合計1億2,000万円! 巨額退職金で早期退職者募集のフジテレビ、バブル世代の既得権益が異常すぎ!?

 低視聴率地獄から、なかなか脱出することができないフジテレビ。人件費削減の一環として、50歳以上の社員を対象に早期退職者を募っていることが明らかになった。応募者には「早期退職優遇制度」として、通常の退職金に加え、最大でプラス7,000万円を支給するという大盤振る舞い。同制度の説明会には、多くの社員が足を運んだという。

 フジは、低視聴率によるスポンサー離れで広告収入が減少。2017年4月~9月期決算は、民放の中で同局が唯一、営業赤字となった。ついにテレビ東京にも抜かれ、最下位転落という体たらくである。

 しかし、フジ単体としては営業損益8億3,600万円の赤字だが、フジ・メディア・ホールディングス傘下のグループ全体を見れば、放送事業ではBSフジが14億円、都市開発事業のサンケイビルやグランビスタホテル&リゾートで103億円の営業利益を出している。特に都市開発事業は業績がよく、全体の営業利益(116億円)のほぼ全額を占めているため、「フジは不動産屋に食わせてもらっている」とテレビ業界から揶揄されている。

 それにもかかわらず、社員はいまだに高給取りで、平均年収は1,500万円ともいわれている。ところが、同局の情報番組関係者によると「若手社員はその半分ももらっていない」という。実際には、バブル時代に入社した社員が優遇されており、その年収の高さから平均年収が上がっているのだろう。

 今回の早期退職の対象は50歳以上で、まさにバブル期入社の社員である。彼らの退職金は、平均で5,000万円以上。それに7,000万円プラスすれば、1億2,000万円もの大金になる計算だ。10年に、同じくマスコミの朝日新聞でも希望退職者を募ったことがあったが、その際も「10年分の年収の半額を通常の退職金に上乗せする」という条件を打ち出し、50代社員の中には9,500万円を手にした者もいたという。

 マスコミ業界では50歳以上の社員は、過去の栄光が捨てきれずに、昔の自慢話ばかりで仕事のできない人が多いが、フジはその最たるものだ。特に“月9ドラマ”の元スタッフたちは、過去の栄光にしがみついている。だから、どんな番組を作っても視聴率が取れないのだ。赤字転落を招いた要因である50歳以上の社員を対象にした、今回の好待遇な早期退職者の公募。他局からも「視聴率が取れなくても、高給は変わらず、その上、早期退職すれば、1億円以上もらえるとは!」と、羨望の声が上がるのも当然だ。

 しかし、このリストラは、人件費削減のために背に腹は代えられないフジの、苦渋の決断だという。確かに、50代の社員が10人辞めてくれれば、年間数億円の人件費が浮くことになる。

 当初、早期退職希望者は10人弱だと想定していたようだが、予想に反して、20人近い応募があったという。その中から申請書類を精査して、60歳近い人や、家庭や体調に問題がある人を選択したという。

 写真週刊誌「フライデー」(講談社)にて、この公募の事実を認めた大多亮常務取締役は、フジのバブル時代を築いた“トレンディドラマの旗手”といわれる人物。今回の早期退職者公募は、自分たちの時代の既得権益を守るためではないかと勘繰りたくもなる。

 莫大な退職金をもらって、泥舟から脱出できる社員はツイているかもしれないが、肝心な視聴率を上げる実績を作らない限り、なんの解決にもならないだろう。
(文=本多圭)

井ノ原快彦『あさイチ』降板の裏に、NHKとジャニーズの“完全決裂”あった? 草なぎドラマが引き金に

 『NHK紅白歌合戦』にて、“ジャニーズ出演枠”だけでなく、ここ数年は司会にもジャニタレを連続起用するなど、ジャニーズ事務所との“蜜月関係”を深めてきたNHK。ところが、『あさイチ』の井ノ原快彦の降板や、元SAMP・草なぎ剛のドラマ出演をめぐって、今年に入り、その関係が悪化しているという情報を入手した。

 井ノ原と同局の有働由美子アナウンサーが司会を務める、同局の朝の情報番組『あさイチ』。2人は“最強コンビ“として、主婦から絶大な人気を誇っていたが、新年早々、有働アナの“降板”がスポーツ紙によって報じられた。

 有働アナの電撃降板について井ノ原は、NHK内の“アンチ有働派”の画策によるものだと激怒。相棒を外されたまま番組を続けることはできないと、3月いっぱいでの同時卒業を決めた。W降板発表の翌日、2月7日の放送では、「誰かひとり辞めるんだったら、みんなで辞めた方がいいとずっと思っていた」と、自らの思いを明かした。結果、井ノ原は男を上げたが、事はそう単純ではなかったようだ。

 というのも、いくら井ノ原が「降りる」と言っても、そもそも所属のジャニーズ事務所の許可がなければ降板できない。事務所が今回の井ノ原の降板を許した裏には、ジャニーズとNHKの関係性の悪化があるという。

 ジャニーズは、事務所を退所した元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の“3人潰し”を画策し、民放各局もそのことを察知して、3人の起用を見送る“忖度”を見せた。フジテレビ系に至っては、草なぎありきだった関西テレビ制作のドラマシリーズの主演を、最新作『FINAL CUT』で、急遽ジャニーズ一押しの亀梨和也に変更させるほど気を使っている。

 一方のNHKは、以前より草なぎがナレーションを務めている『ブラタモリ』での起用を継続しており、今年に入ってからは、未解決事件の“赤報隊事件”をテーマにした実録ドラマ『未解決事件 File.06「赤報隊事件」』の主演に抜擢。ドラマは1月27日、28日と2夜にわたり、ゴールデンタイムで放送された。これは、同局が番組作りにおいてジャニーズ事務所に“忖度”することなく、元SMAPの3人を使うという意思表示とも受け取れる。

 NHKは草なぎを同作の主演に起用したことで、案の定ジャニーズとドラマ制作部門との関係が悪化。そして、『あさイチ』の有働アナの降板情報をジャニーズ側に事前に知らせなかったことで、さらなる怒りを買い、ジャニーズは同番組から井ノ原を降板させたのだ。

『あさイチ』の後任司会者は、吉本興業のお笑いコンビである博多華丸・大吉となることが決定。井ノ原の後任としてジャニタレの起用がなかったことからもわかるように、NHKは情報番組のスタッフまでジャニーズとの関係が悪化し、同番組ではジャニーズのゲスト出演すら今後はないのではといわれている。

 ジャニーズに“忖度”しないNHKからはこれからも目が離せないが、民放も、その姿勢を見習ってほしいところだ。

泉ピン子の性格の悪さに辟易……数十年ぶりに会ったのに“大恩人”の悪口を連発した夜

「自分は大女優」と思い込んでいる節のある女優・泉ピン子。NHK大河ドラマ『西郷どん』に13代将軍・徳川家定の母親で、大奥の“ドン”でもある本寿院役として出演が決定。その出演者記者会見でも、言いたい放題のピン子節全開だったという。

 大河ドラマへの出演は、1986年『いのち』以来、32年ぶりで4作目となるピン子。「(昔の)大河とはえらい違いで、お金がかかっている。セットも、昔はなかったのに、今は天井まである。昔はマイクを仕込むのも大変で」と、久々の大河現場に興奮した様子を見せ、「いい冥土の土産になった」と笑わせた。

 今回演じる本寿院についても、「江戸城のドン。トップです。私は農村とか漁村(で暮らす人物の役)はよくやっていた。江戸城の一番上というのは、ややこしくて。本当に眠れませんでした」とボヤくなど、終始会場の主導権を握り、“大女優”ぶりを見せつけた。

 ピン子はもともと女優ではなく、売れないピン芸人だった。日本テレビ系の情報番組『ウィークエンダー』でのリポーターがきっかけとなりブレーク。その後、ドラマに出演するようになり、NHK朝の連続テレビ小説『おしん』で女優としての地位を確立。そして、脚本家の橋田寿賀子さんによる国民的ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で女優として不動の座を獲得することとなった。

 だが、誰も“大女優”とは認めていない。なぜなら、これまで“大女優”と呼ばれてきた、森光子さん、山田五十鈴さんや吉永小百合さんとは違い、性格が悪く、誰からも慕われていないからだ。

 筆者は、最近行きつけの料理屋で、ピン子とばったり遭遇した。その昔、何度もピン子を取材した経験があるのだが、月日も経ち、筆者のことは忘れているだろうと思い、当時ピン子のマネジャーを務めていたT氏の名前を出してみた。すると、ピン子はいきなりT氏の悪口を連発。70歳になっても変わることのない性格の悪さには驚いた。

 しかも、T氏は長年ピン子を支えてきたマネジャーである。愛妻家として知られた吉本興業の重鎮、西川きよしとの“不倫疑惑”がピン子に持ちあがった際には、表面化を食い止めるために必死になってマスコミ対策に奔走。ピン子の結婚時には、相手方の医師・武本憲重氏の“隠し子騒動”や、結婚に反対する武本氏の両親との確執をマスコミに気づかれないようにかばい続けた。また、ピン子の共演者イジメや新人女優いびりは有名だったが、矢面に立って、ピン子をフォローしてきたのもT氏だった。

 そんなT氏だが、お世話になった劇団の社長から売り出し中の女優のマネジメントの手伝いを頼まれ、協力したことがきっかけとなり、ピン子の逆鱗に触れた。ピン子は有無を言わさずT氏をクビにし、さらに、退職金を出すどころか、ピン子のために使ってきた営業費を返還するよう迫ったというから、開いた口が塞がらない。

 それでも、クビになったT氏は、ピン子のスキャンダルはもちろんのこと、一度たりとも批判めいたことを言わなかった。「俺がピン子を育てた」なんて傲慢な発言も聞いたことがない。それにもかかわらず、ピン子は数十年ぶりに会って、記憶にもない筆者に対してまで、T氏の悪口を連発。

 恩をアダで返すその性格の悪さでは、今後もピン子が“大女優”と呼ばれることはないだろう。
(文=本多圭)

志村けん、石橋貴明……赤字の元凶“日枝久人脈”を切れないフジテレビの暗黒ぶり

『とんねるずのみなさんのおかげでした』『めちゃ×2イケてるッ!』『ウチくる!?』など、フジテレビを支えた長寿バラエティ番組が3月で終了となる。大幅な番組改編により立て直しを図るフジだが、その一方で、低視聴率が原因で打ち切りに踏みきった『みなおか』のとんねるず・石橋貴明を、4月から深夜枠で再起用。新番組をスタートさせることが決まった。

 この起用は、石橋と昵懇の仲である、フジの日枝久相談役の存在によるものだといわれている。日枝氏は昨年、相談役に退いたものの、いまだ隠然たる力を持っており、フジの“ドン”としてトップに君臨し続けている。

 日枝氏が編成局長時代、バラエティ番組『夕やけニャンニャン』にとんねるずがレギュラー出演し、爆発的な人気を集めた。社長になってからは『みなおか』が高視聴率を記録。とんねるずは絶頂期のフジを支えた功労者となり、中でも石橋は、食事やゴルフを通じて個人的にも日枝氏と親しい間柄となった。そのために、今回も宮内正喜社長が“忖度”して、石橋に新番組を用意したのだという。

 実はフジで優遇されているのは石橋だけではなく、志村けんもその一人である。正確に言うと、志村は石橋以上に優遇されており、志村自身だけでなく所属事務所のイザワオフィスも、その恩恵を受け続けているという。

 フジが不定期で年3回放送している『志村けんのバカ殿様』シリーズは、今年で32年目を迎える。スタート当時の1986年に最高視聴率27.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したが、年々数字が低下。3年前からは1ケタ台になり、その後も回復していない。また、志村はそれとは別に、番組名をころころ変えながら深夜帯で冠番組を持ち続けている。現在放送している『志村の夜』も、視聴率は1%台と厳しい数字である。

 つい最近、テレビ東京の深夜番組『ゴッドタン』で、おぎやはぎが「ベテランはどんどん、つまらなくなる」とコメントしたことがあった。暗に志村を指していると言われているが、もし、そうだとしたら、おぎやはぎの認識は甘い。もともと、志村は普段は面白くないのだ。

 筆者も何度か会ったことがあるが、酒を飲めば面白いが、普段はただのおっさんだ。『8時だョ!全員集合』(TBS系)などで見せるギャグは、リーダーだった故・いかりや長介の厳しい台本の読み合わせのもとで作り上げられたもので、志村はアドリブが利かない。そのため、いつもやることが同じである志村の番組は、どんどんつまらなくなるのも当然だ。大御所である志村に気を使って周りも盛り上げているが、フジの制作スタッフも、そのことは十分わかっているはず。

『バカ殿』と『志村の夜』の番組の企画・制作は、いずれも志村の所属するイザワオフィスが担っている。年3回の『バカ殿』の制作費は『みなおか』の数倍にのぼり、『志村の夜』とあわせ、イザワオフィスに支払われる企画制作料は莫大な金額になるという。そのため、現場サイドからは、何度も打ち切りを望む声が上がっていた。

 それでも、打ち切れないのは、やはり日枝氏とイザワオフィスの社長である井澤健氏の蜜月関係によるものだという。井澤氏が渡辺プロダクションに所属していた時代、『夜のヒットスタジオ』などの番組を通じて、日枝氏を含めたフジの上層部と関係を深めており、独立後もその関係を引きずっているのだ。このような悪しき関係を断ち切らない限り、志村を切ることはできない。石橋も然りだ。

 フジは坂上忍や梅沢富美男でお茶を濁す番組作りをしても、日枝氏が相談役から退かない限り、低視聴率地獄からは脱出できないだろう。
(文=本多圭)

志村けん、石橋貴明……赤字の元凶“日枝久人脈”を切れないフジテレビの暗黒ぶり

『とんねるずのみなさんのおかげでした』『めちゃ×2イケてるッ!』『ウチくる!?』など、フジテレビを支えた長寿バラエティ番組が3月で終了となる。大幅な番組改編により立て直しを図るフジだが、その一方で、低視聴率が原因で打ち切りに踏みきった『みなおか』のとんねるず・石橋貴明を、4月から深夜枠で再起用。新番組をスタートさせることが決まった。

 この起用は、石橋と昵懇の仲である、フジの日枝久相談役の存在によるものだといわれている。日枝氏は昨年、相談役に退いたものの、いまだ隠然たる力を持っており、フジの“ドン”としてトップに君臨し続けている。

 日枝氏が編成局長時代、バラエティ番組『夕やけニャンニャン』にとんねるずがレギュラー出演し、爆発的な人気を集めた。社長になってからは『みなおか』が高視聴率を記録。とんねるずは絶頂期のフジを支えた功労者となり、中でも石橋は、食事やゴルフを通じて個人的にも日枝氏と親しい間柄となった。そのために、今回も宮内正喜社長が“忖度”して、石橋に新番組を用意したのだという。

 実はフジで優遇されているのは石橋だけではなく、志村けんもその一人である。正確に言うと、志村は石橋以上に優遇されており、志村自身だけでなく所属事務所のイザワオフィスも、その恩恵を受け続けているという。

 フジが不定期で年3回放送している『志村けんのバカ殿様』シリーズは、今年で32年目を迎える。スタート当時の1986年に最高視聴率27.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したが、年々数字が低下。3年前からは1ケタ台になり、その後も回復していない。また、志村はそれとは別に、番組名をころころ変えながら深夜帯で冠番組を持ち続けている。現在放送している『志村の夜』も、視聴率は1%台と厳しい数字である。

 つい最近、テレビ東京の深夜番組『ゴッドタン』で、おぎやはぎが「ベテランはどんどん、つまらなくなる」とコメントしたことがあった。暗に志村を指していると言われているが、もし、そうだとしたら、おぎやはぎの認識は甘い。もともと、志村は普段は面白くないのだ。

 筆者も何度か会ったことがあるが、酒を飲めば面白いが、普段はただのおっさんだ。『8時だョ!全員集合』(TBS系)などで見せるギャグは、リーダーだった故・いかりや長介の厳しい台本の読み合わせのもとで作り上げられたもので、志村はアドリブが利かない。そのため、いつもやることが同じである志村の番組は、どんどんつまらなくなるのも当然だ。大御所である志村に気を使って周りも盛り上げているが、フジの制作スタッフも、そのことは十分わかっているはず。

『バカ殿』と『志村の夜』の番組の企画・制作は、いずれも志村の所属するイザワオフィスが担っている。年3回の『バカ殿』の制作費は『みなおか』の数倍にのぼり、『志村の夜』とあわせ、イザワオフィスに支払われる企画制作料は莫大な金額になるという。そのため、現場サイドからは、何度も打ち切りを望む声が上がっていた。

 それでも、打ち切れないのは、やはり日枝氏とイザワオフィスの社長である井澤健氏の蜜月関係によるものだという。井澤氏が渡辺プロダクションに所属していた時代、『夜のヒットスタジオ』などの番組を通じて、日枝氏を含めたフジの上層部と関係を深めており、独立後もその関係を引きずっているのだ。このような悪しき関係を断ち切らない限り、志村を切ることはできない。石橋も然りだ。

 フジは坂上忍や梅沢富美男でお茶を濁す番組作りをしても、日枝氏が相談役から退かない限り、低視聴率地獄からは脱出できないだろう。
(文=本多圭)

「やっぱり草なぎでいけばよかった……」亀梨和也主演『FINAL CUT』大コケで、関テレ内部から恨み節

 KAT-TUN・亀梨和也が主演している関西テレビ制作の“火曜夜の復讐ドラマ”『FINAL CUT』(フジテレビ系)が視聴率6%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低迷を続け、ドラマ関係者から「やはり、草なぎ剛主演ドラマでいけばよかった」と後悔する声が上がっているという。

 フジ系カンテレ制作の、“復讐ドラマ”シリーズは、草なぎ主演で、15年放送の『銭の戦争』、昨年1月期に放送された『嘘の戦争』が大ヒット。特に『嘘の戦争』は、SMAPの解散で袂を分かつことになった木村拓哉が、同1月クールで主演したドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)との“ドラマ対決”で注目された。

 視聴率は、キムタクドラマが平均視聴率14.5%を記録し、11.3%の草なぎが敗北する結果となった。しかし、草なぎドラマのヒロインが、女性から評判の悪い水原希子だったこともあり、別の女優を起用していたら、視聴率が取れていたのではという声も上がるなど、ドラマ自体の評価としては総合的に草なぎの方が高かったという。

 同シリーズは、視聴率がともに2ケタ台と好調だったことから、第3弾の『FINAL CUT』の制作が決定。演出に『嘘の戦争』の三宅喜重氏、ライバル役に藤木直人を起用し、当初は草なぎの主演で予定されていた。昨年の9月に、草なぎがジャニーズ事務所を退所した際も、その方向性が変わることはなかったという。

 ところが、いざフタを開けてみると『FINAL CUT』の主演は亀梨に交代していたのだ。

 亀梨は『怪盗 山猫』『ボク、運命の人です。』と、立て続けに日本テレビ系のドラマに主演。しかも、『運命の人』では、亀梨よりドラマでの実績がある山下智久を助演扱いし、主役を演じている。このことからもわかるように、ジャニーズ事務所を仕切る藤島ジュリー景子副社長は、亀梨にかなりの力を入れているようだ。

 そして今回、ジュリー副社長は“草なぎ潰し”の意図もあって、制作局であるカンテレにお気に入りの亀梨を売り込んだのだろう。そして、情けないかな、同局の上層部はジャニーズに忖度して、『FINAL CUT』の主役を草なぎから交代させたのだ。

『FINAL CUT』の初回視聴率は7.2%。2話目以降は6%台と低迷を続けている。打開策として、亀梨がカンテレをジャック。情報番組などに生出演したが、ジャニーズの人気アイドルが関西ローカル番組をジャックするというのは、異例の出来事である。

 そうした番宣の結果、関西地区の3話目は10.8%を記録したが、関東地区では6%台と変化がなかった。これでは、もはやカンテレの番組出演は、ドラマの番宣ではなく、今回の主演交代のバーターだったのでは? と勘繰りたくもなる。

 亀梨の前作主演ドラマ『運命の人』は、平均視聴率9.5%と厳しい結果だった。亀梨が草なぎより数字を持っていないことは明らかで、『嘘の戦争』の11%台に追いつくのは、もはや至難の業だ。それどころか、打ち切り説も流れているという。

 これも、カンテレの上層部がジャニーズの圧力に屈した結果だろう。ドラマは“視聴者のために作っている”という原点を、制作者は肝に銘じてほしい。

コインチェック「NEM」流出でCM出演の出川哲朗に“トバッチリ”! 道義的責任は……

 仮想通貨取引所の運営大手・コインチェックが、約580億円相当の仮想通貨「NEM」を不正流出させる事件が発生し、多くの被害を生んでいる。

「NEM」の外部流出問題は芸能界にも波紋を広げており、中でもお笑いタレント界隈では、ダウンタウン・松本人志や藤崎マーケット・トキをはじめ、約50人以上が利用していたことが明らかになった。多くの芸人に仮想通貨を勧めたという、たむらけんじのもとには、クレームが殺到しているという。

 そして、人気お笑いタレントの出川哲朗にもコインチェックの広告塔としてCMに出演していたことで注目が集まっており、道義的責任を問う厳しい声も上がっているという。

 これまでも芸能界では、リスクの伴う金融や投資関係との関与について問題が取り沙汰されてきた。

 記憶に新しいところでは、2007年に起こった、健康食品会社「エル・アンド・ジー」の疑似通貨による巨額詐欺事件(通称“円天事件”)だろう。この会社では、演歌歌手の細川たかし、八代亜紀、藤あや子や香西かおりなど、多くの芸能人が広告塔として同社のイベントに出演していた。中でも細川は、詐欺容疑で逮捕された創業者の波和二受刑者と昵懇の関係とウワサされ、事件への関与の深さから、同年『NHK紅白歌合戦』を辞退し、その後の活動にも影響した。

 さらに、12年には“ペニーオークション詐欺事件”で、自らのブログにてステマ投稿していた、ほしのあきや小森純らが芸能界から干され、最近では、輸入ワイン投資の詐欺事件で、広告塔としてパーティーに出演した元・フォーリーブスの江木俊夫や演歌歌手の小林幸子が社会的批判を浴びた。

 流出事件を起こしたコインチェック社は、約26万人の利用者に対し、自己資金で約460億円を返金すると発表しているが、具体的な時期や方法は明らかにしておらず、実際に返済のめどは立っていない。いつお金が戻るかわからない不安から、一部の利用者の中には、出川にまで責任追及の矛先を向ける者もいるという。

 今回、コインチェック社は被害者だが、その管理システムのお粗末さが引き起こした事件だけに、広告塔を務めた出川は巻き添えを食った形になってしまった。

 出川は、かつて女性雑誌の“抱かれたくない男ランキング”で殿堂入りするほどの“嫌われキャラ”であったが、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)への出演がきっかけで若い女性や子どもたちに大ウケ。テレビ東京系では、昨年の4月から初の冠番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』を持ち、今では他局からも出演オファーやCM依頼が殺到するほどの人気ぶりである。老若男女から“愛される出川”として、苦節30年の遅咲きで大ブレーク中だ。

 その“出川効果”のおかげで、CM放送後、コインチェックの口座開設者が約1カ月で10倍にまで増えたという。「NEM」の流出により、出川も風評被害を受けた側ではあるが、その影響力の大きさから、道義的責任を負わざるを得ないかもしれない。コインチェック社から利用者への返済のめどが立つまでは、テレビ出演の自粛が求められてもおかしくないだろう。今回の騒動で、出川の遅咲きの大ブレークにミソをつけたのは間違いない。
(文=本多圭)

映画で岡田准一に抜かれ、ドラマでも松本潤に……「木村拓哉の憂鬱」ジャニーズ“世代交代”くっきり

 SMAP解散後、ジャニーズ事務所内で世代交代が着々と進んでいるようだ。

 今期、ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)で主演を務める木村拓哉と、『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』(TBS系)の嵐・松本潤の“ジャニーズドラマ対決”で、逆転現象が起こっている。

 木村の『BG』は初回の平均視聴率が15.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、1月期ドラマのトップに立つ好スタート。ところが、続く2話目は微減の15.1%となった。

 対する松本の『99.9』は、初回平均視聴率15.1%と『BG』に続く第2位につけ、2話目では初回を上回る18.0%を記録。3話目では16.2%と数字は落ち着いたものの、リードは明らかだ。

 映画界では、V6・岡田准一が顕著な活躍を見せており、『永遠の0』や『蜩ノ記』で最優秀男優賞や助演男優賞を総ナメ。昨年公開された『関ヶ原』でも、各映画賞にノミネートされている。一方の木村は『無限の住人』が大コケ状態となり、銀幕の世界では、すでに岡田との世代交代が完了してしまった。そのため、ドラマが木村に残された唯一の道であった。

 実のところ、ドラマ界での木村と松本の世代交代は、一昨年から始まっていた。松本の『99.9』は、シーズン1が2年前の2016年4月期に日曜劇場枠で放送され、平均視聴率17.2%をマークする好調ぶり。木村は翌年1月期に、同じく日曜劇場枠で放送された『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)に主演。平均視聴率は14.5%にとどまり、“キムタクドラマ”のブランドに、陰りの見える結果となっていた。

 当時は、SMAPの解散直後だったこともあり、『A LIFE』はグループ内で対立関係にあったとされる、草なぎ剛が主演した『嘘の戦争』(フジテレビ系)とのドラマ対決ばかりが注目されていた。結果、『嘘の戦争』の平均視聴率は11.3%と、『A LIFE』を下回り、“キムタクドラマ”の勝利となった。同クールのドラマの中でも、トップの視聴率を飾ったが、同じく日曜劇場枠で過去に主演を務めた松本のドラマには完敗していたわけだ。

 今回は、同時期でのスタートだけに、木村と松本のドラマ対決は避けられない。木村の『BG』は江口洋介、斎藤工、上川隆也という主役クラスの俳優陣に加え、女優陣には菜々緒や“陰の視聴率女王”と呼ばれる石田ゆり子という豪華出演者を起用し、背水の陣で挑んでいる。

“キムタクドラマ”は、3年前に放送された『アイムホーム』(テレビ朝日系)の平均視聴率が14.8%、前述した『A LIFE』は平均視聴率14.5%。今回の『BG』では、初回平均視聴率15.7%と好スタートを切っているが、「キムタクが一気に老けた」という声も上がっている。それでいて、“何をやってもキムタク”と揶揄される演技力が一向に上達しないことから、視聴者の“キムタク離れ”も起こっているという。斎藤や上川、石田が固定視聴率を持っているだけに数字が大幅にダウンすることはないだろうが、これまでの“キムタクドラマ”からすると、15%台を維持するのが精一杯。なお、ドラマ関係者によると15%が合格ラインだという。

 一方、松本の『99.9』は、第3話の平均視聴率が16.2%と高視聴率を維持しており、シーズン1並みの高視聴率が期待できる。

 映画では、すでに岡田に抜かれてしまった木村だが、ドラマでも松本に抜かれるのは時間の問題だろう。それにしても、ジャニタレの世代交代は時代の流れを感じさせる。
(文=本多圭)

結婚? 出世? フリー転身? 『あさイチ』降板のNHK・有働由美子アナは、どこへ向かうのか

 NHKの有働由美子アナが、7年以上にわたり司会を務めてきた朝の情報番組『あさイチ』を、3月末で降板することが明らかになった。「プライベートを優先させたい」という有働アナ自らによる申し入れということで、今後の進退が注目されている。

 有働アナはNHKのアナウンサーとして知名度が上がっていた2000年に、当時横浜ベイスターズに所属していた元プロ野球選手・石井琢朗氏との“不倫スキャンダル”が報じられたほか、広告マンや会計士との熱愛がウワサされたが、いずれも結婚には至らなかった。

 その後、13年11月に、静岡県で会社経営する5歳年下の子持ち男性との“遠距離恋愛”が、女性週刊誌の報道により発覚。都内での“週末同棲”も報じられ、結婚秒読みといわれていたため、今回の降板は結婚が理由によるものであると思われていた。

 ところが、男性側が仕事の関係上、地元を離れられないことや、2人の子どもへの影響を考えて結婚の決断ができないという事情から、昨年の秋頃に破局したとの情報もある。

 一方で、「プライベートを優先したい」という有働は、毎日が縛られるレギュラー番組を持たずに管理職に専念し、将来はその“NHK愛”から、女性初のNHK理事を目指すのでは? という話も聞こえてくる。

 現在、有働アナはチーフアナウンサーという肩書だが、これは全国500人のNHKアナウンサーの中で15%ほどしかいない管理職。彼女の場合は、実績からいって、局長級のエグゼクティブアナウンサーへの昇進も近いといわれており、降板して出世街道を歩むのではないかという見方もある。

 しかし、有働アナの人気・実力から、民放各局も起用を熱望しているため、フリーに転身して、好き放題に活躍するのではという見方も捨てがたい。現に、TBSが獲得に乗り出すという情報がある。TBSでは、古くは福島敦子や膳場貴子、現在は堀尾正明というNHK出身者が活躍している。同局は有働アナの独立を想定して、平日午後3時49分から放送中の大型ニュース番組『Nスタ』にキャスターの座を用意しているともいう。

『Nスタ』は10年にスタートしたが、低視聴率のために何度もリニューアルを繰り返している。現在の女性キャスターであるタレントのホラン千秋は、バラエティ番組の進行役としては問題ないものの、キャスターの資質には欠ける。その点、十分なキャリアと経験があり、『あさイチ』を同時間帯の視聴率トップに押し上げた実績や、『NHK紅白歌合戦』総合司会を4年連続務めた全国的知名度を持つ有働アナの実力は、民放女子アナや、にわかキャスターとは比べものにならないだろう。

 3月で『あさイチ』を卒業する有働アナ。50歳を目前にした新たなチャレンジとして「結婚」「出世」「フリー転身」どの道を選ぶのか? 
(文=本多 圭)

斉藤由貴は「パンツかぶってこい!」ビートたけしの“愛のムチ”に、どう応える?

 2月25日に都内のホテルで開かれる『第27回東京スポーツ映画大賞』(通称、東スポ映画祭)と『第18回ビートたけしのエンターテインメント賞』の選考が、1月21日に行われた。

 今年は、両賞の審査委員長であるビートたけしこと北野武監督の『アウトレイジ 最終章』が作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、新人賞の5部門を独占。同映画祭は、たけしが「独断と偏見で賞を選ぶ」と公言してきたが、同作品の受賞は、興行配収や評価も含めても異論がないところだろう。

 今年の東スポ映画祭は“アウトレイジ祭り”になるが、他に注目すべきは助演女優賞だ。

 助演女優賞は、これまで何度も東スポ映画祭で賞を受賞してきた是枝裕和監督の作品『三度目の殺人』に出演した女優の広瀬すずと、斉藤由貴の2人が選ばれた。特に斉藤の演技は、迫力があって際立っていた。たけしは「斉藤由貴は、パンティをかぶってきたら主演女優賞をあげるんだけどな」とジョークを言っていたが、それぐらい開き直ってくれることを期待したい。

 昨年夏、「週刊文春」(文藝春秋)に、50代男性医師との“W不倫”が報じられた斉藤。一度は釈明会見を開いて不倫を否定したが、約1カ月後に不倫相手の男性が斉藤のパンティを被っている写真が流出したこともあって、不倫関係を認めざるを得なくなった。結果、NHK大河ドラマ『西郷どん』や、Eテレの『高校講座 物理基礎』、TBSの歌番組の司会も降板。テレビだけでなく、ラジオの『オールナイトニッポン MUSIC10』(ニッポン放送)も降板した。

 テレビやラジオ以上に痛かったのは、飲料水「天使のララ」と携帯電話「au」の2本のCMの打ち切りだろう。不倫騒動で莫大な違約金が発生したという情報も流れたが、実際には発生しなかったという。それにしても、契約金の一部は返済しなければならない。斉藤のCMギャラは推定2,000万~3,000万円。不倫によって、少なくとも5,000万円のマイナスが発生したことになる。もはや、財政的にも死活問題にまで発展しているという。

 それだけに東スポ映画祭の助演女優賞に選ばれた斉藤には、「パンティをかぶってきたら主演女優賞」というジョークを、実際に断行するくらいの開き直りが必要だろう。パンティはかぶらないにせよ、大舞台でたけしにイジってもらえるのは、再起の場としては、いい機会のはず。斉藤が東スポ映画祭の授賞式に出席するのか否か、注目したい。
(文=本多圭)