抜粋し、抄訳して紹介します。

「今までされて一番良かったナンパは?」

(コメント1)
 自分と同じほどの身長の女性に「どちらの方が背が高いと思う?」と声をかけられ、背を比べてみるために正面に向き合ったら、突然女性にキスをされた。

(コメント2)
 ミュンヘンで行われたオクトーバーフェストに行ったら、オーストリア人の女の子がこっちに歩いてきた。「今友達と、外国人男性を口説けるかっていう勝負でビールを賭けてるんだけど」と話かけてきて「私のこと、勝たせてくれない?」と言われた。

(コメント3)
 女の子が、僕の新しいiPhoneを見せてほしいと言ってきた。「連絡先」へのアクセス方法を聞かれ教えると、彼女の番号を登録された。

(コメント4)
 自分が銀行のドライブスルー用の窓口係だった頃、1人の女性がチューブを通して1枚のメモを送ってきた。「あなたの番号を引き出したい」って。そんな僕らは結婚8年目。もうすぐ9年目を迎えます。

(コメント5)
 夜中、女の子と2人草むらの上に寝転がりながら星空を見ていた。宇宙の話とかいろんな話をしてた。宇宙の話とかは難しくて、僕が最終的に「なんか意味わかんないね」と言うと、彼女は突然横向きになり、「ほかに“意味わかんないこと”がなんだかわかる?」「なんでキスしてきてくれないの?」。

(コメント6)
 女の子がこちらに歩いてきて、彼女の友達を指さしながら「あそこにいる女の子が見える? あの子の友達、あんたのこと、すっごいかわいいと思ってるんだけど」。もちろん僕はすぐに聞いたよ。「その友達は今どこに?」。

(コメント7)
 女の子がそっとメモを渡してきた。それには「Tacos(タコス)…on me…?」と書かれていた……。手紙を読んだ後、その場で意味をネットで調べてたら、彼女はニタニタしながらこちらを見るんだ。彼女がタコスをただご馳走したかっただけなのか、それともタコスで女体盛りして、それを食べてという意味だったんだろうか? いまだに曖昧でわからん……。

(コメント8)
 パーティに女の子が入ってきて、部屋をざっと見渡した後、俺を指さして「あの人だ」と友達に宣言してきてから、こっちに歩いてきて、「今夜私のものになりたいか」と言ってきた。俺自身、いつもはまぁまぁ自信持っているタイプだけど、さすがにあの時は絶句した。

(コメント9)
 パーティに参加した時、1人の女の子と話していたんだ。彼女が風邪の引き始めについて話していたので、僕は「風邪を引かないためにヒゲをのばしてるんだよ」とジョークを言った。すると、彼女も、冬の間は風邪をひかないように、たまに体の毛を処理しないことがあると言って、ビールを一口飲み、少し黙った後に、「あなたのそのヒゲを、私のあそこを見る最初のヒゲにしてあげるのはどう?」と言ってきた。

(コメント10)
 バーテンダーで働いていた頃。1人の女性客にすれ違った時、「ねぇ坊や、あなたの名前は?」と聞かれた。彼女に名前を教えると、彼女はゆっくりと自分のお酒を取りに戻り、「OKありがとう。ただこの後に、どんな男の名前で喘ぐことになるか確認したかっただけ」と言って去っていった。こんなにも驚いたことがあったのは、人生で一度きりだ。

(コメント11)
 アムステルダムでドイツ人の女の子に会った。彼女はブラジリアン柔術をやっているそうで(僕もやっていて、彼女の方が上級)、彼女に「私はセクシーな男性に締め技をされるのがすっごく好きなの。試してみる?」と言われた。

(コメント12)
 1年ほど前、その当時出会って間もない女の子(同じマンションに住んでる子)が僕の部屋に遊びにきた。友達も含め、お酒を飲んだりテレビゲームをしたりしてたけど、僕が外に出ると、すぐに彼女からメールがきた。「なんで私たち、まだイチャイチャしてないの?」。僕は今まで彼女がそう思ってくれてるなんて思いもしなかったから、ストレートにそう言ってくれてすごくうれしかった。それ以降、彼女とずっと付き合ってるよ。

(コメント13)
 外を歩いていた時、反対の通りから1人の女の子が歩いてきた。目が合い、ニコっとほほ笑み軽く会釈した。結構かわいい子だった。数秒後、彼女が道路を横切り急いだ様子でこちらに向かって走ってきた。「私はレイチェル。今すごく急いでるんだけど、これ、私の名刺。よかったら電話して。ディナーでも行きましょう」と言って、さっと軽くハグをして足早に去っていった。すごくかわいかった。最高! と思ったんだけど、僕のすぐ後ろには電話中の僕の彼女が歩いてたんだ。彼女が「電話してあげなさいよ」と言うからすごく驚いたんだけど、「電話して飯なんか食わねぇに決まってんだろって伝えろ」って。それこそ本当にかわいかった。

 いかがでしたでしょうか。私からすると、全部作り話なのでは? と本気で思ってしまうエピソードですが、こうして自分の意志を主張できる・しようとする女性の存在はかっこいいですね。日本もアジア圏内の中では生活様式が欧米化しいてる方とはいえ、恋愛面ではまだまだ文化的ギャップを感じてしまいます。

 文化の違いが生む、日本人からしたら理解し難いとんでもないネタはまだまだあるので、今後も紹介していきますね。
(抄訳・構成/藤子留美加)

米・LGBT夫婦の妊娠出産インタビュー、「家族の意味するもの」をめぐり大反響

 LGBTとはL(レズ)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)の頭文字をとった言葉で、そんな彼らを表す通称。世界中のLGBTによる熱心な活動により、ここ日本でも認知度が高まり、理解も増えてきたのではないでしょうか。2015年(平成27年)の10月には、渋谷区で日本初となる同性婚を承諾することが決定(同性パートナーシップ証明の交付)し、芸能界でも、一之瀬文香と杉森茜さんが同性婚を約2年ほど前に公表し、残念ながらこの5月に破局してしまったことは、記憶に新しい出来事です。LGBTの活動でみると、レインボーパレードと呼ばれるLGBTのイベントも東京だけでなく全国各地で開催され、世間の関心もここ数年で高まっています。しかし、LGBTについての先進国といえる欧米諸国、特に米国の理解や関心度はやはりすごい。

 米国で大きな反響を呼んでいるブログがあります。それはLGBTの“夫婦”が実子を授かったという記事。妊娠・出産に至るまでの経緯をFacebookに公開した彼らは、世界中で注目されました。そんな彼らのインタビュー記事が、アメリカの人気ニュースブログサイト「BUZZ FEED」に掲載されています。

What To Expect When You’re A Trans Dad Expecting

 オレゴン州ポートランド在住のトリスタン・リーズさん(34歳のLGBT男性)とその夫のビフ・チャプローさん。2人は2010年に共通の友人の主催するトランスジェンダーコミュニティで出会いました。彼らには養子2人(ビフさんの実の姪と甥)と実子、計3人の子どもがおり、子どもたちからは、トリスタンさんは「Daddy」、ビフさんは「Dada」と呼ばれています。

 トリスタンさんが妊娠9カ月の頃(臨月)、「BUZZ FEED」は彼らの自宅に訪問し、この経験をネットで公開した理由、LGBTで親になることとは、そして、彼らのようなLGBTの家族に待ち受けている未来とは何かを、インタビューしています。今回は、トリスタンが語った大変興味深い内容を、抄訳、一部を再構成してみなさんにお伝えします。

—————————–

 養子を引き取り、妊娠を決意するまで――「自分の遺伝子がそんなに特別か?」

 同棲してから3カ月後、1本の電話があったんだ。ビフの姉の子どもたちが、「引き取り手がいなければ養護施設に行くことになる」って。それで、「僕たちが引き取れるのか?」って聞いたんです。それから1年が過ぎ、再度電話がきて、僕たちが子どもを引き取らないなら、ビフの姉は子どもを取り戻すことができなくなると、はっきり伝えられました。そうなると、僕らは、おそらく子どもたちにもう二度と会えないことになる。だから、答えはハッキリしてました。「もちろん、僕たちが引き取ろう」って。

 これは、僕たちが結婚すること以上に、大きなことでした。それはつまり、18年以上一緒にいようという決意でもあったから。僕たちは毎年、子どもたちを引き取ったその日を「家族の日」として祝ってます。その日は、子どもたちが僕たちに質問できる日の1つ。彼らは、毎年違う質問をしてきて、その内容で僕たちは子どもたちが成長していることを確認してるんだ。子どもたちも理解してるんだって。

 それでも僕たちの生活や、父親としてのアイデンティティに子どもは悩まされている。こう疑問に思った瞬間があります。「この決断を元に戻すことはできないか?」って。きっと僕は父親ではなく面白い叔父さんになるべきだって。

 僕がトランスジェンダーになった時、決して結婚したくなかったし、生理も嫌だった。家、車すら欲しくなかった。僕はいつも、恋にも何にも縛られない自由な身でいたかったんだ。家族を持つことを、自分自身諦めていると思ってたし、オプションとしても考えていなかった。実子が持てるなんて夢にも見たことはなかった。まず始めにそんなことは不可能だと思っていたし、2つ目に、そんなことができる強い人間になるには時間がかかったんだ。

 以前は、妹の出産をからかっていたんだ。どうして子どもが欲しいの? 自分の遺伝子がそんなに特別か? って。でも今の僕をみてよ。子どもたちは僕の遺伝子じゃないけど、すごくスペシャルだ。ビフの遺伝子だから。

 ビフに出会ってから、「もし僕らが子どもを持てたら? 僕がそうさせてあげられたら?」という考えを持つようになりました。でもこの、「子どもを持つ」という考えは本当に疲れるもので、しばらく寝かせて、よく考え、そして調べました。ある日、僕はビフに言ったんだ。「僕が妊娠して出産したらどう思う?」って。当初、彼は「そんな最低なこと言うな」って言ってくれた。彼は、僕の個人的な安全を心配していました。

 結論を出すのには時間がかかった。数カ月後にビフは僕のところにやってきて、しばらく自分探しをしていたと、打ち明けてきたんだ。それで、もしこれが大事な何かならやりたい、と言ってくれました。

 公開した意図、ネットやLGBTからの反響――「それはすごく素晴らしかった」

 僕たちのこの経験を公にネットで公開することは、意図的な決定でした。僕たちが目指すのは、今日の僕たちの文化における、トランスジェンダーの活躍とトランスジェンダーへの理解です。僕たちのこの経験を語ることが、何かの進展になるのか? トランスジェンダーの意味を広げるチャンスがあるのか? それとも、これはあまりにも挑発的で、人々をトランスジェンダーへの理解から遠ざけるのか? みんなは僕たちの話を受け入れる準備はできているのか? ――そして僕たちは、ここで何か良いことをするチャンスがあると思った。公開したのは、僕らがトランスジェンダーとしての次のステップへ進む準備が整ったからです。

 トランスジェンダーになるということは、自分の体が嫌いだったり、与えられた性で生まれてこなければよかったのに、と思ったり、望む性別になりたかったとの思いがあるとされがちです。でも、それは、トランスジェンダーの全ての人にとっての事実ではない。僕らは僕らであることに満足している。でも、これだって、誰かにとっては事実だけど、全ての人にとっての事実ではない。

 僕らに対して、「生まれてくる子どもの性別を決めるのは、やめるべき」だと言う人もいる。彼は男だ、この子は少年だ、とか伝統的な男性的な名前をつけたりするのは、どれもいいことではない、と。僕たちは、統計的に男の子と識別される子どもが産まれます。トランスジェンダーであることは、まだ稀なケースだから、この子はそうでないかもしれない。だとすれば、中性的に育てることは、僕らが性別を与えることより、子どもにとって不満の種になる可能性があるんです。

 僕はこういったコメントをネットでもらうこともあります。「私はあなたをジャッジしない、けれど子どもを『人と違うことで非難される世界』に連れて行ってはならない」。とてもショックでした。抑制されてきた僕らが、それを言われたんですから。どうやって僕が子どもをそんな世界に連れていくと?

 それからこんなコメントもあります。「トランスジェンダーたちが自分たちの課題をアピールしようとしているだけだ」。そしてひどいものだと「お前は変な奴にみえるよ、 赤ちゃんが死ぬことを願ってるよ」「お前はガンの糞だな」。こういう感じのを毎日書かれるんだ。

 トランスジェンダーのコミュニティからは、「あなたたちが私たちのことをもっと厄介にしている。人々を混乱させている」などと言われると思ってたけど、それは違った。LGBTの人々から圧倒的に聞く声は、「男であること、トランスジェンダーであること、家族になることの意味を大きくしてくれてありがとう」。

 出産前の数週間は本当に大変で、僕は世間から隠れていたい気持ちだったから、注目を浴びるようなことはしたくなかった。でも、僕たちはプライド(ゲイプライド)のために出かけ、「トランスマーチ」と「プライドフェスティバル」に行きました。それはすごく素晴らしかった。LGBTの人々の多くが、僕たちのところに来て僕らのことをネットで読んだよ、と声をかけてくれて、公開したことに感謝してくれたんです。コーヒーを飲みに行けば、バリスタが僕に「Facebookで見たよ」と言ってくれる。

 トランスジェンダーの家族として――「違うことは平気なんだ、とだけは伝えています」

 僕はDaddy、ビフはDadaと子どもたちから呼ばれるけど、「Dad」と子どもが呼ぶこともあるんだ。子どもたちが食べ物のことを聞くときに「Dad」と言ったら、それはビフのこと。「お父さん アイスキャンディー食べていい?」これもビフ。「お父さん、サッカーボールを蹴って?」 これは僕だ。これは僕がすることだから。

ビフ(パートナー):子どもたちは、何が起こっているのかを十分に認識しています。僕たちはいつも、トランスジェンダーの親や、そういう家族を持つことの意味について彼らに話します。ネガティブな側面をたくさん共有しているわけではありませんが、みんなが「違う」と思ったことでも、「違うことは平気なんだ」ということだけは伝えています。「違うということが間違いではない」と。彼らは理解し賛成してくれています。

トリスタン:赤ちゃんを持つトランスジェンダーの男性は、たしかに世間的に少数だと思います。でも、今後も確実にそういう人は現れるし、そもそも過去にもあったことだから、僕らが「最初のカップル」というには程遠いよ。もっとたくさんの人たちに、支援してくれたみんなのおかげで僕が手に入れられたような“場所”を見つけてほしい。

 そうゆう場所を取り巻くネガティブな侮辱も減ることを願ってる。もうみんなが「じゃあ、お前は本当の男じゃないんだな」なんて言わないことを。

(抄訳・構成/藤子留美加)