下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
昨日行われた衆参閉会中審議。参考人の前川喜平前文科事務次官は「加計学園ありき」を国会の場で明言したが、しかし、そこには主役の安倍晋三首相の姿はなし。外遊にかこつけて逃げ回っている無責任極まりない首相を、いつまで日本は戴かなくてはならないのだろう。
第372回(7/6~11発売号より)
1位「松居一代が持つあの『恐怖のノート』の中身と船越英一郎の“胸の内”」(「週刊女性」7月25日号)
参照「松居一代へ船越英一郎が突きつけた離婚調停申立書」(「女性セブン」7月20日号)
2位「ベンガル 妻が語った“女の意地”『夫が家を出て9年。でも離婚はしません』」(「女性自身」7月25日号)
3位「永久保存版8P 氷川きよし 座長のきらめき、プレーバック!!」(「週刊女性」7月25日号)
いやはや、すごい展開になってきた。松居一代。6月上旬から自身のブログで意味深な文章を書きはじめ、27日には長年尾行されていたことなど“恐怖の告白”をして世間を驚愕させる。さらに動画でも“セックス”“バイアグラ”を連呼しながら夫の船越英一郎の浮気を糾弾。それに呼応するように7月6日に「週刊文春」(文藝春秋)と「女性セブン」が夫・船越英一郎との離婚調停を報じ、ワイドショーもこれを大きく後追い。そんな状況下、松居本人もまた “恐怖のブログ”で告発し続ける。
以前からエキセントリックで、いろんなネタをマスコミに提供してきた松居の一連の“離婚騒動”にマスコミが飛びつくのも当然だった。もちろんすべての女性週刊誌、離婚調停をスクープした「セブン」はじめ「女性自身」「週刊女性」もこのネタを追いかけているが、松居が持つ“恐怖のノート”についてクローズアップしたのが「週女」だ。
この “恐怖のノート”とは、船越が綴ったものとされる2冊のノートで、松居はそこに浮気の証拠が記されていると主張している。浮気の有力な物証というわけだが、しかし現在、この“恐怖のノート”の中身について松居はすべてを明らかにしていないし、どこのマスコミも検証することができないでいた。そんな中、今週の「週女」が “恐怖のノート”の内容を明らかにしたのだ。
記事によれば、実際にノートを見たのは松居と親交のあるA氏だという。A氏によると、ノートには船越のプライベートな目標が箇条書きされていたらしい。
そこには“子作り”“別れる”“DVの診断書”との箇条書きに加え、有名弁護士の実名や、浮気相手とされるハワイ在住の女性が来日する日程が、イニシャルで書いてあったという。
それだけ!? らしい。これらのキーワードを見ただけで、松居は船越の浮気を確信したようだが、しかしマスコミが丸乗りして報じるにはいかにも弱い。しかも、これはあくまでこれはA氏が“見た”と言っている伝聞であり「週女」が実際見たものではない。
そこで思い出されるのが「週刊文春」の存在だ。松居は4日に、YouTubeで動画をアップし、そこで「文春」編集長に手紙を書き、取材が始まったが、掲載予定の原稿を見せてもらえない、よって「文春に裏切られた」などと主張している。加えて興味深いのが「セブン」記事にあるこんな一節だ。
「(6月下旬)なんと松居さんは船越さんにハワイに愛人がいるといって『週刊文春』の記者と組んでハワイへ飛んだのです」(芸能関係者のコメント)
つまり、松居は最も影響力の強い「文春」に夫の船越ネタをリーク、一緒にハワイに行って浮気の証拠を掴み、船越を糾弾する記事を書いてもらおうとした。しかしハワイでは、その証拠は掴めないどころか、逆に松居の証言や行動に疑問符がついた。だから「文春」は松居の思う通りの原稿は書くことはなかった。それを察知した松居は激怒、ということだろう。
しかも“文春砲”とまで称される「文春」のこと。もちろん松居が持つ“恐怖のノート”の存在や内容も承知していたはずだ。だが、そのことに「文春」は触れていない。ということは――。
さらに今回の報道の特徴は、メディアでの代理戦争が起きていないことだろう。こうしたドロ沼の、双方の主張が食い違う離婚劇、しかも夫婦が揃って有名人の場合、妻・夫それぞれのまったく異なる主張を代弁するマスコミが登場し、代理情報戦争になることが多いが、しかし今回はそれがない。
船越が大手芸能プロのホリプロ所属で、一方の松居は個人事務所という事情も少しは作用しているかもしれないが、それにしても、松居の主張のウラがとれないということも大きいのだろう。「文春」も一度は松居に乗ろうとしたが、その意図通りの記事にはできなかった。
しかしマスコミは今後も松居を追うだろう。面白いから。
松居離婚騒動もそうだが、逆な意味でも熟年が元気だ。俳優のベンガルと女優の朝加真由美の“9年不倫”。2人とも60代。元気だ。
すでに夫婦のように見える2人だというが、しかしベンガルには40年前に結婚した糟糠の妻がいる。しかも妻は、ベンガルから9年ほど前に「(朝加と)付き合っている」と言われ、夫と別居したことを「自身」に証言している。しかし、すでに2人は別れたと、これまたベンガルから聞いていたが、しかしそうではないことを「自身」記者から聞き顔をしかめたという。そりゃそうだ。
しかし妻は離婚するつもりはないらしい。ある種の復讐だ。略奪女と結婚などさせない。それも当然だ。
しかし面白いのは、朝加とは友人関係だと主張したベンガルだが、“妻は朝加との不倫を認めた”と記者に告げられた時の反応だ。あまりにも情けない――。
その詳細は是非記事を読んでほしいが、しかし、いくつになっても浮気男というやつは(苦笑)。
「週刊女性」には、かなりの頻度で演歌歌手・氷川きよしが登場する。表紙にもグラビアにも。そんなに需要があるのか? 「自身」や「セブン」にはそんなに載ってないのに。ずっと不思議に思っていた。そして今週も巻頭カラーグラビア8頁!! そこまでやるか? どんな関係だ。
