安藤サクラがヒロインの次々期朝ドラ『まんぷく』に若手が出ない? 松下奈緒、内田有紀、要潤ら大物の出演が続々決定

 安藤サクラがヒロインを務める、10月スタートのNHK連続ドラマ小説『まんぷく』の追加キャストが発表されたが、どうにも様子がおかしい。“若手”俳優・女優が、ただの一人も入っていないのだ。

 同ドラマは、インスタントラーメンをこの世に生み出した日清食品の創業者・安藤百福(ももふく)氏と、その妻・仁子(まさこ)氏の半生をモデルにした作品。何度も失敗しては、どん底から立ち上がる“敗者復活戦” を繰り返した末、世紀の大発明へとたどり着くという、二人の人生大逆転の成功物語だ。

 ヒロイン・今井福子役に安藤、その夫・立花萬平役には長谷川博己の起用が決まっていたが、新たにヒロインの家族のキャストが決まった。

 福子は三人姉妹の末っ子で、長女(上の姉)・咲役は内田有紀、次女(下の姉)・克子役は松下奈緒、母・鈴役は松坂慶子が務める。さらに、咲の婚約者・小野塚真一役には大谷亮平が、克子の夫・香田忠彦役には要潤がキャスティングされた。

 むろん、この先、ヒロインの夫・萬平の家族や、二人を取り巻く人々を演じるキャストが発表されることになるが、現時点で若手キャストはゼロ。韓国からの逆輸入俳優となる大谷は、国内ではブレークしたばかりだが、年齢的にはすでに30代後半で、“若手”と呼ぶには、いささか語弊がある。

「従来の朝ドラは、10代から20代前半のフレッシュな女優がヒロインを務めるため、その家族や、幼なじみ、同級生などの役で、多くの若手が起用されるのが通例。そこから新たなスターが生まれるのが、朝ドラの醍醐味であり、見どころのひとつでもあります。しかし、『まんぷく』では、ヒロインの安藤が32歳、夫役の長谷川が41歳であるため、若手をどこに配するかが難しい。今後の追加キャストで、若手の名が出てくることになるでしょうが、重要な役どころでは起用しづらいですね」(テレビ誌関係者)

 ヒロインのみならず、朝ドラをきっかけに、多くの若手がブレークを果たしていった。朝ドラは高視聴率をキープしているだけに、テレビ業界では、「朝ドラに出れば売れる!」とのジンクスが確立している。そのため、有力芸能事務所は、朝ドラに期待の若手を送り込むのに躍起だ。現在放送中の『わろてんか』では、主人公・てん役の葵わかなをはじめ、広瀬アリス、徳永えり、水上京香らがブレークした。

 ヒロインと、その相手役が、朝ドラでは異例の“高年齢”となる『まんぷく』。若手の台頭があるかどうかとなると疑問が残るが、演技力抜群の安藤と長谷川のコンビだけに“本格派”のドラマを見せてくれることを期待したい。
(文=田中七男)

“忘れ去られかけた女優”橋本愛、『西郷どん』出演も「不吉な嫁」役で話題にならず?

 NHK大河ドラマ『西郷どん』(鈴木亮平主演/日曜午後8時~)の第7話が2月19日に放送され、視聴率は14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前週から、0.8ポイント落とし、第3話の14.2%に次ぐ、自己ワースト2位の数字に終わった。

 第7話は、主人公・吉之助(鈴木)の祖父・龍右衛門(大村崑)が死去。母・満佐(松坂慶子)は、吉之助の嫁取りを急かすが、藩主・斉彬(渡辺謙)に伴って江戸に行きたいと願う吉之助は、結婚を拒む。だが吉之助は、父・吉兵衛(風間杜夫)から母が死病を患っていると聞かされ、伊集院家より須賀(橋本愛)を嫁にもらうことに。須賀は不器用で無愛想であるものの、酒の飲みっぷりはいい嫁だった。そんな中、大山(北村有起哉)と俊斎(高橋光臣)の江戸行きが決まり、吉之助は人選から落ちたことを知る。さらに、父が突然死を遂げ、病に伏せっていた母は、吉之助の背中におぶられた状態で息を引き取り、一気に3人の家族が亡くなってしまう……という展開だった。

 同話の最大の売りは、“あまちゃん女優”橋本の初登場だったが、残念ながら視聴率にはつながらなかった。同時間帯で、小平奈緒が出場した平昌五輪「スピードスケート女子500メートル決勝」がTBS系で放送され、21.4%の高視聴率を獲得した影響もあったようだが、『西郷どん』はまだ始まったばかり。序盤で15%割れとは、さびしい数字だ。

 橋本は社会現象をも巻き起こしたNHK連続ドラマ小説『あまちゃん』(2013年前期)で、主人公・天野アキ(能年玲奈=現・のん)の親友・足立ユイ役を演じて大ブレークを果たした。しかし、その後は映画に軸足を置いたため、ドラマ出演は14年7月期『若者たち2014』(フジテレビ系)以来、実に3年5カ月ぶり。お茶の間では、“忘れ去られかけた女優”になっていた。

「橋本は、来年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』への出演は大々的に報道されましたが、『西郷どん』への出演は、あまり周知されておらず、気の毒な面はありました。ネット上では、『おかえり!』といった歓喜の声も上がったものの、役柄上、隣人から“不吉な嫁”となじられ、早々に吉之助とは離縁へと向かうため、出演するのは第7話と第8話の2回のみであるのは残念なところです。来年の大河ドラマにつなげるためにも、それまでにもう1本くらいドラマに出てほしいものですね」(テレビ誌関係者)

 第7話では、第5話で初登場した島津家の姫・於一(北川景子)が再び登場。斉彬の養女となり、嫁入りのため、江戸に行くことになった。第8話から本格的に出演するだけに、“北川効果”に期待したいところ。

 また、追加キャストとして、松田翔太、風間俊介、泉ピン子、町田啓太、内田有紀、玉山鉄二、柄本明、ハリセンボン・近藤春菜、遠藤憲一、笑福亭鶴瓶ら、そうそうたるメンバーが決まった。視聴率が伸び悩んでいるだけに、ここから先、巻き返しを図ってほしいものだ。
(田中七男)

“忘れ去られかけた女優”橋本愛、『西郷どん』出演も「不吉な嫁」役で話題にならず?

 NHK大河ドラマ『西郷どん』(鈴木亮平主演/日曜午後8時~)の第7話が2月19日に放送され、視聴率は14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前週から、0.8ポイント落とし、第3話の14.2%に次ぐ、自己ワースト2位の数字に終わった。

 第7話は、主人公・吉之助(鈴木)の祖父・龍右衛門(大村崑)が死去。母・満佐(松坂慶子)は、吉之助の嫁取りを急かすが、藩主・斉彬(渡辺謙)に伴って江戸に行きたいと願う吉之助は、結婚を拒む。だが吉之助は、父・吉兵衛(風間杜夫)から母が死病を患っていると聞かされ、伊集院家より須賀(橋本愛)を嫁にもらうことに。須賀は不器用で無愛想であるものの、酒の飲みっぷりはいい嫁だった。そんな中、大山(北村有起哉)と俊斎(高橋光臣)の江戸行きが決まり、吉之助は人選から落ちたことを知る。さらに、父が突然死を遂げ、病に伏せっていた母は、吉之助の背中におぶられた状態で息を引き取り、一気に3人の家族が亡くなってしまう……という展開だった。

 同話の最大の売りは、“あまちゃん女優”橋本の初登場だったが、残念ながら視聴率にはつながらなかった。同時間帯で、小平奈緒が出場した平昌五輪「スピードスケート女子500メートル決勝」がTBS系で放送され、21.4%の高視聴率を獲得した影響もあったようだが、『西郷どん』はまだ始まったばかり。序盤で15%割れとは、さびしい数字だ。

 橋本は社会現象をも巻き起こしたNHK連続ドラマ小説『あまちゃん』(2013年前期)で、主人公・天野アキ(能年玲奈=現・のん)の親友・足立ユイ役を演じて大ブレークを果たした。しかし、その後は映画に軸足を置いたため、ドラマ出演は14年7月期『若者たち2014』(フジテレビ系)以来、実に3年5カ月ぶり。お茶の間では、“忘れ去られかけた女優”になっていた。

「橋本は、来年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』への出演は大々的に報道されましたが、『西郷どん』への出演は、あまり周知されておらず、気の毒な面はありました。ネット上では、『おかえり!』といった歓喜の声も上がったものの、役柄上、隣人から“不吉な嫁”となじられ、早々に吉之助とは離縁へと向かうため、出演するのは第7話と第8話の2回のみであるのは残念なところです。来年の大河ドラマにつなげるためにも、それまでにもう1本くらいドラマに出てほしいものですね」(テレビ誌関係者)

 第7話では、第5話で初登場した島津家の姫・於一(北川景子)が再び登場。斉彬の養女となり、嫁入りのため、江戸に行くことになった。第8話から本格的に出演するだけに、“北川効果”に期待したいところ。

 また、追加キャストとして、松田翔太、風間俊介、泉ピン子、町田啓太、内田有紀、玉山鉄二、柄本明、ハリセンボン・近藤春菜、遠藤憲一、笑福亭鶴瓶ら、そうそうたるメンバーが決まった。視聴率が伸び悩んでいるだけに、ここから先、巻き返しを図ってほしいものだ。
(田中七男)

能年玲奈、波瑠、国仲涼子が根強い人気! 芳根京子、高畑充希は“不人気”……「好きな朝ドラヒロイン」ランキング

 1961年4月に、『娘と私』(北沢彪主演)で放送開始した、NHK連続ドラマ小説は、来年4月スタートの『夏空-なつぞら-』(広瀬すず主演)で区切りの100作目を迎える。そこで、オリコンスタイルが「好きな朝ドラヒロイン」を調査したところ、2013年前期『あまちゃん』の能年玲奈(現・のん)が圧倒的な強さで1位となった。

 当然、近年にオンエアされた作品のヒロインが、視聴者の記憶に新しいため、絶対的に有利。だが、『あまちゃん』は放送終了から、すでに4年5カ月もたっているだけに、その人気は不動のもののようだ。

 同ランキングは、2月2日から6日にかけて、全国の10代から50代のオリコンモニターを対象に調査したもの。能年は全世代で1位をマークし、得票率は20.9%で、断トツだった。

『あまちゃん』は、「じぇじゃじぇ」が流行語となり、ロケ地の岩手県久慈市に観光客が殺到するなどの社会現象を巻き起こし、性別や世代を問わず、愛された。平均視聴率は20.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、それほど高くはなかったが、当時は朝ドラ低迷期。同作をきっかけに朝ドラを見る層がグッと増え、その後の高視聴率につながっただけに、NHKへの貢献度は絶大なもの。ここから、能年のみならず、橋本愛、福士蒼汰、松岡茉優、有村架純らがブレークし、有望な若手を数多く輩出した。

 その後、能年は当時の所属事務所(レプロエンタテインメント)の方針で、ドラマ出演をセーブし、映画に軸足を置いたが、独立騒動が浮上し、事実上の休業状態に陥った。16年7月にレプロとの契約が終了したとして、個人事務所を設立したが、業界からは干されたままで、いまだ大きな表舞台には立てず。折しも、来年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』は、『あまちゃん』の宮藤官九郎氏が脚本を担当。橋本、勝地涼、ピエール瀧、杉本哲太、松尾スズキらの『あまちゃん』勢が多数キャスティングされているだけに、能年のサプライズ出演に期待したいものだが……。

 2位には、15年後期『あさが来た』の波瑠が11.2%を獲得して入った。同作は23.5%の高視聴率をマークし、全世代から高い支持を受けた。波瑠は演技力が評価されており、その後の活躍ぶりもうなずけるところ。

 3位には、前作『ひよっこ』(17年前期)の有村架純が10.2%でランクイン。終わって間もない作品とあって、これは当然の結果といえそう。有村は『あまちゃん』に出演し、朝ドラの視聴者層にはおなじみ。すでに民放ドラマや映画で主演を張った実績があり、『NHK紅白歌合戦』では16、17年と2年連続で紅組の司会を務めているだけに、票も伸びたようだ。

 4位には、01年前期『ちゅらさん』の国仲涼子(6.8%)が入った。同作は17年も前の作品だけに、その人気は相当根強いものだ。朝ドラ史上、まれにみる大ヒット作で、続編が第4弾まで放送され、国仲はまさに“国民的ヒロイン”となった。『ちゅらさん』のイメージが強すぎたためか、朝ドラ後、大成したとはいいがたいのが残念なところ。14年12月に向井理と結婚し、15年9月に第1子を出産。いったんは芸能界に復帰したが、昨年9月に第2子妊娠を発表し、再び産休に入った。いまだにこれだけの支持を受けているだけに、子育てがひと段落したら、本格復帰を願いたいものだ。

 以下、5位=13年後期『ごちそうさん』・杏(6.1%)、6位=12年前期『梅ちゃん先生』・堀北真希(5.2%)、7位=15年前期『まれ』・土屋太鳳(3.6%)、8位=16年前期『とと姉ちゃん』・高畑充希(3.2%)、9位=14年前期『花子とアン』・吉高由里子(3.1%)、10位=16年後期『べっぴんさん』・芳根京子(2.4%)の順。『あまちゃん』以降に限ると、14年後期『マッサン』のシャーロット・ケイト・フォックスのみが、トップ10から外れた。

 放送から年数がたった作品のヒロインは、下位になっても致し方ないが、前々作の芳根、その前の高畑がこの位置にいるのは、“不人気”ということなのだろう。高畑の『とと姉ちゃん』は、視聴率的には、単話での20%割れが2回だけと安定し、平均22.8%と高視聴率を記録した。だが、実際のところ、その前作『あさが来た』がよかったため、“視聴習慣”がしっかりできていて、その恩恵を受けたのかもしれない。芳根が演じたヒロインは、朝ドラでは珍しいお嬢様で、ほとんど苦労せずに事業で成功。視聴者も感情移入しづらく、終盤はネタ切れで内容も薄く、不評だったのが響いたのか・・・・・・。

 これまで、朝ドラでは、数多くの大女優を生み出した。その一方で、朝ドラ以降、伸び悩んだヒロインも多数存在する。現在放送中の『わろてんか』の葵わかなを含め、今後もヒロインたちの活躍ぶりを注視していきたい。
(文=田中七男)

次々期朝ドラ『まんぷく』、安藤サクラと長谷川博己のコンビに決定! “フレッシュ感ゼロ”のキャスティングに潜む裏事情

 10月1日に放送開始する次々期NHK連続ドラマ小説『まんぷく』のメインキャストが、安藤サクラと長谷川博己に決定し、朝ドラファンを驚かせている。

 というのは、朝ドラのヒロインには若手が抜擢されるのが通例で、すでに30歳を過ぎ、昨年6月には第1子となる女児を出産した安藤が起用されるのは、異例だからだ。NHKによると、“ママさんヒロイン”は史上初だという。

『まんぷく』はインスタントラーメンを生み出した日清食品創業者の安藤百福さん、仁子さん夫婦の半生をモデルにした作品。戦前から高度経済成長時代にかけて、大阪で懸命に生き抜いた夫婦の成功物語だ。安藤は立花福子役、長谷川は萬平役を演じる。

 安藤の代表作は、映画『かぞくのくに』(2012年)、『0.5ミリ』(14年)、『百円の恋』(14年)などで、「第55回ブルーリボン賞」(12年度)、「第57回ブルーリボン賞」(14年度)で主演女優賞、「第38回日本アカデミー賞」(同)で優秀主演女優賞、「第39回日本アカデミー賞」(15年度)で最優秀主演女優賞を受賞するなど、その演技力は折り紙付き。

 出産後、当面は仕事をセーブして、育児に専念する意向だったというが、家族の後押しで、オファーを受ける決断に至った。安藤は、過去に何度も朝ドラのヒロインオーディションに応募しながら、落選した経験があり、朝ドラには特別な思い入れがあったようだ。

 安藤の相手役を務める長谷川は40歳。朝ドラではヒロインのみならず、パートナーも若手俳優が起用されることが多い。近年では、福士蒼汰、東出昌大、鈴木亮平、山崎賢人らが朝ドラをステップにブレークを果たした。『あさが来た』(15年後期)での波瑠と玉木宏の“年齢差”が大きいコンビはあるが、メインキャストが二人とも、すでに相応のキャリアを積んだ成熟した役者が起用されるのは異例のケースとなる。

 安藤と長谷川のコンビでは、正直フレッシュ感がまるでなく、従来の朝ドラのイメージとはかけ離れてしまう。それがわかっていながら、なぜこういったキャスティングになったのだろうか?

「『まんぷく』は朝ドラ99作目。区切りとなる100作目の『夏空-なつぞら-』(広瀬すず主演)に、いい形でつなげたいのでしょう。そのためには、高視聴率で終える必要があります。演技力のある安藤と長谷川なら、『おもしろい作品になるだろう』という期待感は高まります。脚本も、NHK大河ドラマ『龍馬伝』、『HERO』『ガリレオ』(いずれもフジテレビ系)、『DOCTORS~最強の名医~』(テレビ朝日系)などを手掛けたヒットメーカー・福田靖氏が担当し、万全の体勢を取っています。現在放送中の『わろてんか』(葵わかな主演)は、この先大崩れしなければ、なんとか平均視聴率20%を超えられそうです。次作『半分、青い。』は、葵同様、ほとんど無名の永野芽郁がヒロインで、視聴率が不安視されますが、そこは相手役に佐藤健を起用してカバーしようとしています。『あまちゃん』(13年前期)以降、高視聴率が続いている朝ドラだけに、“視聴率至上主義”に走っているのでしょうね」(テレビ誌関係者)

 朝ドラといえば、フレッシュな若手ヒロインが奮闘する姿を見るのが定番となっていたが、そのイメージを脱却した作品となる『まんぷく』は、果たしてヒットするのか? 高い評価を得られるようだと、その後の広瀬がやりづらくなりそうだ。
(文=田中七男)

松坂桃李は“疫病神”だった!? NHK朝ドラ『わろてんか』、藤吉の死後、視聴率急上昇!

 今年に入ってから、視聴率が伸び悩んでいたNHK連続ドラマ小説『わろてんか』(月~土曜午前8時~)が、第18週(1月29日~2月3日)から急上昇してきた。折しも、第17週(1月22日~27日)で、主人公のてん(葵わかな)の夫・藤吉(松坂桃李)が亡くなったが、“藤吉ロス”どころか、停滞していた視聴率が上がったのだから、またぞろ「松坂は疫病神だった」とも言われそうだ。

 同ドラマの週間平均視聴率は、第1週20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタートしたが、第2週19.4%、第3週18.8%と大台を割った。しかし、その後は、第4週20.4%、第5週20.0%、第6週20.0%、第7週20.5%と安定。第8週は19.6%と落としたが、第9週は20.2%と戻した。以後、第10週20.0%、第11週20.5%、第12週20.2%、第13週20.1%と、大台をキープしていた。

 ところが、3回の放送だった年明けの第14週は、週平均18.4%と自己最低を記録。第15週では第80話(1月8日)で単話ワーストの16.6%まで落ち込み、週平均は19.4%。その後も第16週20.2%、第17週19.9%と大台を割ることが多くなっていた。藤吉が亡くなった第97話(同27日)の放送回は18.1%と低調だった。

 その後、第18週からは、てんが藤吉の後を継いで、女興行師として奮闘。映画女優のリリコ(広瀬アリス)に白羽の矢を立て、女流漫才師を育てることにした。藤吉がいなくなった『わろてんか』は、同29日から2月2日まで5日連続20%超えを果たすなど好調をキープ。週平均は21.0%で、第1週の20.8%を抜いて、自己最高をマークした。

「物語の中心が、中盤から藤吉がいかにして、北村笑店の事業を拡大したかになってしまい、主人公が誰なのかわからなくなった感がありました。藤吉が亡くなる直前は、完全にネタ切れになって、視聴者の関心が薄れたのは当然かも。ところが、本来の主人公であるてんがメインストーリーに戻って、『女興行師として、どう成功するか?』に焦点が変わり、視聴者の興味も盛り返したのではないでしょうか」(テレビ誌関係者)

 ヒロインを演じる葵のネームバリューが乏しいため、それをカバーすべく起用されたのが、松坂だったはず。だが、いなくなって視聴率がアップするというのは、朝ドラならではの独特な現象といってよさそう。残るは、あと2カ月弱。葵には、なんとか全話平均20%を超えられるよう踏ん張ってほしいものだ……。
(文=田中七男)

“悲劇の朝ドラヒロイン”夏菜の大逆襲!? 「損して得した」5年間の遠回り

 今回取り上げるのは、女優の夏菜。2012年度下半期の朝ドラ『純と愛』(NHK)でヒロインを務めたが、今やバラエティで見かけることのほうが多い。

 例えば、1月16日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)。埼玉県出身の彼女が、千葉県出身の小島瑠璃子と地元をめぐってバトルしていたのだが、「埼玉に行かずに一生終えられる」というこじるりの暴言に、「ピーナッツ食ってろ!」と反撃していた。

 

■「朝ドラヒロインは売れる」という定説を覆した異色の女優

 

 夏菜の人生は、波乱に満ちている。『純と愛』以外で、これまで主演したドラマはたった2本。1本は、13年の『世にも奇妙な物語’13秋の特別編』(フジテレビ系)。もう1本は去年、民放連ドラ初主演となった『ハケンのキャバ嬢・彩華』(朝日放送・AbemaTV)。これは深夜ドラマだ。

 ちなみに15年、西内まりや主演のドラマ『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)に、客室係としてレギュラー出演していた夏菜。ところが彼女に割り当てられたセリフは、「お荷物お預かりしました」「おかえりなさいませ」「私もそう思います」といった二言、三言だけだった。寡黙な役柄だったこともあるが、当時は「朝ドラヒロイン」の末路を見た気がした。

 女優としてのキャリアが進まなかった原因は、やはり『純と愛』の朝ドラらしからぬストーリーにあるだろう。母は認知症、父は水死、夫は昏睡状態、経営するホテルは全焼と、悲惨すぎる展開で賛否両論を巻き起こした。

 

■朝ドラ優等生 芳根・吉岡の暴落

 

 さて、そんな足踏みする夏菜を、ほかの朝ドラヒロインたちが猛スピードで追い抜いていった。

 例えば、2016年度下半期の『べっぴんさん』のヒロイン・芳根京子。現在、月9ドラマ『月海姫』(フジテレビ系)の主演を張っている。

 2015年度下半期の『あさが来た』の丸メガネ美女・田村宜役で注目を浴びた吉岡里帆も、今回、『きみが心に棲みついた』(TBS系)で連ドラ初主演を務めている。

 だが、その視聴率がすこぶる振るわないのだ。『月海姫』の初回からの数字は8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)→6.9%→5.9%と順調に下落。『きみ棲み』も第1話から3話まで9.4%→8.5%→8.4%と低空飛行。「朝ドラヒロイン」という肩書は、今や十字架としてのしかかる。

 

■ダウンタウン・松本も驚いた心の闇

 

 だが夏菜の場合、「朝ドラっぽくない」朝ドラに出たおかげで、良くも悪くも「朝ドラ女優」という呼び名に縛られることがなかった。それがうまく作用したのが、去年6月の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)への出演だった。

『純と愛』の時は、脚本家・遊川和彦氏が週に1回、撮影している大阪にやってきては「お前の技術はゼロだ!」などとダメ出しされ、号泣の日々を過ごしていたという。あまりのつらさに彼女はトイレに籠城し、出てこないときもあったとか。

 そんな夏菜が、大御所・ダウンタウンを前に、撮影時の鬱憤を爆発。「マジで毎日酒まみれ。飲まなきゃ、やってられなかった。マネジャーにも当たり散らしていた」などとぶちまけたのだ。これで風向きが変わった。

 テレビ業界で悪評が広まる速度は、意外と遅い。関係者が、その人と仕事している間は口をつぐむからだ。しかし良い評判というのは、常に人材を探している業界では、すぐに広まる。「夏菜が面白い」というウワサは、たちまち駆け巡った。

「朝ドラ史上最大の迷作の、史上最高のバッシングを喰らった悲劇のヒロイン」夏菜。

 最近出た『痛快TVスカッとジャパン』(同)では、悪女役を生き生きと演じていた。チョイ役を演じることが多い彼女だが、なんだかんだでキャリアは十分ある。もちろんバラエティを主戦場にするのもいいだろう。5年の遠回りを経て、ハガネのメンタルを身につけた朝ドラ“落第生”。その逆襲に、大いに期待したい。
(文=都築雄一郎)

◆「ズバッと!芸能人」過去記事はこちらから◆

瀬戸康史に負けてない!? 女装姿が「美しすぎる」志尊淳に“本格ブレーク”の予感……

 フジテレビ月9ドラマ『海月姫』での瀬戸康史の女装が話題を振りまいているが、それに負けず劣らずの女装姿で注目を集めているのが、若手イケメン俳優・志尊淳だ。

 志尊はプライム帯の連ドラ初主演となった、NHKドラマ10『女子的生活』で、アパレルメーカーに勤務する小川幹生(通称・みき)役で出演したが、美しすぎる女装姿を披露している。顔立ちが女性っぽく、身長も178センチと高めであるため、プロポーションも抜群。同ドラマでは、小芝風花、玉井詩織、玄理らと共演したが、ネット上では「共演女優を超える美しさ」といった声も見受けられるほどだ。

 残念ながら、同ドラマは26日で終了したが、志尊は日本テレビ系『トドメの接吻』にも出演中。同作では、主人公のナンバー1ホスト・堂島旺太郎(山崎賢人)の後輩ホストで、旺太郎への愛が報われないため、殺そうとする小山内和馬役を演じている。こちらも、独特の役柄で、同ドラマには欠かせない存在となっている。

 その志尊が、いよいよ本格ブレークを果たしそうな雰囲気になってきた。4月2日に放送開始するNHK連続ドラマ小説『半分、青い。』にレギュラー出演するのだ。志尊は、上京して少女漫画家を目指すヒロイン・楡野鈴愛(永野芽郁)の戦友で、売れっ子少女漫画家・秋風羽織(豊川悦司)のアシスタントを務める藤堂誠役を演じる。これまた、ゲイの美青年という特殊で演技力が問われる役柄だ。

 志尊は2011年に、舞台『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』で俳優デビュー。特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系/14年~15年)で主演を務めて脚光を浴びた。その後は、『表参道高校合唱部!』(TBS系/15年)、『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系/同年)、『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ系/16年)などに出演。昨年は舞台『春のめざめ』で主演に抜擢されたほか、『帝一の國』『覆面系ノイズ』など4本の映画に出演し、着実にキャリアを積んできた。

 朝ドラで存在感を発揮すれば、ヒロイン、脇役を問わず、その後、各テレビ局、映画界から引っ張りだことなるのが、ここ数年の“売れる”パターン。志尊もその流れに乗って、ブレークを果たしたいところだろう。
(文=田中七男)

朝ドラ俳優T、長身タレントN、CM出演のK… 若手イケメン芸能人に持ち上がるDV疑惑

 ここ数年、頻繁に目にするようになった有名人のDV疑惑。昨年末も格闘家のボブ・サップにDV被害を受けていたという女性が「週刊文春」(文藝春秋)で告発した。

「まだまだ有名人のDV疑惑は浮上してくるでしょう」と話すのは、ベテラン週刊誌記者だ。

「直接的な暴力はもちろんのこと、最近はモラハラも問題視されるようになり、告発される可能性がある有名人が増えているといいます。特に若手俳優に多いですね」(同)

“サディスト”と報じられたこともあるイケメン俳優・Iは、暴力とモラハラのダブル疑惑がある。

「有名女優と何人も交際してきたIですが、性的な意味で“サディスト”といわれており、かなり暴力的な行為に及ぶこともあるようです。さらに、相手を強い口調で言い負かすことに快感を覚えるとかで、交際女性に対してわざと口論をふっかけ、泣くまで罵り続けることもあるといわれています」

 イケメン俳優といえば、NHKの朝ドラにも出演し、人気を博した長身の俳優・Tもまた、DV疑惑が浮上している。

「渋めの声と抜群のスタイルで女性人気が高いTですが、その紳士的なイメージとは裏腹に、女性に対してはかなり高圧的で、カッとなりやすいタイプ。数々の有名女性芸能人と交際をしていますが、カッとなって思わず手が出てしまったということも少なくなかったようです」

 また、最近はあまりテレビで見かけなくなった、長身タレント・NもまたDV疑惑がある。

「日本中の話題となった離婚騒動では、不倫をした奥さんのほうが強烈なバッシングにあいましたが、実は不倫にいたる過程として、NのDVがあったともいわれています。Nは若い頃から喧嘩上等の不良で、相当ガラが悪かったようですからね。奥さんに対する追い詰め方もプロの手口でしたし……」

 そのほかにも、まだまだ芸能人によるDV疑惑のウワサは絶えない。

「消費者金融のCMにも出演しているKはかなり強引な形で女性を口説いているとか。交際相手に対するDVだけでなく、小出恵介のようなケースにならないかと心配もされています。あと、お笑い芸人のIやK、歌手のT、プロ野球選手のSらにDV疑惑があります」

 2018年はDV有名人のニュースが世間を騒がせることにならなければいいが……。

朝ドラ俳優T、長身タレントN、CM出演のK… 若手イケメン芸能人に持ち上がるDV疑惑

 ここ数年、頻繁に目にするようになった有名人のDV疑惑。昨年末も格闘家のボブ・サップにDV被害を受けていたという女性が「週刊文春」(文藝春秋)で告発した。

「まだまだ有名人のDV疑惑は浮上してくるでしょう」と話すのは、ベテラン週刊誌記者だ。

「直接的な暴力はもちろんのこと、最近はモラハラも問題視されるようになり、告発される可能性がある有名人が増えているといいます。特に若手俳優に多いですね」(同)

“サディスト”と報じられたこともあるイケメン俳優・Iは、暴力とモラハラのダブル疑惑がある。

「有名女優と何人も交際してきたIですが、性的な意味で“サディスト”といわれており、かなり暴力的な行為に及ぶこともあるようです。さらに、相手を強い口調で言い負かすことに快感を覚えるとかで、交際女性に対してわざと口論をふっかけ、泣くまで罵り続けることもあるといわれています」

 イケメン俳優といえば、NHKの朝ドラにも出演し、人気を博した長身の俳優・Tもまた、DV疑惑が浮上している。

「渋めの声と抜群のスタイルで女性人気が高いTですが、その紳士的なイメージとは裏腹に、女性に対してはかなり高圧的で、カッとなりやすいタイプ。数々の有名女性芸能人と交際をしていますが、カッとなって思わず手が出てしまったということも少なくなかったようです」

 また、最近はあまりテレビで見かけなくなった、長身タレント・NもまたDV疑惑がある。

「日本中の話題となった離婚騒動では、不倫をした奥さんのほうが強烈なバッシングにあいましたが、実は不倫にいたる過程として、NのDVがあったともいわれています。Nは若い頃から喧嘩上等の不良で、相当ガラが悪かったようですからね。奥さんに対する追い詰め方もプロの手口でしたし……」

 そのほかにも、まだまだ芸能人によるDV疑惑のウワサは絶えない。

「消費者金融のCMにも出演しているKはかなり強引な形で女性を口説いているとか。交際相手に対するDVだけでなく、小出恵介のようなケースにならないかと心配もされています。あと、お笑い芸人のIやK、歌手のT、プロ野球選手のSらにDV疑惑があります」

 2018年はDV有名人のニュースが世間を騒がせることにならなければいいが……。