人生のターニングポイントだった『ウリナリ』収録中に若手芸人が寝てしまった理由

 僕が書いているコラムは僕が元芸人ということもあり、お笑いに特化した内容を選んで書いており、それ以外のことはなるべく書かないようにしている。しかし、たまにお笑い関連のニュースやトピックが見当たらず、何を書いていいか途方に暮れてしまうことがあるのだ。今はまさにそういう時期で、ここ最近のお笑いニュースといえば、オリエンタルラジオの中田さんがダウンタウンの松本さんに対して批判的な動画を投稿したとい…

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テレビに出ていなくても年収1000万円超え…舞台だけで食べている芸人の特殊事情

 なんとなく、売れていない芸人は収入が少なく、芸事だけでは生活が出来ないというイメージを持っている人は多いはず。このコラムを読んでいる人も同じような印象を持っていると思うのだが、皆さんに質問です。収入が少ないというのはどの程度の少なさを想像していますか?

 この場合“売れていない”というのはテレビへの露出が少ないという意味ではなく、芸人としての需要があまりないという意味。という…

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不況になるとお笑いブームが起きる?今の時代に“芸人の恋愛話”がウケる理由

 不況になると、お笑いブームが起きると言われている。わかりやすいところでは、1979年から81年にかけて「漫才ブーム」と呼ばれる空前のお笑いブームが社会現象となり、その漫才ブームで人気を博した芸人たちによって「笑ってる場合ですよ!」(フジテレビ系)や「俺たちひょうきん族」(フジテレビ系)など後に人気となるバラエティ番組が始まった。ちょうどその頃、日本の景気はダウンしており、バブルが始まるまで…

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オズワルド伊藤の“観客注意”どころではない?女子高生が芸人に罵声を浴びせた事件

 少し前に、お笑いコンビ、オズワルドの伊藤俊介さんがツイッターでこんなツイートをした。

 「直接お詫びする手段がなくTwitterで失礼します
本日祇園花月の15:00公演にいらっしゃった皆様、遅れてきて普通のトーンで会話し始めたお客様への僕の反射的な一言で、電車でよく見るヤバいおじさん登場した時の緊張感生みだしてしまい誠に申し訳ありませんでした!二度とないのでま…

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上岡龍太郎のカッコよさの根底にあった「客観視」と「引き際の見極め」

 2023年6月2日。大阪を中心に数多のテレビ番組で司会を務め、惜しまれつつ芸能界を引退した元タレント、そして芸人であった「上岡龍太郎」さんが、5月19日に大阪市内の病院で肺がんと間質性肺炎の為、亡くなっていたことが発表された。

 上岡龍太郎さんと言えば、横山パンチの芸名で「漫才トリオ」で活躍し、解散後、数々のバラエティ番組の司会を務め、中でも大阪で絶大なる人気を誇るバラエティ…

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解散後に日清食品CMで共演のピスタチオが証明した“特大花火の一発屋”パワー

 今とあるCMがネットで話題となっている。それは日清食品のカップ麺「カップヌードル辛麺」のCMだ。

 日清のCMは元々特徴的で、話題となることが多かった。例えばカップヌードルプロのCMでは眉村ちあきさんの「顔ドン」という楽曲の替え歌を使用し、その楽曲のMVと同じ動画クリエイターを使用して独特なCMにしたり、今や定番商品となったカップヌードル味噌では「オレンジレンジ」さんの『SU…

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結成28年目で注目され始めたテンダラー、見た目とのギャップと唯一無二の名人芸

 ここ最近、ネット上で取り上げられる芸人関連のニュースはどちらかと言えば炎上ネタや誰が誰を批判した、あのコンビが解散したなど、比較的平和では無い話題が多い。

 そんな中、とても平和で微笑ましいニュース?が飛び込んできた。M-1ラストイヤーの敗北から一転、芸歴16年以上のベテラン漫才師のナンバーワンを決める大会「THE SECOND~漫才トーナメント~」で見事ファイナル進出を決め…

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中田敦彦の批判に反応した松本人志ツイートの意図、オリラジが愛される理由

 芸人やタレント界隈で、ここ数年で大きく変わったことがある。それはテレビ以外に発信できる媒体が増えたことだ。しかも、思ったことをそのまま発信できるYouTubeのような媒体も存在し、タレントや芸人が何にも縛られず、誰に忖度することもなく、ありのままの姿や考えを公に発信できるようになった。

 とはいえ、もちろん何でもかんでも思っていることを公表するのはさすがにタレント生命を脅かす…

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売れた芸人の“見た目が良くなっていく”現象はなぜ起きる?お笑いと清潔感の関係性

 とあるネット記事で現代における「芸人と容姿」について分析しているものを目にした。記事によるとこれまでお笑いの基本とされてきたベタな笑いの取り方に対して論争が起きたり、SNSで炎上騒ぎになることが多くなった。その典型的な例が「容姿」に対するイジリや自虐ネタに関する笑いが、とくに厳しい目で見られており、芸人たちは悩んだり戸惑ったりしているようだ。

 確かに数年前から「容姿イジリ」…

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「THE SECOND」漫才らしくないのはマシンガンズよりギャロップ?元芸人の見解

 5月20日、19時より結成16年以上の漫才師が頂点を目指して戦う新たな賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント」の「グランプリファイナル」が4時間にわたり生放送され、関西を中心に活躍している「ギャロップ」さんが初代王者に輝いた。

 この「THE SECOND」は若手芸人をフィーチャーしている他の賞レースとは違って、その名の通りファーストチャンスを逃してしまった芸歴16…

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