テレ朝ドラマ「木曜ミステリー」終了で老舗・東映京都撮影所の苦境

 テレビ朝日で伝統的に高視聴率を獲得してきた、木曜20時台のドラマ枠「木曜ミステリー」。沢口靖子の『科捜研の女』、名取裕子の『京都地検の女』、内藤剛志の『警視庁・捜査一課長』など、テレ朝を代表する人気ドラマシリーズが数多く放送されてきた。

 この23年間もの伝統を持つ「木曜ミステリー」枠が、2022年7月クールの『遺留捜査』(主演:上川隆也)をもって終了することが発表され、「木…

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『科捜研の女』が終了へ? テレ朝と東映の関係性が変化、映画シリーズにシフトの可能性

 10月14日に最新シリーズとなるSeason21がスタートしたテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』(毎週木曜夜8時)。1999年にSeason1がスタートし、それ以来22年にわたって人気を継続するこのドラマだが、このシリーズで終了すると、週刊文春や女性セブンが報じている。

 報道によると、木曜8時のドラマ枠そのものが来年7月に消滅する予定で、それに合わせて『科捜研の女』も終了する…

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木村拓哉親子に“社運”を託すことになった大手映画会社・東映の事情

 俳優の木村拓哉と歌手の工藤静香夫妻の次女でモデルのKōki,がホラー映画『牛首村』(清水崇監督、公開日未定)に主演し、女優デビューすることが先ごろ、発表された。

『呪怨』シリーズなどで知られる清水監督による『犬鳴村』(20年、三吉彩花主演)、『樹海村』(21年、山田杏奈・山口まゆ主演)に続く『恐怖の村』シリーズ第3弾。北陸地方に実在する心霊スポットで物語は進む。

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学歴に頼ってられない! 求められるのは“キャラ立ち”か……東映が史上初の「特撮番組専任のプロデューサー」を募集中

『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』シリーズなど、日本の特撮作品の屋台骨を支えてきた東映が、会社創立以来初めてとなる特撮番組専属のプロデューサーの募集を開始して話題となっている。

 現在公開されている要項によれば、募集人員は「若干名」。応募資格には「映像制作の経験がある方※特撮番組(「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズ等)に関心のある方歓迎」となっている。

 長らく特撮に限らず日本の映像文化を担ってきた東映であるが、一般の大企業と同じく就職しようと思えば、まず学歴が重視される。

『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』のプロデューサーを務めた白倉伸一郎氏は、コアな特撮マニアとしても知られているが、マニア以前に最終学歴は東京大学の仏文科卒である。特撮を生み出してきたかつての関係者を見ると、副社長でもあった渡邊亮徳氏は専修大学卒。でも、これは例外のようで、平山亨氏は東大卒。その片腕だった阿部征司氏は早稲田卒である。

 つまり、大企業である以上、よほどの異能でもない限りは強固な学歴フィルターのある会社というのが、東映なのである。

 そんな東映が、あえて特撮マニアを求めるかのような専業プロデューサーを募集することを決めたのはなぜか。

 事情に詳しい映像関係者は語る。

「時代の流れと共に、若手イケメン俳優が活躍するのが当たり前になった特撮番組ですが、視聴率は決して芳しくはありません。『仮面ライダーエグゼイド』が、オモチャは売れた一方で視聴率が低かったのは、業界でも話題になりました。正直、就職活動で東映を志望する有名大学出身者は<コンテンツ産業>の中で東映を選んでいます。要はビジネスには長けているけれども、思いも寄らない圧倒的な作品を生み出すような人材は決して多くはないのです。さまざまな模索の末たどり着いた、新しい思考を取り入れたい意図が、今回の募集にはあるでしょう」

 かつて、東映の名物社長であった、岡田茂氏は、東大卒というエリートにもかかわらず、任侠映画に実録もの、そして、エログロ路線と、誰も想像し得なかった作品を次々と世に送り出した人物。もはや、そんな傑物のいない時代。今こそ「俺の考えた仮面ライダーで大ヒットだ!!」というような強烈な個性を持ったプロデューサーが求められている。
(文=大居候)

映画『相棒』、“不審者侵入事件”が宣伝に!? 大喜びの東映にとんでもないウワサ浮上

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『相棒‐劇場版III‐巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』公式サイトより

 人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)の劇場版第3弾『相棒‐劇場版III‐巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』が、4月26日から公開になった。テレ朝と配給の東映から“稼ぎ頭”として期待がかかる同作だが、ディズニー映画『アナと雪の女王』が予想以上のヒットを続けていること、また2012年の大ヒット作の続編『テルマエ・ロマエII』と公開が重なったことで、今回は苦しい戦いを強いられるともいわれている。

 しかしその公開初日、『相棒』に思わぬトラブルが発生した。主演・水谷豊らが都内劇場で舞台挨拶をしている最中、同ビル内の東映本社に不審な男が侵入したのだ。そのため、各報道で大きく取り上げられることとなり、結果的に宣伝につながったという。

『日本アカデミー賞』、『桐島』受賞は大手配給のヤラセ疑惑払拭のため!?

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『日本アカデミー賞』公式サイトより

 芸能界の恒例行事である『日本アカデミー賞』。第36回目の今年は、8カ月ぶりに沢尻エリカが公の場に姿を見せたり、樹木希林が「全身がん」と衝撃告白したりなど、大きな話題をさらっていった。ほかの登壇者も、司会を務めた井上真央を始め、阿部寛、吉永小百合ら豪華俳優陣が顔そろえた。

 しかし例年疑問視されているのは、各賞の選考基準。「大手配給会社の作品しか賞を取らない」と、ネット上では毎回議論されている。