『柳美里不幸全記録』(新潮社)
辻希美、神田うの、辺見えみり、小倉優子など、ママタレが芸能界を席巻している昨今、文壇でもママ作家が活躍している。最近では、川上未映子が出産で産休に入ったのも記憶に新しいが、育児と並行しながらヒット作を生み出す女性作家はたくさんいる。
「2008年のデビュー作『告白』(双葉社)が、250万部を超えるヒットとなった湊かなえは、現在小学6年生のお子さんがいて、運動会を見にいくために原稿を早めに上げるという子煩悩さ。同作の執筆中は、お子さんがまだ小学校低学年で一番が手の掛かる時期だったにもかかわらず、一度も原稿を落としたことはなかったとか。また、『図書館戦争シリーズ』(角川書店)で知られる有川浩は、子どもの教育に熱心なママだと、よく編集者の間で名前が挙がりますよ。体操教室に通う子どもの送り迎えをしているという話も聞きます。それから、直木賞作家の桜木紫乃も、朝6時に起きて娘さんのお弁当を作り、原稿に向かう生活をしていると語っています」(雑誌編集者)
