松岡茉優&JUMP・有岡大貴の交際報道に、まさかの「ジャニーズからのリーク説」浮上! ジャニーズはもうタブーじゃない?

 12月6日発売の「女性セブン」(小学館)が報じた、松岡茉優とHey! Say! JUMP・有岡大貴の交際。すでに交際は1年以上となり、同じマンションに住んで、主に自宅デートを楽しんでいるという。

「同じマンションの中の、違う部屋に住んでいるようです。ちょっと驚いたのは、ジャニーズ事務所が特に交際を否定しなかった点。業界内では、むしろジャニーズは、2人の交際を前向きに捉えているのではないか……ともささやかれています」(ベテラン芸能記者)

 そんなジャニーズの対応もあってか、一部ではこんなとんでもない“説”まで登場しているという。芸能事務所関係者は話す。

「実は、ジャニーズ側が『女性セブン』にネタをリークしたのではないかとのウワサがある。有岡はジャニーズ内では人気メンバーであっても、世間的にはそこまで有名なわけではない。一方、松岡はCMにもたくさん出ていて、バラエティー番組でも活躍するトップ女優。そんな松岡との交際報道であれば、有岡の名前を広めるチャンスだ……ということで、ジャニーズの仕組んだスキャンダルなのではないかという“説”を唱える業界人がいるんです」

 確かに、「女性セブン」には常日頃からジャニーズタレントが登場しており、ジャニーズとの関係性は強い。ジャニーズ側からのリークということもあり得る気もするが……。前出のベテラン芸能記者はこう話す。

「結論から言えば、ジャニーズからのリークということはありえないでしょう。それに、『女性セブン』はジャニーズとは仲がいい一方で、実はジャニーズ関連の熱愛報道も多いんですよ。関係性が強いのは事実ですが、“熱愛スクープはガチでいく”というのが同誌のスタンスです」

 しかし、まさかの“リーク説”が飛び出してくるほどに、ジャニーズ事務所と週刊誌との関係は変わってきているという。

「昔であれば、ジャニーズ側から女性週刊誌に対して、なんらかの“圧力”がかかり、熱愛記事がなくなってしまうということもあったのですが、最近はよっぽど悪意のある記事でない限り、圧力がかかることはほとんどない。それに、週刊誌の方も圧力がかからないのであれば、攻めても問題ないだろうと、ジャニーズに忖度することもなくなり、どんどん熱愛記事を出していく方向に進んでいます」(同)

 芸能界におけるジャニーズ事務所の立ち位置も、変化がみられているという。

「週刊誌にゴシップが出るたびにクレームを入れてくる芸能事務所もありますが、最近のジャニーズは、基本的にはそんなに頻繁にクレームを入れてくるほうではない。むしろ、“そこまで面倒くさくはない事務所”と捉えている媒体があるのも事実です。そういう意味では、もはや芸能界のタブー的な存在ではなくなってきているのだと思います」(同)

 芸能界全体が気を使う存在だったジャニーズだが、2019年も、多くのジャニタレの熱愛が報じられることとなりそうだ。

Koki,父親の仕事を“匂わせ”宣伝、志らく妻SNSにまで批判殺到、とろサ・久保田が犯人!?……週末芸能ニュース雑話

■Koki,工藤静香に続きInstagramで木村拓哉の仕事を宣伝

 デスクT 今週、Koki,のInstagramみたんだけどね。なんか派手なニット着て、落ち葉で遊んでて、「あー、まだ子どもなんだな~」なんて思っちゃったよ~。

記者H へ~。まあ、まだ16歳ぐらいの少女ですからね。でも、あの画像、ただ遊んでいるところを写したものではないんですよ~!

デスクT そうなの?

記者H あの派手なニットは父親の木村拓哉がモデルを務めるゴルフウエアブランドの「MARK&KONA」のものだそうで。あのニット5万円ぐらいするらしいですよ。

デスクT そうなの!? 若い子が着るニットではないな~なんて思ってたんだけど、やっぱり(笑)。

記者H そうですよ。母親の工藤静香に続き今度は娘が(笑)。しーちゃんに着せられた感が満載で笑える。

デスクT ……なんか、昔のビートたけしがきていたニットを思い出しちゃった(笑)。

記者H ああ、ドン小西のやつ(笑)。

デスクT で、さらに思ったんだけど、これ、誰撮影しているの? 前にもしーちゃんを撮ってた長女かな?

記者H この感じは、そうかもしれませんね。

デスクT だとしたら、細工が細かすぎて(笑)。葉っぱを上から糸で吊ってるって、手が込んでること。

記者H そうなんですよね。その割りに、撮り方が古い! 葉っぱで遊ぶって昭和のアイドル誌みたいじゃないですか?

デスクT それ、思った。古いよね~。センスからいったら、しーちゃんの指示なのかもしれないね~。ダサいし。

記者H そのしーちゃんは、Instagramで絶賛、汚料理画像を更新してますよね。最近はBGMまで付け始めてるし。押尾コータローとか、料理のテーマに合わせて音楽も決めているようですよ。

デスクT そのうちJASRACに「著作権料払え~」っていわれるんじゃない(笑)? 一応、Instagramを商売に使ってるし。

記者H それ、おもしろい(笑)。

デスクT でしょ。いっそ、自分の曲を使えばいいのにさ~(笑)。

記者H そうですね。それが一番安心ですしね。

デスクT まあ、こんなこと言われてもゴーイングマイウェイで貫くしーちゃんだもんね。次は何を見せてくれるんだろ~、楽しみだな~。

■松岡茉優、GUCCIを「ジューシー」……Juice=Juiceも読めない!?

デスクT 今週、Hey!Say!JUMPの有岡大貴と熱愛された松岡茉優だけど、なんか、その前に英語が読めないとかで世間を騒がせてたね。

記者H 12月3日に行われた『Pen クリエイター・アワード 2018』の授賞式で、GUCCIを「ジューシー」と読んでしまったと告白した件ですよね。

デスクT そうそう、それ! グッチって読めなかったんだね。でもさ、この子、ハロオタだよね。Juice=Juiceも読めないのかな?

記者H それね~。ネットでも言われてましたよ。

デスクT ああ、やっぱり。読めないとかおかしいよね。

記者H そうですよね。ハロオタなら読めるはずですしね。ネットでは「うそつくな!」の大合唱ですよ。

デスクT そうね。ちょっとこれは失敗だったね。

記者H で、GUCCIって厳密に言うとイタリア語ですからね。英語ではない!

デスクT あはは(笑)それね。

記者H まあ、英語と間違えてるという点では、英語力がないというのはあってるかと(笑)。

デスクT あはは~。この子にちょっと厳しいじゃない~。てかさ~。この子、天然を作っている感あるよね。

記者H そうなんですよね。テレビとか見ていても、「あ~、はい~、あの~」ってちょっとぶりっ子していて気に食わない。個人的な意見ですけど。

デスクT トーク力があるっていわれてるけどさ。なんか違うよね。

記者H そうなんですよね~。

デスクT まあ、本業は女優だしね。トーク力はあってもなくてもいいところだしね。

記者H まあ、そうなんですが……。あまり、バラエティに出ないほうがいい子ではありそう。今後は女優だけで活躍して欲しいですね~。

■『カウコン』タッキー&翼出演決定も、「翼は退所済みでは?」と疑問噴出

記者H 今年解散を発表したタッキー&翼が今月31日~1月1日の年越しに行われる『ジャニーズカウントダウンコンサート2018-19』に出演することが決まり、現在話題となっているようですよ。

デスクT おお、出るんだ~。ん? でも、今井翼ってもう退所してるんじゃないの? 出てもいいの?

記者H そうなんですよね。一応、事務所は前に「すでに退所済み」って言ってたんですよね。

デスクT なのに出るんだ(笑)。いろいろすごいね。

記者H 過去には元ジャニーズJr.小原祐貴がKinKi Kids主演ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)の特番に出演してますし、退所しても出演の前例はあるみたいですね。

デスクT そっか! じゃあ、これもアリだね。退所が急すぎたしね。ファンは嬉しいだろうね。

記者H 今井ファンは嬉しいんでしょうけど、ジャニオタの中では「じゃあ、渋谷すばるも出せよ」って言われてますよ。でも、彼の場合、年内退所ですからね。年越したところで画面から消えるって言う(笑)。

デスクT それはダメだね(笑)。でもファンは見たいよね~。最後の姿を。

記者H でも、9月の関ジャニ∞脱退の際、テレビで“最後行脚”たくさんしましたからね。今更感がありますよね~。

デスクT そっか~。そうだったね。忘れてた(笑)。

記者H まあ、渋谷は厳しそうですね。会場の観客席で見てるかもしれませんが(笑)。

デスクT なんだそれ~(笑)。

記者H でも、タッキー&翼の最後は貴重だから、今年はチケット争奪戦になるのは確実ですね。

デスクT そうだね。ジャニオタは大変だね。そっか~じゃあ、タッキーは今年のカウコンで芸能界引退になるのね。

記者H 一応、そうなります。ただ、WOWOWでの主演ドラマが1月から放送開始になるので、厳密に言うと違いますが。

デスクT なんか、それを聞くと、引退で裏方行くの、急に決めた感があるね(笑)。

記者H そうですね(笑)。

デスクT でも、今週発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、タッキーがジャニーズJr.を集めて新会社設立するって言われてじゃん。着々と裏方の仕事は決まっていってんだね。

記者H そうみたいですね。タッキーが裏方行って見られなくなるのは寂しいですね。でも、裏方でファンを楽しませられるよう、頑張ってほしいですね。

■立川志らくの妻SNSに批判書き込み、とろサ・久保田に疑いの目が……

記者H 『M-1』(テレビ朝日系)の余波がまだまだ続いていますね~!

デスクT あれでしょ、とろサーモンの久保田とスーパーマラドーナの武智の上沼恵美子罵倒問題でしょ。

記者H それもそうなんですが、もうひとり審査員として出演して、ネットで批判されていた人がいたじゃないですか~。

デスクT ああ、立川志らくね!

記者H そうそう。それで、審査した際のコメントがクソだといわれてSNSに批判の声が殺到してたんですが、ついに、何も関係のない志らくの嫁・酒井莉加のInstagramにまで志らく批判が書き込まれる状態になり、志らくが大激怒しているんですよ。

デスクT あら~。そんな状態になっちゃったんだね~。かわいそうに。

記者H そうなんですよ。それも、次女ののほほんとした投稿に書かれたみたいで、酒井もかなり怒っているようでしたね。

デスクT まあ、怒るよね~。

記者H で、この件がネットで広がるや否や、書き込んだ犯人は「多分、とろサーモンの久保田だろ(笑)!」なんてネットではいわれているんですよ(笑)。

デスクT ん~。とんだとばっちりだな(笑)! 

記者H でも、わかりませんよ~。反省したTwitterだしてましたが、ネット番組に出演した際は、まったく反省しているように見えなかったみたいですし(笑)。

デスクT そうなのね~。久保田らしいといえば、久保田らしいね! そうなると、久保田が書き込んだ可能性も無きにしも非ずってことね!

記者H そうですね~!

デスクT そうなるとまた面白くなるわ~。でもまあ、多分違うんだろうけどね。この『M-1』の問題、まだまだ話題になりそうね。引き続き注目だね!

松岡茉優と交際発覚のHey! Say! JUMP・有岡大貴、ジャニーズ異例対応「否定せず」の裏に何がある?

 人気女優の松岡茉優とHey! Say! JUMPの有岡大貴が交際していると「女性セブン」(小学館)と「スポーツ報知」がスクープした。

 記事によれば、大の日本酒好きでマンガ好きでもある2人は共通の知人を介して出会い、2016年頃に付き合い始め、現在は同じ超高級マンションに住んでいるという。2人の所属事務所はともに「ノーコメント」「お答えできない」と交際を否定していない。

「有岡が所属するジャニーズ事務所は、当然ながら恋愛は御法度。数年前の状況ならば、このような報道が出る前に、抑え込んだり、即座に交際を否定して火消しに走ったりしていましたが、今回は否定せず、実質的に交際を認めています。タレントやメディアを厳しく管理することで有名だったジャニーズ事務所ですが、近年はそのパワーが落ちてきていることや、所属タレントの恋愛や結婚に寛容になってきたことも影響しているようですね。これも時代の流れなのかもしれません。有岡側は2年連続で出場する『NHK紅白歌合戦』のリハーサル後の記者会見で『もしかしたら交際宣言するのではないか』なんてウワサも飛び交っていますよ」(芸能関係者)

 松岡といえば、15年に俳優・加治将樹との交際が明るみになったが、その後破局。時を同じくして当時のマネジャーからパワハラまがいの恫喝や罵声を浴びせられて所属事務所を移籍した経験がある。

「そんな心にトラウマやキズを負った松岡を優しく包んであげたのが有岡だったんです。松岡が今、テレビで明るい笑顔を見せることができているのは、有岡がいたからといわれていますよ」(同)

 人気者同士ぜひともこのまま結婚に向けて愛を育んでもらいたいものだ。

松岡茉優と交際発覚のHey! Say! JUMP・有岡大貴、ジャニーズ異例対応「否定せず」の裏に何がある?

 人気女優の松岡茉優とHey! Say! JUMPの有岡大貴が交際していると「女性セブン」(小学館)と「スポーツ報知」がスクープした。

 記事によれば、大の日本酒好きでマンガ好きでもある2人は共通の知人を介して出会い、2016年頃に付き合い始め、現在は同じ超高級マンションに住んでいるという。2人の所属事務所はともに「ノーコメント」「お答えできない」と交際を否定していない。

「有岡が所属するジャニーズ事務所は、当然ながら恋愛は御法度。数年前の状況ならば、このような報道が出る前に、抑え込んだり、即座に交際を否定して火消しに走ったりしていましたが、今回は否定せず、実質的に交際を認めています。タレントやメディアを厳しく管理することで有名だったジャニーズ事務所ですが、近年はそのパワーが落ちてきていることや、所属タレントの恋愛や結婚に寛容になってきたことも影響しているようですね。これも時代の流れなのかもしれません。有岡側は2年連続で出場する『NHK紅白歌合戦』のリハーサル後の記者会見で『もしかしたら交際宣言するのではないか』なんてウワサも飛び交っていますよ」(芸能関係者)

 松岡といえば、15年に俳優・加治将樹との交際が明るみになったが、その後破局。時を同じくして当時のマネジャーからパワハラまがいの恫喝や罵声を浴びせられて所属事務所を移籍した経験がある。

「そんな心にトラウマやキズを負った松岡を優しく包んであげたのが有岡だったんです。松岡が今、テレビで明るい笑顔を見せることができているのは、有岡がいたからといわれていますよ」(同)

 人気者同士ぜひともこのまま結婚に向けて愛を育んでもらいたいものだ。

松岡茉優が新木優子をライバル視!? モーニング娘。’18にプレゼント合戦で「若手女優ハロオタ争い」が勃発か

 モーニング娘。’18を巡り、芸能美女ファン同士の間で熾烈な戦いが勃発しているというウワサが浮上している。

 モーニング娘。ファンといえば松岡茉優が有名だが、松岡は最近、モーニング娘。に豪華なプレゼントを贈ったことが大きな話題となった。

 モーニング娘。’18メンバーの飯窪春菜は6月22日に自身のSNSにて「日本武道館に観に来てくれた松岡茉優さんがメンバーそれぞれのイメージで組んだアイパレットをプレゼントしてくださいました」と4色のアイシャドウが入ったパレットを紹介。「早速今日使ってみました」とメイクした顔写真を載せている。

 松岡が贈ったものは人気コスメブランド『ADDICTION(アディクション)』の「ザ・アイシャドウ」のコンパクトケース。全99色のバリエーションから4色をチョイスすることができる。メンバー13人のイメージに合わせて選ぶとなると、手間もかかる上、金額も相当だろうということで、ネットでは「茉優ちゃん、太っ腹過ぎる!」「色の組み合わせまで一人一人考えたのか。すごいね、本当に好きなんだね」「手間も愛も費用もかけられたプレゼント」と松岡の行為を称賛する声が相次いでいる。

 しかし、その一方で「若手女優ハロオタの戦いが始まった!?」と指摘する声も出ている。

「モーニング娘。’18のファンだと公言しているタレントの1人に、新木優子さんがいるんです。新木さんも、最近モーニング娘。’18にメイク用品をプレゼントしているんですよね……」(芸能事務所勤務)

 新木優子といえば、モデルだけでなく女優として数々のドラマや映画に引っ張りだこの美女。アイドル好きで知られ、ももいろクローバーZやモーニング娘。’18、こぶしファクトリーのファンだと公言している。新木は6月2日にモーニング娘。’18の主演舞台『ファラオの墓』を観劇しており、その際にメンバーにクリスチャン・ディオールのリップをプレゼントしている。

 これはグループのリーダーである譜久村聖がブログにて明かしたことで、明らかに。譜久村は「今日は新木優子さんからいただいたリップ口紅天使をして本番へ♪ 一人一人に色を選んでくださって聖の所には『みずきさん』って書いてありました 感激 気分もるんるん」という文とともに、リップをし、ディオールの箱と一緒に写した自撮りをアップしている。

「新木さんといえば、専属モデルを務める『non-no』(集英社)の来月発売号でもモー娘。と対談するといわれ、ファンからは松岡さんと並ぶ熱心なハロオタとして有名な存在です。松岡さんがアイシャドウをプレゼントしたのは、新木さんのリップに闘争心を燃やしたからでは……なんて言われていますよ」(芸能事務所勤務)

 たしかに2人とも同じ6月にプレゼントを行っており、そんな推測が出てもおかしくはない。いつもは控えめな松岡だが、モー娘。の話になると早口になり強気になるだけに、この戦いは激しい展開となるかも!?

松岡茉優に「無視かよ!」「冷酷だ!」との声続々!『真夜中』出演で共演者に見せた意外すぎる態度

 今や飛ぶ鳥を落とす勢いで人気急上昇中の松岡茉優。『第71回カンヌ国際映画祭』で最高賞のパルムドールを獲得した是枝裕和監督作『万引き家族』に出演するなど、仕事はかなり好調で、現在も数々のドラマやCMに引っ張りだこだ。

 松岡といえば、バラエティ番組で見せる切り返しのうまさや気配りなども評判で、世間的には“演技うまし、人柄も良し”といった印象を持つ人も多い。「高校の時は友だちがいなかった」「悪口が大好き」といったマイナスな部分を包み隠さないところも“飾らない人柄”だとお茶の間の好感度も上り調子だ。

 しかし、そんな松岡が6月10日深夜放送のバラエティ番組『真夜中』(フジテレビ系)で見せた態度について疑問視する声が上がっているという。

 この番組はMCがリリー・フランキーとHKT48の指原莉乃で、この回はリリーが主演する『万引き家族』の宣伝ということで、共演者の松岡茉優と安藤サクラがゲスト参加。指原と松岡といえば芸能界屈指のモーニング娘。ファンということで、2人がリリーと安藤そっちのけでモーニング娘。’18について盛り上がるという内容。その模様は3日と10日の2回に分けて行われ、10日は後半の放送だった。

 10日は新たなゲストとしてライターの杉作J太郎が参加したのだが、この時の松岡の杉作に対する態度が冷たかった、と芸能関係者は指摘する。

「松岡さんはこの時、いつものバラエティでの愛想良く振る舞う感じはまったくなく、特に前半は隣に座った杉作さんがいくら話していても、まったく見ようとしていませんでした。お酒も入っていたし、リラックスした雰囲気だったというのもありますが、ちょっとヒヤヒヤするくらいの杉作さんへの冷たい態度が気になりました」

 また番組では、初対面にもかかわらず、松岡が杉作にキツめのダメ出しをする場面が。松岡が映画撮影時に“JK見学店”で朝までロケをした話をしていた際、安藤に「そういった店に行ったことがあるか?」と話を振られた杉作が、「そういった店の控室に12〜24時間ほどいたことがある」とトーク。すると、横で聞いていた松岡が「あたしの朝までの話が霞むじゃないですか!」と笑みを浮かべながらも杉作をジロリ&チクリと牽制するという場面があったのだ。

 視聴者も番組での松岡の態度にザワついており、「松岡茉優の心を閉ざした表情エグい」「松岡茉優が杉作さんに見せるあの冷酷さ……」「杉作さんにまったく心を開かない松岡さん」と彼女の違った一面に驚きを見せる声が上がっていた。

「松岡さんは昨年事務所を移籍しましたが、その原因は“元マネジャーからのパワハラ”だったと報道されています。移籍後の現在、仕事は順調だし環境は良くなったしで、のびのびやっているのでしょうが、その分周りに気を使わなくなったのか……と放送を観ていて感じましたね」(週刊誌記者)

 パワハラから解放されて、少々周りへの態度が大きくなったのか……。松岡がいろんな意味で“大物女優”と呼ばれる日も近いかもしれない。

元祖アイドル・モーニング娘。メンバーやハロプロファンがこぞって推す、人気アイドルグループとは?

 2016年のデビュー曲「サイレントマジョリティー」での舞踏のような衝撃的なパフォーマンスが話題を呼び、現在もそのクールで力強い楽曲で快進撃を続ける人気アイドルグループ・欅坂46。その中でもシングル6作連続でセンターを務めるグループ最年少、現在16歳ながら圧倒的な存在感を放ち続けるのが平手友梨奈だ。

 そんな平手にはさまざまなジャンルの業界から熱視線が送られているが、最近、彼女を見た瞬間に「衝撃を覚えた」とカミングアウトしたのが、人気女優の松岡茉優だ。

 松岡は6月3日深夜放送の『真夜中 特別編』(フジテレビ系)にゲスト出演し、MCのHKT48指原莉乃と対面。互いに芸能界きってのモーニング娘。ファンであるため、探り探り話していたが、そのうちゲストの安藤サクラそっちのけで最近のモー娘。について白熱したトークを繰り広げる展開に。

「松岡さんの“永遠の推しメンバー”は鞘師里保さんでしたが、彼女は2015年12月に卒業。そのため、現在のモーニング娘。’18に物足りなさを感じているようで、『カリスマ的センターが必要』と力説。その例として平手さんの名前を挙げており、彼女のパフォーマンスを見た際に『モー娘。に欲しいと思った』『(平手のパフォーマンスをみて)「クソ!」と思った』と告白していました」(アイドルウォッチャー)

 一方で、モーニング娘。’18も実は欅坂46を意識しているということが6月3日放送の『シブヤノオト』(NHK総合)にて発覚。副リーダーの飯窪春菜が欅坂46について「かっこいいですよね。新曲出るたびにメンバーみんなチェックしますね」と発言したのだ。また13期メンバーの加賀楓も「サイレントマジョリティー出た時に、私、衝撃受けちゃって。もうPV何回も見ました。(YouTubeの)再生回数のうち100回はたぶん私」と、ドはまりしていることをカミングアウト。リーダーの譜久村聖も「私たち、普段ライブで笑顔とか元気に上の階を見て歌うんですよ。でも欅坂さんは真っ正面を見たりとか、髪で顔を隠したりとかいう表情が、グッとくるところがありますね」と、自分たちにない魅力を持っていることを認めている。

「実はモーニング娘。’18の先輩である元メンバーの道重さゆみさんや、同じハロー!プロジェクトのグループである元℃-uteの鈴木愛理さんも、欅坂46について言及していたことが。道重さんは2017年4月30日の『Love music』(フジテレビ系)において欅坂46を絶賛し、『「サイレントマジョリティー」は初めて聴いた時にすごく衝撃を受けた』『センターの平手ちゃんの説得力が半端ないと思いましたし、注目せざるを得なかった』とコメント。また、鈴木さんは5月2日のラジオ『Airi’s Potion』(TS ONE)にて、欅坂46を『こっそりめちゃめちゃ聴いている』『観てるだけで奮い立たされる』と大いに刺激を受けていることをリスナーに報告していました」(同)

 このように老舗の国民的アイドルグループ、モーニング娘。界隈からも熱視線を送られている欅坂46。両者の共演を見てみたいと思うファンも多いことだろうし、ぜひ実現してほしいところだ。

星野源が初めて笑った……!『コウノドリ』最終回の充実ぶりと“シーズン3”への期待

 周産期母子医療センターを舞台に出産にまつわるさまざまな物語を見せてくれた『コウノドリ』(TBS系)も、いよいよ最終回。10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と数字は思ったより伸びなかったものの、毎回2ケタ視聴率をキープ、前シーズンを上回る安定感を見せた。レギュラーメンバーそれぞれの行く末はいかに?

 

■帰ってきたメンバー

 

 急患の中国人旅行客への言語対応で四苦八苦する産科医の鴻鳥(綾野剛)や助産師の小松(吉田羊)の前に、颯爽と現れ中国語で通訳し始めた同僚の産科医・倉崎(松本若菜)。才女ぶりがかっこいい。もとヘビーメタル愛好家なのに、そのギャップはなんなのか。しかも中国語を話せることに対し「理由は聞かないでください」というのが、またいかす。女・四宮のようになってきた。

 救命科に転科した下屋(松岡茉優)の代わりにやってきた彼女だが、真顔でボケまでこなし、すっかりペルソナ産科に馴染んだようだ。

 その急患の出産の際中、新生児科医として現場に現れたのは、なんと新井恵美(山口紗弥加)だ。前シリーズでバーンアウトしてペルソナから姿を消し、ついこの前の第8話(参照記事)で講談医科大にいることがわかったばかりの彼女。「なんで?」と驚く鴻鳥や小松に対し「話はあとで。モタモタしないでお産に集中してください」と言い放つ。

 鴻鳥と連絡は取っていたようだが、それでもなんの連絡もなく帰ってきて、迷惑をかけた仲間に説明もなく、いきなり「モタモタするな」「集中しろ」とは、さすが「鉄の女」と呼ばれていただけのことはある。だが、そんな性格を知ってる鴻鳥らは、それすらうれしそうに受け入れる。

 どうやらペルソナの院長(浅野和之)が講談医科大に土下座をしてまで頼んでくれたらしい。

 そして、もう一人。前シーズンに出ていた助産師の角田真弓(清野菜名)も産休を終えて産科に戻ってきた。しかも、立て続けに2人も産んでるとは! 復帰を希望したのは小松だというが、その真意は……?

 

■「オランダへようこそ」

 

 21トリソミー(ダウン症候群)の子どもを出産する決意はしたものの、不安が消えない高山透子(初音映莉子)。

 そんな透子に、新生児科医の今橋(大森南朋)が渡したのは、ダウン症の子をもつエミリー・パール・キングスレイという作家が書いた「オランダへようこそ」という文章。

 キングスレイは、あの『セサミストリート』の作家を長く務めており、『セサミ~』は昔から人間の多様性を意識的に織り込んできた番組。最近も自閉症のキャラクターを登場させ、発達障害への理解を啓蒙しているほど。

 その文章の中でキングスレイは、予定通りの旅にならず違う目的地(オランダ)に着いてしまっても、その新たな場所を楽しめばよい。いつまでも行けなかった場所のことばかり考えていたら、今いる場所のよさが見えない。と、自身の経験をもとに語る。

「イタリア旅行をずっと夢見てきたのに」「あんなに一生懸命に計画を立てたのに」「手違いで飛行機はオランダに着いてしまった」

「でもある日、ゆっくりと胸に空気を吸い込んだら……素敵な風車が目についた。綺麗なチュウリップが目についた」

 特に、

「周りの人たちはイタリアの話で盛り上がっている」「そうよ、私もそこに行くはずだったのよ……」

 という部分はキングスレイ自身の当時の苦悩をうかがわせる。しかし、最後の、

「みんなとは違う土地だけど、私はオランダを思い切り楽しんで、そして大好きになりました。」

 という結びは透子に大きな勇気を与えてくれただろう。

 しかもこの文章はダウン症や障害を持つ妊婦だけでなく、すべての、予定通りにいかなかった人生を生きる人々の傍に寄り添うことのできる力がある。今回の放送を機に、この文章も話題となり広まっている。

 透子は、同じダウン症の子を持つ木村弓枝(奥山佳恵)らにも会い、話を聞く。同じ境遇の仲間の存在は、医師とまた違う助けになるのだろう。透子の夫・光弘(石田卓也)も、いまだダウン症の子を育てることに心のどこかで否定的だったが、やはり同じ立場である弓枝の夫(今里真)と接し、気持ちが溶けていく。

「案ずるより産むが易し」(向井)

「傘を忘れて家を出ても意外となんとかなるもんだし」(小松)

 付き添いつつ、夫妻の肩の力を抜いてあげるペルソナ熟女コンビ。『北風と太陽』のやり口。

 カンファレンスで鴻鳥や今橋は、とにかく押し付けず見守ることが大切だと言っていた。しかし「太陽」のつもりで接しても「北風」だと感じられてしまうことは日常生活でも多々あることで、こういう配慮は医療技術とはまた別の信頼につながるのだろう。

 後日、透子は双方の親の前で「オランダへようこそ」を聞かせる。

「この子はみんなの子だもの」

 当初反対していた夫方の親も今は味方だ。周囲も「イタリア」だけが目的地ではないことに気づこうとしている。

 

■四宮の迷い

 

 父親の訃報に、三たび帰郷した四宮。能登の曇った海岸で、生前に父から渡されたヘソの尾を見つめ、亡き父を想う。

「この街を子どもが産めない街にはさせない」「この街のお産を守ることが使命だと思っている」

 気持ちを知ってか知らずか、戻ってきた四宮を飯に誘う鴻鳥。店に入って荻島(佐々木蔵之介)を見つけるなり「はめられた」という顔をする四宮。塩顔大集合。

 荻島は今シーズンの第1話で鴻鳥がヘルプで向かった隠岐の島で開業医として切り盛りしていたあの荻島だ。鴻鳥の先輩なのだから当然同期の四宮の先輩でもある。

「そういう郷土愛とかセンチメンタリズムに左右されて設備の整っていないところでお産をすることは、俺は尊いとは思いません。医師一人が全てを抱えるのは無理がある」

 故郷で働く思いを語る荻島に対し、いきなり中二病丸出し発言をぶつける四宮。おそらく父親のことがあるから感情的になっているのだろう。

 現地で実際に孤軍奮闘してる先輩に久しぶりに会っていきなりこれを言うのはなかなか頭おかしいので、そうあってほしい。

 しかし、大人の荻島は怒ったりなんかしない。

「酒が足りないんじゃないか?」と冗談でかわしつつも「何をそんなに怖がってるんだ? しかめっ面はお前の本当の顔じゃないだろ?」「同じ産科医、場所は違っても心意気は同じ。どこへ行っても一人ぼっちで戦わなきゃいけないなんてそんなことはないんだ」荻島の言葉が四宮に響くのがわかる。

 

■さらに成長した若手

 

 間もなくペルソナを離れ講談医科大に小児循環外科医の修行にでる白川(坂口健太郎)。
「俺、先生の一番弟子になれましたかね?」と不安げに聞く白川に、「僕の弟子じゃない。頼りになるパートナーだよ」とニクいことを言う今橋。これで安心して新天地に向かえるだろう。

 救命科で居眠りしてる下屋を起こそうとする加瀬(平山祐介)に、「寝かせといてやりなよ。面白いねよ。ガッツだけでなんとかやっていけるもんなんだ」「産科には返さないって言ってみようか?今橋先生がどんな顔するか見たくない?」と冗談めかしつつ下屋を認める救命科部長の仙道(古舘寛治)。

 研修医から一人前の医師になる過程でつまずいた同期2人も、どうやらもう一段成長し認められているようだ。

 ちなみに、すっかり丸くなった仙道部長だが、第6話で、鴻鳥、四宮らを含む産科新生児科医師全員の前で「産科ってさ、毎日妊婦さん相手にお世辞言ってる感じでしょ? 君たち危機感たりないんじゃないの?」と失礼極まりなく言い放っていたのが忘れられない。

 もちろん下屋が飛び込むことになる救命科の厳しさを煽る演出なのは重々承知だが、あれだけ人を殺したピッコロやベジータが平然と仲間になっているくらいの違和感を感じるのは筆者の器が小さいからだろうか。それだけ古舘がいい存在感を出してたのだ。

 

■オールスター IN 手術室

 

 診療にくるたびに小松とじゃれ合う同期の助産師・武田京子(須藤理彩)が、いよいよ出産。子宮口がなかなか開かず、帝王切開に切り替え、無事子どもを出産したものの、安心したのもつかの間、床が血の海に。

 さすが助産師「結構出てるね?」と他人事のような、冷静な「まな板の鯉」ならぬ「手術台の助産師」武田に安心させられるが血はまったく止まらない。羊水が母体の血中に入って引き起こされるという、子宮型羊水塞栓症。胎児の成分で起こるアナフィラキシーショックらしい。

 手術前、鴻鳥・四宮の揃い踏みに「豪華だね」と笑っていた武田だが、白川はもちろん途中から今橋や新井もくるわ、下屋や加瀬ら救命科までやってきて心臓マッサージするわ、もはやオールスター手術室。心停止した緊迫したシーンなのに、正直「豪華」だと思ってしまったのは、やはり最終回だからだろうか。

 同期の死の気配に、一瞬気が動転しつつも、一度の深呼吸で「大丈夫です、もう落ち着きました」と立て直す小松がさすがだ。

 心停止でもうダメかと思われたが「武田ー! 生きろー!!」の小松の声でなんとか息を吹き返し、子宮を全摘出したものの一命は取り留めた。戦友のような関係だからこその双方の信頼をとても強く感じたシーン。

 

■出て行くメンバー

 

 武田の手術直後、一息つく鴻鳥と小松を前に突如「ペルソナをやめようと思う。能登に帰る」と切り出す四宮。親のいた産科を継ぐのだ。

「飛び込んでみるしかない、怖がってるばかりじゃなくて」と語ったのは、やはり荻島の言葉を意識してのことだろう。

「四宮はそう言うと思ってたよ」鴻鳥もわかっていて荻島に会わせたようだ。

「俺も赤ちゃんが好きだからな」わかってはいたが、こんなことを四宮が言うなんて。

 そして、それに呼応するかのように自分もペルソナをやめると言い出す小松。「お母さんのケアに力を入れた場所を作りたい」という。

「産む前も、産んだあともお母さんの家族の人生に寄り添いたい」という決意は、ペルソナでたびたび患者に寄り添いすぎて注意を受けてしまう小松ならではだ。

「離れてたって僕たちが目指す場所は同じだ」と受け入れる鴻鳥。四宮は驚いていたのに。どうせ小松の気持ちもわかっていたのだろう。何でも知っている男・鴻鳥。

「僕はいつまでもペルソナにいてみんなを繋げていく。お母さん・赤ちゃんと社会を。そして、それぞれの場所でがんばる仲間たちを繋げていく、そういう医者に僕はなりたい」

 まるで宮沢賢治のようだ。

「また夢みたいなこと言ってるかな」という鴻鳥に「でもいいんじゃないか? 夢みたいなことをいう奴がいないと先には進めないからな」と四宮。

 鴻鳥は小松に言われ、ペルソナが自分の家族だと気づかされる。孤児の鴻鳥に親も兄弟もいない。夕日が差し込む部屋で抱きしめあう3人。

 少し前に屋上で下屋に「鴻鳥先生はずっとペルソナにいますよね?」と問われた時に鴻鳥は何もいわず遠くを見ていた。「もしや、鴻鳥も……?」と思いかけたが、あの時何を思っていたのか。

 白川も講談医科大にいくため新生児科に別れを告げ、ロビーで会った下屋に「お前がいたから今までやってこれた」と事実上告白とも取れる発言をするが、下屋はそれには答えず大声で、何かを吹っ切るように「白川ー! 頑張れよー!!」とエールを送る。

「お、お前もなー!」去っていく白川を目で追う下屋は、一瞬顔を歪める。安易に恋愛に発展しない若駒同士の関係が美しい。

 鴻鳥と四宮のラスト2ショットは屋上で。

「ちゃんと野菜たべなきゃだめだよ」とお母さんみたいな鴻鳥。

「お前にいわれたくない」と彼氏のような四宮。2人ともカップ焼きそばとジャムパンだけで暮らしてそうだから、見ているこっちが心配になる。

「ペルソナは任せろ」と力強く四宮を送り出す鴻鳥に、四宮は自ら手を出し握手を求めた。シーズン3があるのかはわからないが、2人の関係は今後も変わらないだろう。

 

■4カ月後・エピローグ

 

・高山夫妻は無事女の子を出産。子どもの心臓は今の所問題なく、子どもが可愛くて仕方がない様子だ。

・小松は新しい職場を作るため内装業者に相談、若干、恋の予感も!

・能登で父の跡を継ぎ、働く四宮は、マイペースでおおらかな地元の患者にも今まで通りの四宮として接しつつも充実してる様子。そこに現れたのは、地域医療研修医として派遣されてきた赤西吾郎(宮沢氷魚)。

「サクラのやつ……」とフィクサー鴻鳥の差し金を見破る四宮。「邪魔はするなよ、ジュニアくん」という第一回と同じ皮肉に対し「体当たりで学ばせてもらいます、ジュニア先輩」と言い返す成長した赤西。

 これに、ぷっと吹き出して笑う四宮。このシリーズ通して、初めて見せる四宮の笑顔。しかも笑い方が素すぎて一瞬NGなのかと思ったほど。いや、正直あれはNGでもいいのではないかと今でも思っているほど、「らしくない」笑い方だった。気をとりなおして「ついてこい」とカッコつける四宮。この続きをスピンオフでぜひ見たい。

 

■シーズン3は……?

 

 今シリーズでは、妊婦や家族だけでなく医師やスタッフの苦悩が多く描かれた。特に後半はその進退にからめて、毎回誰かが一人減り二人減りという状態。まるで『バトルロワイヤル』だ。

 オリジナルの話を生かしつつ、レギュラーメンバーそれぞれの苦悩も丁寧に描き、さらに第10話ではほぼオリジナルで「新型出生前診断」の問題に切り込むなど、構成や脚本も複雑に練られたものだった。

 第1話で鴻鳥が隠岐の島に行く設定にあまり意味を感じなかったのだが、ここにつながってくるとは。意味を感じなかったことをお詫びしたい。

 今回見終わって気になったのは、鴻鳥の裏の顔が人気ピアニストBABYであるという必要性がほぼなくなっていたことだ。

 前シーズンでは、クライマックスで正体を記者に嗅ぎ付かれつつも、それを記者の良心で記事にせず、ことなきを得るなど、最後まで意味を持っていた設定だが、今回は正直なくてもいいような場面でピアノを弾くシーンが挿入されたり、意味なく患者がBABYのファンで動画を見るシーンが加えられていたり、かといって本筋に一切かかわらなかったりと、設定を持て余しているように見えた。

 これは原作でも、その設定の「旨味」を使いつくしぎみな傾向が見られるので仕方がないことなのかもしれないが、BABYと交流のある米国の人気歌手(アレサ)が来日中に鴻鳥に助けられる話など、何か一つ鴻鳥がBABYである意義を入れて欲しかった。

 しかし裏を返せば、今回は「実は人気ピアニスト」という奇抜な設定が入る余地がないくらい、王道の詰まった内容だったということでもある。

 続編を期待する声も多そうだが、思ってた以上にメンバーが散り散りになってしまい、裏の要だった小松までも出て行ってしまったので、果たしてどうなるのだろうか。しかし、故郷の慣れない地で揉まれる四宮の話はぜひ見てみたいし、新天地で輝く小松や白川も見てみたい。もちろん「家族」の一部と離れ「家」を守る鴻鳥母さんの寂しそうな顔も気になる。

 シーズン3とまでいかなくてもそれぞれの活躍を描くスピンオフはぜひとも作っていただきたい。
(文=柿田太郎)

今夜最終回!『コウノドリ』が描いた「新型出生前診断」の苦悩と“決断”の行方は……?

 周産期母子医療センター(出産の前後を通し、産科と新生児科で連携した医療体制のとれる病院)を舞台に、医師や妊婦の喜びと悲しみ、生命の誕生の素晴らしさや難しさを描く医療ヒューマンドラマ『コウノドリ』(TBS系)。

 残すところあと2回となり、クライマックスを迎えた第10話は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、やや下落。しかし最終回に向かって細部までかなり濃い、見応えのある内容。振り返ります。

 

■新型出生前診断とは

 

 高山透子(初音映莉子)とその夫・光弘(石田卓也)は、親に言われてさほど考えず受けた新型出生前診断(NIPT)により、生まれてくる子に21トリソミー(いわゆるダウン症候群)の陽性反応が出ていることを知る。しかし、その診断を受けたクリニックに電話で問い合わせても、郵送で結果を送りつけた以上の説明は行っていないようで、親身になってくれない。慌てた2人は、ペルソナの周産期センターにやってくる。

 産科医の鴻鳥(綾野剛)は、確定のためには羊水検査が必要であることだけでなく、その結果を踏まえ、どう受け止めていくか考えてほしいと伝える。

 新型出生前診断とは、21トリソミーを含む3つの染色体の疾患を調べることができる検査で、採血だけで手軽なため広まってきているが、結果のみを突きつけられて親が不安になったり、その後ちゃんとした診断を受けず安易に中絶を希望するケースも増えるなど、賛否あるようだ。ちゃんとケアしているところもあるのだろうが、わずかな手間でそこそこの金額を取れるので、診断を行う側にうま味があるのだろう。

「きちんとした遺伝カウンセリングを行わず、出生前診断を行う医療機関があるのは問題」「出た結果だけを伝えて、あとの判断を患者の丸投げするなんて」と、産科医の四宮(星野源)もかなり否定的だ。

 医師の間でも意見は分かれるようで「たった10ccの血を採って検査すればいいって気楽さが、そういう親(すぐ中絶希望)を生んでる」という反対派の急先鋒・四宮に対し、「罪悪感・嫌悪感を抱く人が多いですけど、親になる前に我が子の情報を集めるのは悪いことなんでしょうか」「もっと生まれてくる我が子の情報を知る権利について理解してほしい」と産科医・倉崎(松本若菜)は疑問を呈する。

 四宮は、その権利は当然だとしながらも「だが、その情報を知った後でどうするかを決めずに、出生前診断を行うのは無責任だ」だと言う。

 この四宮論と倉崎論が、世の新型出生前診断に対する反対派と賛成派の意見なのだろう。ソーシャルワーカーの向井(江口のりこ)も「赤ちゃんが置いてけぼりにならないように、夫婦できちんと話し合ってほしい」と安易な決断に慎重な意見を述べる。

 鴻鳥は、検査結果を受けての中絶についても「ご家庭の事情もあると思います、お2人で現実に向き合って決めていくことになります」とし、「僕たちはどんな結論になっても高山さんの決断を支えていきます、これからのこと一緒に考えていきましょう」と不安がる夫妻に向き合おうとする。

 

■もう一組も21トリソミーが発覚

 

 そして今回もう一組、辻明代(りょう)、夫・信英(近藤公園)夫妻も、ペルソナでの羊水検査でお腹の子どもに21トリソミーが発覚。こちらは悩みつつも中絶を希望している。

 夫婦で小さな稼業(お弁当屋)を営んでいたり、手のかかる小さい長女がいたりして、疾患を持つ子どもを抱えきれないというのがその理由だ。

「疾患のあるお子さんを育てる自信が最初からあるご家族なんていないと思います」「人がそれぞれ違うように、ダウン症のあるお子さんも一人一人に個性があります。育ててらっしゃるご家族にも、それぞれの思いがあるでしょう」と、中絶だけでない道も示す新生児科医・今橋(大森南朋)。

 しかし、「私たちがいなくなったあと、あいり(長女)に全部任せるなんてできないよ」と苦渋の決断をする。

 おそらく辻夫妻が上げたこれらのいくつかの理由が、中絶を選んだ人々に多くある理由なのだろう。

 

■ここだけドキュメント

 

 そして妊婦ではないが、たまたま長男の風邪の診察でペルソナに来ていた木村弓枝(奥山佳恵)が、次男とともに登場。同じくダウン症候群の次男を育てている弓枝だが、いろいろな人やデイケアなどの力を借りて仕事復帰していると明るく語る。

 実は奥山自身が同じ症状を持つ子どもの母親である。その奥山が「(新型出生前診断では一部の染色体疾患だけしかわからないのに)なんでこの子たちだけが弾かれるの?」「このまま生まれる前に検査するのが当たり前になって、どんどんダウン症のある子いなくなっちゃうんじゃないかなって……」と語る様子は、リアルな気持ちがこもっており、このキャスティング自体、実生活を踏まえてのものだろうから、セリフ(言葉)にも本人の気持ちが強く反映されているのだろう。こういうある種「ドキュメント」のようなドラマの作り方には賛否あるだろうが、それだけリアリティを大事にしているのだろう。

 

■苦しむ母親たち

 

 高山透子の羊水検査の結果は、21トリソミー・ダウン症候群。どうしていいか、まだ頭がついていかない透子に、夫も、双方の親も、子どもを諦めるように勧める。みな、苦労させたくないからという意見だ。

 しかし、なかなか子どもができず不妊治療を受けていた透子は割り切れない。果たして自分に育てられるのか? という葛藤。

 そんな中、知的な発達の違いや心臓病、呼吸器疾患の可能性、生まれてからも数回手術が必要な可能性があることなどと共に、「ただ、ダウン症のある子どもたち自身は、悩まずに幸福を感じて生きていけることも多いというデータがあります」と伝えられた透子は、うれしそうに見えた。

「……そうなんですか?」と何気ない言葉の中に、希望が芽生える瞬間が見える、いい表情。やはり、産みたいという気持ちが滲み出ていた。だからこそ悩みが深い。

 一方の辻明代。

 中期の人工中絶は、身体だけでなく心にも負担がかかるという鴻鳥の言葉など、周囲の心配に対し「私のことはいいんです」「大丈夫です」「我慢できます」と、自らを罰するかのように、苦しさを受け入れようとするのが印象的だった。

 布団の中で「お腹、蹴ったの……」と夫に報告する姿からも、決して望んで中絶するわけではないからこその苦しさが溢れていた。

 次の日、誘発剤を使っての苦しそうな処置の最中、「最後、この子、抱いてもいいですか」と頼む明代。その気持ちを案じ「わかりました」と笑顔で答える鴻鳥。

 無言で何も言わない(言えない)夫・信英の顔が、複雑な気持ちをよく表していた。

 その日の夜、抱っこした時の感想を「すごく小さくて暖かかったと」と涙ながらに語る明代の体を、無言でさすり続ける小松(吉田羊)。7話で子宮腺筋症のため子宮を摘出してる小松はどんな気持ちだったのか。

「寄り添うの、大切なあたしら(助産師)の仕事だよ」と、友人でもある同期の助産師・武田(須藤理彩)が語っていたが、それをひたむきに実践しているようにも見えた。

 

■決断

 

 産みたい気持ちが日増しに大きくなってきている高山透子。

「父さんや母さんがこう言ったからじゃなくて、私たち夫婦で話し合って決めたいの。どんな結論になってもいいから2人で一緒に考えようよ」と夫・光弘に訴える。

 中絶の意思を伝えに来た際も、エコーを見たいと言い出し、光弘は困惑する。

「今回は諦めよう、次は……っていうけど、それはこの子には関係ないよ」

 検査や診察が進むたびに、夫婦間での認識の差が浮き彫りになってきて、透子の気持ちに改めて気付かされた光弘は「ごめんな、最初に出生前診断を受けた時、俺たちには関係ないって思っていた。だけど子どもを持つって決めた時から、本当は関係ある話だったんだよな」「2人で出した結論だから、お前だけが背負う問題じゃないから」と、透子の苦しみに理解を示すようになる。

 そして中絶手術の日、直前で透子は「産みたい……」との気持ちが溢れ出し、膝をつき泣き崩れる。

「でも、怖い。自信がない……でも……」どうしようもなくなった透子に、実母が声をかける。

「大丈夫。あんたがへばっても母さんが一緒に育てる」

 それを聞き、安心したように、さらに涙を流す透子。おそらく夫からその言葉を聞きたかったのだろうが、それを見て光弘は、初めて透子の産みたいという気持ちの大きさを見誤っていたことに気づく。

 透子の気持ちを理解したつもりが、まだ理解できていなかったという展開。

「昔だったら救えなかった命が、医学の進歩で救えるようになった。それは喜んでいいことかなと思う。だけど、命が救えるようになったからこそ、苦悩する家族だっている。命を救うって、どういうことなのかな」

 これは今橋が新生児科医・白川(坂口健太郎)に語っていた言葉だが、今回のテーマの難しさを表していると思う。

 まだ透子が(夫主導で)中絶で話を進めていた時、やはり辻と同じように最後に子どもを抱っこしてあげたいと言っていた。

 その感情が理解できない、と研修医の赤西(宮沢氷魚)は言う。今後、出生前診断がメジャーになり、中絶が当たり前になった時、医師としてどう向き合えばいいのかわからないと。この時、赤西に向かって(というか全員に向かって)鴻鳥が言っていた言葉を、少し長いが書き出してみる。

「その質問の答えは僕にはわからない。命は尊い、赤ちゃんが生まれてくることは奇跡だ。平等であるはずの命を選別してはいけない、その通りだ。けど、僕はずっと迷ってる。命を選別、その言葉にみんなが囚われてしまっていて、お母さん、お父さん、家族の事情に目が向けられていない。それぞれの事情の上に命は生まれてくる。育てていくのは家族なんだ。出生前診断を受けた結果、中絶を選択する家族もある。心が重くなる。いつまでも慣れることはない。けど悩みに悩んだ上で僕たちに助けを求めてる。その手を払いのけることはできない。中絶を決めたお母さんが赤ちゃんを最後に抱きたいと願う。確かに矛盾してるかもしれない。だけどその葛藤に僕らが寄り添わないで、誰が寄り添う。検査を受けた人、受けなかった人、赤ちゃんを産んだ人、産まなかった人、どの選択も間違っていない。いや、間違ってなかったと思えるように、産科医として家族と一緒に命と向き合っていく。それが僕に、僕たちにできることなんだと、そう信じて僕はここにいる」

 もう、ぐうの音も出ないほどの「正解」を語る鴻鳥。舞台なら長台詞で拍手が起こるシーンだ。産科医として日々「中絶」という難題と格闘しているのがよくわかる。

 

■白川問題

 

 自分の力不足を痛感し、ペルソナを出て小児循環器を学び直したいと決断した白川。

 その面接で「どうして小児循環器科医として学び直したいのか」と問われた白川は、「新生児科に尊敬する先生がいます。その先生のような新生児科になることが恩返しではない。別の知識、技術を身につけて一つでも多くの命を救えるようになりたいんです。そのためなら研修医からやり直したってかまいません」と語る。

 その際「尊敬する先生って今橋先生でしょ? ずいぶん大きな目標だ」と言われ、思わず嬉しそうに微笑む白川。

 前日「NICUを卒業することがゴールじゃない。そのあとに続く赤ちゃんとご家族の人生に寄り添いたい。それが俺たちの仕事の目標だって、今橋先生が教えてくれました」と今橋に直接語っていた。

 自身過剰で危なっかしい白川はすっかりなりを潜めたようで、それはそれで少し寂しいが、今橋という大きなお手本を持ったことで以前のように彼が自己顕示欲にとらわれ、道を踏み外すようなことは無さそうだ。

 

■父の死

 

 父親の今後の話をするために、四宮の妹・夏実(相楽樹)が能登からやってきた。ステージ4の肺がんである四宮の父から渡すように頼まれたという「ヘソの緒」を手渡す。

 それを聞いた小松は「昔は女の子はお守りお嫁に行く時に渡されたり、戦争に行く時に持たされたりしたんだよね。あとは亡くなった時に、棺桶に入れてもらうと天国で迷子にならずお母さんに会えるとかね。お父さんの気持ちだね、しのりん(四宮)を守ってくれますようにって」。

 死を覚悟した父親から息子への、もの言わぬ「土産」。四宮は特に言葉を語ることはなかったが、何度か容器に入ったそれを眺めながら物思いにふけっていた。容器はもちろん輪島塗だ。

 そんなある日の勤務中、妹からの電話で父の死を知る四宮。しかし直後に緊急搬送の手術が入る。感情を殺して手術を終えた後、三たび故郷へと立つ四宮。

 

■今週の四宮と鴻鳥

 

 四宮が訃報のため再々度帰郷することになり「迷惑かけるな。カルテは……」と言いかけた瞬間に「大丈夫だ」と、すぐ送り出そうとする鴻鳥と「そうか」と受ける四宮。

 励まそうとしたのか「四宮……」と言いかけた瞬間、今度は負けぬ速さで「大丈夫だ」と答える四宮。武道の達人のようなやり取り。

「ペルソナのこと、頼むぞ」と伝える四宮が、いかに鴻鳥を信頼しているかがわかる。

 辻夫妻の中絶手術を終えたあと、一人佇む鴻鳥に、そっと暖かい飲み物を供する四宮。

 カンファレンスにて、中絶に対する苦悩や思いを熱く語ったあと、多くのスタッフの前で我に返り「すみません関係ない話をして」と謝る鴻鳥に、「関係なくない。必要な話だろ」とすかさずフォローを入れる四宮。

 危機が多ければ多いほどお互いを理解し、支え合う姿が目立つ。

 次回、最終回。高山夫妻の出産や、今回も登場していた小松の友達であり同期の助産師・武田を襲う危機など、最後まで詰まった内容。能登へむかった四宮や、その四宮の父親の訃報で曖昧になってしまった、小松が鴻鳥に伝えようとしていた内容も気にかかる。心して待ちたい。
(文=柿田太郎)

ちょっと仲よすぎ!? 綾野剛と星野源の“蜜月関係”が尊い『コウノドリ』に波乱はあるか

 周産期母子医療センター(出産の前後を通し、産科と新生児科で連携した医療体制のとれる病院)を舞台に、医師や妊婦の喜びと悲しみ、生命の誕生の素晴らしさや難しさを描く医療ヒューマンドラマ『コウノドリ』(TBS系)。いつも以上にさまざまな人間模様が入り混じった第9話は視聴率12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、今回も見事に安定。振り返ります。

 

■3度目の流産

 

 今回の妊婦は、過去2回の流産を経験している篠原沙月(野原麻帆)。3回目の妊娠をしたものの、今回も検査で子どもの心拍を確認できず、担当の産科医・鴻鳥(綾野剛)から流産を告げられる。

 過去の経験を引きずっている沙月は、どこかで覚悟もしていたのだろう「……はい」と、力なく、それでいて自分を納得させるようにうなずく。うれしいはずの妊娠がわかるたび、流産に怯えながら過ごす毎日は想像できないほど不安だろう。

「3回も流産するのって、私のせいですか?」と自らを責めるように言う沙月に、鴻鳥は、初期の流産はほとんどが母親が原因でないこと、さまざまな偶然が重なり起きたのだという見解を伝える。

 助産師の小松(吉田羊)も、自分のせいにしてしまう母親が多いが、そんなことはないと声をかけるが、3回目の流産ということもあって、沙月は不育症の検査を希望する。

 不育症とは、妊娠はするが流産や死産を繰り返し、結果的に子どもに巡り会えない状態。しかし、検査を受けても原因がわからないことが多いので、余計にストレスを抱えてしまう患者が多いという。

 カンファレンスにて、意見交換を行う医師たち。

 産科医・四宮(星野源)は、流産が珍しいものではないと知ってもらうのが重要だと訴える。実際、妊娠女性の15%は流産になってしまうらしく、さらに沙月の年齢の35才だと、それは25%にもなるという。

 確かに、こういう前知識があることで沙月のような女性が過剰に自分を追い込み、精神的に苦しんでしまうことの予防にはなるのかもしれない。

 しかし小松(吉田羊)は「確率の話をしたところで、お母さんの悲しみは埋まらないよ」と反論する。

 人一倍患者に寄り添う小松は、数字やデータとはまた違う、人と人との関わりにおいての意見が多い。翌日の手術前に「またさよならしなきゃいけないんですね……」とお腹をさする沙月を見て、手術中にそっと沙月の手を握る小松。

 後日、不妊治療外来の岸田医師(高橋洋)に、「ストレスをためないことが一番の薬」だと言われたのも辛そうだ。

 もちろん岸田の言っていることは正論なのだろうが、沙月が「別にためたくてためてるわけじゃないんですけどね」と小松に漏らしたように、一歩間違うと「ストレスをためた」沙月を責めているようにも受け取れてしまうのかもしれない。

 沙月は3年前に初の妊娠が発覚した時の母子手帳も捨てられずにいる。当時、眩しかったその「思い出」が、今は重く沙月にのしかかる。しかし、うれしかったその手帳を捨てることができず、忘れられないと。

 小松は、その沙月の気持ちを肯定する。

「無理に忘れる必要ないよ、だって今まで宿った子、みんな篠原さんの子なんだから」

 沙月に響いたようだが、闇の中を一人歩くような沙月を完全に照らすことはできないようだ。

 

■夫も悩んでいる

 

 精神的にかなりかなり参っている沙月をなんとか励まそうと、夫の修一(高橋光臣)は「俺はさ、子どもがいない2人だけの人生もいいと思ってる。2人なら好きなことできるし……」と語りだすも、すぐさま「全然うれしくないよ、慰めになってない」と沙月に遮られ、どう接していいのかすらわからなくなってしまう。

 修一は悩んで鴻鳥を訪ねる。

「苦しんでる妻に何もしてやれないんです」

 そして「自分の役目は今までのことを忘れさせてあげることなんでしょうけど」と語る修一に「忘れなくていい、忘れる必要はないと思います」と語る鴻鳥。

「僕は、出産は奇跡だと思っています。こんなに医学が進歩したのに、いま篠原さんご夫婦が悩んでる問題は、未だに原因がはっきりしていません。医者の僕たちでさえ、できることが少ない……。でも修一さんが『奥さんに寄り添って笑顔にしてあげたい』『近くでなんとかしてあげたい』って必死に頑張ってる姿は、奥さんにとって一番の治療になるんだと思います。そしてその思いは、きっと明日につながります」

 鴻鳥の言葉に後押しされたのか、沙月の好きなBABYの曲をピアノで練習しだす修一。それを見た沙月は、どんな医師のアドバイスや検査よりも励まされたようで、自分の味方がすぐ近くにいたことを再確認し、心が軽くなって涙を流す。

 後日、不育症の検査結果は異常なし。つまり原因はわからない。戸惑う篠原夫妻に、鴻鳥は言う。

「不育症の原因がわかって治療した女性が出産できる確率は85%です。原因がわからなくて治療した女性が出産できる確率は85%です」

「つまり、篠原さんは次の赤ちゃんを妊娠して出産に臨めるということがわかったんです。……でも不安ですよね、怖いですよね……」

 これを聞いた沙月は泣きながら気持ちを吐き出す。

「妊娠してないってことがわかると、少しホッとする自分がいて、一瞬でもお腹の中に赤ちゃんが宿ることが怖くて、こんなんじゃ母親になる資格ないですよね」

 子ども好きな夫に、子どもを産んであげられないのが一番つらいと謝る。修一も何もしてやれないことを詫びる。どちらも、もちろん悪くないのだが、お互いフタをしていた気持ちをさらけ出せたようだ。

「次はきっと大丈夫! 本当につらい経験をしたふたりだからこそ大丈夫。だって篠原さんには、こんな近くに世界一の味方がいるじゃないですか?」

 安易な励ましにも聞こえるが、しかし、底なしの不安に溺れる沙月のような症状の女性にとって、どんな専門家より、味方がそばにいることの心強さは勝るものなのだろう。

 ナレーションで鴻鳥が言う。

「人は必ず、誰かがそばにいて、誰かのそばにいる」

 結局、沙月はめでたく再度妊娠をし、子どもの心拍も確認、ここからまだわからないながらも、明るい未来につなげる結末を見せてくれた。

 

■下屋の成長

 

 産科、新生児科と研修をしてきた新人研修医・赤西(宮沢氷魚)は今週から救命科で研修を受けるようで、下屋(松岡茉優)と再度仕事をすることに。

 産科医師としてステップアップするために救命科に飛び込んだ下屋だが(第5話)、今でも加瀬(平山祐介)にどやしつけられている毎日。ついこの前まで産科医として指導してきた後輩・赤西の前でどやされ、使いものになっていない姿をさらすのはどれだけきついだろうか。

 そんなある日、妊娠高血圧症候群で倒れた妊婦が搬送されてくる。妊婦ということで、やや勝手の違いに戸惑う加瀬や救命部長の仙道(古舘寛治)を前に、下屋は緊急帝王切開を提案する。

「確かに血圧を下げることが母体には必要ですが、そうすると胎盤の血流も減少して赤ちゃんが低酸素になるリスクがあります」

 この時の下屋の気迫に押される加瀬や仙道。鴻鳥も四宮も来られない状況の中、元・産科、現・救命の落ちこぼれチームが緊急カイザーに挑む。この時の赤西が下屋を見る目が「尊敬」と「好意」が入り混じって、実によかった。

「加瀬先生、私はまだ救命医として使いものにならないこと、よくわかってます。でも赤ちゃんのことは任せてください! だから母体のことはよろしくお願いします」

 下屋の思いを「わかってるよ」と笑いながら受け止める加瀬。

 白川も小松も、いつもきつく当たってくる救命部長も見守る中、下屋の手術を行う。さながら「下屋の逆襲」だ。

 無事手術の終わった後、心配して駆けつけた鴻鳥に仙道が笑顔で言う。

「下屋先生がいてくれて、今回は助かった。言っとくけど『今回は』だからね」

仙道「彼女は救命医になれるかな?」

鴻鳥「どうですかね、ただ下屋は打たれ強くて図々しいです。それと、よく食べます(笑)」

 実際、「手術後なのによく食えますね?」と赤西に呆れられながら弁当を幸せそうに食べるシーンが、今回あった。

「ははは、じゃ、ここで使える駒になるかもな」と笑って立ち去る仙道に、きっちり頭を下げる鴻鳥。元・上司として、これほどうれしいことはないだろう。

 しかし、さんざん産科にきついことを言った仙道だが、急に優しくされると必要以上にキュンとしてしまう。DVの男がたまに優しさを見せる手口に通じるものがある。

 

■能登、ふたたび

 

 ステージ4の肺がんである四宮の父・晃志郎(塩見三省)が再度倒れたため、再び故郷の能登へ飛んだ四宮。ベッドで苦しそうにしている自分を心配する四宮(息子)に対し「俺は大丈夫だ。お前こそ自分の患者を放り投げて来たんだろ? すぐに帰れ」と強がる晃志郎。

 しかも、担当している妊婦の手術をすると言いだす始末。今の状態でできるわけがないと妹の夏実(相楽樹)が止めるが「できる! できるに決まってる!」と頑なに譲らない。

 しかも、そのタイミングで妊婦に早期胎盤剥離の疑いが発覚、緊急帝王切開手術の必要性が。あくまで自ら手術をしようとする父親の本気の姿を見て、四宮は決断する。

「わかった、俺がやる」「医院長に許可とってくれ」

 病をおしてまで現場に立とうとし、その町の出産を守ろうとする、父であり先輩医師である晃志郎の姿が、かつて患者を亡くして(前シーズン・9話)以来、塞ぎ込みがちだった四宮の心を溶かしていくようだ。

 だが、妊婦の夫は、急に現れた「東京の医師(四宮)」を受け入れられない。そこへ、夏実に支えられて現れた晃志郎が言う。

「うちの息子、信じてやってください。東京で立派に産婦人科の医者やってます、だから大丈夫です」

 表情は特に変わりはしなかったし、何も言わなかったが、四宮は、とてもうれしかったはずだ。

「春樹、頼むな」

『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』(1989)でショーン・コネリー演じる父親が、宝に目が眩んだ息子の目をさますために、ずっと「ジュニア」と呼んでいたのに「インディアナ」と呼ぶシーンを思い出した。

 四宮が勤めるペルソナに比べ、はるかに設備の足りない病院で行う手術。助手も専門の医師ではなく、慣れない整形外科医の年配の医師が担当。しかし四宮は、いつになく熱く燃えていたように見える。

 無事手術が終わったあと、晃志郎の病室で四宮が素直に言う。

四宮「父さん、よくここで医者続けてきたな」

晃志郎「ここが、好きだからな」

 この時、四宮は、自分が現場を離れ、大学で研究に専念すべきかどうかというということに答えを出したのではないか。

 帰ろうとする四宮に「春樹、まだまだ、お前には負けんぞ」。

 父の一言一句が四宮に響く。

「何言ってんだよ」、そう言い返すのが精一杯の四宮。

「ありがとな」と震える手を差し出し、握手をする親子。こんな時間が持てる親子は幸せだろう。

 

■白川へ送る言葉

 

 短いシーンだが、小児循環器科での研修のため、研修先が決まり次第出ていくことが決まっている白川(坂口健太郎)に、上司の今橋(大森南朋)が語った言葉が良かった。

 わがままを謝る白川に、「正直、羨ましいと思ってる。僕はずっとここ(ペルソナ)から出たことがないから、ここを出て勉強したいと思ったことはあるけど、白川先生みたいに行動に移せなかった。だから白川先生の考えはすごい勇気だと思っている。その勇気がきっと成長させてくれるはずです。……僕もわがまま言っていいかな? またここに戻ってきてほしい、その時は今みたいな先輩と後輩の関係じゃなく、同じ立場で小さな命を一緒に救いたい」

 この言葉で、自らの失敗をきっかけに出ていく後ろめたさを持つ白川の心がどれだけ軽くなっただろうか。原作ではもっとクセの強い今橋だが、今回は患者に寄り添いすぎる小松をさりげなく心配し飯に誘うなど、絵に描いたような「頼れる上司」だ。今回、特にそれが目立った回だった。

 

■今週の四宮と鴻鳥

 

 四宮は忙しい中、帰郷するその罪悪感からか、引き継ぎ事項を事細かく伝えようとするが、鴻鳥は、「僕は四宮ほど、患者のカルテを丁寧に書いてる産科医を他に知らない。だから心配するな」と送り出す。

 そう言われて「ありがとう」でも「すまん」でもなく、「わかった」と答える四宮。

 他にも、帰って来た四宮の報告に「うらやましいな」と寂しく言った鴻鳥を見つめる四宮もよかった。鴻鳥は父親も母親も知らずに育ったからだ。もう2人が対立することも、今シーズンは特になさそうだ。

 今回の最後、下屋が「私は絶対、2人を超えますから!」と宣言したのを受けて、

「下屋のくせに100年早い」

「でも楽しみだね」

 と、2人で肩を並べて去って行く姿は、まるでコンビで活躍する藤子不二雄やゆでたまごのようでした。

 また今回、四宮の同期である倉崎医師(松本若菜)の回想シーンにおいて、新人時代のあどけない2人も登場した。まだ四宮が心を閉ざす前で、仲が良かった頃だ。しかし、最近はその頃に近づいてきている、いやむしろそれ以上の蜜月関係にも見える。ちょっと仲よすぎな気もするので、もうひと波乱期待したい。

 今回は、不育症の話を軸に、今までの展開のその後を見せたり、四宮の決断への道筋を丁寧に見せたり、患者、医師、家族のそれぞれのドラマを描くなかなか入り組んだ脚本で、見ごたえのある回でした。ラストスパートに期待しましょう。
(文=柿田太郎)