稲垣吾郎の冠番組『ゴロウ・デラックス』が終了!? 地上波レギュラーがゼロになった芸能人たち

 今年2月上旬、稲垣吾郎が司会を務めるバラエティ番組『ゴロウ・デラックス』(TBS系)が終了するという報道が世間を賑わせた。

 2017年にジャニーズ事務所を退所した稲垣は、草なぎ剛や香取慎吾と共に「新しい地図」として再出発。しかし、3人の地上波レギュラー番組は続々と終了することに。『ゴロウ・デラックス』は、稲垣が唯一持っている地上波の冠番組ということで、ファンの支えになっている番組だ。

 今春で番組が終了するというウワサに、ネット上からは「ついにゴロデラも終わるのか。本格的に地上波出演なくなっちゃうじゃん」「どうしてこの番組は解散・退所騒動後も継続できたんだろう? そこを乗り越えたのに、なぜ今終了なのかわからん」「地上波にはこだわらないんでしょ? SNSもやってるし、本人はそっちをしたかったのでは?」などの声が上がっていた。

 今回は稲垣のように、地上波のレギュラーがゼロになってしまった芸能人たちをご紹介していこう。

 

●木梨憲武

 18年3月に『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了したことで、とんねるずの地上波レギュラーもゼロに。石橋貴明は、翌4月に『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)をスタートさせたが、木梨憲武は今のところ地上波テレビのレギュラーは持っていない。

 そんな木梨だが、映画『いぬやしき』(2018)への出演や芸術活動を本格的にスタートさせるなど精力的に活躍。また18年10月からは、『土曜朝6時 木梨の会。』(TBSラジオ)をスタートさせるなどマイペースに活動している。現在の木梨の姿に、SNSなどからは「ノリさんは多才だから、テレビのレギュラーなくなっても困らないでしょ。自分の好きなように楽しく生きていきそう」「ノリさんはお笑いを続けたいっていう信念なさそうだし、アートとか俳優とかが好きそうだから良いと思う」などの声が上がっていた。

 

●板倉俊之

 お笑いコンビ・インパルスの板倉俊之も、地上波のレギュラーがゼロ。その原因は相方の堤下敦が17年に車に関連した不祥事を2度も起こし、自動的に板倉の仕事も激減したからだといわれている。

 レギュラー番組はなくなったが、板倉は“自虐キャラ”や“腐りキャラ”の才能が開花。バラエティー番組で存在感を発揮し、プチブレイクを果たした。また執筆活動にも力も入れており、これまでに4冊を上梓。多方面で活躍する板倉の姿に、ネット上からは「相方に恵まれなかったけど、板倉はめっちゃ面白いよね」「会ったことあります! 堤下はめっちゃ愛想悪かったけど、板倉さんは笑顔で会釈してくれて手を振り返してくれた」「最近は色々あって、哀愁漂う渋い芸人になったなと思う。腐り芸も面白いし、もっとテレビに出てほしい」といった声が上がっていた。

インパルス板倉と袴田吉彦は同じ枠!? 『アメトーーク!』で明かされた、生々しい“類似タレント”事情

「類似タレント」なる言葉がある。その意味を把握している者は、いまや市井にも多いはずだ。端的に、イメージが似ている有名人のことを指す。

 わかりやすい例で言うと、出川哲朗と上島竜兵(ダチョウ倶楽部)は「リアクション芸人」というくくりで類似タレントだろう。ハーフというくくりにも類似タレントは多数存在するし、ツッコミ芸人も同様。意外なところでは、大竹まことが「よく、CMのキャスティングでこの人と最後まで争ってたという話を聞く」と、高田純次の名前を挙げていたことを覚えている。

 そう、類似タレントは同じ方向を向く戦友であり、キャスティング時にはライバルのような存在になる。一つの企画が決まり、そこに当てはめたいタレントのイメージがあったとする。その座席をめぐり、当人不在の会議室や企画書上で人知れずイス取りゲームが行われているのだ。

■麒麟・川島、インパルス・板倉の類似タレントは?

『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は、一般人が知り得なかった(知らなくても良かった)スキルや情報をエンタテインメントに昇華し、内部事情を視聴者に共有する形で人気を博してきた番組だ。いまや常識となった「ひな壇トーク」という概念は、この番組が広めたものである。

 だとしても、5月10日放送分の攻め気は目を引いた。タイトルがすごい。「(仮)バラシ芸人」である。番組が(仮)で収録日のスケジュールを押さえるも、直前になってバラされる(キャンセルされる)芸人にスポットを当てた企画だ。

 なぜ、バラされるのだろう? (仮)で押さえられるのはあくまで第2希望、第3希望のタレントであり、心底出演してほしい本命のタレントは別にいる。その本命が出演OKと返答したため、第2希望以下である彼ら彼女らはバラされたのだ。

 ここで気になるのは、自分の代わりに誰が出演しているのかということ。当の(仮)バラシ芸人もそれは気にしているらしく、オンエアでチェックすることもしばしば。結果、類似タレントを自然と把握することになる。例えば、麒麟の川島明は以下のように分析している。

「僕の場合だと、若林くん(若林正恭/オードリー)だとか、あっちゃん(中田敦彦/オリエンタルラジオ)がいたりだとか」

 若林正恭、中田敦彦、川島明……。なるほど、芸のマイルドさや使い勝手など、いくつかの共通項を彼らから見出すことは可能だ。

 悔しげな表情を浮かべる川島であったが、そこにインパルスの板倉俊之がかぶせた。なんと彼、「川島の代わり要員」としてのキャスティングが多いというのだ。

「テレビを点けたら僕が(仮)でバラされた番組がやってて。川島さんがバンバン大喜利に答えて、ドッカンドッカン受けてたんですよ。だからと言ってこれをね、誰にどうぶつけるんですか? 番組に言っても見苦しいし、マネジャーに言っても見苦しい」(板倉)

 板倉の悲しみのステージは続く。

「昨年のアレ(相方・堤下敦の謹慎処分)から、袴田吉彦さんとかぶったりするんですよ。でも、勉強になりました。あっちの“お騒がせ界”にもピラミッドがあるんだなって。離婚したての人がNGだと僕が呼ばれて、不幸話をするみたいな。『来年はいいことありますように』って神社行くロケにキャスティングされたり」(板倉)

 センスあるコントに定評のあった板倉が、まさか袴田と類似タレントになるとは夢にも思わなかっただろう。

 もっとわかりやすい例もある。今回、パンサーの尾形貴弘とあばれる君も出演しているのだが、この2人は完全に類似タレントだ。大声を出し、汗をかいて頑張る若手枠。それは、当人らも承知のよう。

「バラされた番組のオンエアは、絶対チェックするんですよ。そうすると、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤(斉藤慎二/ジャングルポケット)、この3人が絶対出てるんですよ。でも、何が違うの!? どこで順番を決めてるの!?」(尾形)

 出川と上島という、わかりやすい例のみではない。今回、この企画で生々しき類似タレントの例が白日の下にさらされた。「若林正恭、中田敦彦、川島明」、「板倉俊之、袴田吉彦」、「パンサー緒方、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤」。

 特に注目は、「板倉俊之、袴田吉彦」だ。2年前なら、両者は決して同じくくりの中にいなかったはずだから。

 芸能界の情勢に応じ、類似タレントはドンドン変容していく。数年後、あらためてその時点での「類似タレント」を確認するのも面白そうだ。「(仮)バラシ芸人」、今後も定期的に放送してほしい企画の一つである。

(文=寺西ジャジューカ)

 

 

 

インパルス板倉と袴田吉彦は同じ枠!? 『アメトーーク!』で明かされた、生々しい“類似タレント”事情

「類似タレント」なる言葉がある。その意味を把握している者は、いまや市井にも多いはずだ。端的に、イメージが似ている有名人のことを指す。

 わかりやすい例で言うと、出川哲朗と上島竜兵(ダチョウ倶楽部)は「リアクション芸人」というくくりで類似タレントだろう。ハーフというくくりにも類似タレントは多数存在するし、ツッコミ芸人も同様。意外なところでは、大竹まことが「よく、CMのキャスティングでこの人と最後まで争ってたという話を聞く」と、高田純次の名前を挙げていたことを覚えている。

 そう、類似タレントは同じ方向を向く戦友であり、キャスティング時にはライバルのような存在になる。一つの企画が決まり、そこに当てはめたいタレントのイメージがあったとする。その座席をめぐり、当人不在の会議室や企画書上で人知れずイス取りゲームが行われているのだ。

■麒麟・川島、インパルス・板倉の類似タレントは?

『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は、一般人が知り得なかった(知らなくても良かった)スキルや情報をエンタテインメントに昇華し、内部事情を視聴者に共有する形で人気を博してきた番組だ。いまや常識となった「ひな壇トーク」という概念は、この番組が広めたものである。

 だとしても、5月10日放送分の攻め気は目を引いた。タイトルがすごい。「(仮)バラシ芸人」である。番組が(仮)で収録日のスケジュールを押さえるも、直前になってバラされる(キャンセルされる)芸人にスポットを当てた企画だ。

 なぜ、バラされるのだろう? (仮)で押さえられるのはあくまで第2希望、第3希望のタレントであり、心底出演してほしい本命のタレントは別にいる。その本命が出演OKと返答したため、第2希望以下である彼ら彼女らはバラされたのだ。

 ここで気になるのは、自分の代わりに誰が出演しているのかということ。当の(仮)バラシ芸人もそれは気にしているらしく、オンエアでチェックすることもしばしば。結果、類似タレントを自然と把握することになる。例えば、麒麟の川島明は以下のように分析している。

「僕の場合だと、若林くん(若林正恭/オードリー)だとか、あっちゃん(中田敦彦/オリエンタルラジオ)がいたりだとか」

 若林正恭、中田敦彦、川島明……。なるほど、芸のマイルドさや使い勝手など、いくつかの共通項を彼らから見出すことは可能だ。

 悔しげな表情を浮かべる川島であったが、そこにインパルスの板倉俊之がかぶせた。なんと彼、「川島の代わり要員」としてのキャスティングが多いというのだ。

「テレビを点けたら僕が(仮)でバラされた番組がやってて。川島さんがバンバン大喜利に答えて、ドッカンドッカン受けてたんですよ。だからと言ってこれをね、誰にどうぶつけるんですか? 番組に言っても見苦しいし、マネジャーに言っても見苦しい」(板倉)

 板倉の悲しみのステージは続く。

「昨年のアレ(相方・堤下敦の謹慎処分)から、袴田吉彦さんとかぶったりするんですよ。でも、勉強になりました。あっちの“お騒がせ界”にもピラミッドがあるんだなって。離婚したての人がNGだと僕が呼ばれて、不幸話をするみたいな。『来年はいいことありますように』って神社行くロケにキャスティングされたり」(板倉)

 センスあるコントに定評のあった板倉が、まさか袴田と類似タレントになるとは夢にも思わなかっただろう。

 もっとわかりやすい例もある。今回、パンサーの尾形貴弘とあばれる君も出演しているのだが、この2人は完全に類似タレントだ。大声を出し、汗をかいて頑張る若手枠。それは、当人らも承知のよう。

「バラされた番組のオンエアは、絶対チェックするんですよ。そうすると、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤(斉藤慎二/ジャングルポケット)、この3人が絶対出てるんですよ。でも、何が違うの!? どこで順番を決めてるの!?」(尾形)

 出川と上島という、わかりやすい例のみではない。今回、この企画で生々しき類似タレントの例が白日の下にさらされた。「若林正恭、中田敦彦、川島明」、「板倉俊之、袴田吉彦」、「パンサー緒方、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤」。

 特に注目は、「板倉俊之、袴田吉彦」だ。2年前なら、両者は決して同じくくりの中にいなかったはずだから。

 芸能界の情勢に応じ、類似タレントはドンドン変容していく。数年後、あらためてその時点での「類似タレント」を確認するのも面白そうだ。「(仮)バラシ芸人」、今後も定期的に放送してほしい企画の一つである。

(文=寺西ジャジューカ)

 

 

 

インパルス・堤下敦の“活動休止”で、相方・板倉俊之が「第2の又吉直樹」になる!?

 お笑いコンビ・インパルスの堤下敦が、10月27日に停車中の清掃車両に後ろから衝突する事故を起こした。堤下は6月にもスーパー銭湯で睡眠薬を飲み、意識がもうろうとした状態で車を運転し、電柱への衝突事故を起こしている。立て続けの事故で、自己管理の甘さを指摘する声も多い。

「これ以前にも堤下は、泥酔状態でネット配信を行い、電話で参加した一般人女性と口論を繰り広げ『ケンカしてぇのかコラ』『お前よりバカじゃねえよ、バカ』といった暴言を吐くなど、その言動に批判が集まってきました。もともと仕事は減っていましたが、不祥事の連続により、さらに厳しい状況に追い込まれるのは間違いないでしょう」(業界関係者)

 堤下の事故を受けて、相方である板倉俊之は、イベント会場において謝罪を行い、所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは、堤下の謹慎処分を発表した。ただ、謹慎が解けてもインパルスは活動休止、もしくは実質解散状態へ追い込まれることは必至であろう。そこで板倉に期待されるのが、作家業での活躍だ。

「インパルスのネタ作りは、すべて板倉が担当しています。キャラクターや設定を作り込んだシチュエーションコントに定評があり、板倉独自のヒネった視点も高い評価を得ているため、構成作家としての活躍が期待されますね。さらに、小説執筆も行っており『トリガー』『蟻地獄』の2冊を上梓しています。版元はコアな読者の多いリトルモアです。さらに『ガンダムエース』(KADOKAWA)においてガンダム小説を連載するなど、オタク的な要素もある。引き出しの多さは作家として活躍する上で重要です。コンビとしての仕事がセーブされることによって、ある程度の時間も確保できるでしょうから、今後は文章仕事も期待できるかもしれません」(同)

 期せずして第二の又吉直樹が、吉本から誕生するかもしれない。
(文=平田宏利)

インパルス・堤下敦の“活動休止”で、相方・板倉俊之が「第2の又吉直樹」になる!?

 お笑いコンビ・インパルスの堤下敦が、10月27日に停車中の清掃車両に後ろから衝突する事故を起こした。堤下は6月にもスーパー銭湯で睡眠薬を飲み、意識がもうろうとした状態で車を運転し、電柱への衝突事故を起こしている。立て続けの事故で、自己管理の甘さを指摘する声も多い。

「これ以前にも堤下は、泥酔状態でネット配信を行い、電話で参加した一般人女性と口論を繰り広げ『ケンカしてぇのかコラ』『お前よりバカじゃねえよ、バカ』といった暴言を吐くなど、その言動に批判が集まってきました。もともと仕事は減っていましたが、不祥事の連続により、さらに厳しい状況に追い込まれるのは間違いないでしょう」(業界関係者)

 堤下の事故を受けて、相方である板倉俊之は、イベント会場において謝罪を行い、所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは、堤下の謹慎処分を発表した。ただ、謹慎が解けてもインパルスは活動休止、もしくは実質解散状態へ追い込まれることは必至であろう。そこで板倉に期待されるのが、作家業での活躍だ。

「インパルスのネタ作りは、すべて板倉が担当しています。キャラクターや設定を作り込んだシチュエーションコントに定評があり、板倉独自のヒネった視点も高い評価を得ているため、構成作家としての活躍が期待されますね。さらに、小説執筆も行っており『トリガー』『蟻地獄』の2冊を上梓しています。版元はコアな読者の多いリトルモアです。さらに『ガンダムエース』(KADOKAWA)においてガンダム小説を連載するなど、オタク的な要素もある。引き出しの多さは作家として活躍する上で重要です。コンビとしての仕事がセーブされることによって、ある程度の時間も確保できるでしょうから、今後は文章仕事も期待できるかもしれません」(同)

 期せずして第二の又吉直樹が、吉本から誕生するかもしれない。
(文=平田宏利)