『らんまん』万太郎たちに、自分の「好き」と仕事が結びつく日は来るのか(第3週)

 万太郎は18歳。演じるのは、とうとう神木隆之介さんに。姉の綾も佐久間由衣さんに、お目付役の竹雄も志尊淳さんになりましたが、演じる人が変わっても、あの子どもたちがそのまま大人になった感じで、全然違和感がないですね。そして万太郎と一緒に学問所に通っていた幼なじみの貫太、成長した彼を演じているのが『舞いあがれ!』の空先輩、新名基浩さんだと知った時はびっくりしました。寡黙な空先輩が、おしゃべりな貫…

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『らんまん』学びという「変化」を進む万太郎と、時代の激動に戸惑う人たち(第2週)

 万太郎の母・ヒサ(広末涼子)が亡くなって3年、万太郎は9歳に。演じるのも、森優理斗さんから小林優仁さんにバトンタッチ。成長しても、万太郎の草花好きはあいかわらず。商家でありながら学問所で勉強することを許されたのに、草と話をするほうが楽しいと行きたがらない。しぶしぶ行ってみれば武家の子たちに目をつけられ、稽古という名目で木刀を持たされて大ピンチ。時代の変化でいちばん大変だったのは、武家の子た…

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『らんまん』突飛な設定でさらに輝くディーン・フジオカという俳優(第1週)

 好奇心旺盛で草花が大好き、造り酒屋の当主として大事に育てられながら、ちょっと走っただけで熱を出して倒れる、体の弱い万太郎(森優理斗)。そんな弟を心配してばかりのしっかりもので、笑顔の少ない姉の綾(太田結乃)。万太郎の世話役を命じられている、番頭の息子の竹雄(井上涼太)。そんな子どもたち3人を中心に、『らんまん』の第1週が始まりました。

 由緒ある「峰屋」を束ねるのは、万太郎と…

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『舞いあがれ!』みんなの夢をいっぺんに叶える舞の飛行で大団円(最終週)

 とうとう舞ちゃん(福原遥)が舞いあがった。「かささぎ」を操縦する舞ちゃんを見て、涙をこらえきれませんでした。彼女が飛ぶ姿を、本当に見たかった。だからこそずっと「飛ばないのかーい!」「また寄り道かーい!」とツッコんできたのですが、ここまでの彼女の道のすべてが、あのフライトにつながっていたんですね。無理を言って航空学校に行ったこと、就職延期で五島で宇宙好きな朝陽くん(渡邉蒼)と仲良くなったこと…

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『舞いあがれ!』先が読めない展開と主人公、残り1週で物語を描き切れるか(第25週)

 「模型飛行機を飛ばしたい→人力飛行機を作りたい→仲間と作った飛行機を飛ばしたい→飛行機で飛びたい→飛行機の部品を作りたい」と、ちょっとずつ変化してきた舞ちゃん(福原遥)の飛行機への夢が、最終週前に「空飛ぶクルマを見てみたい」まできました。

 パイロットとして舞いあがるとばかり思っていた舞ちゃんが、地上でどっしりと落ち着いて、ネジを作ったり会社を経営したりする姿に「それでいいの…

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『舞いあがれ!』祥子の介護問題は丁寧に描かれるも…残り2週で急展開?(第24週)

 船を操り、畑の果物でジャムを作り、島のみんなに頼りにされるばんば・祥子さん(高畑淳子)。彼女が舞ちゃん(福原遥)やめぐみさん(永作博美)や貴司くん(赤楚衛二)たちに語ってきた言葉は、彼らを勇気づけるだけでなく、ドラマを見ている私のことも元気にしてくれました。

 そんなかっこいい祥子さんが脳梗塞で倒れ、船の操縦どころかみかんを剥くことさえできなくなってしまった。週末から月曜まで…

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『舞いあがれ!』舞と御園の落とし穴コントみたいな“失敗”にモヤモヤ(第23週)

 私、カフェ「ノーサイド」のオーナーです。がんばって働いて、おかげさまで地元の人に愛されるお店になりました。常連に元ラグビー選手がいて、話も合うし、娘さんはうちでバイトしてたこともあるし、いいお客と思っていたんですけど、ある日結婚しようって言いだしたんですよ。遠くに行く娘さんの代わりに、自分の世話をするのにちょうどいいと思われたらしくて。失礼な話だし、外でデートもしたことなく、ただ愛想良く接…

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『舞いあがれ!』思いもよらぬ道へ進むヒロインが心配になる朝ドラ(第22週)

 いつかはパイロットになるのか、それともこのまま営業としてIWAKURAで働き続け、最後にはめぐみさん(永作博美)の跡をついで社長になるのか。いったい飛ぶのか飛ばないのかとハラハラ見守ってきた舞ちゃん(福原遥)が第22週ではなんと、起業。今週もやっぱり飛ばないのかーい。

 朝ドラをいろいろ見てきましたが、こんなに「ええっ、そっちの道は間違ってない? 大丈夫?」と言いたくなる主人…

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『舞いあがれ!』ネジのように、バラバラのものも繋がれていく(第21週)

 「私たち、ただの幼なじみです」の位置からずっと動けなかった舞ちゃん(福原遥)と貴司(赤楚衛二)がやっと「恋人」になったのが前の週の金曜日。これからラブラブ恋人時代を見せてもらえるのね……と思ってたら、月曜の朝にはすでに結婚式が終わってこれからパーティーでびっくり。幼なじみが恋人になるまでの時間と、そこから夫婦になるまでの時間の長さが違いすぎる! わかるけど! お互いのことを知りまくってるか…

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『舞いあがれ!』“推し”の幸せを願って奔走する秋月に自分を重ねる(第20週)

 「よかったねえ」のひとことに尽きるこの週。これ以上何を言うことがあるのか、という気もするんですが、感動の涙を拭いて振り返ります。

 貴司(赤楚衛二)の古本屋デラシネには、編集者・リュー北條(川島潤哉)に加えて、自称ファン1号の秋月史子(八木莉可子)が出入りするように。北條と秋月の2人に挟まれた貴司は、虎とライオンに見つめられた小鹿のよう。「売れる歌を書いてよ」と迫る北條と「先…

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