亀田親子は、やっぱり不人気だったか。9月24日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)の最終回に、元プロボクサーの亀田興毅と父・史郎氏が出演したが、平均視聴率は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低調。全国ネット民放4局では最下位の数字だった。 「正直、目標は2ケタで、最低8%はいけると思ったんですが……。やっぱり過去のトラブルに、いまだ嫌悪感を持つ人がいるんですかねえ」と番組関係者。 『しくじり先生』は、タレントが自らの失敗談を反省してトークする番組だが、最近は出演タレントが尽きてきた感もあって、数字が低迷。最終回には、ベッキーなどスキャンダルで大失敗したタレントの出演に期待する声が多かったが、大物先生の登場はならなかった。 亀田親子といえば、ボクシング界でトラブルを起こしまくってヒンシュクを集めた“悪役”として知られる。番組では過去、テレ朝の番組内で史郎氏が、マンガ家・やくみつると言い合いになったことや、たびたびビッグマウスを披露していた興毅のパフォーマンスが「しくじり」として伝えられたが、実際に彼らが起こしたトラブルの数々は、そんなぬるい話ではなかった。 興毅が世間のバッシングにさらされたのはデビュー当初、大先輩の世界チャンピオンたちについて「鼻くそ」「眠い試合をしている」といった無礼な発言をしていた一方、自身は戦績を詐称した無名タイ人とばかり戦い、最初の世界タイトルマッチも政治力を生かしたとしか思えない不自然なランキングの上昇があってのものだった。 その2006年の「王座決定戦」は、ダウンを奪われる大劣勢があったにもかかわらず、まさかの判定勝ち。これが「疑惑の判定」と大騒ぎになったのだが、以降も亀田兄弟の試合には不自然な判定勝ちがたびたびあり、ボクシングファンの怒りを買っていた。 翌年、弟の大毅が世界チャンピオンの内藤大助に挑戦。大毅は記者会見で「負けたら切腹する」と豪語したが、試合では劣勢の中、セコンドについた史郎氏と興毅がそろって、目や股間を狙わせる反則を指示。史郎氏が「タマ打ってもええから」、興毅が「ヒジでもええから目に入れろ」と発言したものがテレビ放送のマイクで拾われてしまい、世間ではすっかり“確信犯”との印象が根付いた。 「当時の興毅は、ただでさえ強い対戦相手との試合を極力避け、試合内容がひどくつまらなかった。本人は『亀田とKOはセットや』と言っていたのに判定勝ちのほうが多く、打ち合いはほとんどなし。ファンからは『ボクシングを使った金儲け』と揶揄されました」(ボクシングライター) 史郎氏は試合会場でファンと乱闘騒ぎを起こしたほか、舞台裏で関係者に対する暴言が何度もあり、あるときはレフェリーら試合運営の役員一同から「関わりたくない」とする意見書が出されたこともあったほど。10年、興毅が試合に負けると逆ギレし、コミッション事務局長に「テープ撮ってるぞ。全部ぶちまけたるからな。オレを怒らしたらどないなるか覚えとけよ。おのれのクビとったるぞコラ!」と恫喝し、最終的に永久追放に値するライセンスはく奪を言い渡され、控え室などへの出入りまでが禁じられた(それでも強引に出入りしたこともあった)。 興毅はバンタム級で王座獲得して「3階級制覇」を自慢したが、前出ライターによると「獲得したのは、同じ階級に王者が2~3人存在する、価値の低いWBA王座」だったという。 「上から順にスーパーチャンピオン、レギュラーチャンピオン、暫定チャンピオンと、3人いるうち、興毅は2番目の王座を持っていただけ。12年にWBAから、スーパーチャンピオンのアンセルモ・モレノ(パナマ)と統一戦を行うよう指令が下ったのに、王座を返上して逃げてしまったので、『制覇』なんてしていないんです」(同) その後、亀田兄弟の周辺では「負けても王座防衛となった騒動」や「契約にないグローブを使わせるよう要求した騒動」「ジム移籍をめぐって関係者とたびたび衝突」などイザコザが続発、前代未聞のトラブルメーカーとして人気を落としていった。 「最近ではライセンス停止に不服を訴え、日本プロボクシング協会の大橋秀行会長(当時)ら関係者に数億円もの損害賠償を起こしたり、いまだ業界内でも彼らに嫌悪感を抱く関係者は多い」と同ライター。 それだけに、やくとのテレビ論争など、どうでもいい話を軸に展開していた『しくじり先生』は視聴者から期待ハズレの声も少なくなかったが、そもそも視聴率が低かったのは、亀田親子出演に興味を持ってもらえなかったからだろう。 興毅は一時期、試合中継の視聴率が30%を超え、注目の的となったこともあるが、トラブル続きで人気を落としてからは視聴率も低迷。試合会場も空席が目立ち、招待券を握った入場者も多かった。 引退後、ネット番組の企画で素人を相手にスパーリングをして久々の注目を浴びていたが、これまた熱心なボクシングファンからは「情けない」との声が飛んだ。そんな連中を起用した番組こそが、最後の「しくじり先生」だったのかもしれない。 (文=李銀珠)
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衆院解散でボクシング・村田諒太が大ピンチ!? 22日投開票なら“因縁の再戦”視聴率ダダ下がりへ
安倍晋三首相が臨時国会で衆議院を解散し、10月10日公示・同22日投開票のプランを最有力として選挙に踏み切る意向があることを各メディアが伝えた。 「北朝鮮情勢が緊迫化しているのは、安倍総理が悲願とする憲法改正への後押しとなるもので、好都合。加えて、民進党はスキャンダルに揺れ、小池(百合子)都知事を中心にした新党旗揚げもまだ整っていない中、森友・加計学園問題の疑惑からも逃げられる今がチャンスという感じ」と政治ジャーナリスト。 この動きには臨戦態勢が不十分の一部野党から批判も出ているが、冷や汗を垂らすのは政治と関係ないプロボクシングの関係者も同じだった。何しろ10月22日は両国国技館で、この業界で指折りのビッグイベント、村田諒太の世界挑戦が予定されているからだ。 村田はロンドン五輪で金メダリストを獲得し、2013年にプロデビュー。フジテレビと広告代理店大手・電通の巨大なバックアップを受けて世界王座奪取プランを描いてきたが、5月の世界初挑戦で、まさかの敗北。その仕切り直しとなる今回は、敗北の許されない一戦となっている。 「もともと村田の戦うミドル級は世界でも激戦区で、無敗の超強豪ゲンナジー・ゴロフキンが4つの主要世界王座うち3つのベルトを保持するなど、挑戦のハードルが高い階級です。当初、デビューから3年以内に世界王座獲得というのが村田プロジェクトのプランでした。でも、あくまで日本で興行をやるのが基本線なので、そうなるとゴロフキンのような数億円単位のファイトマネーが必要な大物選手を海外から呼ぶ費用は出せず、村田自身の伸び悩みもあって、世界戦の実現はかなり困難だったんです」(ボクシングライター) 今年5月、なんとか実現にこぎつけたのがWBA王座決定戦(アッサン・エンダム戦)だったが、これは苦肉の策といえるタイトルマッチだった。「世界戦」といっても、実のところ世界頂点を決める試合ではなかったからだ。 WBAは複数団体の王座を持つチャンピオンがいる場合、「スーパーチャンピオン」に格上げして、通常のチャンピオンをもうひとり決定戦でつくり、2人のチャンピオンを同時に並ばせる仕組みを取っている。そのため他団体は、この2番目のWBAチャンピオンを世界王者とは見なさないこともあるほどだ。ただ、日本のメディアはこの点をあまり大きく報じず、過去、亀田興毅や井岡一翔がWBAの2番目チャンピオンとなり、その上にスーパーチャンピオンがいても、それを隠すように伝えてきた。 「村田が出た5月の決定戦もまた、この2番目の王座だったわけですが、ここで負けてしまったので関係者は大慌てになったんです。テレビ局を巻き込んだ村田プロジェクトにとって、あの試合は大誤算。それで村田所属の帝拳ジムは、必死に『採点がおかしい』と猛抗議して、本来はルール違反の連続再戦を取りつけました」(同) それが実現するのが10月22日。これには放送局のフジテレビも乗り気だった。5月に行われた村田の試合の視聴率は平均17.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、瞬間最高23.2%と高記録だった。それだけにフジテレビにとっては、再戦となったのは災い転じて福となす、大歓迎の出来事だった。疑惑の採点騒動でなお注目度が高まった上、業界内外の予想は圧倒的に「村田有利」とあって、フジ関係者からは「平均20%超えも夢ではない」という声が聞かれたほど。しかし、衆院選と同日になってしまえば、ゴールデンタイムの世間の関心は開票速報に持っていかれる。 所属の帝拳ジムは最近、12回連続防衛中だった前WBCバンタム級王者・山中慎介に加え、マネジメントを担当する4階級制覇王者のローマン・ゴンサレスが王座陥落し、エース級選手の敗北が続いている。それだけに村田にかかる期待は増しているが、いずれにせよ、視聴率においてフジ中継に大きなライバルが出てきたのは間違いない。さらには試合の結果次第では、高視聴率に沸いた村田フィーバーが短命に終わってしまう可能性もありそうだ。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER)帝拳ジム公式サイトより
プロボクシングのドーピング問題で“メキシコ産牛肉”に大打撃!? 現地業者に聞くと……
ボクシングのドーピング問題を受け、メキシコ産牛肉の購入を避ける意向を示す人々が増えている。8月15日に行われたプロボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチで、山中慎介を4ラウンドTKOで下し王座を奪取した新王者のルイス・ネリ(メキシコ)が試合後、ドーピング検査で陽性反応が出ていたことが発覚し、ネリの代理人が「食べた牛肉に薬物が混入していた」と主張したからだ。 検査は来日前に専門機関が実施したもので、主に家畜の筋肉量を増やすための成長促進剤が検出された。これを人間が摂取した場合、心拍数が速くなったり気管支が広がる効果があって、過去にスポーツ選手の悪用例もある。 一説には「アメリカで輸出用の牛肉に使用され、検査に緩いメキシコでの流通が知られている」とも言われることから、ネリ側の弁明となったわけだが、このニュースを見た日本の人々が「メキシコ産牛肉は怖い」と感じているのだ。 日本では過去のBSE問題でアメリカ産牛肉の規制があった経緯から輸入肉全体への不信感が広まったのだが、最近はスーパーマーケットのほか、牛丼店やレストランなどでメキシコ産牛肉を見かけるようになっている。食肉を扱う業者によると「メキシコ産は日本で流通する牛肉全体の2%ほどの量ですが、1980年代から輸入され90年代の輸入自由化で増加、BSE問題のときアメリカ産に代わるものとして注目されてきた」という。 「2004年、EPA(経済連携協定)でさらに日本への輸出に本腰となり、メキシカンビーフ輸出協会は昨年、対日輸出5%増を目標に発表しています。7月末、冷凍牛肉に緊急輸入制限が発動すると、アメリカ産やカナダ産を使ってきた牛丼の松屋やステーキのけんもメキシコ産への転換を検討しているとしました」(同) 普及に追い風が吹いていたメキシコ産牛肉だったわけだが、ボクシング協栄ジムの金平桂一郎会長はネリ側の主張に対して8月26日、Twitterで「これが本当なら、メキシコ産の牛肉は食べてはいけない事になる。メキシコ遠征などとか、仮にメキシコ産の牛肉が一般家庭に出回るとしても日本人は買わないですね」とした。 スポーツ界でドーピングの危険性からメキシコ産牛肉に待ったをかけた例は過去にもある。アメリカのプロフットボール「NFL」は昨年、選手に中国とメキシコ産の肉を食べないよう通知。その理由が筋肉増強剤の注入だった。NFL側の出した話では、大量摂取した場合、動悸、頭痛、めまい、神経過敏、嘔吐などの副作用があり、これは加熱調理しても影響が残るとしている。 「メキシコでは家畜にこうした薬物を使用することは禁じられているため、本来は問題がないはずなのですが、アメリカ産牛肉の一部にこれが許され、隣国メキシコに流れているという風説は確かにあります」と前出業者。 事実、11年にはメキシコで、サッカー選手5人に薬物の陽性反応が出たときに、その原因が合宿中の食肉だと認められた。そのため、世界アンチドーピング機構(WADA)が公式に中国やメキシコでの食事に注意するようスポーツ選手に通達したこともあるのだ。対して食肉業界はどうか。メキシコ肉の輸入に携わる現地業者に聞いてみた。 「メキシコではサガルパと呼ばれる食料省が安全性を厳しく管理していて、検査を受けた処理施設が肉の加工を行っている。牛肉よりもずっと多くの豚肉やアボカド、マグロなどがすでに日本に輸出されているが、何も問題は起きていない」 ただ、調べたところではサガルパによる検査により流通している食肉は全体の6~7割で、残りはそうではない。こう見ると食肉業界では安全を前提に話が進んでいても、スポーツ方面では危機感が根強い印象。そのあたりは日本側の検査を信じるしかなく、まさか人体に悪影響を及ぼす汚染肉が市場に出ているとは思えないわけだが、ボクシングのドーピング騒ぎで警戒感が強まったのは確かだ。食の安全には供給する側がそれを証明して不安を払しょくする必要がある。当然、ボクシング側もネリの主張が本当なのかを検証しなければならないだろう。 (文=片岡亮/NEWSIDER)※イメージ画像
このまま引退も……? ボクシング現役世界王者・井岡一翔に大異変「ジムに顔を出していない」
プロボクシングで世界タイトルを3階級制覇している現WBAフライ級王者の井岡一翔に“引退危機”がささやかれている。これを最初に伝えたのは、8月10日付の夕刊フジ、筆者の連載コラムにおいてである。 その後に一部週刊誌が後追いしているが、所属の井岡ジム関係者が6~7月に「前回4月の試合以降、ジムに顔を出しておらず、最悪このまま引退」と話していたのである。 さらに新たに聞こえてきた話では「別のジム関係者が井岡の獲得に意欲を見せているらしい」というのである。もし、井岡がこのジムに移籍した場合、今後の試合は、これまで試合を中継放送してきたTBSではない別の局になるという。 「ただ、ジムやテレビの移籍が絡むとボクシング界はかなりモメる。よほど円満に話が進まないと、実現は難しいと思う」と、事情を知る業界関係者。 井岡が所属するのは父親、一法氏が会長を務める井岡ジム。本来ならファミリー運営でもめる要素などないはずだったが、その父親との関係が悪化したと関係者は話す。 「父親が谷村奈南との結婚に反対したという話もありますが、どうもそれだけではなくて、金銭問題も聞こえてきています。ただ、親子の話なので、何が一番の原因かはハッキリつかめない。どうであれ、一法会長はかなりのワンマン。たとえ愛息であっても口を挟めなかった部分があって、亀裂が深まった感じですね」(同) 一法氏は昨年、週刊誌に脱税や療養費詐欺といった疑惑を報じられている。これらが立件されたわけではないが、このイメージダウンを一翔本人が不快に思っていたという話もある。 また、一法氏は元世界2階級制覇の弟、井岡弘樹ジムの弘樹会長とも数年前にジム分裂で距離ができ、絶縁に近い状態に陥っている。何かとトラブルがささやかれる人物だ。 「ジムには息子以外にも元世界ランカーの人気選手もいたんですが、彼もまた一法会長の振る舞いに疲れてジムを去ってリタイヤ状態です。選手を育てる手腕は高いんですがね……」(同) 井岡はアマチュアで活躍後、2011年にWBCミニマム級、12年にWBAライトフライ級、15年に同フライ級王座を獲得し、プロ3階級制覇を達成。今年4月の試合で5度目の防衛に成功し、その翌月には結婚を発表していた。公私ともに順調に見えたが、それが一転して、次戦の予定が立たない状況だ。ならば、ほかのジムに移籍すればと考える人もいるだろうが、関係者が話すように、ボクシング界では移籍が非常に難しい制度になっている。 「選手の意向だけでは自由になれない。芸能プロダクションの奴隷制度とそっくりで、所属ジムの了承なしに移籍ができない。勝手に移籍しようと思えば高額な移籍金を出せと言われ、それが出せないと所属のまま試合も組まれない“飼い殺し状態”にされる。若いボクサーの全盛期は限られるから、それが怖くてみんなジムの会長には逆らえない」(同) その縛りは、移籍だけにとどまらない。ある元選手は世界チャンピオン時代、海外でのビッグマッチを望んでいたが、ジム側が日本で細々と興行をやっていたほうが儲かると判断して、延々と格下や無名外国人との消化試合をやらせていた。選手は後援者にそのことを愚痴っていたことが漏れ伝わっており、結局、モチベーションの低下が引退にもつながった。 井岡が移籍するには父親の協力が不可欠であるが、現在は対話のない状況だというしかし、7月末にWBAからランキング1位のアルテム・ダラキャン(アゼルバイジャン)と防衛戦を行うよう指示が出ており、これに応じなければベルトははく奪となる。このままであれば、11年から6年連続で開催されてきた恒例の「大みそかマッチ」が途絶えることにもなり、その進退が注目される。 (文=片岡亮/NEWSIDER)『井岡一翔 激闘 ~井岡伝説2階級制覇への道~』(TCエンタテインメント)
このまま引退も……? ボクシング現役世界王者・井岡一翔に大異変「ジムに顔を出していない」
プロボクシングで世界タイトルを3階級制覇している現WBAフライ級王者の井岡一翔に“引退危機”がささやかれている。これを最初に伝えたのは、8月10日付の夕刊フジ、筆者の連載コラムにおいてである。 その後に一部週刊誌が後追いしているが、所属の井岡ジム関係者が6~7月に「前回4月の試合以降、ジムに顔を出しておらず、最悪このまま引退」と話していたのである。 さらに新たに聞こえてきた話では「別のジム関係者が井岡の獲得に意欲を見せているらしい」というのである。もし、井岡がこのジムに移籍した場合、今後の試合は、これまで試合を中継放送してきたTBSではない別の局になるという。 「ただ、ジムやテレビの移籍が絡むとボクシング界はかなりモメる。よほど円満に話が進まないと、実現は難しいと思う」と、事情を知る業界関係者。 井岡が所属するのは父親、一法氏が会長を務める井岡ジム。本来ならファミリー運営でもめる要素などないはずだったが、その父親との関係が悪化したと関係者は話す。 「父親が谷村奈南との結婚に反対したという話もありますが、どうもそれだけではなくて、金銭問題も聞こえてきています。ただ、親子の話なので、何が一番の原因かはハッキリつかめない。どうであれ、一法会長はかなりのワンマン。たとえ愛息であっても口を挟めなかった部分があって、亀裂が深まった感じですね」(同) 一法氏は昨年、週刊誌に脱税や療養費詐欺といった疑惑を報じられている。これらが立件されたわけではないが、このイメージダウンを一翔本人が不快に思っていたという話もある。 また、一法氏は元世界2階級制覇の弟、井岡弘樹ジムの弘樹会長とも数年前にジム分裂で距離ができ、絶縁に近い状態に陥っている。何かとトラブルがささやかれる人物だ。 「ジムには息子以外にも元世界ランカーの人気選手もいたんですが、彼もまた一法会長の振る舞いに疲れてジムを去ってリタイヤ状態です。選手を育てる手腕は高いんですがね……」(同) 井岡はアマチュアで活躍後、2011年にWBCミニマム級、12年にWBAライトフライ級、15年に同フライ級王座を獲得し、プロ3階級制覇を達成。今年4月の試合で5度目の防衛に成功し、その翌月には結婚を発表していた。公私ともに順調に見えたが、それが一転して、次戦の予定が立たない状況だ。ならば、ほかのジムに移籍すればと考える人もいるだろうが、関係者が話すように、ボクシング界では移籍が非常に難しい制度になっている。 「選手の意向だけでは自由になれない。芸能プロダクションの奴隷制度とそっくりで、所属ジムの了承なしに移籍ができない。勝手に移籍しようと思えば高額な移籍金を出せと言われ、それが出せないと所属のまま試合も組まれない“飼い殺し状態”にされる。若いボクサーの全盛期は限られるから、それが怖くてみんなジムの会長には逆らえない」(同) その縛りは、移籍だけにとどまらない。ある元選手は世界チャンピオン時代、海外でのビッグマッチを望んでいたが、ジム側が日本で細々と興行をやっていたほうが儲かると判断して、延々と格下や無名外国人との消化試合をやらせていた。選手は後援者にそのことを愚痴っていたことが漏れ伝わっており、結局、モチベーションの低下が引退にもつながった。 井岡が移籍するには父親の協力が不可欠であるが、現在は対話のない状況だというしかし、7月末にWBAからランキング1位のアルテム・ダラキャン(アゼルバイジャン)と防衛戦を行うよう指示が出ており、これに応じなければベルトははく奪となる。このままであれば、11年から6年連続で開催されてきた恒例の「大みそかマッチ」が途絶えることにもなり、その進退が注目される。 (文=片岡亮/NEWSIDER)『井岡一翔 激闘 ~井岡伝説2階級制覇への道~』(TCエンタテインメント)
フジ格闘技『RIZIN』がゴールデン帯でまたも爆死! テレ東『あなたのゴミがお宝に!』にも惨敗……
7月30日にフジテレビ系で放送された総合格闘技団体『RIZIN2017―夏の陣―』の平均視聴率が6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。裏のテレビ東京系『あなたのゴミがお宝に!平成のリサイクル密着24時』の7.6%にも敗れ去った。 瞬間最高視聴率は冒頭の8.9%だったが、試合で最も高い数字を取ったのは、オープニングで放送された、バラエティタレント・野沢直子の長女、真珠・野沢オークライヤーのプロデビュー戦で7.6%。それ以降に放送された試合は、低視聴率に沈んだ。 4月16日に横浜アリーナで開催された前大会もそうだったが、今大会もこれといった目玉カードがなく、“売り”となったのは、野沢をはじめ、山本美憂、KINGレイナ、ギャビ・ガルシアといった女子選手たちの試合。それも、著名な選手とのマッチメイクではなかったため、お茶の間の関心は呼ばなかったようだ。 2015年に旗揚げした『RIZIN』のこれまでのゴールデン・プライム帯での視聴率は、同12月31日が7.3%(第2部)、16年9月25日が8.5%、同12月31日が7.1%(第2部)、今年4月16日が5.4%。今大会は前回よりは0.9ポイント上回ったが、過去ワースト2位の視聴率で、浮上の気配すらない。 「真珠・野沢オークライヤーは子どもの頃、空手をたしなみ、アマチュアの総合格闘技で3戦闘ってはいますが、特別な実績があったわけではありません。母親が日本では有名人だったから、チャンスをつかんだだけにすぎません。対戦相手のシーナ・スターは、34歳にしてデビュー戦。八百長とは言いませんが、野沢に勝たせるために連れてきたような選手です。試合は見ての通り、レベルの低いもので、とても野沢と強豪との対戦を組むことはできそうにありません。ただ、176センチとモデル並みの高身長で、今大会で知名度もかなり上がり、視聴率も取ったので、今後『RIZIN』は、“客寄せパンダ”として重用するでしょうね」(スポーツ紙記者) かつて、格闘技ブームの全盛期、旧『PRIDE』の中継は、大みそかの『NHK紅白歌合戦』の裏でも高視聴率を取っていたが、それは“今は昔”の話。なかなか視聴率が取れないとなると、当面はド新人の野沢に頼るしかなさそう。 ところで、2番目に放送された美憂対キャシー・ロブの開始直前には、リングサイドに陣取った女優・真木よう子が、爆死中の主演ドラマ『セシルのもくろみ』(木曜・後10時)を紙に書いてPRに努めたが、“場違いな番宣”に悲哀を感じた視聴者も少なくなかっただろう。 (文=田中七男)「RIZIN FIGHTING FEDERATION」オフィシャルサイトより
大人気ユーチューバーのジョーが総合格闘技へ! 亀田興毅戦、プロテスト挑戦に続き『THE OUTSIDER』参戦
AbemaTVの特別企画『亀田興毅に勝ったら1000万円』に登場して話題になり、現在70万人以上のチャンネル登録者数を誇る人気ユーチューバー「ジョー」が、今度は総合格闘技に挑戦だ。 リングス・前田日明代表が主催する、競技を通じて不良たちを更生させ、現代版「あしたのジョー」を送り出すためのアマチュア格闘技イベント『THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)』への参戦を表明したのである。 7月24日、都内にあるリングスの事務所。THE OUTSIDERを運営する前田のもとへ、ジョーは参戦表明をすべく姿を現した。「恐れを知らない破天荒男」との異名を持つジョーだが、その顔には隠しきれない緊張が見える。“格闘王”前田日明を前にし、完全に萎縮している様子だった。 現在、亀田興毅のバックアップを受けつつ、わずか3カ月でボクシングのプロテストに合格するという目標を掲げて注目を集めているジョーだが、テスト前に『THE OUTSIDER』へ出場することが大きな経験になることは間違いない。“度胸試し”という面でも、これ以上の舞台はないだろう。 また、“腕試し”という面でも、意味のあるものになるはずだ。ジョーは、過去にボクシング経験はあるために完全な素人ではない。今回の『THE OUTSIDER』のリングでも、相応の戦いが期待できるのではないか。 しかし、そのジョーの挑戦を聞いた前田は「OUTSIDERはパンチだけじゃないよ。蹴りもあるし、投げもあるし、関節あるし、絞められて落とされることもある」と、総合格闘技の厳しさを淡々と、そして野太い声で語るのだった。 その言葉に一瞬ひるんだジョーだが、即座に「大丈夫です」と返答する。しかし、さらに前田は過去にあった事例を用いて格闘技の危険さを続けて説明。「命を落とす可能性があること」を、真剣な眼差しで伝えていた。その眼光は「お前にその覚悟があるのか?」と問いただしていることに他ならない。 前田の言葉を聞いても、ジョーの決意が変わることはなかった。準備を万全に行ったうえで、試合に臨むことを誓ったのだ。前田氏の激しい言葉に少々腰が引け気味だったジョー。ジョーを『THE OUTSIDER』に誘ったのは、かつて同リングで活躍していたユウタ(写真中央)。彼も『亀田に勝ったら1000万円』の挑戦者だった。
■準備期間はわずか6日! しかし次の瞬間、状況は一変することになる。 「7月30日だから、あと6日しかないけど大丈夫か?」 前田の言葉に、室内が笑いに満たされる。「え? これ今日初めて知ったんですけど……30って、あと6日後ですよね?」と、うろたえるジョー。彼は試合の日時を知らされていなかったようだ。 プロに比べれば安全性が保たれている部分はあるが、腕自慢の喧嘩屋など“ヤンチャ”なメンバーが集まる『THE OUTSIDER』。隠れてエグい攻撃をする者や、デビュー戦から突出した“化け物”もいると前田は語った。さらに使用する薄いグローブは、ボクシングとは異なる危険性を秘めていることも強調される。 なんの準備もなしに上がれる甘いリングではない。しかし『THE OUTSIDER』に出場すれば、プロテストに対する緊張や不安など微塵もなくなることだろう。自信もつくはずだ。場の雰囲気は“その方向”へ向かっている。すべてを悟ったジョーは「これ出るしかないやつや!」と、絶叫とも悲鳴とも取れる声を張り上げるのだった。 結果としてジョーは「クレイジーチャレンジャーという肩書でやらせてもらってるんで!」と出場の決意を固める。そんなジョーに対し、前田はいきなり強烈なボディーブローをお見舞い。激励の意味もあるのだろう。悶絶するジョーに対し「もうちょっと鍛えなあかんな」とアドバイスを送った。 その後も前田の、先ほどより“どぎつい”3発のボディーブローと、力強いビンタが炸裂。さすがのジョーもフラフラだったが、気合いは注入されたのだろう。「何でも来いっ! やるぞっ!!」と、アピールするのだった。 さらに前田の口から「OUTSIDERの会場には超絶ベッピンがいっぱいいる」という、ジョーのやる気を高める言葉が飛び出す。勝てばモテる……。「これやるしかないっすね! がんばります!!」。ジョーの気合が、最高潮にまで達したことは間違いなさそうだった。 ジョーの対戦相手は、両肩にどっしりとした入れ墨が入る、鹿児島の猛者・森田興希選手。総合格闘技経験は3年を超えるという。 初めての総合格闘技、圧倒的に足りない練習時間。この挑戦は不安要素だらけといえる。しかし「それらを吹き飛ばすのではないか」と感じさせる魅力を、このジョーという男は持っている。元世界チャンピオン亀田興毅と死闘を繰り広げた「破天荒男」が、どのような戦いを見せてくれるかに注目だ。 他にも腕に覚えのある猛者たちが集結する『THE OUTSIDER 第47戦』は、7月30日ディファ有明で開催。今回は、インターネット生中継も予定されている。他では味わえない衝撃・感動を味わわせてくれる開催になりそうだ。 (文=編集部) 『THE OUTSIDER 第47戦』 7月30日、東京・ディファ有明で開催 14時開場、15時開始予定 チケット情報 http://www.rings.co.jp/archives/23593 インターネット中継 http://live.nicovideo.jp/watch/lv303439155最後は、気合みなぎるファイティングポーズ。どんな戦いを見せるのか?
プロボクシング村田諒太“疑惑の判定負け”にフジテレビ大喜び!?「再戦なら視聴率20%確実!」
村田諒太(帝拳)が判定負けを喫したボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦に、壮大な“炎上商法”のにおいが漂ってきた。 「これで再戦になったら誰もがバンザイな流れ。村田本人も高いファイトマネーがまたもらえるし、主催の帝拳ジムも大儲け。フジテレビの高視聴率は間違いないし、WBAも承認料が稼げる。だから関係者の中には『これじゃ、わざと疑惑の採点を演じさせて火をつけたみたいだ』なんてささやかれているんですよ。実際にそうじゃなくても、そう見えちゃう人も結構いるんじゃないですかね」(都内ジム関係者) 5月20日の有明コロシアム、村田はフランスのアッサン・エンダムと対戦し、4ラウンドにダウンを奪って相手を何度もロープ際まで追い込んだ。しかし、判定結果はジャッジひとりが117-110と村田の優勢を支持したが、残り2人のジャッジは111-116、112-115でエンダムとし、1-2で村田が敗北した。2人のジャッジは9ラウンド以降の4ラウンドすべてでエンダムに優勢点を付けており、これにはファンが騒然となった。村田が所属する帝拳ジム・本田明彦会長も激怒。直後にWBAのヒルベルト・メンドーサJr.会長が、「自身のつけた採点表では117-110で村田の勝ちだった」と表明して、再戦を約束した。 「これは、テレビ中継も騒動を広げた一因ですよ。実況アナウンサーが村田のパンチが当たったときだけ、声を上げて伝えていて、採点が公開もされていないのに『明らかに優勢ですね』と言っていたので、視聴者の多くは村田の圧勝イメージになってしまった。亀田兄弟で似たような問題が起きたケースとそっくりです」(ボクシング記者) ただ、この騒動に大喜びなのが、試合を中継したフジテレビの関係者だ。 「再戦やったら20%は超える。予算3億円出してもいいぐらいの話では」 何しろフジテレビは視聴率が低迷して、30年もグループのトップを務めてきた日枝久会長と、プロデューサーとしてドラマ『踊る大捜査線』シリーズをヒットさせたことで知られる亀山千広社長が責任をとって退任を決めたばかりだ。 特にフジは2013年に亀山社長が就任して以後、業績が悪化するばかりで、年間視聴率(ビデオリサーチ調べ)は13年に7.1%で民放キー局5社の中で3位だったところ、昨年は5.7%の4位に下落している。何をやっても視聴率が取れない負のループに陥っていた中で、村田の試合中継は関東地区で17.8%、関西地区では18.4%、地方によっては20%を軽く超えるエリアもあったほどの高視聴率だった。これまで村田の試合中継の視聴率は1ケタが大半で苦戦していたが、世界戦で一気に跳ね上がった形だ。それが再戦の可能性も出てきたことで「2度おいしい」ということになりそうなのだ。 「昔、亀田興毅とファン・ランダエタで疑惑の採点騒動があったときは、亀田がダウンを奪われて試合終盤にヘロヘロの状態だったのに結果は判定勝ちでした。このときは放送局のTBSにも抗議が殺到する事態になったんですが、視聴率は関東平均42.4%で、気をよくしたテレビやプロモーターはすぐに再戦をマッチメークしたんです。結果は亀田が勝利して関東30.1%の視聴率を取りました。実はあのとき、ランダエタを招へいして興行に関与していたのが、他でもない帝拳ジムだったんです。大手のジムに気を使った“亀田寄りのジャッジ”という見方が出るのを恐れた業界人は、それを隠すためにメディアで『採点は妥当だった』なんて話を振りまいていました。今回も帝拳ジムが怒っているので、誰もそれに異を唱えられない状況が出来上がっています」(同) また、この記者は「今回の興行はチケットが売れず大赤字だったんですから。回収するならどんな手段でもとるはず」とも明かしている。 ロンドン五輪・金メダリストの村田がプロ転向したのは、フジテレビと大手広告代理店の電通が組んだ「一大プロジェクト」だったといわれ、広告スポンサーが大量に付いた壮大なビジネスだった。 村田をスターにしようと必死のボクシング界。原則的に世界タイトルマッチでの連続した再戦はルールで禁止されているが、「本来は世界戦で調整試合を挟まないダイレクトリマッチは禁止されているのに、タイトルマッチの承認料を稼ぐためにはWBAも喜んで特例をつくるでしょうね。こういうのを業界では帝拳マジックって呼ぶんですよ」と記者。 初の世界タイトルマッチで多くのファンに「勝っていた」と支持され、その実力が世界でも十分通用することを証明した村田だが、周囲の騒音に惑わされず研鑽に励んでほしいところだ。帝拳公式サイトより
韓国レジェンドボクサー2人による“竹島ボクシング”は詐欺? 日本ボクシング界から猛反発も
「韓国人ボクサーは日本で試合できないようにすればいい!」 そう激高したのは、日本のボクシングジム会長だ。昨今の日韓の政治的対立から、韓国への嫌悪を強めていたが「韓国には経済制裁で対抗すべきだ」とまで言っている。その理由は、韓国のボクシング元世界チャンピオンの2人が3月1日、領土問題となっている島根県の竹島で試合を行うと発表したからだ。 主催は、長く竹島を韓国領土として認めるよう活動してきた歌手キム・ジャンフンで、過去、新宿や渋谷の建物などに日本を批判する従軍慰安婦問題のビラ1,500枚以上を無断で貼りまくった反日活動家。今回、韓国の独立運動を記念する3月1日の三一節に、竹島でボクシングマッチを開催し、元WBC世界Lフライ級チャンピオンの張正九と、元WBA同級チャンピオンの柳明佑が対戦すると発表した。 両王者は韓国では伝説的な英雄で、アメリカのボクシング殿堂にも選ばれたことがある。ただ、元武道家で日韓文化研究家であるカン・ヨンヒ氏によると「あんな場所で実際にその日に開催できるかは不透明」だという。 「政府の許可が下りているのかもわからず、現地は天候も不安定だし、ボクシングのリングをあんなところまで運べるのかも疑問。キム氏はボクシング興行に決して詳しくはないし、ブッキングされたチャンピオンも主旨をよくわかっていない可能性もあります。韓国ではボクシング人気がなく、業界が壊滅状態。試合をしても見に行く人はほとんどいないのでは……」(同) 開催の可否はともかく、日韓で互いに領土の主張をしている状態の竹島は、韓国が実効支配中。パク・クネ大統領も含め、これまで多くの韓国議員らが現地にヘリコプターで不法上陸したこともあるが、これらは対日というより、選挙資金を集めたり人気取りの国内向けパフォーマンスである色が強いとされる。そのためカン氏も「今回も、その類いに見える」と見ている。 「キム氏は、これまでアメリカに慰安婦記念館を作るなどといって、ライブ活動で何度も大々的に寄付活動をしてきたんですが、昨年12月に集めた金を寄付していなかったことが報道され、本人も反論をしなかったことから詐欺師呼ばわりされてます。竹島ボクシングも、これを理由に寄付を募っているらしいので、ボクシングのレジェンドがこれに参加するのは、詐欺に加担する危険性もあるんです」(同) 韓国の英雄2人がこれまで反日的だったという話は聞かない。張はかつて大橋秀行、渡嘉敷勝男と、柳は井岡弘樹と試合をしていて、ともに日本のボクシングファンにも知られた有名選手。引退後も、日本のボクシング関係者と親交がある。 ともに53歳でとっくに引退している身だから、試合をするといってもスパーリング程度のことしかできないはずだが、前出会長はこの話に激怒し、「アメリカではアジア人を日系とか中国系とか分けて呼ぶのに、日本はそれをしない。日本でも韓国系ボクサーとか韓国系ジムはそう区別するべきじゃないのか」とまで言い出すほどになり、さらには「協会がこれを黙認するなら動きを起こす」とまで言い出した。 会長が運営するジムはプロ組織の日本プロボクシング協会の所属だが、「同志を集めているところ」と派閥の形成も宣言。 「協会の前会長、大橋は韓国とベッタリで日韓合同大会とかを定期的にやっている。協栄ジムの金平(桂一郎・東日本協会の副会長)も奥さんが韓流グッズショップをやってたぐらい韓国寄りだし、俺としてはそういうのは許せない。合意を平気で破ったような連中に媚びを売ってる奴はボクシング界にいらない。報復として韓国人ボクサーの試合をできないようにするべきだ。それを提案しても協会に却下されるのは分かり切っている。だから狼煙を上げる」(同) あまりに極端な主張ではあるが先日、この会長は親しいジム会長と集まり、現在の協会内の資金の扱いなどについての不満を意見交換。19年の次期会長選挙に向けた派閥作りまでしていることを明かしている。 「これまで何度も協会の金をきちんとさせようとする話が出たけど、帝拳ジムとか大手が反発してみんな尻込みしてきた。もうそういうのは終わりにしないと」(同) 竹島ボクシングイベントが、日本のボクシング界の内紛につながらなければよいのだが……。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)※イメージ画像 photo by Kristin Wall from flickr.
韓国レジェンドボクサー2人による“竹島ボクシング”は詐欺? 日本ボクシング界から猛反発も
「韓国人ボクサーは日本で試合できないようにすればいい!」 そう激高したのは、日本のボクシングジム会長だ。昨今の日韓の政治的対立から、韓国への嫌悪を強めていたが「韓国には経済制裁で対抗すべきだ」とまで言っている。その理由は、韓国のボクシング元世界チャンピオンの2人が3月1日、領土問題となっている島根県の竹島で試合を行うと発表したからだ。 主催は、長く竹島を韓国領土として認めるよう活動してきた歌手キム・ジャンフンで、過去、新宿や渋谷の建物などに日本を批判する従軍慰安婦問題のビラ1,500枚以上を無断で貼りまくった反日活動家。今回、韓国の独立運動を記念する3月1日の三一節に、竹島でボクシングマッチを開催し、元WBC世界Lフライ級チャンピオンの張正九と、元WBA同級チャンピオンの柳明佑が対戦すると発表した。 両王者は韓国では伝説的な英雄で、アメリカのボクシング殿堂にも選ばれたことがある。ただ、元武道家で日韓文化研究家であるカン・ヨンヒ氏によると「あんな場所で実際にその日に開催できるかは不透明」だという。 「政府の許可が下りているのかもわからず、現地は天候も不安定だし、ボクシングのリングをあんなところまで運べるのかも疑問。キム氏はボクシング興行に決して詳しくはないし、ブッキングされたチャンピオンも主旨をよくわかっていない可能性もあります。韓国ではボクシング人気がなく、業界が壊滅状態。試合をしても見に行く人はほとんどいないのでは……」(同) 開催の可否はともかく、日韓で互いに領土の主張をしている状態の竹島は、韓国が実効支配中。パク・クネ大統領も含め、これまで多くの韓国議員らが現地にヘリコプターで不法上陸したこともあるが、これらは対日というより、選挙資金を集めたり人気取りの国内向けパフォーマンスである色が強いとされる。そのためカン氏も「今回も、その類いに見える」と見ている。 「キム氏は、これまでアメリカに慰安婦記念館を作るなどといって、ライブ活動で何度も大々的に寄付活動をしてきたんですが、昨年12月に集めた金を寄付していなかったことが報道され、本人も反論をしなかったことから詐欺師呼ばわりされてます。竹島ボクシングも、これを理由に寄付を募っているらしいので、ボクシングのレジェンドがこれに参加するのは、詐欺に加担する危険性もあるんです」(同) 韓国の英雄2人がこれまで反日的だったという話は聞かない。張はかつて大橋秀行、渡嘉敷勝男と、柳は井岡弘樹と試合をしていて、ともに日本のボクシングファンにも知られた有名選手。引退後も、日本のボクシング関係者と親交がある。 ともに53歳でとっくに引退している身だから、試合をするといってもスパーリング程度のことしかできないはずだが、前出会長はこの話に激怒し、「アメリカではアジア人を日系とか中国系とか分けて呼ぶのに、日本はそれをしない。日本でも韓国系ボクサーとか韓国系ジムはそう区別するべきじゃないのか」とまで言い出すほどになり、さらには「協会がこれを黙認するなら動きを起こす」とまで言い出した。 会長が運営するジムはプロ組織の日本プロボクシング協会の所属だが、「同志を集めているところ」と派閥の形成も宣言。 「協会の前会長、大橋は韓国とベッタリで日韓合同大会とかを定期的にやっている。協栄ジムの金平(桂一郎・東日本協会の副会長)も奥さんが韓流グッズショップをやってたぐらい韓国寄りだし、俺としてはそういうのは許せない。合意を平気で破ったような連中に媚びを売ってる奴はボクシング界にいらない。報復として韓国人ボクサーの試合をできないようにするべきだ。それを提案しても協会に却下されるのは分かり切っている。だから狼煙を上げる」(同) あまりに極端な主張ではあるが先日、この会長は親しいジム会長と集まり、現在の協会内の資金の扱いなどについての不満を意見交換。19年の次期会長選挙に向けた派閥作りまでしていることを明かしている。 「これまで何度も協会の金をきちんとさせようとする話が出たけど、帝拳ジムとか大手が反発してみんな尻込みしてきた。もうそういうのは終わりにしないと」(同) 竹島ボクシングイベントが、日本のボクシング界の内紛につながらなければよいのだが……。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)※イメージ画像 photo by Kristin Wall from flickr.








