米国では、11月の第4木曜日は「感謝祭(Thanksgiving)」の祝日だ。日々の生活の糧となる大地の恵みに感謝し、家族や親しい友人とともに食事をして過ごす習慣がある。レストランや商業施設も休むところが多く、街の静けさはクリスマス以上である。
今年の「感謝祭」は28日だった。この日、カリフォルニア州ロサンゼルスの高級住宅地ブレントウッドにある俳優アーノルド・シュワルツェネ…
米国では、11月の第4木曜日は「感謝祭(Thanksgiving)」の祝日だ。日々の生活の糧となる大地の恵みに感謝し、家族や親しい友人とともに食事をして過ごす習慣がある。レストランや商業施設も休むところが多く、街の静けさはクリスマス以上である。
今年の「感謝祭」は28日だった。この日、カリフォルニア州ロサンゼルスの高級住宅地ブレントウッドにある俳優アーノルド・シュワルツェネ…
次のジェームズ・ボンドが決まらない。スパイ映画「007シリーズ」は最も新しい『ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年)で25作品目となったが、6代目ボンドのダニエル・クレイグはこの作品でボンド役を去った。7代目ボンドが誰になるのか、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』を撮影している最中から注目されてきたが、一向に決まる気配がない。公開から3年以上の歳月が過ぎ、世界中のボンドファンをヤキモキさせてい…
米大統領選は終わったばかりだが、すでに4年後の戦いは始まっている。そして早くも超目玉となる有力候補の名前がささやかれている。「ロック様」こと、俳優でプロレスラーのドウェイン・ジョンソン氏だ。2028年の大統領選には憲法が改正されない限りトランプ次期大統領は出馬できず、共和党、民主党ともに新顔同士での戦いとなることは確実だ。現状で政治的には民主党寄りのジョンソン氏だが、解党的な出直しを強いら…
児童性的虐待撲滅活動をしているアシュトン・カッチャーが、レイプ被害者にさらなる苦痛を与えたとして大炎上している。アシュトンは妻ミラ・クニスと共に、出世作であるコメディ番組『ザット’70sショー』の共演者でレイプ罪に問われていたダニー・マスターソンについて「いかに善人か」をしたためた証言書を裁判所に提出。批判を受けてすぐに弁明動画を出したものの、ネット上で大炎上が続いている。
1998年から2006年に放送され、若い世代を中心に大ヒットしたコメディ番組『ザット’70sショー』で、アシュトン、ミラと共に主要キャラクターを演じ人気を博したダニー。同番組の共演者たちは仲が良いことで知られ、今年1月にNetflixで配信されたスピンオフにはオリジナルキャストが集結。しかし、そこにダニーの姿はなかった。20年に3人の女性から「20年前に、薬を盛られレイプされた」と訴えられ、その後、逮捕・起訴されていたからだ。
17年にも複数の女性から「薬物の入ったドリンクを飲まされ、レイプされた」と告発されたダニー。そのうち、証拠を提示できる3人に告訴された。被害者らは、ダニーが信仰する新興宗教サイエントロジーの内部で事件が起きたが、ハリウッドで成功を収め、サイエントロジーのエースであるダニーを告発するなどとんでもないという雰囲気だったため、これまで表沙汰にすることができなかったと主張。今月7日、ダニーは2件のレイプ罪で有罪判決を受け、懲役30年〜終身刑を言い渡された。
裁判中、このダニーがいかに善良で、周囲に良い影響を与える人物かを訴える証言書をアシュトンとミラが裁判官に提出していたことが発覚。これは「キャラクター証言」といい、被告の弁護士が被告の友人や同僚らに頼み、裁判で「被告はとても良い人」と証言してもらうことをいう。問われているような罪を犯すような人ではないと印象づけることが狙いで、弁護士も無罪を主張しやすくなる。
アシュトンはこのキャラクター証言書で、「彼からはポジティブな影響しか受けてない」「彼のおかげで薬物に溺れやすいハリウッド・ライフに染まらずに済んだ」とダニーを称賛。ピザ店で彼氏に怒鳴られている見ず知らずの女性を助けたこともあると証言し、「彼の娘たちが父親なしで育つことがあってはならない」と減刑を求めるような言葉をつづった。
ミラも「彼の人生に関われたことは大変光栄なこと」だと書き、「父親として夫として最高の人物」だと称賛。こうした内容が報じられると、ネットはたちまち炎上した。
一男一女の父親であるアシュトンは、「自分の子どもと同じ年頃の子どもたちがレイプされている現実を看過できない」と児童性的虐待を撲滅するための組織「Thorn」を立ち上げ、上院外交委員会に出席して涙ながらに訴えたり、資金集めのためにニューヨークマラソンに参加したりしてきた。
しかし一方で、自分の友人がレイプで訴えられると被害者そっちのけで「彼はいい人だから」とかばうような文章を裁判官に向けて書いていたことが判明し、ネット上は「偽善者もいいとこ」など大バッシングで埋め尽くされた。
ダニーは、11年にサイエントロジー信者仲間である女優のビジュー・フィリップスと結婚。ビジューも、17年に映画『BULLY ブリー』(01)で共演したダニエル・フランゼーゼから、「撮影中にぽっちゃり体形や同性愛者であることをバカされるなどのハラスメントを受け、身体的暴力まで振るわれた」と告発され、謝罪した過去を持っている。
アシュトンとミラにキャラクター証言書を頼んだ「ダニーの家族」はビジューである可能性が高く、ネット上では「そんな人」から引き受けたこと自体が信じられないという声が噴出。アシュトンが自身の児童性詐取撲滅活動に影響が出ると考えずにキャラクター証言するとは考えにくいため、サイエントロジーの圧力があったのではないかという臆測も流れている。
ダニーを告訴した被害者のひとりも、2人のキャラクター証言書は「不快感しか覚えない」とSNSに吐露。ネット上では、アシュトンとミラが被害者にトラウマを与えたと批判が続出した。
この大炎上を受け、2人はインスタグラムに弁明動画を投稿。アシュトンは、「ダニー・マスターソンのために書いたキャラクター証言により引き起こされた痛みを認識しています」「ダニーの家族から頼まれて、自分たちが知っている彼について書いたもの」「裁判官に向けて書いたものであり、被害者の証言を否定したり、これ以上のトラウマを与えるために書いたものではない」と説明。
ミラは「私たちは被害者をサポートしています。これまでもしてきましたし、これからも、活動を通してそうしてきました」と主張。「私たちの心は、性的暴行や性的虐待、レイプ被害者と共にある」と明言した。
比較的早く謝罪を兼ねた弁明動画を出した2人だが、女優のクリスティーナ・リッチが「素晴らしいと思っている人でも、捕食者や虐待者になる可能性はある」「そういう人物を私はたくさん知っている。身をもってわかっている。被害者を信じてほしい。名乗り出ることは簡単なことではない。有罪判決を勝ち取ることも簡単なことではないのだから」と2人を批判するコメントを出すなど、炎上は続いている。
渦中のアシュトンは、元妻デミ・ムーアからも、離婚は彼の度重なる浮気が原因だったと暴露されている。デミは19年に出版した自伝本に、アシュトンに「3Pしたい」と言われ従ったことや、Google アラートの通知で彼の浮気ニュースを知ったことなどを赤裸々に書き、鎮痛剤依存も彼との関係に悩んだからだとまで激白。「好青年キャラだったのに、こんなクズだったなんて!」と、さらなる大バッシングを受けた。
ミラは5年前に受けたインタビューで、アシュトンとはもともとセフレの関係にあったことを告白しており、2人は「性に奔放で、想像以上のヤリチン、ヤリマン」だとネット上で陰口を叩かれた。今回、このことが掘り起され、「性にだらしないから、ダニーがやったことも大したことないとか思ってそう」などと批判は増す一方だ。
アシュトンとミラ以外の『ザット’70sショー』共演者も、キャラクター証言書を提出していることが明らかになっており、「レイプ加害者として何人もの女性から訴えられている人物なんて、『もう友達じゃない』って断れるでしょ」と、身内をかばい合うようなハリウッドの異様な体質を批判する声も。
一方で、今後サイエントロジー内部で起きた性犯罪事件が次々と告発されるのではないかとも注目が集まっている。
9月4日にロサンゼルスで開催されたビヨンセの『ルネッサンス ワールドツアー』バースデー公演に、メーガン夫人がヘンリー王子抜きで参戦。ステージから最も近いVIPエリアに出没したものの、一般人にパパラッチされることなく、唯一出回った写真が“セレブ女友達とのスリーショット”1枚だけだったと、ネット上で失笑を買っている。
9月1日、ビヨンセの同ツアーロサンゼルス公演を、NetflixのCEO夫妻とプライベートボックス席で鑑賞したヘンリー王子とメーガン夫人。王子は付き合い程度に少し踊り、ほとんどの時間を突っ立ったままスマホをいじり過ごしていたそうで、その盗撮動画がネット上に多数流出。母親ドリアと踊り狂っていたメーガン夫人とはあまりにも対照的だと話題になった。
この公演から3日後、ビヨンセの生誕祭を兼ねた公演に、メーガン夫人が王子抜きで参戦。1日と同様「乙女座の期間中の公演にはシルバーの衣装で来てほしい」というドレスコードを守り、シルバーのスパンコールスカートに黒のトップスを着用した夫人。
この日はビヨンセの42歳の誕生日という記念すべき日だったため、実に多くの大物セレブたちが公演を訪れていた。ジャスティン・ビーバー夫妻、ゼンデイヤとトム・ホランド、ケイティ・ペリー、ハイディ・クルム、ニコール・リッチー、ヴァネッサ・ハジェンズ、リゾ、クリス・ロック、レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイアなどなどが来場。
アデルは目立ちたくなかったのか、ステージから少し離れたボックス席でひっそりと鑑賞。ビヨンセのワールドツアーの物販パートナーであるAmazonの創設者ジェフ・ベゾスと婚約者は、クリス・ジェンナーと仲良く談笑しながらコンサートを満喫していた。
ネット上では、この日VIPエリアでカイリー・ジェンナーが交際をうわさされていたティモシー・シャラメと人目もはばからずキスしまくっていたこと、そのカイリーと子ども2人をもうけたトラヴィス・スコット、元カレのタイガも来ていたことで大盛り上がり。ワンショットしかネット上に出回らなかったメーガン夫人は、さほど話題に上らなかった。
メーガン夫人は、公演中はステージ近くのボックス席で鑑賞。ここにもNetflixのCEOがいたため、チケットの手配などは全て同社が行ったのだろうと推測される。同じボックス席にはジェフ・ベゾスやクリス・ジェンナーもいたが、遠く離れていたため、夫人が会話を交わしたかどうかは不明だ。
また、“セレブ女友達とのスリーショット”に写っていた女優のケリー・ワシントンは、自身のインスタグラムに夫人をカットした写真を投稿。ビヨンセの母やタイラー・ペリー、アリシア・キーズとの楽しそうな写真はあるものの、メーガン夫人との写真はなし。
ネット上では、「夫人がPR目的で使うのではと警戒して、自分たちのSNSには載せなかったのだろう」「リリベット王女のゴッドファーザーのタイラーとのショットがないの、めちゃくちゃ不自然だよね。タイラーから距離を取られているのかな」などと推測する声が上がった。
王室離脱後、やることなすことうまくいかず、世間からはバッシングされたりバカにされ、アメリカのセレブたちからは軽んじられるているメーガン夫人。
9日から16日にかけては、ドイツで開催される「インヴィクタス・ゲーム」に夫婦で出席予定で、ここで王族としてのオーラを再び取り戻し、イメージを回復できれば、その後の活動もうまくいくのではと夫人のファンは応援している。
8月31日のダイアナ元妃没後26周年の前日、元妃と共にパリで事故死したドディ・アルファイドの父親モハメド・アルファイドが死去した。享年94。遺族は「老衰死で安らかに最期を迎えた」と発表。葬儀は9月1日に執り行われ、ドディの横に埋葬されたと伝えられている。
Netflixの人気ドラマ『ザ・クラウン』シーズン5にも登場した億万長者のエジプト人実業家で、ダイアナ元妃のよき理解者だったモハメド。元国王エドワード8世が亡くなるまで仕えた執事を雇うなど、イギリス王室と縁があった人物だが、息子とダイアナ元妃の死後は「事故は王族が仕組んだ陰謀」だと繰り返し主張し、敵視した。
『ザ・クラウン』シーズン5のベストエピソードだと評判の「モーモーと呼ばれた男」で、イギリス上流階級に憧れを持つやりチャーミングな実業家として描かれたモハメド。イギリスの老舗百貨店ハロッズの元経営者で、サッカーチームのフラムFCやホテル・リッツ・パリの元オーナーとして事業を手広く展開。ダイアナ元妃と仲が良く、王室のしきたりやパパラッチに悩む彼女のことを何かと気にかけていたと伝えられている。
モハメドの長男ドディはエジプトで生まれ、ウィリアム王子やヘンリー王子も通ったイギリスのサンドハースト王立陸軍士官学校を卒業。軍で働いた後、映画界で働くようになり、アカデミー賞受賞作『炎のランナー』(1981)の製作総指揮を務めるなど実績を残した。ハンサムな御曹司として知られ、ジュリア・ロバーツやブルック・シールズなどハリウッド女優とも浮名を流している。
ドディは97年の夏、モハメドに誘われ子どもたちを連れて南仏へバケーションに訪れていたダイアナ元妃と意気投合し、恋仲になった。ドディもバツイチで、ダイアナ元妃との熱愛報道が流れるようになると、婚約者なる別の女性から訴えられ、大騒ぎに。ダイアナ元妃も2年間交際していたパキスタン系の外科医師と別れてドディに乗り換えたとゴシップされ、タブロイドの格好のネタになった。
2人はパパラッチの標的になり、地中海クルーズ中に船上でキスしている写真は600万ドル(約8億7,000万円)で買い取られ、「最高額のパパラッチ写真」となった。
モハメドは前述の「モーモーと呼ばれた男」で描かれているように、愛のためにイギリス王室を離脱した元国王エドワード8世が亡くなるまで仕えた執事を自分の執事として迎え入れ、イギリス上流階級のしきたり直接教わるなど、王室に憧れを抱いていたと伝えられている。ダイアナ元妃とドディの交際についても大喜びで、2人が結ばれることに大賛成だった。
しかし、王室は金に物を言わせてイギリスの老舗デパートのオーナーになったイスラム教徒のモハメドを快く思っておらず、その息子であるイスラム教徒のドディと、将来君主になるウィリアム王子の母ダイアナ元妃との交際に大反対していたとされている。
また、君主にイスラム教徒の継父ができること、エジプト人の血を引く異父弟ができることも懸念していたとうわさされ、トニー・ブレア首相(当時)も回顧録に「2人のロマンスにはいろいろな問題があると提言した」と記しており、2人の交際には反対派が多かった。
ダイアナ元妃とドディは97年8月31日、フランスのパリで乗ったリムジンの運転手が、パパラッチの追跡を逃れようと猛スピードを出してトンネルに突入した際、ハンドル操作を誤って壁に激突する事故を起こし、亡くなった。
ドディの遺体はモハメドが引き取り、ロンドン中心部にあるモスクで葬儀を執り行った。その後、モハメドが所有する土地に霊廟をつくり埋葬。17年に受けた取材で、モハメドは霊廟を毎日のように訪れて「息子と話をしている」と語り、ロンドンのパークレーンにあるドディのフラットの中も「亡くなった時のままにしてある」と明かした。
その後05年にはハロッズの店内にダイアナ元妃とドディのブロンズ像を設置するなど、友人たちから「息子はもちろんのこと、ダイアナ元妃の死も乗り越えられないのだろう」と心配されていたモハメドだったが、事故の翌年から「事故はエディンバラ公ら王族が仕組んだもので、王族から指示を受けたMI6が実行したものだ」という陰謀説を繰り返し主張。ダイアナ元妃がドディの赤ん坊を身ごもっていた説なども唱え、真相を明かすことをライフワークとするようになった。
しかし、フランスの裁判所で行われた調査では陰謀説は否定され、06年にロンドン警視庁も「陰謀説を立証するものは見つからず、第三者は関与していない」という捜査結果を発表。08年には、原因不明の死を調査するイギリスの死因審問も「事故は重大な過失運転によるもの」とする陪審の裁定を下した。
しかしモハメドは、以降も陰謀説を支持するドキュメンタリー映画『Unlawful Killing』(11)の製作費を援助するなど、王族が2人を殺したと信じ続けたようだ。
長寿を全うしたモハメドだが、亡くなった日がダイアナ元妃とドディの事故死から26年を迎える前日の8月30日だったことから、ネット上では「因縁を感じる」という声が続出している。恐らく亡くなる瞬間まで陰謀説を信じていただろうモハメドが、ファイナルシーズンである『ザ・クラウン』シーズン6でどう描かれるだろうか?
米国で、中国人による土地取得を制限しようとする動きが加速している。中国に本拠地がある企業による農地の購入を厳しく規制する法案が上院で可決されたほか、今年、33の州議会で中国人による土地購入を禁じる法案が提出されている。スパイ気球問題以降、中国を安全保障上の脅威として受け止める傾向が強まったことが背景にあるが、人種的平等に反する動きだとして反発する声も強い。
上院で7月に可決…
8月30日から配信されている Netflixの新作ドキュメンタリーシリーズ『ハート・オブ・インビクタス ー負傷戦士と不屈の魂ー』。ヘンリー王子とメーガン夫人が立ち上げた制作会社「アーチウェル・プロダクション」が制作した作品だが、たまに登場するヘンリー王子の発言が「事実」や「過去の発言」とは異なるものが多いと、ネット上で盛んに指摘されている。さらには、英紙が王子に名指しで反論する事態となった。
長年、負傷退役軍人のために熱心に活動をしているヘンリー王子。その功績はたたえられるものだが、「過去の発言と違うことを真面目な顔で語っている」として、「せっかくのドキュメンタリーが台無し」など批判が殺到。「虚言癖なのか」と憐れむ声まで上がっている。
制作発表から2年の時を経て配信開始となった『ハート・オブ・インビクタス ー負傷戦士と不屈の魂ー』。負傷した退役軍人を支援するスポーツ大会「インビクタス・ゲーム」に昨年出場した世界各国の選手や関係者のストーリーを通して、ヘンリー王子が2014年に設立したこのイベントの趣旨を紹介する作品となっている。
06年から15年まで英陸軍に従軍。短期間とはいえアフガニスタンに2度派兵され、陸軍大尉まで上り詰めたヘンリー王子は、これまで「インビクタス・ゲーム」の設立経緯について「アメリカの『ウォーリアーズ・ゲームズ』を訪問したことがきっかけで、イギリスで傷病退役軍人のためのスポーツ大会を作りたいと思った」と説明してきた。
しかし、今回のドキュメンタリーでは、派兵先のアフガニスタンから帰還する軍用機内で、担架で移送される重傷を負った軍人たちを目の当たりにしたことで、「負傷退役軍人のためのスポーツ大会を設立したい」と思いついたと発言。ネット上では、「僕のアイデアだ! とでも言いたいのかね」「自分が負傷兵たちのヒーローだとでも言わんばかり」などと冷ややかな声が上がった。
「インビクタス・ゲーム」では、足や腕を失うなど身体的な負傷だけでなく、トラウマやPTSD、社会的不安など、精神的に深い傷を負った退役軍人たちが参加するカテゴリーも設けている。王子はどの種目でも、一番大切なのはメンタルヘルスなのだと強く訴えてきた。
今回配信された『ハート・オブ・インビクタス ー負傷戦士と不屈の魂ー』の主人公はあくまでも選手たちで、ヘンリー王子はサポートする脇役に徹している。王子はたまに登場するだけだが、そこで話すのは英メディア批判と「自分がいかにつらかったか」といった話ばかり。メーガン夫人はチラッと登場する程度だが、アンチは神経を逆なでされたようで、「まるで自分が主人公かのように振る舞っている!」と、またもや夫婦で炎上してしまった。
作品のエピソード2は、PTSDと戦争が心にもたらすトラウマ「目に見えぬ傷」がテーマで、アメリカでは1日に22人の退役軍人が自殺しているという事実を紹介。ヘンリー王子は、「身近な問題だと思う。救える命だったと思う」「国に尽くした人々を救済したい。社会的にそういう取り組みをすべきだ」と強く主張。
そして、「自分は自分の経験しか話せないが」と前置きした上で、「12年に派兵されたアフガニスタンで、心の傷を負っていたことに気がついた」と述べ、「1997年、12歳というあまりにも子どもだった時に母を亡くしたことがトラウマとなり、心の傷となっていたのだ」「(母を亡くした時は)誰にも相談できず、(同様の経験をしている)ほかの子どもたちと同じように自分の気持ちを抑え込むしかなく、そうし続けていた」「心の傷に気づいた時には困惑した。それまで麻痺状態だった感情が戻り、すべてを感じられるようになり、抑えられなくなってしまった」と深刻な表情で明かした。
続けて、「当時、私の周りに助けてくれる人はなく、専門家の意見も得られず、状態を把握することができなかった」と苦しげな表情を見せ、危機的な状況に陥ってからカウンセリングの必要性を感じるようになったと告白。そうなってから、「すぐに対処していればと悔やむようになる。私はそれを変えたいのだ」と強い口調で語った。
しかし、この「アフガニスタンから帰ってきた時、周りにサポートしてくれる人はいなかった」と断言したことを、王室ウオッチャーは疑問視。王子がアフガニスタン派兵中に受けたインタビューで、「ウィリアム(皇太子)が手紙を送ってくれたんだけど、“ママはきっと君をすごく誇りに思っているよ”って書いてあったんだ」と照れくさそうに、そしてうれしそうに話している映像が残っている。
戦地にまで手紙を送ってくれる兄が、帰国した弟の心のケアを放置するとは考えにくく、また王子は過去に「20代の後半にカウンセリングを受けたが、それは兄が強く勧めてくれたのがきっかけだった。専門家の治療を受け、長年苦しんでいた母の死のトラウマを克服できた」と告白していた。
そのため「兄弟の美談をなかったことにしている。動画という証拠が残っているものもあるのに、がっかり」「話すことがコロコロ変わる。虚言癖なのかな」といった指摘が相次ぐ一方、王子のメンタルを心配する声も聞かれる。
また王子は、「アフガニスタンで負傷した軍人たちのことを、英メディアが全く取り上げてくれない」と批判めいた発言もしていたが、これに英メディアが強く反論。
英紙「ザ・サン」は、王子が初めてアフガニスタンに赴任する前年に「ヒーローたちを助けようチャリティ」を立ち上げ3億7,000万ポンド(約680億円)の寄付金を集めたという当時の記事を掲載し、ヘンリー王子の記憶違いだと厳しく指摘した。
メディアでは当時の写真もいくつか紹介されており、搬送されている負傷した兵士、ウィリアム皇太子が負傷軍人たちと交流し「あなたと同じ軍服を着ることができて本当に光栄だ」と言葉をかけている表紙の画像もある。国のために戦っている軍人のことを、メディアはスルーすることはなかったのだ。
英紙「デイリー・メール」は当時の特集記事を紹介する記事を掲載し「そんなことはないですよ、ヘンリー王子」と名指しで反論。「『サンデー・タイムズ』時代、1面に特集記事を書きましたけど」という当時の記者は「王子は忘れてしまわれたのですね」とがっかりしてみせた。
『ハート・オブ・インビクタス ー負傷戦士と不屈の魂ー』自体は、負傷した退役軍人たちのリアルな葛藤が描かれ、深く考えさせられる内容だ。エミー賞を狙えると高く評価する人も少なくないだけに、「王子の発言ばかりが話題になり残念」「王子が出なきゃよかったのに。なんで出たの?」などと残念がる声がとても多い。
今月ドイツで開催される2023年度の「インビクタス・ゲーム」では、再び自分語りしないことを祈るのみである。
メーガン夫人について、1投稿で100万ドル(約1億4,600万円)を稼ぐセレブリティ・インスタグラマーとして人気を博す計画があると伝えられた。また、映画女優としてハリウッドへ華麗に復帰し「将来のオスカー女優になる」というもくろみもあるようだが……。
ヘンリー王子がアジア各国を訪れている間、真夏のカリフォルニアでコートを羽織い手首に抗ストレスパッチを貼って外出する姿をパパラッチされ、世間から「繊細なプリンセスアピールに余念がない」など陰口を叩かれているメーガン夫人。
今年に入ってからの活動は、知名度の低いアワードを受賞したのと、王子と一緒にチャリティ関連のビデオメッセージに登場する程度で、ロイヤルプリンセスというよりもタブロイド紙をにぎわせるお騒がせセレブに成り下がってしまっている。
そんなメーガン夫人が、王子に頼ることなく自分のキャリアを立て直し「華麗に表舞台へカムバック」しようと意気込みを激しくしているという報道が流れている。
昨年8月、メーガン夫人のポッドキャスト番組『Archetypes』がSpotifyで独占配信スタートする直前というタイミングで、インスタグラムにハンドル名「@meghan」アカウントが開設された。プロフィール画像はシンプルな花の写真で、メーガン夫人のアカウントだという確証はないが、同月に受けた雑誌「The Cut」のインタビューで夫人自身が「秘密を教えてあげる。インスタグラムに戻るのよ」と明かしていたこと、ノーベル平和賞を授与されたマララ・ユサフザイや、夫人が王子と運営するアーチウェル財団の社長だったマンダナ・ダヤニからフォローされていることから、本人のアカウントであるのは間違いないとみられている。
このアカウントは、まだ何も投稿されていないにもかかわらず、フォロワー数はすでに11万人を突破。その数は日に日に増えており、“サセックス公爵夫人メーガン”がインスタグラムにソロデビューする日はそう遠くないだろうと注目されているのだ。
インスタグラムといえばセレブが荒稼ぎする場として知られており、トップセレブともなると企業から依頼された商品のPR投稿を1回するだけで100万ドル(約1億4,600万円)以上の報酬を得ていると伝えられている。英大手タブロイド紙「デイリー・メール」は、メーガン夫人もインスタグラムで高い報酬を得ることができるという金融専門家エリック・シファーのコメントを紹介。
4月に大手タレントエージェントWMEと新たに契約を結んだ夫人が、「次のステップとしてインスタグラムを再開するのはロジカルなこと」だとし、「手当たり次第、製品を売り込むように思われないよう注意しなければならない」ものの、「夫人の政治的、社会的信条と一致する高品質のブランドや企業と手を組み」「(投稿をスタートしたら)短期間で最もフォロワー数が多いアカウントのひとつになるだろう」と語ったとし、夫人がインスタグラマーとして成功することは間違いないと伝えた。
同紙はマーケティング専門家ケント・ムーアの、「夫人とタッグを組み、数年にわたってキャンペーンを展開したいというブランドも出てくるだろう」「その場合、契約金は1,200万ドル(約17億5,200万円)から2000万ドル(約29億2,000万円)の間になるだろう」という話も紹介している。
米タブロイド紙「Page Six」によると、夫人はインスタグラム・ライブをしようと考えアカウントを開設したものの気が変わり、手をつけないまま放置しているとのこと。無投稿の状態でフォロワー数が11万以上にまで膨れ上がるのは、それだけ世間から注目されているからであり、「夫人も“最もフォロワー数が多い/最も稼ぐ”インスタグラマーとしてトップ10入りも夢ではないと胸を膨らませているに違いない」とネット上でささやかれている。
そんなメーガン夫人だが、女優としてハリウッドへのカムバックも真剣に考えているそうで、「大物監督やプロデューサーたちと話をしている」「映画で演技力を発揮したいと考えており、将来的にオスカーを手に入れることもできると思っている」という情報も流れている。
「テレビ界の脇役女優」「B級どころかC級女優」と揶揄されることが多い夫人だが、チャールズ国王の誕生日を祝うパレードの日に重ねるようにNetflixで配信スタートした夫人の出世ドラマ『SUITS/スーツ』が、累計視聴時間数でNetflix新記録樹立という大ヒットとなっている。女優としてのキャリアを再スタートすれば、ハリウッドで大成功を収めることができるとシナリオを描いていてもおかしくないだろう。
英紙「エクスプレス」によると、メーガン夫人は王子と結婚してからも「たくさんの(出演)オファーを受けていたが、王族としての生活を尊重したいので断っていた」「王室離脱後はヘンリー王子と共にハリウッドの裏舞台で(プロデューサーなどの)仕事を成功させることに全力を注ぎたいので、(女優のオファーは)すべて断ってきた」とのこと。
しかし、Spotifyの冠ポッドキャスト番組がイマイチで契約を打ち切られ、Netflixのドキュメンタリーも王室批判の発言ばかりで炎上。プロデューサーでの成功はとても無理だと厳しい目で見られていることから、夫人は女優復帰を考えるようになったと伝えている。
さらに情報筋いわく、夫人は「何か良い役はないかと積極的に探すようになり、大物監督やプロデューサーたちと話をするようになった」そうで、「ヘンリー王子も夫人のことを100%サポートしており、応援している。演技は、メーガン夫人が情熱を注いできたことなのだから」とのこと。
メーガン夫人は「テレビの役を得られればうれしいが、ドラマチックな映画の役で演技力を発揮したいと熱心に考えている」とも伝えられている。
テレビ放送時も人気があった夫人の出世作『SUITS/スーツ』だが、賞には縁がなく、栄誉あるゴールデン・グローブ賞やエミー賞にはノミネートもされなかった。全9シーズンのうち、ノミネートされた主な賞はインターネット投票で決定される「ピープルズ・チョイス・アワード」だけ。夫人はマイナーな賞を含め、何もノミネートされなかった。
ネット上では、メーガン夫人がテレビより格上とされる映画界のトップに君臨できるほど世間は甘くないと失笑する意見も出ている。
ヘンリー王子とメーガン夫人は、9月にドイツで開催される退役軍人のイベント『インヴィクタス・ゲーム』に出席する予定。このイベントでは「イギリス王室に嫁いだハイセンスでフレンドリーなプリンセス」として注目を集めることが多いため、ロイヤルな姿勢を世間にアピールしてから、公爵夫人としてインスタグラムやハリウッドに進出することは十分考えられる。
メーガン夫人は果たして歴史に残る華麗なるカムバックを果たせるのか。ぜひ注目していきたい。
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