「東スポ映画大賞」大杉漣さんらが助演男優賞! 松重豊、西田敏行らが天国へエール……

 2月25日、ビートたけしが審査委員長を務める「第27回東京スポーツ映画大賞」および「第18回ビートたけしのエンターテインメント賞」の授賞式が、港区のグランドプリンスホテル高輪で行われた。

 毎年恒例「たけしの独断と偏見」によってノミネート作品が決められる本映画祭。昨年(2017年)は北野武監督作品『アウトレイジ 最終章』が公開され、大きな評判を呼んだ年であり、芸能記者の間でも「今年は『アウトレイジ祭り』になるかも?」との予想が多く集まっていた。

 無論、今年は『アウトレイジ 最終章』が8つの賞のうち5つを受賞する快挙となっており、大方の予想通り一大“アウトレイジ祭り”となっていた。

 ところが、これには「たけしのワガママ」以外の事情があるといい、たけしは「今年は特に(邦画が)不作だったように思う。その結果、『アウトレイジ』だけが残ったんですよ」と壇上で語っており、今回の選定には(いつもは止める側の)関係者も納得の結果だったという。

 今回、『アウトレイジ 最終章』は作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、新人賞を受賞しており主要出演者の多くが登壇。

 助演男優賞には大杉漣さんの名前もあったが、先日の報道通り大杉さんは2月21日にロケ先であった千葉県の病院で急逝。登壇することは叶わなかった。

 助演男優賞には大杉さんを病室で看取った松重豊さんもノミネートされており、松重さんは壇上にて大杉漣さんとはじめて出会った時の感想を語ったほか、亡くなる直前には東スポ映画大賞や北野映画のことをよく話題にしていたといい「僕も大杉漣さんと一緒に北野映画(アウトレイジ最終章)に出演できて『こんな晴れやかな場所に一緒に立てるんですね』という喜びを、つい4日ほど前に千葉の海で話したばかりだったので残念でした。でも湿っぽいのが嫌いな漣さんなので……。これからも僕たちを見守ってください」と語り故人を偲んだ。

 また、同作品で主演男優賞を授賞した西田敏行も「私も大杉漣という戦友を失ったことは非常に残念でした。あんなに突然に逝ってしまうなんて…とてもつらいですが今思うととても大杉漣さんらしいな、と思っています」とコメント。また西田と同じく主演男優賞を授賞した塩見三省は本作が脳出血後、はじめての映画復帰作だったこともあり「大杉! 俺はこんな身体になったけど、もうちょっとだけやってみるよ。ありがとう!」と天国の大杉さんに呼びかけた。

 続いては「第18回ビートたけしのエンターテインメント賞」。こちらも映画賞と同じく「ビートたけしの独断と偏見」で選ばれるエンタメ賞で栄誉ある「話題賞」には昨年、暴行事件で一躍時の人となった元横綱の日馬富士および貴ノ岩、秘書へのキツイ暴言が週刊誌へリークされた豊田真由子元衆議院議員、そしてジャニーズ事務所を退社し「新しい地図」を立ち上げた元SMAP3人がノミネートされた。日馬富士&貴ノ岩はもちろん欠席、豊田元議員も直筆の手紙の代読までに留まったが、唯一出席したのが香取慎吾であった。

 香取は、たけしからの「ジャニーズ事務所ネタ」「SMAPネタ」に困惑しながらもスピーチを行い「『新しい地図』を立ち上げてから1年も経っていないのですがこのような素敵な賞をいただけてうれしく思っております」と感想を語った。

 また「東スポさんには、とてもお世話になっていて一面を何度も飾らせていただいたこともあり、結構早い段階で『香取慎吾引退』と書かれていまして……あの時点で引退してたらこの舞台にも立てていないので、『あぁ引退しなくて良かったな』と思っています」「今、4月公開予定の映画(『クソ野郎と美しき世界』)を撮影しているのですが、次回は東スポさんの映画大賞にノミネートされたいな、と思っています。きっと、ほかの映画賞はとれないと思うので……お願いします」と、ブラックジョークと共にビートたけし審査委員長へ懇願するスピーチも披露された。

 以上のように2017年度の「東スポ映画賞」「エンタメ大賞」は締められた。果たして18年はどのような映画&エンタメが我々を楽しませてくれるのか、期待したいところである。
(文・写真=穂積昭雪[山口敏太郎事務所])

「東スポ映画大賞」大杉漣さんらが助演男優賞! 松重豊、西田敏行らが天国へエール……

 2月25日、ビートたけしが審査委員長を務める「第27回東京スポーツ映画大賞」および「第18回ビートたけしのエンターテインメント賞」の授賞式が、港区のグランドプリンスホテル高輪で行われた。

 毎年恒例「たけしの独断と偏見」によってノミネート作品が決められる本映画祭。昨年(2017年)は北野武監督作品『アウトレイジ 最終章』が公開され、大きな評判を呼んだ年であり、芸能記者の間でも「今年は『アウトレイジ祭り』になるかも?」との予想が多く集まっていた。

 無論、今年は『アウトレイジ 最終章』が8つの賞のうち5つを受賞する快挙となっており、大方の予想通り一大“アウトレイジ祭り”となっていた。

 ところが、これには「たけしのワガママ」以外の事情があるといい、たけしは「今年は特に(邦画が)不作だったように思う。その結果、『アウトレイジ』だけが残ったんですよ」と壇上で語っており、今回の選定には(いつもは止める側の)関係者も納得の結果だったという。

 今回、『アウトレイジ 最終章』は作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、新人賞を受賞しており主要出演者の多くが登壇。

 助演男優賞には大杉漣さんの名前もあったが、先日の報道通り大杉さんは2月21日にロケ先であった千葉県の病院で急逝。登壇することは叶わなかった。

 助演男優賞には大杉さんを病室で看取った松重豊さんもノミネートされており、松重さんは壇上にて大杉漣さんとはじめて出会った時の感想を語ったほか、亡くなる直前には東スポ映画大賞や北野映画のことをよく話題にしていたといい「僕も大杉漣さんと一緒に北野映画(アウトレイジ最終章)に出演できて『こんな晴れやかな場所に一緒に立てるんですね』という喜びを、つい4日ほど前に千葉の海で話したばかりだったので残念でした。でも湿っぽいのが嫌いな漣さんなので……。これからも僕たちを見守ってください」と語り故人を偲んだ。

 また、同作品で主演男優賞を授賞した西田敏行も「私も大杉漣という戦友を失ったことは非常に残念でした。あんなに突然に逝ってしまうなんて…とてもつらいですが今思うととても大杉漣さんらしいな、と思っています」とコメント。また西田と同じく主演男優賞を授賞した塩見三省は本作が脳出血後、はじめての映画復帰作だったこともあり「大杉! 俺はこんな身体になったけど、もうちょっとだけやってみるよ。ありがとう!」と天国の大杉さんに呼びかけた。

 続いては「第18回ビートたけしのエンターテインメント賞」。こちらも映画賞と同じく「ビートたけしの独断と偏見」で選ばれるエンタメ賞で栄誉ある「話題賞」には昨年、暴行事件で一躍時の人となった元横綱の日馬富士および貴ノ岩、秘書へのキツイ暴言が週刊誌へリークされた豊田真由子元衆議院議員、そしてジャニーズ事務所を退社し「新しい地図」を立ち上げた元SMAP3人がノミネートされた。日馬富士&貴ノ岩はもちろん欠席、豊田元議員も直筆の手紙の代読までに留まったが、唯一出席したのが香取慎吾であった。

 香取は、たけしからの「ジャニーズ事務所ネタ」「SMAPネタ」に困惑しながらもスピーチを行い「『新しい地図』を立ち上げてから1年も経っていないのですがこのような素敵な賞をいただけてうれしく思っております」と感想を語った。

 また「東スポさんには、とてもお世話になっていて一面を何度も飾らせていただいたこともあり、結構早い段階で『香取慎吾引退』と書かれていまして……あの時点で引退してたらこの舞台にも立てていないので、『あぁ引退しなくて良かったな』と思っています」「今、4月公開予定の映画(『クソ野郎と美しき世界』)を撮影しているのですが、次回は東スポさんの映画大賞にノミネートされたいな、と思っています。きっと、ほかの映画賞はとれないと思うので……お願いします」と、ブラックジョークと共にビートたけし審査委員長へ懇願するスピーチも披露された。

 以上のように2017年度の「東スポ映画賞」「エンタメ大賞」は締められた。果たして18年はどのような映画&エンタメが我々を楽しませてくれるのか、期待したいところである。
(文・写真=穂積昭雪[山口敏太郎事務所])

“日付以外は全て誤報”な東スポが、あり得ないネタ記事を書く裏事情

tospo.jpg
『東スポ黄金伝説。』/太陽出版

 24日、東京スポーツ新聞社の恒例イベント「第22回東スポ映画大賞」の授賞式が都内ホテルで行われ、審査委員長のビートたけしを始め、三浦友和、西田敏行、壇蜜、キンタロー。など、俳優からタレントまで豪華な顔ぶれが集結した。東スポといえば、「日付以外は全て誤報」とまでいわれる娯楽色の強い夕刊紙だが、芸能界においてここまで影響力を持つのは、それなりの理由が存在している。

 東スポの名物記事といえば、やはりUFOやUMAなど、オカルト全開の一面記事だろう。2007年にはカッパの撮影に成功したという記事が大きな話題になり、中高年男性がメイン読者の東スポを、学生や主婦も手に取るという異常事態が発生した。また芸能面でも、要所要所で的確なスクープを飛ばすというのも大きな魅力といえるだろう。

“日付以外は全て誤報”な東スポが、あり得ないネタ記事を書く裏事情

tospo.jpg
『東スポ黄金伝説。』/太陽出版

 24日、東京スポーツ新聞社の恒例イベント「第22回東スポ映画大賞」の授賞式が都内ホテルで行われ、審査委員長のビートたけしを始め、三浦友和、西田敏行、壇蜜、キンタロー。など、俳優からタレントまで豪華な顔ぶれが集結した。東スポといえば、「日付以外は全て誤報」とまでいわれる娯楽色の強い夕刊紙だが、芸能界においてここまで影響力を持つのは、それなりの理由が存在している。

 東スポの名物記事といえば、やはりUFOやUMAなど、オカルト全開の一面記事だろう。2007年にはカッパの撮影に成功したという記事が大きな話題になり、中高年男性がメイン読者の東スポを、学生や主婦も手に取るという異常事態が発生した。また芸能面でも、要所要所で的確なスクープを飛ばすというのも大きな魅力といえるだろう。